JP2005265600A - 基板精度の検出機能を有する露光装置 - Google Patents

基板精度の検出機能を有する露光装置 Download PDF

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Abstract

【課題】 基板の平面精度を、全面に渡って効率的に確認できる機能を備えた露光装置を実現する。
【解決手段】 ガラス基板20は、描画テーブル18上に固定され、固定テーブル29側に向けて移動する。このガラス基板20の移動中、計測用レーザ発振器14は、ガラス基板20の露光される表面に沿って、かつ露光面全般に渡ってガラス基板20と交差するように、計測用レーザ光LMを照射する。受光センサ16は、ガラス基板20の露光面上方を通過した計測用レーザ光LMを受光する。露光装置10は、計測用レーザ光LMの受光位置や、受光した光量に基づいて、ガラス基板20の平面精度が許容範囲内にあるか否かを判断する。ガラス基板20の平面精度が良好であれば、露光装置10は、露光用レーザ光LPによりガラス基板20を露光させ、回路パターンを形成する。
【選択図】 図1

Description

本発明は、基板精度の検出機能を有する露光装置に関する。特に、基板表面に光を照射することにより、基板の平面精度を検出する機能を有する露光装置に関する。
フラットパネルディスプレイ用のガラス基板や、プリント基板等に回路パターンを形成するため、基板上にフォトレジストを塗布、あるいはラミネートし、その表面にパターンに応じてレーザ光を照射して硬化させ、硬化した部分以外を除去するフォトリソグラフィ技術が用いられる。
回路パターンの描画においては、描画精度を高めるために、基板の反りや、基板表面、基板裏面に混入する異物による不良描画を防止することが必要とされる。このため、一般に、描画工程に先立って、基板の平面精度が所定の基準を満たしていることが確認されており、基板の上方からレーザ光を照射し、このレーザ光の合焦距離に基づいて基板の高さを確認する方法等が知られている。例えば、垂直方向(基板の高さ方向)の設置位置を調整可能な露光装置に基板を設置し、基板表面の上方から照射されたレーザ光が合焦する時の基板の高さを検出する(特許文献1参照)。この場合、レーザ光の照射は、基板表面の照射位置を変えながら繰り返される。
特開平9−266157号公報(図1)
レーザ光を上方から基板表面のある場所に向けて照射し、反射光を検出して基板の平面精度や表面状態を確認する場合、レーザ光が照射されない領域の確認が不可能である。また、複数箇所にレーザ光を反復して照射すると、基板の確認作業に長い時間を要する。
本発明は、基板の平面精度を、全面に渡って効率的に確認できる機能を備えた露光装置を実現することを目的とする。
本発明の基板精度検出装置は、平面状の基板を支持する支持部と、基板の表面に沿ってレーザ光を照射するレーザ光発振部と、レーザ光を受光する受光部とを備える。基板精度検出装置は、さらに、基板を、レーザ光が基板の表面全般に渡って交差するように、レーザ光発振部に対して相対的に移動させる移動手段と、受光部が受光したレーザ光の光量および受光位置のうち少なくとも光量に基づいて、基板の平面精度が所定の許容範囲内にあるか否かを判断する基板平面精度判断手段とを備えており、レーザ光の照射により、基板の表面全般に渡って基板の平面精度が許容範囲内にあるか否かを判断する。
支持部は、基板の支持位置を、基板表面に垂直な方向に調整可能であることが好ましい。
レーザ光発振部は、基板の移動方向と垂直な方向に、レーザ光を照射するが好ましい。レーザ光発振部は、例えば、レーザ光の一部が基板の側面に照射するようにレーザ光を照射する。また、レーザ光発振部は、例えば、光路が同一平面上にあるように複数のレーザ光を照射する。この場合、レーザ光の光路は、基板の表面に垂直よりも小さい角度で交わる同一平面上にあることが好ましい。
受光部は、例えば、PINフォトダイオードを有し、基板平面精度判断手段が、レーザ光の光量に基づいて、基板の平面精度が許容範囲内にあるか否かを判断する。この場合、受光部は、PSD(Position Sensing Detector)を有することが好ましく、基板平面精度判断手段は、レーザ光の光量とともに受光位置に基づいて、基板の平面精度が許容範囲内にあるか否かを判断する。
また、受光部は、例えばCCDを有し、基板平面精度判断手段が、レーザ光の光量および受光位置に基づいて、基板の平面精度が許容範囲内にあるか否かを判断する。この場合受光部は、二次元CCDを有するCCDカメラであることが好ましく、基板平面精度判断手段は、CCDカメラによる撮像画像に基づいて、基板の平面精度が許容範囲内にあるか否かを判断する。また、CCDは、基板の表面に略垂直な方向に延びる一次元ラインセンサであっても良い。
基板平面精度判断手段は、基板の平面精度が許容範囲内にないと判断した場合に、ユーザに警告する警告手段をさらに有することが好ましい。
本発明の基板平面精度の検出方法は、支持部が、平面状の基板を支持し、レーザ光発振部が、基板の表面に沿ってレーザ光を照射し、受光部が、レーザ光を受光する。そして、移動手段が、基板を、レーザ光が基板の表面全般に渡って交差するように、レーザ光発振部に対して相対的に移動させ、基板平面精度判断手段が、受光部が受光したレーザ光の光量および受光位置のうち少なくとも光量に基づいて、基板の表面全般に渡って基板の平面精度が所定の許容範囲内にあるか否かを判断する。
本発明の露光装置は、平面状の基板を支持する支持部と、基板の露光面に沿ってレーザ光を照射するレーザ光発振部と、レーザ光を受光する受光部とを備える。そして、露光装置は、基板を、レーザ光が露光面の表面全般に渡って交差するように、レーザ光発振部に対して相対的に移動させる移動手段と、受光部が受光したレーザ光の光量および受光位置のうち少なくとも光量に基づいて、基板の平面精度が所定の許容範囲内にあるか否かを判断する基板平面精度判断手段とを備え、レーザ光の照射により、基板の表面全般に渡って基板の平面精度が許容範囲内にあるか否かを判断する。基板の平面精度が許容範囲内にある場合、露光装置は、基板の露光面に所定のパターンを形成する。
本発明によれば、基板の平面精度を、全面に渡って効率的に確認できる機能を備えた露光装置を実現できる。
以下、本発明の第1の実施形態を、図面を参照して説明する。図1は、基板が設置された露光装置を概略的に示す斜視図である。図2は、露光装置を概略的に示す上面図である。
露光装置10は、基台11と固定テーブル29より構成される。基台11には、ガラス基板20等の、剛性を有する平面状の露光基板を水平に支持するための描画テーブル18が配置されている。固定テーブル29には、露光用レーザ発振器25と、露光用レーザ発振器25からの露光用レーザ光LPを描画テーブル18に導くための露光用光学系が設けられている。基台11の上面には、一対の平行なレール12が配置されており、描画テーブル18は、モータを有するテーブル駆動部13によって、レール12上を移動可能である。さらに、基台11には、レール12の外側に、ガラス基板20の露光する表面に沿ってレーザ光を照射するための計測用レーザ発振器14と、受光センサ16とが設けられている。なお、以下では、描画テーブル18の移動方向と垂直な主走査方向をY方向、描画テーブル18の移動方向と平行な副走査方向をX方向と定める。
露光装置10においては、所定の回路パターンを形成するための露光用レーザ光LPによる露光に先立って、以下のように、ガラス基板20の平面精度が所定の基準を満たしているか否かが確認される。ここで、平面精度とは、ガラス基板20の反りや表面への異物の付着等によって、ガラス基板20の高さ方向にどれだけ誤差が生じているかを示す。
まず、フォトレジスト層が形成されたガラス基板20が、描画テーブル18上に固定される。描画テーブル18がレール12上を固定テーブル側に向けて移動し始めると、計測用レーザ発振器14は、ガラス基板20の露光される表面である露光面に平行に、かつその露光面のわずかに上方を通過するように、計測用レーザ光LMを照射する。ガラス基板20の露光面上方を通過した計測用レーザ光LMは、受光センサ16によって受光される。なお、計測用レーザ発振器14は、ガラス基板20がレール12の固定テーブル29側に完全に移動するまで、連続して計測用レーザ光LMを照射する。その結果、ガラス基板20の露光面の全領域において、ガラス基板20に計測用レーザ光LMが交差することとなり、後述のように、ガラス基板20の表面全般についてその平面精度が所定の許容範囲内にあるか否かが判断される。
ガラス基板20表面の一部において、平面精度が所定の許容範囲内にないと判断された場合、ガラス基板20の異常をユーザに伝え、ガラス基板20の交換が必要である旨、警告するために、警告ランプ(図示せず)が点灯する。この警告により、ユーザは、ガラス基板20を廃棄したり、もしくは描画テーブル18にガラス基板20を設置し直すといった処置を講ずることが可能になる。一方、ガラス基板20の全領域において平面精度が許容範囲内である場合、露光工程に移る。
ガラス基板20の露光のために、描画テーブル18は、レール12上を基台11側の端部に戻る。そして、再び描画テーブル18が、レール12上を固定テーブル29側に向けて移動するとともに、以下のように、露光用レーザ光LPがガラス基板20に向けて照射される。
レーザ発振機25から発振された露光用レーザ光LPは、ビームベンダ26によって偏向され、光変調ユニット28へ導かれる。光変調ユニット28において変調された後、露光用レーザ光LPは、第1ビームベンダ30、レンズ32、第2ビームベンダ34を介してポリゴンミラー36に導かれる。露光用レーザ光LPは、ポリゴンミラー36の反射面によって偏向され、f―θレンズ38に到達する。この時、ポリゴンミラー36は、露光用レーザ光LPを主走査方向(Y方向)に沿うように偏向する。f―θレンズ38を経由した露光用レーザ光LPは、ターニングミラー40、コンデンサレンズ42を介して描画テーブル18へ導かれる。その結果、露光用レーザ光LPがガラス基板20上に照射され、所定の回路パターンが、ガラス基板20の露光面全体に形成される。
図3は、本実施形態における露光装置の概略的なブロック図である。
本体制御部50は、露光装置全体を制御する装置であり、本体制御部50内には、露光制御部53が設けられている。露光制御部53は、テーブル駆動部13、計測用レーザ発振器14、光変調ユニット駆動部55、ポリゴンミラー駆動部57等へ制御信号を送る。
計測用レーザ発振器14は、露光制御部53からの制御信号に基づいて、計測用レーザ光LMを照射する。この計測用レーザ光LMを受光する受光センサ16には、PSD(Position Sensing Detector、図示せず)が内蔵されており、受光面における計測用レーザ光LMの受光位置のデータと、受光した光量データを、本体制御部50内のデータ処理部56に送る。データ処理部56は、これらのデータに基づき、ガラス基板20の平面精度が所定の許容範囲内か否かを判断する。
すなわち、計測用レーザ光LMは、所定の位置において受光されるべきであるが、本来の受光位置から離れた位置において、受光センサ16が計測用レーザ光LMを受光した場合、ガラス基板20の露光面上にある異物、または、反り上がったガラス基板20の一部によって反射されたために、計測用レーザ光LMの光路が変更されたものと考えられる。従って、受光位置の差が許容範囲を超えていた場合、データ処理部56は、ガラス基板20の高さ方向の誤差が大きく、平面精度が許容範囲内にないと判断する。また、受光センサ16による受光光量が許容範囲を超えて少ない場合においても、ガラス基板20の高さ方向の誤差が大きいために計測用レーザ光LMの一部が受光されておらず、ガラス基板20の平面精度が許容範囲内にないと判断する。
なお、計測用レーザ発振器14及び受光センサ16は、基台11上に固定されており、描画テーブル18上のガラス基板20が計測用レーザ発振器14に対して相対的に移動している間、常に計測用レーザ光LMは照射される。この結果、計測用レーザ光LMは、ガラス基板20の露光面全般に渡って照射される。従って、計測用レーザ光LMが連続的に照射される間に、ガラス基板20の全般に渡って、その平面精度が許容範囲内にあるか否かが判断される。このため、計測用レーザ光LMの照射と照射停止を切替える必要はなく、短時間にガラス基板20全般の平面精度が確認できる。
データ処理部56は、ガラス基板20の平面精度が許容範囲内にないと判断すると、本体制御部50の表面に設けられているユーザに警告するための警告ランプ58に制御信号を送信し、これを点灯させる。一方、露光面全般に渡ってガラス基板20の高さに異常がなく、平面精度が許容範囲内であると判断すると、データ処理部56は、露光制御部53に対して回路パターンを形成するための露光を開始させる制御信号を送る。そして、露光制御部53が、テーブル駆動部13、光変調ユニット駆動部55、ポリゴンミラー駆動部57を制御することにより、ガラス基板20が露光され、回路パターンが形成される。
図4は、本実施形態における、計測用レーザ光LMを照射した状態の計測用レーザ発振器14と受光センサ16とを示す概略的断面図である。
計測用レーザ光LMは、所定のスポットを有する単一のレーザ光であり、描画テーブル18に固定されたガラス基板20の露光面Eに沿って、露光面Eのわずかに上方を通過する。このため、露光面E上やガラス基板20の下に異物があった場合、またガラス基板20が反っていた場合、先述のように、計測用レーザ光LMの一部は、異物やガラス基板20によってその光路が遮られ、受光センサ16内のPSD22によって受光されない。
本実施形態においては、計測用レーザ光LMはガラス基板20の露光面E上を通過するが、光路が露光面Eと平行である限り、計測用レーザ発振器14は、露光面Eに接するように計測用レーザ光LMを照射しても良い。この場合、計測用レーザ光LMの一部は、常に基板側面Sによって反射されるため、ガラス基板20の平面精度が良好である場合に受光センサ16が受光する受光量(以下、標準受光量という)は、計測用レーザ発振器14による照射量よりも小さくなる。そして、露光面Eに凹部が存在する場合には、受光量が標準受光量よりも大きくなることにより、データ処理部56が、かかる異常を容易に検知できる。
また、露光される基板の種類が異なると、一般に基板の高さも異なるために、描画テーブル18には、基板の高さに応じて、矢印Aの示す垂直方向(基板の高さ方向)に基板の支持位置を調整する調整機構(図示せず)が備えられている。そして、ユーザが、本体制御部50の表面に設けられた操作パネル(図示せず)を介して、露光する基板の高さの値を入力すると、露光制御部53が、テーブル駆動部13を介して、垂直方向の所定の位置に移動するように描画テーブル18を制御する。この結果、基板の種類に係わらず、その基板の平面精度を正確に調べることが可能となる。
以上のように、本実施形態によれば、計測用レーザ発振器14が、ガラス基板20の露光面Eに沿うように、かつ露光面Eの全般に渡ってガラス基板20と交差するように、計測用レーザ光LMを照射する。このため、ガラス基板20の上方から露光面Eへの照射を繰り返してガラス基板20の高さを調べる場合に比べ、短時間に、かつ露光面Eの全般について効率的に平面精度を確認することができる。
図5は、第2の実施形態における、計測用レーザ光LMを照射した状態の計測用レーザ発振器14と受光センサ16とを示す、主走査方向に沿った概略的断面図である。図6は、第2の実施形態における、計測用レーザ光LMを照射した状態の計測用レーザ発振器14と受光センサ16とを示す、副走査方向に沿った概略的断面図である。なお、第1の実施形態と同一の構成要素には、同一の符号が付されており、ここでは、第1の実施形態との相違点を中心に説明する。
本実施形態においては、計測用レーザ発振器14は、スポットの小さい複数の計測用レーザ光LMを、露光面Eに沿うように同時に照射する。そして、ガラス基板20が反っていたり、その表面や裏面に異物が付着していると、計測用レーザ光LMの複数の光束のうち、露光面Eに近いものが受光センサ16によって受光されない。その結果生じる光量の低下、受光位置の変化の有無により、データ処理部は、ガラス基板20の平面精度が許容範囲内にあるか否かを判断する。
複数の計測用レーザ光LMは、光路がいずれも同一平面上にあるように照射される(図6参照)。ここでは、特に、光路を示す点P14が、いずれも間隔Dを隔てて、垂直よりも小さい角αで露光面Eと交わる平面F1上に並ぶように、複数の計測用レーザ光LMが照射される。このように、計測用レーザ光LMを照射することにより、光路を示す点P57が、間隔Dを隔てて露光面Eに直交する平面F2上にあるように照射した場合に比べ、露光面Eから距離Bだけ離れた所定の領域内における光束密度を高めて、計測用レーザ光LMを照射することが可能となり、高い精度の受光位置、及び受光光量の計測が可能になる。
なお、本実施形態においても、計測用レーザ発振器14が、複数の計測用レーザ光LMのうち一部がガラス基板20の側面Sによって反射されるように、計測用レーザ光LMを照射しても良い。この場合、第1の実施形態と同様に、標準受光量は、計測用レーザ発振器14による照射量よりも少なくなるものの、露光面Eの凹部等の異常を、データ処理部56が容易に検知できる。
以上のように、本実施形態によれば、複数の計測用レーザ光LMを、ガラス基板20の露光面Eに沿うように、かつ露光面E付近の光束密度を高くするように照射することにより、ガラス基板20の平面精度を効率的に確認できる。
基板の種類は、ガラス基板20に限定されず、露光装置10は、例えばフィルム基板についても、第1及び第2の実施形態と同様に平面精度が許容範囲内にあるか否かを判断できる。
受光センサ16には、PSD22以外のPINフォトダイオードが内蔵されても良い。この場合、ガラス基板20の平面精度は、PINフォトダイオードが受光する計測用レーザ光LMの光量に基づいてのみ判断される。また、計測用レーザ光LMが、CCDによって受光されても良い。この場合、PSD22と同様に、計測用レーザ光LMの光量と受光位置とによって、ガラス基板20の平面精度が判断される。CCDが用いられる場合、二次元CCDセンサを有したCCDカメラによる撮像画像をデータ処理部56が処理することにより、ガラス基板20の平面精度が判断されても良く、またCCDは、ガラス基板20の露光面Eに略垂直な方向に延びる一次元ラインセンサであっても良い。
計測用レーザ光LMは、ガラス基板20の露光面Eに沿って進み、露光面E全般に渡ってガラス基板20と交差する限り、主走査方向以外の方向に照射されても良い。
垂直方向にガラス基板の支持位置を調整するための調整機能は、描画テーブル18に備えられておらず、計測用レーザ発振器14及び受光センサ16が、垂直方向に計測用レーザ光LMの発振・受光位置を調整可能であっても良い。
第1の実施形態における露光装置を概略的に示す斜視図である。 第1の実施形態における露光装置を概略的に示す上面図である。 第1の実施形態における露光装置の概略的なブロック図である。 第1の実施形態における、計測用レーザ光を照射した状態の計測用レーザ発振器と受光センサとを示す概略的断面図である。 第2の実施形態における、計測用レーザ光を照射した状態の計測用レーザ発振器と受光センサとを示す、主走査方向に沿った概略的断面図である。 第2の実施形態における、計測用レーザ光を照射した状態の計測用レーザ発振器と受光センサとを示す、副走査方向に沿った概略的断面図である。
符号の説明
10 露光装置
11 基台
12 レール(移動手段)
13 テーブル駆動部(移動手段)
14 計測用レーザ発振器(レーザ光発振部)
16 受光センサ(受光部)
18 描画テーブル(支持部)
20 ガラス基板(基板)
22 PSD(受光部)
50 本体制御部
56 データ処理部(基板平面精度判断手段)
58 警告ランプ(警告手段)
E 露光面(基板の表面)

Claims (14)

  1. 平面状の基板を支持する支持部と、
    前記基板の表面に沿ってレーザ光を照射するレーザ光発振部と、
    前記レーザ光を受光する受光部と、
    前記基板を、前記レーザ光が前記基板の表面全般に渡って交差するように、前記レーザ光発振部に対して相対的に移動させる移動手段と、
    前記受光部が受光した前記レーザ光の光量および受光位置のうち少なくとも前記光量に基づいて、前記基板の平面精度が所定の許容範囲内にあるか否かを判断する基板平面精度判断手段とを備え、
    前記レーザ光の照射により、前記基板の表面全般に渡って前記基板の平面精度が許容範囲内にあるか否かを判断することを特徴とする基板精度検出装置。
  2. 前記支持部が、前記基板の支持位置を前記基板の表面に垂直な方向に調整可能であることを特徴とする請求項1に記載の基板精度検出装置。
  3. 前記レーザ光発振部が、前記基板の移動方向と垂直な方向に、前記レーザ光を照射することを特徴とする請求項1に記載の基板精度検出装置。
  4. 前記レーザ光発振部が、前記レーザ光の一部が前記基板の側面に照射するように前記レーザ光を照射することを特徴とする請求項1に記載の基板精度検出装置。
  5. 前記レーザ光発振部が、複数の前記レーザ光を照射し、前記レーザ光の光路が同一平面上にあることを特徴とする請求項1に記載の基板精度検出装置。
  6. 前記レーザ光の光路が、前記基板の表面に垂直よりも小さい角度で交わる同一平面上にあることを特徴とする請求項5に記載の基板精度検出装置。
  7. 前記受光部が、PINフォトダイオードを有し、前記基板平面精度判断手段が、前記レーザ光の光量に基づいて、前記基板の平面精度が前記許容範囲内にあるか否かを判断することを特徴とする請求項1乃至6に記載の基板精度検出装置。
  8. 前記受光部が、PSD(Position Sensing Detector)を有し、前記基板平面精度判断手段が、前記レーザ光の光量および前記受光位置に基づいて、前記基板の平面精度が前記許容範囲内にあるか否かを判断することを特徴とする請求項1乃至6に記載の基板精度検出装置。
  9. 前記受光部が、CCDを有し、前記基板平面精度判断手段が、前記レーザ光の光量および前記受光位置に基づいて、前記基板の平面精度が前記許容範囲内にあるか否かを判断することを特徴とする請求項1乃至6に記載の基板精度検出装置。
  10. 前記受光部が、二次元CCDを有するCCDカメラであって、前記基板平面精度判断手段が、前記CCDカメラによる撮像画像に基づいて、前記基板の平面精度が前記許容範囲内にあるか否かを判断することを特徴とする請求項9に記載の基板精度検出装置。
  11. 前記CCDが、前記基板の表面に略垂直な方向に延びる一次元ラインセンサであることを特徴とする請求項9に記載の基板精度検出装置。
  12. 前記基板平面精度判断手段が、前記基板の平面精度が前記許容範囲内にないと判断した場合に、ユーザに警告する警告手段をさらに有することを特徴とする請求項1乃至11に記載の基板精度検出装置。
  13. 支持部が、平面状の基板を支持し、
    レーザ光発振部が、前記基板の表面に沿ってレーザ光を照射し、
    受光部が、前記レーザ光を受光し、
    移動手段が、前記基板を、前記レーザ光が前記基板の表面全般に渡って交差するように、前記レーザ光発振部に対して相対的に移動させ、
    基板平面精度判断手段が、前記受光部が受光した前記レーザ光の光量および受光位置のうち少なくとも前記光量に基づいて、前記基板の表面全般に渡って前記基板の平面精度が所定の許容範囲内にあるか否かを判断することを特徴とする基板平面精度の検出方法。
  14. 平面状の基板の露光面にパターンを形成する露光装置であって、
    前記基板を支持する支持部と、
    前記基板の露光面に沿ってレーザ光を照射するレーザ光発振部と、
    前記レーザ光を受光する受光部と、
    前記基板を、前記レーザ光が前記露光面の表面全般に渡って交差するように、前記レーザ光発振部に対して相対的に移動させる移動手段と、
    前記受光部が受光した前記レーザ光の光量および受光位置のうち少なくとも前記光量に基づいて、前記基板の平面精度が所定の許容範囲内にあるか否かを判断する基板平面精度判断手段とを備え、
    前記レーザ光の照射により、前記基板の表面全般に渡って前記基板の平面精度が許容範囲内にあるか否かを判断することを特徴とする露光装置。


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