JP2005261965A - 真空採血管 - Google Patents
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Abstract
【解決手段】 一端に開口部2aを有する熱可塑性樹脂製有底管2と該開口部2aを気密に封止する栓体3とからなり、有底管2内部が減圧状態とされた真空採血管1であって、有底管2の開口部2aの直径は2〜6mmであると共に該管2の内径よりも小さく、栓体3は空気非透過性に、採血針が刺通可能に、かつ抜針後は液密性に構成され、さらに、その外径が有底管2の開口部2aの直径に近い大きさとされ、有底管2に栓体3が、栓体3の外周面に設けられた凹部3aによって有底管2の開口部2aと嵌合されているか、栓体3が有底管2の開口部2aに嵌合されると共に接着されているか、栓体3が有底管2の開口部2aに接着されているか、又はインサート成形のいずれかにより固定されている。
【選択図】 図1
Description
また、全血を必要とする場合は、採血後、栓体3に採取用シリンジを刺通し、全血を必要量分取し分析に供する。
本発明の真空採血管1は、有底管2の開口部2aを小さくすることにより、栓体3を従来に比べて小型化しているので、安価に製造できる。また、開栓機能を省略することにより、使用中の栓体3のはずれによる血液の飛散を防止でき、安全である。
(実施例1)
(1)有底管製造用材料として、ポリエチレンテレフタレート(テイジン社製、TR4550)を用いた。
(2)栓体製造用材料として、スチレン系熱可塑性エラストマー(旭化成工業社製、タフテックS2951)を用いた。
(3)製造方法
射出成形により図1に示す有底管部材2c及び2dを成形し、超音波融着法により組み立てて図1に示す有底管2とした。有底管2の長さ75mm、外径12.6mm、内径10mm、開口部2a内径3mmとした。射出成形により図9に示す栓体3を成形した。700mmHgの減圧下で栓体3を開口部2aに圧入し、図1に示す真空採血管1を作製した。
(1)有底管製造用材料として、実施例1と同様とした。
(2)栓体製造用材料として、実施例1と同様とした。
(3)製造方法
2軸延伸ブロー成形により図2に示す有底管2を成形した。有底管2の長さ75mm、外径12.6mm、内径10mm、開口部2a内径5mmとした。射出成形により図10に示す栓体3を成形した。700mmHgの減圧下で栓体3を開口部2aに圧入し、図2に示す真空採血管1を作製した。
(1)有底管製造用材料として、実施例1と同様とした。
(2)栓体製造用材料として、実施例1と同様とした。
(3)製造方法
ブロー成形により図3に示す有底管2を成形した。有底管2の長さ75mm、外径12.6mm、内径10mm、開口部2a内径3mmとした。射出成形により図11に示す栓体3を成形した。栓体3のフランジ部3bの下面、及び有底管2の開口部2aとの嵌合部にエポキシ樹脂系接着剤(昭和高分子社製、商品名「アラルダイト」)約2mgを均一に塗布した。直ちに700mmHgの減圧下で栓体3を開口部2aに圧入し、図3に示す真空採血管1を作製した。
(1)有底管製造用材料として、実施例1と同様とした。
(2)栓体製造用材料として、実施例1と同様とした。
(3)製造方法
押出成形により図4に示す有底管部材2fを成形し、射出成形により図4に示す有底管部材2e及び2gを成形し、熱融着法により組み立てて図4に示す有底管2とした。有底管2の長さ75mm、外径12.6mm、内径10mm、開口部内径3mmとした。射出成形により図12に示す栓体3を成形した。栓体3のフランジ部3bの下面、及び有底管2の開口部2aとの嵌合部にシアノアクリレート系接着剤(東亞合成化学社製、商品名「アロンアルファ」)約2mgを均一に塗布した。直ちに700mmHgの減圧下で栓体3を開口部2aに圧入し、図4に示す真空採血管1を作製した。
(1)有底管製造用材料として、実施例1と同様とした。
(2)栓体製造用材料として、実施例1と同様とした。
(3)製造方法
射出成形により図5に示す有底管部材2h及び2iを成形し、超音波融着法により組み立てて図5に示す有底管2とした。有底管2の長さ75mm、外径12.6mm、内径10mm、開口部2a内径3mmとした。射出成形により図9に示す栓体3を成形した。700mmHgの減圧下で栓体3を開口部2aに圧入し、図5に示す真空採血管1を作製した。
(1)有底管製造用材料として、実施例1と同様とした。
(2)栓体製造用材料として、実施例1と同様とした。
(3)製造方法
2軸延伸ブロー成形により図6に示す有底管2を成形した。有底管2の長さ75mm、外径12.6mm、内径10mm、開口部2a内径5mmとした。射出成形により図9に示す栓体3を成形した。700mmHgの減圧下で栓体3を開口部2aに圧入し、図6に示す真空採血管1を作製した。
(1)有底管製造用材料として、実施例1と同様とした。
(2)栓体製造用材料として、実施例1と同様とした。
(3)製造方法
ブロー成形により図7に示す有底管2を成形した。有底管2の長さ75mm、外径12.6mm、内径10mm、開口部2a内径3mmとした。射出成形により図9に示す栓体3を成形した。700mmHgの減圧下で栓体3を開口部2aに圧入し、図7に示す真空採血管1を作製した。
(1)有底管製造用材料として、実施例1と同様とした。
(2)栓体製造用材料として、実施例1と同様とした。
(3)製造方法
射出成形により図13に示す栓体3を成形した。上記栓体3をインサートさせたインサート射出成形により、上記栓体3がインサートされた図8に示す有底管部材2jを成形した。押出成形により図8に示す有底管部材2kを成形し、射出成形により図8に示す有底管部材2mを成形した。次に、700mmHgの減圧下で、上記有底管部材2j、2k及び2mを熱融着法により組み立てて図8に示す真空採血管1を作製した。なお、有底管2の長さ75mm、外径12.6mm、内径10mm、開口部内径3mmとした。
実施例1と同様にして、有底管2及び栓体3を成形した。
栓体3の凹部3aにエポキシ樹脂系接着剤(昭和高分子社製、商品名「アラルダイト」)約2mgを均一に塗布した。直ちに700mmHgの減圧下で栓体3を開口部2aに圧入し、栓体3と開口部2aの嵌合部に上記接着剤が付着している他は図1と同様の真空採血管1を作製した。
2,12 有底管
2a 開口部
2b フランジ
2c,2d,2e,2f,2g,2h,2i,2j,2k,2m 部材
3,13 栓体
3a 凹部
3b フランジ部
3c フランジ部
3d 凹部
14 採血針
15 先端部
16 後端部
17 採血管ホルダー
18 ガスバリヤー性のフィルム
19 シール部材
Claims (1)
- 一端に開口部を有する熱可塑性樹脂製有底管と該開口部を気密に封止する栓体とからなり、該有底管内部が減圧状態とされた真空採血管であって、該有底管の開口部の直径は2〜6mmであると共に該管の内径よりも小さく、該栓体は空気非透過性に、採血針が刺通可能に、かつ抜針後は液密性に構成され、さらに、その外径が該有底管の開口部の直径に近い大きさとされ、該有底管に該栓体が、栓体の外周面に設けられた凹部によって有底管の開口部と嵌合されているか、栓体が有底管の開口部に嵌合されると共に接着されているか、栓体が有底管の開口部に接着されているか、又はインサート成形のいずれかにより固定されていることを特徴とする真空採血管。
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JP2005140075A JP4019089B2 (ja) | 2005-05-12 | 2005-05-12 | 真空採血管の製造方法 |
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Cited By (3)
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CN106880363A (zh) * | 2015-12-16 | 2017-06-23 | 江苏康捷医疗器械有限公司 | 一种真空采血管 |
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2005
- 2005-05-12 JP JP2005140075A patent/JP4019089B2/ja not_active Expired - Lifetime
Cited By (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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WO2008078808A1 (ja) | 2006-12-27 | 2008-07-03 | Medibic | 真空採血管 |
US8530231B2 (en) | 2006-12-27 | 2013-09-10 | Kaneka Corporation | Vacuum blood collection tube |
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CN106880363A (zh) * | 2015-12-16 | 2017-06-23 | 江苏康捷医疗器械有限公司 | 一种真空采血管 |
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