JP2005265883A - 琴糸 - Google Patents

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Takayuki Yamagami
隆之 山上
Tomokazu Sato
友和 佐藤
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Abstract

【課題】 優れた耐久性と音色を兼備すると共に、さらには製造工程を簡略化することも可能な合成樹脂製琴糸の提供。
【解決手段】 断面が2葉以上の多葉断面合成樹脂製モノフィラメントからなることを特徴とする琴糸であり、この多葉断面合成樹脂製モノフィラメントの断面形状に外接する円の面積をS1 、糸断面の実面積をS2 としたとき、式R=S2 /S1 で表される面積比率Rが0.2〜0.8の範囲にあることが好ましい。
【選択図】 なし

Description

本発明は琴の弦に使用される合成樹脂製の琴糸に関するものである。さらに詳しくは、耐久性および音色に優れると共に、加工安定性が良好な合成樹脂製の琴糸に関するものである。
従来、琴や三味線などの弦には絹糸が用いられてきが、戦後登場した合成繊維は、絹糸に比べて強度や耐久性が高いことから、現在では合成繊維製の琴糸が主流を占めている。
なお、耐久性の低い絹糸製琴糸の問題を解決する公知技術としては、生糸絹繊維にセリシンを定着する方法(例えば、特許文献1参照)が知られているが、この方法で得られた琴糸の耐久性は、合成繊維製琴糸の耐久性レベルにはほど遠いものであった。
一方、合成繊維の中で琴糸用の原糸として使用されている素材は、ナイロン繊維やポリエステル繊維が大半を占めており、琴糸の製造はこれらの繊維を数本撚り合せた後、熱処理を行い、撚り糸状に加工することによりなされてきた。
しかるに、合成繊維からなる琴糸は、上述したとおり絹糸に比べ高い耐久性を特徴としているものの、絹糸弦と遜色のない安定した音色を得ることが難しいばかりか、合成繊維モノフィラメントを琴糸用の撚糸にする製造工程が、撚り合わせと熱セット処理を繰り返し行う複雑なものであり、この点で製造コストの増大が避けられないという問題があった。
したがって、現在使われている合成繊維製琴糸については、これに絹糸製琴糸に近い音色を付与すると共に、その製造コストの低減が強く望まれていたのが実情である。
特開平5−171568号公報
本発明は、上述した従来技術における問題点の解決を課題として検討した結果達成されたものであり、耐久性および音色に優れると共に、製造工程が簡略化可能で加工安定性が良好な合成樹脂製の琴糸の提供を目的とするものである。
上記の課題を解決するために、本発明者等が鋭意検討した結果、特定の多葉形状を有する多葉断面合成樹脂製モノフィラメントが、これまでにない諸特性を有し、琴糸として優れた性能を発揮することを見出し、本発明に至った。
すなわち、上記の目的を達成するために本発明によれば、琴の弦に使用される琴糸であって、断面が2葉以上の多葉断面合成樹脂製モノフィラメントからなることを特徴とする琴糸が提供される。
さらには、糸の断面形状に外接する円の面積をS1 、糸断面の実面積をS2 としたとき、式R=S2 /S1 で表される面積比率Rが0.2〜0.8の範囲にあることを特徴とする琴糸が提供される。
なお、本発明の琴糸においては、
前記多葉断面合成樹脂製モノフィラメントの断面形状に外接する円の面積をS1 、糸断面の実面積をS2 としたとき、式R=S2 /S1 で表される面積比率Rが0.2〜0.8の範囲にあること、および
前記多葉断面合成樹脂製モノフィラメントの断面が2〜10葉の多葉断面形状であること
が、いずれも好ましい条件として挙げられる。
また、本発明の琴糸は、
上記の多葉断面合成樹脂製モノフィラメントに、その中心軸を中心として繊維方向に捻りを掛けて熱セットを行い、外周面に螺旋状の凹凸部を形成してなるもの、および
請求項1〜3のいずれか1項に記載の多葉断面合成樹脂製モノフィラメントを複数本の束状としたものを撚り合わせて熱セットを行い、外周面に螺旋状の凹凸部を形成してなるもの
であってもよい。
以下に説明するとおり、本発明によれば、長期間の音色安定性、耐久性、製造工程での加工安定性が良好な琴糸が得られる。また、多葉断面合成樹脂製モノフィラメントに捻りまたは撚りを掛けた場合には、絹糸弦に近い極めて繊細で余韻のある音色を有し、絹糸弦にこだわる演奏家も満足する高品質の琴糸が得られる。
以下に、本発明について詳細に説明する。
本発明の琴糸は、断面が2葉以上の多葉断面合成樹脂製モノフィラメントからなることをを必須条件とする。
さらに、本発明の多葉断面合成樹脂製モノフィラメントを構成する合成樹脂としては、6ナイロン、66ナイロン、610ナイロン、612ナイロン、6/66共重合体などのポリアミド樹脂およびその共重合体、ポリエチレンテレフタレート(以下、PETという)、ポリブチレンテレフタレート(以下、PBTという)、ポリエチレンナフタレート、ポリシクロヘキサンジメチレンテレフタレートなどのポリエステルおよびその共重合体、ポリフッ化ビニリデン、エチレン・テトラフルオロエチレン共重合体、テトラフルオロエチレン・ヘキサフルオロプロピレン・フッ化ビニリデン共重合体などのフッ素系樹脂、ポリフェニレンスルフィド(以下、PPSという)、およびポリエチレン、ポリプロピレンなどのポリオレフィンなどが挙げられるが、強度、剛性などの力学的特性や、温度、湿度変化に対しての寸法安定特性および耐久性などにバランスのとれた上記のポリエステルが、特に琴糸の素材として好ましい。
また、上記合成樹脂には、酸化チタン、酸化ケイ素、炭酸カルシウム、窒化ケイ素、クレー、タルク、カオリンおよびジリコニウム酸などの各種無機粒子や架橋高分子粒子および各種金属粒子などの粒子類のほか、従来公知の抗酸化剤、金属イオン封鎖剤、イオン交換剤、着色防止剤、帯電防止剤、各種着色剤、ワックス類、シリコーンオイル、各種界面活性剤および各種強化繊維類などが添加されてもよい。
本発明の琴糸を構成するモノフィラメントの断面形状は、2葉以上の多葉形状を有していることが重要であるが、多葉形状のうち少なくとも1つ以上の葉がほかの葉と形や大きさが異なっていてもよく、このような多葉形状の具体例としては、例えば図1(a)〜(f)に示すような各種断面形状が挙げられる。
しかし、多葉断面における葉の数が多すぎると、丸断面形状の糸に近似することから、琴の音色が悪くなる。葉の数は2〜10葉、さらには3〜6葉であることが好ましい。
よって、適宜選択され特に限定されるものではないが、モノフィラメントの断面外接円の直径が0.10〜3mmの範囲のものが好ましく使用される。
また、本発明の多葉断面合成樹脂製モノフィラメントにおいては、その断面形状に外接する円の面積をS1 、糸断面の実面積をS2 とした場合、式R=S2 /S1 で表されるS1 に対するS2 の面積比率Rが0.2〜0.8、特に0.3〜0.7の範囲にあることが望ましい。このRの値が大きすぎると丸断面形状の糸に近くなるため、琴の音色が悪くなる。逆に、Rの値が小さすぎると糸の強度が低下して糸切れしやすくなる傾向となり、本発明が意図する効果が十分に発揮されない。
本発明の多葉断面合成樹脂製モノフィラメントの製造は、何ら特殊な方法を必要とせず公知の紡糸方法で行うことができる。例えば、エクストルーダーのような混練押出機、あるいはプレッシャーメルター型などの溶融紡糸機を用いてポリマ樹脂を紡糸口金から溶融押出し、引き続き冷却、熱延伸、熱セットすることにより製造することができる。
さらに、本発明の琴糸は、図2(A)に示したように、多葉断面合成樹脂製モノフィラメント1の中心軸を中心として捻りを形成させた捻り線2から構成することもできる。そして、このような捻り線2から琴糸を構成することにより、琴の音色や弾き心地の向上効果を得ることができる。この場合、繊維軸方向の単位当たりの捻り数は特に限定されないが、捻り数が少なすぎると音色や弾き心地が向上せず、逆に、多すぎると多葉部分が過剰に変形し、強度低下が発生する。従って、30T/M〜300T/Mが好ましく、さらには 50T/M〜200T/Mが好ましい。また、捻り形成方法に限定はなく、通常の捻り方法、例えば、モノフィラメントを捻った状態にして加熱固定処理する方法が挙げられる。
さらにまた、本発明の琴糸は、図2(B)に示したように、前記多葉断面合成樹脂製モノフィラメント1及び/又は捻り線2の中から複数本を撚り合わせて熱固定した撚り線3から構成することもできる。そして、このような撚り線3の形態としては、例えば、多葉断面モノフィラメント同士を複数本撚り合わせたもの、捻り形態を有する多葉断面モノフィラメント同士を複数本撚り合わせたもの、あるいは、多葉断面モノフィラメント、捻り形態を有する多葉断面モノフィラメントの中から複数本撚り合わせた撚り線が挙げられる。このような撚り線3から琴糸を構成することにより、絹糸弦に近い余韻のある音色表現が可能となり、極めて高度な琴糸を得ることができる。
上記の構成からなる本発明の多葉断面形状を持つ合成樹脂製モノフィラメントは、琴糸として使用した場合に最良の効果を発現する。すなわち、本発明の多葉断面合成樹脂製モノフィラメントからなる琴糸は、優れた寸法安定性により、演奏後の保管中の環境変化によって音色が変動することが少なく、初心者にとって煩わしい調弦回数を減少することができる。また、合成樹脂製モノフィラメントの断面を多葉断面形状とすることにより、演奏時の音色が余韻のあるものとなる。さらには、多葉断面合成樹脂製モノフィラメントに捻りを掛けたり、複数本を撚り加工を加えた撚り糸にすることにより、演奏家が求めていた絹糸弦により近い音質を得ることが可能となる。
また、従来の合成繊維製琴糸は、丸断面の繊維を複数本撚り合わせて撚り糸としているため、加工安定性が悪く、撚りや熱セットを繰り返し行わなければならなかったが、本発明の琴糸は、結束力の高い多葉断面形状の合成樹脂製モノフィラメントを使用するため、撚り糸加工を行う際にも高い加工安定性を実現することができ、加工工程を繰り返し行う必要がなく、製造工程の簡略化を図ることができる。
以下に、本発明のモノフィラメントの実施例に関しさらに詳細に説明するが、本発明はその要旨を超えない限り以下の実施例に何等限定されるものではない。
また、上記および下記に記載の本発明の多葉断面モノフィラメントの物性などは、以下の方法により測定した値である。
[面積比率Rおよび代表直径]
モノフィラメント試料をミクロトームで厚さ15μmに輪切りにし、その切片の断面を(株)KEYENCE製デジタルHDマイクロスコープVH−7000の面積測定機能を使用した。糸断面の実面積S2 については三十角形以上の多角形に近似して求めた。同じく求めた断面形状に外接する円の面積S1 と糸断面の実面積S2 から、式R=S2 /S1 によりS1 に対するS2 の面積比率Rを求めた。
また、同社デジタルHDマイクロスコープVH−7000で断面形状に外接する円の直径を3回測定し、その平均を代表直径とした。
[引張強度(cN/dtex、)]
JIS L1013 の引張強さおよび伸び率項目に準じて測定した。
[音色、弾き心地および調弦回数調査]
各実施例および比較例で得られたモノフィラメントおよび撚り糸を、演奏家10名に1種類あたり10日間使用してもらい、音色、弾き心地、調弦回数について回答を得た。音色、弾き心地の評価基準は次のとおりである。
○:「良い」
△:「普通」
×:「悪い」
[形状安定性の評価]
音色、弾き心地および調弦回数調査で評価を行った、演奏済みのモノフィラメントおよび撚り糸を入手し、表面形状の変化を観察した。表面形状の評価基準は次のとおりである。
○:「変化なし」
△:「一部に形状の変化あり」
×:「形状が崩壊」
[実施例1]
乾燥したPET樹脂(東レ(株)製、T301T)を、φ40mmの1軸エクストルーダ型溶融紡糸機に供給し、285℃の温度で溶融混練した後、紡糸口金から紡出した。次いで溶融状態の紡出糸を温水中に導いて冷却固化せしめた後、巻き取ることなく88℃および180℃の2段で合計5.5倍に延伸し、引き続いて230℃・0.9倍で定長熱処理し、公知の油剤を付与しボビンに巻き取ることによって、図1(b)に示すような面積比率Rが0.65、外周円直径1.00mmの3葉断面モノフィラメントからなる琴糸を得た。得られた琴糸の物性および演奏家の評価結果を表1に示す。
得られたモノフィラメントは琴糸使用するに十分な強度を有しており、音色も従来の合成繊維製琴糸と同等との評価を受けた。特に、寸法安定性に優れており調弦回数が極めて少ない結果であった。
[実施例2]
実施例1に記載の方法により得られた琴糸を、ボビンから捻りが掛かった状態で引き取り、260℃の熱風中で熱固定を行い、外周面に螺旋状の凹凸部を形成した琴糸を得た。得られた琴糸の物性および演奏家の評価結果を表1に示す。
実施例1の琴糸に比べ、音色が絹糸弦に近い余韻のある独特のものとなり、演奏家の好評価を得た。また、琴糸の外周面の螺旋状の凹凸部が弾き心地の向上に効果があるとの演奏家の評価を得た。
[実施例3]
実施例1に記載の方法により、面積比率Rが0.65、外周円直径0.500mmの3葉断面モノフィラメントからなる琴糸を製造し、4本のボビンから束ねて撚りが掛かった状態で引き取り、280℃の熱風中で熱固定を行い、外周面に螺旋状の凹凸部を形成した撚り糸状の琴糸を得た。得られた琴糸の物性および演奏家の評価結果を表1に示す。
[実施例4]
実施例3に記載の方法により得られた琴糸を、ボビンから捻りが掛かった状態で引き取り、260℃の熱風中で熱固定を行い、外周面に螺旋状の凹凸部を形成したモノフィラメントを得た。さらに、4本のボビンから束ねて撚りが掛かった状態で引き取り、280℃の熱風中で熱固定を行い、撚り糸状の琴糸を得た。得られた琴糸の物性および演奏家の評価結果を表1に示す。
[比較例1]
実施例1に記載の方法と同様の製造方法で直径が1.00mmの丸断面中実モノフィラメントを得た。得られたモノフィラメントの物性および琴糸の評価結果を表1に示す。
実施例1の琴糸と比較して、音色などの琴糸としての性能は従来の合成繊維製琴糸より劣る結果であった。
[比較例2]
比較例1に記載の方法と同様の製造方法で直径が0.500mmの丸断面中実モノフィラメントを製造し、ボビンから4本束ねて撚りが掛かった状態で引き取り、280℃の熱風中で熱固定を行い、外周面に螺旋状の凹凸部を形成した撚り糸を得た。得られた撚り糸の物性および琴糸評価結果を表1に示す。
この撚り糸は、隣り合ったモノフィラメント同士の密着が不十分なため、容易に撚り状態が破壊する結果を得た。また、音色に関しても不安定であり、調弦回数が著しく増加した。
[比較例3]
田尾和楽器店から市販されているポリエステル琴糸(千鳥テトロン17.5)を入手し、本発明の琴糸との比較を行った。物性および琴糸評価結果を表1に示す。
この琴糸は、原糸の加工工程で撚り合わせと熱セット処理を繰り返し行っているため、物理的特性が低下しており、引張強度が最も低い値を示した。
Figure 2005265883
本発明の琴糸は、耐久性と優れた音色を兼備すると共に、製造工程での加工安定性が良好である。さらに、捻りまたは撚りを掛けた場合には、絹糸弦に近い極めて繊細で余韻のある音色の琴糸となり、絹糸弦にこだわる演奏家も満足する高品質の琴糸が得られる。また、本発明は琴糸に限らず、三味線などの弦楽器などにも応用することもできるが、その応用範囲が、これらに限られるものではない。
(a)〜(f)は本発明の多葉断面モノフィラメントの断面形状の具体例を示す断面説明図である。 (A)は多様断面モノフィラメントからなる捻り線の一例を示す斜視説明図であり、(B)は多様断面モノフィラメントの複数本を撚り合わせた撚り線の一例を示す斜視説明図である。
符号の説明
1 多葉断面モノフィラメント
2 捻り線
3 撚り線

Claims (5)

  1. 琴の弦に使用される琴糸であって、断面が2葉以上の多葉断面合成樹脂製モノフィラメントからなることを特徴とする琴糸。
  2. 前記多葉断面合成樹脂製モノフィラメントの断面形状に外接する円の面積をS1 、糸断面の実面積をS2 としたとき、式R=S2 /S1 で表される面積比率Rが0.2〜0.8の範囲にあることを特徴とする請求項1に記載の琴糸。
  3. 前記多葉断面合成樹脂製モノフィラメントの断面が2〜10葉の多葉断面形状であることを特徴とする請求項1または2に記載の琴糸。
  4. 請求項1〜3のいずれか1項に記載の多葉断面合成樹脂製モノフィラメントに、その中心軸を中心として繊維方向に捻りを掛けて熱セットを行い、外周面に螺旋状の凹凸部を形成してなることを特徴とする琴糸。
  5. 請求項1〜4のいずれか1項に記載の多葉断面合成樹脂製モノフィラメントを複数本の束状としたものを撚り合わせて熱セットを行い、外周面に螺旋状の凹凸部を形成してなることを特徴とする琴糸。
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