JP2005261879A - 水の熱伝導による保温調理具 - Google Patents
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Abstract
【課題】 本発明は、過熱調理中のホットプレートや鉄板上の一部を保温状態に保つための、水の熱伝導による保温調理具を提供する。
【解決手段】 本体下部のトレーと鉄板部の接触面は最小限とし、トレーに入った水の熱を、鉄板部に数箇所付いているトレーには接触していない熱伝導素材のヒダにより、鉄板部に伝える。
以上を特徴とする水と熱伝導素材の熱伝導による保温調理具である。
【選択図】 図1
【解決手段】 本体下部のトレーと鉄板部の接触面は最小限とし、トレーに入った水の熱を、鉄板部に数箇所付いているトレーには接触していない熱伝導素材のヒダにより、鉄板部に伝える。
以上を特徴とする水と熱伝導素材の熱伝導による保温調理具である。
【選択図】 図1
Description
本発明は、過熱調理中のホットプレートや鉄板上の一部を保温状態に保つための、水の熱伝導による保温調理具に関するものである。
従来、ホットプレートや鉄板の表面温度は、高温で調理するときは表面全てが高温になり、保温状態では表面全てが保温状態であった。
そのために次のような問題点があった。
ホットプレートや鉄板で焼肉等の調理をする際、焦げ付いてきた食材は他のまだ焦げてきていないカボチャや玉ネギの上にのせて焦げを防いだり、調理人が食べ手の意志に関係なく各々の取皿に振り分けていた。また、焦げるのを防ぐためホットプレートや鉄板の温度を保温状態にすると新たな食材を調理するのに充分な熱を得られなかった。
本発明は、以上の問題点を解決するためになされたものである。
ホットプレートや鉄板で焼肉等の調理をする際、焦げ付いてきた食材は他のまだ焦げてきていないカボチャや玉ネギの上にのせて焦げを防いだり、調理人が食べ手の意志に関係なく各々の取皿に振り分けていた。また、焦げるのを防ぐためホットプレートや鉄板の温度を保温状態にすると新たな食材を調理するのに充分な熱を得られなかった。
本発明は、以上の問題点を解決するためになされたものである。
本体下部の水入れトレーと鉄板部の接触面は最小限とし、水入れトレーに入った水の熱を、鉄板部に数箇所付いている水入れトレー本体には接触していない熱伝導素材のヒダにより、鉄板部に伝える。
以上を特徴とする水の熱伝導による保温調理具である。
以上を特徴とする水の熱伝導による保温調理具である。
本発明は、ホットプレートや鉄板が高温状態であっても水と熱伝導素材の熱伝導により発明品の鉄板部を保温状態に保つことができる。
以下、本発明の実施の形態を説明する。
(イ)防錆性を施した鉄等を主材にした長方形状の水入れトレー(5)の短い両サイドの側板(6)を切り欠いて、凹部状の取っ手(7)を設ける。
(ロ)表面に焦げ付き防止加工等を施した鉄板部(1)の一角に、湯気逃がし兼給水口(2)を設ける。
(ハ)湯気逃がし兼注水口(2)から見える位置の水入れトレー(5)の角に、水(10)を入れる時の目安とする注水線(8)を設ける。
(ニ)鉄板部(1)の下部に、熱伝導の良い材質の平板状のヒダ(3)を等間隔に複数、垂直に設ける。
(ホ)鉄板部(1)の四隅に水入れトレー(5)との接触を最小限としズレ防止の凹部がある爪(9)を設ける。
(ヘ)鉄板部(1)の表面外周に本発明を使用する際の、設置・撤収時の水漏れを防止するための水漏れ防止溝(4)を設ける。
本発明は以上の構成よりなっている。
本発明を使用するときは、水入れトレー(5)に平板状のヒダ(3)を下にして鉄板部(1)を被せて注水線(8)まで水(10)を注ぎ、ホットプレートや鉄板上に設置する。ホットプレートや鉄板により熱せらられた水の熱が、平板状のヒダ(3)を伝わり鉄板部(1)を温める。鉄板部(1)の温度は水が沸騰した状態でも90℃前後のため適度な保温状態が得られる。 また、沸騰による蒸発のため水(10)が減少した場合は、湯気逃がし兼注水口(2)より水を注ぎ足す。
本発明を使用する際の設置・撤収時には、鉄板部(1)を引っくり返すと水入れトレー(5)の上端が水漏れ防止溝(4)に重なり蓋となるので、水をこぼすことなく設置・撤収を行なうことができる。
なお、本発明について、他の実施例として次のものがある。以下その構成について次の項で説明する。
以下、本発明の他の実施の形態を説明する。
(ト)防錆性を施した鉄等を主材にした扇形状の水入れトレー(13)の平面の側板(14)を切り欠いて、凹部状の取っ手(7)を設ける。
(チ)表面に焦げ付き防止加工等を施した扇形状の鉄板部(11)の鉄板部頂点(12)に、湯気逃がし兼給水口(2)を設ける。
(リ)湯気逃がし兼注水口(2)から見える位置の扇形状の水入れトレー(13)の頂点(15)に水(10)を入れる時の目安とする注水線(8)を設ける。
(ヌ)扇形状の鉄板部(11)の下部に、熱伝導の良い材質の平板状のヒダ(3)を等間隔に複数、垂直に設ける。
(ル)扇形状の鉄板部(11)の三角に扇形状の水入れトレー(12)との接触を最小限としズレ防止の凹部がある爪(9)を設ける。
(ヲ)扇形上の鉄板部(11)の表面外周に本発明を使用する際の、設置・撤収時の水漏れを防止するための水漏れ防止溝(4)を設ける。
他の実施例は以上の構成よりなっている。
他の実施例では、本発の構造は同じでも形状を扇形にすることにより、丸型ホットプレート(16)で使用する際、丸型ホットプレート(16)の内径にフィットするため、無駄なスペースが発生しない。
また、四角型ホットプレート(17)で使用する際も、扇形上の鉄板部(11)の頂点(12)を四角型ホットプレート(17)の角(18)に合わすことにより無駄なスペースが発生しない。
(イ)防錆性を施した鉄等を主材にした長方形状の水入れトレー(5)の短い両サイドの側板(6)を切り欠いて、凹部状の取っ手(7)を設ける。
(ロ)表面に焦げ付き防止加工等を施した鉄板部(1)の一角に、湯気逃がし兼給水口(2)を設ける。
(ハ)湯気逃がし兼注水口(2)から見える位置の水入れトレー(5)の角に、水(10)を入れる時の目安とする注水線(8)を設ける。
(ニ)鉄板部(1)の下部に、熱伝導の良い材質の平板状のヒダ(3)を等間隔に複数、垂直に設ける。
(ホ)鉄板部(1)の四隅に水入れトレー(5)との接触を最小限としズレ防止の凹部がある爪(9)を設ける。
(ヘ)鉄板部(1)の表面外周に本発明を使用する際の、設置・撤収時の水漏れを防止するための水漏れ防止溝(4)を設ける。
本発明は以上の構成よりなっている。
本発明を使用するときは、水入れトレー(5)に平板状のヒダ(3)を下にして鉄板部(1)を被せて注水線(8)まで水(10)を注ぎ、ホットプレートや鉄板上に設置する。ホットプレートや鉄板により熱せらられた水の熱が、平板状のヒダ(3)を伝わり鉄板部(1)を温める。鉄板部(1)の温度は水が沸騰した状態でも90℃前後のため適度な保温状態が得られる。 また、沸騰による蒸発のため水(10)が減少した場合は、湯気逃がし兼注水口(2)より水を注ぎ足す。
本発明を使用する際の設置・撤収時には、鉄板部(1)を引っくり返すと水入れトレー(5)の上端が水漏れ防止溝(4)に重なり蓋となるので、水をこぼすことなく設置・撤収を行なうことができる。
なお、本発明について、他の実施例として次のものがある。以下その構成について次の項で説明する。
以下、本発明の他の実施の形態を説明する。
(ト)防錆性を施した鉄等を主材にした扇形状の水入れトレー(13)の平面の側板(14)を切り欠いて、凹部状の取っ手(7)を設ける。
(チ)表面に焦げ付き防止加工等を施した扇形状の鉄板部(11)の鉄板部頂点(12)に、湯気逃がし兼給水口(2)を設ける。
(リ)湯気逃がし兼注水口(2)から見える位置の扇形状の水入れトレー(13)の頂点(15)に水(10)を入れる時の目安とする注水線(8)を設ける。
(ヌ)扇形状の鉄板部(11)の下部に、熱伝導の良い材質の平板状のヒダ(3)を等間隔に複数、垂直に設ける。
(ル)扇形状の鉄板部(11)の三角に扇形状の水入れトレー(12)との接触を最小限としズレ防止の凹部がある爪(9)を設ける。
(ヲ)扇形上の鉄板部(11)の表面外周に本発明を使用する際の、設置・撤収時の水漏れを防止するための水漏れ防止溝(4)を設ける。
他の実施例は以上の構成よりなっている。
他の実施例では、本発の構造は同じでも形状を扇形にすることにより、丸型ホットプレート(16)で使用する際、丸型ホットプレート(16)の内径にフィットするため、無駄なスペースが発生しない。
また、四角型ホットプレート(17)で使用する際も、扇形上の鉄板部(11)の頂点(12)を四角型ホットプレート(17)の角(18)に合わすことにより無駄なスペースが発生しない。
1 鉄板部
2 湯気逃がし兼注水口
3 平板状のヒダ
4 水漏れ防止溝
5 水入れトレー
6 短い側板
7 取っ手
8 注水線
9 爪
10 水
11 扇形状の鉄板部
12 鉄板部頂点
13 扇形状の水入れトレー
14 平面の側板
15 頂点
16 丸型ホットプレート
17 四角型ホットプレート
18 角
2 湯気逃がし兼注水口
3 平板状のヒダ
4 水漏れ防止溝
5 水入れトレー
6 短い側板
7 取っ手
8 注水線
9 爪
10 水
11 扇形状の鉄板部
12 鉄板部頂点
13 扇形状の水入れトレー
14 平面の側板
15 頂点
16 丸型ホットプレート
17 四角型ホットプレート
18 角
Claims (1)
- 本体下部のトレーと鉄板部の接触面は最小限とし、トレーに入った水の熱を、鉄板部に数箇所付いているトレーには接触していない熱伝導素材により、鉄板部に伝えることを特徴とする水と熱伝導素材の熱伝導による保温調理具。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2004117352A JP2005261879A (ja) | 2004-03-15 | 2004-03-15 | 水の熱伝導による保温調理具 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2004117352A JP2005261879A (ja) | 2004-03-15 | 2004-03-15 | 水の熱伝導による保温調理具 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2005261879A true JP2005261879A (ja) | 2005-09-29 |
Family
ID=35087006
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2004117352A Pending JP2005261879A (ja) | 2004-03-15 | 2004-03-15 | 水の熱伝導による保温調理具 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2005261879A (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
CN114052508A (zh) * | 2021-12-18 | 2022-02-18 | 马鞍山粤美智造电子科技有限公司 | 一种可显示加热状态的保温暖菜盘及其使用方法 |
-
2004
- 2004-03-15 JP JP2004117352A patent/JP2005261879A/ja active Pending
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
CN114052508A (zh) * | 2021-12-18 | 2022-02-18 | 马鞍山粤美智造电子科技有限公司 | 一种可显示加热状态的保温暖菜盘及其使用方法 |
CN114052508B (zh) * | 2021-12-18 | 2022-10-04 | 马鞍山粤美智造电子科技有限公司 | 一种可显示加热状态的保温暖菜盘及其使用方法 |
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