JP2005257759A - 眼鏡 - Google Patents
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Abstract
【課題】 レンズ部を容易に交換でき且つこれを安定性よく保持することができると共に、全体の意匠性を高めることができる眼鏡を提供することを課題とする。
【解決手段】 フレーム2のブリッジ部6に対しレンズ部3を着脱可能に構成した眼鏡1において、レンズ部3に設けた凸部41と、ブリッジ部6の端部に設けられ、凸部41が係脱可能に挿入する凹部32と、凸部41を凹部32にマグネット吸着させる吸着保持手段51と、を備えたものである。
【選択図】 図3
【解決手段】 フレーム2のブリッジ部6に対しレンズ部3を着脱可能に構成した眼鏡1において、レンズ部3に設けた凸部41と、ブリッジ部6の端部に設けられ、凸部41が係脱可能に挿入する凹部32と、凸部41を凹部32にマグネット吸着させる吸着保持手段51と、を備えたものである。
【選択図】 図3
Description
本発明は、フレームのブリッジ部に対し左右の各レンズ部が、適宜、交換可能な眼鏡に関するものである。
従来、この種の眼鏡として、ブリッジ部の左右近傍に矩形状の凸部を設け、凸部から外れた近傍位置にマグネットを設ける一方、このブリッジ部に対応して左右の各レンズ部に、レンズを切り欠いた凹部と、これから外れた近傍位置にマグネットとをそれぞれ設けたものが知られている(例えば、特許文献1参照)。この場合、ブリッジ部に対し各レンズ部は、凸部に凹部を係合させ、且つこれら凸部および凹部とは異なる位置に設けられたマグネット同士を吸着させることで、交換可能に保持されている。
特開2003−185978号公報(第38図、第39図)
このような従来の眼鏡では、一つのレンズ部に対して、凸部および凹部による保持と、この近傍位置でのマグネットによる保持とが離れた位置でなされているため、眼鏡の意匠性を低下させていた。また、2箇所の保持であるため、レンズ部の交換作業も2段階となり煩雑であった。
もっとも、かかる問題に鑑みて、保持手段をマグネット吸着のみとすると、激しい運動等に伴い、レンズ部がブリッジ部から脱落するおそれがある。一方、保持手段を凸部および凹部のみとする場合に、安定性を考慮して例えば弾性的なクリック係合を採用したとすると、応力集中により特にブリッジ部における疲労破壊が促進されるおそれがある。
本発明は、レンズ部を容易に交換でき且つこれを安定性よく保持することができると共に、全体の意匠性を高めることができる眼鏡を提供することをその目的としている。
本発明の眼鏡は、フレームのブリッジ部に対し左右の各レンズ部をそれぞれ着脱可能に装着した眼鏡において、ブリッジ部の両端部および各レンズ部のいずれか一方に設けた凸部と、ブリッジ部の両端部および各レンズ部のいずれか他方に設けられ、凸部が係脱可能に挿入する凹部と、各凸部を各凹部にマグネット吸着させる吸着保持手段と、を備えたものである。
この構成によれば、対応する凸部を凹部に挿入して係合すると、凸部が凹部にマグネット吸着され、左右の各レンズ部はブリッジ部に吸着保持される。これにより、各レンズ部は、凸部と凹部との係合による保持とマグネット吸着による保持とが同時になされるため、その装着作業を簡易に行うことができる。また、レンズ部は一箇所で保持されるため、レンズ部とフレーム(ブリッジ部)との一体感が高まり、デザイン性も向上する。さらにこの状態では、凸部と凹部との係合および吸着作用による二つの保持がなされているため、レンズ部をフレームから脱落させることなく確実に保持することができる。一方で、レンズ部の離脱作業は、マグネット吸着力に抗して、対応する凸部と凹部との係合状態を解除するだけのため、装着作業と同様に簡単に行うことができる。
この場合、各レンズ部は、貫通孔をブリッジ部側に穿設したレンズ本体と、締結手段により当該貫通孔を介して当該レンズ本体に凸部または凹部を固定する固定部と、で構成されていることが、好ましい。
この構成によれば、例えば、レンズ本体に対し、貫通孔を穿設し且つ締結手段により凸部を固定することで、凹部を設けたフレームに対応させることができる。したがって、既製品のレンズ本体に対しても、穿設等の簡単なレンズ加工作業により、本発明に係るフレームに対応するレンズ部を簡単に提供することができる。
これらの場合、各凸部は各レンズ部にそれぞれ設けられ、各凹部はブリッジ部の両端部にそれぞれ設けられていることが、好ましい。
この構成によれば、凹凸の関係が逆の場合に比べ、凹部および凸部の加工上・構造上の点でより好適であり、意匠性をもさらに高めることができる。
この場合、各吸着保持手段は、各凸部の少なくとも一部を磁性体材料で構成した磁性体部と、各凹部の内部の磁性体部が臨む位置に取り付けられた磁石と、で構成されていることが、好ましい。
この構成によれば、レンズ部の装着動作に伴い凸部の磁性体部が凹部に臨むとマグネット吸着され、最終的には装着位置で保持される。また、レンズ部の離脱動作では、マグネットの吸着力に抗して凸部の磁性体部が凹部から離間することで、マグネットの吸着力が解除される。この構成のように、レンズ部側に磁石を用いていないので、厚みなど種別の異なる他のレンズ部が、保管や運搬時にゴミ等が付着することを好適に防止することができる。また、磁石を凹部に設けているため、磁石を外部に露出させないこともでき、同様にゴミ付着防止効果がある。
これらの場合、各凹部をブリッジ部の内部に形成したことが、好ましい。
この構成によれば、各凹部を単一の部材で構成し得るため、部品点数を削減できる。
この場合、ブリッジ部は、フレームのブローバー部に連なる本体ブリッジと、当該本体ブリッジに沿って設けられ、各凹部を内部に形成したレンズ保持部材と、を備えたことが、好ましい。
この構成によれば、レンズ保持部材で本体ブリッジを補強することができ、レンズ保持部材を有効活用することができる。
この場合、レンズ保持部材は、本体ブリッジの正面側に設けられていることが、好ましい。
この構成によれば、レンズ部の交換作業が一層容易となる。すなわち、鼻が当接するパッドの反対側で、レンズ部の交換作業を行え得るため、パッドが邪魔になることがない。
これらの場合、レンズ保持部材は、水平方向の左右に延在していることが、好ましい。
この構成によれば、凹部および凸部の両者は左右方向に延在することになり、凹部に対し凸部を左右方向に水平移動させて係合させることができる。これにより、レンズ部の交換作業性を高めることができると共に、人の移動動作、特に上下運動を伴う歩行動作等に対してレンズ部が脱落しがたくなる。
これらの場合、各凹部は、筒状からなり、各凹部に形成された第1の係合部と、各凸部に形成され第1の係合部に係合する第2の係合部とを有し、装着状態において両者を係合させることでブリッジ部に対し各レンズ部の回転をそれぞれ阻止する回止め手段を、さらに備えたことが、好ましい。
この構成によれば、凸部が凹部に係合した状態では、第1・第2の係合部により、レンズ部は回止め状態でブリッジ部に保持される。これにより、装着したレンズ部の安定性を良好に保つことができる。なお、凹部の筒状の断面形状としては、円形、長円形、多角形などである。また、回止め手段としては、例えば円形の場合にはキーとキー溝などであり、多角形の場合にはこれと同一形状の断面形状から成る凸部を構成すればよい。
本発明の眼鏡によれば、ブリッジ部に対し左右の各レンズ部が、凸部および凹部の係合による保持とマグネット吸着による保持とがなされるため、レンズ部を安定性よく保持することができると共に全体の意匠性も高まり、加えて、レンズ部の交換作業をワンタッチで容易に行うことができる。
以下、添付図面を参照して、本発明の好適な実施例に係る眼鏡について説明する。なお、眼鏡の構成は左右対称であるため、以下では、左側の部品を中心に説明し、右側の部品については説明を適宜省略している。
図1および図2に示すように、眼鏡1は、フレーム2と、フレーム2に対し着脱可能に装着した左右一対のレンズ部3,3と、で左右対称に構成されている。フレーム2は、半円弧状の形状をなす左右のブローバー部5,5と、左右のブローバー部5,5の内側部位同士を互いに連結するブリッジ部6と、各ブローバー部5,5の後方に延びる端部にヒンジを介して開閉可能に取り付けられた左右のテンプル部7,7と、で構成されている。またフレーム2には、ブリッジ部6の背面側から垂下するように鼻当てパッド8が設けられている。
ブリッジ部6は、左右のブローバー部5,5に一体に連なる本体ブリッジ11と、左右のレンズ部3,3をそれぞれ着脱可能に保持するひと続きのレンズ保持部材12と、で構成されている。レンズ保持部材12は、筒状(パイプ状)の部材からなり、本体ブリッジ11に沿ってこれの正面側に設けられている。すなわち、本体ブリッジ11を挟んだ前後には、レンズ保持部材12と鼻当てパッド8とが位置している。レンズ保持部材12は、本体ブリッジ11と一体成型され或いは本体ブリッジ11に溶着されることで設けられ、本体ブリッジ11を補強する機能をも有している。
左右の各レンズ部3,3は、レンズ本体21と、レンズ本体21のブリッジ部6側に設けたレンズ取付部22と、で構成されている。レンズ本体21の上端面は、ブローバー部5の形状と相補的な形状をなしている。また、レンズ本体21の厚みや種別に関らず、レンズ部3をフレーム2に対し装着することができるようになっている。すなわち、実施例1では、フレーム2は、比較的薄い度無しのレンズ本体21が装着された場合には、レンズ本体21とブローバー部5との間にある程度の隙間C(図1参照)が形成されるように設計されており、比較的厚い度有りのレンズ本体21が装着された場合には、レンズ本体21とブローバー部5との間の隙間Cが狭まるように設計されている。
図3に示すように、レンズ保持部材12の略円筒状の中空内部は、水平方向の左右に延在しており、その中間部に円柱状の磁石31が配設されると共に左右の両外端部が開放した凹部32となっている。すなわち、レンズ保持部材12の両端内部がそれぞれ凹部32となり、単一の磁石31が、各凹部32の底部を構成するようにしてレンズ保持部材12に埋め込まれている。そして、レンズ保持部材12の左半部および磁石31の左半部により、左側のレンズ取付部22に対応するレンズ保持部が構成され、レンズ保持部材12の右半部および磁石31の右半部により、右側のレンズ取付部22に対応するレンズ保持部が構成されている。なお、磁石31は凹部32に隠蔽されるため、ゴミ等の付着が好適に防止される。
一方、レンズ取付部22は、凹部32に係脱可能に挿入する凸部41と、凸部41をレンズ本体21に固定する固定部42と、で構成されている。固定部42は、凸部41の基部側から連なり、レンズ本体21の中央側へと略L字状に屈曲して延びるL字部43のほか、L字部43の端部をレンズ本体21に固定するねじ等の締結手段44を有している。
このような固定部42の構造を採用することで、既製品のレンズ本体21に対しても、穿設等の簡単なレンズ加工作業により、フレーム2に対応するレンズ部3を簡単に提供することができる。例えば、レンズ本体21のブリッジ部6側に貫通孔を穿設し、ボルトおよびナット等からなる締結手段44により、この貫通孔を介して凸部41をレンズ本体21に固定すればよい。
また、L字部43の凸部41側の端面は、凸部41を凹部32に係合させた際に、装着位置を規制する受け(ストッパ)として機能する。なお、凸部41の先端面が磁石31の端面に当接するようにして、磁石31の端面をストッパとして機能させてもよい。
凸部41は、凹部32に対応して略円柱状に形成され、水平方向に延在している。このため、凸部41と凹部32との係脱は、図中で示す矢印方向に、レンズ部3を水平方向に移動させて行うことができる。凸部41は、磁石31によって吸着される磁性体材料で構成されている。磁性体材料としては、例えば、鉄、フェライト系ステンレス鋼、マルテンサイト系ステンレス鋼など各種金属、合金等が挙げられる。この場合、凸部41およびL字部43の全体が、磁性体材料で一体に形成された磁性体部となっている。
そして、磁石31と磁性体材料からなる凸部41とにより、凸部41を凹部32にマグネット吸着させる吸着保持手段51が構成されている。吸着保持手段51は、レンズ部3の装着状態では、凸部41の先端面を磁石31の端面に突き当てるように磁力により引き寄せ、レンズ部3がブリッジ部6から脱落しないように、レンズ部3をフレーム2に保持させる。
回止め手段52は、凹部32の開口縁部の下側一部を内側に向かって切欠いたキー溝61(第2の係合部)と、凸部41の基部側下部に設けられキー溝61に係脱可能に係合するキー62(第1の係合部)と、で構成されている。回止め手段52は、装着状態においてキー溝61とキー62との両者を係合させることで、ブリッジ部6に対しレンズ部3の回転を阻止する。これにより、装着状態のレンズ部3がフレーム2に対しがたつくことが好適に防止され、視認性も適切に確保される。なお、この構成とは逆に、凹部32にキーを、凸部41にキー溝を構成してもよい。
ここで、眼鏡1におけるレンズ部3の装着動作、装着状態、離脱動作について順を追って説明する。装着する際には、先ず、フレーム2の正面側にレンズ部3を位置させる。そして、レンズ部3のキー62がブリッジ部6のキー溝61の位置に合うように、ブリッジ部6に対しレンズ部3を内側に水平移動させ、凸部41を凹部32の内壁面に案内させながら、凸部41を凹部32に挿入する。すると、装着状態では、L字部43の端面がストッパとして機能して、凸部41は凹部32の所定位置で係合して保持され且つ吸着作用により保持される。またこのとき、キー62がキー溝61に係合し、レンズ部3はブリッジ部6に対し回止め状態となる。したがって、装着状態のレンズ部3は、一箇所で二つの保持がなされ、特に人の上下運動を伴う歩行動作等に対してもレンズ部3が脱落しがたくなる。また、レンズ部3とブリッジ部6との一体感が高まり、デザイン性も向上する。
一方、レンズ部3を離脱する際には、ブリッジ部6に対しレンズ部3を外側に水平移動させる。これにより、マグネット吸着力に抗して凹部32から凸部41が引き出され、上記二つの保持が同時に解除され、ブリッジ部6からレンズ部3が離脱する。このように、装着動作および離脱動作は、二つの保持およびその解除が同時になされるため、これらの交換作業を簡易に行うことができる。また、フレーム2の正面側から交換作業を行えるため、鼻当てパッド8が邪魔とならない。なお、本実施例の凹部32・凸部41の構成を逆転、すなわちレンズ部3の側に凹部32を設けることもできるが、凹部32・凸部41の加工上・意匠上の点を考慮すれば、本実施例の構成が望ましい。
なおまた、本実施例では、凸部41の全体を磁性体部として構成したが、凸部41の先端部のみを磁性体材料で構成してもよい。また、吸着保持手段51として、凸部41側も磁性体材料でなく磁石31を取り付ける構成や、上記とは逆に、凸部41側に磁石31を設け且つ凹部32側を磁性体材料で構成することなども可能である。しかし、本実施例のように、レンズ部3側に磁石31を用いない構成とすることで、厚みなど種別の異なる他のレンズ部が、保管や運搬時にゴミ等が付着することを好適に防止することができる。なおまた、磁石31は、単一に限るものではなく、凹部32の内部の凸部41の磁性体部が臨む位置に取り付けられていればよく、例えば、凹部32の内壁に沿って周状に設けられていてもよい。
次に、本発明の他の実施例に係る眼鏡1について図面を参照して説明する。なお、実施例2から実施例6では、実施例1との相違点である回止め手段52を中心に説明する。また、実施例1における変形例(例えば、吸着保持手段51など)についても、他の実施例において構造上可能であれば適用することができるが、その説明は省略する。
図4に示すように、本実施例では、レンズ部3の凸部41は、四角柱に形成されて水平方向に延在している。また、ブリッジ部6のレンズ保持部材12(凹部32)は、穴の形状が凸部41に対応して四角形に形成されている。このため、磁石31も四角柱に形成されている。したがって本実施例では、凸部41および凹部32が、係合状態で回止め可能に互いに略相補的形状から構成されて、回止め手段52を兼ねている。これにより、キーなどによる回止め手段52を別途設けなくて済む。なお、四角形に限らず、五角形などの多角形でも同様であることは、いうまでもない。
図5に示すように、レンズ部3の凸部41は、断面長円形に形成されて水平方向に延在している。また、レンズ保持部材12(凹部32)は、穴の形状が凸部41に対応して長円形に形成されている。このため、磁石31も断面長円形に形成されている。本実施例の場合も、凸部41および凹部32の形状が、実施例2と同様に回止め手段52を兼ねている。なお、長円形の向きは、同図に示す前後方向のほか、上下方向であってもよい。
図6に示すように、レンズ保持部材12は円筒状からなり、その中空内部の中間部には、断面半円形の磁石31が埋め込まれている。すなわち、凹部32は、内部奥側の半円筒部71と、これに連なる開口部側の円筒部72と、を有している。凹部32に対応して凸部41は、基部側の円柱部81と、円柱部81に連なる先端側の半円柱部82と、を有している。半円柱部82は、半円筒部71に係脱可能に係合する。そして、凹部32に凸部41を係合した状態では、半円筒部71に半円柱部82が係合し且つ円筒部72に円柱部81が係合する。これにより、ブリッジ部6に対しレンズ部3は回止め状態となる。すなわち、回止め手段52は、半円柱部82、半円筒部71および磁石31により構成されている。これにより、実施例1の場合に比して、ブリッジ部6周りを幾分軽量化することができる。
図7に示すように、レンズ保持部材12の中空部の内壁面には、前後一対のキー91,91が、水平方向に亘って平行に形成されている。すなわち、凹部32の内壁面には一対のキー91,91が形成され、これに対応して形成した磁石31がレンズ保持部材12の中間部に埋め込まれている。また、凸部41は、凹部32に形成されたキー91,91に対応した形状を備え、前後一対のキー溝92,92が平行に形成されている。そして、本実施例の回止め手段52は、一対のキー91,91を一対のキー溝92,92に各々係合させることで、レンズ部3の回止めを行うよう構成されている。これにより、実施例1の場合に比して、装着したレンズ部3のがたつきをより一層防止することができる。
なお、図示省略したが、回止め手段52の他の変形例としては、例えば凸部41を二股形状に形成し、凸部41が凹部32の外壁面を挟持可能に構成してもよい。
図8に示すように、本実施例は、レンズ部3がリム付きの点で実施例1と相違する。同図(a)に示すフルリムタイプでは、レンズ部3は、レンズ本体21およびレンズ取付部22のほか、レンズ本体21の外周端面の全域に亘ってリム95が設けられている。一方、同図(b)に示すハーフリムタイプでは、リム96は、レンズ本体21の外周端面の上半部に亘って設けられている。そして、これらリム95,96は、フレーム2のブローバー部5に対し略相補的となるように形成されている。また、レンズ取付部22は、上記の凸部41がリム95,96に連ねることで構成されており、リム95,96が上記の固定部42として機能する。すなわち、上記の締結手段44が不要となる。このように、リム付きのレンズ部3であっても、実施例1のリムレス眼鏡と同様に適切に交換作業等を行うことができる。
1 眼鏡
2 フレーム
3 レンズ部
6 ブリッジ部
11 本体ブリッジ
12 レンズ保持部材
31 磁石
32 凹部
41 凸部
51 吸着保持手段
52 回止め手段
2 フレーム
3 レンズ部
6 ブリッジ部
11 本体ブリッジ
12 レンズ保持部材
31 磁石
32 凹部
41 凸部
51 吸着保持手段
52 回止め手段
Claims (9)
- フレームのブリッジ部に対し左右の各レンズ部をそれぞれ着脱可能に装着した眼鏡において、
前記ブリッジ部の両端部および前記各レンズ部のいずれか一方に設けた凸部と、
前記ブリッジ部の両端部および前記各レンズ部のいずれか他方に設けられ、前記凸部が係脱可能に挿入する凹部と、
前記各凸部を前記各凹部にマグネット吸着させる吸着保持手段と、を備えた眼鏡。 - 前記各レンズ部は、貫通孔を前記ブリッジ部側に穿設したレンズ本体と、締結手段により当該貫通孔を介して当該レンズ本体に前記凸部または前記凹部を固定する固定部と、で構成されている請求項1に記載の眼鏡。
- 前記各凸部は前記各レンズ部にそれぞれ設けられ、前記各凹部は前記ブリッジ部の両端部にそれぞれ設けられている請求項1または2に記載の眼鏡。
- 前記各吸着保持手段は、前記各凸部の少なくとも一部を磁性体材料で構成した磁性体部と、前記各凹部の内部の前記磁性体部が臨む位置に取り付けられた磁石と、で構成されている請求項3に記載の眼鏡。
- 前記各凹部を前記ブリッジ部の内部に形成した請求項3または4に記載の眼鏡。
- 前記ブリッジ部は、前記フレームのブローバー部に連なる本体ブリッジと、当該本体ブリッジに沿って設けられ、前記各凹部を内部に形成したレンズ保持部材と、を備えた請求項5に記載の眼鏡。
- 前記レンズ保持部材は、前記本体ブリッジの正面側に設けられている請求項6に記載の眼鏡。
- 前記レンズ保持部材は、水平方向の左右に延在している請求項6または7に記載の眼鏡。
- 前記各凹部は、筒状からなり、
前記各凹部に形成された第1の係合部と、前記各凸部に形成され前記第1の係合部に係合する第2の係合部とを有し、装着状態において両者を係合させることで前記ブリッジ部に対し前記各レンズ部の回転をそれぞれ阻止する回止め手段を、さらに備えた請求項1ないし8のいずれかに記載の眼鏡。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2004065690A JP2005257759A (ja) | 2004-03-09 | 2004-03-09 | 眼鏡 |
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JP2005257759A true JP2005257759A (ja) | 2005-09-22 |
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Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2012123408A (ja) * | 2012-02-03 | 2012-06-28 | Sasamata:Kk | 眼鏡用のレンズ連結具及びレンズ交換可能の眼鏡並びにレンズ形成基材 |
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2004
- 2004-03-09 JP JP2004065690A patent/JP2005257759A/ja active Pending
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