JP2005254953A - エアリーフサスペンション - Google Patents

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JP2005254953A JP2004068529A JP2004068529A JP2005254953A JP 2005254953 A JP2005254953 A JP 2005254953A JP 2004068529 A JP2004068529 A JP 2004068529A JP 2004068529 A JP2004068529 A JP 2004068529A JP 2005254953 A JP2005254953 A JP 2005254953A
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冨士男 籾山
Yoshiharu Sugawara
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Abstract

【課題】操縦安定性を損なうことなく制動時におけるワインドアップの発生を確実に抑制し且つリーフスプリングのばね定数を低く抑えて良好な乗心地を維持し得るようにしたエアリーフサスペンションを提供する。
【解決手段】アクスル3を長手方向中間部下面に連結して車両前後方向に延び且つその前後端部をサイドレール1に枢着したリーフスプリング2と、該リーフスプリング2とサイドレール1との間に介装したエアスプリング4とを備えたエアリーフサスペンションに関し、リーフスプリング2の上下面何れかの長手方向中間部に基端部を固定して該リーフスプリング2に対し所要のクリアランスを隔てながら車両前方側へ延在し且つその先端部がリーフスプリング2の所定以上の撓み変形時にのみ該リーフスプリング2の前端部(アイ2a)に掛止されるように構成する。
【選択図】図1

Description

本発明は、エアリーフサスペンションに関するものである。
車両のアクスルをサイドレールに懸架するために用いられるサスペンションには、各種の形式を採用したものがあるが、それらのうちで複数枚のリーフスプリングを積層して成るリーフサスペンションは、構造が簡単でコストが安く済む上に強度が大きくて耐久性も高いという特徴を有しており、従来よりトラック等の車両に広く用いられている。
ただし、従来のリーフサスペンションにおいては、その乗心地が現状のエアサスペンションと比較して劣るものであることが否めず、リーフスプリングとエアスプリングとを併用することでコストを安価に抑えながら乗心地を向上し得るようにしたエアリーフサスペンションの研究開発が進められている。
図7は従来におけるエアリーフサスペンションの一例を示すもので、図中1は車両前後方向に延びてシャシフレームの一部を成す左右一対のサイドレール、2は該サイドレール1に沿わせて車両前後方向に架設されたリーフスプリング、3はIビームから成るアクスルを示し、該アクスル3はリーフスプリング2の長手方向における前寄りの中途部下面にボルト等で結合されており、各リーフスプリング2におけるアクスル3の支持位置の上面と各サイドレール1との間にエアスプリング4が介装されている。
前記リーフスプリング2の前端部は、上向きに巻かれてアイ2aとして形成されており、該アイ2aをサイドレール1側のフロントブラケット5に装備された水平ピン6に対し傾動自在に巻き掛けられている。
他方、前記リーフスプリング2の後端部は、前端部側と同様に上向きに巻かれてアイ2bとして形成され、該アイ2bをサイドレール1側のリヤブラケット7に装備されたシャックル8の水平ピン9に対し傾動自在に巻き掛けられており、リーフスプリング2が弓状に撓むことによる前後方向の伸び縮みが前記シャックル8の揺動で吸収されるようにしてある。
また、リーフスプリング2によりアクスル3が担持されている箇所には、後方側へ張り出すブラケット10も一緒に固定されており、このブラケット10の先端部と、その直上のサイドレール1との間がショックアブソーバ11により連結されている。
尚、本出願人は、リーフスプリング2とエアスプリング4とを併用したエアリーフサスペンションに関連する先行技術として未公開の先行出願(特願2002−263998号)を既に出願している。
以上に述べた如きリーフスプリング2とエアスプリング4とを併用したエアリーフサスペンションにおいて、その乗心地を既存の高価なエアサスペンションに近づけるためには、リーフスプリング2を靭性を伴う高強度の鋼材により形成して該リーフスプリング2を左右各一枚とし且つその板厚を極力薄くして低ばね定数化を図る必要がある。
ただし、板厚を薄くして低ばね定数化を図ることでリーフスプリング2があまり柔らかくなってしまうと、制動時にアクスル3に生じる軸回りの回転モーメントが抑え込めなくなって、リーフスプリング2にワインドアップ(アクスル3より前方側のリーフスプリング2が下方向きに湾曲し且つ後方側のリーフスプリング2が上方向きに湾曲してしまうS字形の変形:図中の一点鎖線参照)が起こり易くなり、このワインドアップを要因として、制動時におけるフィーリングの悪化(ブレーキの効き具合が悪い感触)、過大応力の発生によるリーフスプリング2の塑性変形や早期破損を招く虞れが生じる。
このため、従来にあっては、前述の如きワインドアップを抑制する目的でリーフスプリング2の前半部分を厚板に形成して剛性を高める一方、後半部分を薄板に形成し且つその長さを大きくとることでばね定数を低く抑えて乗心地の悪化を極力回避するようにしている。
尚、図7中における12はエアスプリング4の下端部をリーフスプリング2上面に装着するための下部ブラケット、13はエアスプリング4の上端部をサイドレール1下面に装着するための上部ブラケット、14はエアスプリング4に作動空気を給排するためのエアチューブを示す。
しかしながら、このようなリーフスプリング2を採用した場合、アクスル3がリーフスプリング2の長手方向中間部より前方側に配置されることになるので、旋回時等に横荷重を受けた時のリーフスプリング2の横変位により車両直進方向に対するアクスル3の向きが変化して操縦安定性に悪影響を及ぼす虞れがあった。
即ち、旋回時等に横荷重を受けた時のリーフスプリング2の横変位は、該リーフスプリング2の長手方向前後端部を起点として概ね長手方向中間部付近で最大の振れ幅となり、この中間部付近でアクスル3が支持されていれば、該アクスル3は車幅方向に変位するだけで車両直進方向に対し特に向きが変わらないのであるが、アクスル3の支持位置が前方寄りにずれている場合には、該アクスル3の支持位置が平面的に見てリーフスプリング2の前端部を起点とする振り子状に変位することになる。
このため、左右のリーフスプリング2の横変位時に、一方のリーフスプリング2によるアクスル3の支持位置が前方に変位し且つ他方のリーフスプリング2によるアクスル3の支持位置が後方に変位することになり、結果的にアクスル3に運転者が意図しない舵角が生じてしまうことになる。
本発明は上述の実情に鑑みてなしたもので、操縦安定性を損なうことなく制動時におけるワインドアップの発生を確実に抑制し且つリーフスプリングのばね定数を低く抑えて良好な乗心地を維持し得るようにしたエアリーフサスペンションを提供することを目的としている。
本発明は、アクスルを長手方向中間部下面に連結して車両前後方向に延び且つその前後端部をサイドレールに枢着したリーフスプリングと、該リーフスプリングとサイドレールとの間に介装したエアスプリングとを備えたエアリーフサスペンションにおいて、リーフスプリングの上下面何れかの長手方向中間部に基端部を固定して該リーフスプリングに対し所要のクリアランスを隔てながら車両前方側へ延在し且つその先端部がリーフスプリングの所定以上の撓み変形時にのみ該リーフスプリングの前端部に掛止されるように構成したことを特徴とするものである。
このようにすれば、制動時にアクスルに軸回りの回転モーメントが生じても、該アクスルより前方側のリーフスプリングが下方向きに湾曲しようとした際に、ハーフスパンリーフの先端部がリーフスプリングの前端部に掛止され、このハーフスパンリーフが撓んで反力を生じることにより湾曲が抑え込まれるので、制動時におけるリーフスプリングのワインドアップが抑制されることになり、これによって、制動時のフィーリングの悪化(ブレーキの効き具合が悪い感触)、過大応力の発生によるリーフスプリングの塑性変形や早期破損が防止されることになる。
また、リーフスプリングが軽負荷を受けて小さく撓んでいる間はリーフスプリングのみが作用し、リーフスプリングが所定以上の重負荷を受けて大きく撓んだ時に、ハーフスパンリーフの先端部がリーフスプリングの前端部に掛止されてハーフスパンリーフがリーフスプリングと一緒に作用することになるので、重負荷でのみばね定数が大きくなるような非線形のばね特性が実現されることになり、リーフスプリングのばね定数を低く抑えて通常走行時における良好な乗心地を維持することも可能となる。
しかも、このようにワインドアップを抑制し且つ通常走行時における良好な乗心地を維持するにあたり、アクスルがリーフスプリングの長手方向中間部で支持されていることにより、リーフスプリングが横変位しても、アクスルは車幅方向に変位するだけで車両直進方向に対し特に向きが変わらないので、操縦安定性に悪影響が及ぶ心配がない。
また、リーフスプリングが所定以上の重負荷を受けて大きく撓んだ時に、ハーフスパンリーフがリーフスプリングと一緒に作用してばね定数を大きくするので、左右のハーフスパンリーフが車体のローリングを抑制するスタビライザとして機能し、これによりリーフスプリングの低ばね定数化によるロール剛性の低下が回避されることになる。
更に、本発明においては、リーフスプリングの長手方向中間部より車両後方側にずれた位置にエアスプリングをオフセット配置すると共に、リーフスプリングの長手方向中間部より車両前方側にずれた位置でリーフスプリングとサイドレールとの間をショックアブソーバにより連結することが好ましい。
このようにすれば、制動時にアクスルに軸回りの回転モーメントが生じても、アクスルの前側でショックアブソーバが引き伸ばされることで減衰作用が働くと共に、アクスルの後側でエアスプリングが圧縮されて反力を生じることによりアクスル自体の軸回りの回転が抑え込まれるので、制動時におけるリーフスプリングのワインドアップがより一層確実に抑制されることになる。
また、本発明においては、サイドレールよりも車幅方向外側に張り出したエアスプリングの上面部分に、サイドレールの外側面に沿って起立するサージタンクを設け、該サージタンクを直下のエアスプリングに対し連通せしめると良い。
このようにすれば、従来において何ら利用されていなかった余剰空間を有効に活用してサージタンクをコンパクトに配置し、このサージタンクをエアスプリングと連通させて該エアスプリングの容積を補うことにより作動空気量を増やし、そのばね定数を低下させて更なる乗心地の向上を図ることが可能となる。
上記した本発明のエアリーフサスペンションによれば、操縦安定性を損なうことなく制動時におけるワインドアップの発生を確実に抑制することができ、しかも、リーフスプリングを全長に亘り薄板とすることで該リーフスプリングのばね定数を低く抑えて良好な乗心地を維持することができ、更には、ハーフスパンリーフのスタビライザとしての機能によりリーフスプリングの低ばね定数化によるロール剛性の低下を回避することもできる等種々の優れた効果を奏し得る。
以下本発明の実施の形態を図面を参照しつつ説明する。
図1及び図2は本発明を実施する形態の一例を示すもので、図7と同一の符号を付した部分は同一物を表わしている。
図1及び図2に示す如く、本形態例においては、前述した図7と略同様のリーフスプリング2とエアスプリング4とを併用したエアリーフサスペンションに関し、リーフスプリング2を全長に亘り薄板として低ばね定数化を図り、これにより車両前後方向の配置スパンを先の図7のリーフスプリング2より短縮してサイドレール1に装備してある。
そして、このように全長に亘り薄板としたリーフスプリング2の長手方向中間部下面にアクスル3が連結されている一方、このリーフスプリング2の長手方向中間部上面には、該リーフスプリング2の前半部分の上面に沿うハーフスパンリーフ15の基端部が一緒に連結されて固定されるようになっている。
ここで、このハーフスパンリーフ15は、比較的剛性の高い厚板として形成されてリーフスプリング2の上面に対し所要のクリアランスを隔てながら車両前方側へ延在しており、その先端部がリーフスプリング2の前端部を成すアイ2aまで延びて、該アイ2aの外周囲に対し所要のクリアランスを隔てて下向きに巻き回されている。
即ち、リーフスプリング2の所定以上の撓み変形時にのみ該リーフスプリング2のアイ2aにハーフスパンリーフ15の先端部が掛止されるようになっており、リーフスプリング2の撓み変形が小さいうちは、ハーフスパンリーフ15がサスペンションとして何も機能しないようになっている。
また、リーフスプリング2によりアクスル3が担持されている箇所には、前方側へ張り出すブラケット10も一緒に固定されており、このブラケット10の先端部と、その直上のサイドレール1との間がショックアブソーバ11により連結されている。
一方、エアスプリング4は、ハーフスパンリーフ15の基端部の上面に下部ブラケット12を介して下端部が装着され、その上端部が上部ブラケット13を介してサイドレール1の下面に装着されているが、リーフスプリング2の長手方向中間部より車両後方側にずれた位置にオフセット配置されるようになっている。
而して、このようにエアリーフサスペンションを構成すれば、制動時にアクスル3に軸回りの回転モーメントが生じても、該アクスル3より前方側のリーフスプリング2が下方向きに湾曲しようとした際に、ハーフスパンリーフ15の先端部がリーフスプリング2の前端部のアイ2aに掛止され、このハーフスパンリーフ15が撓んで反力を生じることにより湾曲が抑え込まれるので、制動時におけるリーフスプリング2のワインドアップが抑制されることになり、これによって、制動時のフィーリングの悪化(ブレーキの効き具合が悪い感触)、過大応力の発生によるリーフスプリング2の塑性変形や早期破損が防止されることになる。
この際、特に本形態例の場合には、リーフスプリング2の長手方向中間部より車両後方側にずれた位置にエアスプリング4がオフセット配置されていると共に、リーフスプリング2の長手方向中間部より車両前方側にずれた位置でリーフスプリング2とサイドレール1との間がショックアブソーバ11により連結されているので、制動時にアクスル3に軸回りの回転モーメントが生じても、アクスル3の前側でショックアブソーバ11が引き伸ばされて減衰作用が働くと共に、アクスル3の後側でエアスプリング4が圧縮されて反力を生じることによりアクスル3自体の軸回りの回転が抑え込まれるので、制動時におけるリーフスプリング2のワインドアップがより一層確実に抑制されることになる。
また、リーフスプリング2が軽負荷を受けて小さく撓んでいる間はリーフスプリング2のみが作用し、リーフスプリング2が所定以上の重負荷を受けて大きく撓んだ時に、ハーフスパンリーフ15の先端部がリーフスプリング2の前端部のアイ2aに掛止されてハーフスパンリーフ15がリーフスプリング2と一緒に作用することになるので、重負荷でのみばね定数が大きくなるような非線形のばね特性が実現されることになり、リーフスプリング2のばね定数を低く抑えて通常走行時における良好な乗心地を維持することも可能となる。
しかも、このようにワインドアップを抑制し且つ通常走行時における良好な乗心地を維持するにあたり、アクスル3がリーフスプリング2の長手方向中間部で支持されていることにより、リーフスプリング2が横変位しても、アクスル3は車幅方向に変位するだけで車両直進方向に対し特に向きが変わらないので、操縦安定性に悪影響が及ぶ心配がない。
また、リーフスプリング2が所定以上の重負荷を受けて大きく撓んだ時に、ハーフスパンリーフ15がリーフスプリング2と一緒に作用してばね定数を大きくするので、左右のハーフスパンリーフ15が車体のローリングを抑制するスタビライザとして機能し、これによりリーフスプリング2の低ばね定数化によるロール剛性の低下が回避されることになる。
従って、上記形態例によれば、操縦安定性を損なうことなく制動時におけるワインドアップの発生を確実に抑制することができ、しかも、リーフスプリング2を全長に亘り薄板とすることで該リーフスプリング2のばね定数を低く抑えて良好な乗心地を維持することができ、更には、ハーフスパンリーフ15のスタビライザとしての機能によりリーフスプリング2の低ばね定数化によるロール剛性の低下を回避することもできる。
図3〜図5は本発明の別の形態例を示すもので、エアスプリング4の上端部をサイドレール1の下面に装着する上部ブラケット13を図示の如き上部ブラケット16に変更し、この上部ブラケット16の一部にサージタンク17を設け、該サージタンク17を直下のエアスプリング4に対し連通パイプ18を介して連通させたものとなっている。
ここで、前記上部ブラケット16に設けたサージタンク17は、特に図4や図5に示してある通り、サイドレール1よりも車幅方向外側に張り出したエアスプリング4の上面部分でサイドレール1の外側面に沿い起立しており、エアスプリング4よりも車幅方向外側に張り出さないようにしてある。
このようにすれば、従来において何ら利用されていなかった余剰空間を有効に活用してサージタンク17をコンパクトに配置し、このサージタンク17をエアスプリング4と連通させて該エアスプリング4の容積を補うことにより作動空気量を増やし、そのばね定数を低下させて更なる乗心地の向上を図ることができる。
図6は本発明の更に別の形態例を示すもので、図1におけるハーフスパンリーフ15をリーフスプリング2の前半部分の下面側に配置したものとなっており、このハーフスパンリーフ15の基端部は、ショックアブソーバ11のブラケット10と一緒にリーフスプリング2の長手方向中間部下面とアクスル3との間に連結されている。
このハーフスパンリーフ15は、図1の場合と同様に比較的剛性の高い厚板として形成されてリーフスプリング2の下面に対し所要のクリアランスを隔てながら車両前方側へ延在しており、その先端部がリーフスプリング2の前端部を成すアイ2aまで延びて、該アイ2aの外周囲に対し所要のクリアランスを隔てて上向きに巻き回されている。
そして、このようにハーフスパンリーフ15をリーフスプリング2の前半部分の下面側に配置しても、前述した図1のものと同じ作用効果を得ることができるが、リーフスプリング2の上面に対しハーフスパンリーフ15の厚み分が嵩上げされなくなってしまうので、図示の如くエアスプリング4を車両後方側へオフセット配置する場合には、リーフスプリング2の撓み時にエアスプリング4の下端部が干渉しないようスペーサ19を介装しなければならなくなり、エアスプリング4の容積を稼ぐ上で若干不利であることは否めない。
ただし、先に図3〜図5で説明した如きサージタンク17を必要に応じて併用するようにすれば、エアスプリング4の容積を補って図1のものと変わらない低ばね定数化を図ることができる。
尚、本発明のエアリーフサスペンションは、上述の形態例にのみ限定されるものではなく、本発明の要旨を逸脱しない範囲内において種々変更を加え得ることは勿論である。
本発明を実施する形態の一例を示す側面図である。 図1のII−II方向の矢視図である。 本発明の別の形態例を示す側面図である。 図3のIV−IV方向の矢視図である。 図3のV−V方向の矢視図である。 本発明の更に別の形態例を示す側面図である。 従来例を示す側面図である。
符号の説明
1 サイドレール
2 リーフスプリング
2a アイ(リーフスプリングの前端部)
2b アイ(リーフスプリングの後端部)
3 アクスル
4 エアスプリング
11 ショックアブソーバ
15 ハーフスパンリーフ
17 サージタンク

Claims (3)

  1. アクスルを長手方向中間部下面に連結して車両前後方向に延び且つその前後端部をサイドレールに枢着したリーフスプリングと、該リーフスプリングとサイドレールとの間に介装したエアスプリングとを備えたエアリーフサスペンションにおいて、リーフスプリングの上下面何れかの長手方向中間部に基端部を固定して該リーフスプリングに対し所要のクリアランスを隔てながら車両前方側へ延在し且つその先端部がリーフスプリングの所定以上の撓み変形時にのみ該リーフスプリングの前端部に掛止されるように構成したことを特徴とするエアリーフサスペンション。
  2. リーフスプリングの長手方向中間部より車両後方側にずれた位置にエアスプリングをオフセット配置すると共に、リーフスプリングの長手方向中間部より車両前方側にずれた位置でリーフスプリングとサイドレールとの間をショックアブソーバにより連結したことを特徴とする請求項1に記載のエアリーフサスペンション。
  3. サイドレールよりも車幅方向外側に張り出したエアスプリングの上面部分に、サイドレールの外側面に沿って起立するサージタンクを設け、該サージタンクを直下のエアスプリングに対し連通せしめたことを特徴とする請求項1又は2に記載のエアリーフサスペンション。
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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2013505163A (ja) * 2009-09-18 2013-02-14 ボルボ ラストバグナー アーベー 車両シャーシに取り付けるコンソール、及びサスペンション支持コンソールを含む車両
CN104228506A (zh) * 2014-10-09 2014-12-24 安徽江淮汽车股份有限公司 一种空气悬架
CN107420472A (zh) * 2017-05-20 2017-12-01 长葛市全鑫工程机械制造有限公司 一种轿车用板簧的安装结构

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