JP2005251260A - 記録媒体への記録方法、記録媒体への書き込み用プログラム、該プログラムが記録された記録媒体、及び記録媒体への書き込みシステム - Google Patents
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Abstract
【課題】 記録媒体毎の規格に従うことで、記録媒体の読み取り装置(プレーヤ、ドライブ)に無理な負荷を与えることがなく、かつ、他の記録媒体への不正コピーを防止できる記録媒体の記録方法、及び該記録方法による記録媒体への書き込み用プログラムを提供することを目的とする。
【解決手段】 コンピュータデータを記録するコンピュータデータ記録領域3と、オーディオデータを記録するオーディオデータ記録領域2とを少なくとも備えた記録方法において、オーディオデータ記録領域2に記録されるオーディオデータの少なくとも1曲目のプリギャップの長さを規定された時間より長く設定する。
【選択図】 図1
【解決手段】 コンピュータデータを記録するコンピュータデータ記録領域3と、オーディオデータを記録するオーディオデータ記録領域2とを少なくとも備えた記録方法において、オーディオデータ記録領域2に記録されるオーディオデータの少なくとも1曲目のプリギャップの長さを規定された時間より長く設定する。
【選択図】 図1
Description
本発明は、オーディオデータとコンピュータデータとを一つの記録媒体に記録する記録方法と、オーディオデータとコンピュータデータとを一つの記録媒体に記録するための書き込み用プログラム、該書き込み用プログラムが記録された記録媒体、記録媒体への書き込み用システムに関するものである。
今日、パーソナルコンピュータの普及にともなって、アプリケーションプログラム、検索用データベース、文書データなどのコンピュータデータや、オーディオデータ(音楽データ)などが、フレキシブルディスク、ハードディスク、コンパクトディスク、DVD等の記録媒体に記録して利用されている。ただ、記録媒体に記録されたデータに対する不正コピーの防止技術は、記録媒体毎の規格の中に取り入れられていない場合もあるため、記録媒体によっては不正コピーを防止する技術を新たに開発する必要性があった。
例えば、CD−DA(オーディオCD)に記録されたオーディオデータの不正コピーを防止するために、Midbar社の「Cactus Data Shield」という不正コピー防止技術が使用されており、正規のCD(CD−DA)に記録されているオーディオデータをCD−R等の記録媒体へ複製されることを防止している。
また、アプリケーションプログラムの不正コピー防止策としては、データを正常に読み取ることができない不良部分を記録媒体に備えさせ、この記録媒体に、アプリケーションプログラムと、該アプリケーションプログラムが稼働する前に稼働する先行プログラムとを記録させる技術がある。これは、前記アプリケーションプログラムの記録エリア内に、前記不良部分を備えさせて、前記先行プログラムに前記不良部分を含まないアプリケーションプログラムの読み取るべき部分の存在位置の情報を含ませて、先行プログラムを稼働させたときには不良部分を読み取らずにアプリケーションプログラムが記録されている領域のデータを読み取ることで、該アプリケーションプログラムを稼働することができるようにしているが、コピーコマンドによって他の記録媒体にコピーする場合には、前記不良部分で読み取りができなくし、アプリケーションプログラムの不正コピーの防止を行っている(例えば、特許文献1参照。)。
特開2000−348435号公報
しかしながら、前記Midbar社の「Cactus Data Shield」の技術は、CD−DA(オーディオCD)の規格であるRed Book(レッドブック)規格に従ったものではなく、オーディオデータを再生するときには、CDプレーヤに必要以上の負荷がかかり、再生されるオーディオデータの音質が劣化することが知られており、音楽を高音質で再生したいユーザにとっては、満足できる技術ではなかった。また、特定のCDプレーヤでは再生すらできない場合もあり、ユーザに少なからず負担を強いていた。
一方、特許文献1記載の不正コピーの防止策としては、記録媒体に書き込まれたアプリケーションプロラムを対象とした技術であり、アプリケーションプログラムによって作成された文書データ、データベース、画像データ等のデータに対しての不正コピーの防止策として実施することができなかった。また、CD−ROMの規格であるYellow Book(イエローブック)規格に従った技術ではなかったため、その読み取り装置(例えば、CDドライブ)に同じく負荷を強いていた。
本願発明は、係る問題に鑑み、記録媒体毎の規格に従うことで、記録媒体の読み取り装置(プレーヤ、ドライブ)に無理な負荷を与えることがなく、かつ、他の記録媒体への不正コピーを防止できる記録媒体の記録方法、及び該記録方法による記録媒体への書き込み用プログラムを提供することを目的とする。
本願発明に係る記録媒体への記録方法は、コンピュータデータを記録するコンピュータデータ記録領域と、オーディオデータを記録するオーディオデータ記録領域とを少なくとも備えた記録方法であって、前記オーディオデータ記録領域に記録されるオーディオデータの少なくとも1曲目のプリギャップの長さを規定された時間より長く設定することを特徴とする。
したがって、プリギャップの長さを規定された時間より長くすることによって、記録媒体へのライティングソフトウエア(コピー用プログラム)にオーバーフロー等の異常な動作を起こさせることで、他の記録媒体にデータをコピーすることができなくなる。また、記録媒体の規格に従った記録方法であるので、再生装置(プレーヤ、ドライブ)に負荷を与えることがなく、音質を劣化させることや、特定のプレーヤで再生できないことがない。
したがって、プリギャップの長さを規定された時間より長くすることによって、記録媒体へのライティングソフトウエア(コピー用プログラム)にオーバーフロー等の異常な動作を起こさせることで、他の記録媒体にデータをコピーすることができなくなる。また、記録媒体の規格に従った記録方法であるので、再生装置(プレーヤ、ドライブ)に負荷を与えることがなく、音質を劣化させることや、特定のプレーヤで再生できないことがない。
また、前記オーディオデータ記録領域の1曲目のプリギャップの長さを20秒に設定してもよい。
また、前記記録媒体は回転可能な円盤状部材に記録領域を備え、前記記録領域の内周側部分に前記オーディオデータ記録領域を、かつ外周側部分に前記コンピュータデータ記録領域を備える、若しくは、前記記録領域の内周側部分に前記コンピュータデータ記録領域を、かつ外周側部分に前記オーディオデータ記録領域を備えさせてもよい。
また、前記記録媒体は、CD−ROM,CD−R,CD−RWのなかのいずれかの記録媒体を使用してもよい。
特に、本願発明に係る記録媒体への記録方法としては、Yellow Book(イエローブック)規格に規定されるMixed Mode形式で記録されるCD−ROM,CD−R,CD−RWのなかのいずれかの記録媒体への記録方法であって、前記記録媒体に記録されるCD−DA形式のオーディオデータの1曲目のプリギャップの長さが20秒となるように設定することを特徴とする。これによって、正規のCD−ROM,CD−R,CD−RWに記録されたデータと完全に同一の記録媒体を作成することができなくなり、不正コピーを防止することができる。
また、本願発明に係る記録媒体への書き込み用プログラムは、オーディオデータとコンピュータデータとを記録媒体に記録させるための書き込み用プログラムであって、記録予定のコンピュータデータを読み取るコンピュータデータ読み取り手段と、記録予定のオーディオデータを読み取るオーディオデータ読み取り手段と、前記オーディオデータ読み取り手段によって読み取られたオーディオデータのなかの少なくとも1曲目のプリギャップの長さを、規定された時間よりも長い時間に強制的に設定するプリギャップ設定手段と、前記プリギャップ設定手段によってプリギャップの長さが設定されたオーディオデータと、前記コンピュータデータ読み取り手段によって読み取られたコンピュータデータとを、前記記録媒体に書き込む記録媒体書き込み手段、としてコンピュータに機能させることを特徴とする。
また、本願発明に係る記録媒体への書き込みシステムとして、オーディオデータとコンピュータデータとを記録媒体に記録させるための書き込みシステムにおいて、記録予定のコンピュータデータを読み取るコンピュータデータ読み取り手段と、記録予定のオーディオデータを読み取るオーディオデータ読み取り手段と、前記オーディオデータ読み取り手段によって読み取られたオーディオデータの少なくとも1曲目のプリギャップの長さを、規定された時間よりも長い時間に強制的に設定するプリギャップ設定手段と、前記プリギャップ設定手段によって設定されたオーディオデータと、前記コンピュータデータ読み取り手段によって読み取られたコンピュータデータとを、前記記録媒体に書き込む記録媒体書き込み手段とをコンピュータに備えさせてもよい。
したがって、ユーザが作成したデータを容易に記録媒体に記録でき、さらには、そのデータは他の記録媒体に不正コピーされることがない。
また、本願発明に係る記録媒体への書き込みシステムとして、オーディオデータとコンピュータデータとを記録媒体に記録させるための書き込みシステムにおいて、記録予定のコンピュータデータを読み取るコンピュータデータ読み取り手段と、記録予定のオーディオデータを読み取るオーディオデータ読み取り手段と、前記オーディオデータ読み取り手段によって読み取られたオーディオデータの少なくとも1曲目のプリギャップの長さを、規定された時間よりも長い時間に強制的に設定するプリギャップ設定手段と、前記プリギャップ設定手段によって設定されたオーディオデータと、前記コンピュータデータ読み取り手段によって読み取られたコンピュータデータとを、前記記録媒体に書き込む記録媒体書き込み手段とをコンピュータに備えさせてもよい。
したがって、ユーザが作成したデータを容易に記録媒体に記録でき、さらには、そのデータは他の記録媒体に不正コピーされることがない。
また、前記プリギャップ設定手段によって設定されるプリギャップの長さは、20秒に設定してもよい。
また、前記記録媒体は回転可能な円盤状部材に記録領域を備え、前記記録媒体書き込み手段は、前記記録領域の内周側部分に前記オーディオデータを書き込み、かつ外周側部分に前記コンピュータデータを書き込む、若しくは、前記記録領域の内周側部分に前記コンピュータデータを書き込み、かつ外周側部分に前記オーディオデータを書き込むようにしてもよい。
また、前記記録媒体は、CD−R,CD−RWのいずれかの一方の記録媒体を使用してもよい。
また、前記記録媒体への書き込み用プログラムを記録媒体に記録させてもよい。
以上にしてなる本願発明に係る記録媒体への記録方法は、オーディオデータの1曲目のプリギャップの長さを規定の長さより長く設定することで、殆どの読み取り装置(プレーヤ、ドライブ)やライティングソフトウエアで、他の記録媒体に複製ができなくなり、不正コピーの防止策を施した記録媒体を作成することができる。また、特定の読み取り装置(プレーヤ、ドライブ)及びライティングソフトウエアを用いることで、他の記録媒体に記録することができたとしても、複製元の前記プリギャップの長さと複製先のオーディオデータの1曲目のプリギャップの長さが異なっているため、完全に同一の記録媒体とはならない。したがって、このプリギャップの相違に基づいて、正規の記録媒体と複製された記録媒体との識別要素とすることができる。また、記録媒体毎の規格に従っているので、読み取り装置(プレーヤ、ドライブ)に余分な負荷を与えることがなく、再生する音質を劣化させることがなく、特定の読み取り装置で再生できないということがない。
特に、正規の記録媒体としては、Yellow Book規格に規定されるMixed Modeで記録されるCD(CD−ROM,CD−R,CD−RW)に、CD−DA形式のオーディオデータの1曲目のプリギャップの長さを規定された長さよりも長い20秒に設定したオーディオデータとコンピュータデータを記録させていると、殆どのCDドライブやライティングソフトウエアで、他の記録媒体に複製ができなくなり、不正コピーの防止策を施したCDとなる。また、特定のCDドライブ及びライティングソフトウエアを用いることで、他の記録媒体に記録することができたとしても、複製元の前記プリギャップの長さと複製先のオーディオデータの1曲目のプリギャップの長さが異なっているため、完全に同一のCDとはならない。したがって、このプリギャップの相違に基づいて、正規のCDと複製されたCDとの識別要素とすることができる。また、CD−ROMの規格に従っているので、CDプレーヤに余分な負荷を与えることがなく、再生する音質を劣化させることがなく、特定のCDプレーヤでは再生できないということがない。
また、記録媒体への書き込み用プログラムは、コンピュータデータ読み取り手段、オーディオデータ読み取り手段、プリギャップ設定手段、記録媒体書き込み手段としてコンピュータを機能させるので、オーディオデータの1曲目のプリギャップの長さを長く設定したオーディオデータとコンピュータデータとを記録した記録媒体を作成することができる。したがって、この書き込み用プログラムを使用して作成した記録媒体は、殆どの読み取り装置(プレーヤ、ドライブ)やライティングソフトウエアで、他の記録媒体に複製ができなくなり、不正コピーの防止策を施した記録媒体となる。また、特定の読み取り装置(プレーヤ、ドライブ)及びライティングソフトウエアを用いることで、他の記録媒体に記録することができたとしても、複製元の前記プリギャップの長さと複製先のオーディオデータの1曲目のプリギャップの長さが異なっているため、完全に同一の記録媒体とはならない。したがって、このプリギャップの相違に基づいて、正規の記録媒体と複製された記録媒体との識別要素とすることができる。また、記録媒体毎の規格に従っているので、読み取り装置(プレーヤ、ドライブ)に余分な負荷を与えることがなく、再生する音質を劣化させることがなく、特定の読み取り装置で再生できないということがない。
また、書き込み用プログラムによって書き込まれる記録媒体として、CD−R又はCD−RW等の追加記録可能な記録媒体に記録させることによって、僅かな枚数でも低コスト且つコピープロテクトが施された記録媒体を作成することができる。
また、記録媒体への書き込み用プログラムをコンピュータが読み取り可能な記録媒体に記録させるので、該書き込み用プログラムをコンピュータにインストールすることにより、使用することができる。
本願発明におけるオーディオデータとは、デジタル化されたオーディオデータ(音楽データ)を示し、アナログデータ形式のデータは含まない。オーディオデータの具体的な一例としては、Red Book(レッドブック)規格に規定されたCD−DA(Compact Disk Digital Audio)の形式で記録されるデータ(オーディオデータ)などが挙げられるが、少なくともデジタル化されていれば、その他の方式(規格)で記録されるオーディオデータであってもよい。
また、本願発明におけるコンピュータデータとは、デジタル化されたコンピュータが読み取り可能なデータを示し、コンピュータで稼働可能なアプリケーションプログラムデータ(ゲームプログラム、ワードプロセッサプログラム等)や、前記アプリケーションプログラムで作成された、若しくは読み取り可能なファイルデータ(文書データ、画像データ、動画データ、データベースのデータ等)を示す。また、前記コンピュータデータに、前記オーディオデータは含まれない。
また、本願発明におけるコンピュータデータとは、デジタル化されたコンピュータが読み取り可能なデータを示し、コンピュータで稼働可能なアプリケーションプログラムデータ(ゲームプログラム、ワードプロセッサプログラム等)や、前記アプリケーションプログラムで作成された、若しくは読み取り可能なファイルデータ(文書データ、画像データ、動画データ、データベースのデータ等)を示す。また、前記コンピュータデータに、前記オーディオデータは含まれない。
オーディオデータ記録領域とは、前記オーディオデータを記録する領域であるが、該オーディオデータを読み取るために各記録媒体毎の規格で定められている制御用データ、オーディオデータに対応するプリギャップ等のデータが記録される領域である。
同様に、コンピュータデータ記録領域とは、前記コンピュータデータを記録する領域であるが、該コンピュータデータを読み取るための各記録媒体毎の規格で定められている制御用データ、前記コンピュータデータに対応するプリギャップ等のデータが記録される領域である。
同様に、コンピュータデータ記録領域とは、前記コンピュータデータを記録する領域であるが、該コンピュータデータを読み取るための各記録媒体毎の規格で定められている制御用データ、前記コンピュータデータに対応するプリギャップ等のデータが記録される領域である。
以下に示す実施例では、図1に示すように、前記オーディオデータ6と前記コンピュータデータ5とをYellow Book(イエローブック)規格に規定されているMixed Modeで記録されるCD(CD−ROM,CD−R,CD−RW)1への記録方法(記録構造)に関して述べる。
Yellow Book規格に規定されるMixed Modeは、図1及び図2に示すように、記録媒体であるCD(CD−ROM,CD−R,CD−RW)1の1つのセッションの中の第1トラック(内周側部分)2にコンピュータデータ5を記録し、第2トラック(外周側部分)3にオーディオデータ(CD−DAデータ)6を記録するものである。
なお、オーディオデータ6とコンピュータデータ5の双方を1つの記録媒体に記録する方法としては、Mixed Modeのように、円盤状部材1の記録領域の内周側部分2にコンピュータデータ5を、外周側部分3にオーディオデータ6を記録する方法、円盤状部材1の記録領域の内周側部分2にオーディオデータ6を、外周側部分3にコンピュータデータ5をそれぞれ記録する方法や、円盤状部材1の記録領域にオーディオデータ6とコンピュータデータ5とを交互に記録する方法などがある。
Yellow Book規格に規定されるMixed Modeは、図1及び図2に示すように、記録媒体であるCD(CD−ROM,CD−R,CD−RW)1の1つのセッションの中の第1トラック(内周側部分)2にコンピュータデータ5を記録し、第2トラック(外周側部分)3にオーディオデータ(CD−DAデータ)6を記録するものである。
なお、オーディオデータ6とコンピュータデータ5の双方を1つの記録媒体に記録する方法としては、Mixed Modeのように、円盤状部材1の記録領域の内周側部分2にコンピュータデータ5を、外周側部分3にオーディオデータ6を記録する方法、円盤状部材1の記録領域の内周側部分2にオーディオデータ6を、外周側部分3にコンピュータデータ5をそれぞれ記録する方法や、円盤状部材1の記録領域にオーディオデータ6とコンピュータデータ5とを交互に記録する方法などがある。
前記Red Book規格では、オーディオデータの開始位置よりも前の位置に備えられるプリギャップ4の長さとして、2秒以上の長さに設定するように規定されている。このプリギャップ4は、オーディオデータの1曲目と2曲目の間のように、曲と曲との間に設定される。また、CDプレーヤで、例えば、1曲目に続けて2曲目を再生させた場合には、2曲目の前に備えられたプリギャップのデータを再生することができるが、2曲目を直接指定した場合は、プリギャップ部分を再生せずに2曲目のオーディオデータを再生するようになっているので、プリギャップ4の最低時間(規定された時間)である2秒に通常設定されている。
図1は、Yellow Book規格に規定されたMixed ModeのCD1であり、内周側部分(第1トラック)2に前記コンピュータデータ5を記録したコンピュータデータ記録領域2、外周側部分(第2トラック)3に前記オーディオデータ6を記録したオーディオデータ記録領域3、リードイン領域(図示しない)、リードアウト領域(図示しない)によって主に構成されている。また、前記コンピュータデータ記録領域2及びオーディオデータ記録領域3には、プリギャップ4がそれぞれ備えられている。
通常、コンピュータデータ記録領域2及びオーディオデータ記録領域3に設定されるプリギャップ4の長さは、図2(a)に示すように、Red Book規格に規定された最低時間の2秒に設定されているが、本願発明に係る記録媒体では、図2(b)に示すように、オーディオデータ記録領域3に記録されるオーディオデータの1曲目のプリギャップ4aの長さを規定された2秒よりも長い時間に設定する。なお、図2では、オーディオデータ6としては1曲だけ記録しているが、2曲以上のオーディオデータ6を記録してもよい。また、図1は、コンピュータデータ記録領域2とオーディオデータ記録領域3の概念を説明したものであり、各領域の記録領域の面積を限定するものではなく、記録媒体1の殆どの記録領域をコンピュータデータ記録領域2が占有し、その残りの領域をオーディオデータ記録領域3が占有してもよいし、その逆であってもよい。また、記録媒体1の記録領域の全てにデータを記録していなくてもよい。
つぎに、Yellow Book規格に規定されるMixed Modeで記録されるCD(CD−ROM,CD−R,CD−RW)1に記録されるCD−DA形式のオーディオデータの1曲目のプリギャップ4aの長さを20秒に設定したときに、該CD1のデータを他の記録媒体であるCD−Rに完全にコピーできるか否かの実験をした。
プリギャップ4aの長さを20秒に設定したCD1のコピーを行った環境としては、表1に示した、OS(オペレーティングシステム)、CDドライブ(コピー元のCD1のデータの読み取り、及びコピー先のCD−Rへのデータの書き込みを行うドライブ)、ライティングソフトウエア(コピー先のCD−Rにデータの書き込みを行うソフトウエア)を組み合わせた環境で「ディスク・アット・ワンス(Disk At Once)」の記録方法で完全に一致するコピーが可能か否かを調べた。
実験の結果としては、表2に示すOS、CDドライブ、ライティングソフトウエアの組み合わせ以外では、コピー先のCD−R(他のCD−R)に書き込むことができずに、終了した。書き込みができなかった要因としては、プリギャップ4の長さが通常設定されている時間(規定されている時間)に比べて非常に長い時間が設定されているため、前記ライティングソフトウエアのオーバーフロー等の異常な動作を起こして、コピー先のCD−Rへの書き込みが行われなかったと思われる。
また、表2の環境でコピーしたCD−Rは、前記オーディオデータ6の1曲目のプリギャップ4aの長さが20秒から2秒に自動的に変更されていた。具体的には、コピー元のCD1は、図2(b)で示した構造で記録されていたが、コピー先のCD−Rでは、図2(a)で示した構造で記録されていた。つまり、表2で示した環境でCD1のコピーを行っても、完全に一致したCDにはならなかった。
以上のことから、プリギャップ4の長さを規定された時間(例えば2秒)よりも長い時間(例えば20秒)に設定して記録されたCD1は、殆どの環境において、他のCD−Rにコピーすることができないため、正規のCD(CD−ROM,CD−R,CD−RW)に記録しているオーディオデータ6及びコンピュータデータ5の不正コピーを防止することができる。
また、ごく一部のCDドライブ及びライティングソフトウエアによっては、他のCD−Rにコピーができるものの、オーディオデータの1曲目のプリギャップ4(4a)の長さが勝手に変更されて一致していないため、完全な不正コピーはできない。
つまり、オーディオデータの1曲目のプリギャップの長さを規定された長さよりも長く設定したCD1は、完全に同一の複製品を作成することができない。
さらに、正規のCDと、不正なCDとのプリギャップ4a(4)の違いを検出することにより、正規のCDであるか、不正コピーされたCDであるかの識別要素とすることもできる。
また、ごく一部のCDドライブ及びライティングソフトウエアによっては、他のCD−Rにコピーができるものの、オーディオデータの1曲目のプリギャップ4(4a)の長さが勝手に変更されて一致していないため、完全な不正コピーはできない。
つまり、オーディオデータの1曲目のプリギャップの長さを規定された長さよりも長く設定したCD1は、完全に同一の複製品を作成することができない。
さらに、正規のCDと、不正なCDとのプリギャップ4a(4)の違いを検出することにより、正規のCDであるか、不正コピーされたCDであるかの識別要素とすることもできる。
なお、上記の実験では、記録媒体としてCDを用いて正規のCDから完全な複製ができるか否かの実験を行っているが、DVD等の他の記録媒体であってもよい。
つぎに、実施例1で示したオーディオデータの1曲目のプリギャップ4が規定された時間よりも長く設定されているCD(CD−ROM,CD−R,CD−RW)を作成する記録媒体への書き込み用プログラムに関して説明する。
前記記録媒体への書き込み用プログラム(以下、書き込み用プログラムと称す。)7は、図4に示すように、コンピュータ14にインストールされ、記録媒体への書き込み用システムとして機能するプログラムである。また、このコンピュータ14には、記録媒体1に前記コンピュータデータ5とオーディオデータ6を書き込むドライブ(書き込み装置)15が通信ケーブル16で接続されている。なお、前記ドライブ15が、オーディオデータの読み取りを行うオーディオデータ読み取り手段11(図3参照)、コンピュータデータの読み取りを行うコンピュータデータ読み取り手段10(図3参照)を兼用してもよい。
本願発明に係る前記オーディオデータ6と前記コンピュータデータ5とを一枚の記録媒体1に書き込む(記録させる)書き込み用プログラム7は、図2及び図3に示すように、コンピュータデータ記録手段8に記録されているコンピュータデータ5を読み取るコンピュータデータ読み取り手段10と、オーディオデータ記録手段9に記録されているオーディオデータ6を読み取るオーディオデータ読み取り手段11と、前記オーディオデータ読み取り手段11によって読み取られたオーディオデータ6の1曲目のプリギャップ4(図2(a)参照)の長さを規定された時間よりも長い時間に強制的に設定するプリギャップ設定手段12と、前記プリギャップ設定手段12によってプリギャップ4a(図2(b)参照)の長さが設定されたオーディオデータ6と、前記コンピュータデータ読み取り手段10によって読み取られたコンピュータデータ5を記録媒体1に書き込む記録媒体書き込み手段13として、コンピュータを機能させるプログラムである。
前記コンピュータデータ読み取り手段10は、図3に示すように、CD−ROM,DVD−ROM,HDDなどのコンピュータデータ記録手段8に記録されているコンピュータデータ5を読み取る手段である。なお、読み取ったコンピュータデータ5のデータ形式から、前記記録媒体1に記録するときのデータ形式へのデータ形式変換が必要であれば、このデータ変換を行うコンピュータデータ変換部(図示しない)をコンピュータデータ読み取り手段10に備えさせて、記録媒体1に適したデータ形式へ変換してもよい。
なお、前記コンピュータデータ読み取り手段10が読み取るコンピュータデータ5としては、書き込み用プログラム7を操作するユーザが指定したコンピュータデータ5を読み取るが、該書き込み用プログラム7に前記コンピュータデータ記録手段8を備えさせて、予め定められているコンピュータデータ5を読み取るようにしてもよい。
なお、前記コンピュータデータ読み取り手段10が読み取るコンピュータデータ5としては、書き込み用プログラム7を操作するユーザが指定したコンピュータデータ5を読み取るが、該書き込み用プログラム7に前記コンピュータデータ記録手段8を備えさせて、予め定められているコンピュータデータ5を読み取るようにしてもよい。
前記オーディオデータ読み取り手段11は、図3に示すように、CD−DA,HDDなどのオーディオデータ記録手段9に記録されているオーディオデータ6を読み取る手段である。なお、読み取ったオーディオデータのデータ形式から、前記記録媒体1に記録するときのデータ形式へのデータ形式変換が必要であれば、このデータ形式変換を行うオーディオデータ変換部(図示しない)をオーディオデータ記録手段9に備えて、記録媒体1に記録するためのデータ形式に変換してもよい。また、前記オーディオデータ変換部は、アナログ形式のオーディオデータをPCM方式でデジタル変換する機能を備えてもよい。
なお、前記オーディオデータ読み取り手段11が読み取るオーディオデータ6としては、書き込み用プログラム7を操作するユーザが指定したオーディオデータ6を読み取るが、該書き込み用プログラム7に前記オーディオデータ記録手段9を備えさせて、予め定められているオーディオデータ6を読み取るようにしてもよい。
なお、前記オーディオデータ読み取り手段11が読み取るオーディオデータ6としては、書き込み用プログラム7を操作するユーザが指定したオーディオデータ6を読み取るが、該書き込み用プログラム7に前記オーディオデータ記録手段9を備えさせて、予め定められているオーディオデータ6を読み取るようにしてもよい。
前記プリギャップ設定手段12は、図3に示すように、前記オーディオデータ読み取り手段11によって読み取られたオーディオデータ6の中から1曲目に設定されたオーディオデータのプリギャップ4の長さを規定された時間よりも長い時間(例えば、規定された時間が2秒のときには、20秒)に設定する手段である。より具体的には、記録媒体1に記録するときに使われるキューシート(Cue Sheet)のデータの中から、1曲目のオーディオデータ6に関するデータを見つけ出す。そして、プリギャップ4が設定されているときには、その長さを変更し(例えば、20秒に変更し)、プリギャップが元々設定されていないときには、プリギャップを規定されている長さより長く設定して、図2(b)で示すプリギャップ4aのように規定されている時間より長いプリギャップとなるようにキューシートのデータを書き換える。
なお、強制的に書き換えられるプリギャップの長さは、予め設定された長さ(例えば20秒)に設定してもよいし、ユーザが書き込むときに、その長さを自由に設定できるようにしてもよい。なお、ユーザによってプリギャップの長さを設定できる場合には、記録媒体の記録容量、オーディオデータの容量、コンピュータデータの容量に基づいて、プリギャップの最長時間を演算して、該最長時間より短くプリギャップを設定するようにユーザに促してもよい。
なお、強制的に書き換えられるプリギャップの長さは、予め設定された長さ(例えば20秒)に設定してもよいし、ユーザが書き込むときに、その長さを自由に設定できるようにしてもよい。なお、ユーザによってプリギャップの長さを設定できる場合には、記録媒体の記録容量、オーディオデータの容量、コンピュータデータの容量に基づいて、プリギャップの最長時間を演算して、該最長時間より短くプリギャップを設定するようにユーザに促してもよい。
前記記録媒体書き込み手段13は、図3に示すように、前記コンピュータデータ読み取り手段10によって読み出されたコンピュータデータ5と、前記プリギャップ設定手段12によってプリギャップの長さが長く設定されたオーディオデータとを、記録媒体1に書き込む手段である。記録媒体1であるCD−R(CD−RW等の他の記録媒体であってもよい。)に、Yellow Book規格に規定されたMixed Modeで書き込む場合には、図2(b)に示すように、CD−Rの内周側部分からリードインデータを書き込み、続けてプリギャップ4、コンピュータデータ5、プリギャップ4a、オーディオデータ6を続けて書き込み、最後にリードアウトデータを書き込むように書き込み装置を制御する。
前記各手段としてコンピュータを機能させる書き込み用プログラム32を実行したときコンピュータ14のディスプレイに、図6で示す選択画面17を表示している。操作者が選択画面17を操作することで、記録媒体1に記録するユーザデータ31及びオーディオデータ6のそれぞれを選択できるようにしている。この選択画面17の左上のウインドウ18は、コンピュータ14(図4参照)に記録されているフォルダを表示しており、その中から操作者が選択したフォルダの中にあるファイル22やフォルダ26が右上のウインドウ19に表示されている。一方、左下のウインドウ20には、記録媒体(CD)のコンピュータデータ記録領域2を示すフォルダ23と、オーディオデータ記録領域3を示すフォルダ24が表示されている。図5では、フォルダ23が選択され、コンピュータデータ記録領域2に記録するコンピュータデータが右下のウインドウ21に表示されている。図5の右下のウインドウ21では、「Readme.doc」というファイル名のコンピュータデータが選択されている状態を示している。同様に、記録すべきオーディオデータを選択する場合には、左下のウインドウ20のフォルダ24を選択した後、右上のウインドウ19に表示されているオーディオデータのファイルを右下のウインドウ21にドラッグアンドドロップして選択する。そして、コンピュータデータ及びオーディオデータの両方を選択した操作者は、書き込み開始ボタン25を押下して、前記コンピュータ14(図4参照)がドライブ15(図4参照)に挿入されている記録媒体1(図4参照)に、選択したコンピュータデータとオーディオデータの双方を書き込む(記録する)。
上記のように、前記書き込み用プログラム7をコンピュータで実行させることにより、オーディオデータの1曲目のプリギャップの長さが長い記録媒体を作成することができる。つまり、実施例1でも示したように、コピーを行ったとしても、コピー元と完全に同一の記録状態(記録構造)でコピーすることができない記録媒体を作成することができる。
また、前記書き込み用プログラム7をコンピュータで実行して作成した記録済みのCD−Rは、プリギャップの長さを長く設定しているだけであり、前記Yellow Book規格に規定されたMixed Modeの規格に準拠しているので、CDプレーヤなどに負荷をかけることがなく、再生する音楽の音質を低減することがない。また、特定のCDプレーヤで再生することができないという問題もなくなる。
また、前記書き込み用プログラム7をコンピュータで実行して作成した記録済みのCD−Rは、プリギャップの長さを長く設定しているだけであり、前記Yellow Book規格に規定されたMixed Modeの規格に準拠しているので、CDプレーヤなどに負荷をかけることがなく、再生する音楽の音質を低減することがない。また、特定のCDプレーヤで再生することができないという問題もなくなる。
書き込みを行う記録媒体としては、CD−ROM,DVD−ROMのような追加記録及び書換記録ができない記録媒体であってもよいが、CD−R,CD−RW,DVD−R,DVD+R,DVD−RW,DVD+RW,DVD−RAMのような追加記録又は書換記録ができる記録媒体でもよい。特に、僅かな枚数(1,2枚から数十枚程度)の記録媒体を作成するときには、CD−Rなどの追加記録可能な記録媒体に書き込むことができるので、低コスト且つコピーすることができない記録媒体を作成することができる。
つまり、個人で作成した音楽及びコンピュータプログラムをCD−Rに容易に記録させることができ、かつそのデータを不正にコピーされることがない記録媒体とすることができる。
つまり、個人で作成した音楽及びコンピュータプログラムをCD−Rに容易に記録させることができ、かつそのデータを不正にコピーされることがない記録媒体とすることができる。
なお、記録媒体に記録させるオーディオデータ及びコンピュータデータは、記録媒体に記録する人が作成した音楽やコンピュータプログラムなど、他人の著作権等の権利を侵害しないデータを記録しなければならないことは当然のことである。
また、前記書き込み用プログラム7をCD−ROM,DVD−ROMなどのコンピュータが読み取り可能な記録媒体に記録させて販売し、購入者がこの書き込み用プログラム7を自身が所有するコンピュータにインストールしてもよい。
前記書き込み用プログラム7をコンピュータで実行し、前記コンピュータデータ読み取り手段10、前記オーディオデータ読み取り手段11、前記プリギャップ設定手段12、前記記録媒体書き込み手段13とがコンピュータに備えられている記録媒体への書き込みシステムとして、オーディオデータの1曲目のプリギャップが規定された時間よりも長く設定されたオーディオデータと、コンピュータデータが記録された記録媒体を作成することができる。
1 記録媒体,円盤状部材,CD
2 コンピュータデータ記録領域,内周側部分,第1トラック
3 オーディオデータ記録領域,外周側部分,第2トラック
4 プリギャップ
4a プリギャップ
5 コンピュータデータ
6 オーディオデータ
7 書き込み用プログラム
8 コンピュータデータ記録手段
9 オーディオデータ記録手段
10 コンピュータデータ読み取り手段
11 オーディオデータ読み取り手段
12 プリギャップ設定手段
13 記録媒体書き込み手段
14 コンピュータ
15 ドライブ
16 通信ケーブル
17 選択画面
18 ウインドウ
19 ウインドウ
20 ウインドウ
21 ウインドウ
23 フォルダ
24 フォルダ
25 書き込み開始ボタン
2 コンピュータデータ記録領域,内周側部分,第1トラック
3 オーディオデータ記録領域,外周側部分,第2トラック
4 プリギャップ
4a プリギャップ
5 コンピュータデータ
6 オーディオデータ
7 書き込み用プログラム
8 コンピュータデータ記録手段
9 オーディオデータ記録手段
10 コンピュータデータ読み取り手段
11 オーディオデータ読み取り手段
12 プリギャップ設定手段
13 記録媒体書き込み手段
14 コンピュータ
15 ドライブ
16 通信ケーブル
17 選択画面
18 ウインドウ
19 ウインドウ
20 ウインドウ
21 ウインドウ
23 フォルダ
24 フォルダ
25 書き込み開始ボタン
Claims (11)
- コンピュータデータを記録するコンピュータデータ記録領域と、オーディオデータを記録するオーディオデータ記録領域とを少なくとも備えた記録方法において、
前記オーディオデータ記録領域に記録されるオーディオデータの少なくとも1曲目のプリギャップの長さを規定された時間より長く設定することを特徴とする記録媒体への記録方法。 - 前記オーディオデータ記録領域の1曲目のプリギャップの長さを20秒に設定してなる請求項1記載の記録媒体への記録方法。
- 前記記録媒体は回転可能な円盤状部材に記録領域を備え、
前記記録領域の内周側部分に前記オーディオデータ記録領域を、かつ外周側部分に前記コンピュータデータ記録領域を備える、
若しくは、前記記録領域の内周側部分に前記コンピュータデータ記録領域を、かつ外周側部分に前記オーディオデータ記録領域を備えてなる請求項1又は2記載の記録媒体への記録方法。 - 前記記録媒体は、CD−ROM,CD−R,CD−RWのなかのいずれかからなる請求項3記載の記録媒体への記録方法。
- Yellow Book規格に規定されるMixed Mode形式で記録されるCD−ROM,CD−R,CD−RWのなかのいずれかの記録媒体への記録方法において、
前記記録媒体に記録されるCD−DA形式のオーディオデータの1曲目のプリギャップの長さが20秒となるように設定することを特徴とする記録媒体への記録方法。 - オーディオデータとコンピュータデータとを記録媒体に記録させるための書き込み用プログラムであって、
記録予定のコンピュータデータを読み取るコンピュータデータ読み取り手段と、
記録予定のオーディオデータを読み取るオーディオデータ読み取り手段と、
前記オーディオデータ読み取り手段によって読み取られたオーディオデータのなかの少なくとも1曲目のプリギャップの長さを、規定された時間よりも長い時間に強制的に設定するプリギャップ設定手段と、
前記プリギャップ設定手段によってプリギャップの長さが設定されたオーディオデータと、前記コンピュータデータ読み取り手段によって読み取られたコンピュータデータとを、前記記録媒体に書き込む記録媒体書き込み手段、
としてコンピュータに機能させるための記録媒体への書き込み用プログラム。 - 前記プリギャップ設定手段によって設定されるプリギャップの長さは、20秒に設定されてなる請求項6記載の記録媒体への書き込み用プログラム。
- 前記記録媒体は回転可能な円盤状部材に記録領域を備え、
前記記録媒体書き込み手段は、
前記記録領域の内周側部分に前記オーディオデータを書き込み、かつ外周側部分に前記コンピュータデータを書き込む、
若しくは、前記記録領域の内周側部分に前記コンピュータデータを書き込み、かつ外周側部分に前記オーディオデータを書き込んでなる請求項6又は7記載の記録媒体への書き込み用プログラム。 - 前記記録媒体は、CD−R,CD−RWのいずれかの一方である請求項8記載の記録媒体への書き込み用プログラム。
- 前記請求項6から9に記載の記録媒体への書き込み用プログラムが記録された、コンピュータが読み取り可能な記録媒体。
- オーディオデータとコンピュータデータとを記録媒体に記録させるための書き込みシステムにおいて、
記録予定のコンピュータデータを読み取るコンピュータデータ読み取り手段と、
記録予定のオーディオデータを読み取るオーディオデータ読み取り手段と、
前記オーディオデータ読み取り手段によって読み取られたオーディオデータの少なくとも1曲目のプリギャップの長さを、規定された時間よりも長い時間に強制的に設定するプリギャップ設定手段と、
前記プリギャップ設定手段によって設定されたオーディオデータと、前記コンピュータデータ読み取り手段によって読み取られたコンピュータデータとを、前記記録媒体に書き込む記録媒体書き込み手段とを
コンピュータに備えることを特徴とする記録媒体への書き込みシステム。
Priority Applications (2)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2004058019A JP2005251260A (ja) | 2004-03-02 | 2004-03-02 | 記録媒体への記録方法、記録媒体への書き込み用プログラム、該プログラムが記録された記録媒体、及び記録媒体への書き込みシステム |
PCT/JP2005/003504 WO2005083710A1 (ja) | 2004-03-02 | 2005-03-02 | 記録媒体への記録方法、記録媒体への書き込み用プログラム、該プログラムが記録された記録媒体、及び記録媒体への書き込みシステム |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2004058019A JP2005251260A (ja) | 2004-03-02 | 2004-03-02 | 記録媒体への記録方法、記録媒体への書き込み用プログラム、該プログラムが記録された記録媒体、及び記録媒体への書き込みシステム |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2005251260A true JP2005251260A (ja) | 2005-09-15 |
Family
ID=34909083
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2004058019A Pending JP2005251260A (ja) | 2004-03-02 | 2004-03-02 | 記録媒体への記録方法、記録媒体への書き込み用プログラム、該プログラムが記録された記録媒体、及び記録媒体への書き込みシステム |
Country Status (2)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2005251260A (ja) |
WO (1) | WO2005083710A1 (ja) |
Family Cites Families (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH08147766A (ja) * | 1994-11-18 | 1996-06-07 | Victor Co Of Japan Ltd | 光ディスク及びそのチェック装置 |
EP0899733B1 (en) * | 1997-08-28 | 2001-03-21 | Sony DADC Austria AG | Optical disc copy management system |
JP2003233949A (ja) * | 2001-12-06 | 2003-08-22 | Ricoh Co Ltd | 書き込み可能型光ディスク、光ディスク書き込み装置、媒体判定用プログラム、記録媒体、プログラム読み取り方法、及び情報処理システム |
-
2004
- 2004-03-02 JP JP2004058019A patent/JP2005251260A/ja active Pending
-
2005
- 2005-03-02 WO PCT/JP2005/003504 patent/WO2005083710A1/ja active Application Filing
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
WO2005083710A1 (ja) | 2005-09-09 |
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