JP2005256358A - 自動販売機の補助ロック装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】 自動販売機の扉体を閉鎖状態に拘束保持する補助ロック装置のこじ開けや破壊を簡単な構成により防止し、自動販売機の扉体の不法な開放や破壊をより確実に防止できるようにする。
【解決手段】 自動販売機本体1に固定されるベース体6の一端に回転軸8を介して回転可能に遮蔽体7を取り付け、遮蔽体7の先端部に係合爪12を設け、扉体2の前面に係合爪12と係合するリング体5を設け、遮蔽体7を扉体2の前面に沿ってスライド移動可能とし、扉体2を閉鎖して、扉施錠手段3により扉体2を施錠した状態で、遮蔽体7を扉体2に略当接するまで回転させて鍵穴4を覆い、次いで、遮蔽体7をスライド移動させて係合爪12を扉体2のリング体5に係合させ、固定錠に鍵を差し込んで施錠し、遮蔽体7の回転動作とスライド動作を共に施錠固定するよう補助ロック装置を構成する。
【選択図】 図2

Description

本発明は、自動販売機の扉体の不法な開放や破壊による盗難を防止するために扉体を閉鎖状態に拘束保持する補助ロック装置に関する。
自動販売機の防盗装置として、自動販売機の本体側面に取付固定されるベース体と、該ベース体に一端に回転可能に取り付けられる遮蔽体と、遮蔽体が扉体の前面に当接した状態で、扉体を施錠して閉鎖状態に保持固定する扉施錠手段とを備えた補助ロック装置により、扉体を前方から閉鎖状態に拘束固定するようにしたものが従来から知られている(例えば、特許文献1参照。)。
特開2001−98815号公報
しかしながら、上記従来の装置では、扉体と補助ロック装置の遮蔽体の間にバール等の工具が挿し込まれて、強引にこじ開けようとする力が加えられると、遮蔽体の回転方向とバールによって加えられる力の方向とが同一であることもあって、比較的簡単に遮蔽体が扉体の前面から取り除かれ、補助ロック装置による扉体の拘束保持が解除されてしまう。
本発明は、こうした問題を解消し、自動販売機の扉体を閉鎖状態に拘束保持する補助ロック装置のこじ開けや破壊を簡単な構成により防止でき、自動販売機の扉体の不法な開放や破壊をより確実に防止できるようにすることを目的とする。
本発明は、自動販売機本体に開閉可能に設けられた扉体を該扉体の閉鎖状態において前方から拘束保持する自動販売機の補助ロック装置であって、自動販売機本体に固定されるベース体と、該ベース体の一端に回転可能に取り付けられ、回転動作により閉鎖状態の扉体の前面に近接し該扉体を前方から拘束保持する所定位置に移動可能な遮蔽体と、該遮蔽体が前記所定位置に移動した状態で該遮蔽体の回転動作を錠止可能な施錠手段と、前記遮蔽体に設けられた係合部と、扉体の前面に設けられ、前記遮蔽体が前記所定位置に移動した状態で該遮蔽体の前記係合部を係合固定可能な被係合部を備えることを特徴とする自動販売機の補助ロック装置を提供する。
この補助ロック装置は、遮蔽体が回転動作により閉鎖状態の扉体の前面に近接し扉体を前方から拘束保持する所定位置に移動した状態で、遮蔽体に設けられた係合部を扉体に設けられた被係合部に係合固定するとともに、その状態で遮蔽体の回転動作を施錠手段により錠止固定することができ、これら係合部による固定と施錠手段による固定とで、遮蔽体を扉体の前面に近接した所定位置に強固に固定できる。そのため、補助ロック装置のこじ開けや破壊が困難となり、補助ロック装置による扉体の拘束保持が強固で、自動販売機の扉体の不法な開放や破壊をより確実に防止できる。そして、そのための補助ロック装置の構成は、施錠手段に加えて遮蔽体に係合部を設け、扉体の前面に被係合部を設けるという簡単なものでよく、構成簡単で、外観が損なわれることもない。
ここで、前記遮蔽体は、前記所定位置に移動した状態で、施錠により前記扉体を前記自動販売機本体に対し閉鎖状態に保持固定する扉施錠手段の鍵穴を覆い隠すよう構成するのがよい。
このように遮蔽体が扉施錠手段の鍵穴を覆い隠すことで、扉体の施錠を解除したり鍵を破壊するためには、補助ロック装置を破壊しなければならなくなって、扉体の不法な開放や破壊をより確実に阻止できる。
また、前記遮蔽体は、前記所定位置に移動した状態で該扉体の前面に沿って移動可能に設けられ、前記遮蔽体を前記所定位置に移動した状態で該扉体の前面に沿って移動させることにより、前記係合部が前記被係合部と係合し、前記遮蔽体と前記扉体とが係合固定されるよう構成するのがよい。
このように遮蔽体が扉体の前面に沿って移動することで遮蔽体と扉体とが係合固定されるよう構成することにより、遮蔽体を扉体の前面から取り除くためには遮蔽体を開放方向に回転させる動作とは別に係合部と被係合部の係合を解除する動作が必要となり、補助ロック装置のこじ開けや破壊が一層困難となり、自動販売機の扉体の不法な開放や破壊を一層確実に防止できる。
このように、本発明によれば、自動販売機の扉体を閉鎖状態に拘束保持する補助ロック装置のこじ開けや破壊を簡単な構成により防止することができ、自動販売機の扉体の不法な開放や破壊をより確実に防止できる。
図1〜図3は本発明の実施形態の第1例を示す。図1は自動販売機の補助ロック装置の正面図、図2はA−A断面図、図3は扉体開放時の補助ロック装置の動作説明図(A)〜(C)である。
この実施形態(第1例)における自動販売機は、前面が開口している自動販売機本体1に、該自動販売機本体1の正面視にて左端前部の上下2箇所に設けられるヒンジ(図示せず)を介して水平方向(横方向)に開閉可能に扉体2が設けられている。そして、その扉体2には、施錠により扉体2を自動販売機本体1に対し閉鎖状態に保持固定する扉施錠手段3が設けられ、この扉施錠手段3の鍵穴4が、扉体2前面の右端側の上下方向中央付近に位置している。また、扉体2の前面には、正面視にて鍵穴4の左横近傍に、後述の補助ロック装置の係合部(係合爪12)を係合固定可能な被係合部を構成するリング体5が固定されている。
そして、この自動販売機には、自動販売機本体1の前面に開閉可能に設けられた扉体2を扉体2の閉鎖状態において前方から拘束保持する手段として、自動販売機本体1に固定されるベース体6と、該ベース体6の一端に垂直方向に設けた回転軸8を介して回転可能に取り付けられ、回転動作により閉鎖状態の扉体2の前面に略当接する位置(扉体2の前面に近接し該扉体2を前方から拘束保持する所定位置)に移動可能な遮蔽体7と、遮蔽体7が閉鎖状態の扉体2の前面に略当接する位置に移動した状態で遮蔽体7の回転動作を錠止可能な施錠手段としての固定錠9と、遮蔽体7に設けられた係合部としての係合爪12と、扉体2の前面の正面視にて鍵穴4の左横近傍に設けられ、遮蔽体7が閉鎖状態の扉体2の前面に略当接する位置に移動した状態で該遮蔽体7の係合爪12を係合固定可能な被係合部としての上記リング体5とからなる補助ロック装置が設けられている。
ベース体6は、扉施錠手段3の鍵穴4とほぼ同じ高さに配置され、一端が扉体2の前面よりやや前方に突出した状態で、自動販売機本体1の右側面前部に自動販売機本体1の内側からボルト固定されている。そして、ベース体6の先端(上記突出した一端)と、遮蔽体7の右端とが、回転軸8を支軸として蝶番式に連結されている。すなわち、ベース体6の先端と遮蔽体7の右端が蝶番状に重なり合い、その重なり合うベース体6の先端と遮蔽体7の右端を垂直方向に回転軸8が貫き、その回転軸8がベース体6の先端に対して圧入状態で固定され、遮蔽体7を回転自在に支持することで、ベース体6に対し遮蔽体7が水平方向に回転可能となっている。
遮蔽体7は、閉鎖状態の扉体2の前面に略当接する位置まで回転移動した状態で、扉施錠手段3の鍵穴4を覆い隠すとともに、扉体2の前面に沿って左右に移動可能で、一側(正面視右側)へ移動させることにより、係合爪12が扉体2側のリング体5と係合して、遮蔽体7と扉体2とが係合固定され、他側(正面視左側)へ移動させることにより、係合部12がリング体5から外れ、遮蔽体7と扉体2との係合固定が解除されるよう構成されている。
すなわち、遮蔽体7は、閉鎖状態の扉体2の前面に略当接する位置に移動した状態で、扉施錠手段3の鍵穴4を覆い隠すよう、扉体2の前面に遮蔽体7が近接した際に扉施錠手段3の鍵穴4の部分を入り込ませるための空間を有するカバー部11を備えている。
また、遮蔽体7の右端部には、回転軸8を嵌め込んで遮蔽体7を水平方向に回転自在に支持するよう、垂直方向に軸溝10が設けられている。そして、その軸溝10は、断面が左右に長い長穴状に形成され、この軸溝10に沿って回転軸8を相対的にスライドさせることで、遮蔽体7は扉体2の前面に沿って左右へスライド移動させることが可能となっている。
上記係合爪12は、遮蔽体7の左端部からカバー部11の内側に、閉鎖状態の扉体2の前面に沿って右側へ突出し、遮蔽体7が閉鎖状態の扉体2の前面に略当接した状態で、遮蔽体7を回転軸8に対し右側へ移動させることにより、扉体2側のリング体5と係合し、左側へ移動させることにより、リング体5から外れるよう形成されている。
そして、ベース体6の突出した一端の下部に、上記固定錠9が設けられている。この固定錠9により、遮蔽体7が回転軸8に支持されて水平方向に回転し、閉鎖状態の扉体2の前面に略当接する位置に移動した状態で、遮蔽体7の回転動作を錠止し、扉体2を前方から閉鎖状態に拘束保持する状態に遮蔽体7を固定することができる。
また、上記固定錠9は、遮蔽体7の回転動作を錠止固定するとともに、遮蔽体7の左右スライド動作をも錠止固定できるようになっており、遮蔽体7は軸溝10に沿って横方向へスライドし、遮蔽体7の係合爪12が扉体2のリング体5と係合することで、扉体2の前面に近接した状態で係合固定され、扉体2が自動販売機本体1に対し閉鎖状態において前方から拘束保持される。
この実施形態の自動販売機は、使用時には、まず、扉体2を閉鎖し、扉施錠手段3によって扉体2を施錠する。そして、補助ロック装置の遮蔽体7を、左側へ移動させた状態で、水平方向へ扉体2に略当接するまで回転させ、扉施錠手段3の鍵穴4を遮蔽体7で覆う。そして、遮蔽体7を扉体2の前面に沿って右側へスライド移動させて、係合爪12を扉体2のリング体5に係合させ、遮蔽体7と扉体2とを係合固定し、その状態で、ベース体6の先端下部に設けられている固定錠9に鍵を差し込んで施錠し、遮蔽体7の回転動作とスライド動作を共に施錠固定する。図3の(A)は、こうして扉体2を閉鎖状態に拘束保持した状態を示している。
そして、扉体2を開放するときは、図3の(A)に示す状態から、まず、ベース体6の先端下部に設けられている固定錠9に鍵を差し込んで解錠し、遮蔽体7が回転動作及びスライド動作を行えるようにする。そして、図3の(B)に示すように、遮蔽体7を扉体2の前面に沿って左側へスライドさせて、遮蔽体7の係合爪12と扉体2のリング体5との係合固定を解除し、その後、図3の(C)にし示すように、遮蔽体7を手前へ引いて右方向へ回転させることにより、扉体2の前面から遮蔽体7を退避させる。そして、扉体2に設けられている扉施錠手段3の鍵穴4に鍵を差し込み、扉体2の施錠を解除し、扉体2を開放する。
尚、上記説明では、遮蔽体7の回転軸8周りの回転動作と軸溝10に沿うスライド動作とを一つの固定錠9で錠止固定するようにしているが、それぞれの動作を別々の固定錠で錠止固定するようにしても良い。そうした場合、固定錠が一つ壊されても、補助ロック装置を扉体2の前面から取り除くことは出来ないため、扉体2のこじ開けや破壊をより確実に防止できる。
また、上記説明では、遮蔽体7側に係合爪12を設け、扉体2側にリング体5を設けているが、扉体2側に係合爪12を設け、遮蔽体7側にリング体5を設けるようにしても良い。
また、上記説明では、補助ロック装置のベース体6は自動販売機本体1の側面に固定しているが、補助ロック装置のベース体6は、遮蔽部7が、閉鎖状態の扉体2の前面に略当接する位置に移動可能となる位置であれば、自動販売機本体1の上面や底面に固定しても良い。
また、上記説明では、係合爪12とリング体5を係合させるための遮蔽体7の動作が、左右スライド動作となっているが、この動作は、上下スライド動作としても良く、その場合には、例えば、遮蔽体7の右端部に遮蔽体7を上下スライド可能とする機構を設け、扉体2側のリング体5を90度向きを変えて水平に設置し、係合爪12をカバー部11内の上部又は下部に設けて、遮蔽体7が上下方向にスライドすることで、係合爪12とリング体5が係合する構成とする。
図4および図5は本発明の実施形態の第2例を示す。図4は自動販売機の補助ロック装置の正面図、図5はA−A断面図である。
この実施形態(第2例)は、扉体2の前面に設ける被係合部を、略矩形形状に切抜いた係合穴13とし、遮蔽体71に設ける係合部を、返し14の付いた係合爪121としたものである。
この場合、遮蔽体71を水平方向に回転させて扉体2の前面に近接させた時に、遮蔽体71が軸溝10に沿って回転軸8に対し左右いずれに移動していても、係合爪121が自動的に係合穴13に嵌まり込み、その後、遮蔽体71を右に移動させることで(遮蔽体71をバネにより右に付勢しても良い)、係合爪121の返し14が係合穴13の縁に引っかかり、遮蔽体71の水平方向の回転動作が係止固定される。そして、その状態で、固定錠9で遮蔽体71の回転動作とスライド動作を錠止固定することにより、遮蔽体71を、扉体2の前面に近接して扉体2を前方から閉鎖状態に拘束保持する状態に固定することができる。
また、遮蔽体71の固定を解除するときは、固定錠9の施錠を解除し、その後、遮蔽体71をスライドさせて、係合爪121の返し14を係合穴13の縁から退避させて、係合を解除し、遮蔽体71を水平方向に回転させて、扉体2の前面に近接した位置から退避させる。
その他の構成および作用は上記実施形態の第1例と同様である。図4および図5において、上記実施形態の第1例と共通する部分には同じ符号を付している。
図6および図7は本発明の実施形態の第3例を示す。図6は自動販売機の補助ロック装置の正面図、図7はA−A断面図である。
この実施形態(第3例)は、遮蔽体72の上端部(下端部または側端部であっても良い)にカバー部回転軸15を設け、カバー部111のみを独立して上下方向(遮蔽体72の側端部にカバー部回転軸15を設けた場合は水平方向)へ回転可能にしたものである。扉体2の前面に設ける被係合部は、略矩形形状に切抜いた係合穴13とし、遮蔽体72に設ける係合部を、返し14の付いた係合爪121としている。
この場合、遮蔽体72を水平方向に回転させて扉体2の前面に近接させた後、遮蔽体に設けられているカバー部回転軸15に支持されたカバー部111を上下方向に回転させ、カバー部111を扉体2の前面に近接させことにより、カバー部111に設けられている係合爪121が、扉体2に設けられている係合穴13に嵌まり込み、その後、遮蔽体72を右に移動させることで(遮蔽体72をバネにより右に付勢しても良い)、係合爪121の返し14が係合穴13の縁に引っかかり、遮蔽体72の水平方向の回転動作およびカバー部111の上下方向の回転動作が係止固定される。そして、その状態で、固定錠9で遮蔽体72の回転動作とスライド動作を錠止固定することにより、遮蔽体72を、扉体2の前面に近接して扉体2を前方から閉鎖状態に拘束保持する状態に固定することができる。
また、遮蔽体72の固定を解除するときは、固定錠9の施錠を解除し、その後、遮蔽体72をスライドさせて、係合爪121の返し14を係合穴13の縁から退避させて係合を解除し、カバー部111を上下方向に回転させて扉体2の前面に近接した位置から退避させ、さらに、遮蔽体72を水平方向に回転させて、扉体2の前面に近接した位置から退避させる。
その他の構成および作用は上記実施形態の第1例と同様である。図6および図7において、上記実施形態の第1例と共通する部分には同じ符号を付している。
図8および図9は本発明の実施形態の第4例を示す。図8は自動販売機の補助ロック装置の正面図、図9はA−A断面図である。
この実施形態(第4例)は、ベース体61の先端に水平方向前方へ突出するよう回転軸81を設け、遮蔽体73の右端部内面側に、水平方向(扉体2を拘束保持した状態で水平となる方向)に長孔状の軸溝101を設け、遮蔽体73を閉鎖状態の扉体2の前面に沿って、ベース体61と直交する面内で、扉体2の前面に近接する位置と、扉体2の前面から外れて扉体2の開放を妨げない退避位置との間を垂直方向に回転自在とし、且つ、遮蔽体73が扉体2の前面に近接し、カバー部11が鍵穴4を覆い隠す位置まで回転した状態で、扉体2の前面に沿って一側(正面視右側)へスライド移動させることにより、係合爪12が扉体2側のリング体5と係合して、遮蔽体73と扉体2とが係合固定され、他側(正面視左側)へスライド移動させることにより、係合部12がリング体5から外れ、遮蔽体73と扉体2との係合固定が解除されるよう構成している。
この場合、遮蔽体73を扉体2の前面に沿って垂直方向に回転させ、カバー部11が鍵穴4を覆い隠す位置で右方向へ移動させることにより、係合爪12がリング体5に係合し、遮蔽体73の垂直方向の回転動作が係止固定される。そして、その状態で、固定錠9で遮蔽体73の回転動作およびスライド動作を錠止固定することにより、遮蔽体73を、扉体2の前面に近接して扉体2を前方から閉鎖状態に拘束保持する状態に固定することができる。
また、遮蔽体73の固定を解除する時は、固定錠9の施錠を解除し、その後、遮蔽体73をスライドさせて、係合爪12をリング体5から退避させて係合を解除し、遮蔽体73を扉体2の前面に沿って垂直方向へ回転させ、扉体2の前面から外れて扉体2の開放を妨げない退避位置に退避させる。
その他の構成および作用は上記実施形態の第1例と同様である。図8および図9において、上記実施形態の第1例と共通する部分には同じ符号を付している。
本発明の実施形態の第1例を示す自動販売機の補助ロック装置の正面図である。 図1のA−A断面図である。 本発明の実施形態の第1例における扉体開放時の補助ロック装置の動作を図2と同じ断面にて示す動作説明図(A)〜(C)である。 本発明の実施形態の第2例を示す自動販売機の補助ロック装置の正面図である。 図4のA−A断面図である。 本発明の実施形態の第3例を示す自動販売機の補助ロック装置の正面図である。 図6のA−A断面図である。 本発明の実施形態の第4例を示す自動販売機の補助ロック装置の正面図である。 図8のA−A断面図である。
符号の説明
1 自動販売機本体
2 扉体
3 扉施錠手段
4 鍵穴
5 リング体
6、61 ベース体
7、71、72、73 遮蔽体
8、81 回転軸
9 固定錠
10、101 軸溝
11、111 カバー部
12、121 係合爪
13 係合穴
14 返し
15 カバー部回転軸

Claims (3)

  1. 自動販売機本体に開閉可能に設けられた扉体を該扉体の閉鎖状態において前方から拘束保持する自動販売機の補助ロック装置であって、前記自動販売機本体に固定されるベース体と、該ベース体の一端に回転可能に取り付けられ、回転動作により閉鎖状態の前記扉体の前面に近接し該扉体を前方から拘束保持する所定位置に移動可能な遮蔽体と、該遮蔽体が前記所定位置に移動した状態で該遮蔽体の回転動作を錠止固定可能な施錠手段と、前記遮蔽体に設けられた係合部と、前記扉体の前面に設けられ、前記遮蔽体が前記所定位置に移動した状態で該遮蔽体の前記係合部を係合固定可能な被係合部を備えることを特徴とする自動販売機の補助ロック装置。
  2. 前記遮蔽体は、前記所定位置に移動した状態で、施錠により前記扉体を前記自動販売機本体に対し閉鎖状態に保持固定する扉施錠手段の鍵穴を覆い隠すことを特徴とする請求項1に記載される自動販売機の補助ロック装置。
  3. 前記遮蔽体は、前記所定位置に移動した状態で該扉体の前面に沿って移動可能に設けられ、前記遮蔽体を前記所定位置に移動した状態で該扉体の前面に沿って移動させることにより、前記係合部が前記被係合部と係合し、前記遮蔽体と前記扉体とが係合固定されることを特徴とする請求項1または請求項2に記載の自動販売機の補助ロック装置。
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