JP2005252164A - 高反復率でeuv放射線を発生させるための装置 - Google Patents

高反復率でeuv放射線を発生させるための装置 Download PDF

Info

Publication number
JP2005252164A
JP2005252164A JP2004064013A JP2004064013A JP2005252164A JP 2005252164 A JP2005252164 A JP 2005252164A JP 2004064013 A JP2004064013 A JP 2004064013A JP 2004064013 A JP2004064013 A JP 2004064013A JP 2005252164 A JP2005252164 A JP 2005252164A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
source
radiation
optical axis
source modules
euv
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP2004064013A
Other languages
English (en)
Inventor
Juergen Kleinschmidt
クラインシュミット ユルゲン
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Xtreme Technologies GmbH
Original Assignee
Xtreme Technologies GmbH
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Xtreme Technologies GmbH filed Critical Xtreme Technologies GmbH
Priority to JP2004064013A priority Critical patent/JP2005252164A/ja
Publication of JP2005252164A publication Critical patent/JP2005252164A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Images

Landscapes

  • Exposure Of Semiconductors, Excluding Electron Or Ion Beam Exposure (AREA)
  • Plasma Technology (AREA)
  • Exposure And Positioning Against Photoresist Photosensitive Materials (AREA)

Abstract

【課題】少なくとも10mJ/srのパルスエネルギーで、5kHzよりも大きい反復率でEUVパルスを連続的に発生させる。
【解決手段】同一構造の複数のソースモジュール1が、光軸4上の一点で連続的な放射線パルスを提供するためにソースの光軸4の周りに均一に分布して真空室5内に配されており、それぞれが放射線放出プラズマを発生させ、収束EUV放射線を有する。光軸4周りに回転可能に支持された反射装置2が、ソースモジュール1によって放出された収束放射線を時間的に連続して光軸4方向に偏向させる。同期装置3が、反射装置2の実際の回転位置と、回転速度によって予め設定したパルス反復周波数とに依存して、ソースモジュール1を循環して連続的に作動させる。
【選択図】図1

Description

本発明は、電気的に作動するガス放電に基づいてEUV放射線(極紫外線放射線)を発生させるための装置に関し、真空室が放射線の発生のために設けられている。真空室は発生するEUV放射線のための光軸を有し、それは高反復率及び高平均出力(好ましくは、13.5nmの波長領域)で真空室から出る。
EUV放射線や軟X線放射線のための線源は、半導体リソグラフィーにおける次世代の放射線源として見込まれている。パルス操作で作動するこの種の放射線源は、レーザー励起又は電気的に作動するガス放電に基づく様々な方法で、放射線放出プラズマを発生させることができる。本発明は後者に関する。
25〜50nmの構造体幅が、(主に13.5nmの波長領域の)EUV放射線を用いて得られる。半導体リソグラフィーにおいて一時間あたりのウェーハの処理量を十分高くするために、2πsrの立体角で600〜700Wの帯域内放射線出力が、EUV源のために用いられる。「帯域内」放射線出力は画像形成光学によって作られ、放出される全放射線のスペクトル成分を示す。
EUV源のための特性変数は、(2πsrの)EUVの帯域内出力の指数(quotient)、及び放電システムで分散した電力として定められる変換効率である。それは一般に約1〜2%である。これは、ガス放電の発生のために、電極系で約50kWの電気の出力が用いられることを意味する。これにより、電極は極度に高温に加熱されることになる。
経験的な発見により、電極の寿命が二つの効果によって制限されることが示される。
a)放電プロセスにおける電流(Imax≒30〜50kA、継続期間≒500ns)のために生じる電極の消耗。局所的な過熱と蒸発が非常に薄い層で生じる。
b)高い平均入力電力で電極物質の融解と蒸発のために生じる電極の消耗。
第一の効果a)は、原理上の限界を表す。この効果は、スパッタする傾向(スパッタ率)が最も小さい電極物質を用いることによって、及び/又は適切な電極配置の選択により電流密度を減少させることによってのみ減少する。普通は効果b)はよく冷やすことにより減少する。
しかしながら、パルス反復周波数が高いとき、すなわちEUV源の反復率が高いときは、他の点も考慮されなければならない。
効果a)によれば、電極表面は励起パルスの際に高温に熱される(図1参照)。電極のタングステン層の厚さに限度があり(例えば5mm)、実際のヒートシンクへの熱流の速度に限度があるため(電極の物質及び配置に依存するが、冷却時間は約10μsである)、電極表面がクーラントの温度に再び達する前に、次の放電がもう起こる。ゆえに、電極表面は連続する放電の際に再び加熱される。見積もりによれば、5kHzよりも大きい反復率(連続運転)で、入力側の10Jのパルスエネルギーのために、電極の表面温度が常に(それぞれの放電において周期的でなく)融解温度より高いことが示される。これは実際には、5kHzよりも大きい反復率のためにガス放電で励起したEUV源の連続運転が不可能であることを意味する。電極腐食を減少させるための試験が、M.W.マクゲオフ氏(M.W.McGeoch)によって実行された。特許文献1が光子源について述べている。そこでは、多数の粒子ビームが球状の電極表面にわたって分布するように発生し、それらは放電領域と呼ばれる地点でぶつかる。真空室で発生したイオンビームは放電領域の中心に向かって加速され、全てのイオンビームのために線形加速チャネルになる円形の開口を有する同心の(円筒状又は球状)電極装置を用いて部分的に放電される。このようにして、EUV放射線や軟X線放射線を発生させる高密度、高温プラズマが装置の中央で形成される。
不都合なのは、正確に位置決めするための調節が複雑であり、このようにして発生したプラズマが重心のかなり強いゆらぎによって特徴付けられる点である。
WO01/91523A1
本発明の最も重要な目的は、増加する電極の消耗に耐える必要なく、10mJ/sr以上のパルスエネルギーで、5kHzよりも大きい反復率を有するEUVパルスの連続的な発生を可能にするガス放電励起プラズマに基づいてEUV放射線を発生させる新たな可能性を見出すことである。
真空室が放射線の発生のために設けられ、電気的に作動するガス放電に基づくEUV放射線を発生させるための装置では、真空室は、真空室を出てくる発生したEUV放射線の光軸を表す対称軸を有する。上で述べた目的は本発明により次のようにして達成される。
先ず、同一構造の複数のソースモジュールが、連続的な放射線パルスを提供するために光軸の周りに均一に分布して真空室内に配されており、そのそれぞれが放射線放出プラズマを発生させ、収束EUV放射線を有する。ここで、個々のソースモジュールは、光軸上の一点で交差するビーム軸を有する。
さらに、光軸周りに回転可能なように支持され、ソースモジュールによって放出された収束放射線を時間的に連続して光軸方向に偏向させる反射装置が設けられている。
さらに、反射装置の実際の回転位置と、回転速度によって予め設定したパルス反復周波数とに依存してソースモジュールを循環して連続的に作動させるために、同期装置が備えられている。
反射装置は、回転反射光学要素として平面鏡を有するのが好ましい。特に望ましいバリエーションでは、回転反射要素は光学格子である。それは、後続する光学系により送られるEUV放射線の所望の帯域幅のためにスペクトル選択できるのが好ましい。回転反射装置は適切な方法で冷却されるのが望ましい。
ソースモジュールは、どんな従来のEUV源(例えば、Zピンチ装置、シータピンチ装置、プラズマフォーカス装置、又は中空陰極装置)を有してもよく、それぞれが別個の高電圧充電回路を有する。しかしながら、個々のソースモジュールは、同期装置により始動し、且つ個々のソースモジュールにおいてガス放電を連続的に作動させる共通の高電圧充電モジュールを有するのが好ましい。同期装置は、回転機構(例えば、インクリメンタルエンコーダ)と直接、単純に接続される。
ソースモジュールのガス放電パルスを作動させるのに適切な反射装置の回転位置に至る場合、同期装置は1ソースモジュールにつき、反射装置で反射したレーザービームが当たる位置敏感検出器を有するのが好ましい。好ましいバリエーションでは、同期装置はレーザービームを有し、各ソースモジュールのために、関連するソースモジュールのためにガス放電を開始させる関連する検出器を作動させる。このレーザービームは、発生したEUV放射線と反対方向に光軸に沿ってつながり、反射装置で反射する。別の構成では、同期装置は各ソースモジュールのために、関連するレーザービームと位置敏感検出器を有する。
ソースモジュールはEUV源、デブリフィルター及びコレクター光学素子を有するのが好都合である。どのソースモジュールも高電圧充電回路を備えたEUV源を有するのが好ましい。しかしながら、全てのソースモジュールが、反射装置の回転位置に起因する作動に依存してガス放電を連続的に作動させる共通の高電圧充電モジュールを共有することが望ましい。
別の有利な構成では、ソースモジュールはそれぞれ、EUV源と、デブリフィルター及びコレクター光学素子を備えた光学ユニットとを有する。全てのソースモジュールによって共有されるコレクター光学素子は、光軸上の反射装置の下流側に配される。
本発明に従う装置は、ソースモジュールの連続制御から生じるそれぞれのソースモジュールのパルス周波数が1500Hzより高くならないようにソースモジュールを有するのが望ましい。
本発明による解決法により、ガス放電励起プラズマに基づいてEUV放射線を発生させることが可能である。増加する電極の消耗に耐える必要なく、EUVパルスが10mJ/sr以上のパルスエネルギーで、5kHzよりも大きい反復率で連続的に発生可能である。
以下、本発明を実施形態の例に則してより十分に説明する。
図1に示すような基本的なバリエーションでは、本発明に従う装置が複数のソースモジュール1(この場合、4個)を有する。これらはそれぞれ独立に、どの所望の従来の方法(Zピンチ、シータピンチ又は中空陰極により作動するプラズマフォーカス装置やピンチ装置)でもEUV放射線を発生させる。これらソースモジュール1はそれぞれ、例えば1500Hzのパルス反復周波数(反復率)で作動する。この反復率では、連続作動で約1500Kになる表面温度は、従来電極表面が(例えば厚さ5mmで)コーティングされるタングステンの融解温度よりも実質的に低い。
個々のソースモジュール1の収束EUV放射線が、時間的に均一に連続して装置全体の共通の光軸4上に偏向するように、全てのソースモジュール1の光学ビーム経路が回転反射装置2に向けられている。これは、図1の右側の部分図に示されているようにすれすれ入射の反射によって起こるのが好ましい。図1の左側の上面図に示されているように、回転反射装置2が真空室5の内部に位置し、4個のソースモジュール1を有する装置内で、例えば毎秒1500回転(同時に、どのソースモジュール1の反復率とも一致する)で、共通の光軸4に一致する回転軸21周りに回転する。真空室では、ソースモジュール1が均一に分布するように適切に回転可能に対称的に配され、集められている。個々のソースモジュール1からの収束放射線は、反射装置2の回転運動により連続的に反射し、技術的用途のために下流側に配される照明光学系(図示せず)に向けられる。
必要な回転速度(設定例では毎分90000回転)を保証するために、回転反射装置2には、基本的には例えばQスイッチレーザーのための回転鏡装置や超遠心分離器から知られた、均衡の取れた、磁石を搭載した回転機構22が備えられている。現在、数十万回転に上る回転速度が技術的に正確に実現されている。
個々のソースモジュール1の同期作動は、同期装置3を用いて回転反射装置2の回転位置を直接得ることにより検出される。後者は、反射装置2の位置に対応するそれぞれのソースモジュール1においてプラズマ及び放射線を発生させるために、ガス放電の作動を開始する。ソースモジュール1から生じる案内ビームは反射装置2により光軸4の方向に反射する。
反射装置2の連続的な回転によって、4個のソースモジュール1の全てが連続的に作動され、個々のソースモジュール1の1500Hzのパルス反復周波数で、回転軸21周りのソースモジュールの均一な分布の結果、真空室5の出口で共通の光軸4の方向に6kHzの反復率で所望のEUV放射線を放出する。これは、高平均放射線出力の半導体産業で必要とされる比較的高い反復周波数(>5kHz)が、電極物質の融解に耐える必要なく、従って準連続作動において電極消耗の増加に耐えることなく、容易に達成されることを意味する。
別のバリエーションでは、図2に示されるように、本発明に従う装置が3個のソースモジュール1を有する。そのそれぞれはEUV源11、デブリフィルター12及びコレクター光学素子13を有し、従来の方法で独立にEUV放射線を発生させる。これらEUV源11のそれぞれは、例えば2kHzのパルス反復周波数(反復率)で作動し、それで結果として6kHzの反復率が達成される。この高い個々の反復率では、連続作動における表面温度はすでにかなり高い(図1に従う第一の例や図4に従う好ましいバリエーションよりも)。しかし、それは図3aと3bの比較から分かるように、タングステンの溶解温度よりもまだかなり低い。図3aは、5mmのタングステンでコーティングされた電極に対して、1kHzの反復周波数、10Jの入力電力の準連続パルスの連続に対する表面温度のタイムカーブを示す。図3bは、1kHz(実線)と2kHz(点線)の反復率に対する温度依存性を示す。まず長いパルスの連続においてこの温度カーブの飽和が比較的高いパルス数で生じるが、2kHzのパルス反復周波数は示されたパラメータに対してまだ適切だと認められる。
回転軸21で回転する平面鏡23はこの場合、回転反射装置2として用いられる。鏡23はすれすれ入射の反射のために、EUV領域の通常の物質(例えばロジウム、パラジウム又はモリブデン等)で、または多層鏡システム(普通はモリブデン/シリコン層から成る)でコーティングされる。
この例では、個々のソースモジュール1の同期作動が、位置敏感検出器31とレーザービーム32を用いて特に正確に鏡23の回転位置の光学検出により実行される。レーザービーム32は、回転反射装置2の反射要素、すなわち鏡23で反射するのが望ましい。この反射要素は、光軸4の方向に、ソースモジュール1からのEUV放射線の結合を実行する。このために、光軸4に沿ってパイロットレーザービームとしてレーザービーム32を結びつけることが効果的であり、それでそれは回転反射装置2によって個々のソースモジュール1の方向に時間的に連続して偏向する。3個のソースモジュール1に対して、線源作動又はEUV放射線の放出が鏡23の回転位置の正確な時間に作動するように、3個の位置敏感検出器31が位置している。ソースモジュール1の内の一個に対応する回転鏡23の角度位置に達する時、このソースモジュール1に関連する検出器31には反射したレーザービーム32が当たり、このソースモジュール1のEUV放射線を発生させるガス放電の作動が開始する。検出器31から、作動回路と電気的な充電圧の立ち上がり時間を介する、個々のEUV源11のガス放電までの電子チェーンの走行時間のゆらぎから得られる作動精度(トリガージッター)が、中間焦点41におけるソース画像の空間的ゆらぎを決定する。この焦点は別の画像形成のために、鏡23の後で、アプリケーションのための画像形成光学系の前の光路に位置するのが望ましい。
EUV源11はプラズマ発生のための実際の放電ユニットである。これらEUV源11のそれぞれは一般的に、各々の電気的な高電圧充電回路(図2にはっきりとは示さず)を有する。この例では、位置敏感検出器31がソースモジュール1に直接集められ、それに関連するソース11を作動させる。しかしながら、個々のソース11のガス放電の作動が時間的に連続して実行されるので、図4に則して以下で記述するように、この例でも実際には全ソースモジュール1のために一つの高電圧充電回路で十分である。
図4に対応する別な実施形態の例では、6個の線源11と、デブリフィルターとコレクター光学素子を含む6個の光学ユニット14が、6個のソースモジュール1を形成する。しかし、光軸4を通る断面で互いに反対側に位置するソースモジュール1だけが示されている。残りの4個のソースモジュール1は、図面を垂直に且つ鏡のように対称的に貫く円の周りに均一に分布するように配されている。
この場合、光学ユニット14によって収束されるソースモジュール1からの放射線は、回転光学格子24に向けられる。図1に則して記述するように、回転軸21上の磁石を搭載した回転機構22(図4では示さず)に配された格子24が、共通の光軸4上に一個だけ備えられた後続のコレクター光学素子6に放射線を反射する。ソースモジュール1の光学ユニット14のための要件をデブリフィルターとビーム収束のための付加的な光学系に減らし、そのためコストを下げるこれらコレクター光学要素6は、回転格子24と後続するアプリケーションのための照明光学系の間の光学ビーム経路上に配されている。用いられる格子24は、(例えば、5nmから20nmの波長領域で)スペクトル純度を実現するためのEUV帯域フィルター(スペクトル純度フィルター)として一般に用いられるタイプの反射格子であることが望ましい。従って、反射装置2を実現するために格子24を用いることは、格子24はその非常に良好な反射特性に加えて、いわゆる「帯域外」放射線を減少させるスペクトルフィルターとしても機能するという利点を有する。
全てのソースモジュール1のために、同期は、横窓を通って真空室に連結されるレーザービーム33と位置敏感検出器31を有する別個のペアが引き受ける。レーザービーム33はレーザーダイオードによって経済的に供給されるのが好ましく、それで複数のレーザービーム33によって大きなコストが発生することはない。説明の目的のために、光軸4の周りの装置を示すため、また高電圧充電モジュール34を作動させるための割り当てを容易にするために、図示された検出器31がDとDによって図4に示されている。
すでに上で述べたように、個々のソースモジュール1におけるガス放電の連続する作動のために、中央で高電圧充電を実行することが可能である。この目的のために、個々の高電圧充電モジュール34が図4に従って備えられている。この高電圧充電モジュール34は、すべてのソースモジュール1と連携し、同期装置3(すなわち、レーザービーム33に関連する検出器31の内の一個)により割り当てられた作動によって、格子24の回転位置に対応して、それぞれのEUV源11だけを充電する。作動入力信号が、高電圧充電モジュール34のために検出器の示された線を介して供給される。DとDは図面内にあり、DとDは図面の上にあり、DとDは図面の下にある。後者は電圧充電を開始し、Q〜Qで示されるEUV源11に対応する線を開ける。それでガス放電、ゆえに放射線パルスが、関連する線源11のために検出器31によって検出された格子24の回転位置に依存して作動する。
図4は、Dで示された検出器31が高電圧充電モジュール34に信号を送る具体的な状況を、この場合格子24(回転軸21に対して斜めの実線として示される)を示す。従って、高電圧充電モジュール34は充電電圧を発生させ、それをQで示されるソースモジュール1のために開放する。従って、このソースモジュールの放射線は格子24に当たり、所望の帯域幅のEUV放射線(「帯域内」放射線)を、格子24のフィルター効果を介して光軸4のコレクター光学素子6へ偏向させる。図4に従えば、これは、点線で示された格子24の位置に対してQで示された線源11を作動させるためのD検出器31にも同様に当てはまる。
この例では、6個のEUV源11のそれぞれは、1kHzのパルス反復周波数(反復率)で作動する。この反復率では、特定の境界条件のための図3aから分かるように、連続作動における表面温度は約1300K(タングステンの融解温度よりずっと低い)である。図3bの実線で示される1kHzのパルス反復周波数に対する飽和カーブは、長いパルスの連続(準連続作動)に対する電極温度の限界を便利に示している。上述したバリエーションで示される装置全体により、6kHzの反復率が使用者に提供される。
先の記述と図は本発明を表すが、様々な変形が本発明の実際の精神と範囲を逸脱することなく成されることは当業者にとって明らかである。
4個の個体ソースモジュールを備えた本発明の概略図である。 平面回転鏡と3個のソースモジュールを備えた本発明のデザイン変形を示す図である。 パルス波形の電気的励起を有する電極表面の温度曲線を示す図である。 1kHzと2kHzのパルス反復率に対する電極表面の最小温度を示す図である。 回転格子と6個のソースモジュールを有する本発明の好ましい構成を示す図である。
符号の説明
1 ソースモジュール
11 EUV源
12 デブリフィルター
13 コレクター光学素子
14 光学ユニット
2 回転反射装置
21 回転軸
22 回転機構
23 鏡
24 格子
3 同期装置
31 検出器
32 中央レーザービーム
33 レーザービーム
34 高電圧充電モジュール
4 光軸
41 中間焦点
5 真空室
6 一般コレクター光学素子

Claims (16)

  1. 電気的に発生したガス放電により作られたプラズマに基づいてEUV放射線を発生させるための装置にして、
    放射線を発生させるために真空室が備えられ、
    上記真空室が、上記真空室から出る際に発生するEUV放射線のための光軸を表す対称軸を有する装置において、
    同一構造の複数のソースモジュールが、連続する放射線パルスを提供するために上記光軸の周りに均一に分布するように配されており、そのそれぞれが放射線放出プラズマを発生させ、また収束EUV放射線を有し、
    個々の上記ソースモジュールの収束ビームが、光軸上の一点で交差するビーム軸を有し、
    上記ソースモジュールによって放出された収束放射線を、時間的に連続して上記光軸方向に偏向させる、上記光軸の周りに回転可能に支持された反射装置が備えられており、
    同期装置が、上記反射装置の実際の回転位置と、回転速度により予め設定された上記パルス反復周波数とに依存して、上記ソースモジュールを循環して連続的に作動させるために備えられていることを特徴とする装置。
  2. 請求項1に記載の装置において、上記反射装置が回転反射光学要素として平面鏡を有することを特徴とする装置。
  3. 請求項1に記載の装置において、上記反射装置が回転反射光学要素として光学格子を有することを特徴とする装置。
  4. 請求項1に記載の装置において、上記光学格子が、後続の光学系によって伝えられるEUV放射線の所望の帯域幅のためにスペクトル選択できることを特徴とする装置。
  5. 請求項1に記載の装置において、上記回転反射装置が適切に冷却されることを特徴とする装置。
  6. 請求項1に記載の装置において、個々の上記ソースモジュールが個別の高電圧充電回路を有することを特徴とする装置。
  7. 請求項1に記載の装置において、個々の上記ソースモジュールが、上記同期装置によって作動され、且つ個々の上記ソースモジュールでガス放電を連続して作動させる共通の高電圧充電モジュールを有することを特徴とする装置。
  8. 請求項1に記載の装置において、上記同期装置が上記回転機構と直接接続されていることを特徴とする装置。
  9. 請求項1に記載の装置において、時間的に個々のソースモジュールのガス放電を開始するのに適切な反射装置の回転位置に達するとき、上記反射装置で反射したレーザービームが当たる位置敏感検出器を上記同期装置が有することを特徴とする装置。
  10. 請求項9に記載の装置において、上記同期装置が、
    発生した上記EUV放射線と反対方向に光軸の方向につながり、且つ上記反射装置で反射するレーザービームを有し、
    各ソースモジュールのために、関連する上記ソースモジュールのためにガス放電を開始する関連する検出器を作動させることを特徴とする装置。
  11. 請求項9に記載の装置において、上記同期装置が、各ソースモジュールのために関連するレーザービームと位置敏感検出器を有することを特徴とする装置。
  12. 請求項1に記載の装置において、上記ソースモジュールがEUV源、デブリフィルター及びコレクター光学系を有することを特徴とする装置。
  13. 請求項12に記載の装置において、上記ソースモジュールが高電圧充電回路を備えたEUV源を含むことを特徴とする装置。
  14. 請求項12に記載の装置において、全てのソースモジュールが、上記反射装置の回転位置に起因する作動に依存して上記ガス放電を連続して作動させる共通の高電圧充電モジュールを共有することを特徴とする装置。
  15. 請求項1に記載の装置において、
    上記ソースモジュールがそれぞれ、EUV源と、デブリフィルター及びコレクター光学系を備えた光学ユニットとを有し、
    全ての上記ソースモジュールが共有するコレクター光学系が、上記光軸上の上記反射装置の下流側に配されることを特徴とする装置。
  16. 請求項1に記載の装置において、上記ソースモジュールの連続する制御の際に生じるパルス反復周波数のために、個々のソースモジュールのパルス反復周波数が1500Hzより高くならないように、上記ソースモジュールの数が設定されることを特徴とする装置。
JP2004064013A 2004-03-08 2004-03-08 高反復率でeuv放射線を発生させるための装置 Pending JP2005252164A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2004064013A JP2005252164A (ja) 2004-03-08 2004-03-08 高反復率でeuv放射線を発生させるための装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2004064013A JP2005252164A (ja) 2004-03-08 2004-03-08 高反復率でeuv放射線を発生させるための装置

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP2005252164A true JP2005252164A (ja) 2005-09-15

Family

ID=35032334

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2004064013A Pending JP2005252164A (ja) 2004-03-08 2004-03-08 高反復率でeuv放射線を発生させるための装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2005252164A (ja)

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US6946669B2 (en) Arrangement for the generation of EUV radiation with high repetition rates
US10638588B2 (en) High-brightness laser produced plasma source and methods for generating radiation and mitigating debris
US8653437B2 (en) EUV light source with subsystem(s) for maintaining LPP drive laser output during EUV non-output periods
JP6793644B2 (ja) プラズマベース光源
JP5139055B2 (ja) 高繰返し数レーザを生成するプラズマeuv光源
EP1047288B1 (en) Plasma focus high energy photon source
JP5597885B2 (ja) Lpp、euv光源駆動レーザシステム
TWI643209B (zh) 用於形成極紫外光源的經定形標靶之方法、形成發射極紫外光的電漿之方法及極紫外光源
US7750327B2 (en) Device for the generation of a gas curtain for plasma-based EUV radiation sources
JP4710406B2 (ja) 極端紫外光露光装置および極端紫外光光源装置
US10887973B2 (en) High brightness laser-produced plasma light source
JP2014160670A (ja) Lpp、euv光源駆動レーザシステム
US11467498B2 (en) Extreme ultraviolet control system
US8198612B2 (en) Systems and methods for heating an EUV collector mirror
JP2018500591A (ja) ファセット付きeuv光学素子
TW201418903A (zh) 用於產生輻射之方法及裝置
JP2006329664A (ja) 極端紫外光発生装置
JP2004340761A (ja) 極端紫外光発生装置
JP2010123714A (ja) 極端紫外光光源装置
JP3791441B2 (ja) 極端紫外光発生装置
JP2005252164A (ja) 高反復率でeuv放射線を発生させるための装置
JP2002311200A (ja) X線発生装置及び露光装置
US10966308B2 (en) EUV light source with subsystem(s) for maintaining LPP drive laser output during EUV non-output periods
JPH08241847A (ja) 露光装置及び露光方法
JP2012209182A (ja) 極端紫外光光源装置

Legal Events

Date Code Title Description
A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20070131

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20070206

A601 Written request for extension of time

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A601

Effective date: 20070502

A602 Written permission of extension of time

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A602

Effective date: 20070509

A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20070604

A02 Decision of refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02

Effective date: 20070821