JP2005263422A - ベルトコンベヤのスカート構造 - Google Patents

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Abstract

【課題】スカートとコンベヤベルト間の密閉性を向上させ、搬送物の飛散落下を防止するとともにコンベヤベルトの偏磨耗を低減させるベルトコンベヤのスカート構造を提供する。
【解決手段】スカート出入口部2からコンベヤベルト3に搬送物が搬送されるベルトコンベヤのスカート構造1において、コンベヤベルトを側面部及び底面部を有する断面略U形状にする形状変更部材4と、スカート出入口部2と前記コンベヤベルト3の前記側面部との間に設けられた密閉部材5と、コンベヤベルト3の側面部をスカート出入口部2に押えつける押え部材6と、を有している。
【選択図】 図1

Description

本発明は、例えば、粉流体等の搬送物を搬送するベルトコンベヤのスカート構造に関し、特にコンベヤベルトの偏磨耗対策及び搬送物の漏れの低減に関する。
搬送物がスカートからコンベヤベルトに搬送される従来のベルトコンベヤのスカート構造において、搬送物の漏れ即ち飛散落下を防止するため、スカート鉄板とこのスカート鉄板に取り付けられたスカートゴムが用いられている。搬送物がスカートからコンベヤベルトに搬送される途中経路にスカートゴムを介することにより、スカート鉄板とコンベヤベルトとの間の隙間を密閉し搬送物の飛散落下を防止しようとするものである。
例えば、特許文献1には、スカート板にベルトに接するようにスカートゴムが設けられているベルトコンベヤが開示されている。
しかし、上記ベルトコンベヤのスカート構造においては、スカートゴムとコンベヤベルトの摩擦抵抗により、両者が磨耗し、スカートゴムとコンベヤベルト間の密閉性が悪化し、搬送物の飛散落下、スカートゴムの交換、さらには、コンベヤベルトの交換を頻繁にしなければならないという問題があった。
特開平7−277439(図1)
本発明の課題は、このような問題を解決し、スカートとコンベヤベルト間の密閉性を向上させ、搬送物の飛散落下を防止するとともにコンベヤベルトの偏磨耗を低減させるベルトコンベヤのスカート構造を提供することである。
本発明は、以下のような解決手段により、前記課題を解決する。即ち、請求項1の発明は、スカート出入口部からコンベヤベルトに搬送物が搬送されるベルトコンベヤのスカート構造において、前記コンベヤベルトを側面部及び底面部を有する断面略U形状にする形状変更部材と、前記スカート出入口部と前記コンベヤベルトの前記側面部との間に設けられた密閉部材と、前記コンベヤベルトの前記側面部を前記スカート出入口部に押えつける押え部材と、を備えたことを特徴とするベルトコンベヤのスカート構造を提供する。
上記構成によれば、コンベヤベルトが断面略U形状に形成されており、かつ、スカート出入口部とコンベヤベルトの側面部との間に密閉部材が設けられているため、搬送物がコンベヤベルトの中央部に搬出されるとともにスカート出入口部とコンベヤベルトとの間から搬送物が飛散落下することを防止することが可能になる。
請求項2の発明は、前記押え部材の外側に前記押え部材の位置を調整する位置調整部材を有していることを特徴とする請求項1記載のベルトコンベヤのスカート構造を提供する。
上記構成によれば、位置調整部材により押え部材の位置を調整することができるので、コンベヤベルトの幅等の変化により柔軟に対応することができる。
請求項3の発明は、前記押え部材は押えローラであることを特徴とする請求項1又は2記載のベルトコンベヤのスカート構造を提供する。
上記構成によれば、押え部材は押えローラであるので、簡易な構成により押え部材とベルトコンベヤ間の摩擦係数を小さくすることが可能となり、両者の磨耗を小さくすることができる。
請求項4の発明は、前記形状変更部材は、前記コンベヤベルトの両側に設けられ前記コンベヤベルトの前記側面部を前記底面部に対して略直角方向に曲げる竪ローラであることを特徴とする請求項1乃至3記載のベルトコンベヤのスカート構造を提供する。
上記構成によれば、竪ローラの回転作用により効率よくコンベヤベルトを断面略U形状にすることが可能となる。
請求項5の発明は、前記コンベヤベルトの両側に設けられた前記竪ローラ間の距離を調整する距離調整部材を有していることを特徴とする請求項1乃至4記載のベルトコンベヤのスカート構造を提供する。
上記構成によれば、距離調整部材により竪ローラ間の距離を調整することができるので、コンベヤベルトの形状を断面略U形状に的確に保持することができる。
請求項6の発明は、前記コンベヤベルトの前記底面部を支持する支持部材を有していることを特徴とする請求項1乃至5記載のベルトコンベヤのスカート構造を提供する。
上記構成によれば、支持部材によりコンベヤベルトの底面部を略平坦状に保持することが可能であるので、コンベヤベルトを断面略U形状に確実に保持することが可能となる。
請求項7の発明は、前記コンベヤベルトの前記側面部及び前記底面部間の斜め部を支持する支持部材を有していることを特徴とする請求項1乃至6記載のベルトコンベヤのスカート構造を提供する。
上記構成によれば、支持部材によりコンベヤベルトの斜め部を支持するので斜め部の形状を調整でき安定的にコンベヤベルトを断面略U形状にすることが可能となる。
請求項8の発明は、前記コンベヤベルトの斜め部を支持する支持部材は、前記コンベヤベルトの側面部を前記スカート出入口部に押えつける押え部材に対して段違いに配置されていることを特徴とする請求項1乃至7記載のベルトコンベヤのスカート構造を提供する。
上記構成によれば、コンベヤベルトの斜め部を支持する支持部材とコンベヤベルトの側面部を前記スカート出入口部に押えつける押え部材とが段違い即ち千鳥状になっているので、コンベヤベルトの形状を段違いに配置された部材によって調整でき安定的にコンベヤベルトを断面略U形状にすることが可能となる。
請求項9の発明は、前記支持部材は支持ローラであることを特徴とする請求項7又は8記載のベルトコンベヤのスカート構造を提供する。
上記構成によれば、支持ローラとコンベヤベルト間の摩擦を小さくすることができるので、コンベヤベルトをスムーズに駆動させることができる。
本発明によれば、スカート出入口部とコンベヤベルトの側面部間の密閉性を向上させ、搬送物の飛散落下を防止するとともにコンベヤベルトの偏磨耗を低減させることができる。
以下、図面等を参照しながら、本発明の実施の形態について、更に詳しく説明する。
本発明の第1実施例に係るベルトコンベヤのスカート構造を図1乃至図6を参照しつつ説明する。
まず、本発明の第1実施例に係るベルトコンベヤのスカート構造の概要を図1、図2、図3及び図4を参照しつつ説明する。
図1は、本発明の第1実施例に係るベルトコンベヤのスカート構造の押え部材の位置における一部断面図を示し、図2は、本発明の第1実施例に係るベルトコンベヤのスカート構造の竪ローラの位置における一部断面図を示し、図3は、本発明の第1実施例に係るベルトコンベヤのスカート構造におけるコンベヤベルト、竪ローラ及びスカート出入口部の配置を示す図で、(a)は平面図、(b)は側面図である。図4は、本発明の第1実施例に係るベルトコンベヤのスカート構造における位置調整部材7の一部斜視図である。
図2に示される如く、本発明の第1実施例に係るベルトコンベヤのスカート構造1は、主に、コンベヤベルト3、形状変更部材である竪ローラ4及び支持部材である支持ローラ9を有している。形状変更部材である竪ローラ4は、コンベヤベルト3の側面部32を垂直方向(図2において上側)に持ち上げ、コンベヤベルト3を断面略U形状にするためのものである。支持ローラ9は、コンベヤベルト3の底面部33を支持しコンベヤベルト3の断面略U形状を保持するためのものである。尚、スカート出入口部2の幅は、コンベヤベルト3の幅*0.7に設定するのが好ましい。ここで、「コンベヤベルト3の幅」とは、コンベヤベルト3を延ばして平坦状にしたときの幅をいう。
竪ローラ4は、取付板41に回動可能に取り付けられ、取付板41は取付台43に回動可能に設けられた取付ブラケット42の側面内側に設けられている。
取付台43は、スタンド10の上部に取り付けられ、スタンド10は、コンベヤフレーム11の上面に設けられている。これら取付ブラケット42及び竪ローラ4は、コンベヤベルト3の両側に設けられ、これら一対の取付ブラケット42間には上端内側の係合部81に引っ掛ける形で距離調整部材として幅調整用ターンバックル8が橋架されている。
距離調整部材としての幅調整用ターンバックル8は、一対の取付ブラケット42間の距離を調整するためのものである。幅調整用ターンバックル8は、その中央にバックル83が設けられ、このバックル83の両端に一対のフック部82がネジ構造を介して取り付けられている。従って、このネジ構造における調整によりバックル83・フック部82間の距離を調整することにより、一対の取付ブラケット42間の距離を調整することができる。
支持ローラ9は、支持台91に回動可能に取り付けられ、支持台91は、取付台43と同様に、スタンド10の上部に取り付けられている。
次に、図1を参照しつつ、本発明の第1実施例に係るベルトコンベヤのスカート構造のスカート出入口部2、密閉部材5、押え部材6及び位置調整部材7の詳細を説明する。
スカート21に連なるスカート出入口部2の外側には、密閉部材5が取り付けられ、スカート出入口部2とコンベヤベルト3の側面部間の隙間をなくし密閉構造としている。この密閉部材5は低摩擦係数の高分子材料製で、スカート出入口部2とコンベヤベルト3の側面部間の摩擦力を小さくし、コンベヤベルト4が駆動されやすくしてある。
スカート出入口部2に使用されている材料は、摺動性に優れた材料が用いられ、本実施例では、PA6(6ナイロン)(日本ポリペンコ(株)製MCナイロンーMC703)が用いられている。
次に、コンベヤベルト3の外側に設けられ、コンベヤベルト3の側面部32を密閉部材5側に押さえつけるための押え部材6に関する詳細な構成を説明する。
本実施例においては、押え部材6は、低摩擦係数の高分子材料を取り付けた押え板で構成しており、押え部材6とコンベヤベルト4の側面部間の摩擦力が小さくなるように設計している。この押え板は、特に、ベルトコンベヤの低速域において効果が大きい。この押え部材6の背面には、押え部材6の位置を調整するための位置調整部材7が設けられている。
位置調整部材7における部材取付板71に押え部材6が取り付けられ、部材取付板71は取付部材74に取り付けられ、取付部材74は、取付ブラケット72に回動可能に設けられた回動部材75に設けられている。従って、部材取付板71は回動部材75により回動可能になっている。さらに、取付ブラケット72は、スタンド10に設けられた固定台792に回動可能に取り付けられている。
取付ブラケット72には、その上部に第一回動軸76が回動可能に取り付けられ、さらにこの第一回動軸76の端部に第二回動軸77が回動可能に設けられ、第二回動軸77の端部はスタンド10に固設された外側取付台78に回動可能に取り付けられている。また、第二回動軸77の中間を通って固定台792における取付ブラケット72の回動中心方向に位置決めボルト79が取り付けられ、緩衝バネ791により外側に向かって付勢されている。即ち、位置決めボルト79に設けられたナット794の方向に向かって付勢されている。従って、この位置決めボルト79の調整により、即ち、ナット794を回転させることにより、第一回動軸76及び第二回動軸77の傾斜が調整され、さらに取付ブラケット72の傾斜が調整されることになる。
図4に示される如く、この位置調整部材7は、コンベヤベルト3の進行方向に竪ローラ4と並んで設けられている。即ち、図3に示される如く、コンベヤベルト3の両側の竪ローラ4が存在しない位置に、スカート出入口部2が位置している。
次に、この位置調整部材7の作動状況を図5及び図6を参照しつつ説明する。
図5は、本発明の第1実施例に係るベルトコンベヤのスカート構造における押え部材が閉じた状態を示す一部断面図で、図6は、本発明の第1実施例に係るベルトコンベヤのスカート構造における一方の押え部材が開いた状態を示す一部断面図である。
図5は、位置決めボルト79の調整により、第二回動軸77及び第一回動軸76を内側に回動させ、取付ブラケット72を垂直方向にし押え部材6によりコンベヤベルト3を内側へ強く押圧している状態である。一方、図6における右側の押え部材6は、位置決めボルト79の調整により、第二回動軸77及び第一回動軸76を外側に屈曲させ、取付ブラケット72を外側へ倒し、開放した状態を示している。
このように、位置調整部材7の作動により、押え部材6の動きを調整することができる。特に、図6の開放された状態においては、密閉部材5や押え部材6の交換が容易に行える。
尚、上記本発明の第1実施例に係るベルトコンベヤのスカート構造1におけるスカート出入口部2は、図12に示される如く、シュート22の下部に設けられている。即ち、搬送物たる砂利やバラ物が外部のブルドーザーによりシュート22に運搬・搬入され、そのシュート22の下部にスカート出入口部2が設けられ、複数のコンベヤベルト3,3により、搬送される。図12においては、スカート出入口部2以外の竪ローラ4等の装置構成は省略している。
次に、上記構成を有する本発明の第1実施例に係るベルトコンベヤのスカート構造1の作用を説明する。
図1に示される如く、スカート2の下端に位置するスカート出入口部21の外側に密閉部材5が取り付けられコンベヤベルト3の側面部32の外側から押え部材6により押さえつけられているため、スカート出入口部21とコンベヤベルト4の側面部との間には隙間がなく密閉されている。
また、図2に示される如く、コンベヤベルト3は、両側に設けられた竪ローラ4,4により、その側面部32がより内側に曲げられ、断面略U形状に形成されている。適宜、コンベヤベルト3の幅寸法等により距離調整部材8である幅調整用ターンバックルのバックル83を回転させることにより、フック部82及びバックル83の距離が調整され、取付ブラケット42,42の傾斜を変更し、竪ローラ4,4間の距離が調整されている。
このように、断面略U形状に形成されたコンベヤベルト3がドラム31により駆動され、動かされることになる。図12に示される如く、外部のブルドーザーにより搬送物たる砂利やバラ物がシュート22に運搬・搬入されることになる。その後、スカート出入口部2に搬送物が搬送されてくることになる。
この際、コンベヤベルト3が断面略U形状に形成されているため、スカート出入口部2からコンベヤベルト3に搬送物が落とされるとき、搬送物はコンベヤベルト3の略中央部に運搬されることになる。従って、搬送物が飛散することなく、コンベヤベルト3の偏摩耗を防止することができる。
また、スカート出入口部2とコンベヤベルト3の側面部32との間には隙間がなく密閉されているため、スカート出入口部21とコンベヤベルト3の側面部との間の隙間から搬送物が外部に飛散落下を防止することができる。
スカート出入口部2とコンベヤベルト3の側面部32との間の密閉部材5は、低摩擦係数を有する高分子材料が使用されているため、コンベヤベルト3と密閉部材5間の摩擦は比較的小さく、コンベヤベルト3をスムーズに駆動させることができる。同様に、押え部材6の表面部には低摩擦係数を有する高分子材料が使用されているため、コンベヤベルト3と押え部材6の表面部間の摩擦は比較的小さく、コンベヤベルト3をスムーズに駆動させることができる。
また、本件実施例においては、コンベヤベルト3の下部を支持ローラ9で支持しているため、多くの搬送物が運搬されたり、又は搬送物により強い衝撃が加えられても、コンベヤベルト3の断面略U形状を保持することができる。
本発明の第2実施例に係るベルトコンベヤのスカート構造を図7を参照しつつ説明する。
図7は、本発明の第2実施例に係るベルトコンベヤのスカート構造の押えローラの位置における一部断面図である。第1実施例と異なり、押え部材が押えローラ6により構成されている。
押え部材が押えローラ6により構成されているので、押えローラ6の回転作用によりコンベヤベルト3の側面部との摩擦をより小さくすることができ、コンベヤベルト3をスムーズに駆動させることができる。特に、この押えローラ6は、高速域で使用すると効果が大きい。
本発明の第3実施例に係るベルトコンベヤのスカート構造を図8を参照しつつ説明する。
図8は、本発明の第3実施例に係るベルトコンベヤのスカート構造の押えローラの位置における一部断面図である。第1実施例や第2実施例と異なり、コンベヤベルト3の斜め部を支持する支持部材9を有している。支持部材9としては支持ローラを用いている。
固定台792に回動可能に取り付けられた取付ブラケット72が屈曲形状をしており、内側に押え部材としての押えローラ6と支持部材としての支持ローラ9が設けられている。屈曲形状の取付ブラケット72の屈曲部には外側へ伸びた中間部材793が固設され、中間部材793には、外側取付台78に回動可能に設けられた位置決めボルト79が取り付けられている。また、位置決めボルト79には緩衝バネ791がナット794とともに取り付けられ中間部材793が付勢されている。従って、ナット794の調整により、中間部材793の位置を変更し、取付ブラケット72の傾きを変えることにより、押えローラ6や支持ローラ9の位置をより正確に調整することができる。
このため、コンベヤベルト3を断面略U形状に、より正確に保持することが可能になる。
本発明の第4実施例に係るベルトコンベヤのスカート構造を図9を参照しつつ説明する。
図9は、本発明の第4実施例に係るベルトコンベヤのスカート構造の押えローラの位置における一部断面図で、(a)は押えローラが閉じた状態を示し、(b)は押えローラが開いた状態を示す。
上述した第3実施例と異なり、本発明の第4実施例においては、取付ブラケット72の屈曲した箇所から外側に第一回動軸76及び第二回動軸77が回動可能に設けられている。第二回動軸77は、スタンド10に設けられた外側取付台78に回動可能に取り付けられている。第一回動軸76及び第二回動軸77の中間位置に位置決めボルト79が設けられ図示しないナットの調整により、第一回動軸76及び第二回動軸77の傾斜が調節され、押えローラ6や支持ローラ9の開閉がなされる。従って、コンベヤベルト3の形状等により、押えローラ6や支持ローラ9の開閉位置をより安定的に設定することができる。
本発明の第5実施例に係るベルトコンベヤのスカート構造を図10を参照しつつ説明する。図10は、本発明の第5実施例に係るベルトコンベヤのスカート構造を示す一部側面図である。
本発明の第5実施例に係るベルトコンベヤのスカート構造は、コンベヤベルト3の斜め部を支持する支持部材9は、コンベヤベルト3の側面部32を前記スカート出入口部2に押えつける押え部材6に対して段違いに配置されている。
従って、コンベヤベルト3の斜め部を支持する支持部材(支持ローラ)9とコンベヤベルト3の側面部32を前記スカート出入口部2に押えつける押え部材(押えローラ)6とが段違い即ち千鳥状になっているので、コンベヤベルト3の形状を段違いに配置された部材によって調整できるので安定的にコンベヤベルトを断面略U形状にすることが可能となる。
本発明の第6実施例に係るベルトコンベヤのスカート構造を図11を参照しつつ説明する。
図11は、本発明の第6実施例に係るベルトコンベヤのスカート構造の一部断面図である。密閉部材5としてスカートゴムを使用している点が特徴である。この構造は、高速域で使用する場合、安価な方法で採用できるものである。
(変形例)スカート出入口部2に用いられる材料としては、摺動性に優れているものであれば他の材料であってもよい。例えば、POM(ポリアセタール),PET(ポリエチレンテレフタレート),PEEK(ポリエーテルエーテルケトン),PAI(ポリアミドイミド)等であってもよい。さらに、PEやPP等の安価な樹脂であってもよい。また、固体潤滑コーティングを施してもよい。フッ素樹脂や二硫化モリブデンやDLC(ダイヤモンド・ライク・カーボン)を使用してもよい。
また、本発明に係るベルトコンベヤのスカート構造が適用される部位であるが、図13に示される如く、ベルトフィーダ3におけるスカート出入口部2にも適用することが可能である。
本発明の第1実施例に係るベルトコンベヤのスカート構造の押え部材の位置における一部断面図である。 本発明の第1実施例に係るベルトコンベヤのスカート構造の竪ローラの位置における一部断面図である。 本発明の第1実施例に係るベルトコンベヤのスカート構造におけるコンベヤベルト、竪ローラ及びスカート出入口部の配置を示す図で、(a)は平面図、(b)は側面図である。 本発明の第1実施例に係るベルトコンベヤのスカート構造における位置調整部材の一部斜視図である。 本発明の第1実施例に係るベルトコンベヤのスカート構造における押え部材が閉じた状態を示す一部断面図である。 本発明の第1実施例に係るベルトコンベヤのスカート構造における一方の押え部材が開いた状態を示す一部断面図である。 本発明の第2実施例に係るベルトコンベヤのスカート構造の押えローラの位置における一部断面図である。 本発明の第3実施例に係るベルトコンベヤのスカート構造の押えローラの位置における一部断面図である。 本発明の第4実施例に係るベルトコンベヤのスカート構造の押えローラの位置における一部断面図で、(a)は押えローラが閉じた状態を示し、(b)は押えローラが開いた状態を示す。 本発明の第5実施例に係るベルトコンベヤのスカート構造を示す一部側面図である。 本発明の第6実施例に係るベルトコンベヤのスカート構造の一部断面図である。 本発明の第1実施例に係るベルトコンベヤのスカート構造が適用される部位を示す模式図である。 ベルトフィーダにおいて本発明が適用されうる部位を示す模式図である。
符号の説明
1 ベルトコンベヤのスカート構造
2 スカート出入口部
21 スカート
22 シュート
3 コンベヤベルト(ベルトフィーダ)(フィーダベルト)
31 ドラム
32 側面部
33 底面部
4 形状変更部材(竪ローラ)
41 取付板
42 取付ブラケット
43 取付台
5 密閉部材
51 押え板
52 固定金具
6 押え部材(押え板)(押えローラ)
7 位置調整部材
71 部材取付板
72 取付ブラケット
73 調整ボルト
74 取付部材
75 回動部材
76 第一回動軸
77 第二回動軸
78 外側取付台
79 位置決めボルト
791 緩衝バネ
792 固定台
793 中間部材
794 ナット
8 距離調整部材(幅調整用ターンバックル)
81 係合部
82 フック部
83 バックル
9 支持部材(支持ローラ)
91 支持台
10 スタンド
11 コンベヤフレーム

Claims (9)

  1. スカート出入口部からコンベヤベルトに搬送物が搬送されるベルトコンベヤのスカート構造において、
    前記コンベヤベルトを側面部及び底面部を有する断面略U形状にする形状変更部材と、
    前記スカート出入口部と前記コンベヤベルトの前記側面部との間に設けられた密閉部材と、
    前記コンベヤベルトの前記側面部を前記スカート出入口部に押えつける押え部材と、
    を備えたことを特徴とするベルトコンベヤのスカート構造。
  2. 前記押え部材の外側に前記押え部材の位置を調整する位置調整部材を有していることを特徴とする請求項1記載のベルトコンベヤのスカート構造。
  3. 前記押え部材は押えローラであることを特徴とする請求項1又は2記載のベルトコンベヤのスカート構造。
  4. 前記形状変更部材は、前記コンベヤベルトの両側に設けられ前記コンベヤベルトの前記側面部を前記底面部に対して略直角方向に曲げる竪ローラであることを特徴とする請求項1乃至3記載のベルトコンベヤのスカート構造。
  5. 前記コンベヤベルトの両側に設けられた前記竪ローラ間の距離を調整する距離調整部材を有していることを特徴とする請求項1乃至4記載のベルトコンベヤのスカート構造。
  6. 前記コンベヤベルトの前記底面部を支持する支持部材を有していることを特徴とする請求項1乃至5記載のベルトコンベヤのスカート構造。
  7. 前記コンベヤベルトの前記側面部及び前記底面部間の斜め部を支持する支持部材を有していることを特徴とする請求項1乃至6記載のベルトコンベヤのスカート構造。
  8. 前記コンベヤベルトの前記斜め部を支持する支持部材は、前記コンベヤベルトの前記側面部を前記スカート出入口部に押えつける押え部材に対して段違いに配置されていることを特徴とする請求項7記載のベルトコンベヤのスカート構造。
  9. 前記支持部材は支持ローラであることを特徴とする請求項7又は8記載のベルトコンベヤのスカート構造。
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