JP2005256304A - 舗装路面の被切断部の取出装置 - Google Patents

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Isamu Katsumoto
勇 勝本
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Sanko Co Ltd
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Abstract

【課題】 舗装路面を切断して形成された被切断部を粉砕せずに容易に路面から取り出す。
【解決手段】 舗装路面Rを切断して閉形状に切削溝Mを形成した内側の被切断部Raを舗装路面Rから取り出す装置10であって、切削溝Mに差し込んで被切断部Raの側端面Ra−1を挟持する複数の挟持片11と、複数の挟持片11を被切断部Raの上方で連結すると共に引き上げ手段20により持ち上げられる連結部16とを備え、複数の挟持片11に被切断部Raの側端面Ra−1を挟持させ、連結部16を持ち上げることにより挟持片11で被切断部Raを舗装路面Rから取り出せる構成としている。
【選択図】 図1

Description

本発明は、舗装路面の被切断部の取出装置に関し、詳しくは、切断装置により閉形状に切断された被切断部を粉砕することなく取り出すためのものである。
従来より、舗装路面にマンホールを設置する場合において、マンホールの設置位置の外周の舗装路面を切断装置により円形に切断することが行われている。
例えば、特開2002−4215号に開示された切断装置1は、図6に示すように、原動機5で駆動される鉛直方向の回転主軸2の下端に径方向に突出するアーム3が固定され、アーム3の先端に斜め傾斜した切断刃4が固定されている。そして、切断装置1はトラックTの荷台Taに搭載して作業位置まで搬送され、切断刃4が舗装路面Rの所定位置に配置されるようにしている。
原動機5を駆動して回転主軸2を回転させると、アーム3に固定された切断刃4が旋回され、図7に示すように、舗装路面Rが円形斜め切断されて、側端面が円錐状の傾斜面となる被切断部Raが形成される。
上記のように被切断部Raの側端面を下内方に傾斜した傾斜面とすると、未切断部である舗装路面Rの切断面により被切断部Raが下から受け止められる構造となるため、切断済みの被切断部Raが下方の地盤側に落ち込む事態を回避することが可能となる。
しかしながら、次工程において被切断部Raを舗装路面Rから除去する際には、ブレーカ(路面掘削機)により粉砕して行っており、被切断部Raを粉砕する際に大きな騒音が発生してしまうと共にブレーカ操作を行う作業者の負担が大きくなる問題がある。さらには、被切断部Raを粉砕した屑の掃除も非常に面倒であり作業性が低下する問題も発生している。
特開2002−4215号公報
本発明は、上記問題に鑑みてなされたもので、舗装路面を切断して形成された被切断部を粉砕せずに容易に路面から取り出すことのできる装置を提供することを課題としている。
上記課題を解決するため、本発明は、舗装路面を切断して閉形状に切削溝を形成した内側の被切断部を舗装路面から取り出す装置であって、
上記切削溝に差し込んで上記被切断部の側端面を挟持する複数の挟持片と、
該複数の挟持片を被切断部の上方で連結すると共に引き上げ手段により持ち上げられる連結部とを備え、
上記複数の挟持片に上記被切断部の側端面を挟持させ、上記連結部を持ち上げることにより上記挟持片で上記被切断部を舗装路面から取り出せる構成としていることを特徴とする舗装路面の被切断部の取出装置を提供している。
上記構成とすると、舗装路面を切断して形成された被切断部を舗装路面から除去する際に、被切断部を粉砕することなくそのまま取り出すことが可能となり、被切断部の除去作業において騒音を発生することがなく、かつ、ブレーカ操作などの作業負担を無くすことができる。しかも、被切断部を粉砕せず取り出すようにしているので、砕屑が発生せず、掃除の必要もなくなり作業性を向上させることができる。
上記複数の挟持片の連結距離を可変とする調節手段を備えている。
上記構成とすると、上記被切断部の外形に合わせて上記調節手段で上記各挟持片の連結距離を調整することで、被切断部の外形が異なる場合でも複数の挟持片の間に適切な挟持力を発生させることができる。なお、上記調節手段としては、ターンバックルや油圧シリンダなどを用いると好適である。
上記被切断部の側端面は下内方に傾斜して切断された傾斜面としている。
上記のように、挟持片が保持する被切断部の側端面が下内方に傾斜していることで、挟持片は被切断部の側端面を斜め下方から支えることができ、取出装置を持ち上げて被切断部を舗装路面から取り出す際に、挟持力が多少弱い場合であっても各挟持片の間から被切断部が下方に抜け落ちる事態を完全に防止することができる。
以上の説明より明らかなように、本発明によれば、舗装路面を切断して形成された被切断部を粉砕することなくそのまま取り出すので、被切断部の除去作業を騒音を発生させることなく簡単に行うことができ、かつ、砕屑が発生しないので掃除の必要がなくなり作業性も向上する。
本発明の実施形態を図面を参照して説明する。
図1は本発明の第1実施形態の取出装置10を示し、舗装路面Rの被切断部Raを保持するL字状の4つの挟持片11と、各挟持片11に取り付けられたターンバックル(調節手段)12と、各ターンバックル12を連結するための連結輪(連結部)16とを備えている。
挟持片11は金属製で、垂直方向の平板状の垂直部11aと、垂直部11aの上端から水平方向の内方に突出した水平部11bと、水平部11bの上面から突出すると共に取付孔11dを穿設している取付部11cとを備えている。
ターンバックル12は、内周面にネジを刻設したネジ穴13a、13bを両端に設けているターンホルダー13と、ターンホルダー13のネジ穴13a、13bにそれぞれ螺着されたネジフック14、15とを備えている。ネジフック14、15は、外周にネジを刻設した軸部14a、15aと、軸部14a、15aの一端に連続して設けられたフック部14b、15bとを備えている。
そして、ターンバックル12の一方のネジフック14のフック部14bを挟持片11の取付孔14dに取り付けていると共に、他方のネジフック15のフック部15bを連結輪16に連結している。
次に、取出装置10の使用手順について説明する。
先ず、従来例として上述したように舗装路面Rを円形斜め切断することにより、図2および図3(A)に示すように、下内方に斜め傾斜した側端面Ra−1を有する被切断部Raが形成される。
そして、取出装置10の挟持片11の垂直部11aを舗装路面Rの切削溝Mにそれぞれ差し込んで、垂直部11aの内面側を被切断部Raの側端面Ra−1に当接させる。この状態で、ターンバックル12のターンホルダー13を回転させることにより、2つのネジフック14、15の間の距離を調節し、即ち、4つの挟持片11の連結距離を調節して、複数の挟持片11の間に適切な挟持力を発生させる。
次いで、図3(B)に示すように、連結輪16に環状ロープ21を取り付けて、環状ロープ21をクレーン(引き上げ手段)20により引き上げることで、挟持片11で保持された被切断部Raが舗装路面Rから取り出される。
この際、被切断部Raの側端面Ra−1が下内方に傾斜しているので、連結輪16が持ち上げられるのに伴って、挟持片11の垂直部11aが被切断部Raの側端面Ra−1を斜め下方から押圧する力が働いて、被切断部Raを下から支えることとなる。よって、各挟持片11の間から被切断部Raが下方に抜け落ちる事態を完全に防止することができる。
なお、本実施形態では、複数の挟持片11の間の連結距離を可変とする調節手段としてターンバックル12を使用しているが、油圧シリンダ等を用いてもよい。
図4は第2実施形態を示す。
第1実施形態との相違点は、挟持片11およびターンバックル12の数をそれぞれ3つとしている点である。つまり、各挟持片11は必ずしも対向位置に配置する必要はなく、被切断部Raの重量等に応じて適切な挟持力を発揮する個数とすればよい。なお、他の構成は第1実施形態と同様であるため説明を省略する。
図5は第3実施形態を示す。
本実施形態の取出装置30は、図5(A)に示すように、アーム部31b、32bの先端に下方に屈曲した挟持部31a、32aを設けているL字状の挟持片31、32と、取付孔34aを有する引き上げ用の取付片34と、挟持片31、32および取付片34を回転自在に連結する連結軸(連結部)33とを備えている。
次に、取出装置30の使用手順について説明する。
先ず、取出装置30の挟持片31、32の挟持部31a、32aを舗装路面Rの切削溝Mにそれぞれ差し込んで、挟持部31a、32aの内面側を被切断部Raの側端面Ra−1に当接させる。この状態から、図5(B)に示すように、取付片34の取付孔34aに環状ロープ21を取り付けて、環状ロープ21をクレーン(引き上げ手段)20により引き上げることで、挟持部31a、32aで保持された被切断部Raが舗装路面Rから取り出される。
この際、被切断部Raの側端面Ra−1が下内方に傾斜しているので、取付片34が持ち上げられるのに伴って、挟持部31a、32aが被切断部Raの側端面Ra−1を斜め下方から押圧する力が働いて、被切断部Raを下から支えることとなる。したがって、各挟持部31a、32aの間から被切断部Raが下方に抜け落ちる事態を完全に防止することができる。
本発明の第1実施形態の取出装置の斜視図である。 取出装置を舗装路面の被切断部に取り付けた状態を示す斜視図である。 (A)は取出装置を舗装路面の被切断部に取り付けた状態を示す断面図、(B)は取り出し作業を示す断面図である。 第2実施形態を示す上面図である。 (A)は第3実施形態の取出装置の舗装路面の被切断部への取付前の状態を示す断面図、(B)は取り出し作業を示す断面図である。 従来例を示す図面である。 舗装路面の切断後の断面図である。
符号の説明
10、30 取出装置
11、31、32 挟持片
12 ターンバックル(調節手段)
13 ターンホルダー
14、15 ネジフック
16 連結輪(連結部)
20 クレーン
33 連結軸(連結部)
34 取付片
R 舗装路面
Ra 被切断部
Ra−1 側端面
M 切削溝

Claims (3)

  1. 舗装路面を切断して閉形状に切削溝を形成した内側の被切断部を舗装路面から取り出す装置であって、
    上記切削溝に差し込んで上記被切断部の側端面を挟持する複数の挟持片と、
    該複数の挟持片を被切断部の上方で連結すると共に引き上げ手段により持ち上げられる連結部とを備え、
    上記複数の挟持片に上記被切断部の側端面を挟持させ、上記連結部を持ち上げることにより上記挟持片で上記被切断部を舗装路面から取り出せる構成としていることを特徴とする舗装路面の被切断部の取出装置。
  2. 上記複数の挟持片の連結距離を可変とする調節手段を備えている請求項1に記載の舗装路面の被切断部の取出装置。
  3. 上記被切断部の側端面は下内方に傾斜して切断された傾斜面としている請求項1または請求項2に記載の舗装路面の被切断部の取出装置。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2006194071A (ja) * 2004-12-14 2006-07-27 寛治 ▲魚▼谷 円形カッター固定具
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