JP2005252965A - デジタル放送受信機、受信チャンネル設定システム、受信チャンネル設定方法及び受信チャンネル設定プログラムを記録した記録媒体 - Google Patents

デジタル放送受信機、受信チャンネル設定システム、受信チャンネル設定方法及び受信チャンネル設定プログラムを記録した記録媒体 Download PDF

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Abstract

【課題】 より確実、かつ容易に、デジタル放送受信機の受信可能チャンネル自動設定をすることができるデジタル放送受信機、受信チャンネル設定システム、受信チャンネル設定方法及び受信チャンネル設定プログラムを記録した記録媒体を提供する。
【解決手段】 地上波デジタル放送受信機100は、地上波系アンテナ1、フロントエンド部110、トランスポート部120、MPEGデコード部130、CPU10、不揮発性補助記憶装置13、LANポート16、及びモデムポート17を備え、CPU10は、地上波デジタル放送信号の受信状況を検出する受信状況検出処理と、検出した受信状況データを不揮発性補助記憶装置13に保存する保存処理、不揮発性補助記憶装置13に保存された受信状況データや自機の設置場所及び機種情報を示す受信条件データを集計センタ20に送信し、また集計センタ20から受信調査要求や受信可能局情報を受信する通信処理を実行する。
【選択図】 図2

Description

本発明は、デジタル放送を受信するデジタル放送受信機、受信チャンネル設定システム、受信チャンネル設定方法及び受信チャンネル設定プログラムを記録した記録媒体に関し、特に、地上波デジタル放送受信機の受信可能チャンネル自動設定の改良に関する。
近年、テレビジョン放送もアナログ放送からデジタル放送に急速に移行している。このデジタル放送では、アナログ放送に比べて多チャンネル化が図られると同時に、受信機での番組選択に必要な情報(番組情報)をサービス情報として番組と共に伝送している。ユーザは、この番組情報を受信機の表示画面に表示し、放送番組の確認、視聴予約、録画予約等に利用することができる。
2003年末より首都圏、近畿圏、中京圏の一部の地域において地上波デジタル放送がはじまり、地上波デジタル放送、BSデジタル放送、110℃CS放送、地上アナログ放送、BSアナログ放送等、複数の放送を受信可能なデジタル放送アナログ放送複合受信機が市場に登場した。
特許文献1には、あらかじめ受信機本体に登録済みの地域毎受信データベースを持ち、受信機に対して地域指定することでのみ設置地域の受信可能チャンネルデータを受信機に設定する受信機が記載されている。
また、特許文献2には、受信機が受信可能な周波数範囲をスキャンする方法でのみ設置地域の受信可能チャンネルデータを受信機に設定する受信チャンネルオートプリセット装置が記載されている。
また、特許文献3には、あらかじめサーバに登録済みの地域毎受信データベースに対し受信機が地域指定することで設置地域の受信可能チャンネルデータをダウンロードし受信機に設定するチャンネル設定登録システムが記載されている。
特開平5−259819号公報 特開平6−77779号公報 特開平10−257402号公報
しかしながら、このような従来の地上波デジタル放送受信機にあっては、以下に述べる理由から、地上波デジタル放送受信機の受信可能チャンネルを容易かつ正確に設定することが困難であるという問題点があった。
例えば、あらかじめ受信機内部で地域の受信可能チャンネルデータを保持している場合には、放送局の周波数変更、又は、放送エリアの越境受信等、設計当初の想定外の用法に対応することが困難である。
また、受信機で受信可能周波数域をスキャンすることでのみ受信可能チャンネルを設定する場合には、設定後に新設された放送局を検出することが困難である。
また、サーバから地域情報に基づく受信可能チャンネルデータのダウンロードのみによる受信機設定では、サーバ内のデータを実運用に即したものとするためには、きめ細かなフィールドテスト等を頻繁に行う必要が有り、常にデータを最新の物に維持しつづけることは困難である。
本発明は、このような課題に鑑みてなされたものであって、より確実、かつ容易に、デジタル放送受信機の受信可能チャンネル自動設定をすることができるデジタル放送受信機、受信チャンネル設定システム、受信チャンネル設定方法及び受信チャンネル設定プログラムを記録した記録媒体を提供することを目的としている。
本発明のデジタル放送受信機は、デジタル放送を受信するデジタル放送受信機において、デジタル放送信号の受信状況を検出する受信状況検出手段と、検出した前記受信状況データを保存する保存手段と、前記保存手段に保存された前記受信状況データを含むデータを、放送局及び受信局に関するデータベースとして蓄積する集計センタに送信する送信手段とを備えることを特徴としている。これにより、デジタル放送受信機側では、特にデジタル放送受信機を新たに設置する場合などに、実際に受信状況調査を行うことなく、集計センタから送信された受信可能放送局データ等を基に受信可能放送局を更新・設定することができ、アンテナ調整を行うことができる。集計センタ側では、予め蓄積しているデータベースを基にデジタル放送受信機に最新詳細情報を送信することで該デジタル放送受信機のユーザの受信可能チャンネル自動設定の便宜を図ることが可能になる。また、各デジタル放送受信機からの受信状況データを受信するのでデータベースを最新のデータに更新することができる。
さらに、前記集計センタから受信可能な放送局データを受信する受信手段を備えることで、実際に受信状況調査を行うことなく放送局データを更新・設定することができる。
前記保存手段は、自機の設置場所及び機種情報を示す受信条件データと、前記受信手段により受信した前記放送局データとを保存するものであってもよい。
前記保存手段は、受信機本体から着脱可能な記録媒体を有し、前記記憶媒体にデータを保存するものであってもよい。
より好ましい具体的な態様として、前記送信手段は、インターネット等のネットワーク、又は電話回線によりデータを前記集計センタに送信する。この場合、集計センタと受信機の通信に暗号化、電子認証等を実施するようにすれば、デジタル放送受信機所有者の個人情報漏洩を防ぐことができる。
また、前記送信手段は、近隣に設置された他のデジタル放送受信機にデータを転送するローカル転送手段を備え、前記ローカル転送手段は、前記保存手段に保存されたデータを前記他のデジタル放送受信機に転送するものであることで、集計センタへ接続することができない受信機でも最新の受信可能放送局を設定を行うことが可能となる。
さらに、前記保存手段に保存されたデータを表示又は音声によりユーザに通知する通知手段を備えることで、集計センタとの通信結果、受信機内部設定の変更結果を視聴者に通知することができる。
より好ましい具体的な態様として、前記通知手段は、前記保存手段に保存されたデータに基づいてユーザに受信可能放送局に対する最適なアンテナ方向を通知することで、ユーザはどの方向にアンテナを向ければよいかを容易に知ることができる。
また、前記受信状況検出手段は、ユーザ設定による実行タイミング、又は外部からの要求に応える実行タイミングで受信状況を検出することで、視聴者の使用を妨げないように自動的に、ユーザ設定の任意時刻時間帯もしくはセンタ側からの要求時刻時間帯、に定期不定期的に処理を行うことができる。
より好ましい具体的な態様として、前記受信状況は、受信周波数、受信時刻、受信電波の電界強度、エラーレート、又は放送局名を含むものである。
前記デジタル放送信号は、地上波デジタル放送信号であってもよい。
本発明の受信チャンネル設定システムは、デジタル放送を受信するデジタル放送受信機と、前記デジタル放送受信機が保存するデータを集計する集計センタとからなる受信チャンネル設定システムであって、前記集計センタは、放送局及び受信局に関するデータを蓄積するデータベースを備え、前記デジタル放送受信機は、デジタル放送信号の受信状況を検出する受信状況検出手段と、検出した前記受信状況データを保存する保存手段と、前記保存手段に保存された前記受信状況データを含むデータを前記集計センタに送信する送信手段と、前記集計センタから受信可能な放送局データを受信する受信手段とを備えることを特徴としている。
前記集計センタは、前記デジタル放送受信機に対して前記受信状況検出を要求することで、前記デジタル放送受信機は、集計センタから要求される任意の放送局の受信状況を自動で調査することができる。
前記集計センタは、前記デジタル放送受信機に対して前記保存手段に保存されたデータ送信を要求することが好ましい。
前記集計センタは、前記デジタル放送受信機に対して受信可能な放送局データを送信することが好ましい。
前記集計センタは、前記デジタル放送受信機からの前記放送局データ送信要求を受付けることが好ましい。集計センタ側で任意にデータを追加、削除、加工することが可能になる。
より好ましい具体的な態様として、前記集計センタは、前記デジタル放送受信機からの前記放送局データ送信要求を受付けるとともに、該デジタル放送受信機の設置場所に該当するデータがない場合、該デジタル放送受信機の設置場所に近い近隣設置受信機のデータ、又は近隣の放送局所在地を基に受信可能な放送局データを推測し、該推測したデータを前記デジタル放送受信機に送信する。これにより、デジタル放送受信機からの放送局データ要求時に、該デジタル放送受信機が設置された場所に相当するデータがない場合であっても、受信機設置場所と、集計済みの近隣設置受信機のデータ、近隣の放送局所在地を基に受信可能な放送局データを推測し、この放送局データを要求デジタル放送受信機に送信することができる。
前記集計センタのデータベースは、地形データを含む地図データを蓄積することで、受信に影響を与える山や大規模構造物などを加味したデータの集計及び処理が可能になり、またこの地形データを反映させた受信可能放送局データをデジタル放送受信機に送信することが可能になる。
本発明の受信チャンネル設定方法は、デジタル放送受信機の受信チャンネル設定方法であって、前記デジタル放送受信機では、デジタル放送信号の受信状況を検出するステップと、前記検出した受信状況、受信条件データ及び受信可能な放送局データを保存するステップと、前記保存されたデータを集計センタに送信するステップと、前記集計センタからのデータを受信して前記保存された放送局データを更新するステップと、前記更新された放送局データに基づいて、ユーザに受信可能放送局に対する最適なアンテナ方向を通知するステップとを有することを特徴としている。
別の観点から、本発明は、デジタル放送受信機の受信チャンネル設定方法であって、前記デジタル放送受信機では、デジタル放送信号の受信状況を検出するステップと、前記検出した受信状況、受信条件データ及び受信可能な放送局データを保存するステップと、前記保存されたデータを集計センタに送信するステップと、前記集計センタからのデータを受信して前記保存された放送局データを更新するステップと、前記更新された放送局データに基づいて、ユーザに受信可能放送局に対する最適なアンテナ方向を通知するステップとをコンピュータに実行させるためのプログラムを記録したことを特徴とするコンピュータ読み取り可能な記録媒体である。
また、本発明は、上記デジタル放送受信機が備える各手段をコンピュータに実行させるためのプログラムである。
以上、詳述したように、本発明によれば、より確実、かつ容易に、デジタル放送受信機の受信可能チャンネル自動設定をすることができる。
以下、添付図面を参照しながら本発明の好適なデジタル放送受信機の実施の形態について詳細に説明する。
図1は、本発明の実施の形態のデジタル放送受信機の構成を示す図である。本実施の形態に係るデジタル放送受信機は、AVネットワークシステムとして例えば地上波デジタル放送の電波を受信可能な地上波デジタル放送受信機能を備えたテレビジョン受信機に適用することができる。
図1において、地上波デジタル放送受信機100は、地上波系アンテナ1、BSチューナを含むチューナ等からなるチューナ部2、復調回路3、誤り訂正部4、映像信号,音声信号,データ信号に分けるトランスポートデコーダ5、MPEG(Moving Picture Experts Group)デコーダ6、OSD(オン・スクリーン・ディスプレイ)表示部7(通知手段)、ビデオエンコーダ8、音声DAC9、CPU10(受信状況検出手段)、制御プログラムや固定データ等を記憶するROM11、CPU10の実行・作業用記憶領域であるRAM12、電気的に書換可能な不揮発性メモリであるEEPROM(electrically erasable programmable ROM),電源バックアップされたRAM等からなる不揮発性補助記憶装置13(保存手段)、入出力インターフェース(I/F)14、入力I/F15、LAN(Local Area Network)ポート16(送信手段,ローカル転送手段)、及びモデムポート17(送信手段)を備えて構成される。モデムポート17は、インターネット又は専用回線からなるインターネット網18を経由して集計センタ20に接続され、また公衆電話網である電話回線19を介して集計センタ20に接続される。
集計センタ20は、放送局等に設置され、受信状況調査結果、受信機設置場所、受信機機種等の受信条件データ及び受信可能な放送局データなど、放送局及び受信局に関するデータをデータベースとして蓄積する。
上記チューナ部2、復調回路3及び誤り訂正部4は、フロントエンド部110を構成し、上記トランスポートデコーダ5は、トランスポート部120を構成する。また、上記MPEGデコーダ6、OSD表示部7、ビデオエンコーダ8及び音声DAC9は、MPEGデコード部130を構成し、各部はCPU10によって制御される。
OSD表示部7は、チャンネル、音量、設定情報、時刻などの情報及びメニューや電子番組表(EPG(Electrical Program Guide)に基づく番組表)を表示部(図示略)の画面上に表示する。デジタルテレビジョン受信機等の映像装置では、受信状況、時刻、音量などの情報を画面上に表示することが一般的になっている。OSDのデータは画像ではなく、ビットマップと呼ばれる形式で保持されており、このビットマップからY,Cb,Crで表されるYUV形式の画素値に変換され、その変換された画素が入力画像などの原画像の上に重畳される。
MPEGビデオやMPEGオーディオの符号化されたストリーム(ビット列)、さらに他の符号化ストリームも含めて実際のアプリケーションに適用する場合には、同期を含めて符号化ストリームを多重化して統合し1本化するとともに、そのストリームを蓄積メディアやネットワーク等が持つ、固有の物理フォーマットやプロトコルに適合したデータ形式にする必要がある。
MPEG2システムには、MPEG1と同様に1つのプログラムを構成するプログラム・ストリーム(MPEG2−PS,PS:Program Stream)と、複数のプログラムを構成できるトランスポート・ストリーム(MPEG2−TS,TS:Transport Stream)とがある。
MPEGストリームは、1ビットのフラグも多数あるがヘッダなどの各単位ごとにバイト整列されたバイト・ストリームである。MPEGシステム全体に共通した構造として固定長でないデータ部分には、長さを示す情報が先行して置かれ、不要な場合はその部分をスキップしたり、次のデータ群の先頭を確認して信頼性の高い分離処理ができるデータ構造となっている。
MPEG2符号化方式に準拠し、圧縮された映像、音声信号を受信する装置は、復号化側において映像、音声データのオーバーフロー、アンダーフローの防止するために、符号化側での映像、音声サンプリング周波数と、復号化側での映像、音声サンプリング周波数またはSTC(System Time Clock)を一致させる必要がある。
そのため、復号化装置ではMPEG2システム規格(ISO/IEC規格13818−1)で規定されたPCR(Program Clock Reference:プログラム時刻基準参照値)またはSCR(System Clock Reference:システム時刻基準参照値)を用いることにより、符号化側の映像、音声サンプリング周波数と復号化側の映像、音声サンプリング周波数を一致させている。
また、MPEGデコード部130は、CPU10によって制御され、CPU10に対して動作状況(例えば、受信周波数、受信強度、エラーレート等)を通知する。
CPU10は、地上波デジタル放送受信機100全体の制御を行うとともに、フロントエンド部110、トランスポート部120及びMPEGデコード部130を制御して動作状況を把握し、地上波デジタル放送信号の受信状況を検出する受信状況検出処理と、検出した受信状況データを不揮発性補助記憶装置13に保存する保存処理を実行する。また、モデムポート17を制御して不揮発性補助記憶装置13に保存された受信状況データや自機の設置場所及び機種情報を示す受信条件データを集計センタ20に送信し、また集計センタ20から受信調査要求や受信可能局情報を受信する通信処理を実行する。また、LANポート16を制御して近隣に設置された他のデジタル放送受信機に受信可能放送局データを転送する、又は受け取るローカル転送処理を実行する。さらに、OSD表示部7を制御して不揮発性補助記憶装置13に保存された受信可能放送局データ等をOSD表示してユーザに通知する通知処理を実行する。
不揮発性補助記憶装置13は、電源OFF以降、次回電源ONまで保持しなければならない作業データ、補助プログラムなどが格納される。この不揮発性補助記憶装置13は、本体から取り外しが可能なカード型外部拡張記憶媒体であってもよい。この記憶媒体は、例えば小型ハードディスクドライブ(HDD)等のディスク装置のほか、電源バックアップにより書き込まれた情報を保持するSRAM(Static RAM)カードや電源バックアップが不要なフラッシュメモリ等からなるコンパクトフラッシュ(CF)、スマートメディア、メモリスティック等である。
入出力I/F14は、IrDA(Infrared Data Association)による赤外線データ通信やUSB(Universal Serial Bus)などを使用した有線通信により外部周辺機器と通信を行う。
入力I/F15は、十字キー,テンキーなどを備えるキー入力部やリモコン装置などの操作入力部(図示略)などが接続され、ユーザからのキー操作情報を受付ける。
LANポート16は、AVネットワークシステムを構成する他のAV機器とローカル通信を行うとともに、モデムポート17への接続を行う。LANポート16は、グループユーザが持つAV機器との間でデータを送受信するもので、専用回線であるキャリア網を経由してキャリアサーバに接続されるキャリアは勿論のこと、キャリア以外の電波を送受信して無線通信を行うBluetooth、UWB(Ultra Wideband)、無線LANでもよい。
モデムポート17は、前述したようにインターネット又は専用回線からなるインターネット網18を経由して集計センタ20に接続され、また公衆電話網である電話回線19を介して集計センタ20に接続される。
インターネット網18は、移動体通信網、公衆電話網、LANやインターネットなどから構成するネットワークであり、有線系又は無線系などネットワークの種類とプロトコルの種類は特に問わない。また、ネットワークのアクセス回線としてはFTTH(Fiber To The Home)、HFC(Hybrid Fiber Coax:光同軸ケーブル)、及びADSL(Asymmetric Digital Subscriber Line)/VDSL(Very high data rate Digital Subscriber Line)等の大容量回線が利用可能である。
以下、上述のように構成された地上波デジタル放送受信機100及び集計センタ20の動作を説明する。
まず、地上波デジタル放送受信機100の全体動作について述べる。
地上波系アンテナ1で受信された信号波はフロントエンド部110に入力され、受信信号波の中からチューナ部2により受信すべき放送周波数を選局し、復調回路3によりデジタル信号であるMPEGトランスポート・ストリーム信号(MPEG−TS信号)への変換を行い、誤り訂正部4で誤りデータを訂正を行う。誤り訂正されたMPEG−TS信号はトランスポート部120に入力され、トランスポート部120のトランスポータデコーダ5では、MPEG−TS信号をパケット化されたMPEGエレメンタルストリーム(MPEG−PES)に変換してMPEGデコード部130に渡す。
MPEGデコード部130のMPEGデコーダ6では、MPEG−PESを復号化し、復号化した映像データをビデオエンコーダ8によりエンコードして映像出力として出力する。また、復号化した音声データは音声DAC9を経由して音声出力する。また、OSD表示部7は、CPU10からの指示によりチャンネル、音量、設定情報、時刻などの情報を表示画面上に表示する。
次に、地上波デジタル放送受信機100の受信チャンネル設定方法について述べる。
図2は、地上波デジタル放送受信機100と集計センタ20で管理されるデータと、地上波デジタル放送受信機100と集計センタ20間の通信を示す制御シーケンス図である。
図2において、地上波デジタル放送受信機100は、地上波系アンテナ1及び受信部140(受信状況検出手段の一部)を備え、CPU10の指示に従って不揮発性補助記憶装置13に、以下に述べる各情報、すなわち受信可能放送局情報150、受信局情報160及び受信機チャンネル設定情報170を記憶する。なお、上記受信部140は、図1のフロントエンド部110、トランスポート部120及びMPEGデコード部130を総称して示すものである。
地上波デジタル放送受信機100は、集計センタ20から送信された受信可能局情報及び放送局位置情報を受信して受信可能放送局情報150として不揮発性補助記憶装置13(図1参照)に保存する。受信可能放送局情報150には、周波数,局名,CH番号などの局情報と、所在位置,方向などの局位置情報とがある。
また、地上波デジタル放送受信機100は、受信部140により受信したデータ及び保存されている受信可能放送局情報150を基に受信局情報160を作成し不揮発性補助記憶装置13に保存する。受信局情報160には、周波数,局名,CH番号などの局情報と、受信強度,エラーレート,受信時刻などの受信状況情報とがある。
また、地上波デジタル放送受信機100は、受信局情報160を基に受信機チャンネル設定情報170を作成し、この受信機チャンネル設定情報170により受信部140を制御するとともに、作成した受信機チャンネル設定情報170を不揮発性補助記憶装置13に保存する。
さらに、地上波デジタル放送受信機100は、集計センタ20からの要求に従って又は任意のタイミングで集計センタ20に対して設置場所情報を送信する。特に、集計センタ20からの受信調査要求を受付けると、任意の受信周波数に対する受信調査時刻、受信強度、エラーレート、放送局名などの受信状況を調査し、調査した受信状況調査結果、受信機設置場所、受信機機種等の受信条件データ及び受信可能な放送局データを、実測受信情報として集計センタ20に送信する。
上記受信調査要求及び各情報は、専用通信網又はインターネット網18のネットワーク、又は電話回線19を使用して地上波デジタル放送受信機100と集計センタ20との間で任意のタイミングで送受信される。これにより、地上波デジタル放送受信機100及び集計センタ20の、各々において要求するデータを取得することができ、地上波デジタル放送受信機100及び集計センタ20のデータを更新することができる。
一方、集計センタ20は、所在地、局名、CH番号、送信周波数及び出力などを格納する放送局データベース210と、所在地、受信周波数及び受信強度を格納する受信局データベース220と、放送局の存在場所を示す地図情報を格納する地図データベース230とを備える。地図データベース230は、山や大きな構造物等の電波障害を与える可能性のある地形・地図データを格納する。
次に、地上波デジタル放送受信機100と集計センタ20間の通信動作について説明する。
まず、地上波デジタル放送受信機100は、集計センタ20からの要求に従って又は任意のタイミングで集計センタ20に対して設置場所情報を送信する。ここでは、地上波デジタル放送受信機100が、例えば新規に設置されたとき、該受信機100の設置場所情報と機種情報をインターネット網18のネットワーク、又は電話回線19を使用して集計センタ20に送信する(番号301)。
集計センタ20は、設置場所情報及び機種情報を受信し、該設置場所情報及び機種情報を送信した地上波デジタル放送受信機100に対して該地上波デジタル放送受信機100が受信可能な局情報及び放送局位置情報を送信する(番号302,303)。
集計センタ20は、地上波デジタル放送受信機100から送信された設置場所及び機種情報に基づいて放送局データベース210、受信局データベース220及び地図データベース230にアクセスし、該設置場所情報及び機種情報を送信した地上波デジタル放送受信機100が受信可能な局情報及び放送局位置情報を取り出す。各データベース210,220,230に、地上波デジタル放送受信機100の設置場所に該当するデータが蓄積されていない場合、該地上波デジタル放送受信機100の設置場所に近い近隣設置受信機のデータ、又は近隣の放送局所在地を基に受信可能な放送局データを推測し、推測したデータを地上波デジタル放送受信機100に送信する。本実施の形態では、前記受信可能局情報と放送局位置情報を地上波デジタル放送受信機100に送信しているがいずれか一方であってもよい。各データベース210,220,230の構築手段は任意でありどのような形式であってもよい。さらに、地上波デジタル放送受信機100への受信可能局情報等の送信タイミングは、地上波デジタル放送受信機100側から送信要求時間帯の指定があればその時間帯に、なければ視聴者の使用を妨げない時間帯に(例えば、夜中に自動的に)送信することが好ましいが、これに限定されるものではない。また、ユーザ設定の任意時刻時間帯もしくはセンタ側からの要求時刻時間帯のほか、定期不定期的に処理を行う態様でもよい。
受信可能局情報及び放送局位置情報を受信した地上波デジタル放送受信機100では、受信した受信可能局情報及び放送局位置情報を受信可能放送局情報150として不揮発性補助記憶装置13に保存する。これにより、地上波デジタル放送受信機100では、集計センタ20から受信可能放送局を受信して保存することで、実際に受信状況調査を行うことなく受信可能放送局を更新・設定することができ、各地における受信可能放送局情報の詳細、かつ、最新の実状況を把握することが可能となる。また、この受信可能放送局情報は受信部140に送られ、受信可能放送局情報をOSD表示又は音声によりユーザに通知する。例えば、受信可能放送局のチャンネル番号や最適なアンテナ方向を通知する。お知らせ表示の一例については図3及び図4により後述する。
また、集計センタ20は、地上波デジタル放送受信機100に対して受信状況検出を要求(受信調査要求)することができる(番号304)。
地上波デジタル放送受信機100では、周波数,局名,CH番号などの局情報と、受信強度,エラーレート,受信時刻などの受信状況情報から受信状況を実測し、受信局情報160として不揮発性補助記憶装置13に保存するとともに、任意のタイミングで検出した実測受信情報を集計センタ20に送信する(番号305)。この実測受信情報は、集計センタ20からの要求を受けて視聴者の使用を妨げない時刻時間帯に送信する態様でもよい。集計センタ20では、放送局位置、受信機設置位置、地形データ、実測データを基に実測により得られた信頼性の高いデータにより放送局データベース210及び受信局データベース220のデータを更新することができ、最新詳細情報を随時利用することが可能となる。なお、集計センタ20側では任意にデータを追加、削除、加工することができることは言うまでもない。
図3は、地上波デジタル放送受信機100における、新規放送局への自動対応のお知らせ画面を示す図である。
地上波デジタル放送受信機100側の情報(視聴可能放送局)が更新されたとき、例えば図3に示すユーザ通知メッセージが表示画面にOSD表示される。ここでは、お知らせ画面30は、「以下の放送局が受信可能となりました。 ※※※TV CH番号XXXに登録しました」などのユーザ通知メッセージ31と、その確認ダイヤグラムボックス32とがOSD表示される。なお、表示位置や表示形態は図3、後述する図4及び図5に限定されるものではない。例えば、複数の放送局の中から視聴可能放送局をフラッシング表示する、色識別で表示する態様でもよい。さらに、発音装置としてOSD表示部7からの出力信号をデジタル信号処理する音声コーデック(出力手段の一部)を設置する構成でもよい。音声コーデックは、PCM(Pulse Code Modulation)音源IC等により構成され、OSD表示部7から受け取った信号を音声信号に変換してスピーカから出力する。例えば、「※※※TV放送局が受信可能となりました。 CH番号XXXに登録しました。」などと、あらかじめ録音しておいた実際の人間の音声データを発音する。
図4は、地上波デジタル放送受信機100における、集計センタ20からのデータを使用したアンテナ調整準備画面を示す図である。
図4に示すように、アンテナ調整用メニュー画面40は、視聴可能放送局情報41、実行ダイヤグラムボックス42、及び終了ダイヤグラムボックス43をOSD表示する。
視聴可能放送局情報41は、地上波デジタル放送受信機100の設置地域において受信可能性がある放送局の、放送局名、登録CH、推定受信状態、及び前回調整後の受信状態を表示する。この視聴可能放送局情報41は、地上波デジタル放送受信機100の不揮発性補助記憶装置13に保持されている情報と、集計センタ20により更新された情報に基づく視聴可能放送局、及び前回アンテナ調整実施時の情報を表示する。
図5は、地上波デジタル放送受信機100における、集計センタ20からのデータを使用したアンテナ調整画面を示す図である。
図5に示すように、アンテナ調整用表示画面50は、受信CHとその放送局名、受信強度を数値及びスケール表示する表示領域51、設置場所からのおおよその方位を示す方位画面52、及び終了ダイヤグラムボックス53をOSD表示する。
表示領域51には、視聴希望する放送局に対するアンテナ調整の指針を集計センタ20からの方位情報、及び地上波デジタル放送受信機100によって実際に計測された受信強度を表示する。
以上のように、本実施の形態の地上波デジタル放送受信機100は、地上波系アンテナ1、フロントエンド部110、トランスポート部120、MPEGデコード部130、CPU10、不揮発性補助記憶装置13、LANポート16、及びモデムポート17を備え、CPU10は、地上波デジタル放送信号の受信状況を検出する受信状況検出処理と、検出した受信状況データを不揮発性補助記憶装置13に保存する保存処理、不揮発性補助記憶装置13に保存された受信状況データや自機の設置場所及び機種情報を示す受信条件データを集計センタ20に送信し、また集計センタ20から受信調査要求や受信可能局情報を受信する通信処理を実行するので、より確実、かつ容易に、地上波デジタル放送受信機の受信可能チャンネル自動設定をすることができ、地上波デジタル放送受信機のアンテナ調整に適用して好適である。
例えば、現在、地上波TV放送のデジタル化が予定されているが、デジタルへの移行後も周波数帯の有効利用に伴う放送周波数の変更、新規放送事業者の参入などが想定されているため、受信可能放送局を受信機に設定することが頻繁に発生する可能性がある。また、従来の地上波(アナログ)TVでは、当初の放送局の運用としては想定外の放送エリアの越境受信などが一部地域で多く行われており、従来の受信可能放送局設定方式では、効率の良い対応ができない状況である。これはそのままデジタル化へ移行した場合にも同様であり、デジタル移行途中では特に大きな問題になると考えられる。
本地上波デジタル放送受信機100によれば、実際の受信状況を検出し保存するとともに、検出した受信状況を集計センタ20へ送信する機能を持たせることで、集計センタ20側では各地における受信可能放送局情報の詳細、かつ、最新の実状況を把握することができる。集計センタ20では、各地域における地上波デジタルテレビ放送の受信状況調査をすることが可能になるため、広範なデータを集計してデータベースの質の向上を図ることができる。
また、集計センタ20側からの受信可能放送局情報等を受信し保存することで、地上波デジタル放送受信機100側では放送局位置、受信機設置位置、地形データ、実測データを基に集計センタ20で生成された最新詳細情報を随時利用することができる。特に、地上波デジタル放送受信機100を新規に設置する場合や設置場所を変更した場合など、実際に受信状況調査を行うことなく受信可能放送局を更新・設定することができる。
また、地上波デジタル放送受信機100では、放送休止時間中、及び、アンテナ設置前でもその設置地域で受信可能な放送局を設定することできる。また、新規放送局が受信可能であることを速やかに通知し、各放送局の周波数が変更になった場合でも、速やかにデジタル放送受信機の設定の更新が可能となる。
また、視聴者の使用を妨げないように自動的に、ユーザ設定の任意時刻時間帯もしくはセンタ側からの要求時刻時間帯に定期不定期的に処理を行っているので、視聴を妨げずに、受信状況調査、設定更新が可能となる。新規地域での購入直後でも受信機の大まかな設定も可能である。
本実施の形態では、地形データをも加味したデータの集計及び処理を行っているので、放送局との単純な距離のみでなく、地形的な障害物を考慮した受信可能放送局の推測が可能となる。
また、集計センタ20からの、地上波デジタル放送受信機100へのデータ及び調査要求の送信に関して放送局からの放送電波を使用するようにすれば、受信機が常時回線接続可能な状態でなくても集積センタからのデータ又は要求の送信が可能となる。
本実施の形態では、集計センタ20との通信結果、受信機内部設定の変更結果を視聴者に表示又は音声により通知するので、視聴者に対し新規受信可能放送局があることや、受信機の設定が更新されたことを速やかに知らせることができる。同様に、集計センタ20からの受信可能局データと設置位置から各受信可能放送局に対する最適なアンテナ方向を視聴者に通知するようにしているので、アンテナの設置が容易になる。
また、集計センタ20と地上波デジタル放送受信機100の通信に暗号化、電子認証等を使用すれば、安価な汎用的インフラを使用しつつ、個人情報も保護可能なため、より詳細な情報の収集を安全に行うことができる。
本実施の形態では、受信可能放送局データをメモリカードなどの外部メディアを介して他の受信機にデータ転送する、あるいはLAN,赤外線通信、無線通信、等のローカルなデータ転送手段を用いて他の受信機にデータ転送することで、同一アンテナを共有、もしくは、近隣に設置又は設置予定の受信機に対して集計センタ20にアクセスさせることなく、最新の受信可能放送局データを設定することができ、集計センタへ接続することができない受信機でも最新の受信可能放送局を設定を行うことが可能となる。
また、本実施の形態では、集計センタ20と地上波デジタル放送受信機100の通信に電話回線、インターネット回線等を使用しているので、デジタルTVなどの回線接続機能を既に備える受信機に対しハードウェアの変更なしに機能追加が可能となる。
したがって、かかる特徴を有するデジタル放送受信機を、アンテナ調整や受信可能放送局設定が必要な地上波デジタル放送受信機に適用して好適である。また、同様の方法により各局の番組視聴率調査に使用することも可能である。
なお、上記実施の形態に係る地上波デジタル放送受信機は、装置単体としては勿論のこと、テレビジョン受信機等の視聴機器や録画機器に組み込まれた装置であってもよい。例えば、地上波デジタル放送受信機能を備えるパーソナルコンピュータや、デジタル放送受信機、表示機器、録画機器が一体となった構造なども考えられる。
また、図2乃至図5のお知らせ画面は一例であり、どのような通知方法でも構わない。また、デジタル放送受信機の操作は、本体の直接操作のほかリモコンにより行うものが一般的である。
また、本実施の形態ではデジタル放送受信機、集計センタ、受信チャンネル設定システム及び受信チャンネル設定方法という名称を用いたが、これは説明の便宜上であり、受信チャンネル自動設定装置、受信環境制御方法等であってもよいことは勿論である。集計センタは、例えばサーバ、放送局という名称でもよい。
さらに、上記地上波デジタル放送受信機を構成する各回路部、例えば記憶装置等の種類、数及び接続方法などは前述した実施の形態に限られない。
以上説明した地上波デジタル放送受信機は、この地上波デジタル放送受信機を機能させるためのプログラムでも実現される。このプログラムはコンピュータで読み取り可能な記録媒体に格納されている。本発明では、この記録媒体として、メインメモリそのものがプログラムメディアであってもよいし、また外部記憶装置としてプログラム読み取り装置が設けられ、そこに記録媒体を挿入することで読み取り可能なプログラムメディアであってもよい。いずれの場合においても、格納されているプログラムはCPUがアクセスして実行させる構成であってもよいし、あるいはいずれの場合もプログラムを読み出し、読み出されたプログラムは、図示されていないプログラム記憶エリアにダウンロードされて、そのプログラムが実行される方式であってもよい。このダウンロード用のプログラムは予め本体装置に格納されているものとする。
ここで、上記プログラムメディアは、本体と分離可能に構成される記録媒体であり、磁気テープやカセットテープ等のテープ系、フロッピーディスクやハードディスク等の磁気ディスクやCD−ROM/MO/MD/DVD等の光ディスクのディスク系、ICカード/光カード等のカード系、あるいはマスクROM、EPROM、EEPROM、フラッシュROM等による半導体メモリを含めた固定的にプログラムを担持する媒体であってもよい。
さらに、図示されていないが、外部の通信ネットワークとの接続が可能な手段を備えている場合には、その通信接続手段を介して通信ネットワークからプログラムをダウンロードするように、流動的にプログラムを担持する媒体であってもよい。なお、このように通信ネットワークからプログラムをダウンロードする場合には、そのダウンロード用プログラムは予め本体装置に格納しておくか、あるいは別な記録媒体からインストールされるものであってもよい。なお、記録媒体に格納されている内容としてはプログラムに限定されず、データであってもよい。
本発明の実施の形態の地上波デジタル放送受信機の構成を示す図である。 本実施の形態の地上波デジタル放送受信機と集計センタで管理されるデータと通信を示す制御シーケンス図である。 本実施の形態の地上波デジタル放送受信機における、新規放送局への自動対応のお知らせ画面を示す図である。 本実施の形態の地上波デジタル放送受信機における、集計センタからのデータを使用したアンテナ調整準備画面を示す図である。 本実施の形態の地上波デジタル放送受信機における、集計センタからのデータを使用したアンテナ調整画面を示す図である。
符号の説明
1 地上波系アンテナ
2 チューナ部
3 復調回路
4 誤り訂正部
5 トランスポートデコーダ
6 MPEGデコーダ
7 OSD表示部(通知手段)
8 ビデオデコーダ
9 音声DAC
10 CPU(受信状況検出手段)
11 ROM
12 RAM
13 不揮発性補助記憶装置(保存手段)
14 入出力I/F
15 入力I/F
16 LANポート(送信手段,ローカル転送手段)
17 モデムポート(送信手段)
18 インターネット網
19 電話回線
20 集計センタ
40 アンテナ調整用メニュー画面
50 アンテナ調整用表示画面
100 地上波デジタル放送受信機
110 フロントエンド部
120 トランスポート部
130 MPEGデコード部
140 受信部(受信状況検出手段の一部)
150 受信可能放送局情報
160 受信局情報
170 受信機チャンネル設定情報
210 放送局データベース
220 受信局データベース
230 地図データベース

Claims (21)

  1. デジタル放送を受信するデジタル放送受信機において、
    デジタル放送信号の受信状況を検出する受信状況検出手段と、
    検出した前記受信状況データを保存する保存手段と、
    前記保存手段に保存された前記受信状況データを含むデータを、放送局及び受信局に関するデータベースとして蓄積する集計センタに送信する送信手段と
    を備えることを特徴とするデジタル放送受信機。
  2. 前記集計センタから受信可能な放送局データを受信する受信手段をさらに備えることを特徴とする請求項1記載のデジタル放送受信機。
  3. 前記保存手段は、自機の設置場所及び機種情報を示す受信条件データと、前記受信手段により受信した前記放送局データとを保存することを特徴とする請求項1又は2に記載のデジタル放送受信機。
  4. 前記保存手段は、受信機本体から着脱可能な記録媒体を有し、前記記憶媒体にデータを保存することを特徴とする請求項1乃至3のいずれか一項に記載のデジタル放送受信機。
  5. 前記送信手段は、インターネット等のネットワーク、又は電話回線によりデータを前記集計センタに送信することを特徴とする請求項1記載のデジタル放送受信機。
  6. 前記送信手段は、近隣に設置された他のデジタル放送受信機にデータを転送するローカル転送手段を備え、
    前記ローカル転送手段は、前記保存手段に保存されたデータを前記他のデジタル放送受信機に転送することを特徴とする請求項1又は5に記載のデジタル放送受信機。
  7. 前記保存手段に保存されたデータを表示又は音声によりユーザに通知する通知手段をさらに備えることを特徴とする請求項1記載のデジタル放送受信機。
  8. 前記通知手段は、前記保存手段に保存されたデータに基づいてユーザに受信可能放送局に対する最適なアンテナ方向を通知することを特徴とする請求項1、3、4又は7のいずれか一項に記載のデジタル放送受信機。
  9. 前記受信状況検出手段は、ユーザ設定による実行タイミング、又は外部からの要求に応える実行タイミングで受信状況を検出することを特徴とする請求項1記載のデジタル放送受信機。
  10. 前記受信状況は、受信周波数、受信時刻、受信電波の電界強度、エラーレート、又は放送局名を含むことを特徴とする請求項1又は9に記載のデジタル放送受信機。
  11. 前記デジタル放送信号は、地上波デジタル放送信号であることを特徴とする請求項1記載のデジタル放送受信機。
  12. デジタル放送を受信するデジタル放送受信機と、前記デジタル放送受信機が保存するデータを集計する集計センタとからなる受信チャンネル設定システムであって、
    前記集計センタは、放送局及び受信局に関するデータを蓄積するデータベースを備え、
    前記デジタル放送受信機は、デジタル放送信号の受信状況を検出する受信状況検出手段と、
    検出した前記受信状況データを保存する保存手段と、
    前記保存手段に保存された前記受信状況データを含むデータを前記集計センタに送信する送信手段と、
    前記集計センタから受信可能な放送局データを受信する受信手段と
    を備えることを特徴とする受信チャンネル設定システム。
  13. 前記集計センタは、前記デジタル放送受信機に対して前記受信状況検出を要求することを特徴とする請求項12記載の受信チャンネル設定システム。
  14. 前記集計センタは、前記デジタル放送受信機に対して前記保存手段に保存されたデータ送信を要求することを特徴とする請求項12記載の受信チャンネル設定システム。
  15. 前記集計センタは、前記デジタル放送受信機に対して受信可能な放送局データを送信することを特徴とする請求項12記載の受信チャンネル設定システム。
  16. 前記集計センタは、前記デジタル放送受信機からの前記放送局データ送信要求を受付けることを特徴とする請求項12記載の受信チャンネル設定システム。
  17. 前記集計センタは、前記デジタル放送受信機からの前記放送局データ送信要求を受付けるとともに、該デジタル放送受信機の設置場所に該当するデータがない場合、該デジタル放送受信機の設置場所に近い近隣設置受信機のデータ、又は近隣の放送局所在地を基に受信可能な放送局データを推測し、該推測したデータを前記デジタル放送受信機に送信することを特徴とする請求項12記載の受信チャンネル設定システム。
  18. 前記集計センタのデータベースは、地形データを含む地図データを蓄積することを特徴とする請求項12記載の受信チャンネル設定システム。
  19. デジタル放送受信機の受信チャンネル設定方法であって、
    前記デジタル放送受信機では、デジタル放送信号の受信状況を検出するステップと、
    前記検出した受信状況、受信条件データ及び受信可能な放送局データを保存するステップと、
    前記保存されたデータを集計センタに送信するステップと、
    前記集計センタからのデータを受信して前記保存された放送局データを更新するステップと、
    前記更新された放送局データに基づいて、ユーザに受信可能放送局に対する最適なアンテナ方向を通知するステップと
    を有することを特徴とする受信チャンネル設定方法。
  20. デジタル放送受信機の受信チャンネル設定方法であって、前記デジタル放送受信機では、デジタル放送信号の受信状況を検出するステップと、前記検出した受信状況、受信条件データ及び受信可能な放送局データを保存するステップと、前記保存されたデータを集計センタに送信するステップと、前記集計センタからのデータを受信して前記保存された放送局データを更新するステップと、前記更新された放送局データに基づいて、ユーザに受信可能放送局に対する最適なアンテナ方向を通知するステップとをコンピュータに実行させるためのプログラムを記録したことを特徴とするコンピュータ読み取り可能な記録媒体。
  21. 請求項1乃至11のいずれか一項に記載のデジタル放送受信機が備える各手段をコンピュータに実行させるためのプログラム。
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