JP2005257033A - 遮断弁 - Google Patents

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Nobumasa Kasashima
伸正 笠島
Masaki Yamaguchi
正樹 山口
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Panasonic Holdings Corp
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Matsushita Electric Industrial Co Ltd
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Abstract

【課題】高い気密信頼性と単純な構造による経済性とを同時に実現可能な遮断弁を提供するものである。
【解決手段】ボビン14に突起15を設けることにより、ステータ18のスラスト面の谷部11aがボビン14の突起15で略埋められて平滑となり、ステータ18のスラスト面で弾性シール材21をフランジ20に対して均等に押し付け、フランジ20と隔壁19の間で確実に内外を密閉することができる。
【選択図】図2

Description

本発明は、外部状況によって作動する安全弁(国際特許分類F16K 17/36)で操作手段として電動機を使用したもの(国際特許分類F16K 31/04)、特に、ガスの事故を未然に防ぐガス遮断装置の遮断機構として使用される遮断弁に関するものであり、さらに詳しくは流路に形成された弁座に対し弁体を前進または後退移動させることによって流路の遮断復帰動作を行うモータを動力源とした遮断弁に関するものである。
従来、この種の遮断弁は、PM型ステッピングモータを駆動源とする遮断弁が公開されている(例えば、特許文献1参照)。
この特許文献1公報記載の遮断弁は図3に示されているように、気密隔壁となるアルミインパクト成形等による鍔付きカップ状のケーシング1を有し、このケーシング1の外周にはステータ2を装着し、内側にはローター3を配設する。
前記ケーシング1の開口部に軸受であるアウターブッシュ4を配設し、ローター3に装着したリードスクリュー5の先端に係合した弁体6を配設されている。
また、アウターブッシュ4の外周には円盤状の段付きフランジ7が嵌合しているとともに、ケーシング1の外周にはステータ2を溶接した円環状の平板フランジ8が嵌合しており、これら段付きフランジ7および平板フランジ8は互いに固着されて、アウターブッシュ4の鍔部とケーシング1の鍔部を同時に挟み込んでフランジ7とケーシング1の間に配設した弾性シール材9で内外を封止するように構成されている。
特開平11−2351号公報
しかしながら、前記従来の遮断弁は、ガスなどの流体が流路内を圧送させるため、ケーシングの内外で密閉構造にして流体が漏れ出ない様にする必要性から、弾性シール部材9をフランジ7とケーシング1の間に配設していた。
しかし、磁力の透過を極力阻害しない様にするためにケーシング1の肉厚は薄肉で構成しなければならず、その為には弾性シール部材9に均一に圧力を加え、且つケーシング1の変形が発生しない様するためにバックアップ用の平板フランジ8を設ける必要があった。
また、この種のPM型ステッピングモータを駆動源とする遮断弁は、一般的に屋外設置されるガスメータに取り付けられるため、50℃を超過する高温から、−20℃を下回る低温までの厳しい温度環境変化がかかる。さらに、ガス流路に取り付けるため、燃料用ガスや、ガス中に微少に含まれる水分、硫化水素、二酸化硫黄などの精製不純物にさらされることになる。そして、その中で、ガスメータの使用期間(一般に10年間)中、ガス漏れのないよう高い気密信頼性が要求される。
しかしながら、図3に示した従来の遮断弁は、平板フランジ8を溶接でステータ2に接合し、複雑な構成になっていると共に溶接による組織変化で、強度、耐食性等の材料性能が低下する、と言う課題があった。
また、部品点数及び接合工数の必要性からコスト高になるという課題を有していた。
本発明はかかる従来の課題に鑑み、長期使用における湿度、温度、化学物質等のストレスに耐え得る高い気密信頼性と単純な構造による経済性とを同時に実現可能な遮断弁を提供することを目的とする。
前記従来の課題を解決するために、本発明の遮断弁のボビンはクローポール間の溝にはまり込みヨークのスラスト方向外面が略同一面になるように突起を設けた構造としたものである。
これによって、ステータのスラスト面を略平滑にできることから密閉用のシール材を均等に押さえることが可能となる。
本発明の遮断弁は、ボビンの突起がクローポール間の谷部にはまり込み、ヨークのスラスト方向外面が略平滑にできることから、品質の安定化とコストを抑制することができる。
第1の発明は、クローポール式ヨークと、コイルと、そのコイルを巻きつけたボビンとで構成されたステータと、気密性保持のためステータの内側に同軸に配設した金属製隔壁と、その隔壁の内側に同軸に配設したローターと、前記ローターの回転を伝達するリードシャフトと、前記ステータを固定し前記リードシャフトが突出可能な穴を有するフランジと、前記隔壁とフランジ間で内外を封止するシール部材と、前記リードシャフトに配設された直動機構と、前記直動機構に配設された弁体とを備え、前記ボビンは前記クローポール間の溝にはまり込みヨークのスラスト方向外面が略平滑になるように突起を設けた構造とすることにより、ヨークのスラスト方向外面が略平滑とすることが可能となり、別部品を設けることなくステータのスラスト面で均一にシール材をフランジに押し付けることが可能となる。
第2の発明は、特に、第1の発明のボビンの突起をヨークの谷部よりラジアル方向で若干大きくすることにより、ヨークとボビンの位置決めと結合をすることができる。
第3の発明は、特に第1または第2の発明のフランジにおける段押しと隔壁とシール材をラジアル方向による封止とすることで、ボビンの突起とヨークのスラスト面が完全に隙間無く平滑でなくても確実に密閉することが可能とすることができる。
以下、本発明の実施の形態について、図面を参照しながら説明する。なお、本実施の形態によって本発明が限定されるものではない。
(実施の形態1)
図2は本発明の実施の形態1における遮断弁のヨークとボビンの分解斜視図を示すものである。
図2において11はクローポール12を設けたヨークAで、加工性及び電磁性能の関係でスラスト面13までクローポールの谷部を回りこませている。
14は突起15を設けたボビンで中央にコイルを巻きつける構造である。
16はヨークA11と同様にクローポール17を備えたヨークBであり、ヨークA11との組み合わせでボビン14を包み、ステータ18を構成する。
図1において19は隔壁でフランジ20との間に弾性シール材21を配設することでケーシングの内外を密閉構造にすることができる。
22はケーシングの中に配設されたローター23の動作を伝えるリードシャフトで先端のネジ部22aに弁体24を設けている。
以上のようように構成された遮断弁について、以下その動作、作用を説明する。
まず,ボビン14の突起15がクローポール12間の谷部11aにはまり込み、ヨークA11のスラスト方向外面が略平滑にすることなる。
以上のように本実施の形態においてはボビン14に突起15を設けることにより、ステータ18のスラスト面の谷部がボビン14の突起15で略埋められて平滑となり、ステータ18のスラスト面で弾性シール材21をフランジ20に対して均等に押し付け、フランジ20と隔壁19の間で確実に内外を密閉することができる。
以上のように、本発明にかかる遮断弁はボビンの突起がクローポール間の谷部にはまり込み、ヨークのスラスト方向外面が略平滑にできることから、品質の安定化とコストを抑制することが可能となるので外部状況によって作動する安全弁で操作手段として電動機を使用したもの、特にガスの事故を未然に防ぐガス遮断装置の遮断機構として使用される遮断弁の応用・横展開等の用途にも適用できる。
本発明の実施の形態1の遮断弁の開弁状態の断面図 本発明の実施の形態1の遮断弁のヨークの分解斜視図 従来の遮断弁の開弁状態の断面図
符号の説明
11,16 ヨーク
11a 谷部
12,17 クローポール
14 ボビン
15 突起
18 ステータ
19 隔壁
20 フランジ
21 弾性シール材(シール部材)
22 リードシャフト
22a ネジ部(直動機構)
23 ローター
24 弁体

Claims (3)

  1. クローポール式ヨークと、コイルと、そのコイルを巻きつけたボビンとで構成されたステータと、気密性保持のためステータの内側に同軸に配設した金属製隔壁と、その隔壁の内側に同軸に配設したローターと、前記ローターの回転を伝達するリードシャフトと、前記ステータを固定し前記リードシャフトが突出可能な穴を有するフランジと、前記隔壁とフランジ間で内外を封止するシール部材と、前記リードシャフトに配設された直動機構と、前記直動機構に配設された弁体とを備え、前記ボビンは前記クローポール間の溝にはまり込みヨークのスラスト方向外面が略平滑になるように突起を設けた構造とした遮断弁。
  2. ボビンの突起はヨークのクローポール谷部の寸法よりラジアル方向で若干大きく設定した請求項1記載の遮断弁。
  3. フランジの段押し内面部と隔壁外周部の間で内外をラジアル方向で封止するためのシール部材をヨークのスラスト面で押し込む構造の請求項1または2記載の遮断弁。
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JP2007116797A (ja) * 2005-10-19 2007-05-10 Matsushita Electric Ind Co Ltd モータおよびそれを使用した弁装置
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