JP2005255134A - 自動車用盗難防止装置の暗証入力方法 - Google Patents
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Abstract
【課題】 一定の暗証コードの入力操作をしてエンジン始動を行う自動車用盗難防止装置において、装着性という点で問題のあるキーパッドを使用せずに暗証を入力することのできる盗難防止装置の暗証入力方法を提供する。
【解決手段】 エンジンキースイッチのスターターポジションでのスターターモーターへの通電を遮断し、スターターポジションへの通電回数を暗証数として入力し、あらかじめ設定した通電回数と一致した場合にのみ、スターターモーターへの通電を行い、エンジン始動を可能とする構成としたことにより、既存のエンジンキースイッチ自体や、エンジンキースイッチとは別に設けた、小型の外部スイッチで暗証数の入力を可能にした
【選択図】 図1
【解決手段】 エンジンキースイッチのスターターポジションでのスターターモーターへの通電を遮断し、スターターポジションへの通電回数を暗証数として入力し、あらかじめ設定した通電回数と一致した場合にのみ、スターターモーターへの通電を行い、エンジン始動を可能とする構成としたことにより、既存のエンジンキースイッチ自体や、エンジンキースイッチとは別に設けた、小型の外部スイッチで暗証数の入力を可能にした
【選択図】 図1
Description
本発明は、自動車用の盗難防止装置に関し、特に一定の暗証コードの入力操作をしないとエンジン始動ができない自動車用盗難防止装置の暗証入力方法に関する。
従来、自動車の盗難を防止するために、エンジン始動を特定の暗証番号やIDコードを合致させることにより可能とする方式として、エンジンキースイッチとは別に設けられたキーパッドの複数の数字キーで暗証番号を入力し、予め設定された暗証番号と一致した場合にのみ、エンジン始動を可能としたキーパッド式(例えば、特許文献1及び2参照)や、エンジンキースイッチ用のキー本体や、キーホルダー等に内蔵した無線タグが発信する固有のIDコードと、自動車側のエンジン制御装置コントローラのIDコードを電子的に照合し、IDコードが一致したときにエンジン始動を可能としたイモビライザー式(例えば、特許文献3参照)があった
特許文献1に示す特開2003−118540号公報に開示される自動車の盗難防止装置は、オートマチック車専用の盗難防止装置であって、シフトスイッチとAT制御回路を接続している6本の信号線(P、R、N、D、2、1)のうちP信号線とN信号線の途中にスイッチユニットを挿入し、スイッチユニットに連結された暗証番号入力機(キーパッド)に入力された暗証番号が、予め登録された暗証番号と合致したときにP信号線とN信号線の回路が接続されエンジンを始動することが可能になる。
次に、特許文献2に示す特開2000−85534号公報に開示される車両盗難防止装置は、ブレード(土工板)や、バックホウ(ドラグショベル)等の車両搭載機器を備えた建設作業用の車両の盗難防止装置であって、走行駆動機器(エンジン)と、その他の車両搭載機器(ブレードやバックホウ等)との駆動電源回路に、スイッチング手段を介装し、補助入力手段の電子的コードとキー入力手段(キーパッド)による暗証番号とを入力情報として、予め設定されている照合用の固有情報との照合結果が適合と判断したときのみ、駆動電源が全ての車両搭載機器に供給されるので、エンジンのみが不正に駆動された場合においても、補助入力手段の電子的コードとキー入力手段(キーパッド)による暗証番号との照合結果が、予め設定されている照合用の固有情報と適合と判断されなければ他の車両搭載機器への駆動電源を遮断して走行を不能にすることができる。すなわち、この車両用盗難防止装置ではイグニッションスイッチのみではなく、補助入力手段と、キー入力手段を備えた構成なので、多重の盗難防止が図られているものである。
また、特許文献3に示す特開平7−180410号公報に開示される車両用盗難防止装置は、エンジンキーに電波を送信するとともに、前記エンジンキーから送信された電波を受信する送受信手段と、送信された前記電波の電波エネルギーによってエンジンキー固有の識別コードを送信する識別コード送信手段と、前記識別コードが予め登録されたコードと一致するか否かを判定する判定手段と、この判定手段によって一致すると判定された場合のみエンジン始動を許可する許可手段を備えたイモビライザー式のものである。
特開2003−118540号公報 特開2000−85534号公報 特開平7−180410号公報
次に、特許文献2に示す特開2000−85534号公報に開示される車両盗難防止装置は、ブレード(土工板)や、バックホウ(ドラグショベル)等の車両搭載機器を備えた建設作業用の車両の盗難防止装置であって、走行駆動機器(エンジン)と、その他の車両搭載機器(ブレードやバックホウ等)との駆動電源回路に、スイッチング手段を介装し、補助入力手段の電子的コードとキー入力手段(キーパッド)による暗証番号とを入力情報として、予め設定されている照合用の固有情報との照合結果が適合と判断したときのみ、駆動電源が全ての車両搭載機器に供給されるので、エンジンのみが不正に駆動された場合においても、補助入力手段の電子的コードとキー入力手段(キーパッド)による暗証番号との照合結果が、予め設定されている照合用の固有情報と適合と判断されなければ他の車両搭載機器への駆動電源を遮断して走行を不能にすることができる。すなわち、この車両用盗難防止装置ではイグニッションスイッチのみではなく、補助入力手段と、キー入力手段を備えた構成なので、多重の盗難防止が図られているものである。
また、特許文献3に示す特開平7−180410号公報に開示される車両用盗難防止装置は、エンジンキーに電波を送信するとともに、前記エンジンキーから送信された電波を受信する送受信手段と、送信された前記電波の電波エネルギーによってエンジンキー固有の識別コードを送信する識別コード送信手段と、前記識別コードが予め登録されたコードと一致するか否かを判定する判定手段と、この判定手段によって一致すると判定された場合のみエンジン始動を許可する許可手段を備えたイモビライザー式のものである。
しかしながら、前記した特許文献1及び2のキーパッド式においては、キーパッド自体に数字キーを備えるとともに、指で数字キーを押しやすいように(暗証番号を入力しやすいように)ある程度の面積を要する。そのような面積からなるキーパッドを自動車のインストルメントパネル或いは近傍に設置するには、相応の面積が必要である。
通常使い勝手の良い場所には既に自動車の何らかの電装機器のスイッチ類が存在するため、結果的に操作に支障を来すような場所にキーパッドを設置せざるを得ないことが往々にしてあり、装着性という点での問題や、別な観点からすれば、このようなキーパッドを車両に装着している場合、あたかも自動車用盗難防止装置を装着しているということが判然とするため、盗難の抑止効果という点では良いが、逆に盗難のヒントを与えることにもなりかねないという問題もある。
また、特許文献1においては、オートマッチック車専用であるので、マニュアルのトランスミッション車には対応することができないという問題もある。
次に、特許文献3のイモビライザー式にあっては、エンジンキー本体に電波の送受信手段を設けるため、高コストであるとともに必然的に装着車は盗難の確率の高い高級車に偏るという傾向がある。なおかつ万が一エンジンキーを紛失した際は、一般のエンジンキーとは違い合い鍵の作成等に、多大なコストと時間がかかり負担が大きいという問題があるとともに、エンジンキーを抜き忘れた場合は、高価なイモビライザー式とはいえ何ら効果がない。
本発明はこのような問題を解消し、装着性に優れ簡易で低コストな実用上極めて効果の高い、自動車用盗難防止装置の暗証入力方法を提供することを目的とする。
通常使い勝手の良い場所には既に自動車の何らかの電装機器のスイッチ類が存在するため、結果的に操作に支障を来すような場所にキーパッドを設置せざるを得ないことが往々にしてあり、装着性という点での問題や、別な観点からすれば、このようなキーパッドを車両に装着している場合、あたかも自動車用盗難防止装置を装着しているということが判然とするため、盗難の抑止効果という点では良いが、逆に盗難のヒントを与えることにもなりかねないという問題もある。
また、特許文献1においては、オートマッチック車専用であるので、マニュアルのトランスミッション車には対応することができないという問題もある。
次に、特許文献3のイモビライザー式にあっては、エンジンキー本体に電波の送受信手段を設けるため、高コストであるとともに必然的に装着車は盗難の確率の高い高級車に偏るという傾向がある。なおかつ万が一エンジンキーを紛失した際は、一般のエンジンキーとは違い合い鍵の作成等に、多大なコストと時間がかかり負担が大きいという問題があるとともに、エンジンキーを抜き忘れた場合は、高価なイモビライザー式とはいえ何ら効果がない。
本発明はこのような問題を解消し、装着性に優れ簡易で低コストな実用上極めて効果の高い、自動車用盗難防止装置の暗証入力方法を提供することを目的とする。
上記の課題は本発明の請求項1によれば、一定の暗証コードの入力操作をしないとエンジン始動ができない自動車用盗難防止装置において、エンジンキースイッチのスターターポジションでのスターターモーターへの通電を遮断し、前記エンジンキースイッチのスターターポジションへの通電回数を暗証数として入力することで、暗証数の認識を行い、あらかじめ設定した通電回数と一致した場合にのみ、スターターモーターへの通電を行い、エンジン始動を可能としたことで解決される。
請求項2によれば、前記、スターターポジションへの暗証数の入力を、エンジンキースイッチとは別に設けた外部スイッチで行うことで解決される。
また、請求項3によれば、前記、暗証数の入力は、任意の第1暗証数の単独から、第2暗証数以降の複数の暗証数の設定を可能とすることで解決される。
請求項2によれば、前記、スターターポジションへの暗証数の入力を、エンジンキースイッチとは別に設けた外部スイッチで行うことで解決される。
また、請求項3によれば、前記、暗証数の入力は、任意の第1暗証数の単独から、第2暗証数以降の複数の暗証数の設定を可能とすることで解決される。
本発明によれば、エンジンキースイッチのスターターポジションでのスターターモーターへの通電を遮断し、スターターポジションへの通電回数を暗証数として入力し、あらかじめ設定した通電回数と一致した場合にのみ、スターターモーターへの通電を行い、エンジン始動を可能とする構成としたことにより、既存のエンジンキースイッチ自体や、エンジンキースイッチとは別に設けた小型の外部スイッチを暗証数の入力装置とすることで、装着性という点で問題のあるキーパッドを使用せずに、最低限の構成で暗証の入力が可能になるものである。
また、前記暗証数の入力は、任意の第1暗証数の単独から、第1暗証数と第2暗証数、第1暗証数から第3暗証数等と複数の暗証数の設定を可能としたことにより、暗証数を複雑にすることが可能になり、自動車用盗難防止装置としての効果をより高めることが可能になるとともに、万が一エンジンキーを抜き忘れたとしても自動車の盗難を防止することができる簡易で低コストな実用上極めて効果の高い、自動車用盗難防止装置の暗証入力方法を提供することが可能になったものである。
また、前記暗証数の入力は、任意の第1暗証数の単独から、第1暗証数と第2暗証数、第1暗証数から第3暗証数等と複数の暗証数の設定を可能としたことにより、暗証数を複雑にすることが可能になり、自動車用盗難防止装置としての効果をより高めることが可能になるとともに、万が一エンジンキーを抜き忘れたとしても自動車の盗難を防止することができる簡易で低コストな実用上極めて効果の高い、自動車用盗難防止装置の暗証入力方法を提供することが可能になったものである。
次に本発明を図1から図2に示す実施の形態に基づいて詳細に説明する。
図1は、本発明の自動車用盗難防止装置の構成及び車両への接続状態を示した図である。
図中1は自動車用盗難防止装置で、入力された暗証数の判定を行うCPU1a、暗証数の設定値を記憶するEEPROM1b、暗証数がCPU1aに入力されEEPROM1bに設定された暗証数と一致した際にスターターモーター6への通電を可能にするためのリレー1cとから構成される。
このように構成された自動車用盗難防止装置1は、図1に示されるように、自動車に設けられたエンジンキーを差し込みエンジン始動させるためのキーシリンダーからなるエンジンキースイッチ5から、エンジンを始動するためのスターターモーター6の間に介装され接続される。
更に詳細に説明すると、自動車用盗難防止装置1に電源を供給するためにイグニッション回路8に接続するとともに、自動車用盗難防止装置1に暗証数、すなわちスターターポジションへの通電の回数を入力するためにスターター入力回路10を接続する。
なおかつ、暗証数を入力する時、及び暗証数が一致しない場合はエンジンが始動しないようにスターターモーター6への通電を遮断するために、エンジンキースイッチ5とスターターモーター6間のスターター回路9を分断して自動車用盗難防止装置1を間に介装して接続される。
図1は、本発明の自動車用盗難防止装置の構成及び車両への接続状態を示した図である。
図中1は自動車用盗難防止装置で、入力された暗証数の判定を行うCPU1a、暗証数の設定値を記憶するEEPROM1b、暗証数がCPU1aに入力されEEPROM1bに設定された暗証数と一致した際にスターターモーター6への通電を可能にするためのリレー1cとから構成される。
このように構成された自動車用盗難防止装置1は、図1に示されるように、自動車に設けられたエンジンキーを差し込みエンジン始動させるためのキーシリンダーからなるエンジンキースイッチ5から、エンジンを始動するためのスターターモーター6の間に介装され接続される。
更に詳細に説明すると、自動車用盗難防止装置1に電源を供給するためにイグニッション回路8に接続するとともに、自動車用盗難防止装置1に暗証数、すなわちスターターポジションへの通電の回数を入力するためにスターター入力回路10を接続する。
なおかつ、暗証数を入力する時、及び暗証数が一致しない場合はエンジンが始動しないようにスターターモーター6への通電を遮断するために、エンジンキースイッチ5とスターターモーター6間のスターター回路9を分断して自動車用盗難防止装置1を間に介装して接続される。
通常車両のエンジンキースイッチ5は、オフ・アクセサリー・オン・スターターの4つのポジションからなる。オフはエンジンキーを抜き差しするポジション、アクセサリーはエンジン停止しているがオーディオ装置等の一部の電装機器類に通電されるポジション、オンはイグニッション回路8に通電するとともに、通常はエンジンがかかっているポジション、スターターはスターターモーター6を回転させてエンジンを始動させるポジションである。
本発明の自動車用盗難防止装置1がエンジンの始動の可否を判定する暗証数は、車両のエンジンキースイッチ5をスターターポジションにしたときのスターター入力回路10への通電を利用する。
あらかじめ自動車用盗難防止装置1のEEPROM1bに任意に設定された暗証数(通電回数)と、エンジンキースイッチ5をスターターポジションにしたときの回数(通電回数)が一致するか否かでエンジン始動の許可の可否を判定し、一致した場合のみエンジンキースイッチ5をスターターポジションにしたときにバッテリープラス回路7よりリレー1cを介在してスターター出力回路9からスターターモーター6に通電し、エンジンが始動される。
一致しなかった場合は、エンジン始動の許可がされず、エンジンキースイッチ5をスターターポジションにしてもスターターモーター6への通電は遮断されたままとなりエンジンを始動することはできない。
あらかじめ自動車用盗難防止装置1のEEPROM1bに任意に設定された暗証数(通電回数)と、エンジンキースイッチ5をスターターポジションにしたときの回数(通電回数)が一致するか否かでエンジン始動の許可の可否を判定し、一致した場合のみエンジンキースイッチ5をスターターポジションにしたときにバッテリープラス回路7よりリレー1cを介在してスターター出力回路9からスターターモーター6に通電し、エンジンが始動される。
一致しなかった場合は、エンジン始動の許可がされず、エンジンキースイッチ5をスターターポジションにしてもスターターモーター6への通電は遮断されたままとなりエンジンを始動することはできない。
また、本発明において、暗証数(通電回数)の設定は、自動車用盗難防止装置1の操作により任意に決定することが可能で、第1暗証数のみの単独の設定から、第1暗証と第2暗証、第1暗証から第3暗証迄といったように、第1暗証のみの単数の暗証から、複数の暗証までの複数段で設定することができ、それにより暗証数の組み合わせが多くなり、盗難を防止する効果をより高めることが可能になる。
以上のように構成された自動車用盗難防止装置1の動作を説明する。
図2は本発明の自動車用盗難防止装置の動作手順を表したフローチャートであり、解りやすくするために、一例として、第1暗証数を3と設定した場合を説明する。
(1)先ず、エンジンキースイッチ5にエンジンキーを差し込み、オフポジションからアクセサリーポジション、オンポジションまで回転させる。(ST1)
(2)EEPROM1bから設定された暗証数を読み込む。(ST2)
(3)第1暗証数を入力するために、エンジンキースイッチ5をオンポジションからスターターポジションにする操作を3回繰り返す。(ST3)
(4)全ての暗証数が入力されたことを判定する。(ST4)
(5)CPUにおいて暗証数が一致したか否かを判定する。(ST5)
(6)CPUが暗証数の一致を判定すると、エンジンキースイッチ5とスターターモーター6間の遮断されていた通電が可能になり、エンジンキースイッチ5をスターターポジションにするとセルモーター6が回転し、エンジンが始動される。(ST6)
(7)エンジンキースイッチ5をオフポジションにすると、一切の暗証数の判定がクリアされ、エンジンを始動させるには再度ST1からの操作を行う必要がある。(ST7)
図2は本発明の自動車用盗難防止装置の動作手順を表したフローチャートであり、解りやすくするために、一例として、第1暗証数を3と設定した場合を説明する。
(1)先ず、エンジンキースイッチ5にエンジンキーを差し込み、オフポジションからアクセサリーポジション、オンポジションまで回転させる。(ST1)
(2)EEPROM1bから設定された暗証数を読み込む。(ST2)
(3)第1暗証数を入力するために、エンジンキースイッチ5をオンポジションからスターターポジションにする操作を3回繰り返す。(ST3)
(4)全ての暗証数が入力されたことを判定する。(ST4)
(5)CPUにおいて暗証数が一致したか否かを判定する。(ST5)
(6)CPUが暗証数の一致を判定すると、エンジンキースイッチ5とスターターモーター6間の遮断されていた通電が可能になり、エンジンキースイッチ5をスターターポジションにするとセルモーター6が回転し、エンジンが始動される。(ST6)
(7)エンジンキースイッチ5をオフポジションにすると、一切の暗証数の判定がクリアされ、エンジンを始動させるには再度ST1からの操作を行う必要がある。(ST7)
本発明の第2の実施例においては、暗証数の入力をエンジンキースイッチ5のスターターポジションへの通電回数ではなく、エンジンキースイッチ5とは別に小型な外部スイッチ2を設けて、暗証数の入力をするようにした。
該外部スイッチ2は、エンジンキースイッチ5をスターターポジションにしたときのスターター入力回路10への通電と同様に作用するものであり、外部スイッチ2を押すことでスターター入力回路10への通電が行われる。
前記フローチャートでの動作説明においては、エンジンキースイッチ5のオンポジションとスターターポジション間の回転動作で暗証数の入力を行っていたが、外部スイッチ2を暗証数の回数押すことで、暗証数の入力を可能としたものである。
該外部スイッチ2は、エンジンキースイッチ5をスターターポジションにしたときのスターター入力回路10への通電と同様に作用するものであり、外部スイッチ2を押すことでスターター入力回路10への通電が行われる。
前記フローチャートでの動作説明においては、エンジンキースイッチ5のオンポジションとスターターポジション間の回転動作で暗証数の入力を行っていたが、外部スイッチ2を暗証数の回数押すことで、暗証数の入力を可能としたものである。
また、本発明の第3の実施例においては、暗証数(通電回数)の設定を、第1暗証数のみの単独の設定から、第1暗証と第2暗証、第1暗証から第3暗証迄といったように、第1暗証のみの単数の暗証から、複数の暗証までの複数段で設定することができ、それにより暗証数の組み合わせが多くなり、盗難を防止する効果をより高めることを可能とした。
以上のように構成された本発明の自動車用盗難防止装置は、既存のエンジンキースイッチ自体や、エンジンキースイッチとは別に設けた、外部スイッチで暗証数の入力を可能としたので、装着性という点で問題のあるキーパッドを設置する必要がなくなるとともに、万が一エンジンキーを抜き忘れたとしても車両の盗難を防止することができる簡易で低コストな実用上極めて優れた効果を奏する盗難防止装置の暗証入力方法を提供することが可能になった
1 自動車用盗難防止装置
1a CPU
1b EEPROM
1c リレー
2 外部スイッチ
5 エンジンキースイッチ
6 スターターモーター
7 バッテリープラス回路
8 イグニッション回路
9 スターター回路
10 スターター入力回路
1a CPU
1b EEPROM
1c リレー
2 外部スイッチ
5 エンジンキースイッチ
6 スターターモーター
7 バッテリープラス回路
8 イグニッション回路
9 スターター回路
10 スターター入力回路
Claims (3)
- 一定の暗証コードの入力操作をしないとエンジン始動ができない自動車用盗難防止装置において、エンジンキースイッチのスターターポジションでのスターターモーターへの通電を遮断し、前記エンジンキースイッチのスターターポジションへの通電回数を暗証数として入力することで、暗証数の認識を行い、あらかじめ設定した通電回数と一致した場合にのみ、スターターモーターへの通電を行い、エンジン始動を可能としたことを特徴とする自動車用盗難防止装置の暗証入力方法。
- 前記、スターターポジションへの暗証数の入力を、エンジンキースイッチとは別に設けた外部スイッチで行うことを特徴とした請求項1に記載の自動車用盗難防止装置の暗証入力方法。
- 前記、暗証数の入力は、任意の第1暗証数の単独から、第2暗証数以降の複数の暗証数の設定が可能であることを特徴とした請求項1及び2に記載の自動車用盗難防止装置の暗証入力方法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2004113649A JP2005255134A (ja) | 2004-03-12 | 2004-03-12 | 自動車用盗難防止装置の暗証入力方法 |
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Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
EP2551141A2 (en) | 2011-07-26 | 2013-01-30 | Kubota Corporation | Work vehicle |
JP2013028190A (ja) * | 2011-07-26 | 2013-02-07 | Kubota Corp | 作業車 |
JP2016055842A (ja) * | 2014-09-12 | 2016-04-21 | 日野自動車株式会社 | エンジンの始動装置 |
-
2004
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Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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KR101351200B1 (ko) | 2011-07-26 | 2014-01-14 | 가부시끼 가이샤 구보다 | 작업차 및 작업차의 정보 표시 장치 |
US9151262B2 (en) | 2011-07-26 | 2015-10-06 | Kubota Corporation | Work vehicle |
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