JP2005259191A - 磁気テープカートリッジ - Google Patents

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博之 田原
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Abstract

【課題】 磁気テープの長尺化に伴ってカートリッジケースが大きくなることを抑制することができる磁気テープカートリッジを提供する。
【解決手段】 磁気テープTと、磁気テープTを巻回した一対のハブ12a,12bと、一対のハブ12a,12bを収容するカートリッジケース11とを備え、一対のハブ12a,12bに磁気テープTを同じ長さだけそれぞれ巻回したときに、一対のハブ12a,12bの間で、一対のハブ12a,12bのそれぞれに巻き重ねられた磁気テープTの外周面同士の間隔Sが最小になるように、一対のハブ12a,12bが配置されている。
【選択図】 図1

Description

本発明は、磁気テープカートリッジに関し、特に、カートリッジケースの外形を小型化することができる磁気テープカートリッジに関する。
コンピュータ等の大容量のデータをバックアップする外部記録媒体用の磁気テープカートリッジとしては、単一のテープリールに磁気テープを巻回する、所謂、1リール型の磁気テープカートリッジと、一対のテープリールに磁気テープを巻回する、所謂、2リール型の磁気テープカートリッジがある。
2リール型の磁気テープカートリッジは、磁気記録再生装置側に、磁気テープの巻き取りや送り出しを行うテープリールが不要であるため、該磁気記録再生装置の内部における磁気テープの走行系を簡略化することができる。
特開2004−005808号公報
ところで、現在、コンピュータ等で処理されるデータ容量の増大に伴い、磁気テープの記録容量を拡大するため、磁気テープの長尺化が提案されている。
しかし、従来のような2リール型の磁気テープカートリッジでは、磁気テープが長尺化すると、磁気テープをリールに巻回した際の磁気テープの巻き径が大きくなるため、径の大きいテープリールを設ける必要がある。すると、一対のテープリールのそれぞれの径を拡大させることで、これら一対のテープリールを収容するカートリッジケースの外形寸法が大きくなることが避けられない点で改善の余地があった。
本発明は、上記事情に鑑みてなされたもので、その目的は、磁気テープの長尺化に伴ってカートリッジケースが大きくなることを抑制することができる磁気テープカートリッジを提供することにある。
本発明の上記目的は、磁気テープと、磁気テープを巻回した一対のハブと、一対のハブを収容するカートリッジケースとを備え、一対のハブに磁気テープを同じ長さだけそれぞれ巻回したときに、一対のハブの間で、該一対のハブのそれぞれに巻き重ねられた磁気テープの外周面同士の間隔が最小になるように、一対のハブが配置されていることを特徴とする磁気テープカートリッジによって達成される。
上記磁気テープカートリッジは、従来の磁気テープカートリッジにおけるテープリールを用いる構造ではなく、フランジが形成されていないハブを用いる構造である。また、一対のハブに磁気テープを同じ長さだけそれぞれ巻回すると、磁気テープの全長の約半分が各ハブに巻回された状態となり、磁気テープが巻回された各ハブの巻き径が等しくなる。このとき、一対のハブの間で、該一対のハブのそれぞれに巻き重ねられた磁気テープの外周面同士の間隔をできるだけ小さくすれば、磁気テープの走行時において各ハブに巻回される磁気テープ同士が互いに摺接するといった干渉をすることなく、一対のハブ同士の間隔を最小に設定することができる。
上記磁気テープカートリッジは、磁気テープの全長をLとし、磁気テープの厚みをtとし、ハブの半径をrとしたとき、一対のハブ同士の間隔Dが、
D=2√(Lt/2π+r2)+α(αは、公差)
で表されることが好ましい。
本発明によれば、磁気テープの長尺化に伴ってカートリッジケースが大きくなることを抑制することができる磁気テープカートリッジを提供できる。
以下、図1から図3を参照して、本発明の実施形態を図面に基づいて詳しく説明する。
図1は、本発明に係る磁気テープカートリッジにおいて、一方のハブに磁気テープを巻回させた状態を示す透視平面図である。図2は、図1の磁気テープカートリッジにおいて、他方のハブに磁気テープを巻回させた状態を示す透視平面図である。図3は、図1及び図2の磁気テープカートリッジにおいて、各ハブに同じ長さだけ磁気テープを巻回させた状態を示す透視平面図である。
磁気テープカートリッジ10は、磁気テープTと、磁気テープTを巻回した一対のハブ12a,12bと、これら一対のハブ12a,12bを収容するカートリッジケース11とを備えている。
磁気テープTは、長手方向における両方の端部がそれぞれ一対のハブ12a,12bに支持されている。
ハブ12a,12bは、それぞれ円筒形状を有し、カートリッジケース11の内部で回動可能に支持されている。ハブ12a,12bは、回動することでその外周面に磁気テープTを巻き重ねる構成である。
また、ハブ12a,12bには、図示しない磁気記録再生装置側のスピンドルが挿入されるスピンドル挿入部が形成されている。一対のハブ12a,12bは、スピンドルの回転とともに同じ方向に回動し、一対のハブ12a,12bの一方のハブから他方のハブへ磁気テープTを搬送させる構成である。
本実施形態において、カートリッジケース11は略八角形状の外形を有している。また、カートリッジケース11には、開孔部11aが形成されている。
カートリッジケース11には、一対のハブ12a,12b同士の間を搬送される磁気テープTを案内するガイド部13が設けられている。本実施形態において、ガイド部13は、カートリッジケース11の開孔部11aの近傍に形成され、搬送される磁気テープTが、開孔部11aにおいてカートリッジケース11の外側に露呈するように、ガイド部13によって支持されている。
磁気テープカートリッジ10の記録再生時には、図示しない磁気記録再生装置側の磁気ヘッド16を移動させ、開孔部11aから露呈した磁気テープTに摺接させることで、該磁気テープTに対して磁気記録再生が行われる。
図3に示すように、本実施形態の磁気テープカートリッジ10は、一対のハブ12a,12bに磁気テープTを同じ長さだけそれぞれ巻回したときに、一対のハブ12a,12bの間で、該一対のハブ12a,12bのそれぞれに巻き重ねられた磁気テープTの外周面同士の間隔(以下、巻玉外周間隔という。)Sが最小になるように、一対のハブ12a,12bが配置されている構成である。
次に、上記巻玉外周間隔Sが最小になるように一対のハブ12a,12bを配置する場合、一対のハブ12a,12b同士の間隔を得る手順を、図1及び図3を参照して説明する。
磁気テープTの全長をLとし、磁気テープTの厚みをtとする。また、一対のハブ12a,12bの半径をrとし(つまり、図3において直径2r)、一対のハブ12a,12b同士の距離をDとする。さらに、磁気テープTを一方のハブ12aに巻きつけたときのテープ巻径をRAとし、磁気テープTを他方のハブ12bに巻きつけたときのテープ巻径をRBとする。ここで、距離Dは、各ハブ12a,12bそれぞれの回転軸同士の距離とする。また、テープ巻径とは、磁気テープが巻回されたハブの回転軸から該磁気テープの最外周面までの寸法を意味する。
このとき、巻玉外周間隔Sは、下記式(1)で表すことができる。
S=D−(RA+RB) ・・・(1)
ハブ12aに巻かれた磁気テープの長さをxとすると、ハブ12aのテープ巻径RAは下記式(2)で表すことができ、また、ハブ12bのテープ巻径RBは、下記式(3)で表すことができる。
RA=√(xt/π+r×r) ・・・(2)
RB=√((L−x)t/π+r×r) ・・・(3)
また、dS/dxは下記式(4)で表すことができる。
dS/dx=t/π√((L−x)t/π+r×r)
−t/π√(xt/π+r×r) ・・・(4)
ここで、dS/dx=0となるxの値を求める。上記式(4)より、
√((L−x)t/π+r×r)=√(xt/π+r×r)
が成り立ち、この等式から、x=L/2が得られる。こうして、x=L/2のとき、巻玉外周間隔Sが最小値となることがわかる。
従って、本実施形態の磁気テープカートリッジ10では、x=L/2のときの巻玉外周間隔Sの値が最も小さくなる、つまり、巻玉外周間隔Sの値が0となるときの一対のハブ12a,12b同士の距離をDを求め、この距離Dに基づいて、本実施形態の磁気テープカートリッジ10における一対のハブ12a,12b(図1参照)を配置すればよい。
つまり、上記式(1)に、S=0、及び、x=L/2して、下記式(5)で得られる距離Dに基づいて、本実施形態の磁気テープカートリッジ10における一対のハブ12a,12bを配置する。
D=2√(Lt/2π+r2) ・・・(5)
磁気テープカートリッジ10は、従来の磁気テープカートリッジにおけるテープリールを用いる構造ではなく、フランジが形成されていないハブ12a,12bを用いる構造である。また、一対のハブ12a,12bに磁気テープTを同じ長さだけそれぞれ巻回すると、磁気テープTの全長の約半分が各ハブに巻回された状態となり、磁気テープTが巻回された各ハブ12a,12bの巻き径が等しくなる。このとき、一対のハブ12a,12bの間で、該一対のハブ12a,12bのそれぞれに巻き重ねられた磁気テープTの外周面同士の間隔(巻玉外周間隔S)をできるだけ小さくすれば、磁気テープTの走行時において各ハブ12a,12bに巻回される磁気テープT同士が互いに摺接するといった干渉をすることなく、一対のハブ12a,12b同士の間隔を最小に設定することができる。
また、磁気テープカートリッジ10は、磁気テープの全長をLとし、磁気テープの厚みをtとし、ハブの半径をrとしたとき、一対のハブ同士の間隔Dが
D=2√(Lt/2π+r2)となるように構成することが好ましい。また、Dには、公差αを加えることが好ましい。ここで、公差αは、上記L,t,rの公差より適宜決定される。
本実施形態の磁気テープカートリッジ10の一例としては、磁気テープTの全長Lを50mから100mの範囲とし、磁気テープTの厚みtを0.005mmから0.015mmの範囲とし、ハブ12a,12bの半径rを5mmから15mmとしたとき、一対のハブ12a,12b同士の間隔Dを20.5mmから76.3mmの範囲とすることができる。このとき、公差αとしては、0mmから1mmの範囲とした。
なお、本発明は、前述した実施形態に限定されるものではなく、適宜な変形、改良などが可能である。
例えば、磁気テープカートリッジ10のカートリッジケース11の外形は上記実施形態のように八角形状に限定されず、従来の磁気テープカートリッジのように長方体形状のカートリッジケースとしてもよい。しかし、上記実施形態の磁気テープカートリッジ10のように八角形状のカートリッジケースとすることで、該カートリッジケースの内壁面全体をハブに巻回された磁気テープの外周面により近づけることができ、カートリッジケースをより小型化することができる。
本発明に係る磁気テープカートリッジにおいて、一方のハブに磁気テープを巻回させた状態を示す透視平面図である。 図1の磁気テープカートリッジにおいて、他方のハブに磁気テープを巻回させた状態を示す透視平面図である。 図1及び図2の磁気テープカートリッジにおいて、各ハブに同じ長さだけ磁気テープを巻回させた状態を示す透視平面図である。
符号の説明
10 磁気テープカートリッジ
11 カートリッジケース
12a,12b 一対のハブ
r ハブの半径
t 磁気テープの厚さ
D ハブ同士の距離
L 磁気テープの全長
S 巻玉外周間隔
T 磁気テープ

Claims (2)

  1. 磁気テープと、
    前記磁気テープを巻回した一対のハブと、
    前記一対のハブを収容するカートリッジケースとを備え、
    前記一対のハブに前記磁気テープを同じ長さだけそれぞれ巻回したときに、前記一対のハブの間で、該一対のハブのそれぞれに巻き重ねられた前記磁気テープの外周面同士の間隔が最小になるように、前記一対のハブが配置されていることを特徴とする磁気テープカートリッジ。
  2. 前記磁気テープの全長をLとし、前記磁気テープの厚みをtとし、前記ハブの半径をrとしたとき、前記一対のハブ同士の間隔Dが、
    D=2√(Lt/2π+r2)+α(αは、公差)
    で表されることを特徴と請求項1に記載の磁気テープカートリッジ。
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