JP2005266655A - フィルム液晶装置の切断用金型およびそれを用いた切断機 - Google Patents
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Abstract
【課題】本発明は、フィルム液晶装置の加工に際し、確実な切断ができ、光学特性に影響を与えない、フィルム液晶装置の切断用金型および切断機を提供する。
【解決手段】フィルム液晶装置を切断する形状に形成された切り刃3と、切り刃3が切断する際にフィルム液晶装置を押圧する押圧部4を有する切断用金型であって、押圧部4は、フィルム液晶装置の枠を形成するシール部材の部分のみを押圧する当接部6と、押圧部4の内側部分は前記フィルム液晶装置に当接しない凹部7を形成したフィルム液晶装置の切断用金型1とし、切断用金型1を上型保持部が上から保持し、テーブル部に載置したフィルム液晶装置に切断用金型1を押圧することにより切断するフィルム液晶装置の切断機とする。
【選択図】図1
【解決手段】フィルム液晶装置を切断する形状に形成された切り刃3と、切り刃3が切断する際にフィルム液晶装置を押圧する押圧部4を有する切断用金型であって、押圧部4は、フィルム液晶装置の枠を形成するシール部材の部分のみを押圧する当接部6と、押圧部4の内側部分は前記フィルム液晶装置に当接しない凹部7を形成したフィルム液晶装置の切断用金型1とし、切断用金型1を上型保持部が上から保持し、テーブル部に載置したフィルム液晶装置に切断用金型1を押圧することにより切断するフィルム液晶装置の切断機とする。
【選択図】図1
Description
本発明は、フィルム液晶装置を製造する際に使用される、フィルム液晶装置の切断用金型および切断機に関する。
近年、液晶パネルはフィルム液晶装置が開発され、様々な表示装置に使用されている。フィルム液晶装置は、ガラス製の液晶装置と異なり、基板部材としてポリカーボネート等のプラスチックで形成されるので、落としても割れず、軽いので持ち運びやすい。また、矩形のみならず、多角形や異形に形成しやすいので、デザイン的にも優れた、美観の良い表示装置として腕時計の表示部などに用いられ、これから益々その用途は広がっている。
フィルム液晶装置の製造方法は、基板部材上に、ITO(Indium Thin Oxide)等の透明電極からなる電極パターンを形成した後、基板部材に液晶を注入する隙間を確保するためにギャップ材をスプレー等により塗布し、所定位置にエポキシ系樹脂等からなるシール材で枠を形成し、互いに対向させて貼り合わせる。そして、液晶を注入した後、注入した開口部を樹脂で封止し、枠を形成するシール材の縁に沿って貼り合わせた一対の基板部材を切断し、フィルム液晶装置1枚分の液晶セルとする。このようにして、フィルム液晶装置は製造されている。
この製造方法において基板部材の切断に使用される切断機には、トムソン型と呼ばれる打ち抜き用の切断用金型が用いられる。トムソン型とは、ベース板(基台部)となるダイに加工する形状に形成した切り刃を取り付けたものであり、平板であるテーブル部に加工対象物であるフィルム液晶部材を載置し、トムソン型を平板に押し付け、切り刃でフィルム液晶部材の不要な部分を切断する。
フィルム液晶装置の切断用金型としてトムソン型を使用した液晶パネルおよび製造方法が特許文献1に記載されている。
図6に基づいて従来のフィルム液晶装置の切断用の金型の説明をする。
図6は、トムソン型を使用したフィルム液晶装置の切断用金型の断面図で切断動作の説明図である。
トムソン金型20は、ベース板21に加工する形状に形成した切り刃22と、フィルム液晶部材25に切り刃22が当接し切断した際に押えとなるスポンジ等の弾性部材23から構成される。
加工対象品であるフィルム液晶部材25は、偏光板26と基板部材27を貼り合わせたものに、液晶を注入する隙間を確保するためのギャップ材(図示せず)が塗布され、完成品の形状に枠を形成したシール材28を挟み、互いに対向させて貼り合わせてある。シール材28によってできた空間に液晶29が注入され、テーブル部24に、シール材28の外周が切断する切り刃22の位置と合致するようテーブル部24の上面に載置している(同図(a))。
トムソン金型20を下降させる。切り刃22および弾性部材23が偏光板26に当接する(同図(b))。そして、トムソン金型20の下降を続けると、弾性部材23は、偏光板26と当接し、さらに下降を続けると弾性部材23は押圧により変形して、切り刃22の切断時のフィルム液晶部材25のズレを抑止する。切り刃22は、その刃先で製品では不要となる偏光板26と基板部材27を切り落とす(同図(c))。切断動作を完了したトムソン金型20は上昇し、加工されたフィルム液晶装置30が完成する(同図(d))。
特開2002−277860号公報(段落番号0033,0034)
しかしながら、従来のフィルム液晶装置の切断用金型においては、切断時の基板部材および偏光板が湾曲することを抑止するクッション材により、偏光板および基板部材が押圧され、基板部材の内側に塗布されたギャップ材に偏りが生じる。従って、基板部材で囲まれた空間の厚みが不均一となり、偏光板が歪み、色調不良や黒点不良等により光学特性が悪化するという問題がある。
また、クッション材を除いたフィルム液晶装置の切断用金型を使用した場合には、切り刃により、フィルム液晶装置の枠であるシール部材の外周部分のみが押圧されるので、偏光板および基板部材の中央部分が盛り上がり湾曲する。従って、同様にギャップ材が不均一となるため、偏光板が歪み、光学特性が悪化する。
そこで本発明の目的は、フィルム液晶装置の加工に際し、確実な切断ができ、光学特性に影響を与えない、フィルム液晶装置の切断用金型および切断機を提供する。
この課題を解決するために本発明は、フィルム液晶装置を切断する形状に形成された切り刃と、切り刃が切断する際に前記フィルム液晶装置を押圧する押圧部を有する切断用金型であって、前記押圧部は、前記フィルム液晶装置の枠を形成するシール部材の部分のみを押圧する当接部を形成したことを特徴とするフィルム液晶装置の切断用金型としたものである。
これにより、切断時に押圧部の当接部がフィルム液晶装置の枠を形成するシール材の部分のみを押圧するので、切り刃によるフィルム液晶装置の湾曲は抑止され、偏光板の歪や色調不良や黒点不良等が発生しないフィルム液晶装置の切断用金型が得られる。
当接部の形状は、フィルム液晶装置の枠を形成するシール部材の全周に渡って押圧するように形成されていても、部分的に当接するように断続的に形成されていてもよいが、切り刃の切断時にフィルム液晶装置のズレを抑止するためには、当接部を、全周に渡って連続的に形成するのが好ましい。
以上に述べたように、本発明によれば以下の効果を奏することができる。
(1)切断時に、押圧部の当接部がフィルム液晶装置の枠を形成するシール材の部分のみを押圧するので、切り刃によるフィルム液晶装置の湾曲は抑止ができ、偏光板の歪や色調不良や黒点不良等が発生しない。
(2)切断時に、押圧部を上下に可動自在に備えることで、フィルム液晶装置の押圧力を容易に調整することが、フィルム液晶装置の切断に過大な負荷がかかることを防止できる。
(3)切り刃の内側面が垂直面となるように形成することで、切断時にフィルム液晶装置へ応力を少なくすることができ、フィルム液晶装置の中央部の湾曲を減少させることができる。
(4)切断時に、切り刃抑止部が、切り刃より先にフィルム液晶装置を載置した平板等に当接するため、切り刃の刃先を保護することができ、刃こぼれ等の折損を防止できる。
(5)本発明の切断用金型を備え、フィルム液晶装置と載置する固定テーブル部と、上下に可動自在な可動テーブルを備えることで、切断時に、切り刃によるフィルム液晶装置の湾曲は抑止ができ、偏光板の歪や色調不良や黒点不良等が発生せず、切り刃の刃こぼれ等の折損を防止できるフィルム液晶装置の切断機とすることができる。
(1)切断時に、押圧部の当接部がフィルム液晶装置の枠を形成するシール材の部分のみを押圧するので、切り刃によるフィルム液晶装置の湾曲は抑止ができ、偏光板の歪や色調不良や黒点不良等が発生しない。
(2)切断時に、押圧部を上下に可動自在に備えることで、フィルム液晶装置の押圧力を容易に調整することが、フィルム液晶装置の切断に過大な負荷がかかることを防止できる。
(3)切り刃の内側面が垂直面となるように形成することで、切断時にフィルム液晶装置へ応力を少なくすることができ、フィルム液晶装置の中央部の湾曲を減少させることができる。
(4)切断時に、切り刃抑止部が、切り刃より先にフィルム液晶装置を載置した平板等に当接するため、切り刃の刃先を保護することができ、刃こぼれ等の折損を防止できる。
(5)本発明の切断用金型を備え、フィルム液晶装置と載置する固定テーブル部と、上下に可動自在な可動テーブルを備えることで、切断時に、切り刃によるフィルム液晶装置の湾曲は抑止ができ、偏光板の歪や色調不良や黒点不良等が発生せず、切り刃の刃こぼれ等の折損を防止できるフィルム液晶装置の切断機とすることができる。
本願の請求項1に記載の発明は、フィルム液晶装置を切断する形状に形成された切り刃と、切り刃がフィルム液晶装置を切断する際に、前記フィルム液晶装置を押圧する押圧部を有するフィルム液晶装置の切断用金型であって、前記押圧部は、前記フィルム液晶装置の枠を形成するシール部材の部分のみを押圧する当接部を形成したことを特徴とするフィルム液晶装置の切断用金型としたものであり、切断時に押圧部の当接部がフィルム液晶装置の枠を形成するシール材の部分のみを押圧するので、切り刃による切断時の押圧にもフィルム液晶装置の湾曲が抑止できる。
請求項2に記載の発明は、前記押圧部は、前記切り刃の内側で上下に可動自在に備えられたことを特徴とする請求項1記載のフィルム液晶装置の切断用金型としたものであり、押圧部を切り刃の内側で上下に可動自在とすることで、フィルム液晶装置の押圧力を容易に調整することができる。
請求項3に記載の発明は、前記切り刃は、内側面が垂直面となり、外側面が傾斜面となるように形成したことを特徴とする請求項1または2にフィルム液晶装置の切断用金型としたものであり、切り刃の内側面を垂直面とすることで、切断時にフィルム液晶装置へ応力を少なくすることができる。
請求項4に記載の発明は、前記金型は、前記切り刃の先端部より突出した切り刃抑止部を設けたことを特徴とする請求項1から3のいずれかに記載のフィルム液晶装置の切断用金型としたものであり、切断時に、切り刃抑止部が、切り刃より先にフィルム液晶装置を載置した平板等に当接するため、切り刃の刃先を保護することができる。
請求項5に記載の発明は、フィルム液晶装置を切断する切断機であって、前記切断機は、請求項1から4のいずれかの項に記載の切断用金型と、フィルム液晶装置を載置するテーブル部と、前記テーブル部に立設され切断用金型の昇降をガイドする支柱部と、切断用金型を上から保持する上型保持部と、前記テーブル部を担持する下型保持部と、前記下型保持部に立設され、前記上型保持部を担持するガイドポストで構成され、前記テーブル部は、切断するフィルム液晶装置の形状に形成され、前記下型保持部に固定された固定テーブル部と、前記固定テーブル部を配設する貫通孔を有し、前記下型保持部と付勢部材を介して接続され、上下に可動自在な可動テーブル部とで構成され、前記上型保持部は、付勢部材を介して前記押圧部と接続されたことを特徴とするフィルム液晶装置の切断機としたものであり、切り刃による切断時の押圧にもフィルム液晶装置の湾曲が抑止ができる。
本発明の実施の形態に係るフィルム液晶装置の切断用金型について、図1から図5に基づいて説明する。
図1は、実施の形態1のフィルム液晶装置の切断用金型であり、(a)は切断用金型の斜視図、(b)は切断用金型の断面図である。図2から図5までは、実施の形態1のフィルム液晶装置の切断機の側断面図および部分拡大図であり、切断動作を示す図である。
図1(a)および図1(b)において、切断用金型1は、金型の本体である基台部2と、基台部2の中央部に形成された切り刃3と、フィルム液晶装置に押し当てて固定する押圧部4と、切り刃3の保護を役目とする切り刃抑止部5とで構成される。
基台部2は、平面視して矩形状をしており、四隅に円形の貫通孔を有し、中央部に押圧部4を配設する貫通孔を有している。
切り刃3は、基台部2の中央部に形成された貫通孔の周縁部に備えられ、内側面が垂直面となり、外側面が傾斜面となるように形成されている。切り刃3の基台部2からの高さは1〜1.5mm程度である。この切り刃3により、フィルム液晶部材の不要な部分を切断しフィルム液晶装置とするので、切り刃3は、フィルム液晶部材を加工する形状に形成されている。
押圧部4は、基台部2に形成した貫通孔に嵌合して配設され、基台部2に対し上下方向に可動自在である。押圧部4は、切断用金型1にてフィルム液晶部材を切断する際に、フィルム液晶部材に当接し、フィルム液晶部材のシール材の位置に当接する当接部6と、フィルム液晶装置に当接しない凹部7から構成される。
当接部6は、フィルム液晶装置の液晶を注入するための空間を構成するために設けられたシール材の幅と同じ幅で形成されている。
切り刃抑止部5は、基台部2の四隅に凸形状で平面視して矩形状に形成され、中央部に基台部2に形成した貫通孔と連通する貫通孔を有している。切り刃抑止部5の基台部2からの高さは、切り刃3の先端より少し高く形成されている。
基台部2と切り刃3と切り刃抑止部5は、成形時に一体的に金型鋼材で形成される。
図2(a)において、切断機8は、切断するフィルム液晶装置を載置するテーブル部9と、テーブル部9に立設され切断用金型1の昇降をガイドする支柱部10と、切断用金型1を上から保持する上型保持部11と、テーブル部9を担持する下型保持部と、下型保持部12に立設され、上型保持部11を保持するガイドポスト17で構成される。切断機8は、テーブル部9にフィルム液晶部材25を載置して切断用金型1にて切断する。
テーブル部9は、平面視して矩形状をしており、フィルム液晶部材25を載置する固定テーブル部13と、固定テーブル部13に嵌合し上下に可動自在である可動テーブル部14から構成される。
固定テーブル部13は、平面視してフィルム液晶部材25が加工される形状に形成され、下型保持部12に固定されている。固定テーブル部13の外周は、切り刃3が下降した際に切り刃3の先端が合致するように配設されている。
可動テーブル部14は、固定テーブル部13を配設する貫通孔を有し、上面の四隅に4本の支柱部10が立設され、付勢部材により下型保持部12と接続し、担持されており、上下に可動自在である。
支柱部10は、切り刃抑止部5と基台部2に形成された貫通孔に挿通している。切断用金型1は、この支柱部10に案内されており、切断用金型1に接続した昇降装置(図示せず)により上下に移動する。
上型保持部11は、下型保持部12に立設したガイドポスト17に支持されている。上型保持部11は、付勢部材16を介して切断用金型1を進退可能に保持する伸縮部15を備えている。
伸縮部15は、基側が上型保持部11に固定されており、先側に押圧部4を接続されて、押圧部4を先側に付勢する付勢部材16に挿通している。昇降装置により切断用金型1が下降する際に、伸縮部15が付勢部材16により伸長する。
図2(b)において、固定テーブル部13に載置したフィルム液晶部材25は、偏光板26と基板部材27と、完成品の形状に枠を形成したシール材28と、シール材28によってできた空間に注入された液晶29とで構成されている。
フィルム液晶部材25は、1つのみ図示しているが、実際には、複数のフィルム液晶装置が連なって短冊状となっており、切断機にて1枚1枚切り離すことにより、加工された製品としてのフィルム液晶装置としている。
以上のように構成されたフィルム液晶装置の切断用金型を組み込んだ切断機の動作および使用状態について説明を行う。
図2(a)において、まず、フィルム液晶部材25を、切断用金型1の切り刃3の位置に合わせて載置する。この時、切断用金型1は、待機状態であり、支柱部10の最も高いところに位置し、伸縮部15は、最も短い状態となっている。
図2(b)において、フィルム液晶部材25のシール材28の外周の位置が固定テーブル部13の上面の内側に入るように載置する。
図3(a)(b)において、伸縮部15を昇降装置にて伸長させ、切断用金型1を下降させる。切断用金型1は、支柱部10に案内されて下降するので、切り刃3の先端が、フィルム液晶部材25の枠であるシール材28の外周に合わせた位置を維持しつつ下降する。切断用金型1が下降を続けると、当接部6がフィルム液晶部材25に当接する。
図4において、切断用金型1の当接部6および切り刃3がフィルム液晶部材25に当接してなお下降を続ける。
当接部6が、フィルム液晶部材25に当接してなお下降した場合に、フィルム液晶部材25は下型保持部12に固定された固定テーブル部13に載置されているので、付勢部材16が当接部6を先側に付勢しながら縮む。従って、当接部6はフィルム液晶部材25のシール材28の上面部分である偏光板26を押圧する。
切り刃3は、フィルム液晶部材25のシール材28の外周部分の偏光板26に当接し、そのまま下降することで、フィルム液晶部材25の不要部分の偏光板26および基板部材27を切断する。
そして、切り刃抑止部5が切り刃3より先に可動テーブル部14に当接し、可動テーブル部14を押圧することで、可動テーブル部14の付勢部材が縮み、可動テーブル部14が下降するので、切り刃3は可動テーブル部14に当接せず、切り刃3の先端である刃先が折損しない。
切り刃3は、内側面が垂直面となり、外側面を傾斜面となるように形成しているので、切り刃3の内側のフィルム液晶部材25側への応力が少ないため、フィルム液晶部材25の切断部は歪にくい。また、当接部6により、フィルム液晶部材25を押圧しているため、切り刃3による切断時の応力の影響が少ない。
図5において、切断が完了したら、切断用金型1を昇降装置により上昇させ、図2に示す支持部10に案内されて、切断用金型1を元の位置に戻し、加工されたフィルム液晶装置30が完成する。
本発明は、切断時に、押圧部の当接部が枠を形成する部分のみを押圧するので、フィルムの湾曲や偏光板の歪等を抑止することが必要な用途にも適用できる。
1 切断用金型
2 基台部
3 切り刃
4 押圧部
5 切り刃抑止部
6 当接部
7 凹部
8 切断機
9 テーブル部
10 支柱部
11 上型保持部
12 下型保持部
13 固定テーブル部
14 可動テーブル部
15 伸縮部
16 付勢部材
17 ガイドポスト
25 フィルム液晶部材
26 偏光板
27 基板部材
28 シール材
29 液晶
30 加工されたフィルム液晶装置
2 基台部
3 切り刃
4 押圧部
5 切り刃抑止部
6 当接部
7 凹部
8 切断機
9 テーブル部
10 支柱部
11 上型保持部
12 下型保持部
13 固定テーブル部
14 可動テーブル部
15 伸縮部
16 付勢部材
17 ガイドポスト
25 フィルム液晶部材
26 偏光板
27 基板部材
28 シール材
29 液晶
30 加工されたフィルム液晶装置
Claims (5)
- フィルム液晶装置を切断する形状に形成された切り刃と、切り刃がフィルム液晶装置を切断する際に、前記フィルム液晶装置を押圧する押圧部を有するフィルム液晶装置の切断用金型であって、前記押圧部は、前記フィルム液晶装置の枠を形成するシール部材の部分のみを押圧する当接部を形成したことを特徴とするフィルム液晶装置の切断用金型。
- 前記押圧部は、前記切り刃の内側で上下に可動自在に備えられたことを特徴とする請求項1記載のフィルム液晶装置の切断用金型。
- 前記切り刃は、内側面が垂直面となり、外側面が傾斜面となるように形成したことを特徴とする請求項1または2に記載のフィルム液晶装置の切断用金型。
- 前記金型は、前記切り刃の先端部より突出した切り刃抑止部を設けたことを特徴とする請求項1から3のいずれかに記載のフィルム液晶装置の切断用金型。
- フィルム液晶装置を切断する切断機であって、前記切断機は、請求項1から4のいずれかの項に記載の切断用金型と、フィルム液晶装置を載置するテーブル部と、前記テーブル部に立設され切断用金型の昇降をガイドする支柱部と、切断用金型を上から保持する上型保持部と、前記テーブル部を担持する下型保持部と、前記下型保持部に立設され、前記上型保持部を担持するガイドポストで構成され、前記テーブル部は、切断するフィルム液晶装置の形状に形成され、前記下型保持部に固定された固定テーブル部と、前記固定テーブル部を配設する貫通孔を有し、前記下型保持部と付勢部材を介して接続され、上下に可動自在な可動テーブル部とで構成され、前記上型保持部は、付勢部材を介して前記押圧部と接続されたことを特徴とするフィルム液晶装置の切断機。
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---|---|---|---|
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Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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WO2014007460A1 (ko) * | 2012-07-06 | 2014-01-09 | Kim Sun-Tai | 액정필름 성형금형 |
KR101445959B1 (ko) | 2013-02-05 | 2014-09-29 | 김선태 | 액정필름 성형금형 |
CN113597103A (zh) * | 2021-07-07 | 2021-11-02 | 安徽鸿海新材料股份有限公司 | 一种高频高tg覆铜板制备方法 |
-
2004
- 2004-03-22 JP JP2004082283A patent/JP2005266655A/ja active Pending
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KR101445959B1 (ko) | 2013-02-05 | 2014-09-29 | 김선태 | 액정필름 성형금형 |
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