JP2005259449A - フラットケーブル及びフラットケーブルを備えた電子機器 - Google Patents

フラットケーブル及びフラットケーブルを備えた電子機器 Download PDF

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Abstract

【課題】 電子機器に備えられた各種部品同士を接続するフラットケーブルの接続端部の接続部やフラットケーブル本体に外圧が加わったとしても破損、損傷を回避することが可能なフラットケーブル及びフラットケーブルを備えた電子機器を提供する。
【解決手段】 導体で形成された複数の芯線23を並設させ、これら芯線23を絶縁樹脂層24により被覆されている。そして、フラットケーブル20の両端から芯線23を露出させた接続端部22を有するフラットケーブル20の接続端部22,22間に、複数の折り曲げられた屈曲部21,21を形成する。これにより、フラットケーブル20を円弧状に撓ませた状態で固定した際、フラットケーブル20に外部から圧力が加えられても、複数の屈曲部21,21をフラットケーブル20に形成していることで、フラットケーブル20を円弧状に撓ませた際に、弾力性を有しているので、フラットケーブル20やフラットケーブル20の接続端部22などの接続部が損傷することを防止する。
【選択図】 図2

Description

本発明は、複数の回路基板などの部品を接続するフラットケーブルを備えた電子機器であり、詳しくは、フラットケーブルに折り曲げられた屈曲部を形成することにより、フラットケーブルやこのフラットケーブルと部品との接続部などの破損や損傷を防止することが可能なフラットケーブル及びフラットケーブルを備えた電子機器に関する。
従来から、記録媒体などの記録、再生、音声受信、その他の各種複合機能を有する電子機器においては、その電子機器内に複数の回路基板などの部品を備えており、これらの回路基板同士や、その他の部品若しくは装置を接続するために省スペースを有効的に活用したフラットケーブルが用いられている。例えば、図12及び図13に示すような従来技術においては、複数の回路基板112,112を電子機器101内に備えており、これらの回路基板112,112間にノイズなどの干渉を防止するために高さの高いシールド用の間仕切板115が形成され、この間仕切板115を跨ぐようにしてフラットケーブル120が、電子機器101の天板104と間仕切板115とのごく僅かな隙間を利用して、コネクタ113,113を介して回路基板112,112同士に接続されている。
また、特許文献1には、従来の技術の欄に電子機器に用いられるフラットケーブルに予め折り目加工を施したものが開示されている。
特開平5−291761号公報
しかし、図12及び図13に示すような背景技術においては、湾曲され両端部をコネクタ113,113に固定されたフラットケーブル120に対して、上方に開口部103を有する筐体102に天板104を取り付けた状態においては、フラットケーブルの上方などから天板104の取り付けに伴い、フラットケーブル120に外的圧力が加えられたりすると、回路基板112、112などの部品とフラットケーブル120の接続されているコネクタ113,113などの接続部やフラットケーブル120本体に圧力がかかり、フラットケーブル120やその端部の接続部などが外的要因による負荷により破損や外れてしまうといった問題を有していた。
そこで、本発明は、上記問題点を解決するものであり、電子機器に備えられた各種部品同士を接続するフラットケーブルの接続端部の接続部やフラットケーブル本体に外圧が加わったとしても破損、損傷を回避することが可能なフラットケーブル及びフラットケーブルを備えた電子機器を提供することをその目的とする。
本発明の請求項1のフラットケーブルは、導体で形成された複数の芯線を並設させ、これら芯線を絶縁樹脂層により被覆したフラットケーブルの両端から芯線を露出させた接続端部を有するフラットケーブルにおいて、これら接続端部間に複数の折り曲げられた屈曲部を形成したことを特徴とする。
請求項1の構成により、フラットケーブルの屈曲部近傍が伸縮可能となるので、フラットケーブルを円弧状に撓ませ接続端部を取り付けフラットケーブルに弾力性を持たせた状態において、フラットケーブルに外部から圧力(負荷)が加えられた際、複数の屈曲部をフラットケーブルに形成していることで、フラットケーブルが伸縮され外部からの圧力を柔らげて緩和する。これにより、フラットケーブル、特に、取り付けられているフラットケーブルの接続端部が損傷することを防止することができる。
本発明の請求項2のフラットケーブルは、前記請求項1記載のフラットケーブルにおいて、前記フラットケーブルに、前記芯線の軸線方向と交差する方向に前記芯線を折り曲げて前記屈曲部を形成したことを特徴とする。
請求項2の構成により、芯線の軸線方向と同方向に屈曲部を形成するのではなく、交差する方向に屈曲部を有するので、芯線の形態保持力により、折り曲げられたフラットケーブルを、所望の形態に折り曲げた状態で保持することができる。また、フラットケーブルを円弧状に撓ませた状態で接続端部を固定した際、フラットケーブルに複数の屈曲部を形成することから弾力性を有するので、フラットケーブルやフラットケーブルの接続端部が破損することを回避することができる。
本発明の請求項3のフラットケーブルは、前記請求項2記載のフラットケーブルにおいて、前記屈曲部は、前記フラットケーブルに前記芯線の軸線方向と直交する方向に前記芯線を折り曲げて形成されていることを特徴とする。
請求項3の構成により、芯線の軸線方向と同方向に屈曲部を形成するのではなく、直交する方向に屈曲部を有するので、芯線の形態保持力により、折り曲げられたフラットケーブルを、所望の形態に折り曲げた状態で保持することができる。また、フラットケーブルを円弧状に撓ませた状態で接続端部を固定した際、フラットケーブルに複数の屈曲部を形成することから弾力性を有するので、フラットケーブルやフラットケーブルの接続端部が破損することを回避することができる。
本発明の請求項4のフラットケーブルを備えた電子機器は、導体で形成された複数の芯線を並設させ、これら芯線を絶縁樹脂層により被覆したフラットケーブルの両端から芯線を露出させた接続端部を有するフラットケーブルを備えた電子機器において、このフラットケーブルの接続端部間に、複数の折り曲げられた屈曲部を形成し、前記接続端部の両端を前記電子機器内に設けられた各種電子部品へ接続した際、接続された前記接続端部の位置より高い高さの立設部材を前記フラットケーブルを円弧状に撓ませて跨いで取り付けたことを特徴とする。
請求項4の構成により、接続端部間に複数の折り曲げられた屈曲部を形成したことにより、フラットケーブルの屈曲部近傍が伸縮可能となるので、フラットケーブルを円弧状に撓ませ、接続端部を各種電子部品などに接続してフラットケーブルに弾力性を持たせた状態において、フラットケーブルに外部から圧力(負荷)が加えられた際、複数の屈曲部をフラットケーブルに形成していることで、フラットケーブルが伸縮され外部からの圧力を柔らげて緩和する。これにより、フラットケーブル、特に、取り付けられているフラットケーブルの接続端部などが破損や外れて壊れることを防止することができる。さらに、フラットケーブルを円弧状に撓ませて、接続端部の取り付け位置より高い高さの立設部材を容易に跨いでフラットケーブルの接続端部を接続できるから、接続端部間に高さの高い立設部材が備えられていても複雑な配線処理を行わずに、単にフラットケーブルを円弧状に撓ませて容易に接続作業が行えるので、作業性に優れたフラットケーブルを備えた電子機器を提供することができる。
本発明の請求項1のフラットケーブルによれば、導体で形成された複数の芯線を並設させ、これら芯線を絶縁樹脂層により被覆したフラットケーブルの両端から芯線を露出させた接続端部を有するフラットケーブルにおいて、これら接続端部間に複数の折り曲げられた屈曲部を形成したものであり、フラットケーブルに外部から圧力(負荷)が加えられた際、複数の屈曲部をフラットケーブルに形成していることで、フラットケーブルが伸縮され外部からの圧力を柔らげて緩和し、フラットケーブル、特に、取り付けられているフラットケーブルの接続端部が損傷することを防止することができる。
本発明の請求項2のフラットケーブルは、前記請求項1記載のフラットケーブルにおいて、前記フラットケーブルに、前記芯線の軸線方向と交差する方向に前記芯線を折り曲げて前記屈曲部を形成したものであるから、芯線を折り曲げてこの芯線の形態保持力により、フラットケーブルを所望の形態に折り曲げた状態で保持することができる。
本発明の請求項3のフラットケーブルは、前記請求項2記載のフラットケーブルにおいて、前記屈曲部は、前記フラットケーブルに前記芯線の軸線方向と直交する方向に前記芯線を折り曲げて形成したから、芯線の形態保持力により、フラットケーブルを所望の形態に折り曲げた状態で保持することができる。
本発明の請求項4のフラットケーブルを備えた電子機器によれば、導体で形成された複数の芯線を並設させ、これら芯線を絶縁樹脂層により被覆したフラットケーブルの両端から芯線を露出させた接続端部を有するフラットケーブルを備えた電子機器において、このフラットケーブルの接続端部間に、複数の折り曲げられた屈曲部を形成し、前記接続端部の両端を前記電子機器内に設けられた各種電子部品へ接続した際、接続された前記接続端部の位置より高い高さの立設部材を前記フラットケーブルを円弧状に撓ませて跨いで取り付けたから、接続端部の取り付け位置より高い高さの立設部材を容易に跨いでフラットケーブルの接続端部をすることが接続できる。これにより、接続端部間に高さの高い立設部材が備えられていても複雑な配線処理を行わずに容易に接続作業が行える作業性に優れたフラットケーブルを備えた電子機器を提供することができる。さらに、フラットケーブルを円弧状に撓ませて各種電子部品に接続端部を取り付けた状態で、フラットケーブルに外部から圧力(負荷)が加えられても、複数の屈曲部をフラットケーブルに形成していることで、フラットケーブルが伸縮され外部からの圧力を柔らげて緩和する。これにより、フラットケーブル、特に、取り付けられているフラットケーブルの接続端部などが各種電子部品から外れたり、破損することを防止することができるので、故障を回避可能なフラットケーブルを備えた電子機器を提供することができる。
以下、図1〜図11を参照しながら、本発明を実施するための最良の形態としての実施例を以下に説明する。もちろん、本発明は、その発明の趣旨に反しない範囲で、実施例において説明した以外の構成のものに対しても容易に適用可能なことは説明を要するまでもない。
図1は本発明の電子機器の天板を取り外した状態を示した概略平面図、図2は電子機器の断面図、図3は、フラットケーブルが間仕切板を跨いだ状態を示す要部拡大断面を示している。これらの図において、1は音声や映像などを出力可能な各種機能を有する記録再生装置などの電子機器である。この電子機器1は、断面コ字型の上部に開口部3を有する筐体2とこの筐体2の開口部3を閉じるための天板4によって箱型に形成される。電子機器1の内部には、記録再生ユニット10などが筐体2に固定されていて、電子部品11などが実装されている各種電子部品としての回路基板12なども筐体2に固定されている。なお、本実施例においては、電子機器1内に2つの回路基板12,12が設けられており、これらにコネクタ13,13が固定された状態で、このコネクタ13内に設けられたコネクタ端子14にフラットケーブル20の接続端部22が接続されている。つまり、接続端部22は、コネクタ13を介して回路基板12に接続され固定されているものである。また、回路基板12,12間には、高さの高い間仕切板15などの立設した立設部材が設けられている。なお、本実施例においては、高さの高い立設部材として間仕切板15を一例として挙げているが、図11に示す他の実施例のように、間仕切板15に代えて、チューナー15A、トランス、フライバックトランスなどの比較的高さの高い部品などであればよいもので、特にその種類を限定するものではなく、図3に示すように、フラットケーブル20の接続端部22が固定されている状態において、立設部材は、この固定位置より高さが高いものである。
また、フラットケーブル20は、前述したような高さhの高い立設部材たる間仕切板15を跨いで回路基板12,12同士などを接続する際に、フラットケーブル20に複数の折れ曲がった屈曲部21,21を形成することで、筐体2への天板4の取り付けに伴い、フラットケーブル20やこのフラットケーブル20の接続端部22,22である接続部に圧力が加えられた際に、この圧力を緩和するものである。なお、フラットケーブル20に屈曲部22を2又は2以上、つまり複数形成することで、天板4などの取り付けに伴って、フラットケーブル20に対して外部から圧力が加わった際に、フラットケーブル20に屈曲部22,22を形成することで、容易に撓んで外圧を緩和できるようになっていて、フラットケーブル20やフラットケーブル20の接続端部22が損傷することを防止することができるようになっている。
次に、前記フラットケーブル20について図6及び図7を参照しながらさらに詳述する。このフラットケーブル20は、導体で形成された複数の形態保持力を有する芯線23が並設され、これら芯線23が絶縁樹脂層24により被覆されている。そして、フラットケーブル20の両端には、前述したように芯線23を露出させた接続端部22を有し、フラットケーブル20の接続端部22,22間には、複数の屈曲部21,21が形成されている。なお、本実施例におけるフラットケーブル20においては、2つの屈曲部21,21が形成され乙型に折り曲げられており、これらの屈曲部21,21は、交互に繰り返し夫々の屈曲部21,21が平行となるように折り曲げられて形成されている。なお、本実施例におけるフラットケーブル20の一例では、屈曲部21は、フラットケーブルに2箇所の屈曲部21,21が形成されているが、屈曲部21の数は、特に2箇所に限定するものではなく、3箇所、4箇所、5箇所、それ以上など複数の屈曲部21を、フラットケーブル20の長さ、固さ、線処理可能なスペースなでに応じてその数を適宜変更することが可能である。
ところで、このフラットケーブル20の芯線23の軸線方向の端部の一方を水平に保持した場合、図8に示すように、全長Lに対し、全長の50%以上の長さが垂れない固さのもの(全長L×50%以下)については、2箇所の屈曲部21,21を形成する。また、屈曲部を2箇所という少ない数を形成することで、フラットケーブル20に屈曲部21,21を形成する作業が容易かつ短時間でできるから、生産性を向上させることができる。また、フラットケーブル20の接続端部22,22をコネクタ13を介して回路基板12に接続して固定した際には、図2に示すように、フラットケーブル20が円弧状に上方に膨らむように取り付けられる。また、フラットケーブル20の2箇所の屈曲部21,21の位置は、図9及び図10に示すように、フラットケーブルに屈曲部21,21を形成せずに回路基板12に接続して固定した状態においては、フラットケーブ20の長さL、間仕切板の高さhとすると、フラットケーブル20の一方の端部から1/4×h〜3/4×h以内の値の位置に一方の屈曲部21を形成し、この屈曲部21から、さらにフラットケーブル20の中心に向かってi〜2×i以内の値の位置に他方の屈曲部21を形成する。なお、iとは、間仕切板の上部に突出する余分な長さであり、極力、余分な長さiを減らすために、iを基準に屈曲部21を折り曲げる。また、このような位置に屈曲部21,21を形成することで、屈曲部21,21がフラットケーブル20の接続端部22の近傍であると共に天板4から離間して配置され、屈曲部21,21が天板4に接触しないようになっている。
以上のように、上記構成によれば、フラットケーブル20は、導体で形成された複数の芯線23を並設させ、これら芯線23を絶縁樹脂層24により被覆したフラットケーブル20の両端から芯線23を露出させた接続端部22,22を有するフラットケーブル20において、これら接続端部22,22間に複数の折り曲げられた屈曲部21,21を形成したものであり、フラットケーブル20の屈曲部21,21近傍が伸縮可能となるので、フラットケーブル20を円弧状に撓ませて接続端部22,22を取り付けフラットケーブル20に弾力性を持たせた状態において、フラットケーブル20に対して、間仕切板15などの取り付けに伴い外部から圧力(負荷)が加えられた際、複数の屈曲部21,21をフラットケーブル20に形成していることで、フラットケーブル20が伸縮され、外部からの圧力を柔らげて緩和する。これにより、フラットケーブル20、特に、取り付けられているフラットケーブル20の接続端部22,22が損傷することを防止することができる。さらに、フラットケーブル20に、芯線23の軸線方向と交差又は直交する方向に芯線23を折り曲げて屈曲部21,21を形成したので、芯線23の軸線方向と同方向に屈曲部を形成するのではなく、交差又は直交する方向に屈曲部21,21を有するので、芯線23の形態保持力により、折り曲げられたフラットケーブル20を、所望の形態に折り曲げた状態で保持することができる。また、フラットケーブル20を円弧状に撓ませた状態で接続端部22,22を固定した際、フラットケーブル20に複数の屈曲部21,21を形成することから弾力性を有するので、フラットケーブル20やフラットケーブル20の接続端部22,22が破損することを回避することができる。
また、フラットケーブル20を備えた電子機器1は、導体で形成された複数の芯線23を並設させ、これら芯線23を絶縁樹脂層24により被覆したフラットケーブル20の両端から芯線23を露出させた接続端部22,22を有するフラットケーブル20を備えた電子機器1において、このフラットケーブル20の接続端部22,22間に、複数の折り曲げられた屈曲部21,21を形成し、接続端部22,22の両端を電子機器1内に設けられた各種電子部品としての回路基板12へ接続した際、接続された接続端部22,22の位置より高い高さhの立設部材15をフラットケーブル20を円弧状に撓ませて跨いで取り付けたものであり、接続端部22,22間に複数の折り曲げられた屈曲部21,21を形成したことにより、フラットケーブル20の屈曲部21,21近傍が伸縮可能となるので、フラットケーブル20を円弧状に撓ませ、接続端部22,22を回路基板12などの各種電子部品などに接続してフラットケーブル20に弾力性を持たせた状態において、フラットケーブル20に外部から圧力(負荷)が加えられた際、複数の屈曲部21,21をフラットケーブル20に形成していることで、フラットケーブル20が伸縮され外部からの圧力を柔らげて緩和する。これにより、フラットケーブル20、特に、取り付けられているフラットケーブル20の接続端部22,22などが破損や外れて壊れることを防止することができる。これにより、故障を回避可能なフラットケーブル20を備えた電子機器1を提供することができる。さらに、フラットケーブル20を円弧状に撓ませて、接続端部22,22の取り付け位置より高い高さhの立設部材15を容易に跨いでフラットケーブル20の接続端部22,22を接続できるから、接続端部22,22間に高さhの高い立設部材15が備えられていても複雑な配線処理を行わずに、単にフラットケーブル20を円弧状に撓ませて容易に接続作業が行えるので、作業性に優れたフラットケーブル20を備えた電子機器1を提供することができる。
本発明の一実施例を示す電子機器の天板を取り外した状態を示した概略平面図である。 同上、電子機器を示す断面図である。 同上、フラットケーブルが間仕切板を跨いだ状態を示す要部拡大断面図である。 同上、コネクタにフラットケーブルを取り付ける状態を示す概略図である。 同上、コネクタにフラットケーブルを取り付ける状態を示す概略図である。 同上、フラットケーブルを示す斜視図である。 フラットケーブルの他の実施例を示す斜視図である。 同上、フラットケーブルの固さを示す説明図である。 同上、フラットケーブルに形成された屈曲部の位置関係を示す平面図である。 同上、フラットケーブルに屈曲部を形成せずに接続端部を取り付けた状態を示す説明図である。 フラットケーブルがフライバックトランスを跨いで固定されている状態を示す正面図である。 従来例のフラットケーブルが固定された状態を示す断面図である。 同上、筐体に天板を取り付け、フラットケーブルに外圧が加えられている状態を示す断面図である。
符号の説明
1 電子機器
15 間仕切板(立設部材)
20 フラットケーブル
21 屈曲部
22 接続端部
23 芯線
24 絶縁樹脂層

Claims (4)

  1. 導体で形成された複数の芯線を並設させ、これら芯線を絶縁樹脂層により被覆したフラットケーブルの両端から芯線を露出させた接続端部を有するフラットケーブルにおいて、これら接続端部間に複数の折り曲げられた屈曲部を形成したことを特徴とするフラットケーブル。
  2. 前記フラットケーブルに、前記芯線の軸線方向と交差する方向に前記芯線を折り曲げて前記屈曲部を形成したことを特徴とする請求項1記載のフラットケーブル。
  3. 前記屈曲部は、前記フラットケーブルに前記芯線の軸線方向と直交する方向に前記芯線を折り曲げて形成されていることを特徴とする請求項2記載のフラットケーブル。
  4. 導体で形成された複数の芯線を並設させ、これら芯線を絶縁樹脂層により被覆したフラットケーブルの両端から芯線を露出させた接続端部を有するフラットケーブルを備えた電子機器において、このフラットケーブルの接続端部間に、複数の折り曲げられた屈曲部を形成し、前記接続端部の両端を前記電子機器内に設けられた各種電子部品へ接続した際、接続された前記接続端部の位置より高い高さの立設部材を前記フラットケーブルを円弧状に撓ませて跨いで取り付けたことを特徴とするフラットケーブルを備えた電子機器。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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