JP2004338474A - サスペンション構造 - Google Patents
サスペンション構造 Download PDFInfo
- Publication number
- JP2004338474A JP2004338474A JP2003135538A JP2003135538A JP2004338474A JP 2004338474 A JP2004338474 A JP 2004338474A JP 2003135538 A JP2003135538 A JP 2003135538A JP 2003135538 A JP2003135538 A JP 2003135538A JP 2004338474 A JP2004338474 A JP 2004338474A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- vehicle
- leaf spring
- suspension structure
- axle
- spring
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Abandoned
Links
Images
Landscapes
- Springs (AREA)
- Vehicle Body Suspensions (AREA)
Abstract
【課題】車高調整の制約を減少させて十分に車高を高くし得るようにしたサスペンション構造を提供する。
【解決手段】エアスプリング4とリーフスプリング5とを併用したサスペンション構造であって、リーフスプリング5の車両前方側端部に形成した目玉5aは、メタルブッシュ8を介してシャーシフレーム1側に取付けたブラケット6の水平ピン7に枢支されており、リーフスプリング5の車両後方側端部は、シャーシフレーム1に取付けたブラケット9の案内部材9bにより上下方向へ案内し得るようになっている。
【選択図】 図1
【解決手段】エアスプリング4とリーフスプリング5とを併用したサスペンション構造であって、リーフスプリング5の車両前方側端部に形成した目玉5aは、メタルブッシュ8を介してシャーシフレーム1側に取付けたブラケット6の水平ピン7に枢支されており、リーフスプリング5の車両後方側端部は、シャーシフレーム1に取付けたブラケット9の案内部材9bにより上下方向へ案内し得るようになっている。
【選択図】 図1
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明はサスペンション構造に関する。
【0002】
【従来の技術】
車両の走行時には、できるだけ車両の上下、前後、左右の極端な揺れや傾きを防止し、運転者が操縦性良く快適に運転できるよう、又、運転者や同乗者の乗心地が良好となるよう、従来から種々のサスペンション構造が用いられている。而して、大型の車両に適用する従来のサスペンション構造の一例としては図5、図6に示すごときものがある。図5、図6は従来のサスペンション構造の概要を示す側面図で、図5はエアスプリングに所定量の圧縮空気が供給された通常の車高の状態を示し、図6はエアスプリングに圧縮空気が多量に供給されて車高が高く調整された状態を示す。
【0003】
図中、aは車両のシャーシフレーム、bはシャーシフレームaの下部に車両幅方向へ延在するよう配置されたアクスルである。又、アクスルbの長手方向両側端部には、左右一対の車輪cが装着されている。更に、左右のシャーシフレームaには夫々エアスプリングdが取付けられ、エアスプリングdはアクスルbに支持されるようになっている。
【0004】
エアスプリングdとアクスルbとの間には、アクスルbに支持されるようにした長手方向へ厚さが均一な複数枚のリーフスプリングe,fが車両前後方向へ延在するよう上下に組付けて配置されている。而して、アクスルbよりも車両前方側に位置するよう、左右のシャーシフレームaに取付けたブラケットgには、軸線が車幅方向へ延びる水平ピンhが取付けられ、水平ピンhには、メタルブッシュiを介して、リーフスプリングeの先端部を円筒状に折曲げ形成したいわゆる目玉e1が枢支されている。又、リーフスプリングeの目玉e1には、リーフスプリングfの先端部を円筒状に折曲げ形成した目玉f1が外嵌、枢支されている。
【0005】
アクスルbよりも車両後方側に位置するよう、左右のシャーシフレームaに取付けたブラケットjには、車両前後方向へ揺動し得るようにしたシャックルkが取付けられ、シャックルkに取付けた水平ピンlには、メタルブッシュmを介してリーフスプリングeの後端部を円筒状に折曲げ形成した目玉e2が枢支されている。図中、nは上端がシャーシフレームaに枢支され且つ下端がブラケットoを介してアクスルbに連結されたショックアブソーバである。
【0006】
上記車両においては、リーフスプリングe,fによりアクスルbの位置決めが行われると共に、アクスルbに作用する上下、前後、左右方向の荷重及び車両カーブ時におけるローリングによる捩れ方向の荷重の一部が支持され、エアスプリングdによってアクスルbに作用する上下方向の荷重が支持される。又、走行時にカーブして車両がローリングしようとする場合には、左右のリーフスプリングe,fは上下逆相で回転する際の抵抗となり、車両のカーブ外方への傾きが防止される。
【0007】
従来のサスペンション構造の他の例としては、特許文献1に示すごときものがある。該特許文献1に示すサスペンション構造は、図5に示すサスペンション構造と略同一の構成を備えている。
【0008】
【特許文献1】
特開昭61−247505号公報
【0009】
【発明が解決しようとする課題】
図5に示すサスペンション構造において、車高を図6に示すように高くする場合には、図5のように伸長量S1の少ない状態のエアスプリングdに圧縮空気を供給する。そうすると、エアスプリングdは伸長してその伸長量はS1から図6に示すようにS2と大きくなり、車輪cは地面に接地しているため、シャーシフレームaは上昇して車高が高くなる。
【0010】
又、特許文献1に示すサスペンション構造においても、車高を高くする場合にはエアスプリングに圧縮空気を供給することにより行う。
【0011】
図5に示すサスペンション構造においては、リーフスプリングe,fの車両前方側端部は、水平ピンhに支持され、リーフスプリングeの車両後方側端部は、シャックルk下端の水平ピンlに支持されている。このため、エアスプリングdの伸長量を大きくすると、図6に示すように、リーフスプリングe,fが大きく変形してしまい、又、リーフスプリングe,fの変形が大きくなると、リーフスプリングe,fのばね反力が大きくなってリーフスプリングe,fに強度的な限界がある。従って、従来のサスペンション構造においては、リーフスプリングe,fにより車高調整は制約を受け、車高を十分に高くすることができない。
【0012】
特許文献1に示すサスペンション構造においても、図5に示すサスペンション構造と同様、リーフスプリングの車両前方側端部は水平ピンに支持され、リーフスプリングの車両後方側端部はシャックルにより支持されているため、車高調整は制約を受け、図5に示すサスペンション構造と同様の理由により、車高を十分に高くすることはできない。
【0013】
本発明は斯かる実情に鑑み、車高調整の制約を減少させて十分に車高を高くし得るようにしたサスペンション構造を提供することを目的としてなしたものである。
【0014】
【課題を解決するための手段】
請求項1のサスペンション構造は、シャーシフレームを支持するエアスプリングと、左右両端部に車輪が取付けられると共に前記エアスプリングを支持するアクスルに車両の前後方向へ延在するよう固設されたリーフスプリングとを備えたサスペンション構造であって、前記リーフスプリングの長手方向前端部は、該前端部に形成した枢支部を介してシャーシフレーム側に枢支されており、リーフスプリングの長手方向後端部は、シャーシフレームに取付けたブラケットの案内部材により上下方向へ案内され得るよう構成されているものである。
【0015】
請求項2のサスペンション構造においては、リーフスプリングは左右片側1枚で、且つ車両前後方向の形状が非対称に形成されており、請求項3のサスペンション構造においては、リーフスプリングには、アクスルに対する取付け部よりも車両後方側において、車両後方へ向けて厚さが薄くなるようテーパが付されている。
【0016】
請求項1〜請求項3のサスペンション構造によれば、リーフスプリングの車両後方側端部は、ブラケットの案内部材に沿い高さ位置を規制されることなく昇降できるため、車高調整を容易に行うことができると共に、車高を十分に高くすることができる。
【0017】
又、請求項2、請求項3のサスペンション構造によれば、車両の軽量化及びコストダウンを図れると共に、操縦性や乗心地が向上する。
【0018】
【発明の実施の形態】
以下、本発明の実施の形態を添付図面を参照して説明する。
図1〜図4は本発明のサスペンション構造を実施する形態の一例である。
図1は本発明のサスペンション構造の一例を示す側面図で、エアスプリングに所定量の圧縮空気が供給された通常の車高の状態を示す側面図、図2は図1のII−II方向矢視図、図3は本発明のサスペンション構造を実施する形態の一例で、エアスプリングに圧縮空気が多量に供給されて車高が高くなった状態を示す側面図、図4は図3のIV−IV方向矢視図である。
【0019】
図中、1は車両の前後方向へ延在するシャーシフレーム、2はシャーシフレーム1の下部に車両幅方向へ延在するよう配置されたアクスルである。又、アクスル2の長手方向両側端部には、左右一対の車輪3が装着されている。更に、左右のシャーシフレーム1にはシャーシフレーム1を支持し得るよう、エアスプリング4が取付けられ、エアスプリング4はアクスル2に支持されるようになっている。
【0020】
アクスル2の左右上面には、ボルトによりアクスル2に対し固定されて支持されるようにした左右各1枚ずつのリーフスプリング5が、アクスル2に対する固定部を基準として車両前後方向へ延在するよう配置されている。
【0021】
アクスル2よりも車両前方側に位置するよう、左右のシャーシフレーム1に取付けたブラケット6には、軸線が車幅方向へ延びる水平ピン7が取付けられ、水平ピン7には、メタルブッシュ8を介して、リーフスプリング5の先端部を円筒状に折曲げ形成した目玉5aが枢支されている。
【0022】
アクスル2よりも車両後方側には、シャーシフレーム1の側面及び下面に固定されたブラケット9が取付けられている。ブラケット9のシャーシフレーム1下面に当接する水平部材9aの下面には、リーフスプリング5の車両後方側端部上面が当接し得るようにしたメタル製或はラバー製のパッド10が取付けられており、水平部材9aの車幅方向端部には、一体的に形成されて鉛直下方へ延在する案内部材9bが設けられている。而して、リーフスプリング5の車両後方側端部は、案内部材9bに沿い昇降し得るようになっている。パッド10の車両側面から見た形状はリーフスプリング5が撓んだ際に車両前後方向へ円滑に摺動し得るよう、下に凸の円弧形状に形成されている。
【0023】
リーフスプリング5はアクスル2に対する取付け部において厚さが厚く、車両前方側端部位置までアクスル2に対する固設部における厚さと略同一厚さである。
【0024】
又、車両後方側においては、リーフスプリング5には車両後方側所定位置から車両後方へ向かって厚さが徐々に薄くなるようテーパが付されている。
【0025】
リーフスプリング5の厚さをアクスル2に対する取付け部を基準として、車両前方側へ向かって略同一とし、車両後方へ向かって薄くなるようテーパを付するのは以下に述べる理由による。
【0026】
すなわち、車両前方側において車両前方へ向かいリーフスプリング5の厚さを車両後方側のように薄くすると、ワインドアップ剛性が低くなり例えば走行している車両に急制動をかけたときに、車両搭乗者に前方への衝撃が作用したり、捩り剛性が低下して車両がカーブする際に上下逆相で回転する際の抵抗が低下して、車両のカーブ外方への傾きが大きくなる。そこで斯かる状況が生じないように、リーフスプリング5のアクスル2に対する取付け位置よりも車両前方側においては、リーフスプリング5の厚さを厚くしているのである。
【0027】
又、リーフスプリング5のアクスル2に対する取付け位置では、リーフスプリング5の厚さをある程度厚くしておかないと強度的に弱くなる。
【0028】
一方、車両後方側において、リーフスプリング5の厚さを車両前方側と同じく厚くしておくと、車両の重量が増加するうえ、リーフスプリング5の上下方向の剛性が高くなってばね定数が大きくなり、その結果、リーフスプリング5の上下、前後方向への変化が小さくなって、乗心地が低下してしまう。従って、リーフスプリング5のアクスル2に対する取付け位置よりも車両後方側においては、リーフスプリング5にはテーパを付して車両後方側に向かい徐々に厚さを薄くしているのである。
【0029】
なお、図中、11は上端を左右のシャーシフレーム1側に枢支され下端をブラケット12を介してアクスル2に連結されたショックアブソーバである。
【0030】
次に、上記した実施の形態の作動を説明する。
車両の走行時におけるサスペンション構造の作動は、従来の場合と略同様なので説明は省略する。
而して、本図示例で車高調整を行う場合には、エアスプリング4に対する圧縮空気の供給、排出により行う。
【0031】
例えば、図1に示す通常の車高の状態から車高を低くする場合には、エアスプリング4内の空気を排出する。そうすると、エアスプリング4内の空気圧が低下してエアスプリング4は伸長量S1から縮小するため、車高は低下する。
【0032】
エアスプリング4が縮小する際には、リーフスプリング5の車両前方側端部は、水平ピン7に枢支され、リーフスプリング5の車両後方側端部はブラケット9に取付けたパッド10に当接しているため、リーフスプリング5の車両前後方向端部は上方向への動きを規制されている。従って、エアスプリング4が縮小するに従い、地面から車輪3及びアクスル2を介してリーフスプリング5に作用する上向きの押圧力(反力)は、エアスプリング4内の空気圧による下向きの押圧力よりも大きくなり、その結果、リーフスプリング5は上方へ向けて撓むことになる。
【0033】
エアスプリング4が最小の伸長量に縮小して車高が最も下降した場合には、エアスプリング4内の図示してないバンプラバーがエンドストッパとして機能する。
【0034】
車高を高くする場合には、エアスプリング4に圧縮空気を供給する。車高を高くする際に、例えば、車高が所定の高さよりも低い状態だと、エアスプリング4内の空気圧による下方への押圧力が低いため、リーフスプリング5は地面からの上向きの押圧力により、上方へ向け押圧されている。従って、リーフスプリング5は、上方へ向けて撓んでおり、リーフスプリング5の車両後方側端部はパッド10に当接している。
【0035】
斯かる状態からエアスプリング4に圧縮空気を供給すると、エアスプリング4は徐々に伸長することにより、車高は徐々に高くなる。そうすると、リーフスプリング5は上方へ向けた撓みが徐々に減少する。而して、エアスプリング4内の空気圧による下方へ向けた押圧力と地面からの上方へ向けた押圧力が均衡すると、リーフスプリング5に作用する負荷は零となり、更にエアスプリング4が伸長して車高が高くなると、リーフスプリング5は下方へ押圧され、その結果、リーフスプリング5の車両後方側端部はパッド10から離反してブラケット9の案内部材9bに沿い下降する。
【0036】
案内部材9bは縦長となっているため、アクスル2が車幅方向へ傾いてリーフスプリング5が車幅方向にずれようとした場合に、ストッパとして機能する。従って、リーフスプリング5の車両後方側端部がブラケット9から外れることはない。
【0037】
エアスプリング4が最大の伸長量S2に伸長して車高が最も高くなった場合には、ショックアブソーバ11内の図示してないオイルロックストッパ又はメタコンストッパがエンドストッパとして機能する。又、リーフスプリング5はエアスプリング4の空気圧に押圧されて下方へ撓んだ状態となる。
【0038】
上記図示例によれば、リーフスプリング5の車両後方側端部は、ブラケット9の案内部材9bに沿い高さ位置を規制されることなく昇降できるため、車高調整を容易に行うことができると共に、車高を十分に高くすることができる。又、リーフスプリング5は、アクスル2に対する取付け部よりも車両前方側において厚さが厚く、アクスル2に対する取付け部よりも車両前方側において、車両後方側に向けて厚さが徐々に薄くなるようテーパが付されているため、車両の軽量化及びコストダウンを図ることができ、しかも操縦性や乗心地が向上する。
【0039】
なお、本発明のサスペンション構造においては、リーフスプリング5を車両前後方向において非対称とすると共に、その厚さをアクスル2に対する取付け部よりも車両前方側において厚くし、アクスル2に対する取付け部よりも車両後方側において、車両後方へ向けて徐々に薄くするようにする場合について説明したが、斯かる形状に限定されるものではない。すなわち、リーフスプリング5の厚さをリーフスプリング5のアクスル2に対する取付け部よりも車両前方側において、中途部から車両前方側に向けて薄くなるように形成しても良い。
【0040】
又、リーフスプリング5は左右方向において片側1枚の場合について説明したが複数枚のリーフスプリングを備えたサスペンション構造に対しても適用することができる。
【0041】
更に、リーフスプリング5の車両後方側端部を案内するブラケット9の案内部材9bは、図2、図4に示すように、リーフスプリングの幅方向一側部を案内する場合について説明したが、図2の仮想線イに示すごとき案内部材を設けてリーフスプリング5の車両後方側端部において幅方向両側を案内するようにしても良い。
【0042】
【発明の効果】
以上、説明したように本発明の請求項1〜請求項3記載のサスペンション構造によれば、リーフスプリングの車両後方側端部は、ブラケットの案内部材に沿い高さ位置を規制されることなく昇降できるため、車高調整を容易に行うことができると共に、車高を十分に高くすることができ、又、請求項2、請求項3のサスペンション構造によれば、車両の軽量化及びコストダウンを図ることができ、しかも操縦性や乗心地が向上する、という優れた効果を奏し得る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明のサスペンション構造の実施の形態の一例を示す側面図で、エアスプリングに所定量の圧縮空気が供給された通常の車高の状態を示す側面図である。
【図2】図1のII−II方向矢視図である。
【図3】本発明のサスペンション構造を実施する形態の一例で、エアスプリングに多量の圧縮空気が供給されて車高が高くなった状態を示す側面図である。
【図4】図3のIV−IV方向矢視図である。
【図5】従来のサスペンション構造の一例で、エアスプリングに所定量の圧縮空気が供給された通常の車高の状態を示す側面図である。
【図6】従来のサスペンション構造の一例で、エアスプリングに多量の圧縮空気が供給されて車高が高くなった状態を示す側面図である。
【符号の説明】
1 シャーシフレーム
2 アクスル
3 車輪
4 エアスプリング
5 リーフスプリング
5a 目玉(枢支部)
9 ブラケット
9b 案内部材
【発明の属する技術分野】
本発明はサスペンション構造に関する。
【0002】
【従来の技術】
車両の走行時には、できるだけ車両の上下、前後、左右の極端な揺れや傾きを防止し、運転者が操縦性良く快適に運転できるよう、又、運転者や同乗者の乗心地が良好となるよう、従来から種々のサスペンション構造が用いられている。而して、大型の車両に適用する従来のサスペンション構造の一例としては図5、図6に示すごときものがある。図5、図6は従来のサスペンション構造の概要を示す側面図で、図5はエアスプリングに所定量の圧縮空気が供給された通常の車高の状態を示し、図6はエアスプリングに圧縮空気が多量に供給されて車高が高く調整された状態を示す。
【0003】
図中、aは車両のシャーシフレーム、bはシャーシフレームaの下部に車両幅方向へ延在するよう配置されたアクスルである。又、アクスルbの長手方向両側端部には、左右一対の車輪cが装着されている。更に、左右のシャーシフレームaには夫々エアスプリングdが取付けられ、エアスプリングdはアクスルbに支持されるようになっている。
【0004】
エアスプリングdとアクスルbとの間には、アクスルbに支持されるようにした長手方向へ厚さが均一な複数枚のリーフスプリングe,fが車両前後方向へ延在するよう上下に組付けて配置されている。而して、アクスルbよりも車両前方側に位置するよう、左右のシャーシフレームaに取付けたブラケットgには、軸線が車幅方向へ延びる水平ピンhが取付けられ、水平ピンhには、メタルブッシュiを介して、リーフスプリングeの先端部を円筒状に折曲げ形成したいわゆる目玉e1が枢支されている。又、リーフスプリングeの目玉e1には、リーフスプリングfの先端部を円筒状に折曲げ形成した目玉f1が外嵌、枢支されている。
【0005】
アクスルbよりも車両後方側に位置するよう、左右のシャーシフレームaに取付けたブラケットjには、車両前後方向へ揺動し得るようにしたシャックルkが取付けられ、シャックルkに取付けた水平ピンlには、メタルブッシュmを介してリーフスプリングeの後端部を円筒状に折曲げ形成した目玉e2が枢支されている。図中、nは上端がシャーシフレームaに枢支され且つ下端がブラケットoを介してアクスルbに連結されたショックアブソーバである。
【0006】
上記車両においては、リーフスプリングe,fによりアクスルbの位置決めが行われると共に、アクスルbに作用する上下、前後、左右方向の荷重及び車両カーブ時におけるローリングによる捩れ方向の荷重の一部が支持され、エアスプリングdによってアクスルbに作用する上下方向の荷重が支持される。又、走行時にカーブして車両がローリングしようとする場合には、左右のリーフスプリングe,fは上下逆相で回転する際の抵抗となり、車両のカーブ外方への傾きが防止される。
【0007】
従来のサスペンション構造の他の例としては、特許文献1に示すごときものがある。該特許文献1に示すサスペンション構造は、図5に示すサスペンション構造と略同一の構成を備えている。
【0008】
【特許文献1】
特開昭61−247505号公報
【0009】
【発明が解決しようとする課題】
図5に示すサスペンション構造において、車高を図6に示すように高くする場合には、図5のように伸長量S1の少ない状態のエアスプリングdに圧縮空気を供給する。そうすると、エアスプリングdは伸長してその伸長量はS1から図6に示すようにS2と大きくなり、車輪cは地面に接地しているため、シャーシフレームaは上昇して車高が高くなる。
【0010】
又、特許文献1に示すサスペンション構造においても、車高を高くする場合にはエアスプリングに圧縮空気を供給することにより行う。
【0011】
図5に示すサスペンション構造においては、リーフスプリングe,fの車両前方側端部は、水平ピンhに支持され、リーフスプリングeの車両後方側端部は、シャックルk下端の水平ピンlに支持されている。このため、エアスプリングdの伸長量を大きくすると、図6に示すように、リーフスプリングe,fが大きく変形してしまい、又、リーフスプリングe,fの変形が大きくなると、リーフスプリングe,fのばね反力が大きくなってリーフスプリングe,fに強度的な限界がある。従って、従来のサスペンション構造においては、リーフスプリングe,fにより車高調整は制約を受け、車高を十分に高くすることができない。
【0012】
特許文献1に示すサスペンション構造においても、図5に示すサスペンション構造と同様、リーフスプリングの車両前方側端部は水平ピンに支持され、リーフスプリングの車両後方側端部はシャックルにより支持されているため、車高調整は制約を受け、図5に示すサスペンション構造と同様の理由により、車高を十分に高くすることはできない。
【0013】
本発明は斯かる実情に鑑み、車高調整の制約を減少させて十分に車高を高くし得るようにしたサスペンション構造を提供することを目的としてなしたものである。
【0014】
【課題を解決するための手段】
請求項1のサスペンション構造は、シャーシフレームを支持するエアスプリングと、左右両端部に車輪が取付けられると共に前記エアスプリングを支持するアクスルに車両の前後方向へ延在するよう固設されたリーフスプリングとを備えたサスペンション構造であって、前記リーフスプリングの長手方向前端部は、該前端部に形成した枢支部を介してシャーシフレーム側に枢支されており、リーフスプリングの長手方向後端部は、シャーシフレームに取付けたブラケットの案内部材により上下方向へ案内され得るよう構成されているものである。
【0015】
請求項2のサスペンション構造においては、リーフスプリングは左右片側1枚で、且つ車両前後方向の形状が非対称に形成されており、請求項3のサスペンション構造においては、リーフスプリングには、アクスルに対する取付け部よりも車両後方側において、車両後方へ向けて厚さが薄くなるようテーパが付されている。
【0016】
請求項1〜請求項3のサスペンション構造によれば、リーフスプリングの車両後方側端部は、ブラケットの案内部材に沿い高さ位置を規制されることなく昇降できるため、車高調整を容易に行うことができると共に、車高を十分に高くすることができる。
【0017】
又、請求項2、請求項3のサスペンション構造によれば、車両の軽量化及びコストダウンを図れると共に、操縦性や乗心地が向上する。
【0018】
【発明の実施の形態】
以下、本発明の実施の形態を添付図面を参照して説明する。
図1〜図4は本発明のサスペンション構造を実施する形態の一例である。
図1は本発明のサスペンション構造の一例を示す側面図で、エアスプリングに所定量の圧縮空気が供給された通常の車高の状態を示す側面図、図2は図1のII−II方向矢視図、図3は本発明のサスペンション構造を実施する形態の一例で、エアスプリングに圧縮空気が多量に供給されて車高が高くなった状態を示す側面図、図4は図3のIV−IV方向矢視図である。
【0019】
図中、1は車両の前後方向へ延在するシャーシフレーム、2はシャーシフレーム1の下部に車両幅方向へ延在するよう配置されたアクスルである。又、アクスル2の長手方向両側端部には、左右一対の車輪3が装着されている。更に、左右のシャーシフレーム1にはシャーシフレーム1を支持し得るよう、エアスプリング4が取付けられ、エアスプリング4はアクスル2に支持されるようになっている。
【0020】
アクスル2の左右上面には、ボルトによりアクスル2に対し固定されて支持されるようにした左右各1枚ずつのリーフスプリング5が、アクスル2に対する固定部を基準として車両前後方向へ延在するよう配置されている。
【0021】
アクスル2よりも車両前方側に位置するよう、左右のシャーシフレーム1に取付けたブラケット6には、軸線が車幅方向へ延びる水平ピン7が取付けられ、水平ピン7には、メタルブッシュ8を介して、リーフスプリング5の先端部を円筒状に折曲げ形成した目玉5aが枢支されている。
【0022】
アクスル2よりも車両後方側には、シャーシフレーム1の側面及び下面に固定されたブラケット9が取付けられている。ブラケット9のシャーシフレーム1下面に当接する水平部材9aの下面には、リーフスプリング5の車両後方側端部上面が当接し得るようにしたメタル製或はラバー製のパッド10が取付けられており、水平部材9aの車幅方向端部には、一体的に形成されて鉛直下方へ延在する案内部材9bが設けられている。而して、リーフスプリング5の車両後方側端部は、案内部材9bに沿い昇降し得るようになっている。パッド10の車両側面から見た形状はリーフスプリング5が撓んだ際に車両前後方向へ円滑に摺動し得るよう、下に凸の円弧形状に形成されている。
【0023】
リーフスプリング5はアクスル2に対する取付け部において厚さが厚く、車両前方側端部位置までアクスル2に対する固設部における厚さと略同一厚さである。
【0024】
又、車両後方側においては、リーフスプリング5には車両後方側所定位置から車両後方へ向かって厚さが徐々に薄くなるようテーパが付されている。
【0025】
リーフスプリング5の厚さをアクスル2に対する取付け部を基準として、車両前方側へ向かって略同一とし、車両後方へ向かって薄くなるようテーパを付するのは以下に述べる理由による。
【0026】
すなわち、車両前方側において車両前方へ向かいリーフスプリング5の厚さを車両後方側のように薄くすると、ワインドアップ剛性が低くなり例えば走行している車両に急制動をかけたときに、車両搭乗者に前方への衝撃が作用したり、捩り剛性が低下して車両がカーブする際に上下逆相で回転する際の抵抗が低下して、車両のカーブ外方への傾きが大きくなる。そこで斯かる状況が生じないように、リーフスプリング5のアクスル2に対する取付け位置よりも車両前方側においては、リーフスプリング5の厚さを厚くしているのである。
【0027】
又、リーフスプリング5のアクスル2に対する取付け位置では、リーフスプリング5の厚さをある程度厚くしておかないと強度的に弱くなる。
【0028】
一方、車両後方側において、リーフスプリング5の厚さを車両前方側と同じく厚くしておくと、車両の重量が増加するうえ、リーフスプリング5の上下方向の剛性が高くなってばね定数が大きくなり、その結果、リーフスプリング5の上下、前後方向への変化が小さくなって、乗心地が低下してしまう。従って、リーフスプリング5のアクスル2に対する取付け位置よりも車両後方側においては、リーフスプリング5にはテーパを付して車両後方側に向かい徐々に厚さを薄くしているのである。
【0029】
なお、図中、11は上端を左右のシャーシフレーム1側に枢支され下端をブラケット12を介してアクスル2に連結されたショックアブソーバである。
【0030】
次に、上記した実施の形態の作動を説明する。
車両の走行時におけるサスペンション構造の作動は、従来の場合と略同様なので説明は省略する。
而して、本図示例で車高調整を行う場合には、エアスプリング4に対する圧縮空気の供給、排出により行う。
【0031】
例えば、図1に示す通常の車高の状態から車高を低くする場合には、エアスプリング4内の空気を排出する。そうすると、エアスプリング4内の空気圧が低下してエアスプリング4は伸長量S1から縮小するため、車高は低下する。
【0032】
エアスプリング4が縮小する際には、リーフスプリング5の車両前方側端部は、水平ピン7に枢支され、リーフスプリング5の車両後方側端部はブラケット9に取付けたパッド10に当接しているため、リーフスプリング5の車両前後方向端部は上方向への動きを規制されている。従って、エアスプリング4が縮小するに従い、地面から車輪3及びアクスル2を介してリーフスプリング5に作用する上向きの押圧力(反力)は、エアスプリング4内の空気圧による下向きの押圧力よりも大きくなり、その結果、リーフスプリング5は上方へ向けて撓むことになる。
【0033】
エアスプリング4が最小の伸長量に縮小して車高が最も下降した場合には、エアスプリング4内の図示してないバンプラバーがエンドストッパとして機能する。
【0034】
車高を高くする場合には、エアスプリング4に圧縮空気を供給する。車高を高くする際に、例えば、車高が所定の高さよりも低い状態だと、エアスプリング4内の空気圧による下方への押圧力が低いため、リーフスプリング5は地面からの上向きの押圧力により、上方へ向け押圧されている。従って、リーフスプリング5は、上方へ向けて撓んでおり、リーフスプリング5の車両後方側端部はパッド10に当接している。
【0035】
斯かる状態からエアスプリング4に圧縮空気を供給すると、エアスプリング4は徐々に伸長することにより、車高は徐々に高くなる。そうすると、リーフスプリング5は上方へ向けた撓みが徐々に減少する。而して、エアスプリング4内の空気圧による下方へ向けた押圧力と地面からの上方へ向けた押圧力が均衡すると、リーフスプリング5に作用する負荷は零となり、更にエアスプリング4が伸長して車高が高くなると、リーフスプリング5は下方へ押圧され、その結果、リーフスプリング5の車両後方側端部はパッド10から離反してブラケット9の案内部材9bに沿い下降する。
【0036】
案内部材9bは縦長となっているため、アクスル2が車幅方向へ傾いてリーフスプリング5が車幅方向にずれようとした場合に、ストッパとして機能する。従って、リーフスプリング5の車両後方側端部がブラケット9から外れることはない。
【0037】
エアスプリング4が最大の伸長量S2に伸長して車高が最も高くなった場合には、ショックアブソーバ11内の図示してないオイルロックストッパ又はメタコンストッパがエンドストッパとして機能する。又、リーフスプリング5はエアスプリング4の空気圧に押圧されて下方へ撓んだ状態となる。
【0038】
上記図示例によれば、リーフスプリング5の車両後方側端部は、ブラケット9の案内部材9bに沿い高さ位置を規制されることなく昇降できるため、車高調整を容易に行うことができると共に、車高を十分に高くすることができる。又、リーフスプリング5は、アクスル2に対する取付け部よりも車両前方側において厚さが厚く、アクスル2に対する取付け部よりも車両前方側において、車両後方側に向けて厚さが徐々に薄くなるようテーパが付されているため、車両の軽量化及びコストダウンを図ることができ、しかも操縦性や乗心地が向上する。
【0039】
なお、本発明のサスペンション構造においては、リーフスプリング5を車両前後方向において非対称とすると共に、その厚さをアクスル2に対する取付け部よりも車両前方側において厚くし、アクスル2に対する取付け部よりも車両後方側において、車両後方へ向けて徐々に薄くするようにする場合について説明したが、斯かる形状に限定されるものではない。すなわち、リーフスプリング5の厚さをリーフスプリング5のアクスル2に対する取付け部よりも車両前方側において、中途部から車両前方側に向けて薄くなるように形成しても良い。
【0040】
又、リーフスプリング5は左右方向において片側1枚の場合について説明したが複数枚のリーフスプリングを備えたサスペンション構造に対しても適用することができる。
【0041】
更に、リーフスプリング5の車両後方側端部を案内するブラケット9の案内部材9bは、図2、図4に示すように、リーフスプリングの幅方向一側部を案内する場合について説明したが、図2の仮想線イに示すごとき案内部材を設けてリーフスプリング5の車両後方側端部において幅方向両側を案内するようにしても良い。
【0042】
【発明の効果】
以上、説明したように本発明の請求項1〜請求項3記載のサスペンション構造によれば、リーフスプリングの車両後方側端部は、ブラケットの案内部材に沿い高さ位置を規制されることなく昇降できるため、車高調整を容易に行うことができると共に、車高を十分に高くすることができ、又、請求項2、請求項3のサスペンション構造によれば、車両の軽量化及びコストダウンを図ることができ、しかも操縦性や乗心地が向上する、という優れた効果を奏し得る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明のサスペンション構造の実施の形態の一例を示す側面図で、エアスプリングに所定量の圧縮空気が供給された通常の車高の状態を示す側面図である。
【図2】図1のII−II方向矢視図である。
【図3】本発明のサスペンション構造を実施する形態の一例で、エアスプリングに多量の圧縮空気が供給されて車高が高くなった状態を示す側面図である。
【図4】図3のIV−IV方向矢視図である。
【図5】従来のサスペンション構造の一例で、エアスプリングに所定量の圧縮空気が供給された通常の車高の状態を示す側面図である。
【図6】従来のサスペンション構造の一例で、エアスプリングに多量の圧縮空気が供給されて車高が高くなった状態を示す側面図である。
【符号の説明】
1 シャーシフレーム
2 アクスル
3 車輪
4 エアスプリング
5 リーフスプリング
5a 目玉(枢支部)
9 ブラケット
9b 案内部材
Claims (3)
- シャーシフレームを支持するエアスプリングと、左右両端部に車輪が取付けられると共に前記エアスプリングを支持するアクスルに車両の前後方向へ延在するよう固設されたリーフスプリングとを備えたサスペンション構造であって、前記リーフスプリングの長手方向前端部は、該前端部に形成した枢支部を介してシャーシフレーム側に枢支されており、リーフスプリングの長手方向後端部は、シャーシフレームに取付けたブラケットの案内部材により上下方向へ案内され得るよう構成されていることを特徴とするサスペンション構造。
- リーフスプリングは左右片側1枚で、且つ車両前後方向の形状が非対称に形成されている請求項1記載のサスペンション構造。
- リーフスプリングには、アクスルに対する取付け部よりも車両後方側において、車両後方へ向けて厚さが薄くなるようテーパが付されている請求項1又は2記載のサスペンション構造。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2003135538A JP2004338474A (ja) | 2003-05-14 | 2003-05-14 | サスペンション構造 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2003135538A JP2004338474A (ja) | 2003-05-14 | 2003-05-14 | サスペンション構造 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2004338474A true JP2004338474A (ja) | 2004-12-02 |
Family
ID=33525775
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2003135538A Abandoned JP2004338474A (ja) | 2003-05-14 | 2003-05-14 | サスペンション構造 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2004338474A (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
WO2018184619A1 (de) * | 2017-04-06 | 2018-10-11 | Adil Dilla Mohammed | Dual federung |
CN112752661A (zh) * | 2018-09-17 | 2021-05-04 | Vdl维维乐有限公司 | 车辆的空气弹簧式轮轴悬架的具有锤头的拖曳臂 |
-
2003
- 2003-05-14 JP JP2003135538A patent/JP2004338474A/ja not_active Abandoned
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
WO2018184619A1 (de) * | 2017-04-06 | 2018-10-11 | Adil Dilla Mohammed | Dual federung |
CN112752661A (zh) * | 2018-09-17 | 2021-05-04 | Vdl维维乐有限公司 | 车辆的空气弹簧式轮轴悬架的具有锤头的拖曳臂 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
US7407174B2 (en) | Suspension system for vehicle | |
US7784806B2 (en) | Independent wheel suspension for the rear wheels of motor vehicles | |
US5938221A (en) | Tapered convolute leaf spring for truck suspensions | |
EP1278971B1 (en) | Leaf spring assembly having full leaf leaf spring component and half leaf leaf spring component | |
JPH08505586A (ja) | 車両用懸架システム | |
US8882116B2 (en) | Passive vehicle suspension system providing optimal camber gain | |
JP4888189B2 (ja) | サスペンション装置 | |
EP1165334B1 (en) | Vehicle suspension system | |
EP2018982B1 (en) | Front suspension apparatus for vehicle | |
JP2004098874A (ja) | スタビライザ及びこれを用いたエアリーフサスペンション | |
US7147236B2 (en) | Suspension | |
KR100599565B1 (ko) | 가변 형상을 갖는 토션빔 타입 현가장치 | |
JP2004338474A (ja) | サスペンション構造 | |
JP3773685B2 (ja) | エアサスペンション装置用スタビライザ | |
US7896361B2 (en) | Passive vehicle suspension system providing optimal camber gain | |
JP3701958B2 (ja) | サブフレームのマウントブッシュ | |
KR101219936B1 (ko) | 비선형 스프링 특성을 갖는 후륜 독립 현가장치 | |
JP3872719B2 (ja) | サスペンション構造のリーフスプリング | |
JP2003237335A (ja) | サスペンション構造 | |
JP2003159923A (ja) | サスペンション構造 | |
CN100475575C (zh) | 汽车的后轮悬架 | |
JP2003165321A (ja) | サスペンション構造 | |
JP4605733B2 (ja) | サスペンション装置 | |
KR100514881B1 (ko) | 차량의 앤티다이브 현가장치 | |
JP5352430B2 (ja) | サスペンション装置 |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A621 | Written request for application examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621 Effective date: 20060427 |
|
A762 | Written abandonment of application |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A762 Effective date: 20070309 |