JP2018049139A - 情報処理装置、情報処理方法、及びプログラム - Google Patents

情報処理装置、情報処理方法、及びプログラム Download PDF

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Abstract

【課題】目的地に近いバス停を、複数のバス路線から選択可能にする【解決手段】ユーザから複数のバス路線の選択を受け付ける受付部と、バス路線と、当該バス路線に含まれるバス停とを対応付けて保存する記憶部から、選択された複数のバス路線に紐づくバス停の情報を抽出する抽出部と、抽出したバス停の情報を地図上に表示させる表示制御部と、を備える。【選択図】図5

Description

本発明は、情報処理装置、情報処理方法、及びプログラム等に関する。
バスや電車等の交通機関の利用者には、交通機関に乗車する際に、その運行状況を確認したいというニーズがある。そのため、各交通機関における運行状況に関する情報を提供するサービスが従来から広く普及している。
例えば、特許文献1には、携帯電話、PHSなどのディスプレイ付き携帯型情報端末機を用いて、最寄りのバス停やバスの運行状況などの情報を利用者に提供するシステムについて開示されている。特許文献1に記載のシステムでは、利用者が携帯する情報端末機より発する電波を基に、該利用者の現在地を計算する位置決め手段、位置決め手段より算出された該利用者の位置より該利用者の利用可能なバス停を表示する最寄りバス停検索・表示手段、該利用者の現在位置とバス停を含む地図を表示する地図表示手段、最寄りバス停検索・表示手段により表示された候補一覧表から該利用者が利用するバス停名の選択あるいは入力、さらに系統・行き先を選択した後、利用可能なバスの現在地情報を検索し、検索されたバスがユーザの要求する利用バス停に到着するまでの所要時間を計算して、ユーザ端末に送信するバス位置情報提供手段、を備える。
特開2003−217093号公報
特許文献1に記載されるシステムでは、利用者の携帯端末にバスの運行情報を表示させることができる。しかし、このような従来のシステムでは、地図上に単一のバス路線の情報しか表示させることができない。そのため、例えば、利用者は目的地に最も近いバスの停留所に停車する路線を、地図上において複数の路線間で比較することができない。
そこで、本発明は、上記事情に鑑み、目的地に近いバス停を、複数のバス路線から選択可能にすることを目的とする。
本発明による、情報処理装置は、ユーザから複数のバス路線の選択を受け付ける受付部と、バス路線と、当該バス路線に含まれるバス停とを対応付けて保存する記憶部から、選択された複数のバス路線に紐づくバス停の情報を抽出する抽出部と、抽出したバス停の情報を地図上に表示させる表示制御部と、を備える。
また、本発明による情報処理方法は、ユーザから複数のバス路線の選択を受け付けるステップと、バス路線と、当該バス路線に含まれるバス停とを対応付けて保存する記憶部から、選択された複数のバス路線に紐づくバス停の情報を抽出するステップと、抽出したバス停の情報を地図上に表示させるステップと、を含む。
また、本発明によるプログラムは、コンピュータに、ユーザから複数のバス路線の選択を受け付けるステップと、バス路線と、当該バス路線に含まれるバス停とを対応付けて保存する記憶部から、選択された複数のバス路線に紐づくバス停の情報を抽出するステップと、抽出したバス停の情報を地図上に表示させるステップと、を実行させる。
なお、本明細書等において、「部」とは、単に物理的構成を意味するものではなく、その構成が有する機能をソフトウェアによって実現する場合も含む。また、1つの構成が有する機能が2つ以上の物理的構成により実現されても、2つ以上の構成の機能が1つの物理的構成により実現されてもよい。
本発明によれば、目的地に近いバス停を、複数のバス路線から選択可能になる。
本発明の一実施形態における経路案内システムのシステム構成の一例を示す構成図である。 本発明の一実施形態における端末装置及び情報処理装置の機能ブロックの一例を示す図である。 本発明の一実施形態におけるバス停情報DB及び路線情報DBの一例を示す図である。 本発明の一実施形態におけるバス停のアイコンの一例を示す図である。 本発明の一実施形態における路線表示部が表示する画面の一例を示す図である。 本発明の一実施形態における経路案内システムの処理フローを示すシーケンス図である。 本発明の一実施形態における端末装置、及び情報処理装置のハードウェア構成の一例を示す図である。
[実施形態]
以下、本発明の実施の形態の1つについて詳細に説明する。なお、以下の実施の形態は、本発明を説明するための例示であり、本発明をその実施の形態のみに限定する趣旨ではない。また、本発明は、その要旨を逸脱しない限り、さまざまな変形が可能である。さらに、当業者であれば、以下に述べる各要素を均等なものに置換した実施の形態を採用することが可能であり、かかる実施の形態も本発明の範囲に含まれる。またさらに、必要に応じて示す上下左右等の位置関係は、特に断らない限り、図示の表示に基づくものとする。さらにまた、図面における各種の寸法比率は、その図示の比率に限定されるものではない。また、以下においては、理解を容易にするべく、情報処理装置を利用して本発明が実現される実施の形態を例にとって説明するが、上述の如く、本発明はそれに限定されない。
<1.システム構成の概要>
図1は、本実施形態に係る情報処理装置100を含む経路案内システム10の構成の一例を示している。図1に示すように、経路案内システム10は、ネットワークNを介して、情報処理装置100と、端末装置200とが互いに接続されて、構成されている。本実施形態に係る経路案内システム10において、情報処理装置100は、端末装置200に対して、複数のバス路線に関する情報が表示された地図情報を提供する機能を有する。
ネットワークNは、無線ネットワークや有線ネットワークにより構成される。通信ネットワークの一例としては、携帯電話網や、PHS(Personal Handy−phone System)網、無線LAN(Local Area Network)、3G(3rd Generation)、LTE(Long Term Evolution)、4G(4th Generation )、WiMax(登録商標)、赤外線通信、Bluetooth(登録商標)、有線LAN、電話線、電灯線ネットワーク、IEEE1394等に準拠したネットワークがある。
端末装置200は、ネットワークNに接続されたコンピュータである。具体的には、端末装置200として、例えば携帯電話やスマートフォン、PC(Personal Computer)、PDA(Personal Digital Assistants)、タブレット、ウェアラブル(Wearable)端末、ゲーム機、カーナビゲーション装置等が想定されるが、これらに限られるものではない。たとえば、移動することなくルート案内をシミュレートする場合などは、可搬性を有さないデスクトップPCなどの端末装置であってもよい。
情報処理装置100は、ネットワークNに接続されたコンピュータであり、例えばPCやサーバ装置等が挙げられる。
<2.機能構成>
<2−1.端末装置200の機能>
図2(A)を参照して、本実施形態に係る端末装置200の機能構成について説明する。端末装置200は、たとえばGPS(Global Positioning System)等により断続的に位置情報を取得して、ネットワークNを介して情報処理装置100へ送信する機能を備えた情報処理装置である。
図2(A)に示すように、端末装置200は、CPU及びメモリを含む主制御部220、ネットワークNと接続するための通信部240、ユーザからの操作を受け付けるタッチパネル等の入力部210、画面を表示する表示部250、現在の位置情報を測位する測位部260等を備えていることが好ましい。
ユーザは、端末装置200に地図アプリケーション(以下、地図アプリという)をインストールすることで、情報処理装置100から地図情報を取得して地図を表示したり、経路案内サービスが利用可能となることが望ましい。経路案内サービスは、情報処理装置100の提供する、ユーザに対して任意の出発地から目的地までの経路を検索し、情報提供するサービスをいう。
ユーザは経路案内サービスを利用する際に、端末装置200を用いて情報処理装置100へ経路探索要求を送信する。送信される経路探索要求には、出発地の位置情報と目的地の位置情報とが含まれていることが好ましい。例えばユーザは、端末装置200を用いて、測位部260が測位した現在位置の緯度経度を出発地の位置情報として探索部101へ送信することができる。また、例えば、ユーザは端末装置200上に表示された地図上の地点から任意の地点を選択し、選択した地点に対応する座標を出発地又は目的地の位置情報として、端末装置200から情報処理装置100へと送信することができる。
<2−2.情報処理装置100の機能>
次に、図2(B)を参照して、本実施形態に係る情報処理装置100の機能構成について説明する。図2(B)に示すように情報処理装置100は、機能部として、例えば、地図情報DB131、案内情報DB132、バス停情報DB133、路線情報DB134、探索部101、路線表示部102、及び表示調整部103を有している。
地図情報DB131には、地図を描画するための、例えばベクトルデータやラスタデータ、注記(注釈)データ等の種々の地図におけるコンテンツのデータが、緯度経度情報に対応付けられて保存されている。地図情報DB131に蓄積されているコンテンツのデータは、例えば、道路、鉄道、河川、山岳、商業施設、金融機関、住宅、標識、イベント情報、店舗情報、施設情報、交通規制情報、アイコン、注記情報等の所定の属性を有している。
案内情報DB132には、例えば端末装置200のユーザに対して経路案内を行うための道路ネットワークデータが保存されている。道路ネットワークデータは、道路の交差点、屈曲点、端点などをノードとし、各ノード間を結ぶ経路をリンクとし、ノードデータ(ノードの緯度及び経度)と、リンクデータ(リンク番号)と、全てのリンクのコスト情報(距離や所要時間)に関するリンクコスト情報データとを含むデータベースとして構成される。なお、情報処理装置100は、外部の管理サーバから、道路ネットワークデータを取得し、あらかじめ案内情報DB132に保存していることが望ましい。しかしこれに限定されず、端末装置200から経路探索の要求を受信するたびに、外部の管理サーバに問い合わせて道路ネットワークデータを参照する構成であってもよい。
バス停情報DB133には、バス停に関する情報が保存されている。図3(A)は、バス停情報DB133の一例を示す図である。図3(A)に示すように、バス停情報DB133には例えば、バス停の識別子に、バス停の名称、緯度経度等の位置情報、対応するバス停をルートに含むバス路線の識別子、及びアイコンの画像等が対応付けられて保存されている。なお、バス路線がルートに含むバス停は、当該バス路線を走行するバスが停車するバス停のことをいう。また、情報処理装置100は、外部の管理サーバから、バス停情報を取得し、あらかじめバス停情報DB133に保存していることが望ましい。しかしこれに限定されず、端末装置200から経路探索の要求を受信するたびに、外部の管理サーバに問い合わせてバス停情報を参照する構成であってもよい。
路線情報DB134には、バス路線に関する情報が保存されている。図3(B)は、路線情報DB134の一例を示す図である。図3(B)に示すように、路線情報DB134には例えば、バス路線の識別子に、バス路線の名称、及びそのバス路線がルートに含むバス停の識別子が対応付けられて保存されている。なお、情報処理装置100は、外部の管理サーバから、路線情報を取得し、あらかじめ路線情報DB134に保存していることが望ましい。しかしこれに限定されず、端末装置200から経路探索の要求を受信するたびに、外部の管理サーバに問い合わせて路線情報を参照する構成であってもよい。
探索部101は、地図アプリをインストールした端末装置200から、目的地までの経路探索要求を受け付けた場合に、案内情報DB132を参照し、設定されたコスト情報に基づいて目的地までのルートを探索する。たとえば、探索部101は、端末装置200から送信された出発地と目的地の緯度経度に従い、案内情報DB132の道路ネットワークデータを参照して、出発地から目的地までのルートを探索する。このとき出発地のノードから目的地のノードに至るリンクを順次探索し、リンクのコスト情報が最小となるリンクをたどって案内ルートとすることによって最適ルートを探索することができる。このようなルート探索の手法としてはラベル確定法やダイクストラ法などの周知の手法を利用することができる。なお、「最適な」ルートとは、出発地から目的地までのコスト情報が最小であることをいう。
路線表示部102は、地図上に複数のバス路線に関する情報を端末装置200に表示させる。バス路線に関する情報は、例えば、バス路線に含まれるバス停の名称や、バス停のアイコン、バスが走行するルート、上り下りの識別、バスの接近情報等である。
路線表示部102は、ユーザが選択した任意のバス停をルートに含む複数のバス路線を端末装置200に表示される地図上に、表示させることが好ましい。具体的には、路線表示部102は、端末装置200からバス停の選択を受け付けた場合に、バス停情報DB133を参照して、端末装置200に選択されたバス停をルートに含むバス路線の一覧を、端末装置200に表示させることができる(後述する図5(C)参照。)。バス路線の一覧からユーザが地図に表示させたいバス路線を選択すると、路線表示部102は、路線情報DB134を参照して、選択されたバス路線に紐づくバス停の識別子を取得する。さらに路線表示部102は、バス情報DB133を参照し、当該バス停の識別子に紐づくアイコンを、端末装置200に表示される地図上における、バス停の位置情報に対応する座標に表示させる。このとき路線表示部102は、表示されるバス停のアイコンが、どのバス路線に含まれるか判別可能なように端末装置200に表示させることが好ましい。例えば路線表示部102は、バス停のアイコンをバス路線ごとに色分けして表示させたり、同一のバス路線に含まれるバス停のアイコンを線で結んで表示させることができる。
なお、路線表示部102は、探索部101が受け付けた目的地から所定の範囲内に位置するバス停について、当該バス停をルートに含む複数のバス路線に関する情報を端末装置200に表示される地図上に、表示させることも可能である。この場合、例えば路線表示部102は、バス情報DB133を参照し、位置情報が目的地から所定の範囲内に含まれるバス停の識別子を抽出する。次に、路線表示部102は、路線情報DB134を参照し、抽出したバス停の識別子に紐づくバス路線を抽出し、抽出したバス路線に紐づくバス停の識別子を取得する。さらに路線表示部102は、バス停情報DB133を参照し、取得したバス停の識別子紐づくアイコンを、端末装置200に表示される地図上における、バス停の位置情報に対応する座標に表示させる。
さらに、路線表示部102は、ユーザに選択された地域(例えば、市区町村等)をルートに含むバス路線の情報を表示することもできる。この場合、例えば路線表示部102は、バス停情報DB133を参照して、選択された地域に位置情報が含まれるバス停の識別子を抽出する。さらに路線表示部102は、路線情報DB134を参照して、抽出したバス停の識別子に紐づくバス路線の識別子を抽出し、再度バス停情報DB133を参照して、抽出したバス路線に紐づくバス停について、アイコンを端末装置200に表示される地図上に表示させる。
また、路線表示部102は、目的地から最も近いバス停をルートに含むバス路線を強調表示して、ユーザにお勧めルートとして提案することができる。さらに、路線表示部102は、端末装置200において、バス路線を表示させる際に、バス路線全体が端末装置200に表示されるように、地図の縮尺を制御することも可能である。
このように、路線表示部102が複数のバス路線に関する情報を同時に地図上に表示させることによって、ユーザは目的地に近いバス停を、複数のバス路線から比較して選択することができる。なお、本実施形態では、情報処理装置100が路線表示部102を備える構成であるが、端末装置200が路線表示部102を備える構成でもよい。
表示調整部103は、複数のバス路線がルートに含むバス停を、識別可能になるように端末装置200に対して表示の調整を行う。図4は、表示調整部103がバス停のアイコンの表示を調整する方法の一例を示す模式図である。
図4(A)は、表示調整部103が、各バス停のアイコンに、当該バス停をルートに含むバス路線の数を対応付けるように表示を調整した場合の例である。この例では、バス停のアイコンの右肩に、バス路線数(この場合は、5)が表示されている。
図4(B)は、表示調整部103が、同一路線に含まれるバス停のアイコン同士を結んで表示するように調整した場合の例である。図4(B)の例では、3つのバス路線R1、R2、R3と、9つのバス停のアイコンS1〜S9が表示されている。また、バス路線R1に含まれるバス停のアイコンS2,S7〜S9は実線で結ばれており、バス路線R2に含まれるバス停のアイコンS1〜S3は破線で結ばれており、バス路線R3に含まれるバス停のアイコンS2、S4〜S6は一点鎖線で結ばれて、それぞれ表示されている。この例では、バス停のアイコンS2が3本以上の線で接続されていることから、複数のバス路線に含まれるバス停であることが分かる。さらに表示調整部103は、このときバス路線の選択を受け付け、選択されたバス路線がルートに含むバス停のアイコンを強調して表示させることも可能である。例えば、バス路線R1が選択された場合には、表示調整部103は、バス停のアイコンS2,S7〜S9を強調表示させることができる。強調表示の一例として、表示調整部103は、バス停のアイコン(この例ではアイコンS2,S7〜S9)を最前面に表示させたり、太字で表示させたり、点滅して表示させたりすることができる。
なお、表示調整部103による表示の調整方法は、図4に示した例に限定されない。例えば、表示調整部103は、単一のバス路線しかルートに含まないバス停よりも、複数のバス路線がルートに含むバス停を大きいアイコンで表示することができる。このとき、表示調整部103は、バス路線数に比例してアイコンの大きさを制御することが好ましい。また、表示調整部103は、バス停のアイコンをずらして表示することもできる。なお、本実施形態では、情報処理装置100が表示調整部103を備える構成であるが、端末装置200が表示調整部103を備える構成でもよい。
<3.画面例>
次に、図5を用いて端末装置200に表示される画面の一例について説明する。図5は、本実施形態に係る情報処理装置100が端末装置200に提供する地図情報の一例を示す図である。
図5(A)は、地図に表示させる施設を選択する画面の一例を示している。図5(A)の例では、画面上部に、「コンビニ」、「ファーストフード」、「銀行」、「駅」、及び「バス」の施設ボタンB1が表示されている。ユーザは複数の施設ボタンB1から、地図に表示させるアイコンの種類を選択することができる。ユーザが任意の施設ボタンB1(図5の例ではバス)を選択すると、図5(B)に示す画面が表示される。
図5(B)は、ユーザが選択した施設のアイコンが、地図上に表示される画面の一例を示す図である。図5(B)の例では、バス停のアイコンB2が複数地図上に表示されている。図5(B)の画面において、ユーザが任意のバス停のアイコンB2を選択すると、選択されたバス停をルートに含むバス路線の一覧画面(図5(C))が表示される。
図5(C)の例では、バス路線の一覧画面は、地図に表示させるバス路線をユーザに選択させるためのチェックボックスB3を備えている。ユーザは、表示されたバス路線の一覧から、チェックボックスB3を用いて地図上に表示させたいバス路線を複数選択することができる。なお、バス路線の選択は、チェックボックスに限定されず、プルダウンやボタン等、任意の入力手段によって行われる構成でもよい。
図5(D)は、図5(C)の画面において選択されたバス路線に含まれるバス停のアイコンが地図上に表示される画面の一例を示している。図5(D)の例では、バス路線ごとにバス停のアイコンが色分けして表示されている。
このように本実施形態に係る情報処理装置100では、複数のバス路線に含まれるバス停のアイコンを地図上に表示させることができる。これによって、ユーザは、目的地に到達するのに適切なバス路線を比較しながら検討することができる。
<3.処理フロー>
図6を用いて、本実施形態に係る情報処理装置100の地図表示処理のフローについて説明する。なお、以下に説明する処理のフローに含まれる各処理ステップは、処理内容に矛盾を生じない範囲で、任意に順番を変更して又は並列に実行することができるとともに、各処理ステップ間に他のステップを追加してもよい。また、便宜上1ステップとして記載されているステップは、複数ステップに分けて実行することができる一方、便宜上複数ステップに分けて記載されているものは、1ステップとして把握することができる。
ユーザは、端末装置200を操作して地図アプリを起動すると、バス路線を表示させたいバス停を選択する。バス停の選択は、路線表示部102によって受け付けられる(S101:YES)。路線表示部102は、選択されたバス停をルートに含むバス路線一覧を表示させる(S102)。
ユーザからバス路線の選択を受け付ける(S103:YES)と、路線表示部102は、選択されたバス路線に含まれるバス停のアイコンを地図上に表示させる(S104)。ことのとき、複数のバス路線に含まれるバス停がある場合(S105:YES)には、表示調整部103が、当該バス停を識別可能なようにアイコンを表示を調整する(S107)。
このように、本実施形態に係る情報処理装置100は、選択されたバス停を起点として、複数のバス路線を地図上に表示させることができる。これによって、ユーザは、目的地に近いバス停を、複数のバス路線間で比較しながら選択することができる。
<ハードウェア構成>
以下、図7を参照しながら、上述してきた端末装置200、及び情報処理装置100をコンピュータ800により実現する場合のハードウェア構成の一例を説明する。なお、それぞれの装置の機能は、複数台の装置に分けて実現することもできる。
図7に示すように、コンピュータ800は、プロセッサ801、メモリ803、記憶装置805、入力I/F部807、データI/F部809、通信I/F部811、及び表示装置813を含む。
プロセッサ801は、メモリ803に記憶されているプログラムを実行することによりコンピュータ800における様々な処理を制御する。例えば、情報処理装置100の探索部や路線表示部102、及び表示調整部103、並びに端末装置200の主制御部220などは、メモリ803に一時記憶された上で、主にプロセッサ801上で動作するプログラムとして実現可能である。
メモリ803は、例えばRAM(Random Access Memory)等の記憶媒体である。メモリ803は、プロセッサ801によって実行されるプログラムのプログラムコードや、プログラムの実行時に必要となるデータを一時的に記憶する。
記憶装置805は、例えばハードディスクドライブ(HDD)やフラッシュメモリ等の不揮発性の記憶媒体である。記憶装置805は、オペレーティングシステムや、上記各構成を実現するための各種プログラムを記憶する。この他、記憶装置805は、地図情報DB131、案内情報DB132、バス停情報DB133、及び路線情報DB134等を記憶することも可能である。このようなプログラムやデータは、必要に応じてメモリ803にロードされることにより、プロセッサ801から参照される。
入力I/F部807は、ユーザからの入力を受け付けるためのデバイスである。入力I/F部807の具体例としては、キーボードやマウス、タッチパネル、各種センサ、ウェアラブル・デバイス等が挙げられる。入力I/F部807は、例えばUSB(Universal Serial Bus)等のインタフェースを介してコンピュータ800に接続されても良い。
データI/F部809は、コンピュータ800の外部からデータを入力するためのデバイスである。データI/F部809の具体例としては、各種記憶媒体に記憶されているデータを読み取るためのドライブ装置等がある。データI/F部809は、コンピュータ800の外部に設けられることも考えられる。その場合、データI/F部809は、例えばUSB等のインタフェースを介してコンピュータ800へと接続される。
通信I/F部811は、コンピュータ800の外部の装置と有線又は無線により、インターネットNを介したデータ通信を行うためのデバイスである。通信I/F部811は、コンピュータ800の外部に設けられることも考えられる。その場合、通信I/F部811は、例えばUSB等のインタフェースを介してコンピュータ800に接続される。
表示装置813は、各種情報を表示するためのデバイスである。表示装置813の具体例としては、例えば液晶ディスプレイや有機EL(Electro−Luminescence)ディスプレイ、ウェアラブル・デバイスのディスプレイ等が挙げられる。表示装置813は、コンピュータ800の外部に設けられても良い。その場合、表示装置813は、例えばディスプレイケーブル等を介してコンピュータ800に接続される。
以上説明した各実施形態は、本発明の理解を容易にするためのものであり、本発明を限定して解釈するためのものではない。本発明は、その趣旨を逸脱することなく、変更/改良され得るととともに、本発明にはその等価物も含まれる。また、各実施形態は例示であり、異なる実施形態で示した構成の部分的な置換または組み合わせが可能であることは言うまでもなく、これらも本発明の特徴を含む限り本発明の範囲に包含される。
10 経路案内システム
100 情報処理装置
101 探索部
102 路線表示部
103 表示調整部
131 地図情報DB
132 案内情報DB
133 バス停情報DB
134 路線情報DB
200 端末装置
210 入力部
220 主制御部
230 記憶部
240 通信部
250 表示部
260 測位部
N ネットワーク

Claims (6)

  1. ユーザから複数のバス路線の選択を受け付ける受付部と、
    バス路線と、当該バス路線に含まれるバス停とを対応付けて保存する記憶部から、選択された前記複数のバス路線に紐づくバス停の情報を抽出する抽出部と、
    抽出した前記バス停の情報を地図上に表示させる表示制御部と、
    を備える情報処理装置。
  2. 前記受付部は、
    ユーザからバス停の選択を受け付けた場合に、選択されたバス停に停車する複数のバス路線をユーザに提示し、提示した複数のバス路線から、地図上に表示させるバス路線の選択を受け付ける、
    請求項1に記載の情報処理装置。
  3. 前記表示制御部は、
    前記バス停の情報を地図に表示させる際に、複数のバス路線に同時に含まれるバス停の情報を他のバス停の情報から識別可能な態様で表示させる、
    請求項1又は2に記載の情報処理装置。
  4. 前記表示制御部は、
    前記バス停の情報に、当該バス停に停車するバス路線の数を対応付けて表示させる、
    請求項3に記載の情報処理装置。
  5. ユーザから複数のバス路線の選択を受け付けるステップと、
    バス路線と、当該バス路線に含まれるバス停とを対応付けて保存する記憶部から、選択された前記複数のバス路線に紐づくバス停の情報を抽出するステップと、
    抽出した前記バス停の情報を地図上に表示させるステップと、
    を含む情報処理方法。
  6. コンピュータに、
    ユーザから複数のバス路線の選択を受け付けるステップと、
    バス路線と、当該バス路線に含まれるバス停とを対応付けて保存する記憶部から、選択された前記複数のバス路線に紐づくバス停の情報を抽出するステップと、
    抽出した前記バス停の情報を地図上に表示させるステップと、
    を実行させるプログラム。
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