JP2004284402A - 原動機付き乗物の盗難防止機能付きバッテリおよびこれを用いた盗難防止装置 - Google Patents

原動機付き乗物の盗難防止機能付きバッテリおよびこれを用いた盗難防止装置 Download PDF

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Abstract

【課題】ほとんど電気的知識のないユーザであってもバッテリを交換するだけで自動車等の原動機付き乗物の盗難を防止することが可能な盗難防止機能付きバッテリの提供。
【解決手段】バッテリ筐体2内部のバッテリ本体10のマイナス端子7bに接続され、バッテリ筐体2外部まで引き出された外部マイナス端子4と、バッテリ筐体2内部のバッテリ本体10のプラス端子7aに、バッテリ筐体2内部に配設された盗難防止ユニット5を介して接続され、バッテリ筐体2外部まで引き出された外部プラス端子3とを備え、盗難防止ユニット5は、バッテリ筐体2内部のバッテリ本体10のプラス端子7aと外部プラス端子3との間の通電量を制限する電流制限部23と、電流制限部23を制御するための制御用信号を受信する受信部21と、受信部21により受信する制御用信号に基づいて電流制限部23により制限する通電量を制御する制御部22とを備える。
【選択図】 図4

Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、自動車、電気自動車、自動二輪車、船舶等(以下、「自動車等」と称す。)の乗物の原動機(電動機を含む。)の始動を制限することにより乗物の盗難を防止する原動機付き乗物の盗難防止機能置付きバッテリおよびこれを用いた盗難防止装置に関する。
【0002】
【従来の技術】
自動車の盗難を防止する盗難防止装置として、例えば特許文献1,2に記載のものが知られている。特許文献1に記載の盗難防止装置は、キースイッチとセルモータをつなぐ配線に直列に常開接点を有するリレースイッチを配置したものであり、携帯型送信機から送られる所定の信号を受信し、一定の条件を満たすとリレースイッチを一定期間閉じるように制御する。これにより、携帯型送信機を持たないと、セルモータが回転しないため、エンジンは始動せず、盗難を防止することができる。
【0003】
特許文献2に記載の盗難防止装置は、バッテリと点火コイルとの間にコントロールユニットを配置したものである。コントロールユニットは、車の運転者が所持する伝送器からの信号の受信状態に応じて、バッテリと点火コイルとの接続を遮断する。これにより、運転者の伝送器が車から離れている場合、点火コイルが動作しないため、エンジンは始動せず、盗難を防止することができる。
【0004】
【特許文献1】
特開2001−347925号公報(段落番号0019,0020、図1)
【特許文献2】
特開平6−340245号公報(第7−9頁、図1)
【0005】
【発明が解決しようとする課題】
特許文献1に記載の盗難防止装置は、セルモータを始動させない方法としては有効だが、セルモータの取り付け位置が自動車メーカによって様々な場所にあるため、取り付け作業が非常にしづらく、一般ユーザが取り付けることは困難である。
【0006】
特許文献2に記載の盗難防止装置は、エンジンを始動させない方法としては有効だが、取り付けの際には、点火コイルへの配線を切断し、この配線の切断した部分に端子を設ける作業が必要となる。この作業には、少なくともバッテリから点火コイルへの通じる配線を見分ける能力が必要であるため、やはり一般ユーザが取り付けることは困難である。
【0007】
ところで、自動車等の乗物には、原動機を始動させるセルモータやその他の電気機器を動作させるためのバッテリが必ず搭載されている。バッテリは日常点検の対象であるため、一般のユーザであってもすぐに確認できるように、見やすい位置に設置されている。
【0008】
そこで、本発明においては、ほとんど電気的知識のないユーザであってもバッテリを交換するだけで自動車等の原動機付き乗物の盗難を防止することが可能な盗難防止機能付きバッテリおよびこれを用いた盗難防止装置を提供することを目的とする。
【0009】
【課題を解決するための手段】
本発明の原動機付き乗物の盗難防止機能付きバッテリは、バッテリ筐体内部のバッテリ本体のマイナス端子に接続され、バッテリ筐体外部まで引き出された外部マイナス端子と、バッテリ筐体内部のバッテリ本体のプラス端子に、バッテリ筐体内部に配設された盗難防止ユニットを介して接続され、バッテリ筐体外部まで引き出された外部プラス端子とを備え、盗難防止ユニットは、バッテリ筐体内部のバッテリ本体のプラス端子と外部プラス端子との間の通電量を制限する電流制限部と、電流制限部を制御するための制御用信号を受信する受信部と、受信部により受信する制御用信号に基づいて電流制限部により制限する通電量を制御する制御部とを備えたものである。
【0010】
また、本発明の別の原動機付き乗物の盗難防止機能付きバッテリは、バッテリ筐体内部のバッテリ本体のプラス端子に接続され、バッテリ筐体外部まで引き出された外部プラス端子と、バッテリ筐体内部のバッテリ本体のマイナス端子に、バッテリ筐体内部に配設された盗難防止ユニットを介して接続され、バッテリ筐体外部まで引き出された外部マイナス端子とを備え、盗難防止ユニットは、バッテリ筐体内部のバッテリ本体のマイナス端子と外部マイナス端子との間の通電量を制限する電流制限部と、電流制限部を制御するための制御用信号を受信する受信部と、受信部により受信する制御用信号に基づいて電流制限部により制限する通電量を制御する制御部とを備えたものである。
【0011】
本発明の盗難防止機能付きバッテリは、バッテリ筐体外部まで引き出された外部プラス端子および外部マイナス端子を、自動車等の乗物の既存のバッテリに代えて、乗物側のプラス配線およびマイナス配線にそれぞれ接続して使用する。また、乗物の正規のユーザは、電流制限部を制御するための制御用信号を発信する発信機を携帯する。これにより、本発明の盗難防止機能付きバッテリは、制御部が、受信部により受信する制御用信号の受信状態に基づいて、発信機を携帯する正規のユーザが乗物から離れていると判断した場合、電流制限部により制限する通電量を、原動機を始動させるための電気回路が動作せず、かつ原動機を始動させること以外に必要な電気回路の動作に支障のない程度に制御する。
【0012】
一方、制御部は、受信部により受信する制御用信号の受信状態に基づいて正規のユーザが乗物を始動させると判断した場合、電流制限部による通電量の制限を解除するように制御する。すなわち、本発明の盗難防止装置によれば、正規のユーザが乗物の近くにいる場合には、通常通り原動機を始動させることができるが、正規のユーザが乗物から離れている場合には、原動機を始動させること以外に必要な電気回路は動作するが、原動機を始動させるための電気回路は動作しないため、原動機を始動させることができなくなる。
【0013】
また、本発明の盗難防止機能付きバッテリは、既存のバッテリと交換して使用する場合、既存のバッテリのプラス端子に接続されている配線を、そのまま本発明の盗難防止機能付きバッテリの外部プラス端子に繋ぎ替えるとともに、既存のバッテリのマイナス端子に接続されている配線を、そのまま本発明の盗難防止機能付きバッテリの外部マイナス端子に繋ぎ替えるだけで使用することが可能となる。
【0014】
【発明の実施の形態】
図1は本発明の実施の形態における盗難防止機能付きバッテリの斜視図、図2は図1の盗難防止機能付きバッテリの上部の透視斜視図、図3は図2の平面図である。
【0015】
図1に示すように、本発明の実施の形態における盗難防止機能付きバッテリ1は、バッテリ筐体2上に、外部プラス端子3と外部マイナス端子4とが突出して設けられたものである。外部プラス端子3および外部マイナス端子4は、バッテリ筐体2を貫通して設けられている。この盗難防止機能付きバッテリ1は、その外観上、従来のバッテリとほとんど変わらない。
【0016】
図2および図3に示すように、盗難防止機能付きバッテリ1は、バッテリ筐体2の内部に、バッテリ本体10(図4を参照。)と、盗難防止ユニット5と、マイナス端子接続プレート6とを備える。盗難防止ユニット5は、バッテリ本体のプラス端子7aと外部プラス端子3との間に接続されている。マイナス端子接続プレート6は、バッテリ本体のマイナス端子7bに接続されている。また、外部マイナス端子4は、マイナス端子接続プレート6に接続されている。さらに、盗難防止ユニット5のアース線8が、マイナス端子接続プレート6に接続されている。
【0017】
図4は本実施形態における盗難防止機能付きバッテリ1を用いた盗難防止装置を自動車に搭載した状態を示すブロック図である。
図4に示す盗難防止装置は、図1の盗難防止機能付きバッテリ1と、この盗難防止機能付きバッテリ1の盗難防止ユニット5を制御するコントローラ9とにより構成されている。
【0018】
図4に示すように、コントローラ9は、指示を入力するためのキー91と、キー91の入力内容に基づいて後述する送信部93に制御用信号を引き渡す制御部92と、制御部92から受け取った制御用信号を盗難防止ユニット5へ送信する送信部93とを備える。
【0019】
盗難防止ユニット5は、コントローラ9の送信部93から送信された制御用信号を受信する受信部21と、受信部21により受信した制御用信号の内容に基づいて後述する電流制限部23による通電量を制御する制御部22と、制御部22の指示に基づいてバッテリ本体10のプラス端子7aから外部プラス端子3への通電量を制限する電流制限部23とを備える。
【0020】
本実施形態における盗難防止機能付きバッテリ1は、例えば、原動機としてのエンジン(図示せず。)を動力とする自動車の従来のバッテリ(図示せず。)に代えて搭載する。すなわち、図4に示すように、盗難防止機能付きバッテリ1の外部プラス端子3に、自動車のセルモータ11、点火コイル12、キースイッチ13、ヒューズ14やその他の電気回路15に接続されているプラス配線16を接続し、外部マイナス端子4に、同じくセルモータ11、点火コイル12、キースイッチ13、ヒューズ14やその他の電気回路15に接続されているマイナス配線17を接続する。
【0021】
なお、自動車のバッテリはメーカや車種が異なってもフードを開けると上から目視できる位置にある。したがって、ユーザは、従来のバッテリのプラス端子に接続されている配線を、そのまま本実施形態における盗難防止機能付きバッテリ1の外部プラス端子3に繋ぎ替え、従来のバッテリのマイナス端子に接続されている配線を、そのまま本実施形態における盗難防止機能付きバッテリ1の外部マイナス端子4に繋ぎ替えるだけでよい。この作業は、ほとんど電気的知識のないユーザであっても容易にできる。
【0022】
以下、本実施形態における盗難防止装置の動作について説明する。
ユーザは、自動車を離れる場合、コントローラ9のキー91を操作してロック指示を入力する。このようにコントローラ9のキー91によってロック指示が入力されると、制御部92は、このロック指示を示す制御用信号を送信部93へ引き渡す。送信部93は、制御部92から受け取ったこのロック指示を示す制御用信号を盗難防止ユニット5へ送信する。
【0023】
盗難防止ユニット2の受信部21が、このロック指示を示す制御用信号を受信すると、制御部22は、このロック指示を示す制御用信号に基づいて電流制限部23により制限する通電量を、セルモータ11が動作しない程度に制御する。但し、制御部22は、電流制限部23により制限する通電量を、セルモータ11の動作以外に必要な電気回路、例えばキースイッチ13、ヒューズ14やその他の電気回路15(時計、ラジオ等)の動作に支障のない程度とする。
【0024】
これにより、電流制限部23は、バッテリ本体10のプラス端子7aから外部プラス端子3への通電量を、セルモータ11が動作しない程度に制限する。このため、外部プラス端子3に接続されたセルモータ11は動作せず、このセルモータ11の動作によって始動させる自動車のエンジンが始動することはない。このとき、セルモータ11の動作以外に必要な電気回路の動作に支障のない程度の電流は、バッテリ本体10のプラス端子7aから外部プラス端子3に常時供給されるため、電流が制限されることによるセルモータ11以外の他の電気回路への悪影響はない。
【0025】
なお、自動車の正規のユーザが、コントローラ9のキー91の操作によってロック指示を解除することができる。コントローラ9のキー91によってロック解除が入力されると、制御部92は、このロック解除を示す制御用信号を送信部93へ引き渡す。送信部93は、制御部92から受け取ったこのロック解除を示す制御用信号を盗難防止ユニット5へ送信する。
【0026】
盗難防止ユニット2の受信部21が、このロック解除を示す制御用信号を受信すると、制御部22は、このロック解除を示す制御用信号に基づいて電流制限部23による通電量の制限を解除する。これにより、ユーザは、通常通りセルモータ11を動作させて自動車のエンジンを始動させることができる。あるいは、コントローラ9を所持したユーザが自動車に近づいた時点で、自動的に制御部22が電流制限部23による通電量の制限を解除するように構成することもできる。
【0027】
以上のように、本実施形態における盗難防止装置によれば、自動車のユーザ以外がセルモータ11を始動することができないため、自動車の盗難を防止することができる。
【0028】
また、図1に示すように、外部プラス端子3および外部マイナス端子4を除いて、盗難防止ユニット5およびバッテリ本体10のプラス端子7a、マイナス端子7bは、本実施形態における盗難防止機能付きバッテリ1の製造段階において、バッテリ筐体2の内部に組み込まれている。そのため、この盗難防止機能付きバッテリ1の盗難防止ユニット5およびバッテリ本体10のプラス端子7a、マイナス端子7bには一切触れることができない状態となり、自動車を盗難しようとする者が盗難防止ユニット5を取り外したりすることもできない。
【0029】
なお、電流制限部23により制限する電流量は、セルモータ11が動作しない程度の量だけではなく、その他にエンジンを始動させるための電気回路、例えば、点火コイル12等が動作しない程度の量とすることもできる。また、コントローラ9のキー91の種類を増やして、盗難防止ユニット2の制御部22による制御機能(例えば、ドアロック機能、音声、警報や光などによる警告機能、自動車の状態のユーザへの通知機能等)をさらに追加することも可能である。
【0030】
また、本実施形態における盗難防止機能付きバッテリ2では、盗難防止ユニット5を、バッテリ本体10のプラス端子7aと外部プラス端子3との間に接続した例について説明したが、この盗難防止ユニット5を、外部マイナス端子4とバッテリ本体10のマイナス端子7bとの間に接続した構成とすることも可能である。この際、マイナス端子接続プレート6に代えて、バッテリ本体10のプラス端子7aと外部プラス端子3とを同様のプラス端子接続プレート6により直結する。この場合の動作についても、本実施形態における盗難防止機能付きバッテリ2と同様である。
【0031】
なお、本実施形態においては、原動機としてセルモータ11により始動させるエンジンを例にとって説明したが、電気自動車などの原動機として電動機(モータ)を動力とする乗物においては、この電動機を始動させるための電気回路へ通じるプラス配線を、外部プラス端子3に接続すればよいことは明らかである。
【0032】
【発明の効果】
本発明により、以下の効果を奏することができる。
【0033】
(1)バッテリ筐体内部のバッテリ本体のマイナス端子に接続され、バッテリ筐体外部まで引き出された外部マイナス端子と、バッテリ筐体内部のバッテリ本体のプラス端子に、バッテリ筐体内部に配設された盗難防止ユニットを介して接続され、バッテリ筐体外部まで引き出された外部プラス端子とを備え、盗難防止ユニットは、バッテリ筐体内部のバッテリ本体のプラス端子と外部プラス端子との間の通電量を制限する電流制限部と同電流制限部を制御するための制御用信号を受信する受信部と、受信部により受信する制御用信号に基づいて電流制限部により制限する通電量を制御する制御部とを備えた盗難防止機能付きバッテリであるため、乗物への取り付けは従来のバッテリのプラス端子に接続されている配線を、そのまま本発明の盗難防止機能付きバッテリの外部プラス端子に繋ぎ替え、従来のバッテリのマイナス端子に接続されている配線を、そのまま本発明の盗難防止機能付きバッテリの外部マイナス端子に繋ぎ替えるだけでよく、ほとんど電気的知識のないユーザであっても容易に取り付けることが可能である。
【0034】
(2)バッテリ筐体内部のバッテリ本体のプラス端子に接続され、バッテリ筐体外部まで引き出された外部プラス端子と、バッテリ筐体内部のバッテリ本体のマイナス端子に、バッテリ筐体内部に配設された盗難防止ユニットを介して接続され、バッテリ筐体外部まで引き出された外部マイナス端子とを備え、盗難防止ユニットは、バッテリ筐体内部のバッテリ本体のマイナス端子と外部マイナス端子との間の通電量を制限する電流制限部と、電流制限部を制御するための制御用信号を受信する受信部と、受信部により受信する制御用信号に基づいて電流制限部により制限する通電量を制御する制御部とを備えた盗難防止機能付きバッテリであるため、乗物への取り付けは従来のバッテリのプラス端子に接続されている配線を、そのまま本発明の盗難防止機能付きバッテリの外部プラス端子に繋ぎ替え、従来のバッテリのマイナス端子に接続されている配線を、そのまま本発明の盗難防止機能付きバッテリの外部マイナス端子に繋ぎ替えるだけでよく、ほとんど電気的知識のないユーザであっても容易に取り付けることが可能である。
【0035】
(3)正規のユーザが乗物から離れている場合には、原動機を始動させること以外に必要な電気回路は動作するが、原動機を始動させるための電気回路は動作しないため、正規のユーザ以外が原動機を始動させることができない。これにより、自動車の盗難を防止することができる。また、原動機の始動以外に必要な電気回路が動作する程度の電流は、電源から電気配線端子に常時供給されるため、電流が制限されることによる他の電気回路への悪影響もない。
【0036】
(4)外部プラス端子および外部マイナス端子を除いて、盗難防止ユニットおよびバッテリ本体のプラス端子、マイナス配線端子は、バッテリ筐体の内部に組み込まれているため、盗難防止ユニットおよびバッテリ本体のプラス端子、マイナス端子には一切触れることができない。したがって、乗物を盗難しようとする者が盗難防止ユニットを取り外したり、プラス端子およびマイナス端子をそれぞれ外部プラス端子および外部マイナス端子へ直結したりすることもできず、これらによる盗難を防止することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の形態における盗難防止機能付きバッテリの斜視図である。
【図2】図1の盗難防止機能付きバッテリの上部の透視斜視図である。
【図3】図2の平面図である。
【図4】本実施形態における盗難防止機能付きバッテリを用いた盗難防止装置を自動車に搭載した状態を示すブロック図である。
【符号の説明】
1 盗難防止機能付きバッテリ
2 バッテリ筐体
3 外部プラス端子
4 外部マイナス端子
5 盗難防止ユニット
6 マイナス端子接続プレート
7a プラス端子
7b マイナス端子
8 アース線
9 コントローラ
10 バッテリ本体
21 受信部
22 制御部
23 電流制限部
91 キー
92 制御部
93 送信部

Claims (3)

  1. バッテリ筐体内部のバッテリ本体のマイナス端子に接続され、バッテリ筐体外部まで引き出された外部マイナス端子と、
    バッテリ筐体内部のバッテリ本体のプラス端子に、バッテリ筐体内部に配設された盗難防止ユニットを介して接続され、バッテリ筐体外部まで引き出された外部プラス端子とを備え、
    前記盗難防止ユニットは、前記バッテリ筐体内部のバッテリ本体のプラス端子と前記外部プラス端子との間の通電量を制限する電流制限部と、同電流制限部を制御するための制御用信号を受信する受信部と、同受信部により受信する制御用信号に基づいて前記電流制限部により制限する通電量を制御する制御部とを備えたものである
    原動機付き乗物の盗難防止機能付きバッテリ。
  2. バッテリ筐体内部のバッテリ本体のプラス端子に接続され、バッテリ筐体外部まで引き出された外部プラス端子と、
    バッテリ筐体内部のバッテリ本体のマイナス端子に、バッテリ筐体内部に配設された盗難防止ユニットを介して接続され、バッテリ筐体外部まで引き出された外部マイナス端子とを備え、
    前記盗難防止ユニットは、前記バッテリ筐体内部のバッテリ本体のマイナス端子と前記外部マイナス端子との間の通電量を制限する電流制限部と、同電流制限部を制御するための制御用信号を受信する受信部と、同受信部により受信する制御用信号に基づいて前記電流制限部により制限する通電量を制御する制御部とを備えたものである
    原動機付き乗物の盗難防止機能付きバッテリ。
  3. 請求項1または2に記載の原動機付き乗物の盗難防止機能付きバッテリと、前記電流制限部を制御するための制御用信号を発信する発信機とからなる盗難防止装置。
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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2008042985A (ja) * 2006-08-02 2008-02-21 Tokai Rika Co Ltd 電動車両の蓄電池装置
JP2010042777A (ja) * 2008-08-18 2010-02-25 San Jidosha Kogyo:Kk 盗難防止装置
JP2013519194A (ja) * 2010-02-05 2013-05-23 ヤンジャン・ミンヤン・エレクトロニック・テクノロジー・カンパニー・リミテッド 知能型多機能蓄電池

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