JP2005251355A - 磁気記録再生装置 - Google Patents

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Shigeru Yamazaki
茂 山崎
Noriaki Masuda
憲明 益田
Hidekazu Takeda
秀和 武田
Tsuguhiro Doi
嗣裕 土井
Tetsutaro Inoue
鉄太郎 井上
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Abstract

【課題】 磁気テープ走行系において、磁気テープ上に付着したほこりなどを確実に除去し、記録再生信号の信頼性を向上させる磁気記録再生装置を提供する。
【解決手段】 磁気テープ駆動手段と、信号の記録または再生を行う磁気ヘッドとを備えた磁気記録再生装置において、走行する磁気テープ4に圧接してテープ表面を清掃する第1清掃部を有する第1のクリーニング手段6と、第1のクリーニング手段6の第1清掃部を清掃する第2清掃部8を有する第2のクリーニング手段9とを備え、第1のクリーニング手段6の第1清掃部は、第1及び第2の制御位置を有し、第1の制御位置Aでは磁気テープ4に圧接し、第2の制御位置Bでは第2のクリーニング手段9の第2清掃部8に圧接する。
【選択図】 図1

Description

本発明は、磁気テープを使用する記録再生装置であり、磁気テープ上に付着した磁性粉、ほこりなどを確実に除去し、記録再生信号の信頼性を向上させるテープクリーニング装置に関する。
近年、磁気テープを使用した記録再生装置においては高記録密度化が進み、磁気テープ上に付着した磁性粉、ほこりなどによるドロップアウトが記録再生信号の信頼性に大きく影響するようになってきた。
これを防ぐために、たとえばナイフエッジ状のテープクリーナをテープ走行系の少なくとも一箇所に設け、磁気テープにこのエッジを当接して磁気テープ上の塵埃を削り取る方法が採用されている。しかし、せっかく除去した塵埃をテープクリーナ上にそのまま放置すると磁気テープ上に再び転写し、大きな情報記録欠陥部となってしまう場合や、磁気テープを傷つけるという問題が生じる。この問題を解決するために、たとえばナイフエッジテープクリーナの近傍にエアー吸入口を設け、集めた塵埃を吸引する方法や、ナイフエッジテープクリーナの近傍に第2のクリーニング部材を設け、磁気テープのローディング、アンローディング時に第1のクリーニング部材を第2のクリーニング部材でクリーニングするテープクリーナ装置が提案されている(たとえば特許文献1参照)。
特開平5−189930号公報(第2頁、図1)
解決しようとする問題点は、前述したエアー吸引方式はテープ生成装置などの大規模な装置には適用可能であるが、各種サーバーやパソコンなどに使用される磁気テープストリーマ装置に対しては構造が複雑で高価であり適用が難しいということや、第2のクリーニング部材を移動させ、ナイフエッジテープクリーナに付着した塵埃を払い落とす方式は、払い落とした塵埃が磁気テープ走行系付近に飛散し、磁気テープに再付着する可能性があることである。
本発明の目的は、磁気テープ走行系において、磁気テープ上に付着したほこりなどを確実に除去し、記録再生信号の信頼性を向上させる磁気記録再生装置を提供することにある。
本発明は、磁気テープを走行させる磁気テープ駆動手段と、前記磁気テープに対して信号の記録または再生を行う磁気ヘッドとを備えた磁気記録再生装置において、走行する磁気テープに圧接してテープ表面を清掃する第1清掃部を有する第1のクリーニング手段と、該第1のクリーニング手段の第1清掃部を清掃する第2清掃部を有する第2のクリーニング手段とを備え、前記第1のクリーニング手段の第1清掃部は、第1及び第2の制御位置を有し、第1の制御位置では前記磁気テープに圧接し、第2の制御位置では前記第2のクリーニング手段の第2清掃部に圧接する磁気記録再生装置である。
また、本発明は、上記第2のクリーニング手段の第2清掃部は、研磨性テープで構成する磁気記録再生装置である。
そして、本発明は、上記第2のクリーニング手段の第2清掃部は、粘着性テープである磁気記録再生装置である。
更に、本発明は、上記第2のクリーニング手段は、第2清掃部をカートリッジに内蔵し、装置本体から着脱可能とした磁気記録再生装置である。
また、本発明は、上記第2のクリーニング手段の第2清掃部が最終部分になった場合に終了信号を発生させるようにした磁気記録再生装置である。
そして、本発明は、上記第1のクリーニング手段の第1清掃部は、上記磁気テープが正方向に駆動されている時に上記第1の制御位置に固定され、上記磁気テープが逆方向走行時または走行停止時には該磁気テープから離脱するとともに上記第2の制御位置に移動するようにした磁気記録再生装置である。
更に、本発明は、上記磁気ヘッドが回転ヘッドである磁気記録再生装置である。
また、本発明は、磁気テープを走行させる磁気テープ駆動手段と、前記磁気テープに対して信号の記録または再生を行う磁気ヘッドとを備えた磁気記録再生装置において、走行する磁気テープに圧接してテープ表面を清掃する第1清掃部を有する第1のクリーニング手段と、該第1のクリーニング手段の第1清掃部を清掃する第2清掃部を有する第2のクリーニング手段とを備え、前記第1のクリーニング手段の第1清掃部は、第1、第2及び第3の制御位置を有し、第1の制御位置では前記磁気テープに圧接し、第2の制御位置では前記第2のクリーニング手段の第2清掃部に圧接し、第3の制御位置では前記磁気テープおよび前記第2のクリーニング手段の第2清掃部のいずれにも接触しない中立位置に位置する磁気記録再生装置である。
そして、本発明は、上記第1のクリーニング手段の第1清掃部は、上記磁気テープのローディング終了時には上記第1の制御位置に、アンローディング動作終了時には上記第2の制御位置から上記第3の制御位置に移動する磁気記録再生装置である。
更に、本発明は、上記磁気ヘッドが固定ヘッドである磁気記録再生装置である。
また、本発明は、上記第1のクリーニング手段の第1清掃部は先端部がエッジ状のブレードで構成されており、前記第1のクリーニング手段の第1清掃部を上記磁気テープから離脱させる時に、該磁気テープを正方向に走行させるとともに、前記第1のクリーニング手段の第1清掃部を前記磁気テープの走行方向と逆方向に移動して離脱させる磁気記録再生装置である。
そして、本発明は、上記第2のクリーニング手段は、シャフトを中心に回転可能なローラと、その表面に取付けられたクリーニングパッド部とで構成されたクリーニングローラからなる磁気記録再生装置である。
更に、本発明は、上記クリーニングパッド部の表面に粘着性材料を塗布した磁気記録再生装置である。
また、本発明は、上記クリーニングローラは、上記シャフトで装置に固定され、装置本体から着脱自在とした磁気記録再生装置である。
そして、本発明は、上記第2の制御位置は、上記第1の制御位置よりも磁気テープ走行方向の上流側に位置する磁気記録再生装置である。
本発明によれば、磁性粉、ほこりなどが原因のドロップアウトによる記録ミス、再生時のデータエラーを発生することが無く、信頼性を向上させた磁気記録再生装置を得ることができる。
本発明を実施するための最良の形態を説明する。
以下、本発明の磁気記録再生装置の実施例について、図面を用いて説明する。
実施例1を説明する。図1は本発明の第1の実施形態としての磁気記録再生装置のテープ走行系の平面図である。図1において、1は供給リール、2は巻き取りリール、3は磁気ヘッドブロック、4は磁気テープ、51、52はガイドピン、53、54はテープガイド、6はブレード(第1のクリーニング手段の第1の清掃部)、7はシャフト、9はカートリッジ(第2のクリーニング手段)、8はクリーニングテープ(第2の清掃部)である。
供給リール1に巻かれた磁気テープ4は磁気テープ駆動手段(図示せず)によって、図中矢印方向に走行し、巻き取りリール2に巻き取られ、磁気ヘッドブロック3に取り付けられた磁気ヘッドによって信号の記録再生を行う。磁気ヘッドブロック3はマルチトラック記録に使用される固定ヘッド型、ヘリカルスキャン方式の回転ヘッド型のいずれでもよい。ガイドピン51、52は主にテープ走行経路を決定するために、装置のシャーシ上に固定されている。
図2に磁気ヘッドブロック付近のテープ走行路例を示す。テープガイド53、54はテープの幅方向の変動を規制するためにそれぞれ上下にフランジを持ち、装置のシャーシ上に固定されている。
図1により本実施形態におけるテープクリーニング方法を説明する。磁気テープ4が図中の矢印方向に走行している時にブレード6は第1の制御位置(A位置)に移動し、磁気テープ4の磁性面側に圧接され、先端のエッジ部分で磁気テープ4上の磁性粉やほこりを削り落とし、ブレード6上に蓄積させる。この結果、磁気ヘッドブロック3には塵埃の存在しない磁性面が送出されるため、ドロップアウトなどによる記録ミス、再生時のデータエラーを発生することが無く、装置の信頼性を向上できる。なお、ブレード6の先端部の形状は、磁気テープに走行方向に応じて変更され、例えば逆方向の走行時も圧接させるときは両側に斜面部を設けた形状とすることができる。
装置の記録または再生動作が終了する場合、あるいは磁気テープ4を巻き戻すためにテープ走行方向が逆になる場合には、磁気テープ4が停止する寸前にブレード6はシャフト7を中心に図中A位置から矢印方向に回転し、磁気テープ4に対する接触が解除されるとともに、カートリッジ9内に巻かれたクリーニングテープ8に圧接し、ブレード6に付着した磁性粉やほこりをクリーニングテープ8で除去するための第2の制御位置(破線で示したB位置)に移動する。次に装置が再び記録あるいは再生モードになった場合にはブレード6をB位置からA位置まで回転し、先端を磁気テープ4に圧接して上記のクリーニング動作を行う。この一連の動作により、ブレード6で削り取られた磁性粉やほこりは最終的にすべてクリーニングテープ8に吸着するため、磁気テープ4に再付着することがなく、また装置内に飛散することもないので、著しく装置の信頼性を高めることができる。第2の制御位置は、第1の制御位置よりも磁気テープ走行方向の上流側に位置させるのが好ましい。
以上の実施形態において、磁気テープ4が停止する寸前にブレード6を回転させるのは、磁気テープ4が停止した後にブレード6を回転させると先端部に堆積した塵埃が磁気テープ4上に再付着する可能性が高いためである。またブレード6が磁気テープ4から離脱する際に図中の矢印方向に移動するのは、磁気テープ4の走行方向と逆にすることにより、離脱時にブレード6の先端に堆積した塵埃が磁気テープ4へ再付着するのを防ぐためである。
さらにクリーニングテープ8として、一般的な研磨材主体のテープに対して粘着性材料を表面に塗布したものを使用することにより、ブレード6へのクリーニング効果が高まると同時に塵埃を確実にクリーニングテープ8上に移動することができ、塵埃が装置内に飛散することがないという効果がある。
また、図1に示すようにクリーニングテープ8をカートリッジ9に内蔵した構造とすれば、クリーニングテープ8を使い切ったときにユーザーが簡単に交換できるという効果がある。
図3にカートリッジ付近の拡大平面図を示す。図3において10は塵埃である。磁気テープ4の停止時にブレード6がシャフト7を中心に回転し、カートリッジ9内に収められたクリーニングテープ8に十分な巻き付け角を有して圧接する(B位置)。このときクリーニングテープ8は図の矢印方向に一定長さΔL分走行した後に停止するように制御される。この結果、ブレード6の先端部はクリーニングされ、堆積されていた塵埃10はクリーニングテープ8に移動する。図に示すようにブレード6の回転方向とクリーニングテープ8の走行方向を同じ方向にすれば、塵埃10を容易にかつ確実にクリーニングテープ8に移動させることができる。
本実施形態においては、クリーニングテープ8はブレード6が圧接し、塵埃10が移動するために必要な期間のみ走行させるので、カートリッジ1巻あたりのクリーニング動作回数を増すことができる。さらにクリーニングテープ8が終端になった時に、エンド信号を装置側に出力すれば、ユーザーはこの信号をモニタすることで容易にカートリッジ9の交換時期を知ることができる。
以上は記録再生動作が磁気テープ4の正方向走行で行われる回転ヘッド型磁気記録再生装置や、一方方向にのみ走行する大規模テープ生成装置、テープ巻取り装置に適している。
実施例2を説明する。図4に本発明の第2の実施形態としての磁気記録再生装置における第1のクリーニング装置の平面図を示す。図4において、制御位置Cを設けた点が図3に示した実施形態1に対して異なっている。
磁気ヘッドブロック3としてマルチトラック記録対応の固定ヘッドを使用する磁気記録再生装置では頻繁に磁気テープ4の走行方向が変化するので、その都度、図1および図3で説明したクリーング動作を行うとカートリッジ9内のクリーニングテープ8がすぐに使用済みとなる。そこで磁気テープ4の走行方向の変わることの多い磁気記録再生装置にはブレード6の制御位置を3箇所とする。ブレード6は磁気テープ4が正方向に走行している時にのみA位置に移動して磁気テープ4に対するクリーニング動作を行い、磁気テープ4が逆方向走行時あるいは停止時には磁気テープ4から離脱し、かつクリーニングテープ8にも圧接しない第3の制御位置(C位置)に停止するように制御する。ブレード6のクリーニングは、磁気テープ4のローディング、あるいはアンローディング時にブレード6をB位置に移動してクリーニングテープ8で行うようにした。このため、カートリッジ9のクリーニング動作回数を減らすことができ、長持ちさせることができるという効果がある。
実施例3を説明する。図5に本発明の第3の実施形態としての磁気記録再生装置の平面図を示す。図5において、カートリッジ9の代わりにクリーニングローラ11を設けた点が図3に示した実施形態に対して異なっている。
図6はクリーニングローラの正面図である。図5、図6において、11はクリーニングローラ、12はローラシャフト、13はスリーブ、14はクリーニングパッド、151、152はストッパである。
クリーニングローラ11は、ローラシャフト12を中心として回動可能なスリーブ13上に取り付けられたクリーニングパッド14と、スリーブ13の高さ位置を固定するためのストッパ151、152とで構成され、ローラシャフト12が装置のシャーシ上に固定される。
装置の記録または再生動作が終了する場合、あるいは磁気テープ4を巻き戻すためにテープ走行方向が逆になる場合に、磁気テープ4が停止する寸前にブレード6はシャフト7を中心に図中A位置から矢印方向に回転し、磁気テープ4に対する接触が解除されるとともに、クリーニングローラ11に巻かれたクリーニングパッド14に圧接し、ブレード6に付着した塵埃10をクリーニングパッド14で除去するためB位置に移動する。次に装置が再び記録あるいは再生モードになった場合にはブレード6をB位置からA位置まで回転し、先端を磁気テープ4に圧接して前述したクリーニング動作を行う。この一連の動作により、ブレード6で削り取られた塵埃10は最終的にすべてクリーニングパッド14に吸着するため、磁気テープ4に再付着することがなく、また装置内に飛散することもないので、著しく装置の信頼性を高めることができる。
さらにクリーニングパッド14として、一般的な繊維主体のパッドに対して粘着性材料を表面に塗布したものを使用することにより、ブレード6へのクリーニング効果が高まると同じに塵埃10を確実にクリーニングパッド14上に移動することができ、塵埃10が装置内に飛散することがないという効果がある。
また、クリーニングローラ11はローラシャフト12によって装置のシャーシ上に取り付ける構造となっているので、クリーニングパッド14の汚れが大きくなった場合に、ユーザーが簡単に交換できる効果がある。
図5において、磁気テープ4の停止時にブレード6がシャフト7を中心に回転し、クリーニングローラ11のクリーニングパッド14に十分な圧力を有して接触する(B位置)が、このときクリーニングローラ11はブレード6の接触によって図の矢印方向に回転した後に停止するように制御される。また、以上の説明では、クリーニングローラ11はブレード6の圧接によって自由回転させるようにしているが、これは付加構造物により、ブレード6の圧接毎に強制的に微小角度分だけ回転させるようにしても良い。このようにクリーニングローラ11を回転させることにより、クリーニング毎に常にクリーニングパッド14とブレード6の接触位置を更新するため、クリーニングパッド14に対して塵埃10の付着領域を分散させることができ、クリーニングローラ11の使用回数を増やすことができる。
第1の実施形態としての磁気記録再生装置のテープ走行系の平面図。 磁気ヘッドブロック付近のテープ走行路例を示す図。 第1の実施形態としての磁気記録再生装置のテープ走行系の拡大図。 第2の実施形態としての磁気記録再生装置のテープ走行系の平面図。 第3の実施形態としての磁気記録再生装置のテープ走行系の平面図。 第3の実施形態におけるクリーニングローラの正面図。
符号の説明
1 供給リール
2 巻き取りリール、
3 磁気ヘッドブロック
4 磁気テープ
51、52 ガイドピン
53、54 テープガイド
6 ブレード
7 シャフト
8 クリーニングテープ
9 カートリッジ
10 塵埃
11 クリーニングローラ
12 ローラシャフト
13 スリーブ
14 クリーニングパッド
151、152 ストッパ

Claims (15)

  1. 磁気テープを走行させる磁気テープ駆動手段と、前記磁気テープに対して信号の記録または再生を行う磁気ヘッドとを備えた磁気記録再生装置において、
    走行する磁気テープに圧接してテープ表面を清掃する第1清掃部を有する第1のクリーニング手段と、該第1のクリーニング手段の第1清掃部を清掃する第2清掃部を有する第2のクリーニング手段とを備え、前記第1のクリーニング手段の第1清掃部は、第1及び第2の制御位置を有し、第1の制御位置では前記磁気テープに圧接し、第2の制御位置では前記第2のクリーニング手段の第2清掃部に圧接することを特徴とする磁気記録再生装置。
  2. 請求項1記載の磁気記録再生装置において、
    上記第2のクリーニング手段の第2清掃部は、研磨性テープで構成することを特徴とする磁気記録再生装置。
  3. 請求項1記載の磁気記録再生装置において、
    上記第2のクリーニング手段の第2清掃部は、粘着性テープであることを特徴とする磁気記録再生装置。
  4. 請求項2または3記載の磁気記録再生装置において、
    上記第2のクリーニング手段は、第2清掃部をカートリッジに内蔵し、装置本体から着脱可能としたことを特徴とする磁気記録再生装置。
  5. 請求項1記載の磁気記録再生装置において、
    上記第2のクリーニング手段の第2清掃部が最終部分になった場合に終了信号を発生させるようにしたことを特徴とする磁気記録再生装置。
  6. 請求項1記載の磁気記録再生装置において、
    上記第1のクリーニング手段の第1清掃部は、上記磁気テープが正方向に駆動されている時に上記第1の制御位置に固定され、上記磁気テープが逆方向走行時または走行停止時には該磁気テープから離脱するとともに上記第2の制御位置に移動するようにしたことを特徴とする磁気記録再生装置。
  7. 請求項6記載の磁気記録再生装置において、
    上記磁気ヘッドが回転ヘッドであることを特徴とする磁気記録再生装置。
  8. 磁気テープを走行させる磁気テープ駆動手段と、前記磁気テープに対して信号の記録または再生を行う磁気ヘッドとを備えた磁気記録再生装置において、
    走行する磁気テープに圧接してテープ表面を清掃する第1清掃部を有する第1のクリーニング手段と、該第1のクリーニング手段の第1清掃部を清掃する第2清掃部を有する第2のクリーニング手段とを備え、前記第1のクリーニング手段の第1清掃部は、第1、第2及び第3の制御位置を有し、第1の制御位置では前記磁気テープに圧接し、第2の制御位置では前記第2のクリーニング手段の第2清掃部に圧接し、第3の制御位置では前記磁気テープおよび前記第2のクリーニング手段の第2清掃部のいずれにも接触しない中立位置に位置することを特徴とする磁気記録再生装置。
  9. 請求項8記載の磁気記録再生装置において、
    上記第1のクリーニング手段の第1清掃部は、上記磁気テープのローディング終了時には上記第1の制御位置に、アンローディング動作終了時には上記第2の制御位置から上記第3の制御位置に移動することを特徴とする磁気記録再生装置。
  10. 請求項8または9記載の磁気記録再生装置において、
    上記磁気ヘッドが固定ヘッドであることを特徴とする磁気記録再生装置。
  11. 請求項1または8記載の磁気記録再生装置において、
    上記第1のクリーニング手段の第1清掃部は先端部がエッジ状のブレードで構成されており、前記第1のクリーニング手段の第1清掃部を上記磁気テープから離脱させる時に、該磁気テープを正方向に走行させるとともに、前記第1のクリーニング手段の第1清掃部を前記磁気テープの走行方向と逆方向に移動して離脱させることを特徴とする磁気記録再生装置。
  12. 請求項1記載の磁気記録再生装置において、
    上記第2のクリーニング手段は、シャフトを中心に回転可能なローラと、その表面に取付けられたクリーニングパッド部とで構成されたクリーニングローラからなることを特徴とする磁気記録再生装置。
  13. 請求項12記載の磁気記録再生装置において、
    上記クリーニングパッド部の表面に粘着性材料を塗布したことを特徴とする磁気記録再生装置。
  14. 請求項12または13に記載の磁気記録再生装置において、
    上記クリーニングローラは、上記シャフトで装置に固定され、装置本体から着脱自在としたことを特徴とする磁気記録再生装置。
  15. 請求項1又は8に記載の磁気記録再生装置において、
    上記第2の制御位置は、上記第1の制御位置よりも磁気テープ走行方向の上流側に位置することを特徴とする磁気記録再生装置。
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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPWO2013164990A1 (ja) * 2012-05-01 2015-12-24 富士フイルム株式会社 テープクリーニング装置及びドライブ装置

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