JP2005264563A - 床仕上構造及び床仕上方法 - Google Patents

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Abstract

【課題】 床面を優れた外観に仕上ることができ、しかも防水性に優れた床仕上構造と、施工性が良い床仕上方法の提供を課題とする。
【解決手段】床下地の上に、複数並べた矩形状の床仕上材を前記床下地に固定することにより床の仕上げを行う床仕上構造であって、前記床仕上材は、その隣接する二側面に側方に突出するさねを有するとともに、残る二側面に凹部を有し、隣接する床仕上材は、一方の床仕上材のさねを他方の床仕上材の凹部の嵌合することにより複数の床仕上材を接合するさね矧ぎを構成するとともに、上に向け開口する連続した格子状の目地溝を形成し、該目地溝内に目地材を充填したことを特徴とする床仕上構造、および前記床仕上構造を施工する方法であって、床下地の上に、複数の床仕上材を並べる床仕上材敷設工程と、前記目地溝の底部から、さね又は凹部を貫通する固着具を床下地に打ち込むことにより床仕上材を床下地に固定する床仕上材固定工程と、前記目地溝に、目地材を充填する目地材充填工程とを含むことを特徴とする床仕上方法。
【選択図】 図2

Description

本発明は、木質の床仕上材を用い、床仕上面の見栄えを高め、しかも防水性に優れた床仕上構造と、施工性に優れた床仕上方法に関する。
従来、住宅、店舗、オフィスなどの床面を、木質のフローリング材を用いて仕上げる場合、図11に示すように、例えば幅900mm、長さ1800mm程度の尺モジュールに形成された木製床材21を用いている。この種木製床材21は、合板、パーティクルボードなどの基板22に、樹脂製の化粧シートを用いた化粧層23を添着して形成され、その表面は、幅方向は中央、長さ方向は450mm間隔に設けられた断面V字状で1〜2mm程度の小幅の溝により形成された格子状の目地模様24が設けられている。また、前記木製床材21の取付けに際しては、図10に示すように、位置決めされた木製床材21の一側に形成したさね26の基部から床下地25に向け釘27を打ち込むことにより該木製床材21を固定している。次いで隣接して取付ける木製床材21の向き合う側面に形成された凹部28を、前記固定された木製床材21のさね26に嵌合し、反対の側面のさね26を前記と同様、釘27により床下地25に固定している。以下これを繰り返すことにより、全ての木製床材21が固定される。或いは、専用の取付金具を用いて木製床材21を固定している。(例えば、特許文献1参照。)。
特開2000−145105号公報
しかしながら、前記化粧層23は、印刷された模様が、小幅の目地模様24を挟んで連続するため、樹脂製のプリント化粧シートを添着していることがハッキリ目視で確認でき、意匠性を損ねていた。そして隣接する木製床材21間においても、該木製床材21の縁部に設けた面取り29により形成され、前記目地模様24と同じ形状で小幅の溝30を隔て、化粧シートが続くため、重厚感を欠くという問題があった。或いは化粧層23に突き板を使用する場合も、折角自然素材を使いながら、目地模様24を挟んで木目模様が連続するため、天然素材の持つバラツキ感を欠き、意匠性に限界があった。
また隣接する木製床材21, 21相互は、さね26を凹部28に嵌合して構成するさね矧ぎで接合しているが、洗面所、脱衣場、台所などの水周り箇所では、床上に滴下した水が接合部から浸入して床下地25を濡らし、蒸発しにくいため湿潤状態が継続し、床下地25の腐れ、シロアリの発生を招いて耐久性を低下させることがあった。
また、これら従来の木製床材21を床下地25に敷設する際、前記のように、木製床材21毎にそのさね26の基部を、その都度釘27で固定したあと、隣接する木製床材21の凹部28を嵌合する作業を繰り返す必要があるため、作業能率が悪く、さらに端から順次釘27で固定してゆくため、釘27による固定位置のズレ、各種寸法誤差が累積し、その結果後で固定する木製床材21の取付け位置が狂うという問題があった。
本発明は、前記した問題点を解消し、床仕上面の意匠性を高め、しかも防水性に優れた床仕上構造と、施工性が良い床仕上方法の提供を課題としている。
前記目的を達成するために、請求項1記載の発明は、矩形状の床仕上材を、床下地上に複数並べ固定した床仕上構造であって、前記床仕上材は、隣接する二側面に側方に突出するさねを有するとともに、残る二側面に凹部を有し、隣接する床仕上材は、一方の床仕上材のさねを他方の床仕上材の凹部の嵌合することにより複数の床仕上材を接合するさね矧ぎを構成するとともに、その間に上に向け開口する目地溝を形成し、前記目地溝は、その内部に目地材を充填したことを特徴とする。
また請求項2記載の発明は、前記床仕上材は、その表面の模様が縦方向に配された床仕上材と、横方向に配された床仕上材とを、交互に配置することを特徴とする請求項1記載の床仕上構造である。
また請求項3記載の発明は、前記目地溝は、その下部の幅が上部の幅よりも大きく形成され、前記目地材は、目地溝から脱落することがないようその下部が幅方向に広がって充填されたことを特徴とする請求項1又は2記載の床仕上構造である。
また請求項4記載の発明は、前記目地溝は、床仕上材のさねを形成した側面において、該さねよりも上の部分を後退して形成することにより設けたことを特徴とする請求項1〜3のいずれかに記載の床仕上構造であり、請求項5記載の発明は、前記目地溝は、床仕上材の凹部を形成した側面において、該凹部よりも上の部分を後退して形成することにより設けたことを特徴とする請求項1〜3のいずれかに記載の床仕上構造であり、また請求項6記載の発明は、前記目地溝は、床仕上材の上面縁部に段部を形成することにより設けたことを特徴とする請求項1〜3のいずれかに記載の床仕上構造である。
また請求項7記載の発明は、前記目地材は、目地溝が拡縮する際、目地材の底部が目地切れを起すことを防ぐため、目地溝の両側面に接着し、目地溝の底面とは接着されていないことを特徴とする請求項1〜5のいずれかに記載の床仕上構造である。
また請求項8記載の発明は、前記床仕上構造を施工する方法であって、床下地の上に、複数の床仕上材を並べる床仕上材敷設工程と、前記目地溝の底部から固着具を床下地に打ち込むことにより床仕上材を床下地に固定する床仕上材固定工程と、前記目地溝に、目地材を充填する目地材充填工程とを含むことを特徴とする床仕上方法である。
本発明の床仕上構造は、叙上の如く構成しているため、一つ一つの床仕上材の表面が、目地材を充填した目地溝を隔てて配される結果、各々分離独立して認識され、これにより外観に重厚感が加わり、見栄えが向上する。しかも、さね矧ぎにより連結された接合部が目地材でシールされるため、洗面所、台所、洗面所などで、表面に水が滴下しても前記接合部から浸入することがなく、床下地の腐れ、シロアリの発生を防止し、耐久性を高めることができる。
また請求項2記載の発明のように、表面の模様が縦方向に配された床仕上材と、横方向に配された床仕上材とを交互に配置すると、表面仕上に変化が生まれて、天然のバラツキを再現することができ、しかも市松模様を構成するため、意匠性を更に高めることができる。
請求項3の発明のように、目地溝を下部の幅が上部の幅よりも大きく形成する場合には目地材の脱落を防止できる。さらに請求項4の発明のように、さねよりも上の部分を後退して目地溝を形成することができ、また請求項5の発明のように、床仕上材の凹部よりも上の部分を後退して目地溝を設け、或いは請求項6の発明のように、床仕上材の上面縁部に段部を形成することにより目地溝を設けると、固着具による床仕上材の固定強度を安定化できる。
また請求項7の発明のように、目地材が目地溝の両側面に接着し、底面とは接着されていない場合、床仕上材の伸縮などに基づく目地幅の増減に対して、目地材の弾性力で追従できるため、目地材の亀裂の発生を防止しうる。
また請求項8の床仕上方法は、複数の床仕上材を並べる床仕上材敷設工程と、目地溝の底部から、固着具を床下地に打ち込むことにより床仕上材を床下地に固定する床仕上材固定工程と、目地材を充填する目地材充填工程とを含むことを特徴とし、床仕上材を並べた後でまとめて目地溝から固着具を打ち込んで固定するため、作業能率が向上し、また仮に並べた床仕上材の相互の位置調整を行うことができるため、床仕上材を整然と配置固定でき、外観を向上しうる。
以下、本発明の実施の一形態を、図示例とともに説明する。図1は本発明の床仕上構造の斜視図、図2はその要部拡大断面斜視図、図3は床仕上材の斜視図である。本発明の床仕上構造1は、図1、2に示すように、床下地2と、該床下地2の上に固定された、矩形状をなす複数の床仕上材3とを具える。
前記床下地2は、本形態では、床構造材である大引きに一定間隔で固定することにより隔設された根太2Aと、該根太2A上に敷設された床下地板2Bとからなり、該床下地板2Bは、合板、パーティクルボード、押出しセメント板等が用いられる。また前記床下地2は、床下地板2Bを敷設することなく、根太2Aのみで構成されることもあり、さらに、RC造の建築物においては、コンクリートスラブ上に形成された木組みと、該木組みの上に敷設された合板とで床下地2を構成する。
前記床仕上材3は、図3に示すように、平面視で正方形、又は長方形をなし、隣接するニ側面の高さ中央で側方に向け突出するさね4を設け、残るニ側面に、接合する相方の床仕上材3の前記さね4が嵌合しうる溝状の凹部5を設けている。
また前記床仕上材3は、一辺の長さが例えば15〜60cm、好ましくは30〜45cm、本例では30cmで、平面正方形に形成されている。一辺の長さが60cmを越えると、一枚の床仕上材3の重量が過大となって施工性が低下し、隣接する床仕上材3の間で形成される目地溝のピッチが大きくなるため見栄えが損なわれ、15cm未満では、床仕上材3の固定作業の工数が増加するため施工性が低下する。そして、厚さは、例えば0.9〜1.5cm、本例では1.2cmに形成されている。厚さが1.5cmを越えると、床仕上材3の重量が過大となって施工性が低下し、0.9cm未満では、床仕上材3に反りが生じて仕上げの見栄えが損なわれるとともに遮音性が不足する。
前記床仕上材3は、本形態では図2に示すように、基層3Aと該基層3A上に添着された化粧層3Bとからなり、前記基層3Aは、合板、MDF( 中密度繊維板) 、パーティクルボード、集成材などの木質材を用いて形成される。また前記化粧層3Bは、ポリエチレン、ポリプロピレン、エチレン酢ビ樹脂(EVA)などのオレフィン系樹脂、メラミン樹脂、ポリエステル樹脂その他の樹脂シートを添着して形成されるほか、ナラ、サクラ、チーク、ケヤキ、トチ、セン、カバ等の原木を機械的に例えば0.2〜0.6mm程度の厚さにスライスした突板をメラミン・ユリア共縮合接着剤、フェノール系接着剤、アミノ系接着剤、ユリア系接着剤で接着し、またその上に塗装を施して形成される。この他前記化粧層3Bは、前記基層3Aに化粧板用の化粧紙を接着した上に、不飽和ポリエステル樹脂を塗布して形成し、また基層3Aの表面をポリエステル樹脂、ポリウレタン樹脂、アミノアルキド樹脂、アクリル樹脂等で塗装して形成することもよい。
前記床仕上材3は、本形態では、その下面に吸音シート材35が添着され、該吸音シート材35を介して床下地2に取り付けられるため、床遮音性に優れる点で好ましい。前記吸音シート材35は、厚さ例えば0.2〜0.5cm程度のポリエチレンフォーム、ポリウレタンフォームなどを用いる。
また前記床仕上材3は、その複数枚を前記床下地2に固定する際、一方の床仕上材3のさね4を、隣接する他方の床仕上材3の凹部5に嵌合することにより接合し、所謂さね矧ぎSを構成する。さらに、本形態では、床仕上材3のさね4を設けた側面において、前記さね4よりも上側の面f1が下側の面f2に比べて、内側に控えた位置に、後退して形成され、これにより隣接する床仕上材3, 3間に上に向け開口する目地溝6が形成される。しかも該目地溝6は、矩形状の床仕上材3が連続して敷設されるため格子状に形成される。その結果、床仕上材3の表面(化粧層3B)は、格子状の目地溝6により縦横に分離して配置され、表面の模様などが各々独立して認識されるため、意匠性がたかまるとともに重厚感を増し、見栄えを向上する。
さらに、前記床仕上材3は、図1に示すように、隣接して配される床仕上材3相互間で、例えば木目柄の模様の方向が縦横交互に配置されている。これにより外観に変化が生じ、市松模様を構成し、しかも天然、自然を感じさせるバラツキの要素を含んだ意匠が形成され、見栄えを高めることができる。また木目柄以外に、方向性のある幾何学的模様を、縦横交互に配置して、重厚感を高めることができる。
前記目地溝6は、その幅Wを例えば0.4〜0.7cm、本例では0.6cmに形成される。0.7cmを越えると目地溝6が広すぎ、間延びした外観となって見栄えを損ない、0.2cm未満では、目地材の充填が困難である。なお前記目地溝6の深さは、例えば0.3〜0.5cmに形成される。
前記目地溝6は、その底部から床下地2に向け、釘9aからなる固着具9が打ち込まれ床仕上材3が固定される。床仕上構造を構成する複数の床仕上材3を、前記さね矧ぎSにより接合した後、目地溝6の空間から固着具9を一斉に打ち込めるため、施工性に優れる。さらに、固着具9による固定の前に、複数の床仕上材3の相互位置を確認調整できるため、前記各床仕上材3を配置バランスの整った正規の位置に固定しうる。
また、前記目地溝6は、その内部に目地材7が充填され閉塞される。そして、床仕上材3の接合部は目地材7により防水されるため、台所、洗面所、脱衣室、トイレなどの水廻りにおいて、水が滴下しても前記接合部から床下地2に浸入することがなく、床下地2の腐れ、金属部の錆、シロアリの発生が防止できる。前記目地材7は、例えば水の浸透を抑制する樹脂をベースとし、目地粒子を含むモルタル材以外の目地材などを好適に使用できる。
前記目地材7は、樹脂系シーリング材が好適に用いられ、図4に示すように、その底部にバックアップ材34を介在して充填すると、目地溝6の底部とは接着されることなく、その両側部に対してのみ接着され、所謂三面接着が防止される。その結果、双方の床仕上材3の伸縮、床振動などに起因する目地幅の増減に対し、目地材7の目地幅方向の弾性力により追従し、目地材7に裂け目が生じる所謂目地切れを防止できる点で好ましい。
前記目地溝6は、図5に示すように、その下部の幅W1を上部の幅W2よりも10〜30%程度大きく形成すると、該目地溝6内に充填される目地材7は、その下部が幅方向に広がり、前記目地溝6は上部の開口側が狭いため、脱落、浮き上がりが防止でき、外観の維持、メンテナンスの簡易化が図れる点で好ましい。
図6に示す床仕上構造1は、さね矧ぎSの異なる形態を例示し、床仕上材3の凹部5を設けた側面において、前記凹部5よりも上側の面が下側の面よりも後退して形成され、これにより隣接する床仕上材3, 3間に目地溝6が形成される。本形態では、目地溝6底部から床下地2に向けて打ち込む固着具9が、一方の床仕上材3のさね4と、相方の床仕上材3とを連続貫通して床下地2に打ち込まれるため、固着具9による固定強度が安定する点で好ましい。
図7に示す床仕上構造1は、更に異なる形態を例示し、床仕上材3の凹部5を設けた側の上面縁部を階段状に切欠いた段部8を設け、該段部8と相方の床仕上材3の側面とにより目地溝6を形成している。さね4は、目地溝6の一部を構成することなく、全面に亘り凹部5と嵌合するため、さね矧ぎSの接合強度が安定する点で好ましい。
図8に示す床仕上構造1は、更に異なる形態を例示し、床仕上材3の凹部5を設けた側の上面縁部を階段状に切欠いた段部8を設け、該段部8と相方の床仕上材3の側面とで目地溝6を形成し、しかも床仕上材3の凹部5を形成した側面において該凹部5よりも下側部分5Dを上側部分5Uと同じ長さに形成している。これにより前記目地溝6底部から床下地2に向けて打ち込む固着具9は、一方の床仕上材3の凹部5の上側部分5Uと、下側部分5D、及びその間に嵌合された相方の床仕上材3のさね4とを連続貫通するため、固着具9による固定強度が安定する点で好ましい。
前記床仕上構造を施工するに際しては、先ず床仕上材敷設工程で、図9(A)に示すように、床下地2上に一方の端に固定する床仕上材3をその正規の位置に裏面に接着剤を塗布して仮配置する。次いで図9(B)に示すように、前記床仕上材3のさね4に、隣接する床仕上材3の凹部5を嵌合することにより、前記床仕上材3を連続して仮配置する。この工程を順次繰り返すことにより、一端から全ての床仕上材3をさね矧ぎSにより接合した状態で仮配置する。そして、全て床仕上材3の配置状態を確認し、必要な位置修正を行って全体のバランスを調整する。次いで床仕上材固定工程において、図9(C)に示すように、目地溝6の底から床下地2に向けて釘9aからなる固着具9を打ち込んで全ての床仕上材3を固定する。最後に目地材充填工程で、図9(D)に示すように、目地溝6の内部に目地材7を充填する。このように、本発明の床仕上方法は、さね矧ぎSにより仮接合し、仮配置された全ての床仕上材3の位置バランスの確認、調整の後で固定を行うため、床仕上材3は整然と配置され、見栄えを向上できる。しかも、固着具による固定は、前記調整の後で一斉に作業するため施工能率が向上する。
本発明の床仕上構造の一実施の形態を例示する斜視図である。 その要部拡大断面斜視図である。 前記実施形態に使用する床仕上材の斜視図である。 本発明の床仕上構造の異なる実施の形態を例示する断面図である。 本発明の床仕上構造の更に異なる実施の形態を例示する断面図である。 本発明の床仕上構造の更に異なる実施の形態を例示する断面図である。 本発明の床仕上構造の更に異なる実施の形態を例示する断面図である。 本発明の床仕上構造の更に異なる実施の形態を例示する断面図である。 本発明の床仕上方法の一実施の形態を例示する斜視図である。 従来例を示す断面図である。 従来例に使用する床仕上材の斜視図である。
符号の説明
1 床仕上構造
2 床下地
3 床仕上材
5 凹部
6 目地溝
7 目地材
8 段部
9 床仕上材敷設工程
10 固着具
11 床仕上材固定工程
12 目地材充填工程
S さね矧ぎ

Claims (8)

  1. 矩形状の床仕上材を、床下地上に複数並べ固定した床仕上構造であって、
    前記床仕上材は、隣接する二側面に側方に突出するさねを有するとともに、残る二側面に凹部を有し、
    隣接する床仕上材は、一方の床仕上材のさねを他方の床仕上材の凹部の嵌合することにより複数の床仕上材を接合するさね矧ぎを構成するとともに、その間に上に向け開口する目地溝を形成し、
    前記目地溝は、その内部に目地材を充填したことを特徴とする床仕上構造。
  2. 前記床仕上材は、その表面の模様が縦方向に配された床仕上材と、横方向に配された床仕上材とを、交互に配置することを特徴とする請求項1記載の床仕上構造。
  3. 前記目地溝は、その下部の幅が上部の幅よりも大きく形成され、
    前記目地材は、目地溝から脱落することがないようその下部が幅方向に広がって充填されたことを特徴とする請求項1又は2記載の床仕上構造。
  4. 前記目地溝は、床仕上材のさねを形成した側面において、該さねよりも上の部分を後退して形成することにより設けたことを特徴とする請求項1〜3のいずれかに記載の床仕上構造。
  5. 前記目地溝は、床仕上材の凹部を形成した側面において、該凹部よりも上の部分を後退して形成することにより設けたことを特徴とする請求項1〜3のいずれかに記載の床仕上構造。
  6. 前記目地溝は、床仕上材の上面縁部に段部を形成することにより設けたことを特徴とする請求項1〜3のいずれかに記載の床仕上構造。
  7. 前記目地材は、目地溝が拡縮する際、目地材の底部が目地切れを起すことを防ぐため、目地溝の両側面に接着し、目地溝の底面とは接着されていないことを特徴とする請求項1〜6のいずれかに記載の床仕上構造。
  8. 前記床仕上構造を施工する方法であって、
    床下地の上に、複数の床仕上材を並べる床仕上材敷設工程と、
    前記目地溝の底部から、固着具を床下地に打ち込むことにより床仕上材を床下地に固定する床仕上材固定工程と、
    前記目地溝に、目地材を充填する目地材充填工程とを含むことを特徴とする床仕上方法。
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WO2015137052A1 (ja) * 2014-03-12 2015-09-17 矢島木材乾燥株式会社 突条部ビス留め床板

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