JP2005250793A - 物理モデル作成装置、該物理モデル作成装置を備えたシミュレーション装置、及び物理モデル作成方法 - Google Patents

物理モデル作成装置、該物理モデル作成装置を備えたシミュレーション装置、及び物理モデル作成方法 Download PDF

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Abstract

【課題】 シミュレーション装置で使用する物理モデルに任意の要素を追加したり、任意の要素を削除したりして、一層正確なシミュレーションの実行を可能とする。
【解決手段】 機構部分を含む制御対象とこの制御対象を制御する制御装置とからなるシステムのシミュレーションで使用する制御対象の物理モデルを作成する物理モデル作成装置を、3次元画像作成ソフトウエアである3D−CADを使用して作成された制御対象の3D−CADデータと、制御対象の3Dアニメーション表示に必要な情報とに基づいて、物理モデルを作成するための物理モデルデータを作成し、この物理モデルデータに対して、シミュレーションに必要なデータを追加、或いは不要なデータを削除する変更を行い、変更された物理モデルデータから制御対象の物理モデルを作成するように構成する。
【選択図】 図6

Description

本発明は物理モデル作成装置、該物理モデル作成装置を備えたシミュレーション装置、及び物理モデル作成方法に関し、特に、機構部分を含む制御対象と制御装置とからなるシステムをシミュレーションするに際して、機構部分を含む制御対象の物理モデルを作成する物理モデル作成装置、該物理モデル作成装置を備えたシミュレーション装置、及び物理モデル作成方法に関する。
従来、機構部品を備えた制御対象をコンピュータ制御する場合、実際の機構部品を使用することなく、コンピュータを使用した立体画像(3D画像)を作成してシミュレーションすることが行われている。このようなシミュレーションに必要となるのは、ハードウエアとシミュレーションソフトウエアから構成されるシミュレーション装置である。このシミュレーション装置を用いてシミュレーションを行う場合には、機構、回路等を含んだ制御システムをモデル化した物理モデルを作成し、この物理モデルによってシミュレーションを行うことが一般的である。
ハードウエアの構成は、通常のパーソナルコンピュータと同様であり、これにコンピュータ設計支援装置が追加されることもある。図1は従来のシミュレーション装置4の構成の一例を示すものであり、パーソナルコンピュータ10にコンピュータ設計支援装置20が組み合わされた例を示している。
パーソナルコンピュータ10には、CD−ROM等のディスク媒体に記録されたソフトウエアを読み込むディスクドライブ11、ソフトウエアやデータを記録する外部記憶装置であるハードディスクドライブ(図にはHDDと記載)12、ハードディスク12上のソフトウエアやデータを展開するメモリ13、ソフトウエアやデータの処理(演算)を行うCPU14、処理の結果を表示する表示器15、外部装置との通信を行う通信装置16、および外部からのデータを入力するためのデータ入力装置17があり、バス18によって相互に接続されている。また、データ入力装置17にはキーボード19や図示しないマウスが接続されている。
コンピュータ設計支援装置20は、この例では通信ケーブル21によってパーソナルコンピュータ10と接続されている。コンピュータ設計支援装置20の内部には、この通信ケーブルに接続する通信装置22、メモリ23、CPU24、およびハードディスク25が設けられており、バス28で相互に接続されている。
ソフトウエアは、大きく分けて「物理モデル作成、シミュレーション情報設定、及び結果表示」を行うソフトウエアと、「物理モデル演算」を行うソフトウエアの2つから構成される。ここでは、「物理モデル作成、シミュレーション情報設定、及び結果表示」をパーソナルコンピュータ10で行い、「物理モデル演算」をコンピュータ設計支援装置20で行う場合について説明する。
この例では、ディスク媒体である3枚のCD−ROM1,2,3を用いてパーソナルコンピュータ10にソフトウエアがインストールされる。CD−ROM1には、例えば3D画像の支援を行う3次元のコンピュータ支援設計装置(3D−CAD)のデータを読み込んだり、3Dのアニメーション機能を有する3D用ソフトウエア1Sが記録されている。また、CD−ROM2には、例えば物理モデル作成機能を有する物理モデル作成ソフトウエア2Sが記録されている。更に、CD−ROM3には、例えばシミュレーション情報設定・操作・結果表示・結果解析機能、及び物理モデル演算機能を有するシミュレーションソフトウエア3Sが記録されている。
パーソナルコンピュータ10のディスクドライブ11で読み込まれた各ソフトウエアは、ハードディスクドライブ12上に記憶される。そして、このソフトウエアを実際にCPU14が使用する際は、ハードディスクドライブ12上に記憶されたソフトウエアがメモリ13上に展開され、CPU14が処理を行う。処理の結果は表示器15に表示される。
一方、コンピュータ設計支援装置20側では、パーソナルコンピュータ10のディスクドライブ11からシミュレーションソフトウエア3Sが読み込まれると、これをハードディスクドライブ25に記憶させる。CPU24がこのシミュレーションソフトウエア3Sを実際に使用する際は、ハードディスクドライブ25上に記憶されたソフトウエアをメモリ23上に展開して処理が行われる。即ち、ディスクドライブ11又は通信装置16を介して入力された3D−CADデータは、パーソナルコンピュータ10で物理モデルに変換された後に、コンピュータ設計支援装置20のHDD25に格納され、コンピュータ設計支援装置20でその物理モデルを使用してシミュレーションが行われる。
例えば、実際のエンジンや車両の代わりにこのコンピュータ設計支援装置20を用いて、制御装置の開発、設計を行う場合は、コンピュータ設計支援装置20に制御装置(ECU等)が接続される。そして、エンジンのメカニズムや電気信号の果たす役割がパーソナルコンピュータ10でモデル化され、実際のエンジンシステムと同等の動きをこのコンピュータ設計支援装置20が模擬することにより、技術者は実際のエンジンを使用することなく、机上で制御系の動きを見ながら制御装置の開発、設計ができるようになる。
以上のように構成されたシミュレーション装置4において、物理モデルとしてロボットアームRAを扱う場合の例を図2を用いて説明する。
図2は、3つの棒状の部品A,B,Cがそれぞれ1自由度の関節D,Eにより接続されたロボットアームRAを示すものである。各関節D,Eにはそれぞれモータが内蔵され、関節を駆動するようになっている。
3D−CADのデータとしては、部品の形状、部品同士の位置関係、部品の材質等がある。材質と形状とから部品の質量、重心等が算出できる。次に、そのまま3D−CADを用いて、或いは機構シミュレーションソフトウエアを用いて、関節の種類(この場合は1軸)、拘束条件、モータの種類(DCモータ、パルスモータ等)や、位置や加速度等を検出するスペック(トルク特性)センサの種類等が入力される。そして、これらの情報を基にして物理モデルが作成される。
このような物理モデルを作成する技術としては、例えば、Pre/Postプロセッサと呼ばれるソフトウエアを使用した3次元形状物の有限要素法解析において、3D−CADデータを中間ファイル形式で出力し、この中間ファイルをPre/Postプロセッサで読み込むことにより3次元形状データからなるマスターモデルを形成する技術が特許文献1に開示されている。
この特許文献1に記載の方法は、3次元形状物の有限要素法解析でのモデル作成方法であり、3DーCADのデータから各部品及び部品間の接続情報等からモデルを作成する方法(後述する本発明のモデル作成方法)とは異なるものである。また、特許文献1に記載の中間ファイルに情報を追加してからモデル完成までのモデル作成手順は、本発明におけるモデル作成手順とは異なる。
特開2000−231579号公報
しかしながら、このような物理モデルを作成する場合、モデル作成の情報として、3D−CADや機構シミュレーションソフトウエアで入力可能なものしか用いることができない。このため、以下のような問題点があった。
(1)関節の摩擦やガタツキ等の任意の要素を追加することが困難であった。
(2)新しい種類のモータ、センサ等の部品を追加することが困難であった。
(3)物理シミュレーションに必要のない要素を削除することが困難であった。
そこで、本発明は、前記従来のシミュレーション装置の有する課題を解消し、物理モデルに任意の要素を追加したり、任意の要素を削除したりでき、一層正確なシミュレーションを実行することができる物理モデル作成装置、該物理モデル作成装置を備えたシミュレーション装置、及び物理モデル作成方法を提供することを目的としている。
前記目的を達成する本発明の第1の形態は、制御装置と制御対象とからなるシステムのシミュレーションで使用する制御対象の物理モデルを作成する物理モデル作成装置であって、3次元のコンピュータ設計支援装置である3D−CADを使用して作成された制御対象の3D−CADに基づいて、物理モデルを作成するための物理モデルデータを作成する物理モデルデータ作成手段と、物理モデルデータの変更を行う物理モデルデータ変更手段と、物理モデルデータ変更手段により変更された物理モデルデータから物理モデルを作成する物理モデル作成手段とを備えることを特徴としている。
本発明の第2の形態は、第1の形態の物理モデル作成装置において、物理モデルデータ変更手段による変更を、物理モデルを構成する部品間の摩擦情報の追加、物理モデルを構成する部品間のガタツキ情報の追加、及びシミュレーションに必要のない情報の削除の少なくとも1つとしたことを特徴としている。
本発明の第3の形態は、第1又は第2の形態の物理モデル作成装置において、物理モデルデータ作成手段が制御対象を構成する部品間の部品情報モデルを設定する部品情報モデル設定手段を有しており、部品情報モデル設定手段によって設定された部品情報モデルを選択/配置することにより、物理モデルデータを作成することを特徴としている。
本発明の第4の形態は、第3の形態の物理モデル作成装置において、部品情報モデルが、物理モデルを構成する部品間の摩擦情報のモデル、及び/又は物理モデルを構成する部品間のガタツキ情報のモデルであることを特徴としている。
本発明の第5の形態は、第1から第4の何れか形態の物理モデル作成装置において、物理モデルデータ作成手段が部品のモデルライブラリを有しており、モデルライブラリから制御対象を構成する部品の部品モデルを選択/配置することにより、物理モデルデータを作成することを特徴としている。
本発明の第6の形態は、制御装置と制御対象とからなるシステムのシミュレーションを実行するシミュレーション装置であって、第1から第5の何れかの形態の物理モデル作成装置を備えることを特徴としている。
更に、前記目的を達成する本発明の物理モデル作成方法は、制御装置と制御対象とからなるシステムのシミュレーションで使用する制御対象の物理モデルを作成する物理モデル作成方法であって、3次元のコンピュータ設計支援装置である3D−CADを使用して作成された制御対象の3D−CADに基づいて、物理モデルを作成するための物理モデルデータを作成する物理モデルデータ作成ステップと、物理モデルデータの変更を行う物理モデルデータ変更ステップと、物理モデルデータ変更ステップで変更された物理モデルデータから制御対象の物理モデルを作成する物理モデル作成ステップとを備えることを特徴としている。
本発明の物理モデル作成装置、該物理モデル作成装置を備えたシミュレーション装置、及び物理モデル作成方法によれば、機構部分を含む制御対象と制御装置とからなるシステムをシミュレーションするに際して、機構部分を含む制御対象の物理モデルを作成してシミュレーションを行うので、物理モデルに任意の要素を追加したり、任意の要素を削除したりでき、一層正確なシミュレーションを実行することができるという効果がある。
また、任意の要素の削除、即ち、冗長なモデルの具体的モデルへの置き換え、多自由度の関節の1自由度の関節への置き換えにより、シミュレーション速度を向上させることができるという効果もある。
更に、予め定めた部品間の部品情報モデルや、モデルライブラリから部品の物理モデルを選択/配置することにより、容易に制御対象の物理モデルを作成することができるという効果もある。
以下図面を用いて本発明の実施の形態を具体的な実施例に基づいて詳細に説明する。なお、図1で説明した従来のシミュレーション装置と同じ構成部材については、同じ符号を付して説明する。
図3は、本発明のシミュレーション装置4の一実施例の構成を示すブロック図である。この実施例では、シミュレーション装置4は、パーソナルコンピュータ10とコンピュータ設計支援装置20とから構成されている。コンピュータ設計支援装置20は接続されない場合もあり、この場合はコンピュータ設計支援装置20の機能がパーソナルコンピュータ10側に備えられている。
パーソナルコンピュータ10には、CD−ROM等のディスク媒体に記録されたソフトウエアを読み込むディスクドライブ11、ソフトウエアやデータを記録する外部記憶装置であるHDD(ハードディスクドライブ)12、HDD12上のソフトウエアやデータを展開するメモリ13、ソフトウエアやデータの処理(演算)を行うCPU14、処理の結果を表示する表示器15、外部装置との通信を行う通信装置16、及び外部からのデータを入力するためのデータ入力装置17があり、バス18によって相互に接続されている。また、データ入力装置17にはキーボード19や図示しないマウスが接続されている。
通信装置16は、通信ケーブル21を介してコンピュータ設計支援装置20に接続される他に、電話回線や光ケーブルを介してインターネットに接続させることができる。即ち、通信装置16は、インターネットを介してソフトウエアやデータをパーソナルコンピュータ10に取り込むことができる。
コンピュータ設計支援装置20の内部には、この通信ケーブル21に接続する通信装置22、メモリ23、CPU24、及びハードディスク25が設けられており、バス28で相互に接続されている。なお、本発明の従来技術として、「物理モデル作成、シミュレーション情報設定、及び結果表示」をパーソナルコンピュータ10で行い、「物理モデル演算」をコンピュータ設計支援装置20で行う場合について説明したが、前述のように、コンピュータ設計支援装置20の機能がパーソナルコンピュータ10側に備えられている場合には、「物理モデル演算」はパーソナルコンピュータ10側でも可能である。
そこで、図4に示す本発明を実現するためのシミュレーション装置のシステム構成図では、「物理モデル演算」をパーソナルコンピュータ10とコンピュータ設計支援装置20のどちらで行うかについては分けて説明せず、シミュレーション装置4に、「物理モデル作成、シミュレーション情報設定、及び結果表示」を行う物理モデル作成、シミュレーション情報設定、及び結果表示部分4Aと、「物理モデル演算」を行う物理モデル演算部分4Bとがあるものとして説明する。
この図に示されるように、ディスク媒体である3枚のCD−ROM1,2,3がディスクドライブ11にセットされ、記録されているソフトウエアがHDD12にインストールされる。HDD12の物理モデル作成、シミュレーション情報設定、及び結果表示部分4Aには、CD−ROM1に記録された3D用ソフトウエアからは、3D−CADデータの読込みと、3Dアニメーション機能を有するソフトウエアSF1が読み込まれる。また、CD−ROM2に記録された物理モデル作成ソフトウエアからは、物理モデル作成機能を有するソフトウエアSF3が、HDD12の物理モデル作成、シミュレーション情報設定、及び結果表示部分4Aに読み込まれる。更に、CD−ROM3に記録されたシミュレーションソフトウエアからは、シミュレーション情報設定・操作・結果表示・結果解析機能を有するソフトウエアSF2が、HDD12の物理モデル作成、シミュレーション情報設定、及び結果表示部分4Aに読み込まれ、物理モデル演算機能を有するソフトウエアSF4が、HDD12の物理モデル演算部分4Bに読み込まれる。ソフトウエアSF2には、3D−CADのデータをモデリングツールで読み込めるように変換し、変換したものを更に実行体にコンパイルする変換ツールを備えたシミュレーションソフトウエアが含まれている。
物理モデル作成、シミュレーション情報設定、及び結果表示部分4Aでは、HDD12上に記憶されたソフトウエアSF1,SF2、及びSF3は、それぞれメモリ13上に展開され、CPU14によって処理が行われる。CPU14によって処理が行われたソフトウエアSF1は表示器15に3D−CAD、或いはアニメーション画像として立体表示される。また、CPU14によって処理が行われたソフトウエアSF2は表示器15にハードウエアシミュレータの画像として表示される。また、CPU14によって処理が行われたソフトウエアSF3は表示器15にテクニカルコンピューティング環境のデータとして、電気系モデル等の形で表示される。物理モデル演算部4Bでも、HDD12上に記憶されたソフトウエアSF4がメモリ13上に展開され、CPU14で処理が行われる。
以上のように構成されたシミュレーション装置において、物理モデルとしてロボットアームを扱う場合の例を図5を用いて説明する。図5は、3つの棒状の部品A,B,Cがそれぞれ1自由度の関節D,Eにより接続されたロボットアームRAを示すものである。各関節D,Eにはそれぞれモータが内蔵され、関節D,Eを駆動するようになっている。
3D−CADのデータとしては、部品の形状、部品同士の位置関係、部品の材質等がある。材質と形状とから部品の質量、重心等が算出できる。従来は、前述のように、このまま3D−CADを用いて、或いは機構シミュレーションソフトウエアを用いて、関節の種類(この場合は1軸)、拘束条件、モータの種類(DCモータ、パルスモータ等)や、位置や加速度等を検出するスペック(トルク特性)センサの種類等が入力され、これらの情報を基にして物理モデルが作成されていた。
一方、この実施例では、3D−CADのデータとして、部品の形状、部品同士の位置関係、部品の材質等が入力され、材質と形状とから部品の質量、重心等を算出した後、ソフトウエアSF2に搭載された変換ツールにより、3D−CADのデータがモデリングツールで読み込めるファイル(HDD12に作られた中間ファイル)に変換される。この結果、3つの棒状の部品A,B,Cと関節(モータ部)D,Eの3D−CADのデータは、図5の下側に示すように、全てソフトウエアSF2形式のデータに変換される。この状態では自由にモデル情報を追加することが可能であるので、例えば、この図に示すように、摩擦力の情報や、部品間のガタの情報を加えることができる。このようにソフトウエアSF2形式のデータに変換されたファイルは、ソフトウエアSF2に搭載された変換ツールにより、モデル実行体にコンパイルされる。
このように3D−CADのデータがモデル実行体に変換されるまでのデータの流れを、図6に示すシステム図、及び図7に示すフローチャートを用いて説明する。ここで、図6に示す丸付き数字は、図7の各ステップの丸付き数字に対応している。
図7のフローチャートに示すデータ処理は、物理モデル作成、シミュレーション情報設定、結果表示部分4Aにおいて、3D−CADで機構部分を設計し、3D−CAD形式のデータとして保存した後に実行される。まず、ステップ701ではソフトウエアSF1に3D−CAD形式のデータを読み込ませる。次のステップ702では、ソフトウエアSF1の上で部品同士の接続(リレーション)情報、拘束条件等の3Dアニメーションに必要な情報を入力し、ソフトウエアSF1形式のデータとして保存することが行われる。
続くステップ703では、ソフトウエアSF2に備えられたコンバータで、ソフトウエアSF1形式のデータをソフトウエアSF2形式のデータに変換する。そして、ステップ704において、ソフトウエアSF2形式に変換されたデータをソフトウエアSF3で開く。この状態では自由にモデル情報を追加することが可能であるので、ステップ705において、例えば、ソフトウエアSF3上で摩擦力の情報や、部品間のガタの情報を加えたり、モデルの追加、修正を実行する。
この後、ステップ706において、ソフトウエアSF3上のモデルからCコード(C言語)を作成する。物理モデルは最終的にはC言語で表示された演算式の形で表される。しかしながら、このC言語表記のままでは、CPUで処理できないため、CPUで処理できる形(実行体)にコンパイルする、即ち、ソフトウエアSF2で実行できる形式にコンパイルする。そして、このコンパイルによって本発明の特徴であるモデル実行体が作られて本発明が完了する。このモデル実行体を作るまでが本発明の重要な特徴である。
このようにして作られたモデル実行体は、次のステップ707において、物理モデル演算部分4BのソフトウエアSF4によりこのモデル実行体が演算し、シミュレーションを実行してこのルーチンを終了する。
シミュレーションを行うと結果がサンプリングデータという形で出るので、これをもう一度、物理モデル作成、シミュレーション情報設定、結果表示部分4Aに返す。返されたデータはHDD12の共有メモリに入る。この共有メモリに入ったデータを、ソフトウエアSF1のアニメーション画面に渡してアニメーション表示を行う。すると、このシミュレーションの通りにアニメーションが動作するので、リアルなアニメーションの挙動を確認することができる。また、シミュレーションを実機を用いることなく機構モデルを用いて行うことができるので、実機の試作前に機構の設計評価が可能となる。
以上説明したように、本発明による物理モデルの作成装置では、3D−CADで作成された機構部分を含む制御対象のデータを、一旦汎用の物理モデル作成ソフトウエア形式に変換し、これにより、3D−CADで作成された機構部分を含む制御対象のデータに対して、任意の要素の追加、新しい種類の部品の追加、物理シミュレーションに必要のない要素の削除が可能である。また、本発明の物理モデルの作成装置では、制御対象のそれぞれの部品のモデルを作成して部品と同様に扱い、その部品化されたモデルをシステムに応じて選択/配置することで、物理モデルの作成が容易に行えるようになるのである。この例を図8を用いて説明する。
図8は、本発明の物理モデル作成装置における物理モデルがロボットアームRAである場合の、ロボットアームRAの機構要素のそれぞれを、汎用のモデル作成ソフトウエアを用いてモデル部品化し、システムに応じて選択、配置を行うことにより、物理モデルを作成する実施例を説明する図である。図8に示されるロボットアームRAは、3つの棒状の部品A,B,Cがそれぞれ1自由度の関節D,Eにより接続されたものである。
汎用のモデル作成ソフトウエア(例えば、MATLAB(商標)と呼ばれる高級プログラミング言語を使用したテクニカルコンピューティング環境のモデル作成ソフトウエアが知られている。)のシミュレーション、システムモデルの検証機能を使用すると、図8の上側の表示画面に示されるロボットアームRAの機構要素のそれぞれは、図8の下側の画面に示されるような部品毎のモデルとして構築することができる。即ち、機構の各要素、部品間の摩擦情報、ガタツキ情報がモデル部品化され、システムに応じて選択、配置を行うことにより、物理モデルの形で表現することができる。
このように、汎用のモデル作成ソフトウエアを使用して3D−CADのデータに基づいた物理モデルを作成すると、この汎用のモデル作成ソフトウエア上で自由にモデル部品、例えば、任意の部品Fや部品Gを追加したり、部品情報、例えば、部品間の摩擦力やガタツキのデータ、を追加することができる。この結果、物理モデルの作成が容易に行えるようになると共に、任意の部品の追加や部品情報の追加により、より精度の高いシミュレーションを行うことができる。
図9は、本発明の物理モデル作成装置における物理モデルがロボットアームRAである場合の、ロボットアームRAの機構要素のそれぞれを、汎用のモデル作成ソフトウエアに対応したライブラリソフトウエアを用いてライブラリソフトウエア形式のデータに変換し、これを更に汎用のモデル作成ソフトウエアシステムを用いて汎用のモデル作成ソフトウエア形式のデータに変換することにより、物理モデルを作成する実施例を説明する図である。即ち、図9に示す実施例は、汎用の物理モデル作成ソフトウエア用のライブラリソフトウエアを仲介させることにより、物理モデルの作成をより簡単にできるようにしたものである。図9に示されるロボットアームRAも、3つの棒状の部品A,B,Cがそれぞれ1自由度の関節D,Eにより接続されたものである。
汎用の物理モデル作成ソフトウエアに対応したライブラリソフトウエアには、例えば、分かり易いアイコンで表現されたモデル要素が多数記憶されており、モデル要素の内容を参照し、必要なモデル要素をドラッグ・アンド・ドロップして引き出し、それらを組み合わせることにより、複雑なマルチドメインのモデルを作成することができるものである。図9の上の画面の3D−CAD等の持つ構成データを、このライブラリソフトウエアを用いて、ロボットアームRAのそれぞれの部品をライブラリソフトウエア形式のデータ(モデル要素)に変換すると図9の中央に示す画面のようになる。この画面上では、自由にライブラリ部品、例えば部品Fや部品Gを追加することができる。
このライブラリソフトウエアは、汎用の物理モデル作成ソフトウエアとの連携が可能であり、ライブラリソフトウエアを用いて選択/配置されたモデル要素は更に汎用の物理モデル作成ソフトウエアの上で動く形式に変換される。この変換されたモデル要素は、図9の下の画面に示すようになる。この図9の下の画面に示されるものは、図8の下の画面に示されるものと同じ概念のものである。よって、この画面に示される構成に、自由にモデル部品とモデル情報を追加することができる。
そして、図9の下の画面に示されるモデル要素は、最終的にはC言語(Cコード)で表記された演算式の形式で表される。更に、C言語表記のままではCPUで処理できないため、この後に、CPUで処理できる形の実行体に変換(コンパイル)し、この実行体がCPUで処理される。
このように、汎用の物理モデル作成ソフトウエア用のライブラリソフトウエアを仲介させることにより、3D−CADのデータからライブラリソフトウエア上でモデル要素を用いてライブラリソフトウエア形式のモデルを構築し、これを更に汎用のモデル作成ソフトウエア上のモデルに変換すれば、物理モデルの作成が容易に行える。
従来のシミュレーション装置の構成を示すブロック構成図である。 従来のシミュレーション装置における物理モデルがロボットアームである場合の例を説明する図である。 本発明の物理モデル作成装置を有するシミュレーション装置の構成の一実施例を示すブロック構成図である。 本発明を実現するための物理モデル作成装置を有するシミュレーション装置のシステム構成を示す図である。 本発明の物理モデル作成装置における物理モデルがロボットアームである場合の、物理モデルデータへのデータの追加を説明する図である。 本発明のシステムにおけるデータの流れを示す図である。 図6のシステムにおける動作手順を説明するフローチャートである。 本発明の物理モデル作成装置における物理モデルがロボットアームである場合の、3D−CAD等のデータを汎用のモデル作成ソフトウエア上のモデルデータに変換して部品モデルを設定する例を説明する図である。 本発明の物理モデル作成装置における物理モデルがロボットアームである場合の、3D−CAD等のデータを、ライブラリソフトウエアを仲介させて汎用のモデル作成ソフトウエア上のモデルデータに変換し、部品モデルを設定する例を説明する図である。
符号の説明
4…シミュレーション装置
10…パーソナルコンピュータ
18…バス
21…通信ケーブル
RA…ロボットアーム

Claims (7)

  1. 制御装置と制御対象とからなるシステムのシミュレーションで使用する前記制御対象の物理モデルを作成する物理モデル作成装置であって、
    3次元のコンピュータ設計支援装置である3D−CADを使用して作成された前記制御対象の3D−CADに基づいて、前記物理モデルを作成するための物理モデルデータを作成する物理モデルデータ作成手段と、
    前記物理モデルデータの変更を行う物理モデルデータ変更手段と、
    前記物理モデルデータ変更手段により変更された前記物理モデルデータから前記物理モデルを作成する物理モデル作成手段とを備えることを特徴とする物理モデル作成装置。
  2. 請求項1に記載の物理モデル作成装置であって、
    前記物理モデルデータ変更手段による変更は、前記物理モデルを構成する部品間の摩擦情報の追加、前記物理モデルを構成する部品間のガタツキ情報の追加、及び前記シミュレーションに必要のない情報の削除の少なくとも1つであることを特徴とする物理モデル作成装置。
  3. 請求項1又は2に記載の物理モデル作成装置であって、
    前記物理モデルデータ作成手段は、前記制御対象を構成する部品間の部品情報モデルを設定する部品情報モデル設定手段を有し、
    前記部品情報モデル設定手段によって設定された前記部品情報モデルを選択/配置することにより、前記物理モデルデータを作成することを特徴とする物理モデル作成装置。
  4. 請求項3に記載の物理モデル作成装置であって、
    前記部品情報モデルは、前記物理モデルを構成する部品間の摩擦情報のモデル、及び/又は前記物理モデルを構成する部品間のガタツキ情報のモデルであることを特徴とする物理モデル作成装置。
  5. 請求項1から4の何れか1項に記載の物理モデル作成装置であって、
    前記物理モデルデータ作成手段は、部品のモデルライブラリを有し、
    前記モデルライブラリから前記制御対象を構成する部品の部品モデルを選択/配置することにより、前記物理モデルデータを作成することを特徴とする物理モデル作成装置。
  6. 制御装置と制御対象とからなるシステムのシミュレーションを実行するシミュレーション装置であって、請求項1から5の何れか1項に記載の物理モデル作成装置を備えることを特徴とするシミュレーション装置。
  7. 制御装置と制御対象とからなるシステムのシミュレーションで使用する前記制御対象の物理モデルを作成する物理モデル作成方法であって、
    3次元のコンピュータ設計支援装置である3D−CADを使用して作成された前記制御対象の3D−CADに基づいて、前記物理モデルを作成するための物理モデルデータを作成する物理モデルデータ作成ステップと、
    前記物理モデルデータの変更を行う物理モデルデータ変更ステップと、
    前記物理モデルデータ変更ステップで変更された前記物理モデルデータから前記制御対象の物理モデルを作成する物理モデル作成ステップとを備えることを特徴とする物理モデル作成方法。
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