JP2005266995A - 情報処理装置及び制御方法及びオペレーティングシステム - Google Patents

情報処理装置及び制御方法及びオペレーティングシステム Download PDF

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Abstract

【課題】 動作状態になるまでの時間を短縮できる情報処理装置を得ることを目的とする
【解決手段】 情報処理装置が停止状態(S1)にある際に、コンセント挿入又は充電器挿入が検出され、電力供給が開始された場合に、オペレーティングシステム(OS)及びミドルウェア(M/W)を起動させるとともに、ハードウェアの動作モードを省電力モードに設定して情報処理装置を初期状態(S2)にし、初期状態(S2)において電源ONボタンの押下が検出された際に、動作モードを省電力モードから通常モードに切り替え、アプリケーションプログラムを起動させて情報処理装置を定常状態(S3)にし、これにより情報処理装置が動作状態になるまでの時間を短縮する。
【選択図】 図2

Description

この発明は、オペレーティングシステムを備えた情報処理装置に関し、情報処理装置の起動/停止の動作方式に関する。
特開2001−36785号公報には、撮像装置等の情報処理装置において電源がON状態にされてから所定の動作状態に至るまでの時間を短縮する技術が開示されている。具体的には、電源OFF状態において、記憶媒体が装着(交換)されると、システムを起動し、記憶媒体から記憶媒体情報(例えば、ファイル名、残容量等)を読み出して、バックアップメモリに書き込み、電源OFF状態に戻る。電源ON状態になると、システムを起動し、バックアップメモリから記憶媒体情報を読み出して、撮像制御プログラムを起動すると共に該撮像制御プログラムに記憶媒体情報を引き渡し、撮影可能な状態にする。
また、従来、情報処理装置の起動方式としては、「UNIX4.3BSDの設計と実装」(UNIXは登録商標)、(中村明他訳、平成3年6月30日、丸善株式会社出版)の13章「システムの立ち上げ」(p.413〜p.433)に記載されているように、プログラム可能読み出し専用メモリ(ROM)に格納されているF/Wコードがbootというブートストラップコード(ブートローダ)をロードし、そのブートローダがファイルシステムにあるオペレーティングシステム(以下、「OS」ともいう)をロードし、OSが起動され、OSが自身の初期化を全て行った後、初期起動プロセス(init)が動作し、その後、ミドルウェア(以下、「M/W」ともいう)およびアプリケーションプログラム(以下、「アプリケーション」又は「AP」ともいう)を動作するようになっていた。また、停止においては、アプリケーション、M/Wがそれぞれ終了処理を行った後、OSが終了し、情報処理装置の電力供給が停止するというようになっていた。
図10は従来の情報処理装置におけるハードウェア(以下、「H/W」ともいう)構成を示している。図中、1は情報処理装置、2はCPU(Central Processing Unit)を示す。3はプログラムが動作するDRAM(Dynamic Random Access Memory)、4はROMを示し、OSを起動するためのブートローダ5が格納されている。6はフラッシュメモリを示し、ここには、情報処理装置のソフトウェア(以下「S/W」ともいう)として動作するOSプログラム7、M/Wプログラム8、アプリケーション(AP)プログラム9が格納されている。OSプログラム7、M/Wプログラム8、APプログラム9は、情報処理装置1の初期化時にDRAM3上にロードされ動作する。10〜15はI/O(インプット/アウトプット)を行うH/Wを示している。画面10はディスプレイを操作するI/O、キーパッド11はキー入力を検知するI/O、スピーカ12は音声出力を行うI/O、マイク13は音声入力を行うI/Oであり、通常備えているI/Oである。また、近年、携帯電話やPDA(Personal Digital Assistance)などのバッテリ付きの情報処理装置では、情報処理装置で処理すべきものがない場合に、S/Wを一時停止させ、H/Wを低消費電力にさせることで情報処理装置の消費電力を抑える省電力モードが存在し、これによりバッテリの動作時間を延ばすようにしている。図中、情報処理装置1の電力制御部16は、H/Wをこの省電力モードに遷移させる機能を持つ。
次に、従来の情報処理装置における状態遷移を図11を用いて説明する。情報処理装置は最初、停止状態(S1)になる。そして、情報処理装置1の電源ONボタンが押されると、情報処理装置1に電力が供給され、H/Wにリセットが入り、CPU2はROM4内にあるブートローダ5を実行する。ブートローダ5はH/Wの初期化を行った後、フラッシュメモリ6内にあるOSプログラム7をDRAM3上にロードし、起動する。以降DRAM上にあるOSプログラムをOSと呼ぶ(M/Wプログラム、APプログラムも同様に呼ぶ)。OSはOS自身の初期化を行うとともに、画面10、キーパッド11、スピーカ12、マイク13などI/Oの初期化を行い、I/O動作を可能にする。その後、フラッシュメモリ6からM/WプログラムをDRAM3上にロードするとともに起動する。そして、フラッシュメモリ6からAPプログラム9をDRAM3上にロードするとともに起動する。これにより情報処理装置は定常状態(S3)になる。定常状態(S3)において、電源OFFボタンが押されると、情報処理装置1のOSはDRAM3上にあるアプリケーションおよびM/Wを全て終了させるとともに、OS自身も終了する。これにより情報処理装置は停止状態(S1)になる。
定常状態(S3)でキー入力が一定時間なく、OSも処理すべきものがなくなると、OSは電力制御部16を動作させH/Wを省電力モードに遷移させる。これにより、情報処理装置は低電力状態(S4)になる。省電力モードではCPU2、DRAM3や他I/O(10〜15)の状態はそのままで電力供給を少なくするため、DRAM3上で動作しているOS、M/W、APはそのままの状態が維持される。低電力状態(S4)でキー入力など外部からの割込みが発生すると、電力制御部16が動作し、H/Wは省電力モードから復帰する。このとき、OS、M/W、APは内部状態が維持されているので、そのまま復帰する。これにより定常状態(S3)に戻る。
次に、従来の情報処理装置の各状態遷移におけるS/Wの動作を図12を用いて説明する。図において、5はROM4上にあるブートローダ、7’はDRAM3上にあるOS、8’はDRAM3上にあるM/W、9’はDRAM3上にあるアプリケーション(AP)を示す。まず、情報処理装置1が停止状態(S1)にある時、電源ONボタンが押されると電力供給がなされ、H/Wがリセットする。H/WがリセットされるとCPU2はROM4内あるブートローダ5を起動する。ブートローダ5はH/Wの初期化を行った後、OS起動部100を動作させ、フラッシュメモリ6にあるOSプログラム7をDRAM3上にロードし、DRAM3上にあるOS7’のOS初期化部101を起動する。OS初期化部101はまずM/W起動部102を動作させる。M/W起動部102ではフラッシュメモリ6内にあるM/Wプログラム8をDRAM3上にロードし、DRAM3上のM/W8’のM/W初期化部103を起動し、M/W8’を定常状態にする。次にOS初期化部101はアプリ起動部109を動作させる。アプリ起動部109はフラッシュメモリ6上にあるAPプログラム9をDRAM3上にロードし、DRAM3上にロードされたAP9’のAP初期化部110を起動し、AP9’を定常状態にする。これによりOS、M/W、AP全てが動作可能状態になり、情報処理装置としては定常状態(S3)になる。以上が停止状態(S1)から定常状態(S3)までのS/Wの動作である。
次に定常状態(S3)から低電力状態(S4)に遷移する場合のS/W動作について説明する。定常状態(S3)の状態で、一定時間キー入力がなく、OS7’も処理すべきものがなくなると、省電力モード遷移検出部111がそれを検知し、動作する。そして省電力モード遷移検出部111は省電力遷移部104に制御を移す。省電力遷移部104にて電力制御部16を操作し、H/Wを省電力モードにするための処理を行うと、H/Wが省電力モードになり、情報処理装置としては低電力状態(S4)になる。以上が定常状態(S3)から低電力状態(S4)までのS/W動作である。
次に低電力状態(S4)から定常状態(S3)に遷移する場合のS/W動作について説明する。低電力状態(S4)の状態で、キー入力などの外部割込みが発生すると、電力制御部16が動作し、H/Wの省電力モードが解除され、H/Wが動作状態になる。H/Wが動作状態になると、OS7’の省電力復帰部106に制御が移される。省電力復帰部106では、H/Wの動作状態を省電力モードから通常モードに設定しなおした後、OS、M/W、APは定常状態のまま状態が維持されているので、そのまま復帰する。これにより情報処理装置として定常状態(S3)になる。以上が低電力状態(S4)から定常状態(S3)までのS/Wの動作である。
次に定常状態(S3)から停止状態(S1)に遷移する場合のS/W動作について説明する。定常状態(S3)の状態で、電源OFFボタンが押されると、OS7’の電源OFF検出部112がそれを検知し、動作する。電源OFF検出部112はOS終了部116に制御を移す。OS終了部116は、まずAP停止部113を動作させる。AP停止部113はDRAM3上のAP9’のAP終了部114を起動し、最初に起動したアプリケーションを含む情報処理装置1上のアプリケーション全てを終了させる。次にOS終了部116は、M/W停止部117を動作させる。M/W停止部117はDRAM3上にあるM/W8’のM/W終了部118を起動し、M/W8’を終了させる。その後、OS終了部116はOS自身の終了処理を行った後、H/Wを停止させる。これにより、情報処理装置としては停止状態(S1)になる。以上が定常状態(S3)から停止状態(S1)までのS/Wの動作である。
特開2001−36785号公報 中村明 他訳、「UNIX4.3BSDの設計と実装」(UNIXは登録商標)、丸善株式会社出版平成3年6月30日、13章「システムの立ち上げ」(p.413〜p.433)
以上のように、従来の情報処理装置の起動方式では、ブートローダ、OS、M/W、アプリケーションの順に起動を行っていたため、電源ONボタンが押されてから情報処理装置が動作状態になるまでに時間が掛かっていた。
この発明は、主に、上記のような問題点を解消するためになされたもので、動作状態になるまでの時間を短縮できる情報処理装置を得ることを目的とする。
本発明に係る情報処理装置は、
ハードウェアの動作モードを通常モードと省電力モードの間で切り替え可能な情報処理装置であって、
情報処理装置が電源オフの状態で、情報処理装置への電力供給の開始を検知可能な電力供給検知部と、
情報処理装置が電源オフの状態で前記電力供給検知部により情報処理装置への電力供給の開始が検知された場合に、情報処理装置が電源オフの状態で起動し、電源オンまでの間のハードウェアの動作モードを省電力モードにするよう指示するオペレーティングシステム、を実行するCPU(Central Processing Unit)と、
通常モードと省電力モードの間での切り替え処理が可能であり、前記オペレーティングシステムからの指示に基づいて、電源オンまでの間のハードウェアの動作モードを省電力モードにする電力制御部とを有することを特徴とする。
本発明によれば、情報処理装置が動作状態になるまでの時間を短縮することができる。
実施の形態1.
以下、この発明の実施の形態1を図を用いて説明する。図1は本発明の実施の形態1による情報処理装置の構成図である。図中、1は情報処理装置、2はCPUを示す。3はプログラムが動作するDRAM、4はROMを示し、OSを起動するためのブートローダ5が格納されている。6はフラッシュメモリを示し、ここには、情報処理装置のS/Wとして動作するOSプログラム7、M/Wプログラム8、アプリケーション(AP)プログラム9が格納されている。OSプログラム7、M/Wプログラム8、APプログラム9は、情報処理装置1の初期化時にDRAM3上にロードされ、CPU2により実行される。10〜15はI/Oを行うH/Wを示している。画面10はディスプレイを操作するI/O、キーパッド11はキー入力を検知するI/O、スピーカ12は音声出力を行うI/O、マイク13は音声入力を行うI/Oであり、通常備えているI/Oである。14は充電器に情報処理装置が挿入されたことを検知するI/O(充電器挿入検知部)であり、15はバッテリの残量が少ないことを検知するI/O(バッテリ残検知部)である。充電器挿入検知部14及びバッテリ残検知部15は、電力供給検知部の例である。また、16はH/Wを省電力モードに遷移させ、また省電力モードから通常モードに遷移させる電力制御部である。
次に、この実施の形態における情報処理装置の状態遷移を図2を用いて説明する。
情報処理装置は最初、停止状態(S1)になる。そして、充電器に情報処理装置1が挿入されると、充電器挿入検知部14によりH/Wにリセットが入り、CPU2はROM4内にあるブートローダ5を実行する。ブートローダ5はH/Wの初期化を行った後、フラッシュメモリ6内にあるOSプログラム7をDRAM3上にロードし、起動する。以降DRAM上にあるOSプログラムをOSと呼ぶ(M/Wプログラム、APプログラムも同様に呼ぶ)。OSはOS自身の初期化を行うとともに、画面10、キーパッド11、スピーカ12、マイク13などI/Oの初期化を行い、I/O動作を可能にする。その後、フラッシュメモリ6からM/WプログラムをDRAM3上にロードするとともに起動する。そして、OSは電力制御部16を操作し、H/Wを省電力モードに遷移させる。これにより情報処理装置は初期状態(S2)になる。省電力モードではCPU2、DRAM3や他I/O(10〜15)の状態はそのままで電力供給を少なくするため、DRAM3上で動作しているOS、M/Wはそのままの状態(初期状態)が維持される。
初期状態(S2)において、電源ONボタンが押されると、電力制御部16が動作し、情報処理装置1のH/Wは省電力モードから復帰し、OSはフラッシュメモリ6内にあるアプリケーションプログラム9をDRAM3上にロードするとともに起動する。これにより情報処理装置は定常状態(S3)になる。この定常状態(S3)でキー入力が一定時間なく、OSも処理すべきものがなくなると、OSは電力制御部16を操作し、H/Wを省電力モードに遷移させる。これにより、情報処理装置は低電力状態(S4)になる。省電力モードではCPU2、DRAM3や他I/O(10〜15)の状態はそのままで電力供給を少なくするため、DRAM3上で動作しているOS、M/W、APはそのままの状態が維持される。低電力状態(S4)でキー入力など外部からの割込みが発生すると、電力制御部16が動作し、H/Wは省電力モードから復帰する。このとき、OS、M/W、APは内部状態が維持されているので、そのまま復帰する。これにより定常状態(S3)に戻る。
定常状態(S3)において、電源OFFボタンが押されると、情報処理装置1のOSはDRAM3上にあるアプリケーションを全て終了させるとともに、M/Wに再初期化を指示する。そして、OSは電力制御部16を操作し、H/Wを省電力モードに遷移させる。これにより、情報処理装置は初期状態(S2)に戻る。初期状態(S2)にてバッテリ残量が少なくなったこと、つまり、所定時間内に電力供給が停止することが、バッテリ残検知部15により検知されると、情報処理装置1のH/Wは省電力モードから復帰し、OSはM/Wを終了させ、OS自身も終了する。これにより情報処理装置は停止状態(S1)になる。以上が本実施の形態1における情報処理装置の状態遷移である。
次に、図2に示した各状態への遷移を図13〜図17のフローチャート図を用いて説明する。図13は、停止状態(S1)から初期状態(S2)への遷移における動作を概説するフローチャートである。図14は初期状態(S2)から定常状態(S3)への遷移又は低電力状態(S4)から定常状態(S3)への遷移における動作を概説するフローチャートである。図15は定常状態(S3)から低電力状態(S4)への遷移における動作を概説するフローチャートである。図16は、定常状態(S3)から初期状態(S2)への遷移における動作を概説するフローチャートである。図17は、初期状態(S2)から停止状態(S1)への遷移における動作を概説するフローチャートである。
まず、図13を用いて停止状態(S1)から初期状態(S2)への遷移における動作を説明する。情報処理装置1が停止状態、つまり電源オフの状態の際に、充電器挿入検知部14が、充電器に情報処理装置1が挿入されたことを検知すると(S1301でYes)、H/Wにリセットが入り、CPU2はROM4内にあるブートローダ5を実行する(S1302)。ブートローダ5はH/Wの初期化を行った後、フラッシュメモリ6内にあるOSプログラム7をDRAM3上にロードし、起動する(オペレーティングシステム起動ステップ)(S1303)。OSはOS自身の初期化を行うとともに、画面10、キーパッド11、スピーカ12、マイク13などI/Oの初期化を行い、I/O動作を可能にする。その後、フラッシュメモリ6からM/WプログラムをDRAM3上にロードし、M/Wプログラムを起動する(ミドルウェア起動ステップ)(S1304)。そして、OSは電力制御部16に対して、H/Wの動作モードを省電力モードにするよう指示し、電力制御部16が動作モードを省電力モードに設定する(起動時省電力モード設定ステップ)(S1305)。これにより情報処理装置は初期状態になる(S1306)。次に、OSは現在の状態(初期状態)をDRAMなどの記憶装置に保存する(S1307)。
次に、図14を用いて初期状態(S2)から定常状態(S3)への遷移又は低電力状態(S4)から定常状態(S3)への遷移における動作を説明する。情報処理装置が、省電力モードである初期状態又は低電力状態にある場合に、外部割込みが検知された場合に(S1404でYes)、OSは電力制御部16に対して、H/Wの動作モードを通常モードにするよう指示し、電力制御部16が動作モードを通常モードに設定する(通常モード設定ステップ)(S1402)。次に、OSは、DRAMなどの記憶装置に保存されている状態を確認する。ここでは、図13のS1307で保存される初期状態や図15のS1502で保存される定常状態であるかどうかを確認する。次に、保存されている状態を確認した結果、保存されている状態が初期状態であり、このため、S1401で検知された外部割込みが電源オンによる外部割込みであると判明(電源オン検知ステップ)した際に(S1404でYes)、OSは所定のアプリケーションプログラム9をDRAM3上にロードし、当該アプリケーションプログラムを起動する(アプリケーション起動ステップ)(S1405)。これにより情報処理装置は定常状態になる(S1406)。他方、電源オンによる外部割込みでない場合は、低電力状態から定常状態への遷移なので、S1405をとばし、アプリケーションプログラムは起動させずに定常状態となる。
次に、図15を用いて定常状態(S3)から低電力状態(S4)への遷移における動作を説明する。情報処理装置1が定常状態にあるときに、キー入力が一定時間ない等の省電力モードに遷移可能な状態になった場合に(S1501でYes)、OSは現在の状態(定常状態)をDRAMなどの記憶装置に保存し(S1502)、OSは電力制御部16に対して、H/Wの動作モードを省電力モードにするよう指示し、電力制御部16が動作モードを省電力モードに設定する(S1503)。これにより情報処理装置は低電力状態になる(S1504)。
次に、図16を用いて定常状態(S3)から初期状態(S2)への遷移における動作を説明する。情報処理装置が、通常モードである定常状態にあるときに、電源オフボタン押下による電源オフが検知(電源オフ検知ステップ)されると(S1601でYes)、OSは動作中のアプリケーションプログラムを全て終了させる(S1602)とともに、電力制御部16に対して、H/Wの動作モードを省電力モードにするよう指示し、電力制御部16が動作モードを省電力モードに設定する(終了時省電力モード設定ステップ)(S1603)。これにより情報処理装置は初期状態になる(S1604)。次に、OSは現在の状態(初期状態)をDRAMなどの記憶装置に保存する(S1605)。
次に、図17を用いて初期状態(S2)から停止状態(S1)への遷移における動作を説明する。情報処理装置が、省電力モードである初期状態にあるときに、外部割込みを検知した場合に(S1701でYes)、OSは電力制御部16に対して、H/Wの動作モードを省電力モードにするよう指示し、電力制御部16が動作モードを省電力モードに設定する(S1702)。その後、OSは、DRAMなどの記憶装置に保存されている状態を確認する。ここでは、図16のS1604で保存された初期状態であるかどうかを確認する。次に、保存されている状態を確認した結果、保存されている状態が初期状態であり、このため、S1701で検知された外部割込みがバッテリ残量が少ないことによる外部割込みであると判明(電力供給停止検知ステップ)した際に(S1704でYes)、OSがミドルウェアの動作を終了させ(S1705)、更に、自身(OS)の動作を終了させた後(S1706)、情報処理装置1は停止状態になる(S1707)。
次に、この実施の形態における情報処理装置の各状態遷移におけるS/Wの動作を図3を用いて説明する。図において、5はROM4上にあるブートローダ、7’はDRAM3上にあるOS、8’はDRAM3上にあるM/W、9’はDRAM3上にあるアプリケーション(AP)を示す。まず、情報処理装置1が停止状態(S1)にある時、充電器挿入がなされるとH/Wの充電器挿入検知部14が動作し、H/Wをリセットする。H/WがリセットされるとCPU2はROM4内あるブートローダ5を起動する。ブートローダ5はH/Wの初期化を行った後、OS起動部100を動作させ、フラッシュメモリ6にあるOSプログラム7をDRAM3上にロードし、DRAM3上にあるOS7’のOS初期化部101を起動する。OS初期化部101はまずM/W起動部102を動作させる。M/W起動部102ではフラッシュメモリ6内にあるM/Wプログラム8をDRAM3上にロードし、DRAM3上のM/W8’のM/W初期化部103を起動し、M/W8’を定常状態にする。次にOS初期化部101は省電力遷移部104に制御を移す。省電力遷移部104では電力制御部16を操作し、H/Wを省電力モードにするための処理を行い、状態保存部105に制御を移す。状態保存部105では現在の状態(この場合では初期状態)をDRAMなどの記憶装置に保存する。そしてH/Wが省電力モードになり、情報処理装置としては初期状態(S2)になる。以上が停止状態(S1)から初期状態(S2)までのS/Wの動作である。
次に初期状態(S2)から定常状態(S3)に遷移する場合のS/Wの動作について説明する。初期状態(S2)の状態で、電源ONボタンが押されると、その外部割込みにより、電力制御部16が動作し、H/Wの省電力モードが解除され、H/Wが動作状態になる。H/Wが動作状態になると、OS7’の省電力復帰部106に制御が移される。省電力復帰部106では、H/Wの動作状態を省電力モードから通常モードに設定しなおした後、復帰判定部107に制御を移す。復帰判定部107は状態保存部105が保存していた前の状態(この場合は初期状態)をチェックするとともに、本復帰が電源ONボタンが押されたことによるかをチェックし、初期状態でかつ電源ONボタン押しの場合に、電源ON処理部108に制御を移す。電源ON処理部108では、まずアプリ起動部109を動作させる。アプリ起動部109はフラッシュメモリ6上にあるAPプログラム9をDRAM3上にロードし、DRAM3上にロードされたAP9’のAP初期化部110を起動し、AP9’を定常状態にする。これによりOS、M/W、AP全てが動作可能状態になり、情報処理装置としては定常状態(S3)になる。以上が初期状態(S2)から定常状態(S3)までのS/Wの動作である。
次に定常状態(S3)から低電力状態(S4)に遷移する場合のS/W動作について説明する。定常状態(S3)の状態で、一定時間キー入力がなく、OS7’も処理すべきものがなくなると、省電力モード遷移検出部111がそれを検知し、動作する。そして省電力モード遷移検出部111は省電力遷移部104に制御を移す。省電力遷移部104では電力制御部16を操作し、H/Wを省電力モードにするための処理を行い、状態保存部105に制御を移す。状態保存部105では現在の状態(この場合では定常状態)をDRAMなどの記憶装置に保存する。そしてH/Wが省電力モードになり、情報処理装置としては低電力状態(S4)になる。以上が定常状態(S3)から低電力状態(S4)までのS/W動作である。
次に低電力状態(S4)から定常状態(S3)に遷移する場合のS/W動作について説明する。低電力状態(S4)の状態で、キー入力などの外部割込みが発生すると、電力制御部16が動作し、H/Wの省電力モードが解除され、H/Wが動作状態になる。H/Wが動作状態になると、OS7’の省電力復帰部106に制御が移される。省電力復帰部106では、H/Wの動作状態を省電力モードから通常モードに設定しなおした後、復帰判定部107に制御を移す。復帰判定部107は状態保存部105が保存していた前の状態(この場合は定常状態)をチェックし、定常の場合には、OS、M/W、APは定常状態のまま状態が維持されているので、そのまま復帰する。これにより情報処理装置として定常状態(S3)になる。以上が低電力状態(S4)から定常状態(S3)までのS/Wの動作である。
次に定常状態(S3)から初期状態(S2)に遷移する場合のS/W動作について説明する。定常状態(S3)の状態で、電源OFFボタンが押されると、OS7’の電源OFF検出部112がそれを検知し、動作する。電源OFF検出部112はまずAP停止部113を動作させる。AP停止部113はDRAM3上のAP9’のAP終了部114を起動し、最初に起動したアプリケーションを含む情報処理装置1上のアプリケーション全てを終了させる。次に電源OFF検出部112は、DRAM3上のM/W8’のM/W再初期化部115を起動する。M/W再初期化部115は、M/W8’の内部初期化を行い、M/W8’を初期状態に戻す。その後電源OFF検出部112は省電力遷移部104に制御を移す。省電力遷移部104では電力制御部16を操作し、H/Wを省電力モードにするための処理を行い、状態保存部105に制御を移す。状態保存部105では現在の状態(この場合では初期状態)をDRAMなどの記憶装置に保存する。そしてH/Wが省電力モードになり、情報処理装置としては初期状態(S2)になる。以上が定常状態(S3)から初期状態(S2)までのS/W動作である。
次に初期状態(S2)から停止状態(S1)に遷移する場合のS/W動作について説明する。初期状態(S2)の状態で、バッテリ残量が少なくなるとバッテリ残検知部15が動作し、その外部割込みにより、電力制御部16が動作し、H/Wの省電力モードが解除され、H/Wが動作状態になる。H/Wが動作状態になると、OS7’の省電力復帰部106に制御が移される。省電力復帰部106では、H/Wの動作状態を省電力モードから通常モードに設定しなおした後、復帰判定部107に制御を移す。復帰判定部107は状態保存部105が保存していた前の状態(この場合は初期状態)をチェックするとともに、本復帰がバッテリ残量が少ないことによるものかをチェックし、初期状態でかつバッテリ残量少の場合に、OS終了部116に制御を移す。OS終了部116では、M/W停止部117を動作させる。M/W停止部117はDRAM3上にあるM/W8’のM/W終了部118を起動し、M/W8’を終了させる。その後、OS終了部116はOS自身の終了処理を行った後、H/Wを停止させる。これにより、情報処理装置としては停止状態(S1)になる。以上が初期状態(S2)から停止状態(S1)までのS/Wの動作である。
この実施の形態1による情報処理装置では、情報処理装置を充電器に挿入した時点にて、電力供給が開始され、H/Wにリセットが入り、ブートローダ、OS、M/Wが動作した後、省電力モードに遷移して初期状態にさせておき、電源ONボタンが押されると、省電力モードから復帰した後、アプリケーションを起動するようにしたので、情報処理装置が動作状態になるまでの時間を短くした情報処理装置を得ることができる。
また、バッテリ残量が少なかったり、バッテリそのものが抜けた場合に、M/WとOSを正常に終了させるようにしたので、不意の電源断によるOS異常状態を発生させないようにし、異常状態からの起動による正常性チェックによる処理時間を省くようにしたので、情報処理装置が動作状態になるまでの時間を短くした情報処理装置を得ることができる。
なお、本実施の形態では初期状態(S2)から停止状態(S1)への遷移のきっかけとして、バッテリ残量が少ないこと、すなわち、所定時間内に電力供給が停止することを検知するようにした。この他に、バッテリそのものが抜けたこと、すなわち、電力供給が停止したことを検知するようにしてもよい。この場合、M/WおよびOSを停止させるためのわずかな時間、情報処理装置を動作させておく必要があるため、電力供給部にコンデンサを付け、一時的に電力を溜めることや、電池を付けるなど、一定時間電力を供給する機構を備える。
また、本実施の形態では、バッテリを備えた情報処理装置の例を挙げたが、バッテリではなく、コンセントによる電力供給の場合でも、充電器挿入をコンセント挿入、バッテリ残量少をコンセント抜けとすれば、同様な情報処理装置を得ることができる。
また、本実施の形態では、電源ON処理時にAPの起動を行うようにしていたが、電源OFF処理時にAPを終了させるとともに、最初に起動すべきAPを起動するようにし、電源ON処理時はAPの起動を行わないようにすることで、情報処理装置が動作状態になるまでの時間をさらに短くした情報処理装置を得ることができる。
このように、本実施の形態による情報処理装置では、充電器挿入やバッテリ装着、およびコンセント挿入など電力供給可能時に、OSおよびM/Wを起動した後、省電力モードに遷移し、電源ONボタンが押された時には、省電力モードからの復帰と、アプリケーションの起動のみを行うようにすることで、動作状態になるまでの時間を短縮できる。
また、本実施の形態による情報処理装置では、バッテリ残量が少なくなったりコンセント抜けなど、電力供給不可能時にOSを正常に停止させることにより、動作状態になるまでの時間を短縮できる。
実施の形態2.
次に、本発明の実施の形態2における情報処理装置について説明する。図4は実施の形態2における情報処理装置のH/W構成図である。本実施の形態は、バッテリ残検知部が存在しない以外は実施の形態1と同様である。図5は実施の形態2における情報処理装置の状態遷移図である。本実施の形態は実施の形態1と同じ状態を持つが、初期状態(S2)から停止状態(S1)の遷移のきっかけがタイマ割込みによる部分が異なる。他は、実施の形態1と同様である。
次に、この実施の形態における情報処理装置の状態遷移におけるS/Wの動作を図6を用いて説明する。停止状態(S1)から初期状態(S2)、初期状態(S2)から定常状態(S3)、定常状態(S3)から低電力状態(S4)、低電力状態(S4)から定常状態(S3)の動作は実施の形態1と同様であり、省略する。
以下、定常状態(S3)から初期状態(S2)に遷移する場合のS/W動作について説明する。定常状態(S3)の状態で、電源OFFボタンが押されると、OS7’の電源OFF検出部112がそれを検知し、動作する。電源OFF検出部112はまずAP停止部113を動作させる。AP停止部113はDRAM3上のAP9’のAP終了部114を起動し、最初に起動したアプリケーションを含む情報処理装置1上のアプリケーション全てを終了させる。次に電源OFF検出部112は、DRAM3上のM/W8’のM/W再初期化部115を起動する。M/W再初期化部115は、M/W8’の内部初期化を行い、M/W8’を初期状態に戻す。その後電源OFF検出部112は省電力遷移部104に制御を移す。省電力遷移部104ではH/Wを省電力モードにするための処理を行い、状態保存部105に制御を移す。状態保存部105では現在の状態(この場合では初期状態)をDRAMなどの記憶装置に保存する。そして、バッテリ残量をチェックする。バッテリ残量から、H/Wの省電力モードでの消費電力を割ることにより、省電力モード中で、バッテリが無くなる時間(電力供給停止タイミング)が求められる。この時間から、OSを停止させるために必要な時間(省電力復帰部106、復帰判定部107、OS終了部116、M/W停止部117、M/W終了部118が動作する時間)を差し引いた時間をタイマ割込み部119に設定する。タイマ割込み部119では、その時間になるとタイマ割込みを発生させる。次に状態保存部はH/Wを省電力モードに遷移させる。そしてH/Wが省電力モードになり、情報処理装置としては初期状態(S2)になる。以上が定常状態(S3)から初期状態(S2)までのS/W動作である。
次に初期状態(S2)から停止状態(S1)に遷移する場合のS/W動作について説明する。初期状態(S2)の状態で、状態保存部105によって設定されたタイマ割込みがタイマ割込み部119によって発生させられると、その外部割込みにより、H/Wの省電力モードが解除され、H/Wが動作状態になる。H/Wが動作状態になると、OS7’の省電力復帰部106に制御が移される。省電力復帰部106では、H/Wの動作状態を省電力モードから通常モードに設定しなおした後、復帰判定部107に制御を移す。復帰判定部107は状態保存部105が保存していた前の状態(この場合は初期状態)をチェックするとともに、本復帰がタイマ割込みによるものかをチェックし、初期状態でかつタイマ割込みの場合に、OS終了部116に制御を移す。OS終了部116では、M/W停止部117を動作させる。M/W停止部117はDRAM3上にあるM/W8’のM/W終了部118を起動し、M/W8’を終了させる。その後、OS終了部116はOS自身の終了処理を行った後、H/Wを停止させる。これにより、情報処理装置としては停止状態(S1)になる。以上が初期状態(S2)から停止状態(S1)までのS/Wの動作である。
実施の形態2による情報処理装置では、省電力モード遷移時に、状態保存部にてバッテリ残量をチェックし、それを元にバッテリが無くなるまでの時間を算出し、バッテリがなくなる直前でタイマ割込みを発生させ、OSを正常に停止させて停止状態に遷移させるようにしたので、バッテリ残量が少ないことを検知するための特殊なH/Wを必要とせずに、情報処理装置が動作状態になるまでの時間を短くした情報処理装置を得ることができる。
実施の形態3.
次に、本発明の実施の形態3における情報処理装置について説明する。図7は実施の形態3における情報処理装置のH/W構成図である。本実施の形態では、ある時刻になると自動的にH/Wに電力供給がなされ、H/Wリセットが発生する自動電源ON管理部17が存在する以外は、実施の形態1と同様である。図8は実施の形態3における情報処理装置の状態遷移図である。本実施の形態は、実施の形態1と同じ状態を持つが、停止状態(S1)から初期状態(S2)の遷移の契機として、朝を検知した場合が追加され、初期状態(S2)から停止状態(S1)の遷移の契機として、夜を検知した場合が追加される。他は、実施の形態1と同様である。
次に、この実施の形態における情報処理装置の状態遷移におけるS/Wの動作を図9を用いて説明する。初期状態(S2)から定常状態(S3)、定常状態(S3)から低電力状態(S4)、低電力状態(S4)から定常状態(S3)の動作は実施の形態1と同様であり省略する。
以下、まず定常状態(S3)から初期状態(S2)におけるS/Wの動作を説明する。定常状態(S3)の状態で、電源OFFボタンが押されると、OS7’の電源OFF検出部112がそれを検知し、動作する。電源OFF検出部112はまずAP停止部113を動作させる。AP停止部113はDRAM3上のAP9’のAP終了部114を起動し、最初に起動したアプリケーションを含む情報処理装置1上のアプリケーション全てを終了させる。次に電源OFF検出部112は、DRAM3上のM/W8’のM/W再初期化部115を起動する。M/W再初期化部115は、M/W8’の内部初期化を行い、M/W8’を初期状態に戻す。次に電源OFF検出部112は、停止設定部120を動作させる。停止設定部120では次に夜になる時刻を算出し、その時間に割込みが発生するようにCPU2に設定する。停止設定部120が算出した夜の時刻が動作終了タイミングに相当する。その後電源OFF検出部112は省電力遷移部104に制御を移す。省電力遷移部104では電力制御部16を操作し、H/Wを省電力モードにするための処理を行い、状態保存部105に制御を移す。状態保存部105では現在の状態(この場合では初期状態)をDRAMなどの記憶装置に保存する。そしてH/Wが省電力モードになり、情報処理装置としては初期状態(S2)になる。以上が定常状態(S3)から初期状態(S2)までのS/W動作である。
次に初期状態(S2)から停止状態(S1)に遷移する場合のS/W動作について説明する。初期状態(S2)の状態で、バッテリ残量が少なくなる、またはCPU2によるタイマ割込み(停止設定部120による設定)が発生すると、その外部割込みにより、H/Wの省電力モードが解除され、H/Wが動作状態になる。H/Wが動作状態になると、OS7’の省電力復帰部106に制御が移される。省電力復帰部106では、H/Wの動作状態を省電力モードから通常モードに設定しなおした後、復帰判定部107に制御を移す。復帰判定部107は状態保存部105が保存していた前の状態(この場合は初期状態)をチェックするとともに、本復帰がバッテリ残量がすくないことによるものか、タイマ割込みによるものかをチェックし、初期状態で、かつバッテリ残量が少ないまたはタイマ割込みの場合に、OS終了部116に制御を移す。OS終了部116では、M/W停止部117を動作させる。M/W停止部117はDRAM3上にあるM/W8’のM/W終了部118を起動し、M/W8’を終了させる。次に、OS終了部116はタイマ割込みでの動作の場合、自動電源ON部121を動作させる。自動電源ON部121は、次に朝になる時刻を算出し、その時間に電力供給が発生し、H/Wにリセットが入るように自動電源ON管理部17を操作する。ここで、自動電源ON部121が算出する朝の時刻が電力供給開始タイミングに相当する。その後、OS終了部116はOS自身の終了処理を行った後、H/Wを停止させる。これにより、情報処理装置としては停止状態(S1)になる。以上が初期状態(S2)から停止状態(S1)までのS/Wの動作である。
停止状態(S1)から初期状態(S2)におけるS/Wの動作を説明する。情報処理装置1が停止状態(S1)にある時、充電器挿入による充電器挿入検知部14の動作、または、自動電源ON管理部17の動作(自動電源ON部121による設定)が発生すると、電力供給がなされ、H/Wがリセットする。H/WがリセットされるとCPU2はROM4内あるブートローダ5を起動する。ブートローダ5はH/Wの初期化を行った後、OS起動部100を動作させ、フラッシュメモリ6にあるOSプログラム7をDRAM3上にロードし、DRAM3上にあるOS7’のOS初期化部101を起動する。OS初期化部101はまずM/W起動部102を動作させる。M/W起動部102ではフラッシュメモリ6内にあるM/Wプログラム8をDRAM3上にロードし、DRAM3上のM/W8’のM/W初期化部103を起動し、M/W8’を定常状態にする。次にOS初期化部101は省電力遷移部104に制御を移す。省電力遷移部104では電力制御部16を操作し、H/Wを省電力モードにするための処理を行い、状態保存部105に制御を移す。状態保存部105では現在の状態(この場合では初期状態)をDRAMなどの記憶装置に保存する。そしてH/Wが省電力モードになり、情報処理装置としては初期状態(S2)になる。以上が停止状態(S1)から初期状態(S2)までのS/Wの動作である。
実施の形態3による情報処理装置では、夜になるとOS終了部が動作し、朝になるとOS初期化部が動作するようにしたので、情報処理装置が動作する必要のない時間は情報処理装置の電力供給を停止させることができ、かつ、情報処理装置が動作状態になるまでの時間を短くした情報処理装置を得ることができる。
なお、本実施の形態では、夜に停止し、朝に起動するように記載したが、特に夜/朝を規定する必要はなく、他の形態をとってもよい。例えば、図18の状態遷移図に示すように、情報処理装置が動作する必要のない休日前の夜に初期状態から停止状態に遷移して電力供給を停止させるようにし、情報処理装置が動作する必要のある休日後の朝に電力供給を開始して停止状態から初期状態に遷移するようにしてもよい。また、ユーザが指定したときに停止/起動を行うようにしても同様の情報処理装置を得ることができる。
実施の形態1に係る情報処理装置の構成例を示す図。 実施の形態1に係る情報処理装置の状態遷移を示す図。 実施の形態1に係る情報処理装置のソフトウェアの動作例を示す図。 実施の形態2に係る情報処理装置の構成例を示す図。 実施の形態2に係る情報処理装置の状態遷移を示す図。 実施の形態2に係る情報処理装置のソフトウェアの動作例を示す図。 実施の形態3に係る情報処理装置の構成例を示す図。 実施の形態3に係る情報処理装置の状態遷移を示す図。 実施の形態3に係る情報処理装置のソフトウェアの動作例を示す図。 従来の情報処理装置の構成例を示す図。 従来の情報処理装置の状態遷移を示す図。 従来の情報処理装置のソフトウェアの動作例を示す図。 実施の形態1に係る情報処理装置の動作例を示すフローチャート図。 実施の形態1に係る情報処理装置の動作例を示すフローチャート図。 実施の形態1に係る情報処理装置の動作例を示すフローチャート図。 実施の形態1に係る情報処理装置の動作例を示すフローチャート図。 実施の形態1に係る情報処理装置の動作例を示すフローチャート図。 実施の形態3に係る情報処理装置の状態遷移を示す図。
符号の説明
1 情報処理装置、2 CPU、3 DRAM、4 ROM、5 ブートローダ、6 フラッシュメモリ、7 OSプログラム、8 M/Wプログラム、9 APプログラム、10 画面、11 キーパッド、12 スピーカ、13 マイク、14 充電器挿入検知部、15 バッテリ残検知部、16 電力制御部、17 自動電源ON管理部。

Claims (20)

  1. ハードウェアの動作モードを通常モードと省電力モードの間で切り替え可能な情報処理装置であって、
    情報処理装置が電源オフの状態で、情報処理装置への電力供給の開始を検知可能な電力供給検知部と、
    情報処理装置が電源オフの状態で前記電力供給検知部により情報処理装置への電力供給の開始が検知された場合に、情報処理装置が電源オフの状態で起動し、電源オンまでの間のハードウェアの動作モードを省電力モードにするよう指示するオペレーティングシステム、を実行するCPU(Central Processing Unit)と、
    通常モードと省電力モードの間での切り替え処理が可能であり、前記オペレーティングシステムからの指示に基づいて、電源オンまでの間のハードウェアの動作モードを省電力モードにする電力制御部とを有することを特徴とする情報処理装置。
  2. 前記CPUは、
    情報処理装置が電源オフの状態で前記電力供給検知部により情報処理装置への電力供給の開始が検知された場合に、前記電力制御部に対して電源オンまでの間のハードウェアの動作モードを省電力モードにするよう指示するとともに、電源オフの状態で所定のミドルウェアを起動させるオペレーティングシステムを実行することを特徴とする請求項1に記載の情報処理装置。
  3. 前記CPUは、
    ハードウェアの動作モードが省電力モードの状態で外部割込みが発生した場合に、前記電力制御部に対してハードウェアの動作モードを省電力モードから通常モードにするよう指示するとともに、前記外部割込みが情報処理装置が電源オンとなったことによる外部割込みであるか否かを判断し、情報処理装置の電源オンによる外部割込みである場合に、所定のアプリケーションプログラムを起動させるオペレーティングシステムを実行し、
    前記電力制御部は、
    前記オペレーティングシステムからの指示に基づき、ハードウェアの動作モードを省電力モードから通常モードに切り替えることを特徴とする請求項1に記載の情報処理装置。
  4. 前記オペレーティングシステムは、
    情報処理装置が電源オフの状態のときに電源オンまでの間のハードウェアの動作モードを省電力モードにするよう指示する場合と、情報処理装置が電源オンの状態のときにハードウェアの動作モードを通常モードから省電力モードにするよう指示する場合とがあり、
    情報処理装置が電源オフの状態のときに電源オンまでの間のハードウェアの動作モードを省電力モードにするよう指示する場合に、当該省電力モードが電源オフ状態における省電力モードであることを所定の記憶装置に記憶させ、
    情報処理装置が電源オンの状態のときにハードウェアの動作モードを通常モードから省電力モードにするよう指示する場合に、当該省電力モードが電源オン状態における省電力モードであることを前記記憶装置に記憶させ、
    ハードウェアの動作モードが省電力モードの状態で外部割込みが発生した場合に、前記記憶装置への問い合せを行って電源オフ状態における省電力モード及び電源オン状態における省電力モードのいずれにおいて外部割込みが発生したかを判断して、前記外部割込みが情報処理装置が電源オンとなったことによる外部割込みであるか否かを判断することを特徴とする請求項3に記載の情報処理装置。
  5. 前記CPUは、
    ハードウェアの動作モードが通常モードの状態で情報処理装置が電源オフとなる場合に、情報処理装置が電源オフとなった後も動作を終了せずに、前記電力制御部に対して電源オフ後のハードウェアの動作モードを通常モードから省電力モードにするよう指示するオペレーティングシステムを実行し、
    前記電力制御部は、
    前記オペレーティングシステムからの指示に基づき、電源オフ後のハードウェアの動作モードを通常モードから省電力モードに切り替えることを特徴とする請求項1に記載の情報処理装置。
  6. 前記CPUは、
    ハードウェアの動作モードが通常モードの状態で情報処理装置が電源オフとなる場合に、前記電力制御部に対して電源オフ後のハードウェアの動作モードを通常モードから省電力モードにするよう指示するとともに、動作中のアプリケーションプログラムの動作を終了させるオペレーティングシステムを実行することを特徴とする請求項5に記載の情報処理装置。
  7. 前記電力供給検知部は、
    情報処理装置が電源オフの状態で、情報処理装置への電力供給の停止の検知及び所定時間内に電力供給が停止することの検知の少なくともいずれかが可能であり、
    前記CPUは、
    情報処理装置が電源オフの状態で前記電力供給検知部により情報処理装置への電力供給の停止が検知された場合及び所定時間内に電力供給が停止することが検知された場合の少なくとももいずれかにおいて、動作を終了するオペレーティングシステムを実行することを特徴とする請求項1に記載の情報処理装置。
  8. 前記CPUは、
    情報処理装置が電源オフの状態で前記電力供給検知部により情報処理装置への電力供給の停止が検知された場合及び所定時間内に電力供給が停止することが検知された場合の少なくとももいずれかにおいて、動作中のミドルウェアの動作を終了させた後に、動作を終了するオペレーティングシステムを実行することを特徴とする請求項7に記載の情報処理装置。
  9. 前記CPUは、
    ハードウェアの動作モードが通常モードの状態で情報処理装置が電源オフとなる場合に、前記電力制御部に対して電源オフ後のハードウェアの動作モードを省電力モードにするように指示するとともに、情報処理装置が電源オフとなった後に情報処理装置への電力供給が停止する電力供給停止タイミングを省電力モード時の消費電力に基づき算出し、算出した電力供給停止タイミングに基づいてタイマ設定を行い、情報処理装置が電源オフとなった後も動作を終了せず、
    前記タイマ設定によるタイマ割込みが発生した際に、動作を終了するオペレーティングシステムを実行することを特徴とする請求項1に記載の情報処理装置。
  10. 前記CPUは、
    電力供給開始タイミングを算出し、算出した電力供給開始タイミングに情報処理装置への電力供給が開始されるよう設定を行った後、動作を終了するオペレーティングシステムを実行し、
    前記電力供給検知部は、
    前記オペレーティングシステムによる電力供給開始の設定に基づいて電力供給開始タイミングに情報処理装置への電力供給が開始された場合に、情報処理装置が電源オフの状態で、情報処理装置への電力供給の開始を検知し、
    前記CPUは、
    前記電力供給検知部により電力供給の開始が検知された場合に、電源オフの状態で起動し、電源オンまでの間のハードウェアの動作モードを省電力モードにするよう指示するオペレーティングシステムを実行することを特徴とする請求項1に記載の情報処理装置。
  11. 前記CPUは、
    情報処理装置が電源オフとなる際に、動作終了タイミングを算出し、算出した動作終了タイミングに基づいてタイマ設定を行い、情報処理装置が電源オフとなった後も動作を終了せず、
    前記タイマ設定によるタイマ割込みが発生した際に、電力供給開始タイミングを算出し、算出した電力供給開始タイミングに情報処理装置への電力供給が開始されるよう設定を行った後、動作を終了するオペレーティングシステムを実行することを特徴とする請求項10に記載の情報処理装置。
  12. 前記CPUは、
    動作終了タイミングを夜間のいずれかのタイミングとし、電力供給開始タイミングを朝間のいずれかのタイミングとするオペレーティングシステムを実行することを特徴とする請求項11に記載の情報処理装置。
  13. オペレーティングシステムと、ハードウェアとを有する情報処理装置を制御し、ハードウェアの動作モードを通常モードと省電力モードのいずれかに設定する制御方法であって、
    情報処理装置が電源オフの状態で、情報処理装置への電力供給の開始を検知する電力供給開始検知ステップと、
    前記電力供給開始検知ステップにより情報処理装置への電力供給の開始が検知された場合に、情報処理装置が電源オフの状態でオペレーティングシステムを起動するオペレーティングシステム起動ステップと、
    情報処理装置の電源オンまでの間のハードウェアの動作モードを省電力モードに設定する起動時省電力モード設定ステップとを有することを特徴とする制御方法。
  14. 前記制御方法は、更に、
    前記電力供給開始検知ステップにより情報処理装置への電力供給の開始が検知された場合に、情報処理装置が電源オフの状態で所定のミドルウェアを起動するミドルウェア起動ステップとを有することを特徴とする請求項13に記載の制御方法。
  15. 前記制御方法は、更に、
    ハードウェアの動作モードが省電力モードの状態で発生した外部割込みを検知する外部割込み検知ステップと、
    前記外部割込み検知ステップにより外部割込みが検知された際に、ハードウェアの動作モードを省電力モードから通常モードに切り替える通常モード設定ステップと、
    前記外部割込み検知ステップにより検知された外部割込みが情報処理装置が電源オンとなったことによる外部割込みであるか否かを判断する電源オン検知ステップと、
    前記電源オン検知ステップにより情報処理装置の電源オンによる外部割込みであると判断された場合に、所定のアプリケーションプログラムを起動させるアプリケーション起動ステップとを有することを特徴とする請求項13に記載の制御方法。
  16. 前記制御方法は、更に、
    ハードウェアの動作モードが通常モードの状態で、情報処理装置が電源オフとなることを検知する電源オフ検知ステップと、
    前記電源オフ検知ステップにより情報処理装置が電源オフとなることが検知された際に、電源オフ後のハードウェアの動作モードを通常モードから省電力モードに切り替える終了時省電力モード設定ステップと、
    情報処理装置が電源オフとなった後に、情報処理装置への電力供給の停止の検知及び所定時間内に電力供給が停止することの検知のいずれかを行う電力供給停止検知ステップと、
    前記電力供給停止検知ステップにより情報処理装置への電力供給の停止が検知された場合及び所定時間内に電力供給が停止することが検知された場合の少なくとももいずれかにおいて、オペレーティングシステムの動作を停止させるオペレーティングシステム停止ステップとを有することを特徴とする請求項13に記載の制御方法。
  17. ハードウェアの動作モードを通常モードと省電力モードの間で切り替え可能な情報処理装置のCPU(Central Processing Unit)により実行されるオペレーティングシステムであって、
    情報処理装置が電源オフの状態で情報処理装置への電力供給が開始されたことが検知された場合に、情報処理装置が電源オフの状態で起動し、電源オンまでの間のハードウェアの動作モードを省電力モードにすることを特徴とするオペレーティングシステム。
  18. 前記オペレーティングシステムは
    情報処理装置が電源オフの状態で情報処理装置への電力供給が開始されたことが検知された場合に、情報処理装置が電源オフの状態で所定のミドルウェアを起動することを特徴とする請求項17に記載のオペレーティングシステム。
  19. 前記オペレーティングシステムは、
    ハードウェアの動作モードが省電力モードの状態で外部割込みが発生した場合に、ハードウェアの動作モードを省電力モードから通常モードにするとともに、前記外部割込みが情報処理装置が電源オンとなったことによる外部割込みであるか否かを判断し、情報処理装置の電源オンによる外部割込みである場合に、所定のアプリケーションプログラムを起動することを特徴とする請求項17に記載のオペレーティングシステム。
  20. 前記オペレーティングシステムは
    ハードウェアの動作モードが通常モードの状態で情報処理装置が電源オフとなる場合に、電源オフ後のハードウェアの動作モードを通常モードから省電力モードにするとともに、情報処理装置が電源オフとなった後に、情報処理装置への電力供給の停止が検知された場合及び所定時間内に電力供給が停止することが検知された場合の少なくとももいずれかにおいて、動作を終了することを特徴とする請求項17に記載のオペレーティングシステム。
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