JP2005259218A - ディスクカートリッジ - Google Patents

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Abstract

【課題】 シャッター部材の閉じ不良を防止するディスクカートリッジを得る。
【解決手段】 防塵リブ46の開口16側の上面角部に、開口16に沿って面取り部46Aを形成することで、インナーロータ20に変形が生じたとしても、インナーロータ20の開口74の縁部を防塵リブ46の面取り部46Aに当接させることで、インナーロータ20の開口74の縁部を面取り部46Aに沿ってガイドすることができる。これにより、インナーロータ20の開口74の縁部は、防塵リブ46を通過することができ、インナーロータ20の回転不良は防止される。従って、インナーロータ20と協働して下シェル26の開口16及びインナーロータ20の開口74を閉塞するシャッター部材18の閉じ不良を防止することができる。
【選択図】 図12

Description

本発明は、ドライブ装置に装填され、情報が記録再生されるディスクメディアが収納されたディスクカートリッジに関するものである。
光ディスクは、記録又は再生を行う際には、ドライブ装置に装填された状態で回転し、光学ピックアップに備えられたレンズによってレーザー光が記録面へ照射されることで、記録面の色素層分解によるピット形成や相変化、磁化等によって情報の記録がなされ、又はレーザー光の反射率や偏光角の相違に基づいて記録された情報の再生が行われるようになっている。
近年、この光ディスクは大容量、高記録密度、挟トラック化が求められており、従来の光ディスクでは問題にならない様な微小サイズの塵埃或いは微小量の塵埃であっても、大容量の光ディスクでは致命的な欠陥になることが想定される。
このため、ディスクカートリッジにおいても防塵構造が要求されており、様々な改良が実施されているが、ディスクカートリッジの構造がより複雑となり、機能上の問題が懸念されている。
特に、ディスクカートリッジに備えられたインナーロータは、平面部が多いにも拘らず、偏肉部或いは切欠き部が設けられているため、反りが発生し易く、ケースを構成する下シェルと接触することにより、インナーロータが回転不良を起こし、インナーロータと協働して下シェルに形成された開口部を閉塞するシャッター部材が閉じ不良となる恐れがある。
特開2003−115183号公報
本発明は上記事実を考慮し、シャッター部材の閉じ不良を防止するディスクカートリッジを得ることを目的としている。
請求項1に記載の発明は、ディスクカートリッジにおいて、ドライブ装置に装填されレーザ光で情報が記録再生されるディスクメディアと、上シェルと下シェルで構成され、前記ディスクメディアを回転可能に収納するケースと、前記下シェルに形成され、前記ディスクメディアの記録面へレーザ光を投光可能とする第1開口部と、前記ケース内に回転可能に収容され、前記第1開口部と略同一の大きさの第2開口部が形成されたインナーロータと、前記インナーロータと前記下シェルの間で揺動可能に支持され、前記インナーロータと協働して前記第1開口部及び前記第2開口部を開閉するシャッターと、前記第2開口部の縁部又は前記第1開口部の縁部に形成され、インナーロータの回転をガイドするガイド部と、を有することを特徴としている。
請求項1に記載の発明では、レーザ光で情報が記録再生されるディスクメディアをケースに収納した状態でケースをドライブ装置に装填するとディスクメディアが回転可能となる。
一方、インナーロータの第2開口部の縁部又は下シェルの第1開口部の縁部にインナーロータの回転をガイドするガイド部を形成することで、インナーロータに反りなどによる変形が生じても、ガイド部によってインナーロータの回転がガイドされるため、インナーロータの回転不良を防止することができる。従って、インナーロータと協働して下シェルの第1開口部及びインナーロータの第2開口部を閉塞するシャッター部材の閉じ不良を防止することができる。
請求項2に記載の発明は、請求項1に記載のディスクカートリッジにおいて、前記第1開口部の縁部に突設され、前記インナーロータが面接して、前記ケース内への塵埃の侵入を防止する防塵壁が設けられたことを特徴としている。
請求項2に記載の発明では、第1開口部の縁部に防塵壁を突設し、インナーロータを面接させて、ケース内への塵埃の侵入を防止するようにしている。このように、防塵壁を設けることにより、塵埃による光ディスクの致命的な欠陥を防止することができる。また、単に第1開口部の縁部に防塵壁を突設させインナーロータを面接させるだけの簡単な防塵構造により、ケース内への塵埃の侵入を防止することができる。
請求項3に記載の発明は、請求項2に記載のディスクカートリッジにおいて、前記ガイド部が、前記防塵壁に形成された面取り部であることを特徴としている。
請求項3に記載の発明では、防塵壁に面取り部を形成している。これにより、インナーロータに反りが生じたとしても、インナーロータの第2開口部の縁部が面取り部に当接することで、面取り部に沿ってインナーロータの第2開口部の縁部がガイドされ、インナーロータの回転不良が防止される。
請求項4に記載の発明は、請求項2に記載のディスクカートリッジにおいて、前記ガイド部が、前記防塵壁に形成された曲面部であることを特徴としている。
請求項4に記載の発明では、防塵壁に曲面部を形成している。これにより、インナーロータに反りが生じたとしても、インナーロータの第2開口部の縁部が曲面部に当接することで、曲面部に沿ってインナーロータの第2開口部の縁部がガイドされ、インナーロータの回転不良が防止される。
請求項5に記載の発明は、請求項2に記載のディスクカートリッジにおいて、前記ガイド部が、前記第2開口部の縁部のエッジが前記防塵壁に最初に当接する部分に形成された凹部であることを特徴としている。
請求項5に記載の発明では、第2開口部の縁部のエッジが防塵壁に最初に当接する部分に凹部を形成している。少なくとも第2開口部の縁部のエッジが防塵壁に最初に当接する部分に凹部を形成させることで、インナーロータの第2開口部の縁部のエッジを凹部に当接させて、凹部に沿ってインナーロータの第2開口部の縁部をガイドして、インナーロータの回転不良を防止する。
本発明は、上記構成としたので、請求項1に記載の発明では、インナーロータに反りなどによる変形が生じても、ガイド部によってインナーロータの回転がガイドされるため、インナーロータの回転不良を防止することができる。従って、インナーロータと協働して下シェルの第1開口部及びインナーロータの第2開口部を閉塞するシャッター部材の閉じ不良を防止することができる。
請求項2に記載の発明では、防塵壁を設けることにより、塵埃による光ディスクの致命的な欠陥を防止することができる。また、単に第1開口部の縁部に防塵壁を突設させインナーロータを面接させるだけの簡単な防塵構造により、ケース内への塵埃の侵入を防止することができる。
請求項3に記載の発明では、インナーロータに反りが生じたとしても、インナーロータの第2開口部の縁部が面取り部に当接することで、面取り部に沿ってインナーロータの第2開口部の縁部がガイドされ、インナーロータの回転不良が防止される。
請求項4に記載の発明では、インナーロータに反りが生じたとしても、インナーロータの第2開口部の縁部が曲面部に当接することで、曲面部に沿ってインナーロータの第2開口部の縁部がガイドされ、インナーロータの回転不良が防止される。
請求項5に記載の発明では、少なくとも第2開口部の縁部のエッジが防塵壁に最初に当接する部分に凹部を形成させることで、インナーロータの第2開口部の縁部のエッジを凹部に当接させて、凹部に沿ってインナーロータの第2開口部の縁部をガイドして、インナーロータの回転不良を防止する。
本発明の一実施形態に係るディスクカートリッジ10について説明する。なお、各図に適宜示す矢印Aは、ディスクカートリッジ10のドライブ装置への装填方向を示しており、便宜上、ドライブ装置への装填方向である矢印Aにて示す側を前側として説明する。また、矢印Bにて示す方向を上側、矢印Cにて示す方向を右側とする。
図1はディスクカートリッジ10の外観形状を示す斜視図であり、図2及び図3は、それぞれディスクカートリッジ10の構成の上側から、および下側から見た分解斜視図である。これらの図に示されるように、ディスクカートリッジ10は、円盤状に形成された情報記録再生媒体としてのディスクメディア12と、上シェル24と下シェル26とで構成されディスクメディア12を回転可能に収容するケース14と、ディスクメディア12へアクセスするため下シェル26に形成された開口16を開閉可能な一対のシャッター部材18と、ドライブ装置に回動操作されてシャッター部材18を駆動し開口16を開閉させるインナーロータ20と、ディスクメディア12の不使用時にインナーロータ20の回動を阻止し開口16の閉塞状態を維持するためのロック部材22と、を主要構成要素として構成されている。
以下、この順にディスクカートリッジ10の概略全体構成を説明し、次いで、本発明の要部について詳細構造を説明する。
(ディスクカートリッジの全体構成)
図2〜図4に示すように、ディスクメディア12は、その軸心部に図示しないディスクドライブ装置の回転スピンドル軸に係合保持されるセンタ孔12Aを有すると共に、基板11と、情報の再生時に反射率を向上させる反射層13と、情報が記録される記録層15と、レーザ光を透過させる光透過層17と、で構成されており、センタ孔12Aと記録面12B(記録層15と対面する光透過層17の領域)との間の領域は、ドライブ装置の回転スピンドル軸がディスクメディア12を保持するためのチャッキングエリア12Cとされている。なお、本実施の形態では、ディスクメディア12の直径(外径)は略120mmとされている。
一方、ディスクメディア12を収容するケース14は、上シェル24と下シェル26とを接合して略矩形の扁平容器状に構成されている。具体的には、ケース14は、平面視で前縁部が左右略対称の円弧状に形成されると共に、後端両角隅部が斜めに切り欠かれたような形状とされており、この形状によってドライブ装置の誤装填を防止するようになっている。
以下、ケース14について具体的に説明する。
図3及び図6に示すように、上シェル24は、平面視でケース14の形状に対応した形状の天板28と、天板28の外縁に略沿って下方に立設された周壁30とを備えている。天板28の右端部には、右側の周壁30よりも右方に張り出した上側溝壁32が前後方向の略全長に亘り延設されており、上側溝壁32は、図7に示す下シェル26の後述する下側溝壁48と共にケース14の右側部に前後方向に長手でかつ前方及び右方に開口するガイド溝50を構成するようになっている。
また、天板28の下面における周壁30の内側には、底面視で円環状に形成された内壁34が立設している。ここで、上シェル24は、内壁34の内側にディスクメディア12を収容するようになっており、内壁34の外周面は、図2に示すインナーロータ20の後述する環状壁72が周方向に摺動可能に嵌合するガイド面とされている。
また、周壁30には、上シェル24の右側部の前後方向中央部を切り欠いた切欠き部30Aが設けられており、この切欠き部30Aが下シェル26の後述する切欠き部44Aと共に、インナーロータ20を外部(ガイド溝50)に露出させるシャッター操作窓52を構成するようになっている。
さらに、天板28の下面における右前角隅部からは、図2に示すロック部材22を揺動可能に軸支するロック支軸36が突設されている。このロック支軸36は周壁30と内壁34との間に位置しており、ロック支軸36の後方でかつ切欠き部30Aの前方には、周壁30を切り欠いて切欠き部30Bが形成されている。切欠き部30Bは、下シェル26の後述する切欠き部44Bと共に、ロック部材22の解除操作部88をガイド溝50に突出させるためのロック解除窓54を構成するようになっている。
また、天板28の下面におけるロック支軸36の左方には、第1ストッパ38が前側の周壁30から連続して立設されており、インナーロータ20の閉塞側の回動規制用とされている。また、天板28の下面後端近傍における左右方向中央部よりも若干右側部分には、第2ストッパ40が後側の周壁30から連続して設けられており、インナーロータ20の開放側の回動規制用とされている。
一方、図2及び図7に示すように、下シェル26は、上シェル24の、天板28に略対応した形状の底板42と、周壁30に略対応した形状の周壁44とを備えている。底板42には、ディスクメディア12へアクセスするための開口16が設けられている。この開口16は、ディスクメディア12のセンタ孔12Aの外径より大径、かつチャッキングエリア12Cの外径(記録面12Bの内径)よりも若干小径とされた略円形状のハブ孔16Aと、ハブ孔16Aの左右方向に沿う中心線の前方に連設された略矩形状の記録再生ヘッド用窓部16Bと、で構成され、全体として前方に開口する略U字状に形成されている。
ハブ孔16Aは、上シェル24と下シェル26とが接合された状態で、内壁34内に収容されたディスクメディア12と略同軸となるように配置されている。ハブ孔16Aは、上記寸法とされることで、センタ孔12A及びチャッキングエリア12Cのみを外部に露出し、記録面12Bを外部に露出しない構成とされている。
また、記録面12Bを露出するための記録再生ヘッド用窓部16Bは、その左縁がハブ孔16Aの前後方向に沿う接線よりも左方に位置するように拡幅されており、その前部は周壁44をも切り欠いて下シェル26の前方にも開口している。
ハブ孔16Aには、ドライブ装置の回転スピンドル軸が進入してディスクメディア12のセンタ孔12Aを係合保持しつつ該ディスクメディア12を回転駆動するようになっており、記録再生ヘッド用窓部16Bには、ドライブ装置の記録再生ヘッドが進入してディスクメディア12の記録面12Bに対する情報の記録または再生を行なうようになっている。
そして、記録再生ヘッド用窓部16Bが下シェル26の前方にも開口していることによって、記録再生ヘッドが記録面12Bの外周部まで容易にアクセスすることができるようになっている。なお、ハブ孔16Aと記録再生ヘッド用窓部16Bとは、互いに独立して設けられても良い。
この底板42における開口16の左右両縁部の前端近傍には、それぞれ前端が周壁44に連続する防塵リブ45、46が立設されている。この防塵リブ45、46は、図14(C)に示すように、底板42の内面からの高さがシャッター部材18の厚みよりも若干低くされており、防塵リブ45、46の上面をインナーロータ20が摺動するようになっている。また、防塵リブ45、46の後端部は、開口16を閉塞しているシャッター部材18にそれぞれ接触するように、それぞれの位置が決められている。
ここで、図14に示すように、防塵リブ46の開口16側の上面角部には、開口16に沿って面取り部46Aが形成されており、インナーロータ20の開口74の縁部をガイドする。
一方、底板42の右端部には、右側の周壁44よりも右方に張り出した下側溝壁48が前後方向の略全長に亘り延設されている。この下側溝壁48が図6に示す上シェル24の上側溝壁32と対向して、ケース14の右側部にガイド溝50が形成される構成である。
このガイド溝50は、上シェル24と下シェル26との接合によって互いに上下端面を突き当てられた周壁30、44の溝底とされており、上記の通りケース14の前後方向に長手でかつ前方及び右方に開口すると共に本実施の形態では後方にも開口している。
さらに、下シェル26の右側部における周壁44には、周壁30の切欠き部30Aに対応して形成された切欠き部44Aと、切欠き部30Bに対応して形成された切欠き部44Bとが設けられている。
これにより、上シェル24と下シェル26とを接合したケース14には、ガイド溝50の溝底における長手方向中央部で開口するシャッター操作窓52と、シャッター操作窓52の前方でガイド溝50の溝底に開口するロック解除窓54とが形成される構成である。
また、底板42における開口16を挟む左右両側には、それぞれカム突起56が突設されている。一対のカム突起56は、ハブ孔16Aの軸心、より正確にはインナーロータ20の回転中心に対し互いに対称となる位置に配置されている。
これらのカム突起56は、それぞれ異なるシャッター部材18のカム溝66(後述)に入り込んで該カム溝66と共に確動カムを構成し、ケース14とインナーロータ20との相対回転によってシャッター部材18を開口16の閉塞位置と開放位置との間で移動させるようになっている。
以上説明した下シェル26は、周壁44の上端面を周壁30の下端面に突き当てた状態で、ビス止めによって上シェル24に接合されてケース14を構成している。なお、上シェル24と下シェル26とは、ビス止めに代えて、例えば周壁30、44を超音波溶着等によって接合しても良い。
一方、図2及び図5に示すように、一対のシャッター部材18は、それぞれ略半円平板状に形成されている。シャッター部材18の互いの弦部には、突合せ部60、62が設けられており、この突合せ部60、62を突き合せて、下シェル26に形成された開口16の一部を閉塞可能とされている。
すなわち、一対のシャッター部材18は、互いの突合せ部60、62を突き合せてハブ孔16A及び記録再生ヘッド用窓部16Bの前端近傍の一部を除く部分を閉塞する閉塞位置(図9参照)と、各突合せ部60、62を開口16の左右の縁部に略一致させて開口16を開放する開放位置(図11参照)とを取り得るように形成されている。
ここで、閉塞位置に配置された一対のシャッター部材18は、互いの突合せ部60、62を上下に重ね合わせてケース14内への塵芥の侵入を確実に阻止するようになっている。
具体的には、各シャッター部材18の突合せ部60、62には段部63が形成されており、該段部63を境にして長手方向一方側には上面に沿った薄肉部である庇部65が形成されると共に、他方側には下面に沿った薄肉部である庇部67が形成されている。
そして、一対のシャッター部材18が閉塞位置に配置されたときには、一方のシャッター部材18の庇部65の下側に他方のシャッター部材18の庇部67が重ね合わされると共に、一方のシャッター部材18の庇部67の上側に他方のシャッター部材18の庇部65が重ね合わされるようになっている。ここで、各庇部65、67の相手方との重ね合わせ面は、該相手方を誘い込むように緩やかな傾斜面とされている。
一方、各シャッター部材18の弦部の長手方向一端部近傍には、それぞれ軸孔64が設けられており、各軸孔64はシャッター部材18のインナーロータ20への軸支用とされている。また、各シャッター部材18には、下シェル26に形成されたカム突起56が入り込むカム溝66がそれぞれ設けられている。各カム溝66は、それぞれのシャッター部材18における軸孔64の軸心を通る直線方向に長手の直線スリット状に形成されており、かつ組付状態で互いに平行となるように設けられている。
すなわち、各カム溝66は、各カム突起56と同様に、インナーロータ20の回転中心に対し互いに対称となるように設けられている。また、各カム溝66は、シャッター部材18を板厚方向に貫通しており、カム突起56との係合深さを確保するようになっている。
さらに、少なくとも一方のシャッター部材18には、弧部から張り出した防塵部68が設けられている。この防塵部68は、該一方のシャッター部材18が閉塞位置に配置されたとき、開口16の右縁側に位置する防塵リブ46の後端面に当接し底板42の上面とインナーロータ20の円板部70(後述)の下面との隙間を埋めるようになっている(図9参照)。なお、防塵部68は、各シャッター部材18にそれぞれ設けても良い。
一方、インナーロータ20は、円板状に形成された円板部70と、円板部70の外周に沿って上方に立設された環状壁72とを備えている。インナーロータ20の円板部70には、開口16とほぼ同じ形状の開口74が設けられており、開口74は、その円板部70の外周側の端部において、環状壁72の下部を下シェル26の周壁44の高さに相当する分だけ切り欠いてインナーロータ20の径方向外側にも開口している。
このインナーロータ20は、上記の通り上シェル24の内壁34に周方向に摺動可能に外嵌し、ケース14に対しディスクメディア12とは独立して回転可能に支持される構成である。そして、インナーロータ20は、この回転(回動)によって、ケース14の底板42との間に配置される一対のシャッター部材18を、これらの間で摺動させつつ閉塞位置と開放位置との間を移動させるようになっている。
また、円板部70の下面におけるインナーロータ20の回転中心に対し対称となる2箇所からはそれぞれ支持突起76が突設されており、各支持突起76にはそれぞれ異なるシャッター部材の軸孔64が回転自在に嵌合している。
すなわち、各シャッター部材18は、インナーロータ20にそれぞれの支持突起76廻りに回動自在に軸支されており、それぞれの支持突起76廻りに回動して閉塞位置と開放位置とを取り得るようになっている。
上記の如く各シャッター部材18のカム溝66にケース14のカム突起56が入り込んでそれぞれ確動カムを構成し、ケース14に対するインナーロータ20の相対回転によって、一対のシャッター部材18が閉塞位置と開放位置との間で駆動されるようになっている。
具体的には、図9に示すように、一対のシャッター部材18が閉塞位置に配置されると、インナーロータ20は、その開口74が開口16に対し左側に所定角度(略50°〜60°)ずれた位置に回転しており、その円板部70及び環状壁72によって開口16の前部(シャッター部材18によって閉塞されない部分)を内側から閉塞している。このとき、各カム突起56がそれぞれカム溝66の軸孔64から遠い方の端部に入り込んでいる。
この状態から図10に示すように、インナーロータ20をケース14に対し矢印D方向に回動させると、各シャッター部材18は、それぞれのカム溝66の溝壁がカム突起56によって矢印Dとは略反対向きの矢印E方向に押圧され、それぞれの支持突起76廻りに互いに離間する方向に回動する構成である。
そして、図11に示すように、インナーロータ20が開口74をケース14の開口16と一致させる位置まで回動すると、各シャッター部材18の突合せ部60、62が開口16、74の左右の縁部に略一致して配置され、開口16が完全に開放される(各シャッター部材18が開放位置に至る)構成である。この状態では、各カム突起56がそれぞれカム溝66の軸孔64から近い方の端部に入り込んでいる。
一方、この開口16の開放状態からインナーロータ20を矢印Dとは反対向きの矢印F方向に回動すると、上記の動作とは逆の動作によって、一対のシャッター部材18が閉塞位置(図9に示す状態)に復帰するようになっている。
これらの図9〜図11から判るように、一対のシャッター部材18は、ケース14に対してはインナーロータ20の支持突起76の回動に伴う回動と該支持突起76廻りの回動とを重ね合わせた運動を行なうが、シャッター部材18同士で見ると、互いの突合せ部60、62(互いのカム溝66)を平行に維持したまま互いに接離する動きとなる。
図8及び図9に示すように、インナーロータ20の環状壁72の外周部における周方向の一部には、被駆動ギヤ部78が径方向外側に突出して設けられている。被駆動ギヤ部78は、その一部がシャッター操作窓52からガイド溝50内へ突出している。
そして、被駆動ギヤ部78は、上記シャッター部材18を閉塞位置と開放位置との間で移動させるインナーロータ20の回動範囲において、該ガイド溝50内を長手方向に移動するドライブ装置側の開閉部材である駆動ラック100が、常に噛み合い可能となる範囲に設けられている。本実施の形態では、シャッター部材18を閉塞位置に配置させたときに、ロック部材22の後述する係合部86が係合(噛み合い)可能な範囲まで、被駆動ギヤ部78が設けられている。
これにより、駆動ラック100がガイド溝50内をケース14に対し後方に移動すると、インナーロータ20が矢印D方向に回動して開口16が開放され、駆動ラック100がガイド溝50内をケース14に対し前方に移動すると、インナーロータ20が矢印F方向に回動して開口16が閉塞される構成とされている。
また、環状壁72から外側に突出した被駆動ギヤ部78における矢印F側の端部は、閉塞側ストッパ部80とされている。閉塞側ストッパ部80は、シャッター部材18が閉塞位置に配置されたときに、ケース14の第1ストッパ38と当接してインナーロータ20が閉塞位置を超えて矢印F方向に回動することを防止するようになっている(図9参照)。
一方、環状壁72の外面における被駆動ギヤ部78に対し矢印D側に所定距離(角度)だけ離間した位置からは、開放側ストッパ部82が突設されている。開放側ストッパ部82は、シャッター部材18が開放位置に配置されたときに、ケース14の第2ストッパ40と当接してインナーロータ20が開放位置を超えて矢印D方向に回動することを防止するようになっている(図11参照)。
ところで、ロック部材22は、平面視で略「へ」字状又は略「く」字状に形成された本体部84を備えている。本体部84は、その屈曲部近傍においてケース14のロック支軸36に嵌合されており、ケース14に対し該ロック支軸36廻りの揺動可能に支持されている。
本体部84の一端部は、インナーロータ20の被駆動ギヤ部78に噛み合い可能な係合部86とされており、ロック部材22は、係合部86が被駆動ギヤ部78に噛み合った状態でインナーロータ20のケース14に対する回動を阻止する構成である。
また、本体部84の他端部は、該本体部84のロック支軸36廻りの回動に伴ってロック解除窓54からガイド溝50に対し進退する解除操作部88とされている。ロック部材22は、係合部86が被駆動ギヤ部78に噛み合った状態で解除操作部88をガイド溝50内へ突出させるようになっており、ガイド溝50内を後方に移動する駆動ラック100によって解除操作部88が後方へ押圧されると、本体部84が矢印G方向に揺動して係合部86の被駆動ギヤ部78との噛み合いを解除する構成である(図10参照)。
さらに、本体部84の屈曲部近傍からは、その係合部86側部分の前側に並行するように板ばね部90が延設されている。板ばね部90は、本体部84に近接する方向に弾性変形した状態でケース14の前側の周壁30に当接しており、本体部84を矢印Gとは反対方向に常に付勢するようになっている。この板ばね部90の付勢力によって、ロック部材22は係合部86と被駆動ギヤ部78との噛み合いを維持するようになっている。
これにより、不使用時には、インナーロータ20の回動が阻止され、一対のシャッター部材18による開口16の閉塞状態が維持される構成である。また、上記の如き駆動ラック100によるロック解除状態から解除操作部88と駆動ラック100との係合が解除されると、ロック部材22は、板ばね部90の付勢力によって係合部86を被駆動ギヤ部78に噛み合わせるロック状態に復帰するようになっている。
次に、上記構成によるディスクカートリッジ10の作用について説明する。
このディスクカートリッジ10では、図9に示すように、保管時や運搬時等の不使用時には一対のシャッター部材18が閉塞位置に配置されて開口16を閉塞している。この状態でロック部材22の係合部86がインナーロータ20の被駆動ギヤ部78に係合し、該インナーロータ20の矢印D方向への回動が阻止されており、一対のシャッター部材18が閉塞位置に保持されている。すなわち、開口16の閉塞状態が維持されている。
また、ディスクカートリッジ10を使用する際、すなわちディスクメディア12に情報を記録する際またはディスクメディア12に記録された情報を再生する際には、ディスクカートリッジを矢印A方向に沿ってドライブ装置に装填する。この装填動作(ディスクカートリッジ10とドライブ装置との相対移動)に伴って、ドライブ装置の駆動ラック100がケース14のガイド溝50に入り込み、該ガイド溝50内を相対的に後方へ移動する。
これにより、図10に示すように、ロック部材22の解除操作部88が駆動ラック100によって押圧され、ロック部材22は、板ばね部90の付勢力に抗して本体部84が矢印G方向に揺動する。このため、係合部86の被駆動ギヤ部78との係合状態が解除され、インナーロータ20が回動可能状態となる。
駆動ラック100が解除操作部88との当接状態を維持しつつさらに後方へ移動すると、該駆動ラック100は被駆動ギヤ部78と噛み合いながらインナーロータ20を矢印D方向に回動させる。このインナーロータ20の矢印D方向への回動によって、一対のシャッター部材18が矢印D方向の回動に追従しつつ、カム溝66の溝壁がケース14のカム突起56に押圧されて支持突起76廻りに矢印Eにも回動する。すなわち、一対のシャッター部材18が開口16の開放方向にそれぞれ移動する。
そして、ディスクカートリッジ10が所定深さまでドライブ装置に装填され駆動ラック100との相対移動がなくなると、図11に示すように、一対のシャッター部材18は開放位置に至り、開口16が完全に開放される。この状態からインナーロータ20をさらに矢印D方向に回動しようとすると、該インナーロータ20の開放側ストッパ部82がケース14の第2ストッパ40に当接し、インナーロータ20の開放位置を超えた矢印D側への回動が阻止される。
次いで、ドライブ装置内ではディスクカートリッジ10が位置決めされ、この位置決め状態で開口16のハブ孔16Aからはドライブ装置の回転スピンドル軸が進入し、該回転スピンドル軸がディスクメディア12のセンタ孔12A(及びチャッキングエリア12C)に係合して該ディスクメディア12を保持する。そして、回転スピンドル軸が回転すると、ディスクメディア12がケース14内で非接触の状態で回転駆動する。
また、開口16の記録再生ヘッド用窓部16Bからはドライブ装置の記録再生ヘッドが進入する。この記録再生ヘッドによって、ディスクメディア12の記録面12Bに情報が記録され、または記録面12Bに記録された情報が再生される(ディスクメディア12が使用される)。
ディスクメディア12の使用後には、ディスクカートリッジ10がドライブ装置から排出される。この排出動作に伴って、駆動ラック100がガイド溝50内を相対的に前方へ移動する。この駆動ラック100の移動によってインナーロータ20が矢印F方向へ回動し、一対のシャッター部材18が閉塞側へ移動する(図10参照)。
ここで、図12は、図10の前方から見た斜視図であり、この状態からインナーロータ20がさらに矢印F方向へ回動することで、シャッター部材18が閉塞位置へ到ることとなるが、図14(A)に示すように、下シェル26の底板42の開口16の左右両縁部の前端近傍には、防塵リブ46が立設しており、図14(C)に示すように、防塵リブ46の上面をインナーロータ20が摺動するようになっている。
ここで、図2に示すように、インナーロータ20には開口74が形成されいるため、反り等による変形が生じやすい。このため、インナーロータ20が変形している場合、図15(A)、(B)に示すように、インナーロータ20の開口74の縁部が防塵リブ46に当接し、インナーロータ20は回転不能となる。これにより、インナーロータ20と協働するシャッター部材18は移動停止し、シャッター部材18の閉じ不良が生じることとなる。
しかし、図12及び図13に示すように、防塵リブ46の開口16側の上面角部に、開口16に沿って面取り部46Aを形成することで、インナーロータ20に変形が生じたとしても、図14(A)、(B)に示すように、インナーロータ20の開口74の縁部を防塵リブ46の面取り部46Aに当接させることで、インナーロータ20の開口74の縁部を面取り部46Aに沿ってガイドすることができる。
これにより、図14(C)に示すように、インナーロータ20の開口74の縁部は、防塵リブ46を通過することができ、インナーロータ20の回転不良は防止される。従って、インナーロータ20と協働して下シェル26の開口16及びインナーロータ20の開口74を閉塞するシャッター部材18の閉じ不良を防止することができる。
次に、駆動ラック100が被駆動ギヤ部78との噛み合いが解除される位置まで移動すると、図9に示すように、一対のシャッター部材18が閉塞位置へ至り、開口16が完全に閉塞される。この状態からインナーロータ20をさらに矢印F方向に回動しようとすると、該インナーロータ20の閉塞側ストッパ部80がケース14の第1ストッパ38に当接し、インナーロータ20の閉塞位置を超えた矢印F側への回動が阻止される。
駆動ラック100が前方へ移動してロック部材22の解除操作部88との係合状態が解除されると、ロック部材22の本体部84は板ばね部90の付勢力によって矢印Gとは反対方向に揺動し、係合部86が被駆動ギヤ部78に係合する。これにより、インナーロータ20の回動が阻止され、一対のシャッター部材18が閉塞位置に保持される初期状態に復帰する。この状態でディスクカートリッジ10はドライブ装置から完全に排出される。
なお、ここでは、図12及び図13に示すように、防塵リブ46の開口16側の上面角部に、防塵リブ46の長手方向に渡って面取り部46Aを形成させたが、インナーロータ20が変形した状態でインナーロータ20の開口74の縁部をガイドして防塵リブ46を通過することができれば良いため、これに限るものではない。
例えば、図16に示すように、防塵リブ46の上面角部に、防塵リブ46の長手方向に渡って曲面部92を形成させても良い。これにより、インナーロータ20の開口74の縁部が防塵リブ46の曲面部92に当接しても、インナーロータ20の開口74の縁部を曲面部92に沿ってガイドすることができ、インナーロータ20の回転不良を防止することができる。
また、面取り部46Aを防塵リブ46の長手方向に渡って形成させたが、少なくとも、図12に示すインナーロータ20の開口74の縁部のエッジ部75Aをガイドすることができれば良いため、例えば、エッジ部75Aが最初に当接する部分に、図17に示すように、角状の凹部94を形成させたり、図18に示すように、円錐状の凹部96を形成させても良い。この場合、防塵リブ46の防塵効果を維持するため、凹部94、96が防塵リブ46の反対側の上面角部にまで及ばないようにする。
なお、ここでは、防塵リブ46に面取り部46Aを設けて、インナーロータ20の開口74の縁部をガイドするようにしたが、防塵リブ46側に限るものではなく、インナーロータ20側に面取り部等のガイド部を設けても良い。
また、ここでは、下シェル26に防塵リブ46を突設させたが、必ずしも防塵リブ46を突設させる必要はなく、下シェル26の底板42にインナーロータ20を面接させるようにしても良い。但し、この場合、下シェル26の底板42にはシャッター部材18の逃げを形成する必要がある。
また、上記の実施の形態では、一対のシャッター部材18がインナーロータ20に支持されて該インナーロータ20の回動に伴って互いに平行に移動しつつ開口16を開閉する構成としたが、本発明は、それぞれ平板状に形成された一対のシャッター部材18が端部(端面)を重ね合わせて当接することで開口16を閉塞すれば足りるため、シャッター部材18の形状や駆動機構等によって限定されることはない。
したがって、例えば、それぞれ平面視矩形状に形成された一対のシャッター部材が開口16の左右反対向きに移動(接離)して開口16を開閉するようにしても良く、互いに異形のシャッター部材を異なる方向に移動させて開口16を開閉するようにしても良い。
さらにまた、上記の実施の形態では、ケース14の下方にのみ開口16が形成された構成としたが、本発明はこれに限定されず、例えば、上下両面に記録面12Bが設けられたディスクメディアを収容するケース14では、天板28にも一対のシャッター部材18で開閉される開口16を設けても良い。また、下面のみに記録面12Bが設けられたディスクメディア12を収容するケース14では、天板28にディスクメディア12の交換を可能とする交換用開口を設けても良い。
また、上記の実施の形態では、ディスクメディア12の直径が略120mmである構成としたが、本発明はこれに限定されず、如何なる寸法のディスクメディア12を備えるディスクカートリッジ10についても本発明が適用可能であることは言うまでもない。
本発明の実施の形態に係るディスクカートリッジの外観を示す斜視図である。 本発明の実施の形態に係るディスクカートリッジの分解斜視図である。 本発明の実施の形態に係るディスクカートリッジを下から見た分解斜視図である。 本発明の実施の形態に係るディスクカートリッジのディスクメディアの構成を示す断面図である。 本発明の実施の形態に係るディスクカートリッジを構成するインナーロータ等を下から見た分解斜視図である。 本発明の実施の形態に係るディスクカートリッジを構成する上シェルの底面図である。 本発明の実施の形態に係るディスクカートリッジを構成する下シェルの平面図である。 本発明の実施の形態に係るディスクカートリッジを構成するインナーロータ及びシャッター部材を下方から見た斜視図である。 本発明の実施の形態に係るディスクカートリッジの開口閉塞状態を示す下シェルを取り除いて見た底面図である。 本発明の実施の形態に係るディスクカートリッジの開口の閉塞または開放過程を示す下シェルを取り除いて見た底面図である。 本発明の実施の形態に係るディスクカートリッジの開口開放状態を示す下シェルを取り除いて見た底面図である。 図10の前方から見た斜視図である。 図12に示す防塵リブを上方から見た斜視図である。 (A)〜(C)は、インナーロータと防塵リブの関係を示す動作説明図である。 (A)、(B)は、インナーロータと防塵リブの従来の関係を示す動作説明図である。 防塵リブの他の形状を示す斜視図である。 防塵リブのその他の形状を示す斜視図である。 防塵リブのその他の形状を示す斜視図である。
符号の説明
10 ディスクカートリッジ
12 ディスクメディア
14 ケース
16 開口(第1開口部)
18 シャッター部材(シャッター)
20 インナーロータ
24 上シェル(ケース)
26 下シェル(ケース)
46 防塵リブ(防塵壁)
46A 面取り部(ガイド部)
74 開口(第2開口部)
75A エッジ部
92 曲面部(ガイド部)
94 凹部(ガイド部)
96 凹部(ガイド部)

Claims (5)

  1. ドライブ装置に装填されレーザ光で情報が記録再生されるディスクメディアと、
    上シェルと下シェルで構成され、前記ディスクメディアを回転可能に収納するケースと、
    前記下シェルに形成され、前記ディスクメディアの記録面へレーザ光を投光可能とする第1開口部と、
    前記ケース内に回転可能に収容され、前記第1開口部と略同一の大きさの第2開口部が形成されたインナーロータと、
    前記インナーロータと前記下シェルの間で揺動可能に支持され、前記インナーロータと協働して前記第1開口部及び前記第2開口部を開閉するシャッターと、
    前記第2開口部の縁部又は前記第1開口部の縁部に形成され、インナーロータの回転をガイドするガイド部と、
    を有することを特徴とするディスクカートリッジ。
  2. 前記第1開口部の縁部に突設され、前記インナーロータが面接して、前記ケース内への塵埃の侵入を防止する防塵壁が設けられたことを特徴とする請求項1に記載のディスクカートリッジ。
  3. 前記ガイド部が、前記防塵壁に形成された面取り部であることを特徴とする請求項2に記載のディスクカートリッジ。
  4. 前記ガイド部が、前記防塵壁に形成された曲面部であることを特徴とする請求項2に記載のディスクカートリッジ。
  5. 前記ガイド部が、前記第2開口部の縁部のエッジが前記防塵壁に最初に当接する部分に形成された凹部であることを特徴とする請求項2に記載のディスクカートリッジ。
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