JP2004318599A - 料金収受方法及び料金収受システム - Google Patents

料金収受方法及び料金収受システム Download PDF

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晶彦 菰田
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Abstract

【課題】安価なシステム構成により有料施設の利用料金を収受することができる料金収受方法及び料金収受システムを提供することにある。
【解決手段】入口固定局11及び出口固定局12は、車両10がゲートを通過した際に携帯電話13に対してゲート情報を送信する。このゲート情報を受信した携帯電話13は、ゲート情報を携帯電話13の通信機能を用いて送信する。ゲート情報を受信した料金算出サーバ15は、ゲート情報を記録装置16に記録された情報と照合することによって有料施設の利用料金を算出する。そして、携帯電話13の通信会社14が携帯電話13の所有者17から利用料金を徴収し、道路管理団体18に支払う。
【選択図】 図1

Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、例えば有料道路や駐車場等の有料施設の利用料金を収受する料金収受システム及び料金収受方法に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
近年、料金所での渋滞緩和等を目的としたETCシステムが実用化されている(例えば、特許文献1参照)。ETCシステムでは、車両が料金所を通行する際に、車載器と料金所に設置された路側機との間で双方向無線通信が行われることによりICカード内の情報が路側機に送信され、この情報に基づいて料金収受が行われる。
【0003】
【特許文献1】
特開2003−051088号公報(段落[0014]〜[0021],図1)
【0004】
【発明が解決しようとする課題】
しかし、ETCシステムにおいては、ゲート通過時に車載器と路側器との間で双方向無線通信を限られた領域内で行う必要があるため、車載器及び路側機には高速な通信処理が要求される。そのため、車載機の構成が複雑となり高価となっている。また、ETCシステムを利用する者が車載器を購入して車両内に設置するとともに、有料道路の利用料金を支払うためには指定されたクレジット会社と契約を行う必要があった。
【0005】
本発明は、こうした実情に鑑みてなされたものであり、その目的は、安価なシステム構成により有料施設の利用料金を収受することができる料金収受方法及び料金収受システムを提供することにある。
【0006】
【課題を解決するための手段】
上記の課題を解決するために、請求項1に記載の発明では、固定局からゲート情報が送信され、該ゲート情報を受信した携帯電話は前記ゲート情報を受信した時刻を示す時刻情報及び前記ゲート情報のうち少なくとも一方を該携帯電話の通信機能を用いて送信し、前記時刻情報及び前記ゲート情報のうち少なくとも一方を受信した料金算出手段が該受信した情報に基づいて有料施設の利用料金を算出し、前記携帯電話の通信会社が前記携帯電話の所有者から前記利用料金を徴収することを要旨とする。
【0007】
請求項2に記載の発明では、前記通信会社は、前記有料施設の利用料金を前記携帯電話による有料コンテンツ使用料または通話料と共に前記携帯電話の所有者から月単位で徴収し、その料金徴収の明細書と共に前記有料施設の利用の詳細を送付することを要旨とする。
【0008】
請求項3に記載の発明では、ゲート情報を送信する固定局と、前記ゲート情報を受信し、該ゲート情報を受信した時刻を示す時刻情報及び該ゲート情報のうち少なくとも一方を送信する携帯電話と、前記携帯電話から送信される前記時刻情報及び前記ゲート情報のうち少なくとも一方に基づいて有料施設の利用料金を算出する料金算出手段とを備えたことを要旨とする。
【0009】
請求項4に記載の発明では、前記ゲート情報は、前記携帯電話が認識可能なコードにコード化されていることを要旨とする。
請求項5に記載の発明では、前記有料施設には少なくとも一つのゲートが設けられ、該ゲートに前記固定局が設けられていることを要旨とする。
【0010】
請求項6に記載の発明では、前記有料施設には該施設の利用開始時に通過する第1のゲートと、該施設の利用終了時に通過する第2のゲートとが設けられ、前記固定局は前記第1のゲートと第2のゲートとに設けられ、前記携帯電話は前記第1のゲートから送信される第1のゲート情報と前記第2のゲートから送信される第2のゲート情報とをそれぞれ転送し、前記料金算出手段は前記第1及び第2のゲート情報に基づいて前記有料施設の利用料金を算出することを要旨とする。
【0011】
請求項7に記載の発明では、前記有料施設は、車両が走行または駐車することによって利用される施設であることを要旨とする。
請求項8に記載の発明では、前記車両のナンバープレートを撮影し、撮影した画像に基づいて該車両の車種コードを取得する画像処理装置を備え、前記固定局は、前記車両が前記第1のゲートまたは前記第2のゲートを通過した際に前記画像処理装置を作動させて前記車種コードを取得し、該車種コードを含む前記ゲート情報を送信し、前記料金算出手段は、前記ゲート情報に含まれる前記車種コードに基づいて車種に応じた利用料金を算出することを要旨とする。
【0012】
以下、本発明の作用について説明する。
請求項1及び請求項3に記載の発明によると、携帯電話を用いて有料施設の利用料金を徴収することができる。このため、例えばETCシステムにおける車載器等のように専用の装置を購入する必要がない。また、固定局と携帯電話との間は一方向の通信であるため、固定局には高速な通信処理が要求されず、受信回路が不要となるため双方向無線通信を行う場合に比較して固定局の構成が簡単になる。従って、固定局の製造コストを削減でき、安価なシステム構成によって有料施設の利用料金を徴収することができる。
【0013】
請求項2に記載の発明によると、有料施設を利用した場合、有料施設の利用料金が有料コンテンツ使用料または通話料と共に月単位で通信会社から請求される。そのため、ETCシステムのように、指定されたクレジット会社と新たに契約を締結する必要がない。また、利用料金は月単位で請求されるため、有料施設を利用する度に利用料金が請求される場合に比較して支払いの煩わしさがない。しかも、携帯電話料金徴収の明細書と共に施設の利用料金の詳細が送付されるため、有料施設の利用者は利用履歴を容易に確認することができる。
【0014】
請求項4に記載の発明によると、ゲート情報は携帯電話が認識可能なコードにコード化されているため、携帯電話でゲート情報を扱うことが容易になる。また、携帯電話にゲート情報を認識するための機能を追加する必要がないため、携帯電話の製造コストを抑制することができる。
【0015】
請求項5に記載の発明によると、有料施設には少なくとも一つのゲートが設けられる。例えば、有料施設の利用料金が定額の場合には、所定位置(車両が必ず通過する位置)に一つのゲートが設けられ、このゲートに設けられた固定局から送信されるゲート情報に基づいて料金算出手段は利用料金を算出することができる。従って、固定局の製造コストを削減でき、安価なシステム構成によって有料施設の利用料金を徴収することができる。
【0016】
請求項6に記載の発明によると、有料施設の利用開始時に通過する第1のゲート及び利用終了時に通過する第2のゲートにそれぞれ固定局が設けられる。このため、有料施設の使用時間や距離、使用回数に応じた料金を徴収することができる。
【0017】
請求項7に記載の発明によると、安価なシステム構成によって有料道路や有料駐車場の利用料金を徴収することができる。
請求項8に記載の発明によると、画像処理装置により車両の車種コードが特定され、この車種コードが携帯機を介して料金算出手段に送信される。このため、料金算出手段は、車種コードに応じた有料施設の利用料金を算出することができる。従って、車種別に異なる料金体系であっても車種コードに応じた有料施設の利用料金を徴収できる。
【0018】
【発明の実施の形態】
以下、本発明を有料道路における料金収受システムに適用した一実施形態を図1に従って説明する。
【0019】
図1に示す料金収受システム1において、有料道路2には、車両10が進入する際に通過する入口ゲート(第1のゲート)に入口固定局11、車両10が退出する際に通過する出口ゲート(第2のゲート)に出口固定局12が設けられている。入口固定局11及び出口固定局12には、各固定局に固有の固定局コードが割り当てられている。
【0020】
入口固定局11は、画像処理装置11aを備えており、該画像処理装置11aは入口ゲートに進入した車両10のナンバープレートを撮影し、撮影した画像から車種コードを認識する。入口固定局11は、車種コードと固定局コードとを含む入口ゲート情報(第1のゲート情報)を生成し、携帯電話13が特定可能なコードにコード化した後、携帯電話13で使用する周波数帯の電波に変調して送信する。
【0021】
同様に、出口固定局12は、画像処理装置12aにて撮影した画像から車両10の車種コードを認識し、該車種コードと固定局コードとを含む出口ゲート情報(第2のゲート情報)を生成し、該出口ゲート情報を送信する。
【0022】
車両10室内の携帯電話13は、入口固定局11から送信される入口ゲート情報を受信する。このとき、携帯電話13は、着信音を吹鳴するとともに、携帯電話13の通信機能(例えばメール機能)を利用して入口ゲート情報を通信会社14に転送する。この転送するデータには、携帯電話13を特定する識別情報が含まれる。
【0023】
携帯電話13の通信会社14には、料金算出手段としての料金算出サーバ15及び記録装置16が設置されている。記録装置16には、携帯電話13の所有者の情報(氏名、住所、料金支払方法、等)が記録されている。更に、記録装置16には、固定局コードと、車種コードと、固定局コード及び車種コードに基づいて設定された通行料金(以下、これら記録されたデータを「登録データ」という)とが予め記録されている。料金算出サーバ15は、受信した入口ゲート情報から入口ゲートの固定局コード及び車種コードを抽出し記録装置16に記録する。
【0024】
また、携帯電話13は、出口固定局12から送信される出口ゲート情報を受信すると、着信音を吹鳴するとともに、携帯電話13の通信機能を利用して出口ゲート情報を通信会社14に転送する。なお、携帯電話13が入口ゲート情報または出口ゲート情報を受信した際に吹鳴する着信音は、電話の着信やメールの着信で使用される着信音とは異なり、かつ規格統一されていることが好ましい。
【0025】
通信会社14の料金算出サーバ15は、携帯電話13から送信される出口ゲート情報を受信すると、この出口ゲート情報から出口ゲートの固定局コード及び車種コードを抽出する。そして、料金算出サーバ15は、入口ゲートの固定局コード及び出口ゲートの固定局コードを記録装置16の登録データと照合し、車両10が走行した区間(ゲート間距離)を判定する。次に、料金算出サーバ15は、入口ゲート情報または出口ゲート情報に含まれる車種コードに基づいて当該区間における車両10の利用料金を算出する。
【0026】
通信会社14のコンピュータは、携帯電話13から受信したデータに含まれる識別情報に基づいて該携帯電話13の所有者を特定し、上記の算出した有料道路の利用料金を有料コンテンツや通話料の利用料金の請求とともに携帯電話13の所有者17に対して月単位で請求する。ただし、携帯電話13の所有者17が口座引き落としの契約を通信会社14との間で締結している場合には、指定口座から利用料金が月単位で引き落とされる。また、携帯電話13の料金徴収の明細書には、有料道路2の利用年月日、入口ゲートや出口ゲートの情報、車種コード等が記載される。
【0027】
通信会社14は、携帯電話13の所有者17から徴収した利用料金を、有料道路2を管理運営する道路管理団体18に支払う。
上記実施形態によれば、以下のような効果を得ることができる。
【0028】
(1)入口固定局11の入口ゲート情報と出口固定局12の出口ゲート情報とが携帯電話13を介して通信会社14に送信され、これらゲート情報が記録装置16の登録データと照合されることで、車両10が走行した区間の利用料金が算出される。そして、通信会社14が道路管理団体18に代わって利用料金を徴収する。このように、道路管理団体18は、車載器等の専用装置を用いることなく、安価なシステム構成により有料道路2の利用料金を収受することができる。
【0029】
(2)入口固定局11及び出口固定局12が携帯電話13に対して送信する固定局コードは、入口固定局11及び出口固定局12のそれぞれに固有のものである。このため、入口固定局11及び出口固定局12は、互いにデータを共有する必要がなく、ETCシステムのように固定局間でネットワークを形成する必要がない。従って、料金収受システム1の導入費用を抑制でき、一層安価なシステム構成により有料道路2の利用料金を収受することができる。
【0030】
(3)入口固定局11及び出口固定局12と携帯電話13との間は、一方向の通信であるため、入口固定局11及び出口固定局12には受信回路が不要となる。このため、車両の専用車載器と固定局との間で双方向無線通信を行う場合に比較して入口固定局11及び出口固定局12の構成が簡単になる。具体的には、入口固定局11及び出口固定局12と携帯電話13との間は一方向の通信であることから、固定局には高速な通信処理が要求されない。また、携帯電話13から入口固定局11及び出口固定局12に対して個人情報等が送信されることがないので、入口固定局11及び出口固定局12が暗号化機能や復号化機能を備える必要がない。従って、固定局の製造コストを削減でき、一層安価なシステム構成により有料道路2の利用料金を収受することができる。
【0031】
(4)携帯電話13は、入口固定局11または出口固定局12から送信されるゲート情報を受信すると、自動的(所有者のボタン等の操作なし)に受信したゲート情報を通信会社14に転送する。従って、携帯電話13の所有者17は、有料道路2を利用する際に何ら携帯電話13を操作する必要がないため、操作の煩わしさ無く、料金収受システム1の利便性が向上する。
【0032】
(5)携帯電話13の所有者17は、有料道路2を利用した場合、有料道路2の利用料金が有料コンテンツ使用料または通話料とともに月単位で請求される。所有者17は、ETCシステムにおけるように、指定されたクレジット会社と新たな契約をする必要がないため、有料道路2を利用するに際して煩雑な手続を行う必要がない。また、利用料金の請求が月単位で行われることから、有料道路2を利用する度に利用料金を請求される場合に比較して、料金収受システム1の利便性が向上する。
【0033】
(6)携帯電話13の料金徴収の明細書には、有料道路2の利用年月日、入口ゲートや出口ゲートの情報、車種コード等が記載されている。従って、所有者17は利用履歴を容易に確認することができる。
【0034】
(7)ゲート情報は携帯電話13が認識可能なコードにコード化されているため、携帯電話13でゲート情報を扱うことが容易になる。また、携帯電話13にゲート情報を認識するための機能を追加する必要がない。
【0035】
(8)入口固定局11は、画像処理装置を備え、車両10が入口ゲートを通過した際に、固定局コードに加えて車種コードも送信する。このため、料金算出サーバ15において、車種に応じた利用料金を確実に算出することができる。従って、道路管理団体18は、車種に応じた利用料金を確実に収受することができる。
【0036】
(9)携帯電話13は、ゲート情報を受信した際には着信音を吹鳴させる。従って、所有者17は、入口固定局11または出口固定局12から携帯電話13にゲート情報の送信が正常に行われたことを容易に確認できる。また、ゲート情報を受信した際に携帯電話13が吹鳴する着信音を、電話の着信やメールの着信で使用される着信音と異なるようにし、かつ規格統一することにより、所有者17は、入口固定局11または出口固定局12から携帯電話13にゲート情報の送信が正常に行われたことを確実に確認することができる。
【0037】
なお、上記実施形態は以下のように変更してもよい。
○本実施形態においては、入口固定局11から車種コードを含む入口ゲート情報を送信することで、車種に応じた利用料金を徴収できるようにしていた。しかし、入口固定局11は固定局コードのみを含む入口ゲート情報を送信するようにしてもよい。例えば、車種に関係なく利用料金が設定されている有料道路においては、このようにすれば入口固定局11と出口固定局12の構成が簡単になり、入口固定局11及び出口固定局12の製造コストを抑制することができる。
【0038】
○本実施形態においては、有料道路2の入口ゲートに入口固定局11が、出口ゲートに出口固定局12がそれぞれ設置されていた。しかし、有料道路2には1つ又は車両の通過する区間に応じて複数の固定局を設置してもよい。例えば、利用料金が定額である有料道路においては、所定位置(車両が必ず通過する位置)に固定局が設置されてもよい。この場合、記録装置16にはゲート情報に応じた定額の利用料金が記録され、携帯電話13からゲート情報を受信した時点で料金算出サーバ15は利用料金を算出できる。また、出口固定局12を設置する必要がないため、料金収受システム1の導入コストを一層抑制することができる。
【0039】
○本発明は、有料駐車場における利用料金の収受に適用されてもよい。この場合、有料駐車場の入口ゲートに入口固定局11が、出口ゲートに出口固定局12がそれぞれ設置される。また、記録装置16には、各有料駐車場に割り当てられる固有の施設特定コードと、この施設特定コードに対応した所定時間当たりの駐車料金(これら情報を「駐車場登録データ」という)が予め記録される。そして、車両10が入口ゲートを通過する際に、入口固定局11は施設特定コードを含む入口(入庫)ゲート情報を生成して送信する。携帯電話13は、入口固定局11から送信される入口ゲート情報を受信すると、入口ゲート情報を受信した時刻、すなわち入庫した時刻を着信履歴から求め、この入庫した時刻の情報(入庫時刻情報)と入口ゲート情報とを通信会社14に送信する。料金算出サーバ15は、入口ゲート情報を受信すると、入庫時刻情報と入口ゲート情報とを記録装置16に記録する。
【0040】
車両10が出口ゲートを通過する際、出口固定局12は、車両10が出口ゲートを通過した時間を含む出口(出庫)ゲート情報を生成して送信する。携帯電話13は、出口固定局12から送信される出口ゲート情報を受信すると、出口ゲート情報を受信した時刻、すなわち出庫した時刻を着信履歴から求め、この出庫した時刻の情報(出庫時刻情報)と出口ゲート情報とを通信会社14に送信する。料金算出サーバ15は、出庫時刻情報と出口ゲート情報とを受信すると、出庫時刻情報と入庫時刻情報との差分から駐車時間を算出し、駐車時間及び施設特定コードを記録装置16の駐車場登録データと照会して有料駐車場の利用料金を算出する。そして、通信会社14が携帯電話13の所有者17から徴収した料金は、有料駐車場を管理する駐車場管理団体に支払われる。
【0041】
このようにすれば、駐車場管理団体は、携帯電話13を用いて有料駐車場の利用料金を徴収することができると共に、入口ゲート情報または出口ゲート情報を利用することによって入庫/出庫状況を把握することができる。つまり、満車/空車などの管理を簡単に行うことができる。
【0042】
○本実施形態においては、携帯電話13の料金徴収の明細書には、有料道路2の利用年月日、入口ゲートや出口ゲートの情報、車種コード等の利用の詳細が記載されていた。しかし、料金徴収の明細書とは別の用紙に利用の詳細が記載され、料金徴収の明細書と共に所有者17に送付されてもよい。
【0043】
○本発明は、携帯電話13の所有者17が、電車やバス等を利用した場合の利用料金の決済に適用されてもよい。つまり、携帯電話13が入口固定局11及び出口固定局12を通過しさえすればよい。本実施形態における車両10に限定されない。
【0044】
○本発明は、カラオケボックス等のレンタルルームの利用料金の決済に適用されてもよい。この場合、レンタルルームの出入口に入口固定局11及び出口固定局12が設置される。そして、前述した他の実施形態における有料駐車場での料金収受システムと同様のシステムで利用料金が収受される。このようにすれば、レンタルルームの運営者は、レンタルルームの管理を容易に行うことができる。
【0045】
次に、上記実施形態及び別例から把握できる技術的思想について以下に追記する。
(a)請求項1〜6に記載の発明において、前記携帯電話は、前記固定局からゲート情報を受信した際に着信音の吹鳴または振動により前記ゲート情報を受信したことを報知すること。
【0046】
【発明の効果】
本発明によれば、安価なシステム構成により有料施設の利用料金を収受することができる料金収受方法及び料金収受システムを提供することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本実施形態の料金収受システムを示す概略図。
【符号の説明】
1…料金収受システム、10・・・車両、11・・・固定局としての入口固定局、12…固定局としての出口固定局、11a,12a・・・画像処理装置、13・・・携帯電話、14…通信会社、15・・・料金算出手段としての料金算出サーバ、16・・・料金算出手段としての記録装置、17・・・所有者。

Claims (8)

  1. 固定局からゲート情報が送信され、該ゲート情報を受信した携帯電話は前記ゲート情報を受信した時刻を示す時刻情報及び前記ゲート情報のうち少なくとも一方を該携帯電話の通信機能を用いて送信し、前記時刻情報及び前記ゲート情報のうち少なくとも一方を受信した料金算出手段が該受信した情報に基づいて有料施設の利用料金を算出し、前記携帯電話の通信会社が前記携帯電話の所有者から前記利用料金を徴収することを特徴とする料金収受方法。
  2. 前記通信会社は、前記有料施設の利用料金を前記携帯電話による有料コンテンツ使用料または通話料と共に前記携帯電話の所有者から月単位で徴収し、その料金徴収の明細書と共に前記有料施設の利用の詳細を送付することを特徴とする請求項1に記載の料金収受方法。
  3. ゲート情報を送信する固定局と、
    前記ゲート情報を受信し、該ゲート情報を受信した時刻を示す時刻情報及び該ゲート情報のうち少なくとも一方を送信する携帯電話と、
    前記携帯電話から送信される前記時刻情報及び前記ゲート情報のうち少なくとも一方に基づいて有料施設の利用料金を算出する料金算出手段と
    を備えたことを特徴とする料金収受システム。
  4. 前記ゲート情報は、前記携帯電話が認識可能なコードにコード化されていることを特徴とする請求項3に記載の料金収受システム。
  5. 前記有料施設には少なくとも一つのゲートが設けられ、該ゲートに前記固定局が設けられていることを特徴とする請求項3または請求項4に記載の料金収受システム。
  6. 前記有料施設には該施設の利用開始時に通過する第1のゲートと、該施設の利用終了時に通過する第2のゲートとが設けられ、前記固定局は前記第1のゲートと第2のゲートとに設けられ、前記携帯電話は前記第1のゲートから送信される第1のゲート情報と前記第2のゲートから送信される第2のゲート情報とをそれぞれ転送し、前記料金算出手段は前記第1及び第2のゲート情報に基づいて前記有料施設の利用料金を算出することを特徴とする請求項3〜請求項5に記載の料金収受システム。
  7. 前記有料施設は、車両が走行または駐車することによって利用される施設であることを特徴とする請求項3〜請求項6に記載の料金収受システム。
  8. 前記車両のナンバープレートを撮影し、撮影した画像に基づいて該車両の車種コードを取得する画像処理装置を備え、
    前記固定局は、前記車両が前記第1のゲートまたは前記第2のゲートを通過した際に前記画像処理装置を作動させて前記車種コードを取得し、該車種コードを含む前記ゲート情報を送信し、
    前記料金算出手段は、前記ゲート情報に含まれる前記車種コードに基づいて車種に応じた利用料金を算出することを特徴とする請求項7に記載の料金収受システム。
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