JP2005256899A - 水素貯蔵及び/又は導出装置 - Google Patents

水素貯蔵及び/又は導出装置 Download PDF

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Abstract

【課題】 水素の貯蔵及び/又は導出過程において、水素ガス中に含まれるCOを効率良くかつ確実に除去して、高純度の水素を貯蔵及び/又は導出するための装置を提供することにある。
【解決手段】 水素を高圧で貯蔵容器に貯蔵し、及び/又は該貯蔵容器から水素を導出するための装置であって、
水素貯蔵容器に水素を導入するための水素圧縮導入ライン、及び/又は
水素貯蔵容器から水素を導出するための水素導出ラインが、
水素貯蔵容器に連結されると共に、該水素圧縮導入ライン及び/又は水素導出ラインに、水素ガス中に含まれる一酸化炭素(CO)を除去するためのCO除去手段が配設されていることを特徴とする水素貯蔵及び/又は導出装置。
【選択図】 図1

Description

本発明は、水素貯蔵及び/又は導出装置と、この水素貯蔵及び/又は導出装置を含む水素製造・貯蔵装置、水素製造・貯蔵・導出装置、これらの装置で使用する水素圧縮用コンプレッサー、更には水素貯蔵及び/又は導出方法に関するものである。以下、本発明の装置および方法について、代表的な用途例として、固体高分子型燃料電池等といった燃料電池に供される高純度水素を貯蔵及び/又は導出する場合を中心に説明を進める。
環境負荷の小さいクリーンな発電技術として期待される燃料電池として、近年、固体高分子型燃料電池(PEFC)が実用化に向けて急速に発展してきており、該燃料電池を用いた家庭用コージェネレーションシステムや燃料電池用自動車は、実証段階まで進んでいる。
前記PEFCは、りん酸型燃料電池や溶融炭酸塩型燃料電池、固体酸化物型燃料電池と比較して、低作動温度(約80℃)や高出力密度といった特長を有しており、前記家庭用コージェネレーションシステムや燃料電池用自動車の電池システムを小型化できる可能性が高い。しかし、電池に使用する白金触媒が一酸化炭素による被毒を受け易いため、その実用化には、燃料である水素ガス中のCOを10ppm以下にまで低減する必要があるといわれている。
ところで上記燃料電池の燃料として使用される水素は、太陽光で水を電気分解して得る方法が環境負荷の観点から理想的であるが、該技術は今のところ実用化が難しく、当面は、化石燃料を改質して得る方法が主流であると考えられる。
化石燃料としては、天然ガス、ガソリン、ナフサ、灯油等の石油系燃料、石炭、更にはこれらを原料として合成されるメタノールやジメチルエーテルを使用することが検討されているが、いずれを原料とした場合にも多量のCO副生が避けられず、該COを含む水素ガスを燃料電池に使用すると、上述の通り白金触媒がCOの被毒を受けて発電効率が低下するという問題が生じてくる。
そこで一般的には、上記化石燃料を約700℃で水蒸気改質して、水素、二酸化炭素、およびCOを含むガスを得た後、更に、COと水蒸気を約300℃で反応(変成反応)させて水素と二酸化炭素に変えて、COを極力低減させる方法が採用されている。しかしこの様に処理した場合でも、水素ガス中にはCOが約1000ppm(約0.1%)〜1%残存するため、発電効率の低下を免れない。
よって燃料電池用に適した高純度水素ガスを得るべく、水素ガス中のCOをより一層低減する方法として、圧力スイング吸着法(PSA法)、水素選択透過膜分離法、CO選択酸化法が提案されている。
前記PSA法は、水素ガスを圧縮してから(通常0.2〜2MPa程度)、吸着剤を充填した吸着器に導入し、水素以外のガスを吸着除去した後、水素のみを吸着器から排出させて高純度水素を得るというシンプルな方法であり、実際の水素ステーションのデモプラントで採用された例もある。
また特許文献1には、燃料電池システムとして、水素ガス中のCOをPSA法で除去する装置を含んだシステムが示されており、該装置では、吸着剤として5Aゼオライトや13Xゼオライトの他、活性炭やアルミナ、ゼオライトに、銅の酸化物や塩類等を含浸させたもの等が用いられ、0.15〜0.5MPaの吸着圧力で処理することにより、水素ガス中に含まれる0.5〜5%のCOを50ppmにまで低減できたことが示されている。
特許文献2〜4には、上記PSA法を比較的低い圧力下で実施してCOを効率よく分離濃縮できた旨の技術が提案されており、該技術では、CO飽和吸着量の多い分離用吸着剤と、その吸着剤を利用したCOの分離精製方法が示されている。
しかし、これらの方法でCOを十分に除去するには、CO除去装置の大型化が避けられず、実用化の観点から課題が残されている。
前記水素選択透過膜分離法は、例えばPd薄膜の様な水素との親和性の高い膜を透過させて高純度の水素を得る方法である。この方法は、極めて高純度の水素ガスを得るのに有効であるが、貴金属薄膜を用いるためコストがかさむといった課題が残されている。また膜モジュールの製造技術や膜の耐久性などについても検討の余地が残っている。
前記CO選択酸化法は、水素ガスを触媒塔に入れ、酸素を供給してCOを触媒上で酸化させる方法である。該方法は、現時点で最も完成度の高い燃料電池用水素の精製技術であり、例えば特許文献5では、触媒としてアルミナに粒径の小さいRuを担持させたものを用いてCOを選択的に酸化させており、また特許文献6では、アルミナにRuやPt、Rh、Pdを担持させたものを触媒に用いてCOを選択的に酸化させ、CO濃度を10ppm以下にまで効率良く低減する方法が示されている。この方法によれば、CO濃度を1ppm以下にまで低減することも可能であるが、温度の制御が困難であることや、触媒の耐久性が不十分であるといった課題が残されている。
また上記の様な選択触媒酸化法や、酸素を供給してCOを燃焼除去する部分酸化法では、COだけでなく水素も酸化されるため高純度水素の生産性が低くなることや、発熱により反応制御が困難となる等の欠点が指摘されている。
特開2002−321905号公報 特公平1−49643号公報 特公平1−32163号公報 特開昭62−65920号公報 特開平9−199156号公報 特開2002−126521号公報
本発明はこの様な事情に鑑みてなされたものであって、その目的は、水素の貯蔵及び/又は導出過程で、水素ガス中に含まれるCOを効率良くかつ確実に除去し、高純度の水素を貯蔵及び/又は導出するための方法、およびこの様な方法を実現するためのコンパクトなCO除去手段を含んだ水素貯蔵及び/又は導出装置や、この水素貯蔵及び/又は導出装置を含む水素製造・貯蔵装置、水素製造・貯蔵・導出装置、更にはこれらの装置で使用する水素圧縮用コンプレッサーを提供することにある。
本発明に係る装置は、水素を高圧で貯蔵容器に貯蔵し、及び/又は該貯蔵容器から水素を導出するための装置であって、
水素貯蔵容器に水素を導入するための水素圧縮導入ライン、及び/又は
水素貯蔵容器から水素を導出するための水素導出ラインが、
水素貯蔵容器に連結されると共に、該水素圧縮導入ライン及び/又は水素導出ラインに、水素ガス中に含まれる一酸化炭素(CO)を除去するためのCO除去手段が配設されているところに特徴がある。
本発明の水素貯蔵及び/又は導出装置は、前記水素圧縮導入ラインに、2以上の水素圧縮手段が直列に配設され、1段目の水素圧縮手段よりも後段に前記CO除去手段が配設された構成とすれば、高圧状態の水素ガスからCOを効率的に除去できるのでよい。また前記CO除去手段として、CO吸着剤の充填された吸着器を配設した場合にCOを特に効率良く除去できるので好ましい。
前記吸着器が2以上並列に配設されると共に、それらの吸着器がCO吸着ラインとCO脱着ラインに切替可能に構成されていれば連続操業を行うことができる。前記CO吸着剤としては、シリカ、アルミナ、活性炭、グラファイトおよびポリスチレン系樹脂よりなる群から選択される1種以上の担体にハロゲン化銅(I)あるいはハロゲン化銅(II)を担持させた吸着剤、または、これらを還元処理した吸着剤を用いることができる。
本発明は、上記水素貯蔵及び/又は導出装置の水素圧縮導入ラインよりも上流側に、化石燃料と水蒸気を反応させて水素とCOを得る改質器と、COと水蒸気を反応させて水素を得るシフト反応器が配設された水素製造・貯蔵装置や水素製造・貯蔵・導出装置も含むものである。
上記水素製造・貯蔵装置や水素製造・貯蔵・導出装置において、前記CO除去手段として吸着器が2以上並列に配設されると共に、それらの吸着器がCO吸着ラインとCO脱着ラインに切替可能に構成されており、かつ該CO脱着ラインで得られるCOを前記シフト反応器に導入する手段が配設されていれば、該COを原料として更に水素を得ることができるので、高純度水素の生産性をより高める観点から好ましい。
本発明は、上記装置の水素圧縮導入ラインで使用する水素圧縮手段であって、吸着器(CO除去手段)を付帯している点に特徴がある水素圧縮用コンプレッサーも含む。上記装置を構成する主な機器として、水素導入用、水素圧縮用、水素貯蔵用および水素導出用の機器等が挙げられ、上述の通りCO除去手段を構成機器の1つに加える場合、これらの機器間に設置することになる。その場合、本発明のCO吸着器は、後述する実施例で示す通りコンパクトであるので、いずれかの機器に付帯させて一体となった機器を構成することが可能であり、特に、水素圧縮用機器であるコンプレッサーにCO吸着器を付帯させた機器が好ましく使用される。この様な吸着器を付帯したコンプレッサーは、本件における水素ガスの精製・昇圧のみならず、その他の種類のガスに適用した場合にも該ガス中の不純物COを除去しつつ昇圧でき、汎用性の高い有用な機器であるといえる。
また本発明は、水素貯蔵及び/又は導出方法も規定するものであり、該方法は、上記装置を用いて水素ガス中のCOを除去するにあたり、水素ガスに含まれるCOの吸着除去を下記(a)及び/又は(b)の時期に行うところに特徴を有している。前記COの吸着除去は、圧力:0.5〜80MPa(絶対圧)、温度:0〜200℃の条件で行うことが推奨される。
(a)水素を圧縮して貯蔵容器へ導入するときであって、水素の圧力が、圧縮後の圧力以上で貯蔵直前の圧力以下であるとき。
(b)貯蔵容器から水素を導出するときであって、水素の圧力が、貯蔵圧力以下で大気圧以上であるとき。
本発明によれば、化石燃料を原料として得られる水素ガス中のCOを効率よく除去することができ、燃料電池用として好適な高純度水素を供給するのに大変有効である。またCO除去装置の小型化が可能であるので、水素供給システム全体をコンパクト化でき、水素供給インフラの整備を促進できると考える。
燃料電池の普及において、当面は、化石燃料を原料とする水素製造装置が各地のインフラ整備で導入されると推定されるため、製造された水素ガスを燃料電池用として使用するには、水素ガス中のCOを除去する工程が必須となる。また水素製造装置で得られた水素は、製造後すぐにその場で消費される以外は、水素貯蔵容器に一旦貯蔵され、その後必要に応じて消費されるか、または貯蔵容器ごと運搬される等して、別の場所で必要に応じて消費される形態が一般的であると思われる。水素の貯蔵は、設置可能な容器サイズ等を考慮して現在70MPa程度の高圧で貯蔵することが目標とされ、高圧貯蔵容器やガスラインの設置が不可欠であり(尚、この様な高圧に耐え得る水素貯蔵容器や水素圧縮機、水素ディスペンサー等は開発途上にある)、今後、安全性の観点から貯蔵圧力の低減化が進むにしても、貯蔵効率の観点から上記高圧部分は不可欠であると考える。
本発明者らは、この様な事情に鑑みて、水素を貯蔵及び/又は導出する過程において、水素が高圧であることを利用して水素ガス中のCOを効率よく除去できないかと考え鋭意研究を進めてきた。その結果、特に吸着剤の特性である飽和吸着量が高圧下で増大することを利用すれば、水素ガス中のCOを非常に効率よく除去できることを見出した。
そしてこうした知見を活かし、CO除去手段(特にCO吸着器)を、
・水素を貯蔵するときの水素昇圧過程であって、水素の圧力が、圧縮後の圧力以上で貯蔵直前の圧力以下である箇所、または、
・貯蔵容器から水素を導出するときの水素降圧過程であって、水素の圧力が、貯蔵圧力以下で大気圧以上である箇所
に配設すれば、水素を貯蔵及び/又は導出する段階で、COを効率良く除去して高純度水素を燃料電池等に供給できると共に、CO除去手段(特にCO吸着器)のコンパクト化も実現できることがわかった。
本発明は、この様に水素が高圧であることを利用して水素ガス中のCOを効率よく除去するところにポイントを有するものであり、その実施形態としては、
・水素を貯蔵するときの水素昇圧過程で水素ガスを精製(CO除去)してから貯蔵し、その後に高純度水素ガスを導出する形態、
・水素を貯蔵するときの水素昇圧過程で水素ガスを精製してから貯蔵したものを、別の場所に移動させ、そこで高純度水素ガスを導出する形態、
・水素ガスを精製せずに貯蔵し、貯蔵容器から水素を導出する水素降圧過程で、水素ガスを精製して高純度水素ガスを導出する形態、
・水素ガスを精製せずに貯蔵したものを別の場所に移動させ、そこで、貯蔵容器から水素を導出する水素降圧過程において、水素ガスを精製して高純度水素ガスを導出する形態、
・水素を貯蔵するときの水素昇圧過程で水素ガスを精製してから貯蔵し、貯蔵容器から水素を導出するときの水素降圧過程で、更に精製して高純度水素ガスを導出する形態等が挙げられる。
以下、この様な方法と装置に想到した経緯、および該方法と装置の詳細について、図1に示す代表的プロセスのフローに沿って説明する。
図1は、水素を貯蔵するときの水素昇圧過程で水素ガスを精製(CO除去)してから貯蔵し、その後に高純度水素ガスを導出する形態を模式的に示したフロー図である。
水素を貯蔵するには、貯蔵効率を高めるべく、水素圧縮導入ラインに水素圧縮手段(図1にコンプレッサーを例示)1を配設して水素を圧縮、即ち昇圧する必要がある。上述の通り、現状では水素を70MPa程度の圧力で貯蔵することが開発目標とされており、ほぼ大気圧の水素を約70MPaもの高圧にまで昇圧するには、貯蔵容器までの導入経路(水素圧縮導入ライン)に、2以上の水素圧縮手段1を直列に設けて徐々に圧縮するのがよい。1つの水素圧縮手段1の圧縮比が例えば8〜10程度であると想定すれば、図1に例示する様に少なくとも3つの水素圧縮手段1を直列に接続することが推奨される。
尚、貯蔵圧力がそれほど高くない場合や、1つの水素圧縮手段の圧縮比が大きい場合には、水素圧縮手段1の数を少なくしてもよく、水素圧縮手段1が1つであってもよい。
水素を貯蔵するときの水素昇圧過程で水素ガスを精製する場合、水素圧縮手段1で圧縮された水素をCO除去手段2に供給して水素ガス中のCOをより効率よく除去する。具体的には、水素圧縮導入ラインに水素圧縮手段1を1つのみ配設する場合には、該水素圧縮手段1と貯蔵容器3の間にCO除去手段2を設置する。また2以上の水素圧縮手段1が直列に配設されている場合には、1段目の水素圧縮手段1よりも後段に、CO除去手段2を配設するのがよく、図1の様に3つの水素圧縮手段1が配設されている場合には、図1のa、bまたは例示する位置にCO除去手段2を配設すればよい。
図1に例示する通り、3段目の水素圧縮手段1と貯蔵容器3の間に、CO除去手段(吸着器)2を設置すれば、CO吸着が著しく促進されるばかりでなく、該CO除去手段(吸着器)2をコンパクト化する上でも大変有利である。
尚、水素を貯蔵する際には、3段目の水素圧縮手段1で昇圧してから貯蔵容器3へ押し込む必要があるので、3段目の水素圧縮手段1と貯蔵容器3の間では、貯蔵圧力よりも更に高い圧力で水素の送入が行われる。よってこの様な箇所にCO除去手段2を配設すると、高圧下でのバルブ操作等が必要となるため、安全操業確保の観点からは、図1中のaまたはbの位置にCO除去手段2を配置してもよい。
また本発明では、貯蔵容器から水素を導出するときの水素降圧過程であって、水素の圧力が、貯蔵圧力以下で大気圧以上である箇所に、CO除去手段を設けてもよく、例えば図1中のcの位置にCO除去手段2を設置してもよい。尚、高圧下でのバルブ操作等に対する安全上の配慮から、減圧した水素を一旦補助容器に誘導した後にCO除去手段2へ導入する構造としてもよい。
前記CO除去手段としては、深冷分離、膜分離、部分酸化、選択触媒酸化等の方法が挙げられるが、高圧の水素を有効に利用してCOを効率良く除去するには、前記図1に示す通りPSA法、中でもCO選択性の高い吸着剤でCOを吸着除去することが大変有効である。
ここで用いるCO吸着剤は特に限定されないが、高いCO吸着性能を示すものとして、一般的に使用されているシリカ、アルミナ、活性炭、グラファイトおよびポリスチレン系樹脂よりなる群から選択される1種以上の担体にハロゲン化銅(I)あるいはハロゲン化銅(II)を担持させた吸着剤、またはこれを還元処理した吸着剤を用いるのがよい。尚、吸着剤の形状や吸着器への充填方法は特に限定されず、一般的に知られている形状や方法を採用すればよい。
前記CO吸着除去は、圧力:0.5〜80MPa、温度:0〜200℃の条件で行うことが推奨される。
本発明は、高圧の水素ガス中のCOを効率よく除去するところに特徴を有しており、また該CO除去手段をコンパクト化する観点から、吸着工程での操業圧力は0.5MPa以上とするのがよい。より好ましくは5MPa以上、更に好ましくは10MPa以上である。
一方、高圧であるほど吸着効率は高まるので好ましいが、装置への負担や、システム内で最も高圧となる箇所が、現実的には貯蔵圧力(70MPaと想定)の1割増しで貯蔵容器へ押し込む箇所であることを考慮すると、プロセス簡素化の観点からは80MPa以下とすることが好ましい。
尚、水素圧縮手段の後段に吸着器を配設する場合、吸着器へ導入する水素ガスの圧力が変動し易い。よってこの様な場合には、水素圧縮手段と吸着器の間に補助容器を設けて圧力変動を緩和し、吸着器の操業を安定化させるのがよい。
吸着剤は、低温になるほど吸着容量が増大するため装置のコンパクト化には有利であるが、0℃を下回ると、吸着剤に含まれる水分がたとえ微小でも氷結し、吸着剤が脆化するので注意すべきである。また冷却はコストの上昇にもつながるので好ましくなく、室温で操業すればよい。尚、水素を貯蔵するときの水素昇圧過程で水素ガスを精製する場合には、水素圧縮手段を通過して高温となった水素ガスの冷却コストを抑える観点から、50℃以上で吸着操業を行ってもよい。
一方、本発明では、高温でも優れたCO吸着選択性を発揮する前記吸着剤を用いることを想定しているが、この様な吸着剤でも、温度が200℃を超えると吸着容量が著しく小さくなるので、装置サイズの拡大を余儀なくされる。また、吸着剤の構成成分が化学変化を起こす等して耐久性が低下するといった問題も生じる。よってCO吸着除去は、200℃以下、より好ましくは100℃以下で行うのがよく、水素を貯蔵するときの水素昇圧過程で水素ガスを精製する場合には、水素圧縮手段を通過して高温となったガスを該温度以下にまで冷却してから吸着器へ導入するのがよい。
ところでCOが破過し始めた状態のまま吸着操業を続けると、水素ガス中のCOが十分吸着除去されず、結果として高純度水素が得られないので、CO破過開始時に、当該吸着剤の充填された吸着器を水素通気ラインから切り離し、再生モード(吸着剤の脱着操作)に切り替えて吸着剤の再生を図るのがよい。
ちなみに、2以上の吸着器を並列に配設し、CO吸着ラインとCO脱着ラインに切替可能に構成しておけば、図1に例示するように、一方の吸着器に水素ガスを流入させて水素ガス中のCO吸着除去を行っている間に、他方の吸着器に充填された吸着剤のCO脱着を行って吸着性能の回復を図ることができ、結果としてCO吸着除去を継続して行うことができるので望ましい。
吸着剤の脱着操作を低圧または高温で行えば、COを効率的に除去・回収することができる。脱着時の圧力は、吸着剤に多量のCOが吸着している場合を除き、一般的には0.5MPa以下とすることが好ましい。脱着時の圧力が高いと、脱着が十分に進まず吸着剤中にCOが多量に残存するからである。より好ましくは0.2MPa以下である。脱着時の圧力は、再生効率とCO回収効率のどちらの観点からも低圧で行うことが好ましく、真空ポンプを使用して減圧する方法が一般的である。しかし極端に真空度を高めても、再生効率およびCO回収効率はほとんど変わらないので、0.1kPaよりも低圧とするのは無駄である。
尚、吸着剤に多量のCOが吸着している場合には、大気圧下でもCOを十分に脱着でき、多量のCOを回収することが可能である。この場合には、大気圧下での吸着量に相当するCOが吸着剤中に残存するが、再生操作がより簡便となり、また真空ポンプ等を設置する必要がないので、プロセスがシンプルとなり機器コストを低減できる。
また回収したCOの有効利用の観点から、例えば回収したCOを後述するシフト変成器へ導入すること等が考えられる。その場合、シフト変成器への押し込み圧力が必要となるが、シフト反応では、それほど高圧で操業されるわけではないので、シフト変成器の操業圧力以上で0.5MPa以下の圧力で脱着すれば、機器構成を簡便にすることができる。
この様に脱着は、吸着時より低圧で操業する必要があるため、吸着モードから再生モード(吸着剤の脱着操作)に切り替えるべく減圧すると、吸着剤の温度が低下する。吸着剤の強度は、温度変動による膨張や収縮によって劣化するので、操作温度を極力一定に保持するため脱着部に加熱装置を併設してもよい。
上記CO脱着ラインで得られるCOは、濃度の高い(100%に近い)COガスであるので、高純度COを得る併産プロセスを設けることも可能である。また次に示す通り、得られたCOを再度、水素製造原料として利用することもできる。
即ち、化石燃料を改質して水素を得る一般的なプロセスとして、図2に概略的に例示するように、化石燃料の脱硫を脱硫器4で行ってから、改質器5で化石燃料と水蒸気を反応させて水素とCOに変換する。その後、得られたCOと水蒸気をシフト反応器6および7で反応させて水素を得る方法が採用されている。そこでこの図2に示すように、前記シフト反応器6のガス導入口に、前記CO脱着ラインで脱着・回収された高純度COガスを導入すれば、水素の生産歩留りをより高めることができるので好ましい。
以下、実施例を挙げて本発明をより具体的に説明するが、本発明はもとより下記実施例によって制限を受けるものではなく、前・後記の趣旨に適合し得る範囲で適当に変更を加えて実施することも可能であり、それらはいずれも本発明の技術的範囲に含まれる。
本発明の装置におけるCO除去性能(CO吸着性能)として、まず、CuCl担持活性アルミナをCO吸着剤として充填した吸着塔(吸着器,CO除去手段)に、微量のCOを含むHeガスを通気して、Heガス中のCO除去性能(CO吸着性能)を調べた。
詳細には、CuCl担持活性アルミナ(直径3mmで球状)を充填した円筒状SUS容器(吸着剤充填密度:0.87g/mL)と、その入口からHeとCOの混合ガスを導入し、出口から排出されるガスをサンプリングできるように構成された実験装置を準備した。そして実験に先立ち、Heのみを通気しながら吸着剤を200℃に加熱して吸着剤中の不純物ガスを予め除去した。それから、表1に示す所定のCO分圧となるようにHeとCOを混合したガスを、40℃に保持した吸着塔に一定流量で送入し、吸着塔出口から排出されたガスのCO濃度を測定した。この様な実験結果で得られたデータを基に破過曲線を描き、飽和吸着量を算出した。表1に示す飽和吸着量は、CO分圧を変えた実験で得られた吸着等温線(40℃)から、各CO分圧におけるCOの飽和吸着量を読み取ったものである。
Figure 2005256899
次に、前記表1のデータに基づき、例としてCOを1000ppm含有する水素ガス中のCOを完全に除去するプロセスを想定し、水素ガス中のCO除去性能を調べた。
吸着操作圧力を2〜70MPaの間で変化させるとすれば、CO分圧は2〜70kPaとなる。また高純度の水素ガスを得るには、CO破過開始時に吸着運転を停止するのがよく、吸着運転停止時のCO吸着量がCO飽和吸着量の1/2であると仮定すると、操業圧力、CO分圧、水素ガス中のCO吸着量、水素透過量、および吸着剤1Lあたりの水素処理量(単位生産量)は、表2のようになる。
Figure 2005256899
前記表2に示す各操業圧での水素ガス中のCO吸着挙動は、表1における大気圧下(CO分圧:101.30kPa)での実験結果から推定したものであるが、水素は上記吸着剤にほとんど吸着しないことや、CO吸着挙動はCO分圧のみに支配されることが分かっているため、表1のデータ(Heガス中の微量CO吸着実験結果)に基づく表2の水素ガス中のCO吸着挙動は、十分に信頼できるものと思われる。
COを1000ppm含む水素ガスからCOを除去して、1Nm(標準状態での体積を示す。以下「Nm」について同じ)の精製水素を得るのに必要な吸着剤量は、表2より、操業圧力7MPaの場合には約300mL、40MPaの場合には約140mLであり、これらの結果を用いて、下記の水素ガスホルダーに併設するCO除去装置(CO吸着塔)の規模を、該CO吸着塔に充填する吸着剤量で評価した。
<想定本発明例1>
例えば家庭用燃料電池(出力1kw程度)として、一戸あたり一日分の水素を貯蔵する水素ガスホルダー(貯蔵容器)を想定する。
水素が有するエネルギーは、下記式(1)の通りであり、燃料電池によるエネルギー変換効率を40%とすると、1.4kwh/水素1Nmの電気エネルギーが得られる。
+ 1/2O → HO + 280kJ/mol …(1)
よって、水素貯蔵量は10Nm程度あれば十分であり、そのためのCO吸着剤(吸着運転のサイクルを24時間とする)は、上記結果に基づき、水素貯蔵圧力が7MPaの場合には3L、40MPaの場合には1.4L程度必要となる。
この結果から、2001年に燃料電池実用化戦略研究会でまとめられた「固体高分子形燃料電池/水素エネルギー利用技術開発戦略」で示された「1kw機の全体システム体積を150L以下とする」との目標を十分達成できることがわかる。
<想定本発明例2>
燃料電池自動車用の水素ステーションとして、200km走行ごとに20Nmの水素を補給する自動車が一日200台燃料補給できる量の水素を貯蔵するガスホルダーを想定すると、該ガスホルダーには4000Nm(200台×20Nm)の水素を貯蔵することになる。そしてそのための吸着剤(吸着運転のサイクルを24時間とする)は、上記結果に基づき、水素貯蔵圧力が7MPaの場合には1.13m、40MPaの場合には0.58m程度必要となる。
4000Nmの水素を貯蔵するのに必要な容積は、貯蔵圧が7MPaの場合で57m、40MPaの場合で10mと算出されるので、本吸着塔は水素貯蔵容器の付帯設備として十分に小さく、現行の水素ステーション(デモプラント)に設置されている精製装置と比較して、装置スペースを縮小できるものと考えられる。
<想定比較例1>
PSA法で水素ガスに含まれるCOを除去する場合の吸着剤量を算出した。具体的には、水素中の1000ppmのCOを、吸着剤として活性炭を用いたPSA法(従来法)で、吸着圧力0.5〜0.9MPaの条件で除去した後、20MPaまで昇圧して10mの貯蔵容器に貯蔵する場合の吸着剤量(一日の運転時間を10時間とし、2つの吸着塔を1日2回切り替える)を次の通り試算した。
代表的な活性炭(D.P.Valenzuela et al “Adsorption Equilibrium Data Handbook” Prenteice-Hall,Inc. New Jersey 1989)のCO飽和吸着量は、想定吸着圧力下(0.5〜0.9MPa,CO分圧は0.5〜0.9kPa)で0.03〜0.05Nm/m-ad程度であり、吸着剤の充填量は10〜20m程度となる。
これに対し本発明例のように、20MPaに昇圧してからCuCl担持活性アルミナを用いてCOを除去する場合(吸着塔の切替は1日2回とする)には、前記表2のデータから、吸着剤は0.06mでよく、これらの結果を比較すると、従来設備の規模は、本発明の装置の200〜400倍と非常に大きくなる。
以上の想定本発明例および想定比較例から、本発明の方法や装置を用いれば、構成装置のうち、特にCO除去装置のサイズ(吸着器のサイズ)を著しくコンパクト化できることがわかる。
本発明を実施する為に構成される装置の一部を例示する概略説明図である。 本発明を実施する為に構成される装置の他の一部を例示する概略説明図である。
符号の説明
1 コンプレッサー(水素圧縮手段)
2 吸着塔(吸着器,CO除去手段)
3 水素貯蔵容器
4 脱硫器
5 改質器
6 高温CO変成器(シフト変成器)
7 低温CO変成器(シフト変成器)

Claims (10)

  1. 水素を高圧で貯蔵容器に貯蔵し、及び/又は該貯蔵容器から水素を導出するための装置であって、
    水素貯蔵容器に水素を導入するための水素圧縮導入ライン、及び/又は
    水素貯蔵容器から水素を導出するための水素導出ラインが、
    水素貯蔵容器に連結されると共に、該水素圧縮導入ライン及び/又は水素導出ラインに、水素ガス中に含まれる一酸化炭素(以下「CO」と示す)を除去するためのCO除去手段が配設されていることを特徴とする水素貯蔵及び/又は導出装置。
  2. 前記水素圧縮導入ラインに、2以上の水素圧縮手段が直列に配設され、1段目の水素圧縮手段よりも後段に前記CO除去手段が配設されている請求項1に記載の水素貯蔵及び/又は導出装置。
  3. 前記CO除去手段が、CO吸着剤の充填された吸着器である請求項1または2に記載の水素貯蔵及び/又は導出装置。
  4. 前記吸着器が2以上並列に配設されると共に、それらの吸着器がCO吸着ラインとCO脱着ラインに切替可能に構成されている請求項3に記載の水素貯蔵及び/又は導出装置。
  5. 前記CO吸着剤として、
    シリカ、アルミナ、活性炭、グラファイトおよびポリスチレン系樹脂よりなる群から選択される1種以上の担体に、ハロゲン化銅(I)あるいはハロゲン化銅(II)を担持させた吸着剤、またはこれを還元処理した吸着剤
    が用いられている請求項3または4に記載の水素貯蔵及び/又は導出装置。
  6. 前記請求項1〜5のいずれかに記載の水素貯蔵及び/又は導出装置における水素圧縮導入ラインよりも上流側に、
    化石燃料と水蒸気を反応させて水素とCOを得る改質器と、
    COと水蒸気を反応させて水素を得るシフト反応器
    が配設されていることを特徴とする水素製造・貯蔵装置又は水素製造・貯蔵・導出装置。
  7. 前記CO除去手段として吸着器が2以上並列に配設されると共に、それらの吸着器がCO吸着ラインとCO脱着ラインに切替可能に構成されており、かつ
    該CO脱着ラインで得られるCOを前記シフト反応器に導入する手段が配設されている請求項6に記載の水素製造・貯蔵装置又は水素製造・貯蔵・導出装置。
  8. 請求項3〜7のいずれかの装置で使用する水素圧縮手段であって、吸着器を付帯していることを特徴とする水素圧縮用コンプレッサー。
  9. 請求項1〜7のいずれかに記載の装置を用いて水素ガス中のCOを除去するにあたり、水素ガスに含まれるCOの吸着除去を下記(a)及び/又は(b)の時期に行うことを特徴とする水素貯蔵及び/又は導出方法。
    (a)水素を圧縮して貯蔵容器へ導入するときであって、水素の圧力が、圧縮後の圧力以上で貯蔵直前の圧力以下であるとき。
    (b)貯蔵容器から水素を導出するときであって、水素の圧力が、貯蔵圧力以下で大気圧以上であるとき。
  10. 前記COの吸着除去を、圧力:0.5〜80MPa、温度:0〜200℃の条件で行う請求項9に記載の水素貯蔵及び/又は導出方法。
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