JP2005265385A - 減圧装置 - Google Patents

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崇之 杉浦
Hirotsugu Takeuchi
裕嗣 武内
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Abstract

【課題】 ダイヤフラム側の圧力室と感温部材との間をキャピラリチューブのような配管により連結する機械式膨張弁において、配管外周面への断熱材被覆を必要とせずに、周囲の雰囲気温度の影響による弁体開度制御特性の悪化を防止する。
【解決手段】 ダイヤフラム17の両面に作用する圧力差に基づいてダイヤフラム17が変位して弁体を変位させる膨張弁において、冷凍サイクルの冷媒温度を感知して冷媒温度に応じた圧力を発生する制御媒体25を感温部材21内に封入し、感温部材21を配管23によりダイヤフラム17の一面側の圧力室19内に連結し、圧力室19および配管23の内部に熱伝導率の低い圧力伝達物質26を封入した。
【選択図】 図3

Description

本発明は、冷凍サイクルにおける高圧冷媒を減圧する膨張弁等の減圧装置に関する。
従来の減圧装置としては、特許文献1に記載されている機械式(温度作動式)膨張弁が代表的である。この機械式膨張弁では、冷媒絞り通路の開口面積を調整する弁体と、この弁体に連結され、この弁体を変位させるダイヤフラムと、弁体を閉弁方向に押し付けるばねとを備えている。
そして、このダイヤフラムの一面側に形成される第1圧力室には、蒸発器出口冷媒温度を感知する感温部材の内部空間を連通させ、また、ダイヤフラムの他面側に形成される第2圧力室には蒸発器の冷媒圧力を導入するようになっている。
感温部材は一般に感温筒と称される部材であって、銅等の熱伝導の良好な金属を用いて円筒状に形成される。この感温部材は、蒸発器の出口冷媒配管の所定位置に密着配置され、その内部空間には温度に応じた圧力変化を生じる制御媒体が封入されている。これにより、感温部材と蒸発器の出口冷媒配管との間の熱伝導により感温部材内部の制御媒体の圧力が蒸発器出口冷媒温度に応じて変化する。
その結果、ダイヤフラムが第1、第2圧力室間の圧力差とばねの力とにより変位して弁体の開度を調整し、サイクル循環冷媒流量を調整することにより蒸発器出口冷媒の過熱度を所定範囲に調整する。
特開昭61−105066号公報
ところで、ダイヤフラム一面側の第1圧力室と感温部材の内部空間との間をキャピラリチューブにて連結するのであるが、このキャピラリチューブは製造上の理由から感温部材と同一材料(銅等)で形成されるので、熱伝導の良好な部材である。
そのため、キャピラリチューブ周囲の雰囲気温度の影響を受けて制御媒体の温度が変化して、制御媒体の圧力が蒸発器出口冷媒温度からずれた圧力となってしまう。この結果、膨張弁の弁体開度制御特性が悪化して蒸発器出口冷媒の過熱度を適切に調整できないという事態を招く。
この不具合を解消するために、キャピラリチューブの外周面を断熱材で被覆する対策が従来より実施されているが、この対策であると、断熱材の被覆工程を特別に設定する必要があり、膨張弁のコストアップにつながる。
なお、上記した不具合点は、蒸発器出口冷媒の過熱度を制御する膨張弁について説明したが、凝縮器出口冷媒の過冷却度を制御する過冷却度制御弁等においても同様に生じる。
本発明は、上記点に鑑み、ダイヤフラム側の圧力室と感温部材との間をキャピラリチューブのような配管により連結する機械式減圧装置において、配管外周面への断熱材被覆を必要とせずに、周囲の雰囲気温度の影響による弁体開度制御特性の悪化を防止することを目的とする。
上記目的を達成するため、請求項1に記載の発明では、冷媒絞り通路(13)の開口面積を調整する弁体(14)と、
前記弁体(14)に連結され、前記弁体(14)を変位させるダイヤフラム(17)とを備え、
前記ダイヤフラム(17)の両面に作用する圧力差に基づいて前記ダイヤフラム(17)が変位して前記弁体(14)を変位させる減圧装置において、
冷凍サイクルの冷媒温度を感知して前記冷媒温度に応じた圧力を発生する制御媒体(25)を封入した感温部材(21)と、
前記感温部材(21)を前記ダイヤフラム(17)の一面側に形成された圧力室(19)内に連結する配管(23)とを備え、
前記圧力室(19)および前記配管(23)の内部に熱伝導率の低い圧力伝達物質(26)を封入したことを特徴としている。
これによると、感温部材(21)内部の制御媒体(25)が冷媒温度に応じた圧力を発生することにより冷媒温度の感知作用を果たすことができる。そして、この制御媒体(25)の冷媒温度に応じた圧力変化は圧力伝達物質(26)を介してダイヤフラム(17)に伝達でき、弁体(14)の開度を制御できる。
この際に、ダイヤフラム(17)側の圧力室(19)および配管(23)の内部に封入する圧力伝達物質(26)を熱伝導率の低い物質で構成しているので、圧力伝達物質(26)と周囲の雰囲気との間での熱伝導を十分抑制できる。
このため、周囲の雰囲気温度の影響を排除して、減圧装置4の弁体14の開度制御を適切に行うことができる。
しかも、制御媒体(25)は感温部材(21)内部のみに封入すればよいから、従来技術に比較して制御媒体(25)の量、換言すると制御媒体(25)の熱容量を大幅に減少できる。これにより、冷媒温度の変化に対する弁体(14)の開度制御の応答性を大幅に向上できる。
請求項2に記載の発明では、請求項1に記載の減圧装置において、制御媒体(25)の封入部と圧力伝達物質(26)の封入部との境界部に、感温部材(21)内部の圧力変化を配管(23)側に伝達可能な仕切り部材(27)を配置したことを特徴とする。
これによると、制御媒体(25)と圧力伝達物質(26)の混合を確実に防止できるので、感温部材(21)内部に圧力伝達物質(26)が進入するという不具合を防止できる。
請求項3に記載の発明のように、請求項2に記載の減圧装置において、仕切り部材(27)は、具体的には、感温部材(21)内部の圧力変化に応じて変形可能な膜状部材で構成できる。
請求項4に記載の発明のように、請求項1ないし3のいずれか1つに記載の減圧装置において、圧力伝達物質(26)は、具体的には、液状物質で構成することが好ましい。
なお、上記各手段の括弧内の符号は、後述する実施形態に記載の具体的手段との対応関係を示すものである。
(第1実施形態)
図1は減圧装置として機械式膨張弁を用いた本実施形態の車両用冷凍サイクルの構成図であり、圧縮機1は、図示しない駆動源、具体的には車載エンジン等により駆動され、冷媒を吸入、圧縮するものである。
凝縮器2は、圧縮機1から吐出された高温高圧の吐出ガス冷媒を外気と熱交換して冷却し、凝縮させる。受液器3は、凝縮器2の出口冷媒が導入されるタンク状部品であって、この導入冷媒の気液を分離して余剰液冷媒を溜めるとともに、液冷媒を導出する。
受液器3の出口側は膨張弁4の入口側に接続される。膨張弁4は機械式(温度作動式)膨張弁であって、受液器3出口側の高圧液冷媒(飽和液冷媒)を低温低圧の気液2相状態の冷媒に減圧するものである。
蒸発器5は空調装置の室内吹出空気、あるいは冷凍冷蔵庫の庫内空気等を冷却する冷却用熱交換器であって、図2に示すように膨張弁4通過後の低圧冷媒が通過する冷媒通路(チューブ)5aを有し、この冷媒通路5aにて低圧冷媒が空気から吸熱して蒸発することにより、空気を冷却する。
図2は図1の冷凍サイクルのうち、膨張弁4部分の具体的構成を例示するもので、本実施形態の膨張弁4はハウジング部材10を有し、このハウジング部材10には受液器3の出口側の高圧液冷媒が流入する入口パイプ11と、減圧後の低圧冷媒が流出する出口パイプ12が設けられている。
ハウジング部材10内部には、入口パイプ11と出口パイプ12との中間に位置する冷媒絞り通路13が形成されている。また、ハウジング部材10内部には、冷媒絞り通路13に対向して弁体14が変位可能に配置されている。この弁体14が図2の上下方向に変位することにより、冷媒絞り通路13の開口面積を調整して、サイクル内の循環冷媒流量を調整するようになっている。
また、ハウジング部材10の内部には、弁体14に閉弁方向Aのばね力を作用させるばね15が配置されている。ばね15のばね力は調整ねじ15aによって調整可能になっている。ハウジング部材10の内部において、ばね15と反対側の部位に作動棒16が配置され、弁体14はこの作動棒16を介してダイヤフラム17に連結される。
このダイヤフラム17の外周縁部はダイヤフラムケース18に支持固定され、ダイヤフラム17とダイヤフラムケース18とにより上下2つの圧力室19、20が形成される。この上下2つの圧力室19、20間の圧力差に応じてダイヤフラム17は作動棒16の軸方向(図2の上下方向)に変位可能になっている。
感温部材21は蒸発器5の出口冷媒配管22に密着配置され、蒸発器5の出口冷媒温度を感知するものである。より具体的には、感温部材21は銅等の熱伝導の良好な金属を用いて円筒状に形成されている。この感温部材21は連通用配管としてのキャピラリチューブ23によってダイヤフラム17の上側の第1圧力室19に連結され、感温部材21の内部空間がダイヤフラム17の上側の第1圧力室19に連通するようなっている。
なお、ダイヤフラム17の下側の第2圧力室20は、冷媒絞り通路13の下流側通路、すなわち、蒸発器5の冷媒通路5aの入口部に連通路24により直接連通している。このように、ダイヤフラム17の下側の第2圧力室20を蒸発器5の冷媒通路5aの入口部に直接連通させるタイプのものを一般に内部均圧式膨張弁と称する。
図3は膨張弁4の要部拡大断面図であり、感温部材21の内部空間には温度に応じた圧力変化を生じる制御媒体25が封入されているので、感温部材21と蒸発器5の出口冷媒配管22との間の熱伝導により感温部材21内部の制御媒体25の圧力が蒸発器出口冷媒温度に応じて変化するようになっている。
ここで、制御媒体25としては、通常、冷凍サイクル内の冷媒と同一の冷媒が使用され、この冷媒が気液混合状態で感温部材21内部に封入される。このように、気液混合状態で制御媒体25を封入することにより、感温部材21内部の圧力は蒸発器5の出口冷媒温度に対応した飽和圧力を示す。すなわち、出口冷媒温度が上昇すると、制御媒体25の液相媒体が蒸発して感温部材21内部の圧力が上昇し、逆に、出口冷媒温度が低下すると、制御媒体25の気相媒体が凝縮して感温部材21内部の圧力が低下する。
なお、制御媒体25として冷凍サイクル内の冷媒と必ず同一にする必要はなく、冷凍サイクル内の循環冷媒とは別の冷媒を使用することもできる。冷凍サイクル内の冷媒および制御媒体25として、通常のフロン系の冷媒(R134a)、CO2のような自然冷媒、あるいはHC等を使用することができる。
一方、感温部材21以外の部位、すなわち、キャピラリチューブ23および第2圧力室20の内部には、熱伝導率の低い圧力伝達物質26が封入されている。ここで、圧力伝達物質26は、具体的には、オイル、水等の液状物質である。このような液状物質は非圧縮性物質であるので、感温部材21内部の圧力変化をダイヤフラム17に対して適切に伝達できる。また、熱伝導率が低いとは、感温部材21やキャピラリチューブ23を構成する銅等の熱伝導の良好な金属材料に比較して熱伝導率が低いということを意味している。
更に、本実施形態では、制御媒体25の封入部である感温部材21内部空間と、圧力伝達物質26の封入部であるキャピラリチューブ23との境界部に仕切り部材27を配置して、制御媒体25と圧力伝達物質26とが混合することを防ぐようになっている。この仕切り部材27は、具体的には、感温部材21内部の圧力変化に応じて変形可能な柔軟な膜状部材が好適である。このような膜状部材は柔軟な樹脂材料で構成すればよい。
次に、本実施形態による作用効果を説明する。本実施形態の膨張弁4において感温部材21内部に封入された制御媒体25は、前述のごとく蒸発器5の出口冷媒温度に対応した圧力変化を示すので、従来技術と同様の冷媒温度感知作用を果たす。そして、感温部材21内部の制御媒体25の圧力変化は、柔軟な膜状部材からなる仕切り部材27および液状物質からなる圧力伝達物質26を介してダイヤフラム17に対して適切に伝達できる。
ここで、圧力伝達物質26は、オイルや水のように、感温部材21やキャピラリチューブ23を構成する銅等の熱伝導の良好な金属材料に比較して熱伝導率が十分低い物質で構成しているから、圧力伝達物質26と周囲の雰囲気との間での熱伝導を十分抑制できる。
なお、図4は膨張弁4の感温部材21、キャピラリチューブ23および第1圧力室19の内部にすべて制御媒体25を封入している従来技術であり、この従来技術であると、キャピラリチューブ23にて制御媒体25と周囲の雰囲気との間での熱伝導が生じるので、ダイヤフラム17に作用する感温部材21側の圧力が周囲の雰囲気温度の影響を受けて変動するという不具合が発生する。
これに対し、本実施形態によると、圧力伝達物質26と周囲の雰囲気との間での熱伝導を十分抑制できるので、膨張弁4の弁体14の開度制御、ひいては、サイクル内の循環冷媒流量制御を、周囲の雰囲気温度の影響を受けずに蒸発器5の出口冷媒温度(過熱度)に対応して適切に行うことができる。
しかも、制御媒体25を感温部材21内部のみに封入しているから、制御媒体25の量、換言すると熱容量を図4の従来技術に比較して大幅に減少できる。これにより、蒸発器5の出口冷媒温度(過熱度)の変化に対する弁体14の開度制御の応答性を大幅に向上できる。
(第2実施形態)
上記の第1実施形態では、減圧装置として蒸発器5の出口冷媒の過熱度を制御する膨張弁4を備える冷凍サイクルについて説明したが、第2実施形態は図5に示すように減圧装置として、凝縮器2の出口冷媒の過冷却度(サブクール)を制御する過冷却度制御弁40を備える冷凍サイクルに関する。
この過冷却度制御弁40は周知のものであり、凝縮器2の出口冷媒の温度と圧力に基づいて弁体開度を調整して、凝縮器2の出口冷媒の過冷却度を制御するものである。このような過冷却度制御弁40においても、第1実施形態の膨張弁4と同様に凝縮器2の出口冷媒の温度感知する感温部材21を備えているので、この感温部材21の内部空間のみに第1実施形態と同様に制御媒体25を封入し、キャピラリチューブ23および過冷却度制御弁40側の第1圧力室19の内部に第1実施形態と同様に圧力伝達物質26を封入する。
これにより、過冷却度制御弁40において、第1実施形態と同様に、周囲の雰囲気温度の影響を排除して、弁体14(図5では図示せず)の開度制御を適切に行うことができる。また、制御媒体25の熱容量を減少できるので、弁体14の開度制御の応答性を向上できる。
なお、図5の冷凍サイクルでは、凝縮器2の出口側と過冷却度制御弁40の入口側との間に内部熱交換器6を設けている。この内部熱交換器6は、高圧側通路6aと低圧側通路6bとを熱伝導可能に接触配置し、凝縮器2出口側の高圧液冷媒を低温の低圧冷媒により冷却して、凝縮器2出口側の高圧液冷媒の過冷却度を増大させる。
また、上記のように、過冷却度制御弁40を用いる冷凍サイクルでは、蒸発器5の出口冷媒の過熱度を制御しないので、蒸発器5の出口側にアキュムレータ7を設ける。このアキュムレータ7は、蒸発器5の出口冷媒が導入されるタンク状部品であって、この導入冷媒の気液を分離して余剰液冷媒を溜めるとともに、ガス(気相)冷媒を導出する。このガス冷媒は内部熱交換器6の低圧側通路6bを通過して圧縮機1に吸入される。
(他の実施形態)
なお、本発明の減圧装置は、周知のエジェクタサイクル(例えば、特許第3322263号公報参照)におけるエジェクタのノズル部に適用してもよい。
具体的には、エジェクタのノズル部に、このノズル絞り開口面積を調整するニードル状の弁体を備え、この弁体を上記膨張弁4や過冷却度制御弁40と同様にダイヤフラム17で変位させるようにする。
そして、図5と同様に凝縮器2の出口側冷媒温度を感知する感温部材21の内部空間のみに制御媒体25を封入し、キャピラリチューブ23およびダイヤフラム17側の第1圧力室19の内部に圧力伝達物質26を封入する。
これにより、エジェクタサイクルにおけるエジェクタのノズル部に構成される機械式減圧装置において第1、第2実施形態と同様の作用効果を発揮できる。
また、第1実施形態では、圧力伝達物質26をオイル、水等の液状物質で構成する旨説明したが、この液状物質とは流動性を有する物質全般を意味しているので、ゾル状、ゲル状の物質も包含している。
また、第1実施形態では、ダイヤフラム17の下側の第2圧力室20を蒸発器5の冷媒通路5aの入口部に直接連通させる内部均圧式膨張弁4について説明したが、ダイヤフラム17の下側の第2圧力室20をキャピラリチューブを介して蒸発器5の出口冷媒配管22の内部に連通させ、蒸発器5の蒸発器5の出口冷媒圧力をダイヤフラム17の下側の第2圧力室20に導入する外部均圧式膨張弁に対して本発明を適用してもよいことはもちろんである。
本発明の第1実施形態を適用する冷凍サイクルの構成図である。 本発明の第1実施形態を適用する膨張弁の構成を示す概略断面図である。 本発明の第1実施形態による膨張弁の要部断面図である。 従来技術による膨張弁の要部断面図である。 本発明の第2実施形態を適用する冷凍サイクルの構成図である。
符号の説明
2…凝縮器、5…蒸発器、13…冷媒絞り通路、14…弁体、17…ダイヤフラム、
19、20…圧力室、21…感温部材、23…キャピラリチューブ(配管)、
25…制御媒体、26…圧力伝達物質。

Claims (4)

  1. 冷媒絞り通路(13)の開口面積を調整する弁体(14)と、
    前記弁体(14)に連結され、前記弁体(14)を変位させるダイヤフラム(17)とを備え、
    前記ダイヤフラム(17)の両面に作用する圧力差に基づいて前記ダイヤフラム(17)が変位して前記弁体(14)を変位させる減圧装置において、
    冷凍サイクルの冷媒温度を感知して前記冷媒温度に応じた圧力を発生する制御媒体(25)を封入した感温部材(21)と、
    前記感温部材(21)を前記ダイヤフラム(17)の一面側に形成された圧力室(19)内に連結する配管(23)とを備え、
    前記圧力室(19)および前記配管(23)の内部に熱伝導率の低い圧力伝達物質(26)を封入したことを特徴とする減圧装置。
  2. 前記制御媒体(25)の封入部と前記圧力伝達物質(26)の封入部との境界部に、前記感温部材(21)内部の圧力変化を前記配管(23)側に伝達可能な仕切り部材(27)を配置したことを特徴とする請求項1に記載の減圧装置。
  3. 前記仕切り部材(27)は、前記感温部材(21)内部の圧力変化に応じて変形可能な膜状部材であることを特徴とする請求項2に記載の減圧装置。
  4. 前記圧力伝達物質(26)は液状物質であることを特徴とする請求項1ないし3のいずれか1つに記載の減圧装置。
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