JP2005262659A - 防水靴およびその製造方法 - Google Patents

防水靴およびその製造方法 Download PDF

Info

Publication number
JP2005262659A
JP2005262659A JP2004078447A JP2004078447A JP2005262659A JP 2005262659 A JP2005262659 A JP 2005262659A JP 2004078447 A JP2004078447 A JP 2004078447A JP 2004078447 A JP2004078447 A JP 2004078447A JP 2005262659 A JP2005262659 A JP 2005262659A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
sole
molding
waterproof
end surfaces
manufacturing
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP2004078447A
Other languages
English (en)
Inventor
Mei-Yun Jang
美 雲 張
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
EMIYA INTERNATIONAL Co Ltd
EMIYA INTERNATL CO Ltd
Original Assignee
EMIYA INTERNATIONAL Co Ltd
EMIYA INTERNATL CO Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by EMIYA INTERNATIONAL Co Ltd, EMIYA INTERNATL CO Ltd filed Critical EMIYA INTERNATIONAL Co Ltd
Priority to JP2004078447A priority Critical patent/JP2005262659A/ja
Publication of JP2005262659A publication Critical patent/JP2005262659A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Images

Landscapes

  • Footwear And Its Accessory, Manufacturing Method And Apparatuses (AREA)

Abstract

【課題】 防水性が良く、且つ、簡易な製造工程で、色や外観の多様化が容易に図れる防水靴およびその製造方法を提供する。
【解決手段】 射出成形法により、プラスチック材を金型内に射出して上下二端面21,22とこれら上下二端面21,22の間に延伸する周面23とを有し、且つ、上端面21に足を挿入するための開口24が形成された継ぎ目なしアッパー20を一体成形するアッパー成形工程と、モールド成形法によってソール30を成形するソール成形工程と、このソール成形工程により成形されたソール30を接着剤でアッパー20の下端面に接着する接着工程とからなる防水靴の製造方法。
【選択図】 図3

Description

本発明は防水靴およびその製造方法に関し、特に、防水性に優れた防水靴およびその製造方法に関する。
図5に、従来の防水靴の製造方法の一例を示す。図5に示すように、この製造方法は、先ずPVC(ポリ塩化ビニール)を金型内に注入してから加熱し、金型のキャビティーに所定厚さの靴膜を成形してから乾燥し、靴膜を得る。それに続いて、熱エンボスにより靴膜の底部に装飾も兼ねる滑止め用の模様を形成する。その後、図6にも示すように、靴膜1の底部の踵に相当する突起内の中空部分11に、ブロック2を補填してから、表面処理を施し、防水靴を得る。
上述した防水靴の製造方法においては、ソールがアッパーと共に金型内に一体的に成形されるので、色や外観を自由に変更できず、製品が単調となり、多様化の潮流に追い付かないという欠点がある。また、この方法による防水靴が廃棄され焼却処理される際には、塩素が発生するので、環境汚染を来すという欠点もある。
また、複数片の布材で縫い合わせたアッパーをソールに縫い合わせてから、防水テープでアッパーとソールとの間の継ぎ目を粘着する防水靴の製造方法も知られている。このような方法は、必要に応じ、アッパーに色や材質の異なるソールを縫い合わせることができるので、多様化が図れるが、製造過程が複雑である他、前記アッパーが複数片の布材で縫い合わせて構成されているので、水がアッパーの継ぎ目から靴内に染み込み易いという不都合がある。また、前記防水テープの粘着が施工不良のため、水が前記アッパーと前記ソールとの間の継ぎ目から靴内に染み込むことも時々生じる。
しかも、上記二種の従来方法で作られた靴は、共に重過ぎるという問題がある。
そこで、上記従来技術の問題点に鑑みて、本発明の第1の目的は、防水性が良く、且つ、簡易な製造工程で、色や外観の多様化が容易に図れる防水靴およびその製造方法を提供することにある。
本発明の第2の目的は、廃棄され焼却処理される際に塩素が発生せず、且つ重過ぎることなく軽量な防水靴およびその製造方法を提供することにある。
上記第1の目的を達成するため、本発明に係る防水靴の製造方法の特徴構成は、射出成形法により、プラスチック材を金型内に射出して上下二端面とこれら上下二端面の間に延伸する周面とを有し、且つ、前記上端面に足を挿入するための開口が形成された継ぎ目なしアッパーを一体成形するアッパー成形工程と、
モールド成形法によってソールを成形するソール成形工程と、
このソール成形工程により成形された前記ソールを接着剤で前記アッパーの下端面に接着する接着工程とからなることにある。
そして、上記製造方法に基づいて、本発明の防水靴の特徴構成は、上下二端面とこれら上下二端面の間に一体的に延伸する周面とを有し、且つ、前記上端面に足を挿入するための開口が形成されている継ぎ目なしアッパーと、
前記アッパーの下端面に接着されているソールとからなることにある。
更に、上記第2の目的を達成するために、本発明は、前記アッパーを、焼却処理される際に塩素が発生せず環境汚染し難く、且つ質の軽量なエチレン酢酸ビニル共重合体(EVA)を主成分としたプラスチック材で構成する。
上記製造方法による防水靴は、そのアッパーが射出成形法により継ぎ目なしに一体成形されるので、十分な防水性が発揮される上、そのソールだけをアッパーから独立させて成形するので、簡易な製造工程で、ソールの材質や形状・表面模様などを変更することができ、多様化が容易に図れる。
しかも、アッパーの成形材料として、エチレン酢酸ビニル共重合体(以下、EVAということがある)を主成分としたプラスチック材が選択された場合、廃棄され焼却処理される際に塩素を発生しないので、環境汚染し難く、且つ、靴全体も軽量になり、履き心地が良い。
以下、図1〜図4を参照しながら、本発明の防水靴およびその製造方法の好ましい実施形態を説明する。図1は、本実施形態の製造方法の流れを示すフローチャートである。図2は、本実施形態の製造方法による防水靴のアッパーを示す側面断面図である。図3は本実施形態の製造方法による防水靴のアッパー及びソールを示す側面断面図である。図4は本実施形態の製造方法による防水靴を示す側面図である。
本実施形態においては、図1に示すように、先ず、射出成形法により、EVAを主成分としたプラスチック材から継ぎ目なしアッパーを成形する。すなわち、EVAを主成分としたプラスチック材を、金型内に射出してアッパーを一体成形した(アッパー成形工程)。このように成形されたアッパー20は、図2に示すように、上下二端面21,22と、これら上下二端面の間に延伸されている周面23とを有し、且つ、前記上端面に足を挿入するための開口24が形成される。
アッパー成形工程とは別に、モールド成形法によってソールを踵部と共に成形した(ソール成形工程)。このように成形されたソール30は、図3に示すように、その下面31に踵部32が形成してある。
その後、ソール30を接着剤によってアッパー20の下端面22に接着し、図4に示されているような防水靴40を完成した(接着工程)。
このように作製された防水靴40は、そのアッパー20が射出成形法により継ぎ目なしに一体成形されているので、優れた防水性が発揮される上、ソール30だけをアッパー20から独立させて成形したので、簡易な製造工程で、ソールの材質や形状・表面模様などを変更することができ、多様化が容易に図れる。
しかも、アッパーの成形材料として、本実施形態においてはEVAを主成分としたプラスチック材を使用したので、廃棄され焼却処理される際に塩素が発生せず、環境汚染し難く、且つ、靴全体も軽量となって、履き心地が良いという利点がある。
本発明によれば、防水性が良く、且つ、簡易な製造工程で、色や外観の多様化が容易に図れる防水靴およびその製造方法を提供することができる。従って、本発明の防水靴は雨靴だけでなく、スニーカーやハイヒール等にも好適に利用できる。
本発明の一実施形態にかかる防水靴の製造方法を示すフローチャート 図1の製造方法による防水靴のアッパーを示す側面断面図 図1の製造方法による防水靴のアッパー及びソールを示す側面断面図 図1の製造方法により製造された防水靴を示す側面図 従来の防水靴の製造過程を示すフローチャート 従来の防水靴を示す側面断面図
符号の説明
20 アッパー
21 上端面
22 下端面
23 周面
24 開口
30 ソール
31 下面
32 踵部
40 防水靴

Claims (4)

  1. 射出成形法により、プラスチック材を金型内に射出して上下二端面とこれら上下二端面の間に延伸する周面とを有し、且つ、前記上端面に足を挿入するための開口が形成された継ぎ目なしアッパーを一体成形するアッパー成形工程と、
    モールド成形法によってソールを成形するソール成形工程と、
    このソール成形工程により成形された前記ソールを接着剤で前記アッパーの下端面に接着する接着工程とからなることを特徴とする防水靴の製造方法。
  2. 前記アッパー成形工程において、プラスチック材としてエチレン酢酸ビニル共重合体(EVA)を主成分としたものを使用すると共に、前記ソール成形工程において、前記ソールの下面に踵部を一体的に成形することを特徴とする請求項1に記載の防水靴の製造方法。
  3. 上下二端面とこれら上下二端面の間に一体的に延伸する周面とを有し、且つ、前記上端面に足を挿入するための開口が形成されている継ぎ目なしアッパーと、
    前記アッパーの下端面に接着されているソールとからなることを特徴とする防水靴。
  4. 前記継ぎ目なしアッパーは、エチレン酢酸ビニル共重合体(EVA)を主成分としたプラスチック材から一体成形されていると共に、前記ソールの下面に踵部が一体形成されていることを特徴とする請求項3に記載の防水靴。
JP2004078447A 2004-03-18 2004-03-18 防水靴およびその製造方法 Pending JP2005262659A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2004078447A JP2005262659A (ja) 2004-03-18 2004-03-18 防水靴およびその製造方法

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2004078447A JP2005262659A (ja) 2004-03-18 2004-03-18 防水靴およびその製造方法

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP2005262659A true JP2005262659A (ja) 2005-09-29

Family

ID=35087698

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2004078447A Pending JP2005262659A (ja) 2004-03-18 2004-03-18 防水靴およびその製造方法

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2005262659A (ja)

Similar Documents

Publication Publication Date Title
CA2639644C (en) Footwear construction
CN102626995B (zh) 鞋及相关制造方法
CN102715696B (zh) 轻便休闲鞋的结构及其制作工艺
JP7295249B2 (ja) 柔軟なマネキン用履物及びその製造方法
RU2009140401A (ru) Способ изготовления водостойкого и паропроницаемого ботинка и ботинок, полученный данным способом
WO2003079839A8 (en) Waterproof footwear and process for its manufacture
ITPD20040044U1 (it) Calzatura aperta tipo ciabatta, sandalo e simili
KR20150026229A (ko) 상면에 폴리우레탄코팅필름이 동시 융착된 미드솔 및 그의 제조방법
JP2014136160A (ja) 通気性防水靴の製造方法
DE50203449D1 (de) Verfahren zur Herstellung eines wasserdichten Schuhwerkes sowie Schuhwerk
JP2005262659A (ja) 防水靴およびその製造方法
JP7393830B2 (ja) 模様の品質及び耐久性が向上した3次元形状のアウトソール製造方法
KR20010038330A (ko) 폴리우레탄 인공피혁의 제조방법 및 그 물품
JP2007014443A (ja) 靴、その靴の製造方法およびその靴の製造装置
JP5312962B2 (ja) 釣り用履き物
JPH10264272A (ja) ブーツの製造方法
JPH0496701A (ja) スラッシュ靴の製造方法
KR200271344Y1 (ko) 이중의 색상을 갖는 제화용 대다리
JP3210187U (ja) 表面に立体造型を及びパターンを有する靴底構造
JP2001137001A (ja) 履物、その製造方法及びこれに用いる中底、中敷
EP1518659A2 (en) Method for producing sucker elements, sucker elements produced by this method
KR200462654Y1 (ko) 색상 변형 가능한 신발
KR20010044753A (ko) 신발창 및 갑피 제조방법
ATE326151T1 (de) Wasserdichtes schuhwerk und herstellungsverfahren
JP5395199B2 (ja) ヒールを有する防水靴およびその製造方法

Legal Events

Date Code Title Description
A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20061215

A02 Decision of refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02

Effective date: 20070510