JP4735182B2 - モータおよびそれを使用した弁装置 - Google Patents

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Description

本発明は樹脂モールドした2個のステータを長さ方向に一体化した、所謂、二層励磁型のモータ、およびそれを駆動源とする弁装置に関するものである。
従来のこの種二層励磁型のモータのステータは、コイルを巻装したボビンを一対のヨーク間に位置させ、これらを長さ方向に2個連ねて全体を樹脂でモールドしたものが一般に使用されている(例えば、特許文献1参照)。
二層励磁型のステータを樹脂でモールドする主な理由は、雷サージなどからコイルの絶縁破壊を防止するところにある。
特開平11−2351号公報
しかしながら、従来のモータのステータでは、樹脂モールドの際の成型圧力によってコイルが変形を生起し、ヨークとの間の絶縁耐圧性能が低下することがあった。
本発明はこのような課題を解消するものであって、樹脂モールドの際に成型圧力が加わってもコイルを巻装したボビンの変形をなくし、これによって、ヨークとの間の絶縁耐圧性能を良好に保つことを目的としたものである。
前記目的を達成するために本発明は、樹脂によりモールドされた二層励磁型の円輪状のステータと、このステータの内側に配置されたロータとを具備し、前記ステータは、それぞれコイルを巻装した各ボビンを各一対のヨーク間に位置させるとともに、相手側ボビンの外側に係合するボスをそれぞれのボビンより形成したもので、したがって、各ボビンは相互補強作用が働き、樹脂モールド時に成型圧力が加わっても変形しないものとなる。
本発明のモータによれば、樹脂モールド時の成型圧力でステータのボビン、つまりはコイルの変形がないので、絶縁耐圧性能を良好に維持でき、結果的には、モータ特性を高めることができるものである。
本発明は、樹脂によりモールドされた二層励磁型の円輪状のステータと、このステータの内側に配置されたロータとを具備し、前記ステータは、それぞれコイルを巻装した各ボビンを各一対のヨーク間に位置させるとともに、相手側ボビンの外側に係合するボスをそれぞれのボビンより形成したものである。
したがって、各ボビンは相互補強作用が働き、樹脂モールド時の成型圧力にも充分に耐えるものとなる。
また、前記モータのロータとともに回転する回転軸に、回動不能で、かつ進退自在な弁体をねじ結合により連係させて弁装置としたものである。
以下、本発明の実施の形態について、図面を参照しながら説明する。なお、この実施の
形態によって本発明が限定されるものではない。
(実施の形態1)
図1〜図3において、モータ1は、樹脂によりモールドされた二層励磁型の円輪状のステータ2と、このステータ2の内側に配置されたロータ3とから構成されている。
前記二層励磁型の円輪状のステータ2は、それぞれコイル4a,4bを巻装した各ボビン5a,5bを各一対のヨーク6,7、および8,9間に位置させたものである。各一対のヨーク6,7、および8,9は、ボビン5a,5bの内周部において互いの櫛歯状部が噛合い結合されている。
また、ボビン5a,5bは断面U状で、対応するフランジの外周端からは相手側方向に伸びる爪10a,10bが櫛歯状に形成してある。そして、ステータ2として組み立てたとき、これら爪10a,10bは相手側ボビン5a,5bのフランジ外周に相互に係合するようにしてあり、樹脂によりモールドは、しかる後行われる。
前記ステータ2はロータ3を内設したブラケット11の外周に配置されている。そして、ロータ3は永久磁石12を外周に装備したもので、中心に回転軸13が一体的に配置してある。前記回転軸13は、その一方がスラスト軸受14で、長手方向の途中がラジアル軸受15でそれぞれ軸支されている。
以上の構成において、ステータ2として組み立てたとき、これらボビン5a,5bの爪10a,10bは相手側ボビン5a,5bのフランジ外周に相互に係合するため、これらボビン5a,5bに相互補強作用が働き、その後の樹脂モールド時に成型圧力が加わっても変形しないものとなる。
すなわち、ボビン5a,5bに巻装されたコイル4a,4bの変形がないので、結果的に絶縁耐圧性能を良好に維持でき、その分、モータ特性を高めることができるものである。
(実施の形態2)
図4は弁装置に応用した例を示し、実施の形態1と同様の作用を発揮する構成については同一符号を付し、説明は実施の形態1のものを援用する。
回転軸13はモータ1の前方へ突出しており、ここに、ねじ16が形成してある。前記回転軸13が貫通する支持板17にはピン18が突設してある。
弁体19は前記回転軸13のねじ16が螺合するねじ孔20をその中心部に有し、また、ねじ孔20から変心した位置には先のピン18が嵌合するスライド孔21が形成してある。したがって、前記弁体19は進退自在で、回転不能に設定してある。
この弁装置の動作は以下の通りである。すなわち、モータ1に通電してロータ3、および回転軸13を回転すると、弁体19は、回転不能であるので、ねじ16とねじ孔20の螺合によって進退変位し、流体通路に形成された弁座22の開口度を可変するもので、これにより流体の流量を制御できることとなる。
そして、実施の形態1で述べたように、モータ1におけるステータ2の絶縁耐圧性能を向上させたモータ1を弁体19の駆動源として使用することにより、弁装置としての制御が確実となり、流量の調整特性を高めることができるものである。
以上のように、本発明にかかるモータは、樹脂モールド時の成型圧力でステータのボビン、つまりはコイルの変形がないので、絶縁耐圧性能を良好に維持でき、したがって、弁装置などの駆動源に使用すれば、応用装置そのものの動作的信頼性が高まることとなる。
本発明の実施の形態1を示すモータの断面図 同モータのステータ部分の分解斜視図 同ステータ部分の説明図 本発明の実施の形態2における弁装置の断面図
符号の説明
1 モータ
2 ステータ
3 ロータ
4a,4b コイル
5a,5b ボビン
6,7,8,9 ヨーク
10a,10b 爪
13 回転軸
16 ねじ
19 弁体
20 ねじ孔

Claims (2)

  1. 樹脂によりモールドされた二層励磁型の円輪状のステータと、このステータの内側に配置されたロータとを具備し、前記ステータは、コイルを巻装した一対のボビンを各一対のヨーク間に位置させて構成し前記一対のボビンは、それぞれ相手側ボビンの外側に延出して設けた複数の爪を備え、この複数の爪を相手側の爪の谷間に相互に嵌合するように構成したモータ。
  2. 請求項1記載のモータのロータとともに回転する回転軸に、回動不能で、かつ進退自在な弁体をねじ結合により連係させた弁装置。
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