JP2005263004A - フラットハーネス固定具 - Google Patents

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Katsuyoshi Hiratsuka
勝義 平塚
Minoru Asano
実 浅野
Hideaki Hirai
秀明 平井
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Furukawa Electric Co Ltd
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Abstract

【課題】
フラットハーネスに固定用のスペースを設ける必要がなく、フラットハーネスの幅方向のずれが生じるおそれがなく、しかも従来の固定具よりも幅方向寸法を格段に小さくできるフラットハーネス固定具を提供する。
【解決手段】
本発明のフラットハーネス固定具は、フラットハーネス12を載置する長方形の平板部14と、この平板部14の下面に形成されたアンカー16と、前記平板部14の上面の両側から立ち上がるように形成されたフラットハーネス横移動規制用の壁18と、前記平板部14の一方の側縁に形成されたフラットハーネス結束用のバンド20と、前記平板部14の他方の側縁に形成されたバンドロック部22とを有するものである。
【選択図】 図1

Description

本発明は、自動車内の配線材の一種であるフラットハーネスを、自動車の車体等に固定するためのフラットハーネス固定具に関するものである。
フラットハーネスは、複数本の細帯状導体を平面的に配列してプラスチックフィルムで一括被覆したものや、複数本の丸電線を平面的に配列してプラスチックフィルムで一括被覆したものを、1層又は複数層積層することにより構成される。フラットハーネス固定具は、このようなフラットハーネスを車体に組み付けるのに使用される。
従来、フラットハーネス固定具としては、フラットハーネスのプラスチックフィルム部分に予め穴を形成しておき、この穴にクリップの軸部を通して穴の周辺をクリップで挟み付けると共に、このクリップと一体に形成されアンカーを車体の係止孔に挿入して固定するものが公知である(特許文献1参照)。
また、2枚の板でフラットハーネスを挟み付け、フラットハーネスの片側又は両側で2枚の板をロックし、一方の板に突設されたアンカーを車体の係止孔に挿入して固定する方式のフラットハーネス固定具も公知である(特許文献2参照)。
特開平9−250521号公報 特開2001−241408号公報
特許文献1記載のフラットハーネス固定具は、フラットハーネスのフィルムの幅を電線配列幅よりもかなり広くしてフィルムに固定用の穴をあけるスペースを設ける必要があるため、フラットハーネスの幅が大きくなるだけでなく、フィルムの無駄も大きい。またフィルムの穴の周辺のみを挟み付ける構造であるため、その部分に応力が集中してフィルムの変形や破損が生じやすい。
また引用文献2記載のフラットハーネス固定具は、アンカーの軸部にロック用の棒状体を挿入してロックする方式であるので、アンカーをフラットハーネスの側縁より外側に位置させる必要があり、幅方向寸法が大きくなるという難点がある。またフラットハーネスの幅方向の位置が定まらないため、フラットハーネスが幅方向にずれやすいという問題もある。特に幅の異なるフラットハーネスの積層体を固定する場合に、幅方向のずれが発生しやすい。
本発明の目的は、フラットハーネスに固定用のスペースを設ける必要がなく、フラットハーネスの幅方向のずれが生じるおそれがなく、しかも従来の固定具よりも幅方向寸法を格段に小さくできるフラットハーネス固定具を提供することにある。
本発明に係るフラットハーネス固定具は、フラットハーネスを載置する平板部と、この平板部の下面に形成された車体への取り付け部と、前記平板部の上面の両側から立ち上がるように形成されたフラットハーネス横移動規制用の壁又は突起と、前記平板部の一方の側縁に形成されたフラットハーネス結束用のバンドと、前記平板部の他方の側縁に形成されたバンドロック部とを有することを特徴とするものである。
本発明に係るフラットハーネス固定具は、平板部の両側に形成された壁又は突起の少なくとも片側の壁又は突起の内面が、幅の異なるフラットハーネス積層体の横移動を規制するように階段状に形成されていることが好ましい。
本発明に係るフラットハーネス固定具は、バンド及びバンドロック部に相当する位置に平板部の両側から立ち上がる立ち上がり片が形成されていることが好ましい。この場合、バンドロック部は立ち上がり片の上部に形成することがより好ましい。
本発明に係るフラットハーネス固定具は、平板部とその両側の壁又は突起で構成される凹部にフラットハーネスをセットし、バンドで結束するようになっているので、フラットハーネスに固定用のスペースを設ける必要がない。また両側の壁又は突起でフラットハーネスの横移動が規制されるので、フラットハーネスの幅方向のずれを防止でき、フラットハーネスを確実に固定できる。さらに車体への取り付け部(アンカー等)は平板部の幅方向の中間部に形成できるため、平板部と両側の壁又は突起を含めた幅はフラットハーネスの幅より若干広い程度でよく、従来の固定具よりも幅方向寸法を格段に小さくできる。
また平板部の両側に形成された壁又は突起の少なくとも片側の壁又は突起の内面を階段状に形成しておけば、幅の異なるフラットハーネスの積層体を固定する場合に、各層毎にフラットハーネスの横移動を規制できるため、フラットハーネスの幅方向のずれを確実に防止できる。
また平板部の両側に上記のような立ち上がり片を形成しておけば、バンドの締め付けによるフラットハーネスの側縁の損傷を防止できる。
〔実施形態1〕 図1は本発明の一実施形態を示す。このフラットハーネス固定具10は、上面にフラットハーネス12を載置する長方形の平板部14と、この平板部14の下面に突設されたアンカー16と、平板部14の上面の両側から立ち上がるように形成された壁18と、平板部14の一方の側縁の長手方向中間部に形成されたバンド20と、平板部14の他方の側縁に形成されたバンドロック部22とを一体に有するプラスチック成型品である。
アンカー16は車体の係止孔に挿入して車体に取り付ける部分で、従来のフラットハーネス固定具に形成されているものと同じである。バンド20の先端側には係止用のギザギザ24が形成され、バンドロック部22にはバンド挿入用のスロット26が形成されている。バンド20の先端部をロック部22に挿入すると、バンド20のギザギザ24がロック部22下面のスロット26の縁に引っ掛かって、バンド20が引き抜けなくなる。壁18は長手方向の中間部が欠落しており、バンド20及びバンドロック部22は壁18の欠落部に形成されている。両側の壁18の間隔は、フラットハーネス12の幅より若干大きい程度に設定されている。
このフラットハーネス固定具10は、平板部14とその両側の壁18で構成される凹部にフラットハーネス12をセットし、バンド20の先端部をロック部22に挿入して締め付けるだけで、簡単にフラットハーネス12を結束できる。フラットハーネス12を結束した後、アンカー16を車体の係止孔に挿入すれば、フラットハーネスを車体の所定位置に固定することができる。
このフラットハーネス固定具10を使用すると、フラットハーネス12に固定用のスペースを設ける必要がないので、フラットハーネス12の幅は必要最小限でよく、また両側の壁18でフラットハーネス12の横移動が規制されるので、フラットハーネスの幅方向のずれを防止できる。さらにアンカー16は平板部14の幅方向の中間部に形成できるため、フラットハーネス固定具10の幅はフラットハーネス12の幅より少し広い程度でよく、従来の固定具よりも幅方向寸法を格段に小さくできる。
〔実施形態2〕 図2は本発明の他の実施形態を示す。図2において、図1と同一部分には同一符号を付してある。このフラットハーネス固定具10が実施形態1のものと異なる点は、バンドロック部22を、壁18の高さ方向の中間に位置するように形成したことである。このようにすると、フラットハーネス固定具10を車体の平面部に取り付ける場合に、バンド20の締め代(先端部)が取り付けの障害にならないという利点がある。
〔実施形態3〕 図3は本発明のさらに他の実施形態を示す。図3において、図1と同一部分には同一符号を付してある。このフラットハーネス固定具10が実施形態1のものと異なる点は、片側の壁18の内面に階段状の段部28が形成されていることと、バンド20が平板部14の一方の側縁から立ち上がるように形成されていることである。
このフラットハーネス固定具10は、図3(B)に示すように、幅の異なるフラットハーネス12の積層体を固定するのに使用される。段部28は、フラットハーネス12を幅の狭い順に積層したときに、各層のその下の層よりも張り出した部分が載るように形成される。このような段部28を形成しておくと、幅の異なるフラットハーネスの積層体を固定するときに、各層毎にフラットハーネスの横移動を規制できるため、フラットハーネスの幅方向のずれをより確実に防止できる。
なお、この実施形態では片側の壁18の内面に段部を形成したが、段部は両側の壁の内面に相対するように形成してもよい。
〔実施形態4〕 図4は本発明のさらに他の実施形態を示す。図4において、図1と同一部分には同一符号を付してある。このフラットハーネス固定具10が実施形態1のものと異なる点は、片側の壁18の内面に階段状の段部28が形成されていることと、バンド20及びバンドロック部22が、平板部14の長手方向の両端部に1組ずつ形成されていることである。段部28を形成する意味は実施形態3と同じである。バンド20及びバンドロック部22を平板部14の両端部に形成すると、フラットハーネスをより確実に固定することができる。
〔実施形態5〕 図5は本発明のさらに他の実施形態を示す。図5において、図1と同一部分には同一符号を付してある。このフラットハーネス固定具10が実施形態1のものと異なる点は、平板部14の片側に壁の代わりに階段状に突起30が形成されていることである。このように階段状に突起30を形成することによっても、実施形態3と同様な効果を得ることができる。
〔実施形態6〕 図6は本発明のさらに他の実施形態を示す。図6において、図1と同一部分には同一符号を付してある。このフラットハーネス固定具10が実施形態1のものと異なる点は、平板部14の片側に壁の代わりに突起30を形成し、この突起30の内面に段部28を形成したことと、平板部14の両側のバンド20及びバンドロック部22に相当する位置に立ち上がり片32を形成し、バンドロック部22を一方の立ち上がり片32の上端に形成したことである。立ち上がり片32の高さはフラットハーネスの積層高さと同じかそれより若干低い程度に設定される。上記のように内面に段部28を有する突起30を形成することによっても、実施形態3と同様な効果を得ることができる。また上記のような立ち上がり片32を形成しておくと、バンド20でフラットハーネスを締め付けたときに、フラットハーネスの側縁、特に最上層のフラットハーネスの側縁がバンドの締め付けによって損傷するのを防止できる。また実施形態2と同様、フラットハーネス固定具10を車体の平面部に取り付ける場合に、バンド20の締め代が取り付けの障害にならないという利点もある。
本発明に係るフラットハーネス固定具の一実施形態を示す、(A)は斜視図、(B)はフラットハーネスを固定した状態の斜視図。 本発明に係るフラットハーネス固定具の他の実施形態を示す、(A)は斜視図、(B)はフラットハーネスを固定した状態の斜視図。 本発明に係るフラットハーネス固定具のさらに他の実施形態を示す、(A)は斜視図、(B)はフラットハーネスを固定した状態の斜視図。 本発明に係るフラットハーネス固定具のさらに他の実施形態を示す斜視図。 同じくさらに他の実施形態を示す斜視図。 同じくさらに他の実施形態を示す斜視図。
符号の説明
10:フラットハーネス固定具
12:フラットハーネス
14:平板部
16:アンカー
18:壁
20:バンド
22:バンドロック部
28:段部
30:突起
32:立ち上がり片

Claims (3)

  1. フラットハーネスを載置する平板部と、この平板部の下面に形成された車体への取り付け部と、前記平板部の上面の両側から立ち上がるように形成されたフラットハーネス横移動規制用の壁又は突起と、前記平板部の片側に形成されたフラットハーネス結束用のバンドと、前記平板部の他の片側に形成されたバンドロック部とを有することを特徴とするフラットハーネス固定具。
  2. 請求項1記載のフラットハーネス固定具であって、平板部の両側に形成された壁又は突起の少なくとも片側の壁又は突起の内面が、幅の異なるフラットハーネスの積層体の横移動を規制するように階段状に形成されていることを特徴とするフラットハーネス固定具。
  3. 請求項1又は2記載のフラットハーネス固定具であって、バンド及びバンドロック部に相当する位置に平板部の両側から立ち上がる立ち上がり片が形成されていることを特徴とするフラットハーネス固定具。
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KR200466124Y1 (ko) 2011-09-22 2013-04-03 주식회사 유라코퍼레이션 다용도 결합형 클립
JP2019007620A (ja) * 2017-06-27 2019-01-17 デルファイ・テクノロジーズ・インコーポレーテッド ロボットによる設置のためのケーブルアセンブリ
JP2020063770A (ja) * 2018-10-16 2020-04-23 大和化成工業株式会社 配策材の結束構造

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