JP2005260805A - 画像処理装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】 フラグメンテーションの発生を抑えることができるとともに、ページ単位での連続領域の割り当てを可能にした画像処理装置を提供することを課題とする。
【解決手段】 画像データを入力する画像入力手段と、前記画像入力手段によって入力された画像データを記憶する不揮発性記憶手段と、前記不揮発性記憶手段から画像データを読み出して出力する画像出力手段と、前記不揮発性記憶手段に対する画像データの書き込み及び読み出しを制御する制御手段とを備えた画像処理装置において、前記不揮発性記憶手段の記憶領域は、連続した領域からなる所定の固定サイズの第一固定領域に予め分割されているとともに、前記不揮発性記憶手段の記憶領域に書き込みを行う画像データのサイズに応じて、前記第一の固定領域を連続した領域からなる少なくとも1つ以上の所定固定サイズの第二固定領域に更に分割する領域分割手段を備えて課題を解決した。
【選択図】 図1

Description

この発明は、電子写真方式を適用した複写機、プリンタ、ファクシミリあるいはこれらの機能を兼ね備えた複合機等の画像形成装置において、画像読取装置によって読み取られた原稿の画像データや、LAN等の通信線を介して送られてくる画像データを記憶するハードディスク(HDD)等の大容量の不揮発性記憶装置を備えた画像処理装置に関し、特にハードディスク(HDD)等の大容量の不揮発性記憶装置に、画像データをページ単位で効率良く記憶することが可能な画像処理装置に関するものである。
特開2002−29101号公報 特開2003−250032号公報
従来、この種の電子写真方式を適用した複写機、プリンタ、ファクシミリあるいはこれらの機能を兼ね備えた複合機等の画像形成装置としては、画像読取装置によって読み取られた原稿の画像データや、LAN等の通信線を介して送られてくる画像データを、ハードディスク(HDD)等の大容量の不揮発性記憶装置に一時的に記憶し、当該ハードディスク(HDD)に記憶された画像データを適宜読み出して、この画像データに対して必要に応じて所定の画像処理を行った後、白黒又はフルカラーの画像をプリントするデジタルコピー機や、デジタル複合機が、現在広く使用されている。また、このような画像形成装置では、ハードディスク(HDD)に対して、さまざまなサイズの画像データの書き込みや、削除が頻繁に繰り返されると、ハードディスク(HDD)内部で記憶可能領域が断片化されてしまう、所謂フラグメンテーションが発生する。このフラグメンテーションが発生する理由は、図18に示すように、ハードディスク(HDD)に対する画像データの書き込みや消去は、複数のセクタから構成されるクラスタ単位で行われているため、さまざまなサイズの画像データの書き込みや消去が繰り返されると、ディスク領域がフラグメンテーション化(断片化)されてしまうためである。
このフラグメンテーションが発生すると、画像データは、最悪の場合1ページ分の画像データが小さなサイズに断片化され、離散的な領域に記憶されることになる。この場合、1ページ分の画像データは、複数のクラスタによって構成され、フラグメンテーションが発生すると、同一ページのデータが連続した領域に記憶されないことになる。
そのため、上記ハードディスク(HDD)では、画像データが離散的な領域に記憶された場合、ハードディスク(HDD)のシークタイムがオーバーヘッドとなり、結果として画像データの転送が規定時間内に間に合わず、白紙や崩れたデータが出力されたり、ジョブの生産性が大幅に低下してしまうという問題点があった。
そこで、かかる問題点を解決するために、フラグメンテーションを検知した後に、デフラグを実行するようにした特開2003−250032号公報や、フラグメンテーションを発生させないような制御を行う特開2002−29101号公報等に開示された技術がすでに提案されている。
更に説明すると、上記特開2003−250032号公報に開示された技術は、フラグメンテーションが発生し、ハードディスク(HDD)からのデータの転送時間が所定の値を超えると判断された場合に、図19に示すように、ハードディスク(HDD)のデフラグを実行し、当該ハードディスク(HDD)の断片化された領域を連続した領域に再構成した後、データを連続した領域に書き込むように構成したものである。
また、上記特開2002−29101号公報に開示された技術の場合には、図20に示すように、圧縮した後の1ページ分の画像データが記憶できる最大データサイズで、ハードディスク(HDD)の記憶領域を固定長に分割し、1ページ分の画像データが必ず、1つの記憶領域に記憶されるように構成したものである。
しかしながら、上記従来技術の場合には、次のような問題点を有している。すなわち、前者の特開2003−250032号公報に開示された技術の場合には、フラグメンテーションが発生した場合、まずハードディスク(HDD)のデフラグを行う必要があるが、このハードディスク(HDD)のデフラグを行うには、非常に時間がかかり、フラグメンテーションの発生を検知したとしても、リアルタイムでハードディスク(HDD)のデフラグを行うことができないという問題点を有していた。
また、後者の特開2002−29101号公報に開示された技術の場合には、フラグメンテーションが発生しないように、1ページ分の連続した固定長領域を割り当てることによって、ページ内の断片化を防止しているが、さまざまな画像サイズ、さまざまな圧縮率の画像データを扱うことを考慮すれば、すべての画像データに対して同一の固定長領域を割り当てることとすると、非常にハードディスク(HDD)の領域を無駄に消費することになるという問題点を有していた。
また、かかる問題点を回避するために、図21に示すように、特定のサイズの固定長領域を割り当てることとすると、この固定長領域のサイズよりも大きな画像データに対しては、フラグメンテーションの状態を招いてしまうという問題点が未解決のままとなってしまうことになる。
そこで、この発明は、上記従来技術の問題点を解決するためになされたものであり、その目的とするところは、フラグメンテーションの発生を抑えることができるとともに、ページ単位での連続領域の割り当てを可能にしつつ、効率の良いハードディスク(HDD)等の記憶装置の使用を可能とする画像処理装置を提供することにある。
上記の課題を解決するため、請求項1に記載された発明は、画像データを入力する画像入力手段と、前記画像入力手段によって入力された画像データを記憶する不揮発性記憶手段と、前記不揮発性記憶手段から画像データを読み出して出力する画像出力手段と、前記不揮発性記憶手段に対する画像データの書き込み及び読み出しを制御する制御手段とを備えた画像処理装置において、前記不揮発性記憶手段の記憶領域は、連続した領域からなる所定の固定サイズの第一固定領域に予め分割されているとともに、前記不揮発性記憶手段の記憶領域に書き込みを行う画像データのサイズに応じて、前記第一の固定領域を連続した領域からなる少なくとも1つ以上の所定固定サイズの第二固定領域に更に分割する領域分割手段を備えたことを特徴とする画像処理装置である。
また、請求項2に記載された発明は、前記第一固定領域のサイズは、連続的な記憶領域に書き込むことが必要とされる画像データのうち、前記不揮発性記憶手段に記憶させる可能性のある最大の画像データサイズ以上に設定されていることを特徴とする画像処理装置である。
さらに、請求項3に記載された発明は、前記第二固定領域のサイズは、前記不揮発性記憶手段に実際に書き込みを行うジョブの1ページ当たりの画像データサイズに設定されることを特徴とする請求項1 又は2に記載の画像処理装置である。
又、請求項4に記載された発明は、前記領域分割手段は、画像データの書き込みを行う際に、当該書き込まれる画像データのサイズに適した分割済みの第二固定領域があるか否かを判別し、当該書き込まれる画像データのサイズに適した分割済みの第二固定領域がないときには、新たに前記第一固定領域を分割することを特徴とする請求項1 乃至3のいずれかに記載の画像処理装置である。
更に、請求項5に記載された発明は、前記領域分割手段によって既に分割済みの第二固定領域に対して、同一ジョブの複数ページの画像データが書き込み可能な場合には、当該画像データを第二固定領域の先頭からページ単位で書き込んでいき、前記第二固定領域の境界を超える画像データが発生した場合は、前記固定領域には書き込まず、該当ページの画像データを、他の第二固定領域の先頭から書き込むことを請求項1 乃至4のいずれかに記載の画像処理装置である。
また、請求項6に記載された発明は、1つの第二固定領域には、異なるジョブの画像データが書き込まれるのを禁止することを特徴とする請求項1 乃至5のいずれかに記載の画像処理装置である。
さらに、請求項7に記載された発明は、前記第二固定領域に書き込まれたすべてのデータが削除された場合、当該第二固定領域は、新たに利用可能な未使用の第二固定領域として開放されることを特徴とする請求項1 乃至6のいずれかに記載の画像処理装置である。
又、請求項8に記載された発明は、前記第一固定領域内のすべての第二固定領域が未使用状態になった場合、当該第一固定領域は、新たに利用可能な未使用の第一固定領域として開放されることを特徴とする請求項1 乃至7のいずれかに記載の画像処理装置である。
この発明によれば、フラグメンテーションの発生を抑えることができるとともに、ページ単位での連続領域の割り当てを可能にしつつ、効率の良いハードディスク(HDD)等の記憶装置の使用を可能とする画像処理装置を提供することができる。
以下に、この発明の実施の形態について図面を参照して説明する。
実施の形態1
図2はこの発明の実施の形態1に係る画像処理装置を適用した画像形成装置としてのデジタル複合機の構成を示すものである。このデジタル複合機は、原稿の画像を画像読取装置で読み取り、当該画像読取装置で読み取られた原稿の画像を複写するコピーモードと、パーソナルコンピュータ等のホストコンピュータなどから送られてくる画像データに基づいてプリントするプリントモードと、原稿の画像をスキャナーで読み取って送信したり、電話回線を介して送られてくる画像データをプリントしたりするFAXモードとに切替えて、各モードに基づく動作を実行することができるように構成されている。
図2において、1はデジタル複合機の本体を示すものであり、このデジタル複合機本体1の上部には、原稿2を1枚ずつ分離した状態で自動的に搬送する原稿自動搬送装置(ADF)3と、当該原稿自動搬送装置3によって搬送される原稿2の画像を読み取る画像読取装置4が配設されている。この画像読取装置4は、図2に示すように、プラテンガラス5上に載置された原稿2を光源6によって照明し、原稿2からの反射光像を、フルレートミラー7及びハーフレートミラー8、9及び結像レンズ10からなる縮小光学系を介してCCD等からなる画像読取素子11上に走査露光して読み取るように構成されている。
また、上記デジタル複合機本体1の内部は、主としてプリンタ50として機能するように構成されているが、このプリンタ50は、プリントモードに限らず、コピーモードやファックスモード等においても、用紙に画像を形成する画像出力装置(IOT)として機能するものである。
上記画像処理装置4によって読み取られた原稿2の画像データや、電話回線を介して送信されてくる画像データは、本実施の形態に係る画像処理装置12の不揮発性記憶装置としてのハードディスク(HDD)に一旦記憶され、必要に応じて所定の画像処理が施された後、この画像処理が施された画像データは、プリンタ50に送られる。
プリンタ50では、画像処理が施された画像データに応じて、ROS(RasterOutput Scanner)13によって感光体ドラム14上に画像露光が施され、静電潜像が形成される。上記ROS13は、画像情報に応じてレーザービームを出射する半導体レーザー15と、当該半導体レーザー15から出射されるレーザービームを走査するポリゴンミラー16と、当該ポリゴンミラー16によって走査されるレーザービームを、感光体ドラム14上に露光するためのミラー17、18とから構成されている。上記感光体ドラム14は、ROS13による画像露光に先立って、帯電ロールやコロトロン等からなる一次帯電器19によって、所定極性の所定の電位に一様に帯電された後、上述したように、ROS13によって原稿2の画像が露光され、静電潜像が形成される。上記感光体ドラム14上に形成された静電潜像は、現像装置20によって現像されてトナー像となる。このトナー像は、転写コロトロン21の帯電によって記録媒体としての記録用紙22上に転写されるとともに、当該トナー像が転写された記録用紙22は、分離コロトロン23の除電によって感光体ドラム14から分離される。上記感光体ドラム14からトナー像が転写された記録用紙22は、複写機本体1の内部に複数配設された給紙手段としての給紙トレイ24、25、26、27、28のいずれかより、給紙ロール30によって給紙され、搬送ロール31及びプリレジロール32を介して、レジストゲート33まで一旦搬送されて停止する。そして、上記記録用紙22は、感光体ドラム14の表面に形成されるトナー像と同期して開くレジストゲート33を通過して、当該レジストゲート33の下流側に配設されたレジストロール34によって、感光体ドラム14の表面へと搬送され、上述したように、当該感光体ドラム14の表面に形成されたトナー像が転写された後、感光体ドラム14の表面から分離される。
上記デジタル複合機は、給紙トレイ24、25、26、27、28からの用紙搬送経路が、可能な限り短く形成されており、記録用紙22の搬送を高速に行うなどにより、高い生産性(単位時間当たりのコピー枚数)を実現している。
上記感光体ドラム14の表面から分離された記録用紙22は、定着装置35へと搬送され、当該定着装置35によって記録用紙22上に熱及び圧力でトナー像が定着される。このトナー像が定着された記録用紙22は、定着装置35の出口ロール36によって、通常の片面複写の場合には、そのまま排出ロール37により機外の排出トレイ38上に排出される。また、両面複写の場合には、片面にトナー像が定着された記録用紙22は、そのまま排出ロール37によって機外に排出されずに、反転ゲート39によって下向きに搬送方向が変更され、3つのロールが圧接されたトリロール40及び反転ロール41によって、反転通路42へと一旦搬送される。そして、上記記録用紙22は、今度は逆転する反転ロール41及び両面ロール43によって両面用通路44へと搬送され、この両面用通路44からプリレジロール32を介して、レジストゲート33まで一旦搬送されて停止し、上述したように、当該レジストゲート33及びレジストロール34によって、感光体ドラム14上のトナー像と同期して搬送され、トナー像の転写・定着工程が行われた後、排出ロール37によって排出トレイ38上に排出される。
なお、トナー像の転写工程が終了した後の感光体ドラム14の表面は、クリーニング装置45によって残留トナーや紙粉等が除去され、次の画像形成工程に備える。
図3は上記の如く構成されるデジタル複写機の画像形成部を拡大して示したものである。
感光体ドラム14は、帯電ロールやコロトロンからなる一次帯電器19によって、所定極性の所定の電位に一様に帯電された後、当該感光体ドラム14の表面には、ROS13によって原稿2の画像が走査露光され、静電潜像が形成される。この感光体ドラム14上に形成された静電潜像は、現像装置20によって現像されてトナー像となり、このトナー像は、転写前帯電器46による補助帯電を受けた後、前述したように、所望の給紙トレイ24〜29から給紙・搬送される記録用紙22上に、転写コロトロン21の帯電によって転写されるとともに、当該トナー像が転写された記録用紙22は、分離コロトロン23の除電によって感光体ドラム14上から分離される。この感光体ドラム14上から分離された記録用紙22は、本発明の実施の形態に係る定着装置33へ搬送され、当該定着装置35によってトナー像が定着されて、片面複写の場合には、そのまま排出トレイ38上に排出され、両面複写の場合には、裏面への画像形成工程が繰り返される。
なお、トナー像の転写工程が終了した後の感光体ドラム14の表面は、クリーニング装置44のクリーニングブラシ47等によって残留トナーや紙粉等が除去された後、イレーズランプ48による露光を受け、残留電荷が消去されて、次の画像形成工程に備えるようになっている。
図4はこの発明の実施の形態1に係る画像処理装置を含めたデジタル複合機の制御回路を示すものである。
図4において、101は画像処理装置を含むデジタル複合機の動作を制御するCPU、102はCPU101が実行する制御プログラムや本実施の形態に係る画像処理プログラムを記憶したROM、103はCPU101が制御動作を実行するためのパラメータ等を記憶するメモリ、104はCPU101が制御動作を実行するためのパラメータ等を記憶するNVRAM、105は画像の入力動作を制御する画像入力手段としての画像入力制御部、106は画像の出力動作を制御する画像出力手段としての画像出力制御部、107はユーザーインターフェイス(UI) を制御するユーザーインターフェイス(UI) 制御部、108はデジタル複合機が接続されたネットワークを介した通信を制御するネットワーク制御部、109は不揮発性記憶手段としてのハードディスク(HDD)、110は上記CPU101やROM102等を接続するシステムバス、111は画像入力制御部105及び画像出力制御部106に設けられた画像データをページ単位で一時的に記憶するページバッファをそれぞれ示すものである。上記CPU101は、ネットワーク制御部108によって、LANや電話回線等のネットワークを介して、図示しないパーソナルコンピュータ(PC)やインターネットなどと接続可能となっている。
上記ユーザーインターフェイス(UI) 制御部107に接続されたユーザーインターフェイス(UI) は、デジタル複合機によって実行されるプリントモードや、コピーモード、ファックスモード等を選択したり、プリントモードやコピーモードなどの場合、プリントする用紙を給紙する給紙トレイの選択、プリント枚数、あるいはコピー倍率等の選択を行い、スタートボタンを押すことによって、プリント動作等を開始するように構成されている。
ところで、この実施の形態では、画像データを入力する画像入力手段と、前記画像入力手段によって入力された画像データを記憶する不揮発性記憶手段と、前記不揮発性記憶手段から画像データを読み出して出力する画像出力手段と、前記不揮発性記憶手段に対する画像データの書き込み及び読み出しを制御する制御手段とを備えた画像処理装置において、前記不揮発性記憶手段の記憶領域は、連続した領域からなる所定の固定サイズの第一固定領域に予め分割されているとともに、前記不揮発性記憶手段の記憶領域に書き込みを行う画像データのサイズに応じて、前記第一の固定領域を連続した領域からなる少なくとも1つ以上の所定固定サイズの第二固定領域に更に分割する領域分割手段を備えるように構成したものである。
また、この実施の形態では、前記第一固定領域のサイズは、連続的な記憶領域に書き込むことが必要とされる画像データのうち、前記不揮発性記憶手段に記憶させる可能性のある最大の画像データサイズ以上に設定されている。
さらに、この実施の形態では、前記第二固定領域のサイズは、前記不揮発性記憶手段に実際に書き込みを行うジョブの1ページ当たりの画像データサイズに設定されている。
図1はこの発明の実施の形態1に係る画像処理装置を示すブロック図である。
図1において、201は画像処理装置12で処理を実行するジョブを管理するジョブ制御手段を示すものであり、このジョブ制御手段201には、画像入力制御部105を介して入力され、受け付けたジョブが入力されている。上記ジョブ制御手段201は、受け付けたジョブのジョブデータ(画像データ)をハードディスク(HDD)制御手段206に送り、当該ハードディスク(HDD)制御手段206は、ハードディスク(HDD)207を制御して、ハードディスク(HDD)207へのジョブデータの書込みや消去を実行するように構成されている。
また、上記ジョブ制御手段201は、図1に示すように、領域分割手段としての機能を兼ね備えた書き込み領域管理手段203との間で書き込み領域情報をやり取りし、書き込み領域管理手段203は、ハードディスク(HDD)207の書き込み領域を管理するように構成されている。上記書き込み領域管理手段203には、ジョブ制御手段201からハードディスク(HDD)207に記憶すべきジョブの1ページ単位のデータサイズに関する情報が入力されるようになっている。
さらに、上記ジョブ制御手段201は、消去領域管理手段204との間で消去領域情報をやり取りし、消去領域管理手段204は、ハードディスク(HDD)207の消去領域を管理するように構成されている。また、この消去領域管理手段204は、書き込み領域管理手段203との間で、書き込み領域情報と消去領域情報とを互いにやり取りし、書き込み領域や消去領域を管理するように構成されている。さらに、上記消去領域管理手段204には、書き込み領域管理手段203から画像データのサイズに関する情報が入力されるようになっている。
なお、図1において、ハードディスク(HDD)207は、別の符号が付されているが、図4のハードディスク(HDD)109と同じものである。
この実施の形態では、ハードディスク(HDD)207の記憶領域が、連続した領域からなる所定の固定サイズの第一固定領域としてのブロックに予め分割されている。また、上記書き込み領域管理手段203は、ハードディスク(HDD)207の記憶領域に書き込みを行う画像データのサイズに応じて、第一の固定領域としてのブロックを連続した領域からなる少なくとも1つ以上の所定固定サイズの第二固定領域としてのサブブロックに更に分割する領域分割手段としての機能を兼ね備えるように構成されている。
図5は上記ハードディスク制御手段206によって制御されるハードディスク207を示す構成図である。
このハードディスク(HDD)207には、図5に示すように、複数枚(図示例では、2枚)の円盤状の磁気ディスク302が、所定の速度で回転駆動されるように、軸方向に沿って所定の距離を隔てて配置されている。また、上記2枚の磁気ディスク302の表裏両面には、データの読み書きを行う磁気ヘッド301が、磁気ディスク302の略半径方向に沿って円弧状に移動可能に配置されている。さらに、上記磁気ディスク302の表面には、半径方向に沿って同心円状に複数に分割されたトラック305が設けられているとともに、当該トラック305は、円周方向に沿って複数のセクタ304に分割されている。また、上記2枚の磁気ディスク302は、上下に対応する領域が、1つのシリンダ303を形成するように構成されている。
また、上記ハードディスク(HDD)207の記憶領域を管理する領域管理方法としては、CHS方式とLBA方式とが存在している。CHS方式は、Cylinder,Head,Sectorのパラメータによって記憶すべきデータの位置を決定する方式である。また、LBA方式は、Logical,Block,Addressing方式(論理ブロックアドレス方式)と呼ばれ、すべてのセクタに番号をつけた論理セクタを用いて、記憶すべきデータの位置を決定する方式である。なお、この実施の形態では、LBA方式を採用している。
ところで、この実施の形態では、図6に示すように、ハードディスク(HDD)207の記憶領域400が、連続した領域からなる所定の固定サイズの第一固定領域としてのブロック401に予め分割されている。上記ブロック401のサイズは、連続的な記憶領域に書き込むことが必要とされる画像データのうち、ハードディスク(HDD)207に記憶させる可能性のある最大の画像データサイズ以上に設定されている。この最大の画像データサイズは、例えば、デジタル複合機(図示例ではモノクロであるが、フルカラーでも良い。)で出力可能な画像として、最大サイズ(例えば、A3サイズ)であって、かつ画像データ量が最も大きいフルカラー画像(32bit、600dpi)のデータサイズ (約280MB)に設定されている。このブロック401毎に分割を行う領域は、連続した最小記憶単位(例えば、セクタ)で構成されている。ここでいう「 連続」 とは、物理的に記憶領域が連続していることは勿論のこと、もしくは最小記憶単位に予め付された論理アドレスが互いに連続した領域として関連付けられている場合も含むものである。本実施の形態では、ハードディスク(HDD)207の記憶領域を論理アドレスを用いて管理するように構成されており、ここでは、論理アドレスを単にアドレスと称する。
さらに、この実施の形態では、領域分割手段としての書き込み領域管理手段203によって、ハードディスク(HDD)207の記憶領域に書き込みを行う画像データのサイズに応じて、単一のブロック401を連続した領域からなる少なくとも1つ以上の所定固定サイズの第二固定領域としてのサブブロック402に分割するように構成されている。このサブブロック402のサイズは、ハードディスク(HDD)207に実際に書き込みを行うジョブの1ページ当たりの画像データサイズに基づいて設定されている。上記サブブロック401のサイズは、図6に示すように、ハードディスク(HDD)207に実際に書き込みを行うジョブの1ページ当たりの画像データサイズ、例えば、A4サイズフルカラーの32bit、600dpiのデータを、1/8固定長圧縮して記憶する場合のデータサイズに設定されている。このときのサブブロック402のデータサイズは、ブロックサイズ401の1/16に相当し、結果的に1つのブロックは、16個のサブブロック402に分割されることになる。
また、図6において、番号nのブロックは、例えば、サブブロック402のサイズを、A4サイズの8bitモノクロページのデータを圧縮せずに記憶する場合のデータサイズに設定した場合を示している。このときのサブブロック402のデータサイズは、ブロックサイズの1/8に相当し、結果的に1つのブロック401は、8個のサブブロック402に分割されることになる。このように、ブロック401は、ブロック単位で異なったサブブロック402に分割可能となっている。
上記ブロック401は、図7に示すようなブロック管理テーブルによって管理される。このブロック管理テーブルは、書き込み領域管理手段203によって作成され、分割済みのブロック401には、それぞれ順番に連続した数字等からなるブロック番号が付されている。また、上記ブロック管理テーブルには、各ブロック毎に「ADR−B1」、「ADR−B2」・・・「ADR−Bn」というように、当該ブロック401の「開始アドレスと、そのブロックが使用済みか否かを示す情報が保持されている。さらに、上記ブロック管理テーブルには、ブロック401が使用されている場合は、当該ブロック401をさらにサブブロック402に分割したときの分割サイズと、未使用のサブブロック401が存在しているか否かを示す情報が保持されている。
上記ブロック管理テーブルでは、図7に示すように、ブロック2は使用済みであり、空きのサブブロック402が存在するとともに、サブブロック402の分割サイズが17.5MBであり、しかも当該ブロック2の開始アドレスが「ADR−B2」であることを示している。
また、上記ブロック管理テーブルでは、図7に示すように、ブロックnはブロック2と同様に使用済みであり、空きのサブブロック402が存在するとともに、サブブロック402の分割サイズが35MBであり、しかも当該ブロック2の開始アドレスが「ADR−Bn」であることを示している。
図8はサブブロックの管理テーブルを示すものである。
このサブブロックの管理テーブルは、図8に示すように、領域分割手段としての書き込み領域管理手段203によってブロック401が更に分割され、サブブロック402を生成するときに自動的に生成される。このサブブロックの管理テーブルには、分割元となったブロック401の番号と、分割されたサブブロック402毎にオフセット(開始アドレス)と使用済みか否かを示す情報と、当該サブブロック402が使用済みの場合にはその使用済みサイズの情報が保持されている。また、このサブブロック管理テーブルは、サブブロック402のすべてが使用済みフラグがクリアされた(「0」となった)とき、つまり、すべてのサブブロック402内のデータが消去されたときに削除され、未使用のサブブロック402として開放されるようになっている。
なお、図9はジョブ管理手段201がジョブを管理するために使用するジョブ管理テーブルを示したものである。
以上の構成において、この実施の形態に係る画像処理装置では、次のようにして、フラグメンテーションの発生を抑えることができるとともに、ページ単位での連続領域の割り当てを可能にしつつ、効率の良いハードディスク(HDD)等の記憶装置の使用を可能となっている。
すなわち、この実施の形態に係る画像処理装置では、図6に示すように、ハードディスク(HDD)207の記憶領域が、複数のブロック401に予め分割されており、当該ハードディスク(HDD)207の記憶領域を分割するデータサイズは、ジョブ管理手段201等によって適宜設定される。
上記画像処理装置では、デジタル複合機において原稿2の画像が読み込まれ、図1に示すように、画像データがジョブとしてジョブ管理手段201に送られる。
すると、画像処理装置では、図10に示すように、まず、ジョブ管理手段201がジョブを受け付けると、当該ジョブで使用する1ページ当たりの最大データサイズを算出し、その最大データサイズと同等か、またはそれ以上であって近い値のサイズにて分割されたサブブロック402の空き領域が存在するか否かを、図7に示すようなブロック管理テーブルを参照して検索する(ステップ101)。そして、上記ジョブ管理手段201は、対応するサブブロック402があった場合には、当該サブブロック402を獲得する(ステップ103)。
また、上記ジョブ管理手段201は、対応するサブブロック402がなかった場合には、図7に示すブロック管理テーブルを参照して、未使用のブロック401を獲得し、当該ブロック401を書き込み領域管理手段203によってデータサイズに応じたサブブロック401に分割する処理を行うとともに、図8に示すように、サブブロック402の管理テーブルを生成し、図7に示すブロック管理テーブルを更新した後(ステップ802)、サブブロック401を獲得する。
上記ジョブ管理手段201は、サブブロック402の獲得が完了すると、ハードディスク(HDD)207に書き込むデータサイズに応じて、図7及び図8に示すように、ジョブ管理テーブル及びサブブロック管理テーブルを更新する。その後、上記ハードディスク(HDD)207のサブブロック402に1ページ単位で画像データを書き込んでいく (ステップ105)。また、ジョブ管理手段201は、1ページ分の画像データの書き込みが完了した後、更に書き込みを行うページが存在するか否かを判別し(ステップ106)、更に書き込みを行うページが存在しなければ、処理を終了する。
また、上記ジョブ管理手段201は、書き込みを行うページが存在すると判別した場合には、今回獲得したサブブロック402に空き領域があるか否かを判別する(ステップ107)。そして、今回獲得したサブブロック402に空き領域がある場合には、続けて同一のサブブロック402に次ページの画像データの書き込みを行うように、ステップ104に戻って処理を継続する。一方、今回獲得したサブブロック402に空き領域がなかった場合には、ステップ101に戻り、処理を継続する。
上記画像処理装置では、ハードディスク(HDD)207に画像データが書き込まれると、当該ハードディスク(HDD)207に書き込まれた画像データに基づいて、プリント処理が実行される。その後、上記ハードディスク(HDD)207に書き込まれた画像データは、所定のタイミングで消去される。
図11はデータ消去時の動作を示すフローチャートである。
ジョブ管理手段201は、画像データの削除指示を受け付けると(ステップ201)、該当するサブブロック402のデータすべてを削除するのか、一部のみのデータの削除かを判別する(ステップ202)。一部のみのデータであれば、該当するデータのみをジョブ管理テーブルから削除して(ステップ206)、処理を終了する。
また、サブブロック402のすべてのデータの削除である場合には、まず、サブブロック管理テーブルの使用済みフラグと使用済みサイズをクリアする(ステップ203)。その後、サブブロック管理テーブルにおけるすべてのサブブロックが未使用であるかを判別する(ステップ202)。そして、使用中のサブブロック402が存在していれば、処理を終了する。また、すべてのサブブロックが未使用であれば、該当するブロック401の使用フラグと分割サイズをクリアし、またサブブロック管理テーブルを削除して(ステップ205)、処理を終了する。
このように、上記実施の形態では、これらの処理を行うことによって、ブロック401を書き込むデータサイズに応じて、動的にサブブロック402に分割を行い、ページ単位に画像データを書きこんでいくため、ハードディスク(HDD)207の記憶領域を無駄に消費することがなく、書き込みを行うことができる。また、ページ単位で連続した領域が必ず保証されるため、フラグメンテーションが発生するのを防止することができる。また、画像データを圧縮することによって、1つのサブブロック402に複数ページの画像データを書き込むことができる場合、同一のジョブであれば、同じサブブロック402に書き込むことが可能となり、サブブロック402の記憶領域を有効に利用することができるとともに、ジョブ毎の管理も容易となる。なお、サブブロック402の残りの領域が少なく、次のページのデータを同じサブブロック402に書き込むことができない場合は、新たなサブブロック402を獲得することによって、少なくともページ単位での記憶領域の連続性は保証することができる。
図12(A)(B)(C)は上記実施の形態1において、ハードディスク(HDD)207の管理状態を更に具体的に示した模式図である。
図12に示した具体例は、ブロック401の分割数は「4」となっており、例えば、1つのブロック401がA3サイズ、32bitフルカラーのサイズとなっている場合であって、サブブロック402がA3サイズ、8bitのモノクロのサイズに設定されている場合の組み合わせや、ブロック401がA3サイズ、32bitフルカラーのサイズトなっている場合であって、サブブロック402がA4サイズ、32bitのフルカラーのサイズでかつ1/2固定長圧縮されている場合の組み合わせなどを示したものである。
この場合には、サブブロック402のサイズと1ページ当たりの画像データのサイズが互いに一致しており、1つのサブブロック402に1ページ分の画像データが書き込まれていくことになる。
図12(A)は、それぞれのサブブロック402にジョブ1(J1−1〜J1−3)から)ジョブ4(J4−1〜J4−4)までの画像データが書き込まれた状態を示したものである。ここでJ1−1とはジョブ1の1ページであることを示す。この状態からジョブ1及びジョブ3の画像データを削除し、空いた領域に同一サイズのジョブ5のデータを書き込んだ状態を示したものが、図12の(B)である。
ここで、図12(A)において、ジョブ3のJ3−3が記憶されていたブロック2の4番目のサブブロック402は、ブロック2に対応したサブブロック管理テーブルの使用フラグがクリアされ、使用可能な領域として開放される。
この場合のブロック及びサブブロック管理テーブルを示したものが図13である。
その後、ブロック3に記憶されていたジョブ4が削除されると、まず、図14に示すように、ブロック3に対応したサブブロック管理テーブルの4つのサブブロックの使用フラグがクリアされる。このとき、サブブロックすべての使用フラグがクリアされたため、ブロック3については、対応するブロック管理テーブルの使用フラグがクリアされ、再度サブブロックに分割可能なブロックとして開放される。また、ブロック4が開放されると同時に、ブロック3に対応したサブブロックの管理テーブルは、削除される。
また、図15はハードディスク(HDD)207に可変長圧縮したデータを記憶させた状態を示す模式図である。
図15に示した具体例は、サブブロック402をA4サイズ、32bitフルカラーの可変長圧縮で圧縮した場合のデータサイズを用いて分割した場合を示したものである。このとき、可変長圧縮を使用しているため、最悪の圧縮率を考慮して、分割サイズをA3サイズ(140MB)と同等としているため、ブロックは2分割となっている。
この場合には、まず、図16に示すように、ブロック管理テーブルを参照して、すでに同一サイズでサブブロック402に分割され、かつ未使用のサブブロック402があるか否かが判別される。ここでは、ブロック1がすでに同一サイズに分割済みで、かつ空きサブブロック402があるので、図16(B)(C)に示すように、ブロック1の管理テーブルを参照し、サブブロック1を獲得する。このとき、ブロック管理テーブルとサブブロック管理テーブルは、図16(B)(C)に示すように更新される。
その後、ジョブ2の1ページ目から順番に書き込みデータサイズと、サブブロック402の空き容量を比較し、データが書き込めるならば書き込みを行っていく。また、そのとき、ブロック管理テーブルとサブブロック管理テーブルの使用済みサイズが更新される。
図16(D)は、図15に示すように、ジョブ2の5ページ目まで書き込みが終了した状態を示している。このとき、図16(D)を参照すると、サブブロック1の使用済み領域が120MBであることから、残りの使用可能領域が20MBであることがわかり、次のジョブ2の6ページ目のデータが30MBであった場合には、当該データのすべてのデータをサブブロック1の残りの使用可能領域に記憶させることができない。そのため、図15に示すように、新規のブロック2を新たに獲得した後、2つのサブブロックに分割し、サブブロック1に対して残りの6ページ目、7ページ目のデータを書きこんで処理を終了することになる。このときのジョブ管理テーブル、ブロック管理テーブル、サブブロック管理テーブルを示したものが図17である。
なお、可変長圧縮であっても、最悪圧縮率は考慮せず、目的圧縮率でサブブロックを分割するように構成しても良い。また、目標圧縮率が悪いページが存在した場合には、そのときに再度最適な領域を新たに獲得するように構成すればよい。
図1はこの発明の実施の形態1に係る画像処理装置の機能を示すブロック図である。 図2はこの発明の実施の形態1に係る画像処理装置を適用したデジタル複合機を示す構成図である。 図3はこの発明の実施の形態1に係る画像処理装置を適用したデジタル複合機の画像形成部を示す構成図である。 図4はこの発明の実施の形態1に係る画像処理装置を適用したデジタル複合機の制御回路を示すブロックである。 図5はハードディスクを示す構成図である。 図6はハードディスクの領域構成を示す概念図である。 図7はブロック管理テーブルを示す図表である。 図8はサブブロック管理テーブルを示す図表である。 図9はジョブ管理テーブルを示す図表である。 図10はこの発明の実施の形態1に係る画像処理装置の動作を示すフローチャートである。 図11はこの発明の実施の形態1に係る画像処理装置の動作を示すフローチャートである。 図12はブロックを分割した状態を示す説明図である。 図13は管理テーブルを示す図表である。 図14は管理テーブルを示す図表である。 図15は第二固定領域に対して書き込みを行った例を示す説明図である。 図16は管理テーブルを示す図表である。 図17は管理テーブルを示す図表である。 図18は従来技術を示す説明図である。 図19は従来技術を示す説明図である。 図20は従来技術を示す説明図である。 図21は従来技術を示す説明図である。
符号の説明
201:ジョブ制御手段、203:書き込み領域管理手段、204:消去領域管理手段、206:ハードディスク(HDD)制御手段、207:ハードディスク(HDD)。

Claims (8)

  1. 画像データを入力する画像入力手段と、前記画像入力手段によって入力された画像データを記憶する不揮発性記憶手段と、前記不揮発性記憶手段から画像データを読み出して出力する画像出力手段と、前記不揮発性記憶手段に対する画像データの書き込み及び読み出しを制御する制御手段とを備えた画像処理装置において、前記不揮発性記憶手段の記憶領域は、連続した領域からなる所定の固定サイズの第一固定領域に予め分割されているとともに、前記不揮発性記憶手段の記憶領域に書き込みを行う画像データのサイズに応じて、前記第一の固定領域を連続した領域からなる少なくとも1つ以上の所定固定サイズの第二固定領域に更に分割する領域分割手段を備えたことを特徴とする画像処理装置。
  2. 前記第一固定領域のサイズは、連続的な記憶領域に書き込むことが必要とされる画像データのうち、前記不揮発性記憶手段に記憶させる可能性のある最大の画像データサイズ以上に設定されていることを特徴とする請求項1に記載の画像処理装置。
  3. 前記第二固定領域のサイズは、前記不揮発性記憶手段に実際に書き込みを行うジョブの1ページ当たりの画像データサイズに設定されることを特徴とする請求項1 又は2に記載の画像処理装置。
  4. 前記領域分割手段は、画像データの書き込みを行う際に、当該書き込まれる画像データのサイズに適した分割済みの第二固定領域があるか否かを判別し、当該書き込まれる画像データのサイズに適した分割済みの第二固定領域がないときには、新たに前記第一固定領域を分割することを特徴とする請求項1 乃至3のいずれかに記載の画像処理装置。
  5. 前記領域分割手段によって既に分割済みの第二固定領域に対して、同一ジョブの複数ページの画像データが書き込み可能な場合には、当該画像データを第二固定領域の先頭からページ単位で書き込んでいき、前記第二固定領域の境界を超える画像データが発生した場合は、前記固定領域には書き込まず、該当ページの画像データを、他の第二固定領域の先頭から書き込むことを請求項1 乃至4のいずれかに記載の画像処理装置。
  6. 1つの第二固定領域には、異なるジョブの画像データが書き込まれるのを禁止することを特徴とする請求項1 乃至5のいずれかに記載の画像処理装置。
  7. 前記第二固定領域に書き込まれたすべてのデータが削除された場合、当該第二固定領域は、新たに利用可能な未使用の第二固定領域として開放されることを特徴とする請求項1 乃至6のいずれかに記載の画像処理装置。
  8. 前記第一固定領域内のすべての第二固定領域が未使用状態になった場合、当該第一固定領域は、新たに利用可能な未使用の第一固定領域として開放されることを特徴とする請求項1 乃至7のいずれかに記載の画像処理装置。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2008162169A (ja) * 2006-12-28 2008-07-17 Fuji Xerox Co Ltd 印刷装置
JP2011077903A (ja) * 2009-09-30 2011-04-14 Kyocera Mita Corp 画像形成装置、パケット送受信装置及びパケット送受信方法

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