JP2005255979A - 活性エネルギー線硬化型樹脂組成物の硬化物 - Google Patents

活性エネルギー線硬化型樹脂組成物の硬化物 Download PDF

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Abstract

【課題】 活性エネルギー線硬化型樹脂組成物から形成することのできる耐汚染性に優れる硬化物を提供すること。
【解決手段】 トリシクロデカンジメタノール(A)とポリイソシアネート(B)とヒドロキシ基含有(メタ)アクリレート(C)とを反応させて得られるウレタン(メタ)アクリレート(UA)、必要に応じて加えられる(メタ)アクリロイル基含有化合物および光重合開始剤を含有する活性エネルギー線硬化型樹脂組成物を硬化してなる耐汚染性に優れることを特徴とする硬化物。
【選択図】 なし

Description

本発明は、特定のジオールを使用して得られるウレタン(メタ)アクリレートおよび光重合開始剤を含有する活性エネルギー線硬化型樹脂組成物を硬化してなる耐汚染性に優れる硬化物に関し、該組成物は塗料、インキ、接着剤、コーティング剤において、硬化性の樹脂成分として使用される。
従来のウレタン(メタ)アクリレート樹脂は、例えば特開昭48−25095号公報、同49−133491号公報、同57−83562号公報等に記載されているものが知られている。しかしながら、これらに記載されているウレタン(メタ)アクリレート樹脂を含む樹脂組成物を硬化して得られる硬化物は耐汚染性に関し、満足いくものではなかった。
また、特開平4−323275号公報には、本発明で使用するウレタン(メタ)アクリレート樹脂に類似のウレタンアクリレートを含む活性エネルギー線硬化型樹脂組成物を印刷インキ用組成物として使用することが記載されているが、得られるインキ硬化物が耐汚染性に優れているようなことは全く示唆されていない。
特開昭48−25095号公報(特許請求の範囲、実施例) 特開昭49−133491号公報(特許請求の範囲、実施例) 特開昭57−83562号公報(特許請求の範囲、実施例) 特開平4−323275号公報(特許請求の範囲、実施例)
本発明の目的は、耐汚染性に優れた硬化物を提供することにある。
そこで、本発明者は、上記問題を解決するため、鋭意検討した結果、特定のジオールを使用して得られるウレタン(メタ)アクリレートおよび光重合開始剤を含有する活性エネルギー線硬化型樹脂組成物の硬化物が耐汚染性を有することができることを見出し、本発明に至った。
すなわち、本発明の第1は、下記式(I)
で示されるトリシクロデカンジメタノール(A)とポリイソシアネート(B)とヒドロキシ基含有(メタ)アクリレート(C)とを反応させて得られるウレタン(メタ)アクリレート(UA)、必要に応じて加えられる(メタ)アクリロイル基含有化合物および光重合開始剤を含有する活性エネルギー線硬化型樹脂組成物を硬化してなる耐汚染性に優れることを特徴とする硬化物を提供する。
また、本発明の第2は、硬化物が塗料硬化物である上記発明1に記載の硬化物を提供する。また、本発明の第3は、硬化物が接着剤硬化物である上記発明1に記載の硬化物を提供する。さらに、本発明の第4は、硬化物がフィルムである上記発明1に記載の硬化物を提供する。加えて、本発明の第5は、硬化物がインキ硬化物である上記発明1に記載の硬化物を提供する。
特定のジオールを使用して得られるウレタン(メタ)アクリレートおよび光重合開始剤を含有する活性エネルギー線硬化型樹脂組成物から形成される硬化物は耐汚染性に優れている。
以下、本発明を詳しく説明する。
本発明において使用する特定のジオールであるトリシクロデカンジメタノールは下記の式(I)の構造を有する。メチロール基の位置の違いによる異性体が存在し得るが、各異性体の単独使用であっても、任意の混合物であってもよい。
次に、(B)成分であるポリイソシアネートについて説明する。本発明に用いるポリイソシアネート(B)としては、芳香族系、脂肪族系、環式脂肪族系または脂環式ポリイソシアネートまたはその混合物、付加物、変性物、重合物など公知のポリイソシアネート類が使用できる。中でも、トリレンジイソシアネート(TDI)、ジフェニルメタンジイソシアネート(MDI)、水添化ジフェニルメタンジイソシアネート(H12MDI)、ポリフェニルメタンポリイソシアネート(クルードMDI)、変性ジフェニルメタンジイソシアネート(変性MDI)、キシリレンジイソシアネート(XDI)、水添化キシリレンジイソシアネート(H−XDI)、ヘキサメチレンジイソシアネート(HMDI)、トリメチルヘキサメチレンジイソシアネート(TMXDI)、イソホロンジイソシアネート(IPDI)、ノルボルネンジイソシアネート(NDI)などのポリイソシアネート或いは上記のイソシアネートの三量体化合物或いは上記のイソシアネートのトリメチロールプロパン或いは上記イソシアネートのビュレット変性品が挙げられる。
次に、(C)成分であるヒドロキシ基含有(メタ)アクリレートについて説明する。
ヒドロキシ基含有(メタ)アクリレートは分子骨格中に1モルの水酸基を持った(メタ)アクリレートで具体例としては、β−ヒドロキシエチル(メタ)アクリレート、β−ヒドロキシプロピル(メタ)アクリレート、ε−カプロラクトン変性β−ヒドロキシエチル(メタ)アクリレート(例えば、ダイセル化学工業株式会社製PCL−Fシリーズ等)、ペンタエリスリトールトリアクリレート、ジペンタエリスリトールペンタアクリレート等を挙げることができる。
本発明において使用するウレタン(メタ)アクリレート(UA)の製造方法としては、上記のトリシクロデカンジメタノール(A)、ポリイソシアネート(B)、及びヒドロキシ基含有(メタ)アクリレート(C)を反応させる方法であれば、特に限定されず、公知のウレタン(メタ)アクリレートの製造方法で製造できる。
例えば、(A)、(B)、(C)を一括混合して反応させる方法[方法1]、(A)および(B)を反応させて、1分子当たり1個以上のイソシアネート基を含有するウレタンイソシアネートプレポリマーを形成した後、該プレポリマーと(C)を反応させる方法[方法2]、または、(B)および(C)を反応させて、1分子当たり1個以上のイソシアネート基を含有するウレタンイソシアネートプレポリマーを形成した後、該プレポリマーと(A)を反応させる方法[方法3]などが挙げられる。中でも、[方法2]および[方法3]が好ましく、さらに好ましくは、[方法3]である。その理由は、[方法2]で反応させた反応させた場合、得られたウレタン(メタ)アクリレートは高粘度となり、攪拌が困難となり、部分的なゲル化率の確率が高いからである。なお、[方法1]で製造すると、複雑な各種の化合物が不規則に生成するため、生成物を活性エネルギー線硬化型樹脂組成物として使用する際、品質の管理が難しくなる。
反応における各成分のモル比を[方法2]の場合について説明する。(A)/(B)の当量比は1/2〜1/3、好ましくは、1/2〜1/2.2である。(A)/(B)の当量比が1/2未満では、未反応のトリシクロデカンジメタノールが大量に残存し、耐汚染性に悪影響を及ぼすこととなり、逆に1/3を超えるとトリシクロデカンジメタノールのウレタン(メタ)アクリレート中の含有量が減少し、耐汚染性が得られないこととなり、いずれも好ましくない。
上記のようなモル比で(A)と(B)を反応させて生成したウレタンイソシアネートプレポリマーに(C)を反応させる場合、ウレタンイソシアネートプレポリマー中のイソシアネート基/ヒドロキシ基含有(メタ)アクリレート中の水酸基の当量比は1/1〜1/1.5、好ましくは、1/1〜1/1.2である。この当量比が1/1未満では、生成物であるウレタン(メタ)アクリレート(UA)中に未反応のヒドロキシ基含有(メタ)アクリレート(C)が多く残存するため品質管理が難しくなり、逆に1/1.5を超えると生成物であるウレタン(メタ)アクリレート(UA)中にイソシアネート基が多く残存するので、いずれも好ましくない。[方法3]を適用する場合も、基本的には、[方法2]と同じような不都合が生じないように各成分の当量比を選択する。
また、(A)と(B)を反応させる場合、(A)以外の各種グリコール類のようなポリオールを共存させて行うこともできるが、通常は、後記する(メタ)アクリロイル基含有化合物を加えて活性エネルギー線硬化型樹脂組成物を製造するため、品質管理上、ウレタン(メタ)アクリレート(UA)を製造する際は(A)単独で反応させることが好ましい。
反応には、ヒドロキノン、ヒドロキノンモノメチルエーテル、フェノチアジンなどの重合禁止剤存在下で行うことが好ましい。これらの重合禁止剤の量は生成するウレタン(メタ)アクリレートに対して1〜10000ppm、好ましくは、100〜1000ppm、さらに好ましくは、400〜500ppmである。重合禁止剤の量がウレタン(メタ)アクリレートに対して1ppm未満であると十分な重合禁止効果が得られないことがあり、10000ppmを超えると生成物の諸物性に悪影響を及ぼす恐れがある。
同様の理由から、本反応は分子状酸素含有ガス雰囲気下で行うことが好ましい。酸素濃度は安全面を考慮して適宜選択される。
本反応において、十分な反応速度を得るために、本反応は触媒を用いて行うことが好ましい。触媒としては、ジブチルスズジラウレート、オクチル酸スズ、塩化スズなどを用いることができるが、反応速度面からジブチルスズジラウレート等が好ましい。
これらの触媒の量はウレタン(メタ)アクリレート(UA)に対して、通常、1〜3000ppm、好ましくは50〜1000ppmである。触媒量が1ppmより少ない場合には十分な反応速度が得られないことがあり、3000ppmより多く加えると生成物であるウレタン(メタ)アクリレート(UA)の諸物性に悪影響を及ぼす恐れがある。
[方法1]〜[方法3]のいずれにおいても、反応は温度130℃以下で行うことが好ましく、特に50℃〜130℃であることがより好ましい。50℃より低いと実用上十分な反応速度が得られないことがあり、130℃より高いと熱によるラジカル重合によってヒドロキシ基含有(メタ)アクリレートに由来する二重結合部が架橋し、ゲル化物が生じることがある。反応は、通常、ウレタン(メタ)アクリレート(UA)中の残存イソシアネート基が0.1%以下になるまでガスクロマトグラフィー、滴定法等で分析しながら行なう。
本発明の硬化物を提供する活性エネルギー線硬化型樹脂組成物は、上記ウレタン(メタ)アクリレート(UA)を主要な硬化性成分として含有するものであるが、さらに、必要に応じて上記ウレタン(メタ)アクリレート(UA)以外の(メタ)アクリロイル基含有化合物である(メタ)アクリレートモノマーやオリゴマーを加えることができる。
必要に応じて加えられる(メタ)アクリロイル基含有化合物としては、2−エチルヘキシル(メタ)アクリレート、2−ヒドロキシエチル(メタ)アクリレートやカプロラクトン変性−2−ヒドロキシエチル(メタ)アクリレートのような水酸基を有する(メタ)アクリレート、2−ヒドロキシプロピル(メタ)アクリレート、イソアミル(メタ)アクリレート、ラウリル(メタ)アクリレート、ステアリル(メタ)アクリレート、イソオクチル(メタ)アクリレート、テトラヒドロフルフリル(メタ)アクリレート、イソボニル(メタ)アクリレート、フェノキシエチル(メタ)アクリレート、ベンジル(メタ)アクリレート、シクロヘキシル(メタ)アクリレートなどの単官能モノマー、1,3−ブタンジオールジ(メタ)アクリレート、1,4−ブタンジオールジ(メタ)アクリレート、1,6−ヘキサンジオールジ(メタ)アクリレート、ジエチレングリコールジ(メタ)アクリレート、トリエチレングリコールジ(メタ)アクリレート、ネオペンチルグリコールジ(メタ)アクリレート、ポリエチレングリコールジ(メタ)アクリレート、トリプロピレングリコールジ(メタ)アクリレート、ポリプロピレングリコールジ(メタ)アクリレート、トリメチロールプロパントリ(メタ)アクリレート、エチレンオキサイド変性トリメチロールプロパントリ(メタ)アクリレート、プロピレンオキサイド変性トリメチロールプロパントリ(メタ)アクリレート、ペンタエリスリトールトリ(メタ)アクリレート、ペンタエリスリトールテトラ(メタ)アクリレート、ジペンタエリスリトールヘキサ(メタ)アクリレート、ε−カプロラクトン変性ジペンタエリスリトールヘキサ(メタ)アクリレート、トリメチロールプロパンの6モルプロピレンオキサイド付加物のトリ(メタ)アクリレート、グリセリンプロポキシトリ(メタ)アクリレートなどの多官能モノマーが挙げられる。また、代表的なオリゴマーとしては、ウレタン(メタ)アクリレート、エポキシ(メタ)アクリレート、ポリエステル(メタ)アクリレート、ポリエーテル(メタ)アクリレート、アクリル基含有のアクリル重合性オリゴマー等が挙げられる。
本発明において必要に応じて加えられる上記(メタ)アクリロイル基を有する化合物の配合量は、上記ウレタン(メタ)アクリレート(UA)100重量部に対して200重量部以下であることが好ましく、100重量部以下であることが特に好ましい。他の(メタ)アクリロイル基を有する化合物の配合量が200重量部を超えると硬化物における上記ウレタン(メタ)アクリレート(UA)による優れた耐汚染性が減殺される。
この活性エネルギー線硬化型樹脂組成物を電子線照射により硬化させる際には、必ずしも光重合開始剤を用いる必要はないが、紫外線照射により硬化させる時は、光重合開始剤を配合することが好ましい。光重合開始剤としては、1−ヒドロキシシクロヘキシルフェニルケトン、2−ヒドロキシ−2−メチル−1−フェニルプロパン−1−オン、ジエトキシアセトフェノン、1−(4−イソプロピルフェニル)−2−ヒドロキシ−2−メチルプロパン−1−オン、1−(4−ドデシルフェニル)−2−ヒドロキシ−2−メチルプロパン−1−オン、4−(2−ヒドロキシエトキシ)−フェニル(2−ヒドロキシ−2−プロピル)ケトン、2−メチル−1−[4−(メチルチオ)フェニル]−2−モルホリノプロパン−1、ベンゾイン、ベンゾインメチルエーテル、ベンゾインエチルエーテル、ベンゾインイソプロピルエーテル、ベンゾインn−ブチルエーテル、ベンゾインフェニルエーテル、ベンジルジメチルケタール、ベンゾフェノン、ベンゾイル安息香酸、ベンゾイル安息香酸メチル、4−フェニルベンゾフェノン、ヒドロキシベンゾフェノン、アクリル化ベンゾフェノン、4−ベンゾイル−4’−メチルジフェニルサルファイド、3,3’−ジメチル−4−メトキシベンゾフェノン、チオキサンソン、2−クロルチオキサンソン、2−メチルチオキサンソン、2,4−ジメチルチオキサンソン、イソプロピルチオキサンソン、2,4−ジクロロチオキサンソン、2,4−ジエチルチオキサンソン、2,4−ジイソプロピルチオキサンソン、2,4,6−トリメチルベンゾイルジフェニルホスフインオキサイド、メチルフェニルグリオキシレート、ベンジル、カンファーキノンなどが挙げられる。この光重合開始剤の配合量は、活性エネルギー線硬化型樹脂組成物全体に対して1〜10重量%、好ましくは、1〜5重量%、さらに好ましくは、3重量%程度である。1重量%未満では硬化速度が遅く、逆に10重量%を超える量を使用しても硬化速度の向上はみられず、硬化物の物性を損なうので好ましくない。
また、本発明で使用する活性エネルギー線硬化型樹脂組成物には、このほかの種々の添加剤を配合することができる。このような添加剤としては、例えば、フィラー、染顔料、レベリング剤、紫外線吸収剤、光安定剤、消泡剤、分散剤、チクソトロピー性付与剤などが挙げられる。これらの添加物の添加量は活性エネルギー線硬化型樹脂組成物に対して0〜10重量部、好ましくは0.05〜5重量部である。
上記活性エネルギー線硬化型樹脂組成物は、これを対象物に適用した後、紫外線または電子線等の活性エネルギー線を照射することにより硬化する。
紫外線照射を行う時の光源としては、高圧水銀灯、超高圧水銀灯、カーボンアーク灯、キセノン灯、メタルハライド灯などが用いられる。照射時間は、光源の種類、光源と塗布面との距離、その他の条件により異なるが、長くとも数十秒であり、通常は数秒である。紫外線照射後は、必要に応じて加熱を行って硬化の完全を図ることもできる。電子線照射の場合は、50〜1,000KeVの範囲のエネルギーを持つ電子線を用い、2〜5Mradの照射量とすることが好ましい。通常、ランプ出力80〜300W/cm程度の照射源が用いられる。被覆材の厚さは通常、20〜200μm程度である。
(実施例)
以下、実施例および比較例により本発明を具体的に説明するが、本発明はこれらに限定されるものではない。実施例および比較例における%および部はいずれも重量基準である。
<合成例1>
攪拌機、温度計およびコンデンサーを備えた1リットルのフラスコに水添ジフェニルメタンジイソシアネート(B)550g(2モル)を仕込み、内温を70℃にした後、トリシクロデカンジメタノール(A)206g(1モル)を加え、反応させ残存イソシアネート基が11.7%となった時点でヒドロキシエチルアクリレート(C)244g(2モル)、ジブチルスズラウリレート0.15g(150ppm、ウレタンアクリレートに対する添加量)およびハイドロキノンモノメチルエーテル0.50g(500ppm、ウレタンアクリレートに対する添加量)を加え残存イソシアネート基が0.1%以下になるまで反応を行い、ウレタンアクリレート(UA1)を得た。
<合成例2>
攪拌機、温度計およびコンデンサーを備えた1リットルのフラスコにイソホロンジイソシアネート(B)509g(2モル)を仕込み、内温70℃にした後、トリシクロデカンジメタノール(A)266g(1モル)を加え、反応させ残存イソシアネート基が13.1%となった時点でヒドロキシエチルアクリレート(C)266g(2モル)、ジブチルスズラウリレート0.15g(150ppm、ウレタンアクリレートに対する添加量)およびハイドロキノンモノメチルエーテル0.50g(500ppm、ウレタンアクリレートに対する添加量)を加え残存イソシアネート基が0.1%以下になるまで反応を行い、ウレタンアクリレート(UA2)を得た。
<合成例3>
攪拌機、温度計およびコンデンサーを備えた1リットルのフラスコにラクトン変性ヒドロキシエチルアクリレート(プラクセルFA2D、ダイセル化学工業製)(C)518g(2モル)およびハイドロキノンモノメチルエーテル0.50g(500ppm、ウレタンアクリレートに対する添加量)を仕込み、内温70℃にした後、イソホロンジイソシアネート(B)334.3g(2モル)を加え、反応させ残存イソシアネート基が7.42%となった時点でトリシクロデカンジメタノール(A)147.8g(1モル)、ジブチルスズラウリレート0.15g(150ppm、ウレタンアクリレートに対する添加量)を加え残存イソシアネート基が0.1%以下になるまで反応を行い、ウレタンアクリレート(UA3)を得た。
(合成例4)
攪拌機、温度計およびコンデンサーを備えた1Lのフラスコにイソホロンジイソシアネート(B)493g(2モル)を仕込み、内温70℃にした後、トリシクロデカンジメタノール(A)218g(1モル)を加え、反応させ残存イソシアネート基が13.1%となった時点でヒドロキシエチルメタアクリレート(C)289g(2モル)、ジブチルスズラウリレート0.15g(150ppm、ウレタンアクリレートに対する添加量)およびハイドロキノンモノメチルエーテル0.50g(500ppm、ウレタンアクリレートに対する添加量)を加え残存イソシアネート基が0.1%以下になるまで反応を行い、ウレタンアクリレート(UA4)を得た。
(合成例5)
攪拌機、温度計およびコンデンサーを備えた1Lのフラスコにラクトン変性ヒドロキシエチルメタアクリレート(プラクセルFM2D ダイセル化学工業製)(C)528g(2モル)およびハイドロキノンモノメチルエーテル0.50g(500ppm、ウレタンアクリレートに対する添加量)を仕込み、内温70℃にした後、イソホロンジイソシアネート(B)327.4g(2モル)を加え、反応させ残存イソシアネート基が7.24%となった時点でトリシクロデカンジメタノール(A)144.7g(1モル)、ジブチルスズラウリレート0.15g(150ppm、ウレタンアクリレートに対する添加量)を加え残存イソシアネート基が0.1%以下になるまで反応を行い、ウレタンアクリレート(UA5)を得た。
<比較合成例1>
主原料として、水添化ジフェニルメタンジイソシアネート298g(2モル)、ポリプロピレングリコール:569g(1モル)、2−ヒドロキシエチルアクリレート:132g(2モル)を用いた以外は、合成例1と同様に行って、ウレタンアクリレート(UA6)を得た。
上記合成例1〜5及び比較合成例1で得られたウレタンアクリレート(UA1)〜(UA6)について、耐汚染性試験を下記の要領で行った。
(評価方法)
<硬化物フィルム作成>
耐汚染性試験に用いた硬化物フィルムは以下の手順で作製した。上記の各ウレタンアクリレート(UA1)〜(UA6)100部にチバスペシャリティーケミカル社製の光重合開始剤であるDarocure 1173を3部配合して活性エネルギー線硬化型樹脂組成物を調製し、支持体上に硬化後の厚さが約10μmになるように塗布した後、高圧水銀灯120W/cm、コンベア速度5m/分という硬化条件で硬化させ、硬化物フィルムを得た。
また、上記の各ウレタンアクリレート(UA1)〜(UA6)100部にトリプロピレングリコールジアクリレート(TPGDA)を20部、チバスペシャリティーケミカル社製の光重合開始剤であるDarocure 1173を3部配合して活性エネルギー線硬化型樹脂組成物を調製し、支持体上に硬化後の厚さが約10μmになるように塗布した後、高圧水銀灯120W/cm、コンベア速度5m/分という硬化条件で硬化させ、硬化物フィルムを得た。
なお、UA5は完全硬化させるため、120℃×1時間ポストキュアさせた。
<耐汚染性試験>
赤、青および黒色の水性インキ(各パイロット社製INK−30R,INK−30L、INK−30B)を硬化物フィルム上に滴下し、25℃で24時間放置後、水を含んだ脱脂綿でふき取り、滴下した箇所に対する跡残りの状況を目視で観察した。
[実施例1〜10および比較例1、2]
上記合成例1〜5及び比較合成例1で得られたウレタンアクリレート(UA1)〜(UA6)を含む各樹脂組成物を硬化させて得られた硬化物フィルムを用いて耐汚染性試験を行ない、結果を表−1〜表−3に示した。

Claims (5)

  1. 下記式(I)
    で示されるトリシクロデカンジメタノール(A)とポリイソシアネート(B)とヒドロキシ基含有(メタ)アクリレート(C)とを反応させて得られるウレタン(メタ)アクリレート(UA)、必要に応じて加えられる(メタ)アクリロイル基含有化合物および光重合開始剤を含有する活性エネルギー線硬化型樹脂組成物を硬化してなる耐汚染性に優れることを特徴とする硬化物。
  2. 硬化物が塗料硬化物である請求項1に記載の硬化物。
  3. 硬化物が接着剤硬化物である請求項1に記載の硬化物。
  4. 硬化物がフィルムである請求項1に記載の硬化物。
  5. 硬化物がインキ硬化物である請求項1に記載の硬化物。
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