JP2005253804A - 挿入管 - Google Patents

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Abstract

【課題】 血管、気管あるいは消化管などの体内の管腔内の目的位置に留置するまでの操作が容易で、かつ、管路面積を大きくすることができ、さらに、接触する管内壁面に対する負荷を低減することができる挿入管を提供すること。
【解決手段】 薄肉の内管2と、この内管の外周面に沿って配置され前記内管の外径より大きな管径を有する薄肉の外管3と、この外管の内周面と前記内管の外周面との間に設けられ流体を収納する流体収納空間部6と、この流体収納空間部に接続管を介して前記流体を流入、流出させるための流体入出機構9とを備え、前記流体収納空間部は、前記外管の先端および後端を前記内管の円周方向に連続的に接続する端部接続部5,5と、前記内管の外周面および前記外管の内周面を間欠的に接続する間欠接続部4とを介して形成される構成とした。
【選択図】 図1

Description

本発明は、人間あるいは動物の血管、気管、消化管などの体内の管腔内に挿入して使用される医療用の挿入管に関するものである。
最近の手術治療法全般にわたる傾向として、患者の肉体的な負担の軽減、あるいは施術する医師に対する施術的な負担軽減を、可能な限り行なうため、開腹または開胸等、患者の身体を切開しないようにしている。
従来、重度心不全治療に用いられる補助循環では、一般的に機能低下した左心室より脱血し大動脈にポンプで送血することが行なわれている。この補助循環を行なう際には、経皮的に動脈内にカニューラを挿入し脱血や送血する方法がある。この従来の補助循環を行なうカニューラについて図9に示す。図9に示すように、カニューラ90は、大動脈に挿入して用いる脱血カニューラ91と、体外に配置される送血カニューラ92と、体外に配置されるポンプ93とが用いられ、ポンプ93を介して心臓内の血液を強制的に補助循環させるために使用されている。この脱血や送血用のカニューラ90は、高分子製の外径5mm程度の細い管路で構成されており、脱血用には約1mの長さを必要としている。
一方、体内の管腔内である気管に挿入して気道を確保するために使用される気管用チューブは、様々な形態のものが提案されており、管体の先端側にバルーンが設けられたものが一般に知られている(例えば、特許文献1、非特許文献1参照)。
ここで、従来の気管用チューブを図10に示す。図10に示すように、気管用チューブ100は、塩化ビニールなどの折り曲げ可能な素材で形成された直径10mm前後で肉厚tが2mm程度のシャフト101と、このシャフト101の後端の開口部に取付けられたコネクタ106と、シャフト101の先端側に設けられたバルーン(カフ)102と、このバルーン102に強制的に流体を供給し、かつそのバルーン102から流体を強制的に排出させるための流体供給排出部105とを備えている。なお、流体供給排出部105は、一端がバルーン102に接続されシャフト101に沿って配置された接続管103および、その接続管103の他端に接続される膨張表示器104を有しているものである。
特開2000−167060号公報(段落番号0012〜0020、図1〜図6) タイコヘルスケアジャパン株式会社製カタログ2002年10月発行(AW-ALLW-0210) マリンクロット(登録商標) 気管内チューブシリーズ
しかし、従来のカニューラあるいは気管用チューブなどの挿入管では、以下に示す問題点が存在していた。
血管内に留置して使用するカニューラは,その挿入時には血管を切開するのであるから血管の侵襲(ダメージ)を少なくするため外径が小さくなければならない。しかし、カニューラの外経を小さくすることは、血液が循環する内径の狭小化を招き管路抵抗が大となり、カニューラ内の血液の流量が低下するという問題があった。
一方、気管用チューブは、一定の厚みを有するシャフトを用いているため、そのシャフトの外側にバルーンが配置されていると、開口した口腔内に挿入するときに、口腔内の状態がそのシャフトおよび収縮した状態のバルーンにより視界が遮られてしまうことがあり、安全を確保した上で操作性の向上が望まれていた。
また、気管用チューブは、口腔内に挿入して喉頭蓋を通過した後に、気管側にその先端を挿入し、つまり、バルーンを気管側の所定位置に配置した状態で膨張させる必要があるが、視界が遮られてしまうために食道側に挿入される危険があり、気管用チューブを扱うためにある程度の熟練さが要求されていた。
さらに、気管用チューブは、流体供給排出部から流体を供給することで一様にバルーンを膨張させ、気道をシャフトにより確保するために気体の漏れのないように、そのバルーンを気管内壁に接触させた状態とする必要がある。このとき、気管用チューブは、バルーンが一様に膨張して気管内壁に接触するため、バルーンの気管内壁との接触状態が部分的に集中する場合があり、そのときのバルーンが気管内壁に与える接触圧力が大きすぎると、気管壁面の組織が壊死してしまうこともあり、バルーンの構成を改善することが望まれていた。
本発明は、前記した問題点に鑑み創案されたものであり、血管、気管あるいは消化管などの体内の管腔内の目的位置に留置するまでの操作が容易で、かつ、管路の断面積を大きくすることができ、さらに、接触する管内壁面に対する負荷を低減することができる挿入管を提供することを目的とする。
本発明は前記した目的を達成するために以下に示すような構成の挿入管とした。すなわち、本発明に係る挿入管は、体内の管腔内に挿入され、かつ、少なくとも一部が前記管腔内壁面に接触して使用される挿入管であって、血液、気体または消化物を流通させる内径を有する薄肉の内管と、この内管の外周面に沿って配置され前記内管の外径より大きな管径を有する薄肉の外管と、この外管の内周面と前記内管の外周面との間に設けられ流体を収納する流体収納空間部と、この流体収納空間部に接続管を介して前記流体を流入、流出させるための流体入出機構とを備え、前記流体収納空間部は、前記外管の先端および後端を前記内管の円周方向に連続的に接続する端部接続部と、前記内管の外周面および前記外管の内周面を間欠的に接続する間欠接続部とを介して形成される構成とした。
このように構成されることにより、挿入管は、管腔内に挿入して使用されるときは、内管および外管を、例えば、長手方向に折り畳んで全体の径を小さくした状態とし、セルジンガー法などを用いて、所定位置に送り込んで留置し、流体入出機構を介して接続管から、外管と内管の間に形成された流体収納空間部に生理食塩水などの流体を強制的に送り込むことで、その流体収納空間部を膨張させ流体路を構成する筒状態となる。挿入管は、その流体収納空間部が、端部接続部および間欠接続部で囲繞された状態として、外管を一様に膨らませることがなく、接触する管腔内壁面に対して圧力が、一様に膨らむものと比較して小さくなり、かつ、管腔径を拡張させる状態を形成する。そして、挿入管は、流体収納空間部が流体の供給で膨らむことで、内管の管内が、血液などの流体を流通させることができる筒状となる。
また、挿入管は、管腔内に挿入して使用するときには、例えば、長手方向に沿って折り畳んで全体の径を小さくした状態として使用できる。そのため、一例として、挿入管は、気管で用いられるとき、開口する口腔内から気管側に視界を妨げることが最小限とした状態で挿入される。また挿入管は、径を小さくした状態にあるため、口腔あるいは鼻腔から気管にかけての狭小部に対して通過が容易となる。そして、挿入管は、喉頭蓋を通過して気管の所定位置に到達すると、流体入出機構から空気などの流体が強制的に流体収納空間部に送り込まれることにより、内管および外管ともに折り畳まれた状態から膨張し、気管に対して気道を確保できる状態に復元する。そして、挿入管は、流体収納空間部に流体が収納されて膨張した状態で、その内管が気管に対して気道を確保できる状態で、かつ、その外管が管腔内壁面を緩やかに押圧した状態で接触して配置される。
また、本発明に係る前記挿入管において、前記間欠接続部は、前記管腔内の形状に合わせて形成する際に、前記内管および前記外管におけるあらかじめ設定された折り曲げ位置の内側では、その間隔が、前記内管および外管の直線位置に設けられた間隔と比較して小さくなるように設けられ、かつ、前記折り曲げ位置の外側では、その間隔が、前記直線位置に設けられた間隔と比較して大きくなるように設けられた構成としても構わない。
このように構成されることにより、挿入管は、特に、口腔あるいは鼻腔など、入口から目的位置までの管路が直線的でない管腔内で使用される場合に、折り畳んだ状態で目的位置(留置位置)に到達し、流体収納空間部に空気などの流体が強制的に供給されると、折り畳んだ状態から気管の気道を確保できる状態に復元したときに、間欠接続部の間隔を調整されているため、挿入される口から気管までの気道形状に追随しやすくなる。
さらに、本発明に係る前記挿入管において、前記内管および前記外管それぞれの先端の管径が、当該内管および当該外管それぞれの後端の管径より大きく形成され、前記先端から前記後端にテーパを備える構成とした。
このように構成されることにより、挿入管は、特に、気管に挿入して使用する場合に、その先端側が気管内壁面に接触しやすくなり、かつ、気道も従来のチューブと比較して大径となる流路を確保することができる。
また、本発明に係る前記挿入管において前記内管は、その肉厚が、前記外管の肉厚より厚く形成された構成とした。
このように構成されることにより、挿入管は、流体入出機構から流体が強制的に流体収納空間部に供給されると、内管がその流体により内側に押し縮められるより、外管が外側に押し広げられる状態が優位となる。
そして、本発明に係る挿入管は、体内の管腔内に挿入され、かつ、少なくとも一部が前記管腔内壁面に接触して使用される挿入管であって、血液、気体または消化物を流通させる内径を有する薄肉の内管と、この内管の外周面に沿って配置され前記内管の外径より大きな管径を有する薄肉の外管と、この外管の内周面と前記内管の外周面との間に設けられ流体を収納する流体収納空間部と、この流体収納空間部に接続管を介して前記流体を流入、流出させるための流体入出機構とを備え、前記流体収納空間部は、前記外管の先端および後端を前記内管の円周方向に連続的に接続する端部接続部と、前記内管の外周面および前記外管の内周面を間欠的に接続する間欠接続部とを介して形成され、前記内管および前記外管を長手方向に沿って折り畳み、前記外管の外周面の所定位置において生体適合性を備える接着手段を介して仮止めした構成とした。
このように構成されることにより、挿入管は、管腔内に挿入する際に、内管および外管を折り畳んで、接着剤などの接着手段により仮止めした状態としているために、全体の径を小さくした状態で、目的とする管腔内の位置まで送り込まれ、その目的とする位置に留置して流体収納空間部に流体を強制的に供給して内管および外管を復元して使用することができる。
さらに、本発明に係る前記挿入管において、前記間欠接続部および前記端部接続部は、前記内管および前記外管を溶着して形成されたものとしても良い。
このように構成されることにより、挿入管は、接続部に新たな部材を介在させることがなく都合がよく、部品点数も少なくて済む。
なお、本発明では、挿入管を形成する素材が、生体適合性を備える生分解性プラスチックにすることで、使用後のリサイクル性に優れたものとなる。
本発明に係る挿入管は、以上のように構成されているため、つぎのような優れた効果を奏するものである。
挿入管は、薄肉の内管と外管の間に流体収納空間部を、間欠接続部および端部接続部により形成していることから、体内の管腔内の目的位置までは全体の径が小さな状態となるように折り畳んだ状態で送り込み、かつ、血液、気体あるいは消化物などの被流体物を流通させるときに所望の管径を確保することができ、操作性および流通性に優れている。
そのため、特に、口腔内に挿入する場合に、挿入管は、施術者の視界を妨げることを最小限として気管内の目的位置まで到達させることが可能となる。また、目的位置に到達させた後には、挿入管は、流体収納空間部に強制的に流体を供給することで、内管の流路を確保すると共に、管腔内壁面を外管が拡張して、血液、気体あるいは消化物などの被流体物の流れを円滑にすることが可能となる。また、挿入管は、管腔内壁面に接触する外管が、全体を一様に膨張させるものと比較して、接触する部分の面積が小さくなるため、細胞組織に対する悪影響を最小限に防ぐことが可能となる。
また、挿入管は、間欠接続部の間隔を調整することで、管腔内における留置位置での形状がその管腔内の形状に追随させることが可能となり、管腔内壁面に対する接触状態も確実になる。
さらに、挿入管は、テーパを備えることにより、管腔内に配置させるときに、管腔内壁面との接触状態を確実にすることが可能となり、安全性の向上を図ることができると共に、流通性をさらに向上させることが可能となる。
そして、挿入管は、外管より内管の肉厚を厚くしているため、流体を流体収納空間部に供給したときに、内管の流路径を極めて広い状態で確実に確保することが可能となる。
また、挿入管は、あらかじめ、前記内管および前記外管を長手方向に沿って折り畳み、生体適合性を備える接着剤などの接着手段を介して仮止めした状態とすることで、操作性を確保して取り扱いが容易となる。
なお、挿入管の端部接続部および間欠接続部を溶着させることで構成すれば、部品点数も最小限となり、製造も容易となり、さらに、製造コストも安全性を確保して従来のものと比較して安価に製造することが可能となる。
以下、本発明を実施するための最良の形態について図面を参照して説明する。
図1(a)は挿入管の一部を破断して模式的に示す斜視図、(b)は挿入管の流体収納空間部に流体を供給した状態を示す一部を破断して模式的に示す斜視図である。
図1(a)、(b)に示すように、挿入管1は、体内の血管、気管、消化管などの管腔内で使用されるもので、生体適合性のある合成樹脂製で薄肉に形成された内管2、外管3と、この内管2および外管3の間に間欠接続部4および端部接続部5,5を介して形成された流体収納空間部6と、この流体収納空間部6に流体を強制的に供給し、かつ流体を強制的に排出する流体入出機構9とを備えている。
なお、薄肉の内管2および薄肉の外管3とは、折り畳み可能な厚みであればよく、かつ、体内の管腔内でその折り畳んだ状態から筒状に緩やかに復元したときに、管腔内壁面の組織に悪影響を及ぼす刺激を与えることがない状態のものをいう。また、ここでは薄肉に形成するために、一例として合成樹脂製のシートから内管2および外管3を形成して挿入管1としている。なお、シートより薄いものをフィルムとし、フィルムをラミネートしてシート状に形成して使用しても構わない。さらに、あらかじめ筒状に形成した薄肉管を用いて内管2、外管3としても構わない。また、内管2および外管3は、円筒でなくてもよく、外形形状および内形形状を限定されるものではない。ちなみに、ここでは、内管2および外管3の厚さは、例えば、10μm〜1mmの範囲のものを使用した。
挿入管1の内管2は、あらかじめ設定された径を有する筒状に形成されており、例えば、厚みを数十μとしたナイロン系(ポリアミド系)、ポリエステル系、ポリオレフィン系あるいはそれらの少なくとも一種以上をラミネートしたラミネートフィルムなどの人体の血管内あるいは気管内など体内の管腔内に使用したときに影響がない、すでに公知である素材により構成されている。この内管2は、外管3の厚みと同等あるいは外管3より厚く形成されていることが好ましい。
挿入管1の外管3は、内管2の外径より大きく形成された内径を備えると共に、あらかじめ設定された大きさの筒状に形成されており、内管2と同様なナイロン系(ポリアミド系)、ポリエステル系、ポリオレフィン系あるいはそれらの少なくとも一種以上をラミネートしたラミネートフィルムなどの素材により構成されている。この外管3は、内管2と同様な素材である必要は特にはないが、熱溶着により内管2の外周面と外管3の内周面とが接続して所定の接続強度を有するものであることが好ましい。外管3と内管2は、長手方向における寸法が同じか、あるいは、外管3が短くなるように形成されており、両者の間に流体収納空間部6を適切に形成できる間隔となるように配置されている。また、外管3あるいは外管3と内管2の間には、流体入出機構9の接続管7を接続するための接続口3aが形成されている。この接続口3aは、接続管7の一端の外周に対して気密に接続され、供給される気体、液体などの流体が漏れないように構成されている。
挿入管1の流体収納空間部6は、内管2と外管3との対面する両端部分をその周面方向に連続して接続する端部接続部5,5と、内管2の外周面と外管3の内周面とを間欠的に接続する複数の間欠接続部4を介して、内管2および外管3の間に形成されており、生理食塩水あるいは空気などの流体が収納されても漏れがない状態に形成されている。
間欠接続部4は、一例として、外管3の厚さを45μmとして、シート状に展開したときの面積を60mm×270mmとしたとき、設置間隔を互いに6mmから10mmの間隔をあけて形成されることが望ましい。さらに、間欠接続部4の設置間隔は、7mmから9mmの間であることがさらに良く、より好ましい設置間隔を7.5mmから8.5mmの間とする。このように、間欠接続部4の設置間隔を適切な範囲とすることで、流体収納空間部6に流体を供給したときに、適切な膨張状態として内管2の流路を確保し、かつ、外管3が中心から半径方向に向かって適切に膨張することができるものとなる。さらに、挿入管1は、間欠接続部4の設置間隔を適切な範囲とすることで、所定荷重(管腔内でかかると思われる荷重として例えば150g)を所定温度(例えば管腔内の使用を考慮して40℃〜45℃)の状態で付加したときに、縮小率が85%以上である状態となるように構成している。
なお、この間欠接続部4は、一定間隔で形成される構成でもよく、あるいは、図3に示す構成であっても構わない。図3(a)〜(d)は間欠接続部の設置間隔を模式的に示す平面図である。図3(a)に示すように、間欠接続部4の設置間隔は、縦列方向および横列方向が整列した状態であること、つまり、ラインL1の間隔は一定で、かつ、設置間隔d1も一定である構成であっても良い。また、図3(b)に示すように、間欠接続部4の設置間隔d1は、一定として、一列置きのラインL2、L3における間欠接続部4の形成位置が、ラインL2、L3では互い違いになるように構成しても構わない。さらに、図3(c)に示すように、間欠接続部4の設置間隔が、六角形となる点軌跡が形成されるように整列する状態などであっても構わない。
また、挿入管1が使用される管腔内に曲線部分があるときには、流体収納空間部6に流体を収納したときに、あらかじめその曲線部分に沿った形を構成できやすくなるように、間欠接続部4の設置間隔を変えると都合がよい。すなわち、図3(d)に示すように、例えば、曲線部分となる内側では、間欠接続部4の設置間隔d2を、直線部分の設置間隔d1より狭まるようにし、かつ、曲線部分となる外側では、間欠接続部4の設置間隔d3を、直線部分の設置間隔d1より広くなるようにすることを行なっている。なお、このように、間欠接続部4の設置間隔を変更している挿入管1である場合には、使用するときに挿入管1のどちらが内側であるかの方向性を示すために、色彩を付したラインなどを施して(図7参照)、施術者に対して表示する構成にすると都合がよい。
また、間欠接続部4は、熱溶着させる場合、あるいは、接着剤を用いて接着させる場合により異なるが、ここではその接続面積形状が、例えば、正方形、丸、楕円などになるように、超音波溶着器を使用して接続して形成した。この間欠接続部4は、収納した流体が所定温度で所定荷重がかかっても漏れ出ないものであれば、特にその接続間隔、接続面積形状あるいは接続手段について限定されるものではない。さらに、挿入管1において接着剤を使用する場合には、生体適合性にすぐれた医療用のものが使用でき、例えば、高分子量ポリエステル系の接着剤(バイロン(登録商標)、商品名、東洋紡株式会社製、主成分:ポリブチレンテレフタレート、溶剤:トルエンとメチルエチルケトンとの混合液)、エポキシ樹脂、シアノアクリレート系接着剤(溶剤)などが使用される。
図1に示すように、端部接続部5,5は、ここでは内管2および外管3の両端部分を同じ長さとしたときに、所定の幅間隔を円周方向に連続して接続することで形成され、流体収納空間部6に流体が収納されたときに、所定温度で所定荷重がかかっても漏れ出ない状態であれば良い。そのため、端部接続部5,5の接続手段は、人体に悪影響がない接着剤を用いることや、あるいは、溶着することであってもよい。なお、流体入出機構9の接続管7の接続を行なうための接続口3aを後方となる端部接続部5側に形成しても構わない。
以上のように間欠接続部4および端部接続部5,5を形成することで、流体収納空間部6は、所定温度のときに所定圧力が負荷された条件のもとにおいて、流体が流体入出機構9から供給されて強制的に収納され、あるいは強制的に排出されたときに、内部の流体が漏れ出ることがなく、かつ、膨張したときの縮小率が所定値(例えば85%)以上であるように構成される。例えば、流体収納空間部6を有する挿入管1は、管腔内で使用されることを想定した場合には、40℃から45℃の温度条件のもとで、150gの荷重に対して縮小率が85%以上であることが好ましい。
図1(b)に示すように、流体入出機構9は、外管3と内管2との間にその一端の開口を設置するように設けられた接続管7と、この接続管7の他端の開口に設けられ流体を供給および排出するための供給排出口部8とを備えている。この流体入出機構9の供給排出口部8は、空気あるいは生理食塩水などの流体を、供給排出手段A1を介して流体収納空間部6に強制的に供給または、流体収納空間部6から強制的に排出するときに、その流体が供給排出口部8の位置で制御できるように逆止弁(図示せず)などを有している。
つぎに、図2を参照して、この挿入管1の製造工程の一例を説明する。図2(a)〜(e)は挿入管の製造工程を模式的に示す斜視図である。図2(a)に示すように、第1工程では、はじめに二枚のシートを対面させて配置する。このとき外側に配置されるシートが外管3となるもので、内側に配置されるシートが内管2となるものである。なお、外管3となるシートは、内管2となるシートより、環状にしたときの円周が長くなる寸法に形成されている。また、外管3となるシートの長手方向(軸線方向)の長さは、内管2となるシートと同等か、あるいは短くなるように形成されている。
図2(b)に示すように、両シートを対面して重ね合わせたら、つぎに、第2工程では、対面しているシート同士の所定位置を超音波ウエルダなどの溶着手段により間欠的に接着させて間欠接続部4を複数形成する。このとき、間欠接続部4は、使用される管腔内により設定されるものであり、例えば、直線部分となる管腔内に対応させるときは、一定間隔に配置される。また、気管チューブとして使用される場合などについては、その気管の管腔形状に対応させて、その気管に設置された状態を想定して、間欠接続部4の設置間隔が調整されて形成される。
図2(c)に示すように、間欠接続部4が形成されると、つぎに、第3工程では、内管2の長手方向に沿った位置の端部が、長手方向に連続して溶着するように接続され筒状に形成されると共に、同様に、外管3の長手方向に沿った位置の端部が、長手方向に連続して溶着するように接続され筒状に形成される。
図2(d)に示すように、内管2および外管3が形成されると、つぎに、第4工程では、内管2の前側の端部(先端)の所定幅における周面位置と、外管3の前側の端部(先端)の所定幅における周面位置とが連続して円周方向に溶着されることで接続されて端部接続部5を形成すると共に、同様にして、内管2と外管3の後側の端部(後端)において端部接続部5を形成する。なお、第2工程、第3工程および第4工程は、どの工程を先に行なっても構わない。
また、外管3は、第1工程から第4工程のいずれかのなかで、接続管7の接続口3aも合わせて形成される。
図2(e)に示すように、端部接続部5が形成されて、内管2と外管3の間に液体収納空間部6(図1参照)が形成されると、第5工程では、すでに供給排出口部8を接続した状態の接続管7を有する流体入出機構9を接続口3aに気密に接続する。以上のような各工程により、挿入管1が形成される。
つぎに、図6に示すように、挿入管1を心臓の補助循環において使用する一例を説明する。図6(a)は、挿入管を心臓の大動脈に挿入した状態を示す模式図、(b)は心臓の動脈管で流体収納空間部に流体を供給した状態を示す模式図である。
図6(a)に示すように、挿入管1は、大腿動脈から大動脈を通過して左心室まで送り込まれる。このとき、挿入管1は、長手方向に沿って全体の径を小さくするように折り畳んだ状態とする。挿入管1を折り畳むときには、図4に示すような状態とする。すなわち、図4(a)〜(c)に示すように、挿入管1の両端を左右反対方向にねじることで全体を長手方向に沿って螺旋状として径を小さくした状態とする。また、図5(a)〜(c)に示すように、挿入管1は、内管2および外管3を扁平な状態とし、一端の長辺側から他端の長辺側に向かってロール状に巻き込むことで長手方向に沿って折り曲げて全体の径が小さくなる状態としている。なお、挿入管1は、折り畳んだ状態を維持することが必要であれば、生体適合性を備える接着剤(例えば、フィブリンなど)を、外管3の所定位置に塗ることで仮止め状態とすれば良い。例えば、挿入管1は、折り畳まれた状態の径は、5mmであり、復元時の径は15mmであるとした。
挿入管1は、セルジンガー法などにより大腿動脈から血管内にガイドワイヤ、シース(図示せず)などを介して挿入され、左心室の所定位置まで送り込まれる(このとき、大動脈は直径約20mm前後あり、血流量を有意に減少させることはない)。併せて、人体の外部には、心臓の血液を循環させるための循環ポンプA2およびバイパス管A3が設置される。図6(b)に示すように、挿入管1に流体入出機構9から生理食塩水などの流体が供給され、挿入管1の流体収納空間部6(図1(b)参照)が膨張した状態となり設置された位置の大動脈を必要な範囲で拡管した状態とする。
挿入管1は、図1(b)に示すように、拡管したときに、内管2の内径についても血液を十分循環させるだけの流路を確保できる状態となっている。したがって、留置した挿入管1を用いて循環ポンプA2、バイパスA3を介して心臓内の血液を強制的に循環させることができ、流路の径が広くとれるため、従来のカニューラと比較して管路抵抗も小さくて済む(回収時には流体収納空間部6の流体を抜き取ることにより挿入管1の管としての形状が保持されなくなり、シース内を通過して抜去が可能となる)。
なお、以上のように挿入管1は、内管2および外管3が、図1に示すように、その先端側(管腔内に挿入する先端側)から他端側にわたって一定の直径を備える筒状である構成とし説明したが、図7に示すように、先端側を後端側より大きな径としたテーパを備える筒状である構成としても構わない。この挿入管11のテーパ状態は、使用される管腔内の形状に沿って形成されることが望ましく、先端から後端まで連続するようになだらかな傾斜となるように構成しても良く、あるいは、先端側には所定径の部分を一定幅の範囲で長手方向に形成した後になだらかな傾斜を備えるようにしても良い。なお、挿入管11の外管13には、ここでは挿入管11の使用方向(例えば、折れ曲がる内側を示す)を示唆する色彩を付したライン10が形成されている。
また、ここでは、挿入管11の内管12および外管13の素材の一例として、「商品名、ユニチカ株式会社(登録商標)製、ON−15/FCS−30」を使用して形成した(挿入管11は、所定温度[40℃〜45℃]の状態で所定負荷[150g]をかけた状態で縮小率85%以上であった)。
特に、口腔内から気管に対して挿入して使用する気管チューブの構成としてこの挿入管11を使用する場合については、気管内壁に対して所定の圧力を付加した状態で接触することで、気管内壁と外管13との接触部分を所望とする気密性の状態に保持することが容易となる。ここでいう、所望とする気密性の状態とは、挿入管11を通じて送り込まれる呼吸に必要な濃度の酸素などを送り込むことができる状態で、かつ、食道側から吐しゃ物が逆流しても気管側に入り込まない状態をいう。また、挿入管11において、先端側では間欠接続部14の数を適宜増加した状態として配置する以外は、内管12、外管13、間欠接続部14、端部接続部15、流体収納空間16、接続管17、供給排出口部18(流体入出機構19)は、すでに図1ないし図3で説明した構成と同じであるため、詳細な説明を省略する。なお、挿入管11の外管13にはここでは挿入管11の使用方向を示唆する色彩を付したライン10が形成されている。
つぎに、図8を参照して、挿入管11を気管に挿入して使用する一例を説明する。
はじめに、挿入管11は、長手方向に沿って全体の径が小さくなるように折り畳まれた状態(図4参照)として構成され、その折り畳まれた状態を維持するために、生体適合性の接着剤(例えばフィブリン)により仮止めされている。また、挿入管11は、気道の形態に合わせた状態に追随できるように、間欠接続部14の設置間隔が調整されているため、仰向けで寝ている患者の口腔内に対して挿入管11をどの方向から挿入したらよいかが色彩を付けたライン10(図7参照)を目安に判断できるように示されている。
図8(a)に示すように、施術者は、長手方向に沿って全体の径を小さく折り畳まれた挿入管11を、使用方向のライン10により確認して患者の口腔内に、挿入して送り込む。そして、施術者は、図8(b)〜(d)に示すように、喉頭蓋Bの位置では、食道側に先端が入り込まないように注意して目視で確認しながら気管側に挿入管11の先端側を送りこんで行く。このとき、挿入管11は、長手方向に沿って折り畳まれているため、施術者が操作する場合に視界を妨げない最小限の状態で挿入作業を行なうことができ安全性にも優れていると共に、操作性においても優れている。
図8(e)に示すように、挿入管11が適正位置まで到達すると、施術者は、流体入出機構19から、供給排出手段A1であるシリンジを介して強制的に流体である空気を注入する。そうすると挿入管11は、折り畳まれた状態から仮止めが外れて筒状に復元するように、内管12および外管13の間に形成された流体収納空間部16を膨張させ、挿入管11により気道を確保できる状態とする。このとき、挿入管11の先端側の外管13は、テーパ状に形成されている径が太い部分が、気管を押し広げるように接触しており、仮に食道側から吐しゃ物が逆流してきても、気管内に流入させることはない状態を保つことができる。
さらに、図8(f)に示すように、挿入管11の後端側には、アダプタ20を介して呼吸用の器具21が接続され、患者に酸素など必要な気体を挿入管11の内管12を介して流通させることができる。
以上説明したように、挿入管11は、気管などの管腔内に挿入して使用するときに、目的位置まで送り込む操作を行なう場合には、全体の径が小さな状態で操作ができる。また、挿入管11が目的位置に到達して気管における呼吸を確保するための酸素などを流通させる場合には、折り畳んで仮止めした状態を、流体収納空間部16に流体を収納することで開放して呼吸のための広い流路を確保することが可能となる。そして、挿入管11は、その外管13が気管内壁面と接触するときに、間欠接続部14があることで接触面積が、一様に膨らむものと比較して小さくなり、血管内壁面を押す圧力が全体として小さくなる。
また、消化管に設置して、消化管の病変部により流路が狭窄している場合に,その突出した病変部をカバーして流路を拡張することにより消化物(栄養物、食物)を通過させるために挿入管1を使用する構成としても構わない。
なお、挿入管1,11の使用方向を特定する色彩を付けたライン10は、必ず施術者に表示できるように折り畳まれることが望ましい。
(a)は、本発明に係る挿入管の一部を切断した状態を模式的に示す斜視図、(b)は挿入管の流体収納空間部に流体を供給して膨張させた状態を模式的に示す斜視図である。 (a)〜(e)は、本発明に係る挿入管の製造工程を模式的に示す斜視図である。 (a)〜(d)は、本発明に係る挿入管の間欠接続部の設置間隔を模式的に示す平面図である。 (a)〜(c)は、本発明に係る挿入管の折り畳まれる状態を模式的に示す説明図である。 (a)〜(c)は、本発明に係る挿入管の折り畳まれる他の状態を模式的に示す説明図である。 (a)、(b)は、本発明に係る挿入管を使用した状態を模式的に示す説明図である。 本発明に係る挿入管にテーパを形成した状態を模式的に示す斜視図である。 (a)〜(f)は、本発明に係る挿入管を気管に挿入する手順を模式的に示す模式図である。 従来の挿入管(カニューラ)を使用している状態を模式的に示す説明図である。 従来の挿入管(気管用チューブ)を示す正面図である。
符号の説明
1、11 挿入管
2、12 内管
3、13 外管
4、14 間欠接続部
5、15 端部接続部
6、16 流体収納空間部
7、17 接続管
8、18 供給排出口部
9、19 流体入出機構
A1 供給排出手段
A2 循環ポンプ
A3 バイパス
B 喉頭蓋



Claims (6)

  1. 体内の管腔内に挿入され、かつ、少なくとも一部が前記管腔内壁面に接触して使用される挿入管であって、
    血液、気体または消化物を流通させる内径を有する薄肉の内管と、この内管の外周面に沿って配置され前記内管の外径より大きな管径を有する薄肉の外管と、この外管の内周面と前記内管の外周面との間に設けられ流体を収納する流体収納空間部と、この流体収納空間部に接続管を介して前記流体を流入、流出させるための流体入出機構とを備え、
    前記流体収納空間部は、前記外管の先端および後端を前記内管の円周方向に連続的に接続する端部接続部と、前記内管の外周面および前記外管の内周面を間欠的に接続する間欠接続部とを介して形成されることを特徴とする挿入管。
  2. 前記間欠接続部は、前記管腔内の形状に合わせて形成する際に、前記内管および前記外管におけるあらかじめ設定された折り曲げ位置の内側では、その間隔が、前記内管および外管の直線位置に設けられた間隔と比較して小さくなるように設けられ、かつ、前記折り曲げ位置の外側では、その間隔が、前記直線位置に設けられた間隔と比較して大きくなるように設けられたことを特徴とする請求項1に記載の挿入管。
  3. 前記内管および前記外管それぞれの先端の管径が、当該内管および当該外管それぞれの後端の管径より大きく形成され、前記先端から前記後端にテーパを備えることを特徴とする請求項1または請求項2に一項に記載の挿入管。
  4. 前記内管は、その肉厚が、前記外管の肉厚より厚く形成されたことを特徴とする請求項1ないし請求項3のいずれか一項に記載の挿入管。
  5. 体内の管腔内に挿入され、かつ、少なくとも一部が前記管腔内壁面に接触して使用される挿入管であって、
    血液、気体または消化物を流通させる内径を有する薄肉の内管と、この内管の外周面に沿って配置され前記内管の外径より大きな管径を有する薄肉の外管と、この外管の内周面と前記内管の外周面との間に設けられ流体を収納する流体収納空間部と、この流体収納空間部に接続管を介して前記流体を流入、流出させるための流体入出機構とを備え、
    前記流体収納空間部は、前記外管の先端および後端を前記内管の円周方向に連続的に接続する端部接続部と、前記内管の外周面および前記外管の内周面を間欠的に接続する間欠接続部とを介して形成され、
    前記内管および前記外管を長手方向に沿って折り畳み、前記外管の外周面の所定位置において生体適合性を備える接着手段を介して仮止めしたことを特徴とする挿入管。
  6. 前記間欠接続部および前記端部接続部は、前記内管および前記外管を溶着して形成されたことを特徴とする請求項1または請求項5に記載の挿入管。

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