JP2005251054A - 位置情報提供システム、提供方法、プログラムおよびコンピュータ読み取り可能な記録媒体 - Google Patents

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Abstract

【課題】 バスを利用する利用者が所有する携帯端末にバスの現在位置を表示する。
【解決手段】 バス2は、自身の現在位置を検出して、現在位置とバス識別情報とを含むバス走行情報をバス管理サーバ1に一定時間ごとに送信する。バス管理サーバ1は、バス2から送信されたバス走行情報に基づいて、地図データ格納部11に格納されている地図上におけるバスの現在位置を座標データに変換してバスデータを生成する。携帯端末3が地図データを格納していないときは、携帯端末3は地図データを取得し、格納されているときは、バスデータのみを取得する。これら取得された地図データおよびバスデータに基づいて携帯端末3の画面31上にバスの現在位置を表示する。
【選択図】 図1

Description

本発明は、携帯端末にバスの位置情報を提供するための位置情報提供システム、提供方法、プログラムおよびコンピュータ読み取り可能な記録媒体に関するものである。
様々な交通機関の中で、路線バスや路面電車等を含む路面輸送車両、特に路線バスに代表されるバスは、電車や飛行機等といった他の交通機関と比較して、交通渋滞や事故渋滞等によりバスが到着する予定の時刻から遅れて停留所に到着するということがある。特に、交通量が多い幹線道路等を走行する路線バスは、バスが予定時刻より大幅に遅れて停留所に到着するということが頻繁に発生する。このように、バスが大幅に遅れて到着すると、バスの利用者にとって時間の浪費を招くだけではなく、環境条件や気候条件等により停留所で待つ利用者に大きな負担を招くことがある。
そこで、バスの利用者は、利用するバスの運行状況を把握することができると、バスの到着を停留所ではなく、環境条件が良い場所で待つことができ、利用者の負担を軽減することができる。また、バスの運行状況に合わせて、停留所に向かう時間を調節できるため、時間の浪費をしなくても済む。
このように、バスの運行状況に関する情報がバスの利用者に提供されることが望ましいが、この提供方法として、バスの利用者の携帯端末にバスの運行状況に関する情報を通知する方法がある。すなわち、近年、携帯電話やPHS(Personal Handyphone System)、PDA(Personal Digital Assistance)等の携帯端末は、単に通話のみに留まらず、インターネットへの接続や電子メールとしての利用も可能になってきている。例えば、携帯端末にWWW(World Wide Web)のブラウザが搭載されていると、パソコンがなくとも手軽に情報の提供を受けることができる。従って、バスの利用者が所有する携帯端末にバスの運行状況に関する情報を通知するようにすると、バスの利用者の時間の浪費や負担等の諸問題を解決することができる。
そこで、バスが停留所を通過した時間や過去の道路交通情報センタ等の情報に基づいて、情報センタがバスの到着予定時刻を計算して予測し、予測された到着予定時刻の情報をバスの利用者の携帯端末に通知するというものは従来から知られている(例えば、特許文献1参照。)。
特開2003−67891号公報
しかしながら、特許文献1の発明において、携帯端末に通知される情報としては、情報センタが予測したバスの到着予定時刻の情報であるため、計算に誤差が発生した場合は、誤った情報が提供されるため、バスの利用者に不都合が発生する。すなわち、計算した結果発生した誤差が、バスの利用者に提供したバスの到着予定時刻よりも多少遅くなる誤差であれば、バスの利用者は、発生した誤差の時間だけ停留所で待つだけでよい。しかしながら、誤差が、バスの利用者に提供したバスの到着予定時刻よりも早くなる誤差であれば、利用者が提供された情報に基づいて停留所に到着したときには、既にバスが発車してしまい、利用者は目的のバスに乗ることができず、次のバスを待たなくてはならないという不都合が発生する。
これは、例えば、利用者が情報センタにバスの到着予定時刻の要求をしたときに事故渋滞等により大幅な渋滞が発生していたとすると、利用者にはこの渋滞を考慮した到着予定時刻を通知する。しかしながら、その後に渋滞が解消したとすると、情報センタが利用者に提供した到着予定時刻よりも早い時刻にバスが到着し、そして出発してしまう。このとき、利用者が到着予定時刻に基づいて停留所に到着したとしても、既にバスは出発した後であり、利用者は目的のバスを利用することができず、次のバスを待たなくてはならないという不都合が発生する。
そこで、本発明は、バスの到着予定時刻ではなく、バスの現在位置を利用者に提供することにより、利用者自身がバスの到着時刻を判断することができる位置情報提供システム、提供方法、プログラムおよびコンピュータ読み取り可能な記録媒体を提供すること目的とする。
本発明の位置情報提供システムは、バスを利用する利用者が所有する携帯端末に前記バスの現在位置を送信する位置情報提供システムであって、前記バスの現在位置を検出する位置検出手段と、前記バスを識別するためのバス識別情報および前記現在位置を検出する手段により検出されたバス走行位置情報を有するバス走行情報を送信するバス通信手段とを有するバスと、少なくとも停留所を含む一定の領域を有する地図のデータである地図データを格納する地図データ格納手段と、前記バス通信手段から送信された前記バス走行情報に基づいて前記バスの現在位置が前記地図上の座標データに変換された情報であるバスデータを格納するバスデータ格納手段と、前記利用者が所有する前記携帯端末から要求があったときは、前記地図データまたは前記バスデータの何れか1つを前記携帯端末に送信する制御手段と、を有するバス管理サーバと、前記地図データが格納されていないときは、前記地図データおよび前記バスデータまたは前記地図データのみを取得するように前記バス管理サーバに要求し、前記地図データが格納されているときには、前記バスデータのみを取得するように前記バス管理サーバに要求するアプリケーション手段を有する携帯端末と、を有することを特徴とする。
また、本発明の位置情報提供方法は、バスを利用する利用者が所有する携帯端末に前記バスの現在位置を送信する位置情報提供方法であって、前記バスが、このバスの現在位置を検出するステップと、前記バスの現在位置と前記バスを識別するためのバス識別情報とを含むバス走行情報を前記バスの運行を管理するバス管理サーバに前記バスから送信するステップと、少なくとも停留所を含む一定の領域を有する地図のデータである地図データと前記バス通信手段から送信された前記バス走行情報に基づいて前記バスの現在位置を前記地図上の座標データに変換された情報であるバスデータを生成するステップと、前記利用者が所有する前記携帯端末に、前記利用者が利用する前記バスの前記地図データが格納されていないときは、前記携帯端末から前記バス管理サーバに前記地図データおよび前記バスデータまたは前記バスデータのみを要求するステップと、前記利用者が所有する前記携帯端末に、前記利用者が利用する前記バスの前記地図データが格納されているときは、前記携帯端末から前記バス管理サーバに前記バスデータのみを要求するステップと、前記地図データまたは前記バスデータを取得して前記携帯端末の画面上に前記バスの現在位置を表示することを特徴とする。
ここで、前記携帯端末に取得される前記地図データは、少なくとも停留所を含む一定の領域を有する地図データであるが、この地図データは前記バスの始点から終点までの走行経路全体の地図のデータであってもよいし、前記利用者が乗車を行う停留所付近の地図のデータであってもよいし、他のものであってもよい。すなわち、前記携帯端末から前記バスデータを要求するときには、前記利用者は乗車する停留所を入力するために、この停留所の情報に基づいて、前記バス管理サーバは、前記停留所を含む一定の領域を有する地図を前記携帯端末に送信する。
また、前記地図データには、さらに広告や案内等の情報が含まれていてもよい。例えば、前記地図データの前記停留所の付近に、公共施設や店舗等の情報を表示することができる機能が付加されていると、前記利用者は前記停留所の位置を容易に把握することができる。また、例えば、観光地において路線バスを利用する場合、目安となる観光名所等の案内を表示することができる機能が付加されていると、前記利用者が初めて訪れた場所においても、容易に停留所の位置を把握することができる。
また、例えば、観光地において路線バスを利用した場合、前記地図データが前記携帯端末に取得されるが、この地図データは、再利用されることはほとんどないため、前記利用者が前記地図データを消去できるようにしてもよい。一方、通勤や通学等で使用される最寄り駅へのアクセス等として頻繁に利用する場合には、地図データの消去は行わず、再利用することもできる。
また、前記地図データは前記バス管理サーバが独自で持つものであってもよいが、前記地図データを提供している他のサービスから前記地図データを提供されるものであってもよい。
また、本発明はアプリケーションにより携帯端末の画面上に地図を表示し、その上にバスの位置を表示しているが、初回のみ地図データを取得し、2回目以降はバスデータのみを取得するものであれば、アプリケーションに限られず、他のものであってもよい。
本発明は、ユーザの携帯端末にバスが走行する地図の地図データと現在走行しているバスのバスデータを提供することにより、ユーザはバスが現在走行している位置を把握することができ、ユーザ自身がバスの到着時刻を正確に予測することができる。
以下、本発明の実施形態について説明する。図1において、本実施形態の位置情報提供システムは、バス管理サーバ1とバス2と携帯端末3とインターネット網4と移動通信網5とGPS(Global Positioning system)6と道路交通情報センタ7とを有して構成される。
バス管理サーバ1は、バス2の運行を管理するバス会社の営業所等に設置され、バス2の現在位置を常に把握し、パケット通信が可能な携帯端末3を利用するバス2の利用者(以下、ユーザという)に対してバスの走行位置の情報を提供する。ここで、一般に、バス会社は1台ではなく複数台のバス2を管理するため、全てのバス2の現在位置を常に把握する。そして、このようなバス2は、様々な走行経路(以下、系統という)を走行するため、バス管理サーバ1は系統ごとに各バス2の現在位置を把握する。このようなバス管理サーバ1は、地図データ格納部11とサーバ受信部12とバスデータ生成部13とバスデータ格納部14と付加情報格納部15と課金部16と制御部17とを有して構成される。
地図データ格納部11は、XとYとの2軸により構成される2次元の画像形式のデータであって、ユーザの携帯端末3の画面上に表示される地図のデータである地図データを格納する。この地図データは、バス管理会社が管理する全てのバス2が走行する走行経路を網羅する地図のうち、少なくとも停留所を含む一定の領域(以下、ブロックという)を持った地図のデータである。例えば、このブロックとしては、停留所とその周囲の地図のデータであってもよいし、1つの系統の始点から終点までの走行経路とその近辺の地図のデータであってもよいし、1つの系統の始点から終点までの走行経路を含む広範囲な地図データであってもよい。このとき、広範囲な地図データには1つの系統だけでなく、複数の系統が含まれる場合がある。また、重複した経路を走行するバス2の系統の地図データや近接した地域を走行するバス2の系統の地図データは1つの地図データとして纏めることが効率的な場合もあるため、複数の系統の始点から終点までの走行経路が網羅されるような地図であってもよい。また、このように複数の系統の始点から終点までの走行経路が網羅されるような地図であって、この地図がさらに分割された地図データであってもよいし(ただし、この場合は、地図データに少なくとも1つの停留所が含まれている必要がある)、バス2の走行経路から離れている場所の地図データが省かれたものであってもよい。さらに、1ブロックが全ての系統の走行経路を網羅するような地図であってもよい。ユーザは乗車するバス2の停留所に接近しているバス2の現在位置を知ることができればよいため、少なくともバス2の停留所が含まれている地図のデータであれば、どのようなものであってもよい。そのため、地図データ上には、停留所がマークやグラフィック等により表示される。このようなブロックにより形成される地図データは、バス管理会社が管理する全てのバス2が走行する走行経路を網羅する地図のデータから予めブロックに分割されたものが用意されるものであってもよいし、要求があったときにブロックに分割するようにしてもよい。
サーバ受信部12は、バス管理サーバ1が管理する全てのバス2から、バス2が現在どの位置を走行しているかのバス走行位置情報とバス2を識別するためのバス識別情報とを含むバス走行情報を、例えば10秒間隔、30秒間隔等のように一定時間ごとに無線により全てのバス2から受信して、受信したバス走行情報をバスデータ生成部13に送る。バスデータ生成部13は、サーバ受信部12から送られたバス走行情報に基づいて、バス走行情報をユーザの携帯端末3に送信可能なバスデータに変換してバスデータ格納部14に格納する。なお、このサーバ受信部12は、バス管理サーバ1を構成するコンピュータと一体に形成されるものでなくてもよく、バス2から無線の情報を受信して、バスデータ生成部13に送られるものであればよい。
ここで、バスデータについて説明する。ユーザは、携帯端末3を利用してバス管理サーバ1からの情報に基づいてバス2の走行位置を把握することができるが、その表示態様としては、例えば図2に示されるように、携帯端末3の画面上に停留所(図2では、Tとする)を含む地図を表示し、その地図上にバス2が走行している位置を例えばマークやグラフィック等(図2では、Bとする)により表示する。そして、地図上において、バス2の走行経路を例えば矢印等により表示する。ここで、地図上には、停留所と走行しているバスとの位置がマークやグラフィック等により表示される。従って、ユーザには、携帯端末3に表示可能な地図データと地図データ上におけるバス2の走行位置のデータを提供しなくてはならないが、このバス2の走行位置のデータはあくまでも地図データに対応したデータでなくてはならない。すなわち、地図データはXとYとの2軸により構成される画像形式のデータであることから、ユーザの携帯端末3に提供されるバス2の走行位置のデータは地図データ上のX座標とY座標とにより構成される座標データでなくてはならない。従って、バスデータ生成部13は、バス2から送信されるバス走行情報のバス識別情報とバス2の現在位置の情報とに基づいて、各バス2の現在位置を携帯端末3に表示される地図データ上のX座標とY座標とに変換することにより座標データを含むバスデータを生成して、バスデータ格納部14に格納する。例えば、バス2からのバス走行情報のうちバス2の現在位置の情報がGPS6による緯度および経度の情報である場合には、これら緯度および経度の情報と地図データ格納部11に格納されている地図データとを対比させて、座標データを計算してバスデータを生成する。また、地図データ格納部11に格納されている地図データの緯度および経度の基準点をバスデータ生成部13が保持している場合は、その基準点からの相対位置により、座標データを計算してバスデータを生成する。このとき、バス管理サーバ1が管理する全てのバス2は走行しているため、常に走行位置は変化する。そして、その走行位置は一定時間ごとにバス管理サーバ1に送信されるため、バスデータ生成部13は一定時間ごとにバスデータを生成してバスデータ格納部14に格納する。
付加情報生成部15は、例えば道路交通情報センタ7と接続されており、道路渋滞や工事情報等の付加情報を携帯端末3に対して送信する。課金部16は、例えば、月額や年額等の利用期間に応じて、または利用した回数等に応じて、ユーザに対して課金を行うことができるが、無料でバスの位置情報を提供する場合には、課金部16は設けられる必要はない。制御部17は、ユーザの携帯端末3との間で行われる通信の制御を行うための手段である。
バス2は主に路線バスであり、バス管理サーバ1と通信を行うためのバス通信装置21とGPS6の衛星から電波を受信するためのGPS受信機22とを有して構成される。すなわち、GPS6の衛星から電波により、緯度および経度等の情報からバス2の絶対的な走行位置を検出する。そして、検出されたバス走行位置の情報であるバス走行位置情報およびバスを識別するための各バス固有な情報であるバス識別情報を含むバス走行情報を、バス通信装置21により一定時間ごとに、無線でバス管理サーバ1に送っている。ここで、図1に記載されているバス2は1台であるが、勿論、複数台のバス2が存在するものとする。
携帯端末3は、通話の他にパケット通信が可能な端末であり、インターネット網4、移動通信網5を介してパケット通信によりバス管理サーバ1からバスデータや地図データ等の情報の提供を受けることができる。図2に示されるように、携帯端末3は、表示を行うための画面31、ユーザが操作を行うための入力部32および通信を行うためのアンテナ33を有して構成される。ここで、携帯端末3には、通話機能やブラウザ機能等の他に、自身が格納しているアプリケーションを実行することができるものとする。
このようなアプリケーションを実行することができる実行環境の一例として、携帯電話で一般に使用されているJAVA(登録商標)アプリケーションについて説明する。図3に示されるように、携帯端末3が有するソフトウェアは、OS(Operating System)34、VM(Virtual Machine)35、JAVA(登録商標)アプリケーション36等により構成される。OS34はアプリケーションの動作や入出力等の制御を行うためのものであり、VM35は、JAVA(登録商標)コンパイラによって生成された中間プログラムを解釈、実行するためのものである。これらOS34、VM35により、JAVA(登録商標)アプリケーション36は、異なるプラットフォームを持つ携帯端末3において実行することが可能になる。なお、ここでは、携帯電話において一般的に普及しているJAVA(登録商標)アプリケーションについて説明したが、勿論他のものであってもよく、要は、携帯端末3においてアプリケーションを実行することが出来るものであれば良い。
このような通話機能やブラウザ機能の他にアプリケーションを実行する機能を持つ携帯端末3を使用してユーザはバス2が現在どの位置を走行しているかを把握することができる。すなわち、携帯端末3に搭載されるアプリケーションとしては、予め図示しない携帯端末3の記憶領域に格納されている地図データを画面上に表示し、取得したバスデータに基づいて地図データ上におけるバス2の走行位置をマークやグラフィック等により表示する機能を持つ。ここで、一般に、携帯端末3の形状は比較的小さいことから、取得した地図のデータが1画面に表示することができない場合、例えばその一部のみを表示し、表示されない領域については入力部32を操作することにより、地図データをスクロールすることができる機能をアプリケーションは有するものとする。すなわち、図2の画面31上の、31A、31B、31Cおよび31Dは、夫々右方向、上方向、左方向および下方向にさらに表示する地図データがあることを示し、入力部32を操作することにより、地図データをスクロールさせることができる。
そして、携帯端末3に搭載されるアプリケーションはさらに更新機能を有するものとする。ここで、ユーザが本システムを利用するときには、携帯端末3に地図データとバスデータとをバス管理サーバ1から取得する必要があるが、これらのうち、バス2はその位置が常に変化するために随時更新する必要があるが、地図データは変化しないため、地図データは初回のみ取得する。従って、系統が同一のものであれば、2回目以降は、地図データは取得せず、バスデータのみを取得するようにする。このように、初回は画像形式の地図データを取得するため大きな通信量が発生するが、2回目以降は単純にX座標とY座標との2値情報であるバスデータを取得するため、2回目以降は通信量を非常に少なくすることができる。このように、ユーザは携帯端末3のアプリケーションを使用して、新たにバス2がどの位置を走行しているかを把握するときは、例えば入力部32の入力ボタン32Bを押下することにより、バス管理サーバ1に新たにバスデータを取得するように要求することができる。なお、図1においては携帯端末3が1台のみ記載されているが、勿論、ユーザの数に応じて、複数の携帯端末3が存在する。
次に、本システムの動作を、バスデータを生成する生成動作とバスデータおよび地図データを提供する提供動作とに分けて説明する。
最初に、図4を参照して、生成動作について説明する。図4において、バス2に搭載されているGPS受信機22は、GPS6の衛星から送られる電波により緯度および経度等の情報から現在走行しているバス2の絶対的な位置を検出する(ステップS11)。そして、検出したバス2の現在位置である緯度および経度の情報含むバス走行位置情報はバス識別情報と一緒にバス走行情報としてバス管理サーバ1のサーバ受信部12に送信される(ステップS12)。
サーバ受信部12は、受信したバス走行情報をバスデータ生成部13に送り、バスデータ生成部13は、バス識別情報を参照して、バス2がどの系統を走行するバス2であるかを参照して、その系統に対応する地図データを参照するために地図データ格納部11に対して地図データの参照要求を行う(ステップS13)。地図データ格納部11は、要求された系統に対応する地図データを読み出してバスデータ生成部13に送る(ステップS14)。
バスデータ生成部13は、バス2から送信されたバス走行情報に含まれているバス走行位置情報と地図データ格納部11から読み出された地図データとを対比し、バス走行位置情報が示すバスの走行位置を、読み出された地図データ上におけるX座標およびY座標に変換して、バスデータを生成する(ステップS15)。ここで、バスデータ生成部13が地図データ格納部11に格納されている地図データの基準点を保持している場合は、その基準点からの相対位置により地図データを参照することなくバスデータを生成する。そして、生成されたバスデータは、バス識別情報および系統情報と一緒にバスデータ格納部14に送られ、バスデータ格納部14は、例えば図5に示されるように、バス識別情報ごとにバスデータを格納する(ステップS16)。
以上のような生成動作は、全てのバス2についてバス走行情報が送信されるたびに行われ、図5に示されるようなバスデータは、バス走行情報が送信されるたびに更新されるため、バスデータは頻繁に更新される。なお、図5では、バスを識別するためのバス識別情報を、「0001」のように番号により識別するようにしたが、数字とアルファベットとの組み合わせ等により行ってもよい。例えば、「S駅」を出発する系統が「S」というアルファベットで表される場合、「S」系統の1番目のバスのバス識別情報は、「S1」等のようにしてもよい。要は、バス識別情報は、他のものと区別できる固有な識別子を持つものであればよい。
次に、提供動作について説明する。ここで、バス管理サーバ1から携帯端末3に提供する情報は、バスデータと地図データとがあるが、上述したように、同一の系統のものであれば地図データは初回のみ取得され、2回目以降はバスデータのみ取得される。従って、提供動作を地図データ提供動作とバスデータ提供動作とに分けて説明する。
最初に地図データ提供動作について、図6を用いて説明する。ユーザは、自身の携帯端末3の入力部32を操作して、アプリケーションを起動する(ステップS21)。アプリケーションを起動すると、現在位置の表示を行うバス2を特定するための入力を要求する旨の表示がされ、ユーザは現在位置の表示を行うバス2を特定するための入力を行う(ステップS22)。ここで、入力態様としては、少なくともユーザが乗車を行う停留所の情報は入力されなくてはならない。すなわち、表示を行うのは、ユーザが乗車を行う停留所に接近しているバス2であるため、少なくともこの停留所を含むブロックの地図のデータである地図データを特定するための停留所の情報を入力する必要がある。また、ユーザが乗車を行う停留所を含む系統の始点から終点までの全ての走行経路を表示させたい場合は、合わせて、系統情報も入力する。また、複数の系統も一括して取得したい場合は、合わせて複数の系統情報を入力する。さらに、近接した地域全体の地図を取得したい場合は、合わせてその地域を入力する。
このように、少なくともユーザはバス2の停留所の情報を入力しなくてはならないが、ユーザが入力部32を操作することにより、停留所の名前を直接入力するものであってもよいし、選択された系統の停留所を表示し、その中から選択するものであってもよい。このように、バス管理サーバ1が管理する全ての系統の中から選択する場合、全てのバス2を一度に表示して、その中から選択するようにすると、目的の系統を探すことは難しくなる。そこで、例えば、都道府県から市区町村を選択できるようにして、その中からバス2の系統を選択できるようにすると、ユーザは目的の系統を探すことが容易になる。また、例えば、携帯端末3にユーザの住所を記憶することができると、ユーザの住所の近辺を走行しているバス2の系統を優先的に表示することにより、目的の系統を探すことが容易になる。さらに、ユーザの携帯端末3にGPS機能が搭載されている場合、ユーザがいる場所の近辺を走行しているバス2の系統を優先的に表示することにより、目的の系統を探すことが容易になる。このとき、各停留所の情報が携帯端末3に記録されていない場合は、バス管理サーバ1の図示しない停留所の情報を記録する記録手段に記録されている各停留所の情報を取得するようにしてもよい。
また、ユーザが停留所の名前を把握していないとき、例えば観光地等を走行する路線バスに乗車するときには、停留所の名前を把握していないことが多いが、このような場合、キーワードから停留所を選択することができるようにしてもよい。例えば、観光名所や旅館等の名前を入力し、入力されたものに基づいて、停留所の候補を表示し、その中から選択するようにしてもよい。
また、停留所の他に例えば系統情報を入力する場合は、ユーザがさらに系統を選択するが、このとき、系統名を直接入力するようにしてもよいし、複数の系統の中から選択できるようにしてもよい。また、系統が分からない場合は、乗車する停留所と降車する停留所とを選択して、これら2つの停留所の情報から系統を割り出すようにしてもよい。このときの系統の選択も、同様に、各系統の情報が携帯端末3に記録されていない場合は、バス管理サーバ1の図示しない系統情報を記録する記録手段に記録されている各系統の情報を取得するようにしてもよい。さらに、複数の系統や地域等を選択するときも同様である。
このようにして、画面に表示される内容に従って、現在位置を表示するバス2を特定するための情報が入力されると、アプリケーションは、ユーザが入力した情報に基づいて地図データが携帯端末3に格納されているかを確認する(ステップS23)。ここで、地図データは携帯端末3に格納されていないため、アプリケーションは、地図データを取得する地図データ要求をバス管理サーバ1に対して行う(ステップS24)。このとき、地図データ要求には、地図データを要求する旨の情報と停留所を識別するための停留所情報とが含まれているものとする。また、さらに系統情報や選択された地域の情報がある場合には、それらの情報も含まれる。
携帯端末3から出された地図データ要求は、移動通信網5、インターネット網4を介して、バス管理サーバ1の制御部17に入力される。制御部17は、地図データ要求に含まれる停留所情報を地図データ格納部11に送信し(ステップS25)、地図データ格納部11は受信した停留所情報に基づいて地図データを読み出して(ステップS26)、制御部17に地図データを返信する。このとき、さらに系統情報や地域の情報等がある場合には、それらの情報に基づいて地図データを返信する。制御部17は、地図データ格納部11から送られた地図データを、インターネット網4、移動通信網5を介してユーザの携帯端末3に送信する。携帯体端末3のアプリケーションは、送信された地図データを図示しない記憶領域に地図データを格納する(ステップS27)。
次に、バスデータ提供動作について、図7を用いて説明する。ユーザは、自身の携帯端末3の入力部32を操作して、アプリケーションを起動する(ステップS31)。アプリケーションを起動すると、地図データ提供動作と同様に、表示を行うバス2を特定するための入力を要求する旨の表示があるため、同様に表示を行うバス2を特定するための情報を入力する(ステップS32)。このバス2を特定するための情報の入力は、地図データ提供動作と同様である。
そして、アプリケーションは、地図データが格納されているかを確認する(ステップS33)。ここで、選択された系統の地図データは格納されているため、アプリケーションはバスデータを取得するバスデータ要求をバス管理サーバ1に対して行うことができる(ステップS34)。このとき、バスデータ要求のタイミングとしては、例えば図2に示されるようなバスデータの要求を行うための更新ボタン32Bをユーザが押下することにより行われてもよい。また、ユーザが予め30秒ごと、1分ごと、5分ごと等のように一定時間が経過した後に、自動的にアプリケーションがバスデータを要求するように設定することにより、アプリケーションは一定時間ごとに自動的にバスデータを要求することができる。このとき、この設定は、例えばメニューボタンである32Aを押下することにより設定することができる。特に、短い時間間隔でバスデータを要求するように設定すると、ほぼリアルタイムでバスの走行位置を確認することができるが、勿論短い時間間隔でバスデータを要求するようにすると、その分通信量は増大する。このとき、バスデータ要求には、バスデータを要求する旨の情報と系統情報と乗車する停留所の情報(以下、停留所情報という)とが含まれているものとする。
携帯端末3から出されたバスデータ要求は、移動通信網5、インターネット網4を介して、バス管理サーバ1の制御部17に入力される。制御部17は、バスデータ要求に含まれる系統情報および停留所情報をバスデータ格納部14に送信し(ステップS35)、バスデータ格納部11は受信した系統情報および停留所情報に基づいて、バスデータを読み出す(ステップS36)。このとき、バスデータの読み出しは、停留所情報が示す停留所の地図データ上での座標位置から、この座標位置に最も近い座標を持つバスデータを選択する。
ここで、都心部を走行するバス2は、1つの系統について多くのバス2が走行していることが多い。従って、比較的短い間隔で複数台のバス2が走行していることがあるため、その場合、停留所に最も接近しているバス2だけではなく、その次のバス2の走行位置の情報も取得することもできる。その場合、停留所2の座標位置に最も近いものと、その次の座標を持つバスデータとを選択する。また、入力された系統に所属する全てのバス2の走行位置を取得する場合は、全てのバス2のバスデータを取得する。また、複数の系統が選択された場合や地域が選択された場合には、その範囲内を走行するバス2の全てのバスデータを取得する。そして、読み出されたバスデータは、制御部17に送られ、制御部17は、送られたバスデータをインターネット網4、移動通信網5を介してユーザの携帯端末3に送信する。
携帯端末3は、図示しない記憶領域に格納されている地図データを表示し(ステップS37)、バス管理サーバ1から送信されたバスデータを、例えばマークやグラフィック等により表示する(ステップS38)。このとき、アプリケーションは、バス2の走行経路を矢印等により、ユーザが視認することができる形で表示する。
ここで、地図データ提供動作において、携帯端末3には地図データのみではなく、同時にバスデータを取得してもよい。すなわち、地図データを取得するときに、バス2を特定するための情報が入力されているため、この情報に基づいて、バス管理サーバ1から地図データと同時にバスデータも取得してもよい。
以上により、ユーザは、自身が所有する携帯端末3において、画面31上に表示される地図データおよび地図データにおいて表示されるバスデータの情報に基づいて、バスの走行位置を正確に把握することができ、目的の停留所に到着する時間を自身で予測することができる。また、1つの系統の地図データは初回のみ取得して、2回目以降はバスデータのみを取得するようにしたため、毎回地図データを取得する必要はなく、通信量を抑制することができる。すなわち、バスデータは単純な座標データであるため、そのデータ量は非常に小さい。従って、通信にかかる費用を抑制することができると同時に、高速にバスデータを取得することができる。
また、バス2の運行を管理するバス会社は、このようにバスの現在位置の情報をユーザに提供することにより、バス2が停留所に到着する時間が遅れた場合に、例えばタクシーや電車等の代替手段を利用されることを防止することができる。すなわち、バスの利用者に時間的な余裕がない場合、バス2が予定通りに停留所に到着しないと、タクシーや電車などの代替手段を利用することがある。このとき、バス2の現在位置を利用者が把握することができると、多少の遅れであれば、バス2の到着を待つことができ、代替手段を利用されることを防止することができる。
ところで、図1において、バス管理サーバ1は、付加情報制御部15を有している。この付加情報制御部15は、道路交通センタ7に接続されており、渋滞情報や工事情報等を取得することができる。このような渋滞情報や工事情報等をバスデータと一緒に携帯端末3に送信するようにし、送信されたバスデータに加えて、渋滞情報や工事情報等も表示するように構成すると、ユーザの判断材料は増えるため、さらに正確な到着時間の予測を行うことができる。このときの表示態様としては、例えば、図8に示されるように、地図上に表示されている道路のうち渋滞している部分の横に渋滞していることを示す表示をする。
また、バス管理サーバ1は、課金部16を有しているが、例えば、本システムを1回利用するごとに課金する場合は、バスデータ要求または地図データ要求があるごとにユーザに対して課金するようにすることができる。また、一定期間が経過した後に課金するようにする場合、アプリケーションは一定期間ごとに、バス管理サーバ1の課金部16にアクセスし、このアクセスごとにユーザに対して課金するようにすることができる。また、ユーザに対して課金を行わない場合は、課金部16は設けられる必要がない。
また、地図データ提供動作およびバスデータ提供動作において、系統情報を選択するときに、アプリケーションから系統情報を選択したが、例えばバス管理サーバ1に図示しない系統情報記憶手段が備えられる場合、アプリケーションは、ユーザの要求に応じて、または一定期間ごとに系統情報を更新して、自身が保持する系統情報を最新のものに更新することができる。
ここで、バス2の走行位置を検出するために、GPS6を使用したが、より精度の高い走行位置の検出を行うために、例えば携帯電話やPHS等に備えられる位置検出機能をさらに利用してもよい。携帯電話やPHS等は通話が途中で切断されないように、通常、単一の基地局ではなく、複数の基地局と同時に通信を行うことができるように構成される。このように、携帯電話やPHS等が複数の基地局からの電波を受信することができると、携帯電話やPHS等の範囲をある程度特定することができる。すなわち、1つの基地局は、自身を中心とした円状の領域内の携帯電話やPHS等と通信を行うため、複数の基地局と同時に通信することができると、各基地局が通信をカバーする円が重なり合った領域に携帯電話やPHS等があることが把握することができるため、ある程度の位置を特定することができる。
例えば、図8に示されるように、バス2が上述したような携帯電話やPHS等の通信装置23を搭載していると、GPS6だけではなく、通信装置23により、さらに精度の高い位置の検出を行うことができる。図8では、バス2は、3つの基地局WB1、WB2、WB3と通信することが可能な領域にいるため、これによりバス2の位置をある程度特定することができる。このとき、3つの基地局のうち、例えば基地局WB3とバス2との距離が最も短いと、バス2の通信装置23は、基地局WB3からの電波を最も強く受信することができるため、さらに領域内での位置を特定することができる。
また、バス管理サーバ1から携帯端末3に地図データおよびバスデータを取得するときは、移動通信網5およびインターネット網4を介して行ったが、例えば携帯端末がBluetoothや赤外線等による近距離無線通信を行うことができる機能を有している場合には、その機能を使用して地図データおよびバスデータの取得を行ってもよい。例えば、図9に示されるように、バス管理サーバ1は、停留所8A乃至8Nに備えられる停留所通信手段81と有線により接続されているものとし、停留所8A乃至8Nの停留所通信手段81は、無線通信が可能な範囲にいるユーザの携帯端末3と近距離無線通信を行うことができるようにする。このように、バス管理サーバ1に有線接続されている停留所8A乃至8Nの停留所通信手段81とユーザの携帯端末3とが近距離無線通信を行うことにより、移動通信網5を介することなく、地図データおよびバスデータを取得することができる。
ここで、移動通信網5を使用することなく地図データおよびバスデータを取得することができると、通信に係る料金を抑制することができる。すなわち、移動通信網5は通信事業者が保有しているものであり、この移動通信網5を使用するときは、通信を行うデータの量に応じて通信事業者によりユーザに対して課金が行われる。そこで、上述したように、移動通信網5を使用することなく、近距離無線通信を使用すると、移動通信網5を使用することはなくなるため、ユーザの費用の負担を発生することを防止することができる。
位置情報提供システムの構成図である。 携帯端末の概略図である。 アプリケーションの実行環境の一例を示す説明図である。 生成動作を示すシーケンスチャートである。 バスデータ格納部に格納されるバスデータの形式の説明図である。 地図データが格納されていない場合の提供動作を示すシーケンスチャートである。 地図データが格納されている場合の提供動作を示すシーケンスチャートである。 渋滞情報が表示されている携帯端末の概略図である。 複数の基地局からバスの位置を検出する方法を示す説明図である。 近距離無線通信を利用してバスの位置情報を取得する位置情報提供システムの構成図である。
符号の説明
1 バス管理サーバ 2 バス
3 携帯端末 6 GPS
11 地図データ格納部 13 バスデータ生成部
14 バスデータ格納部 16 制御部
21 バス通信装置 22 GPS受信機

Claims (8)

  1. バスを利用する利用者が所有する携帯端末に前記バスの現在位置を送信する位置情報提供システムであって、
    前記バスの現在位置を検出する位置検出手段と、前記バスを識別するためのバス識別情報および前記現在位置を検出する手段により検出されたバス走行位置情報を有するバス走行情報を送信するバス通信手段とを有するバスと、
    少なくとも停留所を含む一定の領域を有する地図のデータである地図データを格納する地図データ格納手段と、前記バス通信手段から送信された前記バス走行情報に基づいて前記バスの現在位置が前記地図上の座標データに変換された情報であるバスデータを格納するバスデータ格納手段と、前記利用者が所有する前記携帯端末から要求があったときは、前記地図データまたは前記バスデータの何れか1つを前記携帯端末に送信する制御手段と、を有するバス管理サーバと、
    前記地図データが格納されていないときは、前記地図データおよび前記バスデータまたは前記地図データのみを取得するように前記バス管理サーバに要求し、前記地図データが格納されているときには、前記バスデータのみを取得するように前記バス管理サーバに要求するアプリケーション手段を有する携帯端末と、を有することを特徴とする位置情報提供システム。
  2. 前記バスの現在位置の検出は、GPSにより、または前記バスに搭載され、電波を発信することができる複数の基地局と通信することができる装置により、または前記GPSおよび前記装置により行われることを特徴とする請求項1記載の位置情報提供システム。
  3. 前記携帯端末から前記バス管理サーバに対して要求される前記バスデータの取得要求は、前記携帯端末を操作するユーザの操作により、または前記ユーザが予め設定した一定時間ごとに行われることを特徴とする請求項1記載の位置情報提供システム。
  4. バスを利用する利用者が所有する携帯端末に前記バスの現在位置を送信する位置情報提供方法であって、
    前記バスが、このバスの現在位置を検出するステップと、
    前記バスの現在位置と前記バスを識別するためのバス識別情報とを含むバス走行情報を前記バスの運行を管理するバス管理サーバに前記バスから送信するステップと、
    少なくとも停留所を含む一定の領域を有する地図のデータである地図データと前記バス通信手段から送信された前記バス走行情報に基づいて前記バスの現在位置を前記地図上の座標データに変換された情報であるバスデータを生成するステップと、
    前記利用者が所有する前記携帯端末に、前記利用者が利用する前記バスの前記地図データが格納されていないときは、前記携帯端末から前記バス管理サーバに前記地図データおよび前記バスデータまたは前記バスデータのみを要求するステップと、
    前記利用者が所有する前記携帯端末に、前記利用者が利用する前記バスの前記地図データが格納されているときは、前記携帯端末から前記バス管理サーバに前記バスデータのみを要求するステップと、
    前記地図データまたは前記バスデータを取得して前記携帯端末の画面上に前記バスの現在位置を表示することを特徴とする位置情報提供方法。
  5. 前記バスの現在位置の検出は、GPSにより、または前記バスに搭載され、電波を発信することができる複数の基地局と通信することができる装置により、または前記GPSおよび前記装置により行われることを特徴とする請求項4記載の位置情報提供方法。
  6. 前記携帯端末から前記バス管理サーバに対して要求される前記バスデータの取得要求は、前記携帯端末を操作するユーザの操作により、または前記ユーザが予め設定した一定時間ごとに行われることを特徴とする請求項4記載の位置情報提供システム。
  7. 請求項4乃至6の何れか1項に記載の方法をコンピュータに実行させることを特徴とするプログラム。
  8. 請求項7記載のプログラムを記録したことを特徴とするコンピュータ読み取り可能な記録媒体。
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