JP2005262661A - 印刷ヘッド駆動回路 - Google Patents
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Abstract
【課題】 電源の立ち上がり時に、印刷ヘッドが誤動作するのを防止することが可能な印刷ヘッド駆動回路を提供する。
【解決手段】 42V主電源1の立ち上がり時に、42V主電源1からの電流によってZD231のVZ2が3.3Vに達した時点でTR33が導通する。TR33(のエミッタ端子)からロジック回路15に2.7Vの電圧が出力される。その後、スイッチングレギュレータ3が立ち上がると、スイッチングレギュレータ3からTR39を通じて3.3Vの電圧が出力され、それによりTR33のVbeが0.6Vでなくなると、TR33は非導通になる。これにより、本来の電源であるスイッチングレギュレータ3からTR39を通じて出力される3.3Vの電圧が、ロジック回路15の駆動電圧としてロジック回路15に供給される。
【選択図】 図4
【解決手段】 42V主電源1の立ち上がり時に、42V主電源1からの電流によってZD231のVZ2が3.3Vに達した時点でTR33が導通する。TR33(のエミッタ端子)からロジック回路15に2.7Vの電圧が出力される。その後、スイッチングレギュレータ3が立ち上がると、スイッチングレギュレータ3からTR39を通じて3.3Vの電圧が出力され、それによりTR33のVbeが0.6Vでなくなると、TR33は非導通になる。これにより、本来の電源であるスイッチングレギュレータ3からTR39を通じて出力される3.3Vの電圧が、ロジック回路15の駆動電圧としてロジック回路15に供給される。
【選択図】 図4
Description
本発明は、印刷ヘッドの各部を駆動するための駆動回路に関する。
従来、駆動すべき圧力発生素子(ピエゾ素子)の数が変動しても、ノズル開口からインクを安定的に吐出することができるようにすることを目的とした印刷ヘッドの駆動回路が提案されている。この印刷ヘッド駆動回路では、駆動信号出力回路においてダーリントン接続されたトランジスタのうち、後段のトランジスタのベースに対して、第1及び第2のスイッチング速度補正回路から補正電位印加用端子を介して所定の電位(補正電位)を印加して、後段のトランジスタのベースに対する電荷の補助的な注入或いは該ベースからの電荷の補助的な流出を行うことが可能である。その結果、補正電位印加用端子に印加した電位によって後段のトランジスタのスイッチング速度を任意に補正することが可能になる(例えば特許文献1参照)。
ところで、印刷ヘッドでは、駆動電圧生成回路からの出力電圧(台形波の直流電圧)が、ノズルの駆動電圧としてノズルセレクタを通じて複数本配置されている各ノズルのピエゾ素子に、選択的に供給される。しかし、ノズルセレクタや、該ノズルセレクタに制御信号を出力するロジック回路等はIC化されており、しかも、ノズルセレクタとロジック回路とでは、例えば前者が36V程度の直流電圧で駆動するのに対して、後者が3.3V程度の直流電圧で駆動するというように、個々のIC毎に駆動電圧が相違する。
印刷ヘッドには、通常、メインの電源(例えば42Vの直流電圧を出力する主電源)からの出力電圧(比較的高い電圧)が駆動電圧としてそのまま供給される。しかし、上述したロジック回路のような、例えば3.3V程度の比較的低い電圧で駆動する負荷に対しては、上記メインの電源からの比較的高い出力電圧を、チョッパ回路等のスイッチング回路で3.3Vのような比較的低い電圧に降下させて該スイッチング回路から上記負荷に直接、駆動電圧が供給されていた。そのため、メインの電源が立ち上がってからスイッチング回路が立ち上がって3.3Vの直流電圧を出力するまでに応答遅れが生じることになる。
例えば図1に示すように、時間t11でメインの電源が立ち上がると、該時間t11より後の時間t12でスイッチング回路が立ち上がることになる。時間t11と時間t12との間隔が短ければ問題は生じないが、上記間隔が長い場合には、ロジック回路がスイッチングレギュレータからの給電によって安定的に動作する以前に印刷ヘッドに対してメインの電源から給電が行われることになるため、場合によるとロジック回路の動作がおかしくなって印刷ヘッドが誤動作する虞があった。
従って本発明の目的は、電源の立ち上がり時に、印刷ヘッドが誤動作するのを防止することが可能な印刷ヘッド駆動回路を提供することにある。
本発明に従う印刷ヘッド駆動回路は、印刷ヘッドの各部を駆動するためのもので、第1の電圧で上記印刷ヘッド各部への電力供給を行うための第1の電源と、オン動作することにより上記第1の電源から上記印刷ヘッドの特定部位への電力供給を可能にし、オフ動作することにより上記電力供給を遮断する第1のスイッチング手段と、上記第1の電源よりも低い第2の電圧で上記印刷ヘッドの特定部位への電力供給を行うための第2の電源と、オン動作することにより上記第2の電源から上記印刷ヘッドの特定部位への電力供給を可能にし、オフ動作することにより上記電力供給を遮断する第2のスイッチング手段と、を備え、上記第2のスイッチング手段のオン動作が、上記第1のスイッチング手段のオフ動作により上記第1の電源から上記印刷ヘッドの特定部位への電力供給が遮断されたことに起因して行われるようにした。
本発明に係る好適な実施形態では、上記印刷ヘッドの特定部位が、上記印刷ヘッドに設けられる複数のノズルの駆動を制御するための制御信号を出力するロジック回路を含む。
上記とは別の実施形態では、上記第1のスイッチング手段が、所定のバイアスが印加されることによってオン動作する半導体スイッチング素子と、上記第1の電源の立ち上がり時に、上記第1の電源からの出力電圧が所定値に達するまで上記半導体スイッチング素子がオン動作するのを規制するオン動作規制手段と、を含む。
また、上記とは別の実施形態では、上記オン動作規制手段が、上記第1の半導体スイッチング素子に、所定のバイアスを印加するためのバイアス回路に接続された定電圧ダイオードである。
更に、上記とは別の実施形態では、上記第2のスイッチング手段が、所定のバイアスが印加されることによってオン動作する第2の半導体スイッチング素子を含み、上記第2の半導体スイッチング素子が、上記第1の半導体スイッチング素子がオン動作することによって上記第1の半導体スイッチング素子からの出力電圧が上記第2の電源へ印加されるのを阻止するようになっている。
本発明によれば、電源の立ち上がり時に、印刷ヘッドが誤動作するのを防止することが可能な印刷ヘッド駆動回路を提供することができる。
以下、本発明の実施の形態を、図面により、詳細に説明する。
図2は、本発明の一実施形態に係るインクジェットプリンタ(以下、「プリンタ」と略記する)の回路構成を示したブロック図である。
上記プリンタは、図2に示すように、42V主電源1と、スイッチングレギュレータ3と、給電制御回路5と、駆動電圧波形生成回路7と、印刷ヘッド部9と、Application Specific Integrated Circuit(以下、「ASIC」と略記する)11とを備える。42V主電源1は、商用電源(AC100V)から出力される交流電圧を入力し、これを所定の直流電圧(例えば、42V)に変換して、メイン給電線路13に出力する。42V主電源1には、例えば上記商用電源からの交流電圧を全波整流するための全波整流回路(図示しない)と、全波整流回路(図示しない)から出力されるリプル成分を含んだ電圧を平滑化するための大容量の電解コンデンサ(図示しない)とが備えられている。スイッチングレギュレータ3は、メイン給電線路13を通じて42V主電源1から出力される42Vの直流電圧を入力し、これを所定の直流電圧(例えば、3.3V)に降圧して、給電制御回路5に出力する。
駆動電圧波形生成回路7は、印刷ヘッド部9を駆動するための台形波電圧を生成して印刷ヘッド部9に出力する。駆動電圧波形生成回路7は、メイン給電線路13を通じて42V主電源1から出力される42Vの直流電圧を入力し、ASIC11からの電圧波形データに基づいて駆動して、印刷ヘッド部9に、例えば36Vの直流電圧を出力する。駆動電圧波形生成回路7は、ASIC11からの電圧波形データを入力するDAC(D/Aコンバータ)(図示しない)と、DAC(図示しない)から出力される所定電圧の台形波信号を電圧増幅するプリAMP(前置増幅回路)(図示しない)と、プリAMP(図示しない)から出力される電圧信号を電流増幅する電流増幅回路(図示しない)とを備える。DAC、及びプリAMPは、印刷ヘッド部9を駆動するための台形波を生成する台形波生成回路を、また、DAC、プリAMP、及び電流増幅回路は、印刷ヘッド部9を駆動するための駆動電圧を印刷ヘッド部9に供給する台形波駆動回路を、夫々構成する。上記台形波生成回路では、台形波の電圧値、及び勾配が任意に設定可能である。なお、電流増幅回路(図示しない)には、印刷ヘッド部9に備えられる複数のノズル(図示しない)の各々に配置されているピエゾ素子191〜19nに対する充電回路、及びこれらピエゾ素子191〜19nの放電回路が構成されている。
ASIC11は、例えば(インクジェット)プリンタ等の画像形成装置が、高画質化や印刷速度の高速化を実現するためのハードウェアロジック回路として開発されたコプロセッサ、即ち、CPUと同等の扱いを受ける専用プロセッサである。ASIC11は、ソフトウェアをCPUで実行するようなコンピュータではなく、例えばパーソナルコンピュータ(パソコン)等のホスト装置(図示しない)内のソフトウェアであるプリンタドライバ(図示しない)と、プリンタとの間に介在する。ASIC11は、画像データを印刷ヘッド部9に出力すると共に、電圧波形データを上述した駆動電圧波形回路7のDAC(図示しない)に出力する。
印刷ヘッド部9は、ロジック回路15と、ノズルセレクタ17と、複数のピエゾ素子191〜19nとを備える。ロジック回路15は、ASIC11から出力される画像データを入力して、ノズルセレクタ17の駆動を制御するための制御信号(論理レベル信号)を、ノズルセレクタ17に出力するもので、ロジック回路15には、例えばラッチ回路やシフトレジスタ(何れも図示しない)等が内蔵されている。ロジック回路15は、例えば2.1V以上の(直流)電圧が印加されることによって駆動する。ノズルセレクタ17は、アナログ信号の伝達路に挿入され、ディジタル制御信号によって信号伝達の開/閉を行うゲート回路伝達ゲート、或いはアナログスイッチともいう)である。即ち、ノズルセレクタ17は、駆動電圧波形生成回路7から出力されるノズル駆動電圧をノズルセレクタ17へ伝達する駆動電圧伝達線路21に接続されている。ノズルセレクタ17は、上述したASIC11からの画像データ(ノズルセレクト信号)に従って、該画像データ(ノズルセレクト信号)に対応するピエゾ素子(191〜19nの何れか)のゲートを開く。これにより、該ゲートを通じて該ゲートに対応するピエゾ素子(191〜19nの何れか)に、駆動電圧伝達線路21を通じて駆動電圧波形生成回路7から出力される台形波の駆動電圧が供給される。
給電制御回路5は、電源(42V主電源1)の立ち上がり時において、42V主電源1からの直流電圧によってではなく、可能な限り短時間で、スイッチングレギュレータ3からの3.3Vの直流電圧によりロジック回路15に3.3Vの直流電圧が供給開始されるように動作する。給電制御回路5は、42V主電源1からの出力電圧を受けて駆動する、42V主電源1の立ち上がりに呼応して直ちに立ち上がる第1の電圧オン/オフ制御部と、スイッチングレギュレータ3からの出力電圧を受けて駆動する、42V主電源1の立ち上がりからやや遅れて立ち上がる第2の電圧オン/オフ制御部とを含む。
図3は、図2に記載の印刷ヘッド部9の回路構成を示した図である。
印刷ヘッド部9は、図3に示すように、複数本のノズル(図示しない)の各々にノズル駆動手段として設けられる複数個のピエゾ素子191〜19nと、各ピエゾ素子191〜19n毎に設けられるアナログスイッチ231〜23nとを備える。各アナログスイッチ231〜23nは、図2に記載したノズルセレクタ17に含まれる。各アナログスイッチ231〜23nは、例えば42V主電源1からメイン給電線路13を通じて供給される42Vの直流電圧を駆動電圧として駆動し、ロジック回路15から出力される制御信号に従って、ゲートの開/閉を行う。上記各アナログスイッチ231〜23nの何れかのゲートが開くことによって、開いたゲートに対応するピエゾ素子(191〜19nの何れか)に、駆動電圧波形生成回路7から駆動電圧伝達線路21を通じて36Vの直流電圧(台形波電圧)が供給されることになる。
図4は、図2に記載の給電制御回路5の回路構成を示した図である。
給電制御回路5は、図4に示すように、抵抗25、27、35、37と、ツェナダイオード(定電圧ダイオード)29、31(以下、「ZD129、ZD231」と略記する)と、NPNトランジスタ(以下、単に「TR」と略記する)33と、PNPトランジスタ(以下、単に「TR」と略記する)39とを備える。
抵抗25、抵抗(電流制限抵抗)27と、ZD129、ZD231と、TR33とで、42V主電源1からの出力電圧(42Vの直流電圧)によって駆動する上述した第1の電圧オン/オフ制御部を構成する。第1の電圧オン/オフ制御部では、抵抗25、ZD129、及びZD231が、メイン給電線路13とアースとの間に、抵抗25、ZD129、及びZD231の順でメイン給電線路13側からアース側に向かって直列に接続されている。即ち、抵抗25、ZD129、及びZD231で、TR33をオン/オフ動作させるための駆動回路を構成している。電流制限抵抗27は、メイン給電線路13とTR33のコレクタ端子との間に接続されている。TR33は、ベース端子がZD129とZD231との間に、コレクタ端子が電流制限抵抗27を通じてメイン給電線路13に、エミッタ端子が図2で示した印刷ヘッド部9のロジック回路15に、夫々接続されている。
TR33は、ベース〜エミッタ電圧(以下、「Vbe」と表記する)が、例えば0.6Vに達した時点で非導通状態から導通状態に切り替わる(ターンオンする)。本実施形態では、42V主電源1が立ち上がるのと同時にTR33が導通するのではなく、42V主電源1からの出力電圧が一定値以上に立ち上がった時点でTR33が導通するようなツェナ電圧(VZ)を持った素子(ZD)が、ZD129として用いられる。なお、本実施形態では、ZD129には、例えばVZが5Vのものが、ZD231には、例えばVZが3.3Vのものが、夫々用いられる。商用電源(AC100V)から42V主電源1への給電が遮断されても、42V主電源1に設けられた大容量の電解コンデンサ(図示しない)に蓄積されている電荷が完全に0にならない場合がある。そのような場合に、該電解コンデンサ(図示しない)の残留電荷によってTR33が導通する虞があるが、ZD129が設けられていれば、ZD129によって上記残留電荷が吸収されるので、それによりTR33の導通を防止することができる。
従って、本実施形態では、42V主電源1の立ち上がり時に、42V主電源1からメイン給電線路13、抵抗26、及びZD129を通じてZD231に流れる電流によってZD231のツェナ電圧VZ2が3.3Vに達した時点で、TR33が導通する。そして、メイン給電線路13、及び電流制限抵抗27を通じて42V主電源1からTR33に流れ込む電流によってTR33(エミッタ端子)から印刷ヘッド部9のロジック回路15に2.7Vの直流電圧が出力される。
一方、抵抗35、37と、TR39とで、スイッチングレギュレータ3からの出力電圧(3.3Vの直流電圧)によって駆動する、42V主電源1の立ち上がりからやや遅れて立ち上がる上述した第2の電圧オン/オフ制御部を構成する。第2の電圧オン/オフ制御部では、TR39のエミッタ端子とベース端子との間に抵抗35が、T39のベース端子とアースとの間に抵抗37が、夫々接続されており、抵抗35、37で、TR39をオン/オフ動作させるための駆動回路を構成している。TR39は、ベース端子が抵抗37を通じてアースに、エミッタ端子が図2で示した給電線路を通じてスイッチングレギュレータ3の出力側に、コレクタ端子がTR33のエミッタ端子と同様、図2で示した印刷ヘッド部9のロジック回路15に、夫々接続されている。なお、本実施形態では、TR39の導通時に、スイッチングレギュレータ3からの3.3Vの直流電圧がTR39を通じてそのまま出力されるように、抵抗35、37として用いる素子が夫々選定される。TR39は、TR33の導通時に、TR33からの出力電圧がスイッチングレギュレータ3側に回り込むのを防止する機能をも有している。
スイッチングレギュレータ3からの出力電圧(3.3Vの直流電圧)による抵抗35、37での電圧降下によって、TR39のエミッタ〜ベース電圧(以下、「Veb」と表記する)が例えば0.6Vに達すると、TR39が導通し、TR39のコレクタ端子から印刷ヘッド部のロジック回路15に3.3Vの直流電圧が出力される。
次に、上記構成の動作を、図5のタイミングチャートを参照して説明する。
図5において、時間t1で42V主電源1が立ち上がると、メイン給電線路13を通じてスイッチングレギュレータ3、給電制御回路5、駆動電圧波形生成回路7.及び印刷ヘッド部9に対し、42V主電源1から夫々駆動電源(42Vの直流電圧)が供給される。給電制御回路5では、抵抗25を通じてメイン給電線路13側からZD129、ZD231の直列体に流れることにより、ZD129、ZD231の直列体のツェナ電圧(即ち、VZ1+VZ2)が8.3Vに達することで、TR33が導通する。そして、TR33のエミッタ端子からZD231のVZ2である3.3VからTR33のVbeである0.6Vを差し引いた電圧である2.7Vがロジック回路15に出力される。
次に、42V主電源1が立ち上がった時間t1より後の時間t2で、スイッチングレギュレータ3が立ち上がると、それに同期してスイッチングレギュレータ3からTR39を通じて3.3Vの直流電圧が出力されるから、TR33のエミッタ電圧がスイッチングレギュレータ3の出力電圧である3.3Vに上昇する。その結果として、TR33のVbeが0.6Vでなくなると(例えば、VZ2=TR33のエミッタ電圧=3.3Vであれば、Vbe=0V)、それによってTR33は、導通状態から非導通状態に切り替わる(ターンオフする)。
TR33が非導通状態になることによって、本来の電源であるスイッチングレギュレータ3からTR39を通じて出力される3.3Vの(直流)電圧が、ロジック回路15の駆動電圧としてロジック回路15に供給されることになる。
上記構成によれば、TR33側からロジック回路15へ駆動電圧(2.7Vの直流電圧)が供給される時間、即ち、42V主電源1側から、電流制限抵抗27、及びTR33を通じてロジック回路15へ駆動電圧(2.7Vの直流電圧)が供給される時間が、42V主電源1が立ち上がってからスイッチングレギュレータ3が立ち上がるまでの間と短いので、電流制限抵抗による電力損失は小さくて済む。
以上、本発明の好適な実施形態を説明したが、これは本発明の説明のための例示であって、本発明の範囲をこの実施形態にのみ限定する趣旨ではない。本発明は、他の種々の形
態でも実施することが可能である。
態でも実施することが可能である。
1 42V主電源
3 スイッチングレギュレータ
5 給電制御回路
7 駆動電圧波形生成回路
9 印刷ヘッド部
11 Application Specific Integrated Circuit(ASIC)
13 メイン給電線路
15 ロジック回路
17 ノズルセレクタ
191〜19n ピエゾ素子
231〜23n アナログスイッチ
25、27、35,37 抵抗
29、31 ツェナダイオード(定電圧ダイオード)
33 NPNトランジスタ(TR)
39 PNPトランジスタ(TR)
3 スイッチングレギュレータ
5 給電制御回路
7 駆動電圧波形生成回路
9 印刷ヘッド部
11 Application Specific Integrated Circuit(ASIC)
13 メイン給電線路
15 ロジック回路
17 ノズルセレクタ
191〜19n ピエゾ素子
231〜23n アナログスイッチ
25、27、35,37 抵抗
29、31 ツェナダイオード(定電圧ダイオード)
33 NPNトランジスタ(TR)
39 PNPトランジスタ(TR)
Claims (5)
- 印刷ヘッドの各部を駆動するための駆動回路において、
第1の電圧で前記印刷ヘッド各部への電力供給を行うための第1の電源と、
オン動作することにより前記第1の電源から前記印刷ヘッドの特定部位への電力供給を可能にし、オフ動作することにより前記電力供給を遮断する第1のスイッチング手段と、
前記第1の電源よりも低い第2の電圧で前記印刷ヘッドの特定部位への電力供給を行うための第2の電源と、
オン動作することにより前記第2の電源から前記印刷ヘッドの特定部位への電力供給を可能にし、オフ動作することにより前記電力供給を遮断する第2のスイッチング手段と、
を備え、
前記第2のスイッチング手段のオン動作が、前記第1のスイッチング手段のオフ動作により前記第1の電源から前記印刷ヘッドの特定部位への電力供給が遮断されたことに起因して行われるようにした印刷ヘッド駆動回路。 - 請求項1記載の印刷ヘッド駆動回路において、
前記印刷ヘッドの特定部位が、前記印刷ヘッドに設けられる複数のノズルの駆動を制御するための制御信号を出力するロジック回路を含む印刷ヘッド駆動回路。 - 請求項1記載の印刷ヘッド駆動回路において、
前記第1のスイッチング手段が、
所定のバイアスが印加されることによってオン動作する第1の半導体スイッチング素子と、
前記第1の電源の立ち上がり時に、前記第1の電源からの出力電圧が所定値に達するまで前記第1の半導体スイッチング素子がオン動作するのを規制するオン動作規制手段と、
を含む印刷ヘッド回路。 - 請求項3記載の印刷ヘッド駆動回路において、
前記オン動作規制手段が、前記第1の半導体スイッチング素子に、所定のバイアスを印加するためのバイアス回路に接続された定電圧ダイオードである印刷ヘッド駆動回路。 - 請求項1記載の印刷ヘッド駆動回路において、
前記第2のスイッチング手段が、
所定のバイアスが印加されることによってオン動作する第2の半導体スイッチング素子を含み、
前記第2の半導体スイッチング素子が、前記第1の半導体スイッチング素子がオン動作することによって前記第1の半導体スイッチング素子からの出力電圧が前記第2の電源へ印加されるのを阻止するようになっている印刷ヘッド駆動回路。
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