JP3210187U - 表面に立体造型を及びパターンを有する靴底構造 - Google Patents

表面に立体造型を及びパターンを有する靴底構造 Download PDF

Info

Publication number
JP3210187U
JP3210187U JP2017000166U JP2017000166U JP3210187U JP 3210187 U JP3210187 U JP 3210187U JP 2017000166 U JP2017000166 U JP 2017000166U JP 2017000166 U JP2017000166 U JP 2017000166U JP 3210187 U JP3210187 U JP 3210187U
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
pattern
dimensional
sole body
sole
skin
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Active
Application number
JP2017000166U
Other languages
English (en)
Inventor
水木 王
水木 王
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Chaei Hsin Enterprise Co Ltd
Original Assignee
Chaei Hsin Enterprise Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Chaei Hsin Enterprise Co Ltd filed Critical Chaei Hsin Enterprise Co Ltd
Priority to JP2017000166U priority Critical patent/JP3210187U/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP3210187U publication Critical patent/JP3210187U/ja
Active legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Landscapes

  • Footwear And Its Accessory, Manufacturing Method And Apparatuses (AREA)

Abstract

【課題】表面に立体造型及びパターンを有する靴底構造を提供する。【解決手段】靴底構造は、靴底本体10及び少なくとも1つの表皮20を含む。そのうち、靴底本体10は、発泡成型の方式で人体の脚部に対応する形状を形成し、靴底本体10の周面は、複数の立体造型11及び少なくとも1つの立体パターン12を有する。表皮20は、外側に位置する外表層21及び内側に位置する結合層22を含み、結合層22は、熱を受けて溶融状態を呈する時、粘性を発生して靴底本体10の表面上に接着させることができ、表皮20を靴底本体10の周面の外側に位置させ、その後、加熱及び真空吸引の方式で表皮20を靴底本体10表面に沿って立体造型11及び立体パターン12に緊密な熱融着を形成させることができる。上記構造により靴底の表面に精巧で明確な立体造型及びパターン及び良好な防水性及び耐摩耗性をもたせることができる。【選択図】図1

Description

本考案は、靴底の構造方面の技術分野に関し、特に、靴底の表面に良好な防水性及び耐摩耗性をもたせ、使用寿命及び実用性を向上させることができ、且つ靴底の表面に精巧ではっきりした立体造型及びパターンをもたせ、製品の多様性及び全体の美感及び質感を増加することができる表面に立体造型を及びパターンを有する靴底構造に関する。
従来の靴底の材料は、弾性を求め、多くが比較的非防水、耐摩耗性がない材質で製造されていた。従って、一定時間後に水に浸食、変質及び磨耗し易くて使用寿命を短縮する問題があった。また、従来の靴底は、美観及び広告効果を求め、多くは、靴底の周面上にパターン、色又は商標を吹き付けるが、靴底の周面は、摩損し易く、且つ水も吹き付けた色を侵食し、退色又は色落ちの問題を発生し易い。
上記問題を改善するため、ある業者は、台湾公告第00583919号専利に示す従来の靴底構造を開発しており、それは、主に靴底本体の周面にTPU膜(Thermoplaspic Polyurethane Urethane熱可塑性ポリウレタン膜)を熱融着し、該TPU膜を利用して、保護及び装飾の作用を発生し、防水、耐摩耗、美感向上の効果を達成する。しかしながら、該公知の靴底構造において、該TPU膜は、熱融着によって該靴底本体の周面に接合され、従って、該靴底本体の周面は、平滑面でなければならず、そうしてようやく該TPU膜を平坦に接合することができ、一旦該靴底本体の周面に凹凸の立体造型又は立体パターン等を有する時、該TPU膜は、熱融着方式で該靴底本体の周面に貼合する際、該TPU膜を該靴底本体の周面上に確実且つ均等に全面的にラミネートすることができず、従って、該TPU膜及び該靴底本体の周面の間に隙間を発生し易く(特に、凹陥又は折れ曲がり部位)、それをしっかりと接着することができずに脱落を発生する状況を招き、且つ該隙間は、水を容易に侵入させて該靴底の使用寿命を短縮する。従って、該公知の靴底構造の表面は、特殊な多様化された立体造型を有することができず、且つそれに立体パターンを持たせようとする時、該TPU膜上に立体パターンを形成した後、それを該靴底本体に熱融着し、但し、該TPU膜の厚さの制限を受け、非常に浅い立体パターンを形成することしかできず、従って、最後に該靴体表面上に形成された立体パターンは、非常に精巧且つ明確にさせることができず、且つ一定時間後にも摩損又は消失し易く、全体的美感及び質感に影響を及ぼす。
台湾公告第00583919号専利明細書
本考案の目的は、従来の防水、耐摩耗効果を有する靴底構造がTPU膜上で色、パターンを変化させてその造形変化を増加させることしかできず、表面に精巧、明確な立体造型及びパターンを形成することができず、造型が単純で平凡になり、消費者の購買意欲を起こさせないという問題を解決することにある。
本考案が提供する表面に立体造型を及びパターンを有する靴底構造は、靴底本体及び少なくとも1つの表皮を含む。そのうち、該靴底本体は、発泡成型の方式で人体の脚部に対応する形状を形成し、該靴底本体の周面は、複数の立体造型及び少なくとも1つの立体パターンを有する。該表皮は、外側に位置する外表層及び内側に位置する結合層を含み、該結合層は、熱を受けて溶融状態を呈する時、粘性を発生して該靴底本体の表面上に接着させることができ、該表皮を該靴底本体の周面の外側に位置させ、その後、加熱及び真空吸引の方式で該表皮を該靴底本体表面に沿って立体造型及び立体パターンに緊密な熱融着を形成させることができる。
本考案が提供する表面に立体造型を及びパターンを有する靴底構造は、加熱及び真空吸引の方式で該表皮を該靴底本体表面の立体造型及び立体パターンに沿って緊密な熱融着を形成し、該表皮を該靴底本体の表面に接着する時、フィットし、強固であり、該靴底本体の周面と同一の立体造型及び立体パターンを明確に形成する。従って、それは、該表皮により該靴底の表面に良好な防水性及び耐摩耗性をもたせ、使用寿命及び実用性を向上し、且つ該靴底の表面に精巧で明確な立体造型及び立体パターンを持たせ、製品の多様性及び全体の美感及び質感を増加させることができる。
本考案の立体分解説明図である。 本考案の立体組み合わせ説明図である。 本考案の真空吸引接合プロセスの局部断面拡大説明図である。 本考案の局部断面拡大説明図である。
図1〜図4に示すように、本考案が記載する表面に立体造型を及びパターンを有する靴底構造は、靴底本体10及び少なくとも1つの表皮20を含む。
該靴底本体10は、発泡成型(例えば、潅流発泡成型、充填発泡成型、ホットプレス発泡成型又は射出発泡成型等)方式により人体の脚部に対応する形状を製造し、且つ該靴底本体10の周面に複数の立体造型11及び少なくとも1つの立体パターン12を形成する。本考案において、該靴底本田10の材質は、ポリウレタン(Polyurethane,PU)、エチレンビニルアセテート(Ethylene Vinyl Acetate,EVA)、熱可塑性ポリウレタンエラストマー (Thermoplaspic Polyurethane Urethane,TPU)、熱可塑性ゴム(Thermo Plastic Rubber,TPR)、硬質ABS(Acrylonitrile Butadiene Styrene)、ポリカーボネート(Polycarbonate,PC)又はゴム等である。
該表皮20は、環状を呈するシート体であり、それは、外側に位置する外表層21及び内側に位置する結合層22を含み、該外表層21の材質は、布材、人口革、ゴムフィルム、プラスチックフィルム、カラーフィルム又は動物皮革(例えば、ダチョウの皮)等であることができ、該結合層22の材質は、熱融着等であることができ、それは、熱を受けて溶融状態を呈する時、粘性を発生して該靴底本体10の周面に接着させ、該結合層22の内側面は、複数の突出部23を形成し、該突出部23は、任意の形状の凸粒、凸リブ、凸ブロック等であることができる。該表皮20を該靴底本体10の周面の外側に配置し、その後、それに対して加熱及び真空吸引の方式で該表皮20を該靴底本体10表面の立体造型11及び立体パターン12に沿ってフィットし、強固な熱融着を形成する。本考案において、該外表層21の厚さは、10μm以上であり、硬度は、Shore A 30〜Shore D 72であり、加熱方式は、ヒータで加熱又は熱風で加熱の方式を用いることができ、該表皮20は、U形又はシート状等を呈することができる。
図3は、該表皮20を該靴底本体10の周面の外側に配置し、加熱及び真空吸引プロセスを開始し、該複数の突出部23は、該靴底本体10の周面上に当接され、該結合層22と該靴底本体10の周面の間に縦横の交錯を形成させ、且つ周辺の複数の流路24に連通し、従って、該複数の突出部23を徐々に溶融させると同時に真空吸引を持続して該流路24中の空気を吸引し、該表皮20を全面に均等に該靴底本体10表面の立体造型11及び立体パターン12に沿って緊密にフィットした熱融着を形成させ、その結合を強固にさせ、且つこれによりエアトラップ(air trap)(空気を層と層の間に気泡を形成)の状況にさせず、特に、接着後の該表皮20に該靴底本体10の周面と同一且つ明確な立体造型及びパターンを形成させ、図4に示すとおりである。
本考案が提供する表面に立体造型を及びパターンを有する靴底構造は、加熱及び真空吸引の方式で該表皮20に該靴底本体10表面の立体造型11及び立体パターン12に沿って緊密な熱融着を形成させることができ、該表皮20を該靴底本体10の表面に接着させる時、フィットして強固にすることができ、且つこれにより、該靴底本体10の周面と同じ立体造型及び立体パターンを形成することもできる。従って、該表皮20により該靴底の表面に精巧ではっきりした立体造型及びパターンをもたせて製品の多様性及び全体の美感及び質感を増加させることもできる。
以上の実施例による本考案の詳細な説明は本考案の範囲を制限するものではない。本技術に熟知する者が、本考案の範囲内にて行う変更や調整を行っても、本考案の重要な意義は失われず、本考案の範囲に含まれる。
10 靴底本体
11 立体造型
12 立体パターン
20 表皮
21 外表層
22 結合層
23 突出部
24 流路

Claims (8)

  1. 発泡成型の方式で人体の脚部に対応する形状を形成し、周面に複数の立体造型及び少なくとも1つの立体パターンを有する靴底本体と、
    外側に位置する外表層及び内側に位置する結合層を含む少なくとも1つの表皮と、
    を含み、該結合層は、熱を受けて溶融状態を呈する時、粘性を発生して該靴底本体の表面上に接着させることができ、該表皮を該靴底本体の周面の外側に位置させ、その後、加熱及び真空吸引の方式で該表皮を該靴底本体表面に沿って立体造型及び立体パターンに緊密な熱融着を形成させることができる、表面に立体造型を及びパターンを有する靴底構造。
  2. 前記靴底本体は、潅流発泡成型、充填発泡成型、ホットプレス発泡成型又は射出発泡成型のうちいずれか一種の方式で製造される請求項1に記載の表面に立体造型を及びパターンを有する靴底構造。
  3. 前記表皮は、環状を呈する請求項1に記載の表面に立体造型を及びパターンを有する靴底構造。
  4. 前記表皮は、U形を呈する請求項1に記載の表面に立体造型を及びパターンを有する靴底構造。
  5. 前記表皮は、シート状を呈する請求項1に記載の表面に立体造型を及びパターンを有する靴底構造。
  6. 前記外表層の材質は、布材、人口革、ゴムフィルム、プラスチックフィルム、カラーフィルム、動物皮革の何れか1つであることができる請求項1に記載の表面に立体造型を及びパターンを有する靴底構造。
  7. 前記結合層の材質は、熱融着であることができる請求項1に記載の表面に立体造型を及びパターンを有する靴底構造。
  8. 前記結合層の内側面は、複数の突出部を形成し、該表皮を該靴底本体の周面の外側に位置させる時、該複数の突出部は、該靴底本体の周面に当接し、該結合層及び該靴底本体の周面の間に縦横の交錯を形成させ、且つ周辺の複数の流路に連通し、且つ該複数の突出部を徐々に溶融させると同時に、真空吸引の方式で該流路中の空気を吸引し、該表皮全面を平均的に該靴底本体表面の立体造型及び立体パターンに沿って緊密に熱融着させることができる請求項1に記載の表面に立体造型を及びパターンを有する靴底構造。
JP2017000166U 2017-01-18 2017-01-18 表面に立体造型を及びパターンを有する靴底構造 Active JP3210187U (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2017000166U JP3210187U (ja) 2017-01-18 2017-01-18 表面に立体造型を及びパターンを有する靴底構造

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2017000166U JP3210187U (ja) 2017-01-18 2017-01-18 表面に立体造型を及びパターンを有する靴底構造

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP3210187U true JP3210187U (ja) 2017-05-11

Family

ID=58704562

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2017000166U Active JP3210187U (ja) 2017-01-18 2017-01-18 表面に立体造型を及びパターンを有する靴底構造

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP3210187U (ja)

Similar Documents

Publication Publication Date Title
TW201322937A (zh) 鞋面材料
TW200633838A (en) Improved molded parts with mixed material surface areas and processer for their production
CN107404977A (zh) 具有在图像上固定到囊状元件的覆盖物的物品和制造该物品的方法
JP2014172396A (ja) ケース体
US20020088143A1 (en) Footwear sole with integral display element
JP3210187U (ja) 表面に立体造型を及びパターンを有する靴底構造
JP2006224617A (ja) ポリウレタンフォーム製品及びその製造方法
CN111098538B (zh) 具发泡内里层的橡胶鞋制法
KR200487208Y1 (ko) 입체적인 조형과 무늬를 가진 신발바닥 구조
CN107901548A (zh) 一种新型pu覆膜鞋面及该鞋面的制作工艺
CN107114869A (zh) 一种鞋底和帮面内缝合无粘胶鞋及其制作工艺
TWI652158B (zh) Combined shoe manufacturing process
CN206350540U (zh) 表面具有立体造型与纹路的鞋底结构
CN205601262U (zh) 表面带凹凸立体花纹的复合材料
JP2015511183A (ja) ボウル付きカウンターユニットの製作方法およびその方法によって得られるボウル付きカウンターユニット
JP2016222904A (ja) 機能性レザー合成方法
JPS6057843B2 (ja) 靴底の製造法
JP2020075415A (ja) アウトソールとその製造方法
CN210828669U (zh) 一种耐用的钥匙壳
KR100268049B1 (ko) 구두뒷굽제조방법
CN203427391U (zh) 一种皮革
CN204232389U (zh) 一种软质布鞋
JP3090042U (ja) 耐摩耗立体発泡物の構造
KR101474336B1 (ko) 좌변기용 커버 제작방법
JPH0450805Y2 (ja)

Legal Events

Date Code Title Description
A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20170228

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Ref document number: 3210187

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250