JP2005262676A - 画像処理装置および画像処理方法、並びに画像処理方法をコンピュータに実行させるプログラムを記録したコンピュータ読み取り可能な記録媒体 - Google Patents
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Abstract
【課題】コピー画像とプリンタ画像を加工、合成する際に、少ないメモリ容量で、かつ画質劣化のない画像処理を実現すること。
【解決手段】スキャナー209から読み込まれた画像データを符号化するコピー画像符号化装置212と、コピー画像符号化装置212で符号化された符号を記憶するコピー画像符号メモリ領域204cと、ページ記述言語を解析し中間言語を生成するCPU201と、コピー画像符号メモリ領域204cに格納されたコピー画像符号を復号し、復号した画像を画像処理する画像処理手段と、中間言語を解析し、描画処理を行なう描画処理手段と、画像処理手段と描画処理手段により生成された画像データを記憶するページメモリ領域204dと、を備える。
【選択図】 図8
【解決手段】スキャナー209から読み込まれた画像データを符号化するコピー画像符号化装置212と、コピー画像符号化装置212で符号化された符号を記憶するコピー画像符号メモリ領域204cと、ページ記述言語を解析し中間言語を生成するCPU201と、コピー画像符号メモリ領域204cに格納されたコピー画像符号を復号し、復号した画像を画像処理する画像処理手段と、中間言語を解析し、描画処理を行なう描画処理手段と、画像処理手段と描画処理手段により生成された画像データを記憶するページメモリ領域204dと、を備える。
【選択図】 図8
Description
本発明は、少なくともスキャナー機能とプリンタ機能を有するマルチファンクションタイプの画像形成装置に搭載される画像処理装置および画像処理方法、並びに画像処理方法をコンピュータに実行させるプログラムを記録したコンピュータ読み取り可能な記録媒体に関するものである。
従来におけるMFP(マルチファンクションプリンタ)は、HDD(ハードディスク)を有してコピー処理後のデータを蓄積することにより、電子ソート処理の高速処理や、文章データの保存などに使用されている。
このようなデジタル複写機は、図39のように構成される。バンドメモリ7は、描画されたバンド単位のRGBデータを格納するメモリである。描画処理装置6は、CPU1からの命令により、グラフィックス画像をバンドメモリ7へ描画する装置である。編集処理装置12は、バンドメモリ7に作成された画像データを図45のように90度回転処理を行なったり、図46,図47に示すように拡大/縮小処理を行ない新たなバンド画像データを作成する編集装置である。符号化装置11は、バンドメモリ7のバンド単位のRGB画像データを符号化し、メインメモリ4へ転送する多値圧縮の装置である。復号装置10は、メインメモリ4から符号化されたバンド単位の符号を読み込んでバンドメモリ7へ展開する多値圧縮の装置である。画像処理装置13は、バンドメモリ7へ展開されたRGB画像データを読み込み色変換、階調処理などの画像処理を行ない、エンジンコントローラ14へ転送する。この処理後の画像データをプリンタエンジン16でプリント出力する。
図40に、従来におけるコピー画像処理の流れを示す。スキャナー8で読み取った画像を平滑フィルタ処理装置9でフィルタ補正処理し、バンドメモリ7に記憶する。このようにバンド単位にコピー画像データを読み込み、多値画像の圧縮アルゴリズム(JPEGなど)により、符号化装置4によって符号化し、その符号をページメモリ領域4aに格納し、その後、プリントアウト時に、各版ごと遅延させて、ページメモリ領域4aから符号データを読み込み、前記の圧縮アルゴリズムにより、RGBデータに復号装置10で復号化し、その後、色補正処理装置25によりCMYKデータに変換後、諧調処理装置2により、2値、4値、8値などに変換し、階調処理後のCMYKの各版に対応するデータのみプリンタエンジン15に転送し、各版専用の復号化装置と各版専用の画像処理装置を有して、プリント出力を実現していた。
図41に、従来におけるプリンタ画像処理フローを示す。PC150からのPDLを通信処理装置16を経由して入力し、そのPDLをPDLメモリ領域4bに格納する。さらにこのPDLをCPU1が解析処理し、その結果にしたがって描画処理装置6で描画を行ない、バンドメモリ7に格納する。さらにこのバンドメモリ7の画像データを符号化装置11で符号化し、ページメモリ領域4aに格納する。その後、復号装置10で復号してバンドメモリ7に格納し、画像処理を行ない、プリンタエンジン15で出力する。
また、図42に従来におけるコピー処理の流れを示す。ここではスキャナー8で読み取った画像をバンドごとに符号化し、またその画像に背景画像符号記憶装置27に記憶されている背景画像を付加して合成し、復号処理、色変換処理、諧調処理を行なった後に、プリンタエンジン15で出力する。すなわち、ここでは、背景画像を符号として圧縮しておき、コピー画像データと背景画像データの両方を解凍し、合成後再度、圧縮処理を行っている。このような装置により、従来、たとえば図35に示すようにコピー画像311と背景画像312を画像合成し、印刷することが行なわれている。
また、従来、図45に示すようにHDD22に蓄積した画像データを、2ページ分のページを1ページに集約する集約印刷や、図46のようにHDD22へ貯えられた画像データを拡大して印刷する拡大印刷や、図47のようにHDD22へ貯えられた画像データを縮小して印刷する縮小印刷や、図48のようにHDD22へ貯えられた画像データを回転して印刷する回転印刷などが行なわれている。
また、複数のページを印刷するときに、たとえばA4の縦方向のトレイの記録紙を使用して印刷中に記録紙がなくなり、別トレイのA4横方向の紙を使用して自動的に印刷する場合、図48のような処理を行なう必要があった。
図29にコピー画像例を示す。この例はミーテイングでの黒板などのプリント画像である。図30にプリンタ画像例を示す。この例は同じミーテイングでの議事録である。このようなコピー画像は手書きを文章であるため保存が難しく、上述のようなMFPのコピー画像保存機能で保存されることが多い。しかし、このような手書き文章は後日、見たときに読みにくさから、論理的に認識することが難しいが、その当時の状況を思い出し認識することが容易である。これに対し、プリンタ画像は、PC150などでMICROSOFT社のWORDのような文章作成ソフトで作成され、これをPC150で保存する場合、文字が定形のタイプであるために、読みやすく論理的に理解しやすいが、そのときのミーテイングでの状況を思い出し、認識することが難しい。
また、画像データ圧縮技術として、画像データを保持するためのメモリ量を低減したり、画像データの送信時間を短縮したりする目的から画像処理分野で一般に使用されている。画像データ圧縮方式は画像データの処理形態により、種々であり画像データを印字処理する場合においては限られた容量のメモリ上で画像データを回転して印字するなどの処理を高速に行なうという必要性か固定長圧縮がよく使用されている。代表的な固定長圧縮の方式としてGBTC(Generalized BTC)などが知られている。図49〜図51にこのGBTCのアルゴリズムを示す。
また、他の圧縮方式として画像データを水平周波数方向と垂直周波数方向に複数のブロックに分割すると共に低域周波数のブロックほど細かくするWavelet(ウェーブレット)変換が知られ、このWavelet変換は最近、自然階調の画像を効果的に圧縮する方法として注目されている。また、Wavelet変換は写真のような連続した階調を持った画像の圧縮に適していることが知られている。このWaveletの分割ブロックとその演算式を図52に示す。
また他の圧縮方式としてはDCT(Discret Cosine Transform)などの直交変換によって画像データを周波数成分に変換し、その変換係数を量子化する方式があり、特にDCTを使用した多値画像を符号化する方式として、ITU−TとISOにより、標準化されたJPEG方式が知られている。このJPEGのDCT演算式を数1に示す。
また、PCからのPDL(ページ記述言語)を解析し、中間言語を生成し、画像データで有する場合との記憶容量を比較し、小さい方のデータをHDDなどの記憶媒体に記憶する方法が開示されている(たとえば、特許文献1参照)。なお、この特許文献1では、電子ソート機能のために中間言語でHDDなどの記憶媒体に記録することは明記されているが、HDDなどの記憶媒体に格納された文章に対し、編集処理を行なってプリント出力することは明記されていない。
しかしながら、上記に示される従来の技術にあっては、図35に示すように画像合成に伴うコピーを行なう場合、符号化されたコピー画像を復号し、背景画像データと合成後再度、圧縮処理を行なう必要があるため、処理の複雑さと処理時間の増大とを招来させる。また、再度の非可逆圧縮処理を行なうため、画像の劣化、背景画像データ分のデータを格納するメモリ容量が増大するという問題点があった。また、JPEGなどの可変長符号を使用した場合、再度の圧縮の際に符号長が変化するために、別の領域にコピーする必要があり、元コピー画像の符号容量と同じ程度のワークエリアを必要とし、やはりメモリ容量が増大するなどといった問題点があった。
また、図36に示す例では、ページ数や、ページの枠、作成時間、タイトルなどをコピー画像と合成することにより、保存したコピー画像の内容が理解しやすいが、この合成においても、上記と同様の問題点があった。
また、上述したようにコピ-画像データのみ保存する場合、論理的な点で難しく、プリンタ画像のみで保存する場合、広い状況把握に難しい点があり、可能であれば、両方の画像を図31に示すようにプリンタ画像とコピー画像を同じファイルで管理することが望まれている。しかし、従来のMFPの方式は、コピー画像処理とプリンタ画像処理とは別々の処理フローで処理されており、同様に扱うことが困難であった。
また、プリンタ画像において、HDDなどの記憶媒体に画像データで格納する場合は、図45〜図47のように拡大/縮小を伴う場合は、図43、図44のように画像の画素単位の変倍処理を行なうため、画像の劣化を招来させるという問題点があった。
また、コピー画像においても、HDDなどの記憶媒体に印刷したときの画像データで格納した場合、たとえば、図47に示すように縮小印刷処理後の画像データを保存した場合、再度、印刷するときに図46のような拡大印刷を行なうことも考えられるために、コピー画像データは、スキャナーで読み込んだときのデータをHDDなどの記憶媒体に画像データで格納することが望ましい。
本発明は、上記に鑑みてなされたものであって、コピー画像とプリンタ画像を加工、合成する際に、少ないメモリ容量で、かつ画質劣化のない画像処理を実現することを目的とする。
上述した課題を解決し、目的を達成するために、請求項1にかかる発明は、スキャナーから読み込まれた画像データを符号化するコピー画像符号化手段と、前記コピー画像符号化手段で符号化された符号を記憶するコピー画像符号記憶手段と、ページ記述言語を解析し中間言語を生成する中間言語生成手段と、前記コピー画像符号記憶手段に格納されたコピー画像符号を復号するコピー画像復号手段と、前記コピー画像復号手段により復号された画像を画像処理する画像処理手段と、前記中間言語を解析し、描画処理を行なう描画処理手段と、前記画像処理手段と前記描画処理手段により生成された画像データを記憶するページ記憶手段と、を備えたことを特徴とする。
この請求項1にかかる発明によれば、スキャナーで読み込んだコピー画像を符号化して記憶し、かつページ記述言語を中間言語に変換して記憶し、グラフィックス描画処理とコピー画像処理を行なう画像処理により、コピー画像データの画像処理を行ない、かつ背景画像の中間言語を解析し、描画処理を行ない、コピー画像と合成し、処理結果をページ記憶手段にページ単位の画像を記憶させることにより、背景画像の画像データを格納するメモリの小容量および画質劣化の発生を回避することが可能になる。
また、請求項2にかかる発明は、前記描画処理手段は、前記中間言語解析手段により解析されたグラフィックス描画コマンドを処理するグラフィックス描画処理手段を備えたことを特徴とする。
この請求項2にかかる発明によれば、請求項1において、描画処理手段が、中間言語解析手段により解析されたグラフィックス描画コマンドを処理するグラフィックス描画処理手段を備えることにより、グラフィックス画像の描画処理が可能になる。
また、請求項3にかかる発明は、前記画像処理手段は、前記中間言語解析手段により解析されたコピー画像コマンドを処理するコピー画像処理手段を備えたことを特徴とする。
この請求項3にかかる発明によれば、請求項1において、描画処理手段が、中間言語解析手段により解析されたコピー画像コマンドを処理するコピー画像処理手段を備えることにより、中間言語による描画処理が可能になる。
また、請求項4にかかる発明は、前記グラフィックス描画処理手段は、グラフィックス描画コマンドの描画する位置情報に対し、90度単位の回転処理を行なう90度単位回転処理手段を備えたことを特徴とする。
この請求項4にかかる発明によれば、請求項2において、グラフィックス描画処理手段が、グラフィックス描画コマンドの描画する位置情報に対し、90度単位の回転処理を行なう90度単位回転処理手段を備えることにより、グラフィックス画像を90度単位で描画処理することが可能になる。
また、請求項5にかかる発明は、前記グラフィックス描画処理手段は、グラフィックス描画コマンドの描画する位置情報に対し、拡大/縮小処理を行なう拡大/縮小手段を備えたことを特徴とする。
この請求項5にかかる発明によれば、請求項2において、グラフィックス描画処理手段が、グラフィックス描画コマンドの描画する位置情報に対し、拡大/縮小処理を行なう拡大/縮小手段を備えることにより、画像を任意のサイズに、拡大/縮小することが可能になる。
また、請求項6にかかる発明は、前記コピー画像処理手段は、コピー画像データに対し、90度単位の回転処理を行なう90度単位回転処理手段を備えたことを特徴とする。
この請求項6にかかる発明によれば、請求項3において、コピー画像処理手段が、コピー画像データに対し、90度単位の回転処理を行なう90度単位回転処理手段を備えることにより、コピー画像を90度単位で描画処理することが可能になる。
また、請求項7にかかる発明は、前記コピー画像処理手段は、コピー画像データに対し、拡大/縮小処理を行なう拡大/縮小手段を備えたことを特徴とする。
この請求項7にかかる発明によれば、請求項3において、コピー画像処理手段が、コピー画像データに対し、拡大/縮小処理を行なう拡大/縮小手段を備えることにより、コピー画像を拡大/縮小することが可能になる。
また、請求項8にかかる発明は、スキャナーから読み込まれた画像データを符号化するコピー画像符号化工程と、前記コピー画像符号化工程で符号化された符号を記憶するコピー画像符号記憶工程と、ページ記述言語を解析し中間言語を生成する中間言語生成工程と、前記コピー画像符号記憶工程で格納されたコピー画像符号を復号するコピー画像復号工程と、前記コピー画像復号工程により復号された画像を画像処理する画像処理工程と、前記中間言語を解析し、描画処理を行なう描画処理工程と、前記画像処理工程と前記描画処理工程により生成された画像データを記憶するページ記憶工程と、を含むことを特徴とする。
この請求項8にかかる発明によれば、スキャナーで読み込んだコピー画像を符号化して記憶し、かつページ記述言語を中間言語に変換して記憶し、グラフィックス描画処理とコピー画像処理を行なう画像処理により、コピー画像データの画像処理を行ない、かつ背景画像の中間言語を解析し、描画処理を行ない、コピー画像と合成し、処理結果をページ記憶手段にページ単位の画像を記憶させることにより、背景画像の画像データを格納するメモリの小容量および画質劣化の発生を回避することが可能になる。
また、請求項9にかかる発明は、前記請求項8に記載の画像処理方法を、コンピュータに実行させるプログラムを記録したことを特徴とする。
この請求項9にかかる発明によれば、請求項8に記載の画像処理方法を、コンピュータに実行させるプログラムをコンピュータ読み取り可能な記録媒体に記録したことにより、請求項8に記載の画像処理をコンピュータ上で実行することが可能になる。
本発明(請求項1)にかかる画像処理装置は、スキャナーで読み込んだコピー画像を符号化して記憶し、かつページ記述言語を中間言語に変換して記憶し、グラフィックス描画処理とコピー画像処理を行なう画像処理により、コピー画像データの画像処理を行ない、かつ背景画像の中間言語を解析し、描画処理を行ない、コピー画像と合成し、処理結果をページ記憶手段にページ単位の画像を記憶させるため、コピー画像とプリンタ画像を加工、合成する際に、少ないメモリ容量で、かつ画質劣化のない画像処理装置を提供することができるという効果を奏する。
また、本発明(請求項2)にかかる画像処理装置は、請求項1において、描画処理手段が、中間言語解析手段により解析されたグラフィックス描画コマンドを処理するグラフィックス描画処理手段を備えたので、グラフィックス画像の描画処理を行なうことができるという効果を奏する。
また、本発明(請求項3)にかかる画像処理装置は、請求項1において、描画処理手段が、中間言語解析手段により解析されたコピー画像コマンドを処理するコピー画像処理手段を備えたので、中間言語による描画処理ができるという効果を奏する。
また、本発明(請求項4)にかかる画像処理装置は、請求項2において、グラフィックス描画処理手段が、グラフィックス描画コマンドの描画する位置情報に対し、90度単位の回転処理を行なう90度単位回転処理手段を備えたので、グラフィックス画像を90度単位で描画処理することができるという効果を奏する。
また、本発明(請求項5)にかかる画像処理装置は、請求項2において、グラフィックス描画処理手段が、グラフィックス描画コマンドの描画する位置情報に対し、拡大/縮小処理を行なう拡大/縮小手段を備えたので、プリント画像を任意のサイズに、拡大/縮小することができるという効果を奏する。
また、本発明(請求項6)にかかる画像処理装置は、請求項3において、コピー画像処理手段が、コピー画像データに対し、90度単位の回転処理を行なう90度単位回転処理手段を備えたので、コピー画像を90度単位で描画処理することができるという効果を奏する。
また、本発明(請求項7)にかかる画像処理装置は、請求項3において、コピー画像処理手段が、コピー画像データに対し、拡大/縮小処理を行なう拡大/縮小手段を備えたので、コピー画像を拡大/縮小することができるという効果を奏する。
また、本発明(請求項8)にかかる画像処理方法は、スキャナーで読み込んだコピー画像を符号化して記憶し、かつページ記述言語を中間言語に変換して記憶し、グラフィックス描画処理とコピー画像処理を行なう画像処理により、コピー画像データの画像処理を行ない、かつ背景画像の中間言語を解析し、描画処理を行ない、コピー画像と合成し、処理結果をページ記憶手段にページ単位の画像を記憶させるため、コピー画像とプリンタ画像を加工、合成する際に、少ないメモリ容量で、かつ画質劣化のない画像処理方法を提供することができるという効果を奏する。
また、本発明(請求項9)にかかるコンピュータ読み取り可能な記録媒体は、請求項8に記載の画像処理方法を、コンピュータに実行させるプログラムをコンピュータ読み取り可能な記録媒体に記録したことにより、請求項8に記載の画像処理をコンピュータ上で実行することができるという効果を奏する。
以下に添付図面を参照して、この発明にかかる画像処理装置および画像処理方法、並びに画像処理方法をコンピュータに実行させるプログラムを記録したコンピュータ読み取り可能な記録媒体の最良な実施の形態を詳細に説明する。
本発明は、スキャナーで読み込んだときのコピー画像を記憶するコピー画像データ記憶手段と(実施の形態では、符号化し、コピー画像符号メモリ領域)背景画像データを中間言語で記憶し、グラフィックス描画処理とコピー画像処理を行なう画像処理装置により、コピー画像データの画像処理を行ない、かつ背景画像の中間言語を解析し、描画処理を行ない、コピー画像と合成し、処理結果をページ記憶手段にページ単位の画像を記憶させることにより、背景画像の画像データを格納するメモリ容量を小さくし、かつ、再度の符号化がないために画質の劣化がなく、しかも多くのワークエリア(メモリ容量)を必要とせず、処理の簡素化を可能にするものである。
また、図32に示すように、プリンタ画像の中にMFPが保存するコピー画像を挿入する指示をPDLへ記述することにより、スキャナーで読み込んだときのコピー画像を記憶するコピー画像データ記憶手段と(実施の形態では、符号化し、コピー画像符号メモリ領域)PDLを解析し、中間言語を作成するときに、コピー画像データを中間言語へ挿入することで、作成された中間言語をグラフィックス描画処理とコピー画像処理を行なう画像処理装置により、中間言語を解析し、描画処理を行なう。また、コピー画像コマンドの場合は、コピー画像処理を行ない、処理結果をページ記憶手段にページ単位の画像を記憶させることにより、コピー画像とプリンタ画像を1つのファイルで管理し、保存、印刷することを可能とするものである。
また、図34に示すように、マルチファンクションプリンタ(MFP)に記憶されたプリンタ画像とコピー画像をMFPの操作パネルなどで、各ページの入れ込みを指示することにより、スキャナーで読み込んだときのコピー画像を記憶するコピー画像データ記憶手段と(実施の形態では、符号化し、コピー画像符号メモリ領域)コピー画像データを中間言語へ挿入することにより、作成された中間言語をグラフィックス描画処理とコピー画像処理を行なう画像処理装置により、中間言語を解析し、描画処理を行ない、コピー画像コマンドの場合は、コピー画像処理を行ない、処理結果をページ記憶手段にページ単位の画像を記憶させることにより、コピー画像とプリンタ画像を1つのファイルで管理し、保存、印刷することを可能とする。以下、これらを実現する装置の構成および動作などについて具体的に説明する。
(第1の実施の形態)
まず、本発明が適用される画像形成装置の構成例について説明する。図1は、本発明の実施の形態にかかる画像形成装置の構成を示す説明図である。この画像形成装置は、いわゆる、マルチファンクションタイプであり、複写機能と、これ以外の機能、たとえばプリンタ機能、ファクシミリ機能とを有し、操作部のアプリケーション切り替えキーにより複写機能、プリンタ機能、ファクシミリ機能を順次に切り替えて選択することが可能である。すなわち、複写機能の選択時には複写モードとなり、プリンタ機能の選択時にはプリントモードとなり、ファクシミリモードの選択時にはファクシミリモードとなる。
まず、本発明が適用される画像形成装置の構成例について説明する。図1は、本発明の実施の形態にかかる画像形成装置の構成を示す説明図である。この画像形成装置は、いわゆる、マルチファンクションタイプであり、複写機能と、これ以外の機能、たとえばプリンタ機能、ファクシミリ機能とを有し、操作部のアプリケーション切り替えキーにより複写機能、プリンタ機能、ファクシミリ機能を順次に切り替えて選択することが可能である。すなわち、複写機能の選択時には複写モードとなり、プリンタ機能の選択時にはプリントモードとなり、ファクシミリモードの選択時にはファクシミリモードとなる。
複写モードでは、つぎのように動作する。自動原稿送り装置(以下、ADFという)101においては、原稿台102に原稿がその画像面を上にしてセットされる原稿束は、操作部上のスタートキーが押下されると、一番下の原稿が給送ローラ103、給送ベルト104によってコンタクトガラス105上の所定の位置に給送される。ADF101は一枚の原稿の給送完了毎に原稿枚数をカウントアップするカウント機能を有する。コンタクトガラス105上の原稿は、画像読取装置(スキャナー)106によって画像情報が読み取られた後に、給送ベルト104、排送ローラ107によって排紙台上に排出される。
原稿セット検出器108にて原稿台102上につぎの原稿が有ることが検出された場合には、同様に原稿台102上の一番下の原稿が給紙ローラ103、給送ベルト104によってコンタクトガラス105上の所定の位置に給送される。このコンタクトガラス105上の原稿は、画像読み取り装置106によって画像情報が読み取られた後に、給送ベルト104、排送ローラ107によって排紙台上に排出される。ここで、給送ローラ103、給送ベルト104および排送ローラ107は搬送モータ(不図示)によって駆動される。
第1給紙装置112、第2給紙装置113、第3給紙装置114は、操作部(不図示)から選択されたときあるいは自動選択により、それぞれ第1トレイ109、第2トレイ110、第3トレイ111に積載された転写材としての記録紙を給紙し、この記録紙は縦搬送ユニット115によって像担持体としての感光体ドラム116に当接する位置まで搬送される。なお、感光体ドラム116は、メインモータ(不図示)により回転駆動される。
画像読取装置(スキャナー)106にて原稿から読み込まれた画像データは、図示しない画像処理手段を介して書き込みユニット117によって光情報に変換され、感光体ドラム116は図示しない帯電器により一様に帯電された後に書き込みユニット117からの光情報で露光されて静電潜像が形成される。この感光体ドラム116上の静電潜像は現像装置118により現像されてトナー像となる。
搬送ベルト119は、用紙搬送手段および転写手段を兼ねており、電源から転写バイアスが印加され、縦搬送ユニット115から搬送される記録紙を感光体ドラム116と等速で搬送しながら感光体ドラム116上のトナー像を記録紙に転写させる。この記録紙は、定着装置120によりトナー像が定着され、排紙ユニット121により排紙トレイに排出される。感光体ドラム116はトナー像が転写された後に図示しないクリーニング装置によりクリーニングされる。なお、感光体ドラム116、帯電器、書き込みユニット117、現像装置118、転写手段は画像データにより画像を記録紙上に形成する画像形成手段を構成している。
以上の動作は通常のモードで用紙の片面に画像を複写するときの動作であるが、両面モードで記録紙の両面に画像を複写する場合には、それぞれの給紙トレイ109〜111のいずれかより給紙されて表面に上述のように画像が形成された記録紙は、排紙ユニット121により排紙トレイ側ではなく両面入紙搬送路133側に切り替えられ、反転ユニット134によりスイッチバックされて表裏が反転され、両面搬送ユニットへ搬送される。
この両面搬送ユニットへ搬送された記録紙は、両面搬送ユニットにより縦搬送ユニット116へ搬送され、縦搬送ユニット115により感光体ドラム116に当接する位置まで搬送され、感光体ドラム116上に上述と同様に形成されたトナー像が裏面に転写されて定着装置120でトナー像が定着されることにより両面コピーとなる。この両面コピーは排紙ユニット121により排紙トレイに排出される。
また、記録紙を反転して排出する場合には、反転ユニットによりスイッチバックされて表裏が反転された記録紙は、両面搬送ユニット134に搬送されずに反転排紙搬送路を経て排紙ユニット133により排紙トレイに排出される。
プリントモードでは、上記読み取って処理された画像データの代りに外部からの画像データが書き込みユニット117に入力されて上述の画像形成手段により記録紙上に画像が形成される。さらに、ファクシミリモードでは、画像読取装置106からの画像データが図示しないファクシミリ送受信部により相手に送信され、相手からの画像データがファクシミリ送受信部で受信されて書き込みユニット117に入力されることにより、上述の画像形成手段により記録紙上に画像が形成される。
つぎに、以上のように構成された画像形成装置に搭載される画像処理装置の詳細な構成および動作について説明する。図2は、図1における画像形成装置の電装・制御装置の構成を示すブロック図であり、図1に示したマルチファンクション型のデジタル複写機の内部構成を示すものである。図示するように、CPU201は、画像形成装置全体の制御を制御プログラムにしたがって実行する。CPUI/F202は、メモリコントローラ203に接続され、CPU201とメモリコントローラ203間のインターフェイス制御を行なう。メモリコントローラ203は、メインメモリ204を制御し、CPU201、ローカルバス、画像処理装置213、DMAC214、HDD制御装置217、コピー画像符号化装置212、通信処理装置119、メインメモリ204との転送を制御する。メインメモリ204は、スキャナー209からの画像を符号化したものや、プリンタのPDLや、中間言語や、CPU201のプログラムや各種データなどを格納する。ローカルI/F205は、ROM206、パネルコントローラ207などとCPU201、メインメモリ204などのとのインターフェイスを処理する。ROM206は、文字などのフォント情報やCPU201のプログラムなどを格納する。パネルコントローラ207は、パネル208を制御する。パネル208は、ユーザーからの操作を画像形成装置へ知らせる。
スキャナー209は、前述した図1の画像読取装置106のように構成され、画像を光学走査してCCD(固体撮像素子)により画像を読み込む。平滑フィルタ処理装置210は、スキャナー209から読み込んだ画像データをシェーデイング補正、MTFγ補正などの画像処理を行なう。ラインメモリ211は、平滑フィルタ処理装置210により画像処理されたデータをコピー画像符号化装置212が符号化処理をするのに必要な1ブロックにおける副走査方向サイズのラインの画像データを格納する。コピー画像符号化装置212は、ラインメモリ211の画像処理されたデータを符号化し、メインメモリ204へ転送する。
画像処理装置213は、メインメモリ204に蓄積されたコピー画像を符号化したコピー画像符号データを画像処理し、メインメモリ204のページ記憶領域へ描画する処理、CPU201により、PDLから作成された中間言語を解析し、メインメモリ204のページ記憶領域へ描画する、コピー画像処理とプリンタ描画画像処理を行なう中間言語を解析し、メインメモリ204のページ記憶領域へ描画する処理、メインメモリ204に蓄積されたコピー画像を符号化したコピー画像符号データと背景画像の中間言語を読み込んでメインメモリ204のページ記憶領域へ描画する処理、といった処理を実行する。
DMAC(ダイレクトメモリアクセスコントローラ)214は、メインメモリ204のページ記憶領域から画像データを読み込みエンジンコントローラ215へ転送する。エンジンコントローラ215は、画像処理装置により生成されたデータを受け取ってプリンタエンジン216を制御する。プリンタエンジン216は、前述した図1のように構成される。HDD制御装置217は、HDD(ハードディスク)218を制御し、メインメモリ204のデータをHDD218への転送と、HDD218のデータをメインメモリ204への転送を行なう。HDD(ハードディスク)218は、スキャナー209などの画像データを符号化したものや、プリンタの中間言語などを格納する。通信処理装置219は、PC150からのデータを受け取る。PC150は、PDLを生成し、このマルチファンクション型の画像形成装置へ転送する。
ネットワーク50は、公衆回線や専用回線を経由して外部と接続するWAN(Wide Area Network:広域通信網)と、同一敷地内でネットークを構築するLAN(Local Area Network:構内通信網)に分類される方式、あるいは、そのいずれの方式であってもよい。また、インターネット機能を備える場合、TCP/IP(Transmission Contorol Protocol/Internet Protocol)であってもよい。さらには、無線LANによる接続であってももちろんよい。
つぎに、図3〜図6を参照し、4つのプリント出力例について説明する。図3は、本発明の第1の実施の形態にかかるコピー画像処理の流れを示すブロック図である。この図において、まず、スキャナー209から多値のRGBの画像データを読み込む。平滑フィルタ処理装置210により、スキャナー209から読み込んだ画像データをシェーデイング補正、MTFγ補正などの画像処理を行なう。コピー符号化装置212により、平滑フィルタ処理装置214にて画像処理されたRGB画像データを符号化する。メインメモリ204のコピー画像符号メモリ領域204cにコピー画像符号データを格納する。画像処理装置213により、コピー画像符号データを復号し、色補正処理、階調処理などを行なう。画像処理装置213により生成された画像データをメインメモリ204のページメモリ領域204dへ格納する。プリンタエンジン216はエンジンコントローラから送られる階調処理後のCMYKデータをプリント出力する。
図4は、本発明の第1の実施の形態にかかるプリンタ画像処理の流れを示すブロック図である。この図において、まず、PC150によりPDLを生成し、MFP(マルチファンクション型画像形成装置)へ転送する。通信処理装置219はこのPDLを受け取りメインメモリ204のPDLメモリ領域204aへ転送する。このPDLをメインメモリ204のPDLメモリ領域204aに格納する。CPU201は、PDLを解析して中間言語を生成し、メインメモリの中間言語メモリ領域204bへ転送する。この中間言語をメインメモリ204の中間言語メモリ領域204bに格納する。画像処理装置213により、中間言語を解析し、メインメモリ204のページメモリ領域204dへ描画処理する。画像処理装置213により、生成された画像データをメインメモリ204のページメモリ領域204dへ格納する。プリンタエンジン216は、エンジンコントローラをかいして送られる階調処理後のCMYKデータをプリント出力する。
図5は、本発明の第1の実施の形態にかかる画像合成を行なう画像処理の流れを示すブロック図である。この図において、まず、スキャナー209から多値RGBの画像データを読み込む。平滑フィルタ処理装置210により、スキャナー209から読み込んだ画像データをシェーデイング補正、MTFγ補正などの画像処理を行なう。コピー画像符号化装置212により、平滑フィルタ処理装置210にて画像処理されたRGB画像データを符号化する。メインメモリ204のコピー画像符号メモリ領域204cにコピー画像符号データを格納する。画像処理装置213により、コピー画像符号データを復号し、色補正処理、階調処理などを行ない、背景画像中間言語220を受け取り、背景画像の中間言語を解析し、描画処理を行なうことにより、コピー画像データと合成処理を行なう。メインメモリ204の中間言語メモリ領域204bに背景画像中間言語データを格納する。画像処理装置213により、生成された画像データをメインメモリ204のページメモリ領域204dへ格納する。プリンタエンジン216は、エンジンコントローラをかいして送られる階調処理後のCMYKデータをプリント出力する。エンジンコントローラにより階調処理後のCMYKデータをプリント出力する。
図6は、本発明の第1の実施の形態にかかるプリンタ+コピー混在処理の流れを示すブロック図である。この図において、まず、PC150によりPDLを生成し、MFP(マルチファンクション型画像形成装置)へ転送する。通信処理装置219は、このPDLを受け取りメインメモリ204のPDLメモリ領域204aへ転送する。CPU201は、PDLを解析して中間言語を生成し、メインメモリ204の中間言語メモリ領域204bへ転送する。また、このとき、コピー画像符号も読み取り、中間言語に挿入する。メインメモリ204のコピー画像符号メモリ領域204cで以前にコピーしたコピー画像符号を格納している。画像処理装置213により、中間言語を解析し、メインメモリ204のページメモリ領域204dへ描画処理を行なう。また、中間言語にコピー画像が含まれるときは、コピー画像符号データを復号し、色補正処理、階調処理などを行ない、メインメモリ204のページメモリ領域204dへ描画する。画像処理装置213により、生成された画像データをメインメモリ204のページメモリ領域204dへ格納する。プリンタエンジン216は、エンジンコントローラを介して階調処理後のCMYKデータをプリント出力する。
つぎに、以上の画像処理を実現する各機能ブロックの詳細な構成および動作について説明する。図7は、図2における画像処理装置213の構成を示すブロック図である。画像処理装置213は、中間言語解析装置221、描画処理装置223、コピー画像処理装置223、MUX(マルチプレクサ)224を備えている。
中間言語解析装置221は、生成された中間言語が描画処理であるか、あるいはコピー画像処理であるかを判断し、描画処理装置222、コピー画像処理装置223へコマンドを転送する。描画処理装置222は、PDLから生成された中間言語を解釈し、グラフィックス画像の描画処理を行なう。コピー画像処理装置223は、コピー画像の画像処理を行なう。MUX224は、描画処理装置222、コピー画像処理装置223からの要求に基づいて画像データをメモリコントローラ204へ転送する。
図8は、本発明の第1の実施の形態にかかるシステムにおける処理概念を示すブロック図である。この図において、スキャナー209は、多値RGBの画像データを読み込む。平滑フィルタ処理装置210は、スキャナー209から読み込んだ画像データをシェーデイング補正、MTFγ補正などの画像処理を行ない、ラインメモリ211に画像処理後データを書き込む。ラインメモリ211は、画像処理されたデータを一時格納する。コピー画像符号化装置212は、ラインメモリ211からの画像データを符号化してメインメモリ204のコピー画像符号メモリ領域204cへ転送する。メインメモリ204は、コピー画像符号化装置212により符号化されたコピー画像をコピー画像符号メモリ領域204cに格納し、PC150からのPDLデータをPDLメモリ領域204aに格納し、CPU201により、PDL、コピー画像符号から生成された中間言語を中間言語メモリ領域204bへ格納し、画像処理装置213から生成されたページ画像をページメモリ領域204dへ格納する。
また、CPU201は、PDLメモリ領域204aのPDLを解析し、コピー画像が必要な場合はコピー画像符号を読み取って中間言語を生成し、中間言語メモリ領域204bへ転送する。また、コピー画像の画像合成を行なう場合は、コピー画像用の背景画像の中間言語を生成し、中間言語メモリ領域204bへ転送する。画像処理装置213は、コピー画像符号を読み込みコピー画像処理を行ない、メインメモリ204のページメモリ領域204dへ描画したり、中間言語メモリ領域204bから中間言語を読み込みグラフィックス画像をメインメモリ204のページメモリ領域204dへ描画したりする。DMAC214は、メインメモリ204のページメモリ領域204dから画像を読み込んでエンジンコントローラ215へ転送する。エンジンコントローラ215は、DMAC214からの画像データ受け取り、プリンタエンジン216へ転送する。
図9は、図2におけるメインメモリ204のフォーマット例を示す説明図である。PDL(ページ記述言語)メモリ領域204aには、PC150からのPDLを格納する。中間言語メモリ領域204bには,CPU201により生成された中間言語を格納する。コピー画像符号メモリ領域204cには、コピー画像の符号データを格納する。ページメモリ領域204dには、ページ単位の画像データを格納する。プログラム領域204pには、CPU201のプログラムを格納する。その他の領域はCPU201などの処理の中間結果などを格納する。
図10は、本発明の第1の実施の形態にかかるコピー画像処理の流れを示すブロック図である。この図において矢印番号で示すように、スキャナー209から読み込まれたデータは、平滑フィルタ処理装置210へ転送される。平滑フィルタ処理装置210により画像処理を行ない、ラインメモリ211へ書き込む。ラインメモリ211の画像データを読み込み符号化し、コピー画像符号メモリ領域204cへ書き込む。画像処理装置213は、コピー画像符号を読み取り画像処理を行ない、その画像処理結果をページメモリ領域204dへ描画する。DMAC214はページメモリ領域204dから画像データを読み込み、その画像データをエンジンコントローラ215へ転送する。エンジンコントローラ215は、画像データをプリンタエンジン216へ転送する。HDD制御装置217は、コピー画像符号メモリ領域204cからコピー画像符号を読み込み、そのコピー画像符号をHDD218へ転送する。
図11は、本発明の第1の実施の形態にかかるプリンタ画像処理の流れを示すブロック図である。この図において矢印番号で示すように、CPU201は、PDLメモリ領域204aのPDLを解析し、中間言語を生成する。CPU201は、生成された中間言語を中間言語メモリ領域204bに転送する。画像処理装置213は、中間言語を読み込んで中間言語を解析し、描画処理を行ない、ページメモリ領域204dへ描画する。DMAC214は、ページメモリ領域204dから画像データを読み込み、その画像データをエンジンコントローラ215へ転送する。エンジンコントローラ215は、画像データをプリンタエンジン216へ転送する。HDD制御装置217は、中間言語メモリ領域204bから中間言語を読み込む。HDD制御装置217は、読み込まれた中間言語をHDD218へ転送する。
図12は、本発明の第1の実施の形態にかかる画像合成処理を行なうコピー画像処理の流れを示すブロック図である。この図において矢印番号で示すように、スキャナー209から読み込まれたデータは、平滑フィルタ処理装置210へ転送される。平滑フィルタ処理装置210により画像処理を行ない、ラインメモリ211へ書き込む。ラインメモリ211の画像データを読み込み符号化し、コピー画像符号メモリ領域204cへ書き込む。画像処理装置213は、コピー画像符号を読み取り画像処理を行なう。また、画像処理装置213は、背景画像を表現する中間言語メモリ領域204bの中間言語を読み込み中間言語を解析し、背景画像の描画処理を行なう。画像処理装置213は、上記画像処理の結果をページメモリ領域204dに描画する。DMAC214はページメモリ領域204dから画像データを読み込み、その画像データをエンジンコントローラ215へ転送する。エンジンコントローラ215は、画像データをプリンタエンジン216へ転送する。HDD制御装置217は、コピー画像符号メモリ領域204cからコピー画像符号を読み込み、そのコピー画像符号をHDD218へ転送する。
図13は、本発明の第1の実施の形態にかかるプリンタ+コピー混在画像処理を行なうコピー画像処理の流れを示すブロック図である。この図において矢印番号で示すように、CPU201は、PDLメモリ領域204aのPDLを解析する。また、CPU201は、コピー画像符号をコピー画像符号メモリ領域204cから読み込んでコピー画像符号を中間言語に挿入する。CPU201は、この生成した中間言語を中間言語メモリ領域204bへ転送する。画像処理装置213は、中間言語を読み込んで中間言語を解析し、グラフィックス画像の描画処理とコピー画像の画像処理を行なう。画像処理装置213は、ページメモリ領域204dへ描画する。DMAC214は、ページメモリ領域204dから画像データを読み込み、その画像データをエンジンコントローラ215へ転送する。エンジンコントローラ215は、画像データをプリンタエンジン216へ転送する。HDD制御装置217は、HDD制御装置217は、中間言語メモリ領域204bから中間言語を読み込んでその中間言語をHDD218へ転送する。
つぎに、上記機能ブロックの詳細な構成および動作について説明する。図14は、図2におけるコピー画像符号化装置212の詳細構成を示すブロック図である。このコピー画像符号化装置212は、コピー画像符号化処理装置225、メモリコントローラI/F226、コントローラ227を備えている。
図14において、ラインメモリ211は、平滑ファイルタ処理装置210からの平滑ファイルタ処理後の画像を一時格納する。コピー画像符号化処理装置225は、JPEG符号化方式、あるいは先に示したGBTC符号化方式であるような多値符号化方式の処理により、ラインメモリ211の画像データを符号化する。メモリコントローラI/F226は、コピー画像符号化処理装置225から符号を受け取り、メモリコントローラ203へ転送する。コントローラ227は、このコピー画像符号化装置21の全体を制御する。
図15は、図2における画像処理装置213の詳細構成を示すブロック図である。この画像処理装置213は、中間言語解析装置221、描画処理装置22、コピー画像処理装置223、MUX(マルチプレクサ)224、メモリコントローラI/F228、BUF(バッファ)229〜231、メモリアドレス生成装置232、コントローラ233を備えている。
メモリコントローラI/F228は、メモリコントローラ203と画像処理装置213のインターフェイス制御を行なう。BUF229は、中間言語を一時記憶する。中間言語解析装置221は、受け取った中間言語が描画処理であるか、コピー画像処理であるかを判断し、描画処理装置222、コピー画像処理装置223へコマンドを転送する。描画処理装置222は、中間言語解析装置221からの中間言語を解析し、グラフィックス描画処理を実行する。この描画処理装置222の詳細については図16に示す。コピー画像処理装置223は、中間言語解析装置221からの中間言語を解析し、BUF230からコピー画像符号を読み取り、コピー画像処理を実行する。この中間言語解析装置221の詳細については図17に示す。MUX224は、中間言語解析装置221の指示にしたがって、描画処理装置222、コピー画像処理装置223を選択し、処理結果をBUF231に転送する。BUF230は、コピー画像符号を一時記憶する。BUF231は、画像処理後データを一時記憶する。メモリアドレス生成装置232は、メインメモリ204の中間言語メモリ領域204bとコピー画像符号メモリ領域204cからデータを読み込むためのアドレスを生成する。コントローラ233は、この画像処理装置213全体を制御する。
図16は、図15における描画処理装置222の詳細構成を示すブロック図である。この描画処理装置222は、描画コマンド解析装置235、90度回転&拡大/縮小処理装置236、ライン描画装置237、諧調処理装置238、パラメータ記憶装置239、コントローラ240を備えている。
描画コマンド解析装置235は、中間言語解析装置221から中間言語を受け取り、描画パラメータをパラメータ記憶装置239へ転送し、描画データを水平方向のスキャンラインへ変換し、90度回転&拡大/縮小処理装置236とライン描画装置237へ転送する。90度回転&拡大/縮小処理装置236は、図33〜図35に示すように90度単位の回転や、拡大/縮小を必要とする処理時に起動し、描画コマンド解析装置235からのスキャンラインデータを90度単位の回転や、拡大/縮小処理を行なう。ライン描画装置237は、図33〜図35に示すように90度単位の回転や、拡大/縮小を必要とする場合は、90度回転&拡大/縮小処理装置236からのデータを使用し、そうでない場合は、描画コマンド解析装置からのデータにしたがってライン描画処理を行なう。階調処理装置238は、ライン描画装置237からのRGBデータをCMYKへ色変換し、かつ階調処理を行なう。パラメータ記憶装置239は、描画コマンド解析装置235からのパラメータを記憶し、各処理装置に必要なパラメータを供給する。コントローラ240は、この描画処理装置222の全体を制御する。
図17は、図15におけるコピー画像処理装置223の詳細構成を示すブロック図である。このコピー画像処理装置223は、コピーコマンド解析装置241、コピー画像復号装置242、90度回転処理装置243、拡大/縮小装置244、色補正処理装置245、諧調処理装置246、パラメータ記憶装置247、コントローラ248を備えている。
コピーコマンド解析装置241は、中間言語解析装置221から中間言語を受け取り、コピー処理パラメータをパラメータ記憶装置247へ転送する。図18に中間言語のフォーマット例を示す。このようにコピーコマンドは、コピー画像データのソース画像X,Yサイズや、X,Y方向の拡大率やページメモリ領域へ描画するサイズであるDIS画像X,Yサイズや、90度単位の回転角度やページメモリ領域204dへ描画するX,Y位置を示すDIS画像位置や、誤差拡散やデイザ処理などの階調処理方式の指定があり、その後、挿入されたコピー画像の符号が続く。
コピー画像復号装置241は、コピー画像符号化装置225と同じ方式の圧縮方式の復号処理を行なう。90度回転処理装置243は、図33〜図35に示すように90度単位の回転処理を必要とする場合に、復号された画像をブロック単位に回転処理を行なう。拡大/縮小処理装置244は、図33〜図35に示すように拡大/縮小処理を必要とする場合にブロック単位の拡大/縮小処理を行なう。色補正処理装置245は、復号されたたとえば、RGB画像をCMYKの画像データへ色補正を行なう。階調処理装置246は、色補正処理後のCMYKデータを指定された階調処理を行なう。パラメータ記憶装置247は、コピーコマンド解析装置241からのパラメータを記憶し、各処理装置に必要なパラメータを供給する。コントローラ248は、このコピー画像処理装置223の全体を制御する。
(第2の実施の形態)
つぎに、本発明の第2の実施の形態について記述する。図19は、本発明の第2の実施の形態にかかる画像形成装置の電装・制御装置の構成を示すブロック図であり、図1に示したマルチファンクション型のデジタル複写機の内部構成を示すものである。本構成は、前述した図2の構成に対し、DMAC214の位置に後画像処理装置250を入れ替えたものである。したがって、他の構成要素の構成および動作は図2と同じであるので、同一符号を付し、ここでの詳細な説明を省略する。
つぎに、本発明の第2の実施の形態について記述する。図19は、本発明の第2の実施の形態にかかる画像形成装置の電装・制御装置の構成を示すブロック図であり、図1に示したマルチファンクション型のデジタル複写機の内部構成を示すものである。本構成は、前述した図2の構成に対し、DMAC214の位置に後画像処理装置250を入れ替えたものである。したがって、他の構成要素の構成および動作は図2と同じであるので、同一符号を付し、ここでの詳細な説明を省略する。
図19において、後画像処理装置250は、メインメモリ204のページメモリ領域204dから、画像を読み込み、色変換、階調処理などの画像処理を行ない、エンジンコントローラ215へ転送する。したがって、画像処理装置213では色補正や諧調処理は行なわない。
つぎに、上記構成を踏まえ、図20〜図23を参照し、4つのプリント出力例について説明する。図20は、本発明の第2の実施の形態にかかるコピー画像処理の流れを示すブロック図である。この図において、前述した図3と同様な処理を行ない、画像処理装置213により生成された画像データをメインメモリ204のページメモリ領域204dへ格納する。後画像処理装置250により色変換、諧調処理などを行ないエンジンコントローラに転送する。プリンタエンジン216はエンジンコントローラから送られる階調処理後のCMYKデータをプリント出力する。
図21は、本発明の第2の実施の形態にかかるプリンタ画像処理の流れを示すブロック図である。この図において、前述した図4と同様な処理を行ない、画像処理装置213により、生成された画像データをメモリのページメモリ領域204dへ格納する。後画像処理装置250により色変換、諧調処理などを行ないエンジンコントローラに転送する。プリンタエンジン216は、エンジンコントローラをかいして送られる階調処理後のCMYKデータをプリント出力する。
図22は、本発明の第2の実施の形態にかかる画像合成を行なう画像処理の流れを示すブロック図である。この図において、前述した図5と同様な処理を行ない、画像処理装置213により、生成された画像データをメインメモリ204のページメモリ領域204dへ格納する。後画像処理装置250により色変換、諧調処理などを行ないエンジンコントローラに転送する。プリンタエンジン216は、エンジンコントローラをかいして送られる階調処理後のCMYKデータをプリント出力する。エンジンコントローラにより階調処理後のCMYKデータをプリント出力する。
図23は、本発明の第2の実施の形態にかかるプリンタ+コピー混在処理の流れを示すブロック図である。この図において、前述した図6と同様な処理を行ない、画像処理装置213により、生成された画像データをメインメモリ204のページメモリ領域204dへ格納する。後画像処理装置250により色変換、諧調処理などを行ないエンジンコントローラに転送する。プリンタエンジン216は、エンジンコントローラを介して階調処理後のCMYKデータをプリント出力する。
図24は、本発明の第2の実施の形態にかかるシステムにおける処理概念を示すブロック図である。この図は前述の図8のDMAC214の部分に後処理装置250を入れ替えたものである。したがって、後処理装置250の機能以外は、図8と同様の機能を有するため、同一符号を付し、ここでの重複説明は省略する。図24において、後画像処理装置250は、メインメモリ204のページメモリ204dから画像データを読み込み、色変換処理、諧調処理などの画像処理を行ないエンジンコントローラ215へ転送する。エンジンコントローラ215は、DMAC214からの画像データ受け取り、プリンタエンジン216へ転送する。
つぎに、以上の画像処理を実現する各機能ブロックの詳細な構成および動作について説明する。図25は、図19における画像処理装置213の構成を示すブロック図である。画像処理装置213は、中間言語解析装置221、描画処理装置223、コピー画像処理装置223、MUX(マルチプレクサ)224、BUF(バッファ)251を備えている。すなわち、図15の構成に対し、描画するアドレスのページメモリ領域204dのページ画像データを一時記憶するBUF(バッファ)251を付加したものであり、他の機能要素の構成および動作は図15と同一であるので、同一符号を付し、ここでの説明を省略する。
図26は、図25における描画処理装置222の詳細構成を示すブロック図であり、前述した図16の構成の諧調処理装置238の代わりに、ライン描画装置237からのRGBデータとBUF(バッファ)251からの描画アドレスのページ画像データのRGBデータとを論理演算処理を行なうROP処理装置252を配置したものである。したがって、他の機能要素の構成および動作は図16と同一であるので、同一符号を付し、ここでの説明を省略する。
図27は、図25におけるコピー画像処理装置223の構成を示すブロック図である。本構成は、前述した図17の構成の諧調処理装置246の代わりに、ライン描画装置237からのRGBデータとBUF(バッファ)251からの描画アドレスのページ画像データのRGBデータとを論理演算処理を行なうROP処理装置253を配置したものである。したがって、他の機能要素の構成および動作は図16と同一であるので、同一符号を付し、ここでの説明を省略する。
図28は、図19における後画像処理装置250の詳細構成を示すブロック図である。この後画像処理装置250は、メモリコントローラI/F255、色補正処理装置256、諧調処理装置257、パラメータ記憶装置258、メモリアドレス生成装置259、コントローラ260を備えている。
メモリコントローラI/F255は、メモリコントローラ203と後画像処理装置250のインターフェイス制御を行なう。色補正処理装置256は、ページメモリ領域204dから受け取ったRGBデータへ色変換処理を行って多値CMYKデータを生成し、階調処理装置257へ転送する。階調処理装置257は、色補正処理装置256からの多値CMYKデータに誤差拡散、デイザ処理などの階調処理を実行する。メモリアドレス生成装置259は、ページメモリ領域204dのデータを読み込むためのアドレスを生成する。コントローラ260は、この後画像処理装250全体を制御する。
以上説明してきた実施の形態では、スキャナー209で読み込んだコピー画像を符号化し、コピー画像符号メモリ領域204cに記憶し、また、背景画像データを中間言語で記憶し、グラフィックス描画処理とコピー画像処理を行なうことにより、コピー画像データを画像処理を行ない、かつ背景画像の中間言語を解析し、描画処理を行なう。また、コピー画像と合成し、処理結果をページメモリ領域204にページ単位の画像を記憶させることにより、背景画像の画像データを格納するメモリ容量を小さくし、かつ、再度の符号化がないために画質の劣化がなく、多くのワークエリア(メモリ容量)を必要とせず、処理を簡素化することが可能になる。
すなわち、たとえば図29に示す電子黒板での会議メモなどのコピー画像300と図30に示すPC150などで作成した上記会議の議事録のプリンタ画像301との2つの画像を、図31に示すように合成することができる。
また、図32に示すように、プリンタ画像の中にMFP(画像形成装置)が保存するコピー画像302を挿入する指示をPDLへ記述することにより、スキャナー209で読み込んだときのコピー画像を符号化し、コピー画像符号メモリ領域204cに記憶し、また、PDLを解析し、中間言語を作成するときに、コピー画像データを中間言語へ挿入することにより、作成された中間言語をグラフィックス描画処理とコピー画像処理を行なう画像処理装置で、中間言語を解析して描画処理を行ない、コピー画像コマンドの場合は、コピー画像処理を行ない、処理結果をページ記憶手段にページ単位の画像を記憶させることにより、コピー画像とプリンタ画像を1つのファイルで管理し、保存、印刷することができる。
ところで、これまで説明してきた画像処理方法(動作)を、プログラム化し、コンピュータ読み取り可能な記録媒体に記録し、コンピュータ上で実行することもできる。また、画像処理方法の一部をネットワーク上に有し、通信回線を通して実現することもできる。
すなわち、この実施の形態で説明した画像処理方法は、図37に示すように、あらかじめ用意されたプログラムをパーソナルコンピュータやワークステーションなどのコンピュータ(CPU30)で実行することにより実現される。このプログラムは、キーボード35の操作などにより、メモリ31、ハードディスク34、フレキシブルディスク37、CD−ROM(Compact−Disc Read Only Memory)36、MO(Magneto Optical)、DVD(Digital Versatile Disc)などのコンピュータで読み取り可能な記録媒体に記録され、コンピュータ(CPU30)によって記録媒体から読み出し、必要に応じて表示装置33に表示することによって実行される。また、必要に応じてこの画像処理方法のデータを通信装置32から外部装置に送受信することも可能である。
また、このプログラムは、図38に示すように、上記記録媒体を介して、インターネット30などのネットワークによってパーソナルコンピュータなどの装置41〜43に配布することができる。
すなわち、このプログラムは、たとえばコンピュータに内蔵されている記録媒体としてのハードディスクに、あらかじメインストールした状態で提供することができる。プログラムは記録媒体に一時的あるいは永続的に格納し、コンピュータにユニットとして組み込んだり、あるいは着脱式の記録媒体として利用することで、パッケージソフトウェアとして提供することができる。
記録媒体としては、たとえば、フレキシブルディスク、CD−ROM、MOディスク、DVD、磁気ディスク、半導体メモリなどが利用できる。
プログラムは、ダウンロードサイトから、LAN(Local Area Network)やインターネットといったネットワークを介して、有線または無線でコンピュータに転送し、そのコンピュータにおいて、内蔵するハードディスクなどの記憶装置にダウンロードさせるようにすることができる。
以上のように、本発明にかかる画像処理装置および画像処理方法、並びに画像処理方法をコンピュータに実行させるプログラムを記録したコンピュータ読み取り可能な記録媒体は、スキャナー機能やプリンタ機能を有したマルチファンクションプリンタなどに有用であり、特に、コピー画像とプリンタ画像を加工(回転、拡大/縮小)、背景画像の付加/削除といった編集出力を行なうシステムに適している。
150 PC
201 CPU
203 メモリコントローラ
204 メインメモリ
204a PDLメモリ領域
204b 中間言語メモリ領域
204c コピー画像符号メモリ領域
204d ページメモリ領域
209 スキャナー
211 ラインメモリ
212 コピー画像符号化装置
213 画像処理装置
214 DMAC
215 エンジンコントローラ
216 プリンタエンジン
221 中間言語解析装置
222 描画処理装置
223 コピー画像処理装置
225 コピー画像符号化処理装置
235 描画コマンド解析装置
236 90度回転&拡大/縮小処理装置
237 ライン描画装置
238 諧調処理装置
242 コピー画像復号装置
243 90度回転処理装置
244 拡大/縮小装置
250 後描画処理装置
252,253 ROP処理装置
256 色補正処理装置
257 諧調処理装置
201 CPU
203 メモリコントローラ
204 メインメモリ
204a PDLメモリ領域
204b 中間言語メモリ領域
204c コピー画像符号メモリ領域
204d ページメモリ領域
209 スキャナー
211 ラインメモリ
212 コピー画像符号化装置
213 画像処理装置
214 DMAC
215 エンジンコントローラ
216 プリンタエンジン
221 中間言語解析装置
222 描画処理装置
223 コピー画像処理装置
225 コピー画像符号化処理装置
235 描画コマンド解析装置
236 90度回転&拡大/縮小処理装置
237 ライン描画装置
238 諧調処理装置
242 コピー画像復号装置
243 90度回転処理装置
244 拡大/縮小装置
250 後描画処理装置
252,253 ROP処理装置
256 色補正処理装置
257 諧調処理装置
Claims (9)
- スキャナーから読み込まれた画像データを符号化するコピー画像符号化手段と、
前記コピー画像符号化手段で符号化された符号を記憶するコピー画像符号記憶手段と、
ページ記述言語を解析し中間言語を生成する中間言語生成手段と、
前記コピー画像符号記憶手段に格納されたコピー画像符号を復号するコピー画像復号手段と、
前記コピー画像復号手段により復号された画像を画像処理する画像処理手段と、
前記中間言語を解析し、描画処理を行なう描画処理手段と、
前記画像処理手段と前記描画処理手段により生成された画像データを記憶するページ記憶手段と、
を備えたことを特徴とする画像処理装置。 - 前記描画処理手段は、前記中間言語解析手段により解析されたグラフィックス描画コマンドを処理するグラフィックス描画処理手段を備えたことを特徴とする請求項1に記載の画像処理装置。
- 前記画像処理手段は、前記中間言語解析手段により解析されたコピー画像コマンドを処理するコピー画像処理手段を備えたことを特徴とする請求項1に記載の画像処理装置。
- 前記グラフィックス描画処理手段は、グラフィックス描画コマンドの描画する位置情報に対し、90度単位の回転処理を行なう90度単位回転処理手段を備えたことを特徴とする請求項2に記載の画像処理装置。
- 前記グラフィックス描画処理手段は、グラフィックス描画コマンドの描画する位置情報に対し、拡大/縮小処理を行なう拡大/縮小手段を備えたことを特徴とする請求項2に記載の画像処理装置。
- 前記コピー画像処理手段は、コピー画像データに対し、90度単位の回転処理を行なう90度単位回転処理手段を備えたことを特徴とする請求項3に記載の画像処理装置。
- 前記コピー画像処理手段は、コピー画像データに対し、拡大/縮小処理を行なう拡大/縮小手段を備えたことを特徴とする請求項3に記載の画像処理装置。
- スキャナーから読み込まれた画像データを符号化するコピー画像符号化工程と、
前記コピー画像符号化工程で符号化された符号を記憶するコピー画像符号記憶工程と、
ページ記述言語を解析し中間言語を生成する中間言語生成工程と、
前記コピー画像符号記憶工程で格納されたコピー画像符号を復号するコピー画像復号工程と、
前記コピー画像復号工程により復号された画像を画像処理する画像処理工程と、
前記中間言語を解析し、描画処理を行なう描画処理工程と、
前記画像処理工程と前記描画処理工程により生成された画像データを記憶するページ記憶工程と、
を含むことを特徴とする画像処理方法。 - 前記請求項8に記載の画像処理方法を、コンピュータに実行させるプログラムを記録したことを特徴とするコンピュータ読み取り可能な記録媒体。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2004078909A JP2005262676A (ja) | 2004-03-18 | 2004-03-18 | 画像処理装置および画像処理方法、並びに画像処理方法をコンピュータに実行させるプログラムを記録したコンピュータ読み取り可能な記録媒体 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2004078909A JP2005262676A (ja) | 2004-03-18 | 2004-03-18 | 画像処理装置および画像処理方法、並びに画像処理方法をコンピュータに実行させるプログラムを記録したコンピュータ読み取り可能な記録媒体 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2005262676A true JP2005262676A (ja) | 2005-09-29 |
Family
ID=35087713
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2004078909A Pending JP2005262676A (ja) | 2004-03-18 | 2004-03-18 | 画像処理装置および画像処理方法、並びに画像処理方法をコンピュータに実行させるプログラムを記録したコンピュータ読み取り可能な記録媒体 |
Country Status (1)
Country | Link |
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JP (1) | JP2005262676A (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
KR100916861B1 (ko) * | 2006-07-07 | 2009-09-09 | 캐논 가부시끼가이샤 | 다기능 프린터 및 화상 처리 방법 |
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-
2004
- 2004-03-18 JP JP2004078909A patent/JP2005262676A/ja active Pending
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