JP2005266415A - 画像形成機 - Google Patents

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Abstract

【課題】離型性、昇温性能及び耐久性を所要のとおり確保しながら、無端ベルト10の表面に付着したトナーの除去を可能にすること。
【解決手段】画像形成機は、定着ローラ2と、圧ローラ4と、表面の一部領域が定着ローラ2の表面の一部領域に圧接されることにより定着ローラ2を外部から加熱する無端ベルト10とを有する定着装置230と;定着装置230を制御するコントローラとを備えている。無端ベルト10の表面の離型性及び材質は定着ローラ2の表面の離型性及び材質と実質的に同じである。コントローラは、通常の画像形成時における、少なくとも用紙Pが定着装置230を通過する間、無端ベルト10の表面の温度が、定着ローラ2の表面の温度よりも高くなるよう制御する。
【選択図】 図1

Description

本発明は、用紙上の未定着トナーを用紙に溶融定着させる定着装置を備えた画像形成機、例えば、静電複写機、プリンタ、ファクシミリなどの画像形成機、に関する。
画像形成機、例えばカラー画像形成機に装着される定着装置であって、定着ローラを内部からではなく、外部から加熱するよう構成された定着装置はすでに知られている。この種の定着装置の一つの典型例は、定着ローラ(定着部材)と、定着ローラに圧接された圧ローラ(加圧部材)と、定着ローラに圧接されて定着ローラの表面を加熱する外部加熱部材とを備えている(特許文献1及び特許文献2参照)。このような定着装置は、定着ローラの表面を外部加熱部材によって直接加熱するので、連続通紙時における定着ローラの表面温度の低下を防ぐと共に、定着ローラの昇温時間、したがってウォームアップ時間を短縮できる。
ところで、特許文献1に開示された定着装置は、外部加熱部材の表面における離型性が定着ローラの表面の離型性よりも高いことを特徴としている。この定着装置によれば、外部加熱部材の表面にトナーが付着しにくく、例え付着したとしても定着ローラへトナーが移動するので、1枚の通紙により除去することができる。その結果、外部加熱部材の表面にクリーニング部材を当接させることなく、外部加熱部材の表面がトナーで汚れることを防止できる、とされている。
他方、特許文献2に開示された画像形成機は、外部加熱部材の表面温度と定着ローラの表面温度の差が通常の画像形成時における両者の表面温度差より大きい状態(クリーニング可能状態)で定着装置に用紙(転写材)を通じるモード(クリーニングモード)を装置の非画像形成時に実行可能としたことを特徴としている。この画像形成機においても、外部加熱部材の表面に付着したトナーを除去することができる、とされている。
しかしながら、特許文献1に開示された定着装置においては、外部加熱部材の表面における離型性を定着ローラの表面の離型性よりも高くするために、外部加熱部材の表面材質と定着ローラの表面材質とを相違するものに設定しなければならない。その結果、外部加熱部材の表面と定着ローラの表面とが相互に圧接、摺動を繰り返すうちに外部加熱部材の表面又は定着ローラの表面のいずれかのうち強度の弱い方が極端に削れる、あるいは傷が入るなどして、離型性や昇温性能を低下させ、しかも寿命を短くするおそれがある。
また特許文献2に開示された画像形成機においては、クリーニングモード時において、外部加熱部材及び定着ローラの温度制御、及び加熱開始後からの通紙タイミング制御のみによって外部加熱部材の表面温度と定着ローラの表面温度との温度差を通常よりも大きくしなければならないので、通紙できるまでの時間が長くなる、あるいは通紙タイミングが難しい、などの問題がある。
特開2003−114583号公報 特開2003−029563号公報
本発明の目的は、離型性、昇温性能及び耐久性を所要のとおり確保しながら、外部加熱部材の表面に付着したトナーの除去を可能にする、新規な画像形成機を提供することである。
本発明の他の目的は、複雑な温度制御あるいは通紙タイミング制御を行うことなく、外部加熱部材の表面温度と定着ローラの表面温度との温度差を通常よりも大きくすることを可能にする、新規な画像形成機を提供することである。
本発明の一局面によれば、
定着ローラと、定着ローラに圧接された圧ローラと、表面の一部領域が定着ローラの表面の一部領域に圧接されることにより定着ローラを外部から加熱する外部加熱部材とを有する定着装置と;定着装置を制御するコントローラと;を備えた画像形成機において、
外部加熱部材の表面の離型性及び材質は定着ローラの表面の離型性及び材質と実質的に同じであり、コントローラは、通常の画像形成時における、少なくとも用紙が定着装置を通過する間、外部加熱部材の表面の温度が、定着ローラの表面の温度よりも高くなるよう制御する、
ことを特徴とする画像形成機、が提供される。
本発明の他の局面によれば、
定着ローラと、定着ローラに圧接された圧ローラと、表面の一部領域が定着ローラの表面の一部領域に圧接されることにより定着ローラを外部から加熱する外部加熱部材とを有する定着装置と;定着装置を制御するコントローラと;を備えた画像形成機において、
非画像形成時に用紙が定着装置を通過し得るクリーニングモードが設けられ、コントローラは、外部加熱部材の表面の一部領域が定着ローラの表面の一部領域に圧接されることにより形成されるニップ領域のニップ幅を、通常の画像形成時におけるよりも小さく設定した状態でクリーニングモードを実行する、
ことを特徴とする画像形成機、が提供される。
外部加熱部材は、相互に間隔を置いて配置された複数のベルト支持ローラであって、少なくとも1個のベルト支持ローラが、内蔵された加熱手段により加熱されるヒートローラからなる、複数のベルト支持ローラの各々間に巻き掛けられた無端ベルトからなり、無端ベルトの表面の一部領域は定着ローラの表面の一部領域に圧接される、ことが好ましい。
外部加熱部材は、定着ローラの表面に圧接される少なくとも1個のヒートローラからなる、ことが好ましい。
コントローラは、定着装置にジャムが発生すると装置の作動を停止し、ジャム処理終了後、通常の画像形成が行われる前にクリーニングモードを実行する、又は、操作パネルにおいてクリーニングモードが指定されたときにクリーニングモードを実行する、又は、ホストコンピュータからクリーニングモードが指定されたときにクリーニングモードを実行する、ことが好ましい。
外部加熱部材の表面の離型性及び材質は定着ローラの表面の離型性及び材質と実質的に同じである、ことが好ましい。
以下、本発明に従って構成された画像形成機の好適な実施の形態を、添付図面を参照して詳細に説明する。
図4には、本発明に従って構成された、定着装置を備えたタンデム型カラー画像形成機の概略構成断面図が示されている。図示のタンデム型カラー画像形成機は、ほぼ直方体形状の画像形成機本体200を備えている。画像形成機本体200内には、ブラック用プロセスユニット202、シアン用プロセスユニット204、マゼンタ用プロセスユニット206及びイエロー用プロセスユニット208が、図1において左から右に向かってこの順に配列されている。これらのプロセスユニット202、204、206及び208は、それぞれ、感光体ドラム210、帯電器212、露光手段の一部であるLEDヘッド214、現像装置216、転写装置218、クリーニング装置220などの作像エレメントを備えている。なお、図1においては、図示の簡略化のため、上記作像エレメントの符号は、ブラック用プロセスユニット202においてのみ付してある。
各プロセスユニット202、204、206及び208の現像装置216には、それぞれ、対応する色のトナーを補給するためのトナー補給容器100が装着されている。プロセスユニット202、204、206及び208の下側には、搬送ベルト機構222が配設され、用紙を担持して矢印の方向に搬送する。なお、本明細書においては、「転写材」を代表して「用紙」と称している。搬送ベルト機構222の用紙搬送方向下流側には、定着装置230、搬送ローラ240及び排出ローラ242などが配設されている。画像形成機本体200の上端であって、排出ローラ228の外側には排紙トレイ244が配設されている。搬送ベルト機構222は、その下方に配置された給紙カセット224から送り出された用紙を、プロセスユニット208、206、204及び202における感光体ドラム210と転写装置218との間を通して搬送する。プロセスユニット208、206、204及び202において、それぞれ帯電器212により一様に帯電された感光体ドラム210の表面がLEDヘッド214により露光されることにより静電潜像が形成され、この静電潜像は現像装置216により現像されてトナー像となる。このトナー像は、転写装置218によって、搬送ベルト機構222により搬送されてきた用紙に、上流側のプロセスユニット208によって形成されたトナー像から順次重ね合わされて転写される。用紙に転写されたカラートナー画像は定着装置230を通過する間に用紙に定着され、カラートナー画像が定着された用紙は、搬送ローラ240及び排出ローラ242により排紙トレイ244に排出される。なお、転写されないで感光体ドラム210の表面に残留したトナーは、クリーニング装置220によって清掃される。
次に、上記画像形成機本体200内に装着された定着装置230について説明する。図1を参照して、定着装置226は、定着ローラ2と、定着ローラ2に対し下方から圧接された圧ローラ4と、表面の一部領域が定着ローラ2の表面(外周面)の一部領域に圧接されることにより定着ローラ2を外部から加熱する外部加熱手段とを有している。外部加熱手段は、相互に間隔を置いて配置された複数の、実施形態においては2個のベルト支持ローラ6及び8であって、少なくとも1個のベルト支持ローラ6が、内蔵された加熱手段6Hにより加熱されるヒートローラからなる、2個のベルト支持ローラ6及び8の各々間に巻き掛けられた無端ベルト10からなる。無端ベルト10の表面(外周面)の一部領域は定着ローラ2の表面の一部領域に圧接され、ニップ領域10Nを形成している。
無端ベルト10及びベルト支持ローラ6及び8により囲まれた空間内には、ヒートローラであるベルト支持ローラ6の温度制御を行うための制御機器である温度センサ、具体的にはサーミスタ6Sが、ベルト支持ローラ6の表面に接触するよう配設されている。定着装置230にはまた、定着ローラ2の表面温度を検出するためのサーミスタ2Sが、定着ローラ2の表面に接触するよう配設されている。
定着装置230は、相互に間隔をおいて配設された一対の側壁を含む図示しないハウジングを備えており、定着ローラ2、圧ローラ4及びヒートローラであるベルト支持ローラ6、及び他のベルト支持ローラ8は、側壁の各々間に回転自在にかつ相互に平行に支持されている。サーミスタ6S及び2Sは、側壁の各々間を延在するよう配設された図示しない支持フレームに取り付けられている。ベルト支持ローラ6及び8は、定着ローラ2の回転方向(図1において時計方向)上流側(図1において左側)及び下流側(図1において右側)において定着ローラ2の表面の外側に間隔をおいて配置されている。定着ローラ2の表面の一部領域に圧接される無端ベルト10の表面の該一部領域、すなわちニップ領域10Nは、2個のベルト支持ローラ6及び8間に配置される。このような構成に代えて、ベルト支持ローラ6及び/又はベルト支持ローラ8を、定着ローラ2の表面に圧接する他の実施形態もある。
定着ローラ2を軸方向に見て(図1において紙面を表から裏に見て)、定着ローラ2の軸心を通る仮想水平線をx軸、定着ローラ2の軸心を通ってx軸に直交する仮想鉛直線をy軸としたとき、ベルト支持ローラ6は、定着ローラ2の表面に対し、第2象限において定着ローラ2の外側に配置されている。他方、ベルト支持ローラ8は、ベルト支持ローラ6に対し定着ローラ2の回転方向下流側であり、かつ用紙Pの搬送方向上流側において、定着ローラ2の表面の外側に間隔をおいて配置されている(定着ローラ2の表面に対し、第1象限における周方向のほぼ中間位置に配置されている)。加熱手段6Hは、ヒートローラであるベルト支持ローラ6の中心領域において、上記側壁の各々間に静止状態で支持されている。
定着ローラ2は、駆動源である電動モータM1に、図示しないギヤなどの動力伝達機構を介して駆動結合されている。ベルト支持ローラ6及び8は、無端ベルト10を介して定着ローラ2に従動回転させられるよう構成されている。この構成に代えて、ベルト支持ローラ6及び/又はベルト支持ローラ8を、定着ローラ2に図示しないギヤなどの動力伝達機構を介して駆動結合することによって、定着ローラ2によって回転駆動させる実施形態もある。
定着ローラ2及び圧ローラ4は、それぞれ、金属、例えばSUSあるいは鉄製の心金と、心金を覆う弾性部材であるソリッドのシリコンゴムあるいは発泡シリコンゴムとを備えている。ベルト支持ローラ6及び8は、SUSあるいはアルミニウムなどの金属製の中空管から構成されている。無端ベルト10は、ポリイミド樹脂、NiあるいはSUSから形成することができる。定着ローラ2の外部加熱部材である無端ベルト10の、定着ローラ2の表面(すなわち外周面)に圧接される表面(すなわち無端ベルト10の外周面)の離型性及び材質は、定着ローラ2の表面の離型性及び材質と実質的に同じであることが重要である。無端ベルト10の外周面の材質が、定着ローラ2の表面の材質と実質的に同じである、ということは、同じ材料(添加物があれば、その物質も添加量も実質的に同じ)により同じ性質を有するように製造したもの、ということができる。この要件を満足させるため、この実施形態において、ポリイミド樹脂、NiあるいはSUSからなる無端ベルト10の表面及び定着ローラ2のソリッドのシリコンゴムあるいは発泡シリコンゴムの表面が、それぞれ、相互に実質的に同じ離型性及び材質の合成樹脂、例えば、フッ素樹脂によりコーティングされるか、又は相互に実質的に同じ離型性及び材質のフッ素樹脂からなるチューブにより被覆される。フッ素樹脂としては、例えば、PFA(ポリテトラフルオロエチレン)樹脂、PTFE(パーフロロアルキルエーテル)樹脂などを挙げることができるが、特に、PFA(添加物なし)が好ましい。
加熱手段6Hはハロゲンヒータから構成されているが、他の加熱手段、例えば、電磁誘導加熱用の励磁コイル(IHコイル)から構成してもよい。加熱手段をIHコイルから構成した場合には、IHコイルを、ベルト支持ローラ6の表面の一部領域を外側から隙間を置いて覆うよう配置する実施形態もある。
上記画像形成機本体200内には、定着装置230の作動を制御する図示しないコントローラが備えられている。コントローラは、マイクロコンピュータによって構成されており、制御プログラムに従って演算処理する中央処理装置(CPU)、制御プログラムを格納するROM、演算結果等を格納する読み書き可能なRAM、タイマ、カウンタ、入力インターフェース及び出力インターフェースなどを備えている。このように構成されたコントローラの入力インターフェースには、サーミスタ6S及び2S、その他の検出器、スイッチなどからの検出信号が入力され、出力インターフェースから電動モータM1、電動モータM2(図2及び図3参照)及び加熱手段6Hなどに制御信号を出力する。
通常の画像形成時(すなわち通常の定着作動時)、定着ローラ2が電動モータMにより図1において時計方向に回転駆動されると、圧ローラ4は反時計方向に従動させられる。同時に無端ベルト10が定着ローラ2によって図1において反時計方向に従動回転させられるので、ヒートローラであるベルト支持ローラ6と、他のベルト支持ローラ8が無端ベルト10を介して同じ反時計方向に従動回転させられる。加熱手段6Hを構成するハロゲンヒータが通電され、発熱が開始されると、加熱手段6Hによる熱は、ヒートローラであるベルト支持ローラ6から無端ベルト10へ、無端ベルト10から定着ローラ2に伝達され、定着ローラ2の表面が加熱される。定着ローラ2の表面に伝達された熱は圧ローラ4の表面にも伝達される。片面(上面)にトナーが転写された用紙Pが図1において右から左に向かってほぼ水平に搬送され、定着ローラ2及び圧ローラ4のニップ部を通過すると、用紙Pの片面に転写された未定着トナーは、定着ローラ2によって用紙Pの片面に溶融定着される。
先に述べたように、定着ローラ2の外部加熱部材である無端ベルト10の表面の離型性及び材質は、定着ローラ2の表面の離型性及び材質と実質的に同じであるで、無端ベルト10の表面と定着ローラ2の表面とが相互に圧接、摺動を繰り返しても、無端ベルト10の表面の強度及び定着ローラ2の表面の強度は実質的に同じであるので、いずれかが極端に削れる、あるいは傷が入る、などといった不具合は発生しない。その結果、無端ベルト10の表面と定着ローラ2の表面の離型性、昇温性能及び耐久性を所要のとおり確保することが可能になる。
本発明においてはまた、コントローラは、通常の画像形成時における、少なくとも用紙が定着装置230を通過する間、外部加熱部材である無端ベルト10の表面の温度が、定着ローラ2の表面の温度よりも高くなるよう制御する。具体的には、定着ローラ2を回転駆動させた状態で、加熱手段6HをONして、ヒートローラであるベルト支持ローラ6を加熱し、無端ベルト10の表面温度(ニップ領域10Nにおける表面温度)が定着ローラ2の表面温度(ニップ領域10Nにおける表面温度)よりも高くなるように制御すればよい。その結果、無端ベルト10の表面の離型性が、定着ローラ2の表面の離型性と実質的に同じであっても、上記温度差に起因して、定着ローラ2の表面に付着したトナーが無端ベルト10の表面に付着しにくくなる。また、定着ローラ2の表面に付着したトナーが、無端ベルト10の表面に移動させられて付着したとしても、上記温度差に起因して、無端ベルト10の表面に付着したトナーは、定着ローラ2の表面に移動させられる。そして、定着ローラ2の表面に移動させられたトナーは、通常の画像形成時において、定着ローラ2と圧ローラ4とのニップ領域を通過する用紙によりセルフクリーニングされる。このような作用効果は、外部加熱部材が図示しない1個又は複数のヒートローラ(熱ローラ)から構成される他の実施形態においても、実質的に同じように得られるものである。上記作用効果はまた、定着ローラ2及び/又は圧ローラ4に加熱手段が内蔵され、かつ1個又は複数のヒートローラ(熱ローラ)が定着ローラ2の表面に圧接されるよう構成された定着装置においても、実質的に同じように得られるものである。したがって、本発明によれば、無端ベルト10の表面にクリーニング部材を当接させることなく、無端ベルト10の表面と定着ローラ2の表面の離型性、昇温性能及び耐久性を所要のとおり確保しながら、外部加熱部材である無端ベルト10又は図示しないヒートローラの表面に付着したトナーの除去を可能にする。
本発明においてはまた、非画像形成時に用紙が定着装置230を通過し得るクリーニングモードが設けられ、コントローラは、無端ベルト10の表面の一部領域が定着ローラ2の表面の一部領域に圧接されることにより形成されるニップ領域10Nのニップ幅を、通常の画像形成時におけるニップ幅よりも小さく設定した状態でクリーニングモードを実行する。その結果、クリーニングモードの実行時においては、無端ベルト10から定着ローラ2へ移動する熱量が、通常の画像形成時におけるよりも少なくなるので、無端ベルト10の表面温度と、定着ローラ2の表面温度の差が、通常の画像形成時におけるよりも大きくなり、セルフクリーニング性能を向上させることが可能になる。すなわち、本発明によれば、先に述べた従来装置におけるような、複雑な温度制御あるいは通紙タイミング制御を行うことなく、無端ベルト10の表面温度と定着ローラ2の表面温度との温度差を通常よりも大きくすることを可能にする。以下、図2及び図3を参照して更に、具体的構成を説明する。
図2には、無端ベルト10の表面の一部領域が定着ローラ2の表面の一部領域に圧接されることにより形成されるニップ領域10Nの周方向幅、すなわちニップ幅を変更することができるニップ幅可変手段を備えた定着装置230Aが示されている。定着装置230Aのその他の基本的構成は、図1に示す定着装置230と実質的に同じであるので、同一部分は同一符号で示し、説明は省略する。このニップ幅可変手段は、定着ローラ2の回転方向下流側であってニップ領域10Nよりも下流側における定着ローラ2の表面の外側に間隔をおいて配置されベルト支持ローラ8を、定着ローラ2の表面に対し接近又は離隔する方向に変位させることができる1個のベルト支持ローラ変位機構20から構成されている。
ベルト支持ローラ変位機構20は、図示しないハウジングに備えられた上記側壁の各々にそれぞれ回動可能に取り付けられかつベルト支持ローラ8の両端部が回転自在に支持された支持部材22と、支持部材22の各々を、ベルト支持ローラ8が定着ローラ2の表面に対し接近及び離隔する方向へ変位させることができる駆動手段とを備えている。相互に実質的に同じ構成を有する支持部材22の各々は、ほぼ台形をなす支持板から構成され、軸22aを介して、対応する側壁の内側に回動可能に支持されている。支持部材22の各々と、対応する側壁との間には、支持部材22の各々を、ベルト支持ローラ8が定着ローラ2の表面に対し離隔する方向(図2において反時計方向)へ常時付勢する引張コイルばね24が配設されている。
上記駆動手段は、引張コイルばね24による、該離隔する方向への回動を阻止するよう、支持部材22の各々の一側面22sに当接して配置されたカム26と、カム26の各々に対応して配設されかつカム26の各々を回動させるアクチュエータ、実施形態においては、電動モータM2とを備えている。支持部材22の各々は、対応する引張コイルばね24により図2において反時計方向に常時付勢されるので、支持部材22の各々の一側面22sは、対応するカム26のカム面に常時圧接させられている。カム26の各々は、側壁の各々間に回動可能に支持された軸26aに固定されている。軸26aの一端は電動モータM2の駆動軸に駆動結合されている。電動モータM2の回動により、カム26の各々は、図2において反時計方向に回動させられる。なお、カム26の各々の軸26a、支持部材22の各々の軸22a及びベルト支持ローラ8は、定着ローラ2、圧ローラ4及びベルト支持ローラ6と実質的に平行に配置される。
図2に示すベルト支持ローラ変位機構20の状態は、プリント、コピーなどの通常の画像形成時における状態を示している。カム26の各々は、軸26aからの距離が最も長いカム面が、対応する支持部材22の一側面22sに当接するよう位置付けられている(通常の画像形成位置)。無端ベルト10の表面の一部領域が定着ローラ2の表面の一部領域に圧接されることにより形成されるニップ領域10Nのニップ幅は、通常の画像形成時(すなわち通常の定着作動時)に適したニップ幅Lnに予め設定されている。
コントローラは、クリーニングモードの実行に際しては、通常の画像形成時におけるニップ幅Lnよりもニップ幅が小さくなるようにベルト支持ローラ可変機構20を作動させる。具体的には、電動モータM2を回転駆動して、カム26の各々を図2に示す通常の画像形成位置から、図3に示すクリーニングモード実行位置(すなわちニップ幅短縮位置)まで図2において反時計方向に所定角度回動させる。カム26の各々は、軸26aからの距離が最も短いカム面が、対応する支持部材22の一側面22sに当接するよう位置付けられる(クリーニングモード実行位置)。支持部材22の各々は、軸22aまわりに図2において反時計方向に所定の角度だけ回動させられる(図3参照)。その結果、図2と図3とを比較することによって容易に理解されるように、ニップ領域10Nのニップ幅Lnが、ニップ幅Lcに短縮させられる。
コントローラは、ニップ領域10Nのニップ幅を、通常の画像形成時におけるニップ幅Lnよりも小さいニップ幅Lcとしてクリーニングモードを実行する。クリーニングモードは、定着ローラ2を電動モータM1により回転駆動させると共に、給紙カセット224(図4)から送り出した用紙を、プロセスユニット208、206、204及び202において画像を形成することなく、定着装置230を通過させることにより実行される。該用紙が定着ローラ2と圧ローラ4とのニップ領域を通過するときに、定着ローラ2の表面及び圧ローラ4の表面に付着したトナーが用紙に付着されることにより該表面の各々から除去される。無端ベルト10の表面に付着したトナーは、上記温度差に起因して、定着ローラ2に移動させられ、更に用紙に付着されることにより除去される。
コントローラによるクリーニングモードの実行は次のとおりである。
(1)定着装置230又は230Aにジャムが発生すると装置の作動を停止する。ジャム処理終了後、通常の画像形成が行われる前にクリーニングモードを実行する。
(2)画像形成機本体200に設けられた図示しない操作パネルにおいて、クリーニングモードが指定されたときにクリーニングモードを実行する。
(3)図示しないホストコンピュータからクリーニングモードが指定されたときにクリーニングモードを実行する。
クリーニングモードを実行した後、コントローラは、電動モータM1の駆動を停止して、定着ローラ2、圧ローラ4、ベルト支持ローラ6、無端ベルト10及びベルト支持ローラ8の回転を停止する。同時にニップ幅可変手段であるベルト支持ローラ可変機構20を作動させて縮小されたニップ幅Lc(図3)を、通常の画像形成時におけるニップ幅Ln(図2)に復帰させる。具体的には、電動モータM2を所定の角度だけ同じ方向に回動させてカム26の各々を、図3に示すクリーニングモード実行位置から、図2に示す通常の画像形成位置まで、図3において反時計方向に回動させる。カム26の各々は、軸26aからの距離が最も長いカム面が、対応する支持部材22の一側面22sに当接するよう位置付けられる。支持部材22の各々は、引張コイルばね24のばね力に抗して、軸22aまわりに図3において時計方向に所定の角度だけ回動させられる(図2参照)。その結果、図3と図2とを比較することによって容易に理解されるように、ニップ領域10Nのニップ幅が、図3に示すクリーニングモードの実行時におけるニップ幅Lcから、図2に示す通常の画像形成時におけるニップ幅Lnに復帰させられる。
上記定着装置において、複数のベルト支持ローラ6及び8のうち、1個のベルト支持ローラ8は、定着ローラ2の回転方向下流側において定着ローラ2の表面の外側に間隔をおいて配置され、ベルト幅可変手段は、該1個のベルト支持ローラ8を定着ローラ2の表面に対し接近又は離隔する方向に変位させることができる1個のベルト支持ローラ可変機構20から構成されているが、ベルト幅可変手段が、定着ローラ2の回転方向上流側において定着ローラ2の表面の外側に間隔をおいて配置され1個のベルト支持ローラ6を定着ローラ2の表面に対し接近又は離隔する方向に変位させることができる1個のベルト支持ローラ可変機構20から構成する他の実施形態もある。上記二つの実施形態において、1個のベルト支持ローラ可変機構20により変位されない他方のベルト支持ローラ6又は8を、無端ベルト10を介して定着ローラ2の表面に圧接させる実施形態もある。
更にはまた、複数のベルト支持ローラのうち、2個のベルト支持ローラ6及び8は、定着ローラ2の回転方向上流側及び下流側において定着ローラ2の表面の外側に間隔をおいて配置され、定着ローラ2の表面の一部領域に圧接される無端ベルト10の表面の該一部領域は、該2個のベルト支持ローラ6及び8間に配置され、ニップ幅可変手段が、該2個のベルト支持ローラ6及び8の片方及び他方を、それぞれ、定着ローラ2の表面に対し接近又は離隔する方向に変位させることができる2個のベルト支持ローラ変位機構20から構成される、他の実施形態もある。
本発明による画像形成機に備えられている上記定着装置は、無端ベルト10の表面の一部領域が定着ローラ2の表面の一部領域に圧接されるよう構成されている。すなわち、定着ローラ2の表面の一部領域に沿って、柔軟性のある無端ベルト10が圧接されてニップ領域10Nを形成するので、定着ローラ2を加熱するためのニップ幅を従来よりも大幅に増加することができる。その結果、定着ローラ2に対する局部的な負荷を増加することなく、しかも定着ローラ2の耐久性を損なうことなく、定着ローラ2の昇温時間を短縮して定着装置のウォームアップ時間を短縮することができる。
本本発明においては、先に述べたように、非画像形成時に用紙Pが定着装置230Aを通過し得るクリーニングモードが設けられ、コントローラは、外部加熱部材である無端ベルト10の表面の一部領域が定着ローラ2の表面の一部領域に圧接されることにより形成されるニップ領域10Nのニップ幅を、通常の画像形成時におけるよりも小さく設定した状態で(すなわち通常の画像形成時におけるニップ幅Lnよりも小さいニップ幅Lcとした状態で)クリーニングモードを実行するよう構成されている。この構成における外部加熱部材としては、無端ベルト10に限定されることは無く、定着ローラ2の外周面に圧接される少なくとも1個の図示しないヒートローラであってもよい。加熱手段、例えばハロゲンヒータが内蔵されたヒートローラは、金属製、例えばアルミニウム製の中空管から形成することができる。そしてクリーニングモード時には、ヒートローラを、通常の画像形成時における位置から、定着ローラ2の半径方向外方に若干移動させることにより、定着ローラ2とのニップ幅を少なくすることができる。クリーニングモードが実行された後には、再び、ヒートローラを、通常の画像形成時における位置まで復帰移動させればよい。ヒートローラを、定着ローラ2に対し半径方向に離隔及び接近するよう移動させる機構は、例えば、図2及び図3に示す定着装置230Aに備えられているカム機構を挙げることができるが、もちろんこれに限定されるものではない。
本発明による画像形成機に備えられる定着装置の一実施形態を示す構成概略図である。 本発明による画像形成機に備えられる定着装置の他の実施形態を示す構成概略図である。 図2に示す定着装置の他の作動態様を示す構成概略図である。 本発明による画像形成機の構成概略図である。
符号の説明
2:定着ローラ
4:圧ローラ
6:ベルト支持ローラ(ヒートローラ)
6H:加熱手段(ハロゲンヒータ)
8:ベルト支持ローラ
10:無端ベルト
20:ベルト支持ローラ変位機構
22:支持部材
22a:軸
24:引張コイルばね
26:カム
26a:軸
30:コントローラ
230、230A:定着装置
M1、M2:電動モータ
P:用紙
S1、S2:サーミスタ

Claims (6)

  1. 定着ローラと、定着ローラに圧接された圧ローラと、表面の一部領域が定着ローラの表面の一部領域に圧接されることにより定着ローラを外部から加熱する外部加熱部材とを有する定着装置と;定着装置を制御するコントローラと;を備えた画像形成機において、
    外部加熱部材の表面の離型性及び材質は定着ローラの表面の離型性及び材質と実質的に同じであり、コントローラは、通常の画像形成時における、少なくとも用紙が定着装置を通過する間、外部加熱部材の表面の温度が、定着ローラの表面の温度よりも高くなるよう制御する、
    ことを特徴とする画像形成機。
  2. 定着ローラと、定着ローラに圧接された圧ローラと、表面の一部領域が定着ローラの表面の一部領域に圧接されることにより定着ローラを外部から加熱する外部加熱部材とを有する定着装置と;定着装置を制御するコントローラと;を備えた画像形成機において、
    非画像形成時に用紙が定着装置を通過し得るクリーニングモードが設けられ、コントローラは、外部加熱部材の表面の一部領域が定着ローラの表面の一部領域に圧接されることにより形成されるニップ領域のニップ幅を、通常の画像形成時におけるよりも小さく設定した状態でクリーニングモードを実行する、
    ことを特徴とする画像形成機。
  3. 外部加熱部材は、相互に間隔を置いて配置された複数のベルト支持ローラであって、少なくとも1個のベルト支持ローラが、内蔵された加熱手段により加熱されるヒートローラからなる、複数のベルト支持ローラの各々間に巻き掛けられた無端ベルトからなり、無端ベルトの表面の一部領域は定着ローラの表面の一部領域に圧接される、請求項2記載の画像形成機。
  4. 外部加熱部材は、定着ローラの表面に圧接される少なくとも1個のヒートローラからなる、請求項2記載の画像形成機。
  5. コントローラは、定着装置にジャムが発生すると装置の作動を停止し、ジャム処理終了後、通常の画像形成が行われる前にクリーニングモードを実行する、又は、操作パネルにおいてクリーニングモードが指定されたときにクリーニングモードを実行する、又は、ホストコンピュータからクリーニングモードが指定されたときにクリーニングモードを実行する、請求項2〜4のいずれか1項に記載の画像形成機。
  6. 外部加熱部材の表面の離型性及び材質は定着ローラの表面の離型性及び材質と実質的に同じである、請求項2〜4のいずれか1項に記載の画像形成機。
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