JP2005250667A - ポインティングデバイス制御装置およびコンピュータシステム - Google Patents

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Abstract

【課題】 コンピュータシステムの向きおよびポインティングデバイスの向きに関係なく、ディスプレイ画面上のカーソルをポインティングデバイスの操作通りに移動させることができるポインティングデバイス制御装置およびこれを備えるコンピュータシステムを実現する。
【解決手段】 ポインティングデバイス制御装置1は、操作時におけるポインティングデバイスの本体が向く方位に関する第1の方位データを受信する第1の受信手段11と、コンピュータのディスプレイ画面が向く方位に関する第2の方位データを受信する第2の受信手段12と、第1の方位データおよび第2の方位データを用いて、ディスプレイ画面上のカーソルの移動方向がポインティングデバイスの操作方向と一致するよう、カーソルの移動方向を補正する補正手段13と、を備え、コンピュータシステム100は、このポインティング制御装置1を備える。
【選択図】 図1

Description

本発明は、ディスプレイ画面上のカーソルを移動操作するためのポインティングデバイスを制御するポインティングデバイス制御装置、および、このポインティングデバイス制御装置を備えるコンピュータシステムに関し、特に、地磁気を利用して方位を検知することで操作中のポインティングデバイスの向きを認識しカーソルの移動方向を補正する磁気方位センサ式のポインティングデバイスを制御するポインティングデバイス制御装置、および、このポインティングデバイス制御装置を備えるコンピュータシステムに関する。
ディスプレイ画面上のカーソルを移動操作するのに用いられるポインティングデバイスには、マウス、ジョイスティック、トラックボールなどがある。例えばボール式マウスの場合、マウスに内蔵されたボールを回転させ、その回転量に基づいてマウスのX方向およびY方向の移動量の検出を行い、そのデータを相対移動量としてコンピュータに出力する。
通常、ポインティングデバイスにおいては、ある一定の方向に対する向き、すなわちポインティングデバイスの相対移動情報をコンピュータに出力する。この結果、ポインティングデバイス本体を正常な方向に向けずにポインティングデバイスを操作した場合は、ポインティングデバイスの操作方向とディスプレイ画面上のカーソルの移動方向とが一致せず、意図した座標入力を行うことができない。このため、ポインティングデバイスを操作する際は、常にポインティングデバイスが向いている方向について気を配る必要がある。
この問題を解決するため、操作中のポインティングデバイス本体の向きを認識し、コンピュータに出力される移動方向に関するデータを、ポインティングデバイス本体の向きに関する情報を用いて補正し、ポインティングデバイスの操作方向とディスプレイ画面上のカーソルの移動方向とが一致するようにする技術がある。ポインティングデバイス本体の向きの認識は、例えば地磁気センサをポインティングデバイスに内蔵し、ポインティングデバイスの向きを示す方位データを用いることで実現する(例えば、特許文献1または2参照)。
このような地磁気センサ内蔵のポインティングデバイス(以下、「磁気方位センサ式ポインティングデバイス」と称する。)を備えるコンピュータシステムでは、使用開始前に、ポインティングデバイス本体の操作基準となる方位を決定する初期設定を予め実行する必要がある。
特開昭63−220313号公報 特開平5−289814号公報
磁気方位センサ式ポインティングデバイスを備えるコンピュータシステムにおいては、ディスプレイ画面の向きを変更したりコンピュータ本体を移動させるなどのように、コンピュータシステムの配置を変更した場合には、初期設定で既に確定していたポインティングデバイス本体の操作基準となる方位と、その後のポインティングデバイス本体の操作基準となるべき方位と、がずれてしまうため、再度、初期設定を実行しなければならない。
特に、自動車、鉄道、飛行機もしくは船舶などの移動交通手段上で磁気方位センサ式ポインティングデバイスを備えるコンピュータシステムを用いる場合は、時々刻々とコンピュータシステムの向きが変化するので、磁気方位センサ式ポインティングデバイスであってもポインティングデバイスの操作方向とディスプレイ画面上の移動方向とがずれてしまい、磁気方位センサ式ポインティングデバイス本来の機能を享受することができない。
従って本発明の目的は、上記問題に鑑み、コンピュータシステムの向きに関係なく、かつ、ポインティングデバイスの向き気を配ることなく、ディスプレイ画面上のカーソルをポインティングデバイスの操作通りに移動させることができるポインティングデバイス制御装置、および、このポインティングデバイス制御装置を備えるコンピュータシステムを提供することにある。
上記目的を実現するために、本発明においては、操作時におけるポインティングデバイスの本体が向く方位に関する角度情報である第1の方位データと共に、コンピュータのディスプレイ画面が向く方位に関する角度情報である第2の方位データを用いて、ポインティングデバイスが接続されたコンピュータのディスプレイ画面上のカーソルの移動方向がポインティングデバイスの操作方向と一致するよう、カーソルの移動方向を補正する。
図1は、本発明によるポインティングデバイス制御装置の原理ブロック図である。以降、異なる図面において同じ参照番号が付されたものは同じ構成要素であることを意味するものとする。
本発明によるポインティングデバイス制御装置1は、
操作時におけるポインティングデバイスの本体が向く方位に関する角度情報である第1の方位データを受信する第1の受信手段11と、
コンピュータのディスプレイ画面が向く方位に関する角度情報である第2の方位データを受信する第2の受信手段12と、
第1の方位データおよび第2の方位データを用いて、ポインティングデバイスが接続されたコンピュータのディスプレイ画面上のカーソルの移動方向がポインティングデバイスの操作方向と一致するよう、カーソルの移動方向を補正する補正手段13と、を備える。
図2は、本発明によるコンピュータシステムの概略図である。
本発明によるコンピュータシステム100は、
第1の地磁気センサを有するポインティングデバイス2であって、第1の地磁気センサは、操作時におけるポインティングデバイス2の本体が向く方位に関する角度情報である第1の方位データを出力するポインティングデバイス2と、
ディスプレイ4の画面4−1と共に追従する位置に第2の地磁気センサを有するコンピュータ3であって、第2の地磁気センサは、コンピュータ3のディスプレイ画面4−1が向く方位に関する角度情報である第2の方位データを出力するコンピュータ3と、
第1の方位データおよび第2の方位データを用いて、ポインティングデバイス2が接続されたコンピュータ3のディスプレイ画面4−1上のカーソルの移動方向がポインティングデバイスの操作方向と一致するよう、カーソルの移動方向を補正するポインティングデバイス制御手段1−1と、を備える。
なお、上記コンピュータ3の変形例として、ディスプレイ4の本体に第2の地磁気センサが設けられ、このときの第2の地磁気センサが、コンピュータ3のディスプレイ画面4−1が向く方位に関する角度情報である第2の方位データを出力するようにしてもよい。
あるいはまた、上記コンピュータシステム1の変形例として、第2の地磁気センサ(図示せず)を、ポインティングデバイス2が接続されたコンピュータ3と着脱可能に接続されるいわゆる外付け装置として実現してもよく、この場合もコンピュータ3のディスプレイ画面4−1が向く方位に関する角度情報である第2の方位データを出力するようにすればよい。
本発明によれば、コンピュータシステムの向きに関係なく、かつ、ポインティングデバイスの向きに気を配ることなく、ディスプレイ画面上のカーソルをポインティングデバイスの操作通りの方向に移動させることができる。
図3は、本発明の実施例によるコンピュータシステムの概略図である。
本実施例のポインティングデバイス制御装置1は、操作時におけるポインティングデバイスの本体が向く方位に関する角度情報である第1の方位データを受信する第1の受信手段11と、コンピュータのディスプレイ画面が向く方位に関する角度情報である第2の方位データを受信する第2の受信手段12と、第1の方位データおよび第2の方位データを用いて、ポインティングデバイスが接続されたコンピュータのディスプレイ画面上のカーソルの移動方向がポインティングデバイスの操作方向と一致するよう、カーソルの移動方向を補正する補正手段13と、を備える。本実施例のポインティングデバイス制御装置1は、ポインティングデバイス2から出力される操作量データを処理してディスプレイ画面上に表示するためのデータを生成する処理装置の一部として、コンピュータ内にハードウェア形式およびソフトウェア形式で実現すればよい。
ポインティングデバイス2は、ポインティングデバイス2が操作されたときのX軸方向およびY軸方向の操作量をそれぞれ検知するX軸操作量検知手段21およびY軸操作量検知手段22を備えると共に、ポインティングデバイス2の本体が向く方位を検知し、この方位を角度情報の形式で第1の方位データとして出力する第1の地磁気センサを備える。第1の地磁気センサ14は、後述するように、ポインティングデバイス2の本体が向く方位を検知できる位置であれば、ポインティングデバイス2のどこに設けてもよい。
第2の地磁気センサ15は、ポインティングデバイス2が接続されたコンピュータのディスプレイ4の画面と共に追従する位置に設けられ、コンピュータのディスプレイ画面が向く方位を検知し、この角度情報を第2の方位データとして出力する。なお、第2の地磁気センサ15の設置場所の具体例については後述する。
補正手段13は、第1の受信手段11によって受信された第1の方位データと第2の受信手段12によって受信された第2の方位データとを用いて、ポインティングデバイス2が接続されたコンピュータのディスプレイ画面上のカーソルの移動方向がポインティングデバイス2の操作方向と一致するよう、カーソルの移動方向を補正する。補正手段13によって補正された移動量データはカーソル表示手段23に出力され、ディスプレイ4はこの補正済みの移動量データに基づいてカーソルをディスプレイ画面上に表示する。
ここで、補正手段13による演算処理について、図4〜6を用いて具体的に説明する。
図4は、ポインティングデバイス本体が正常な方向に向いていないような使われ方をする一例を示す図である。図中、xy座標平面上において、ポインティングデバイス2の正常な方向をy軸方向としたとき、ポインティングデバイス2を図示するように角度θだけ傾けて使用する場合を考える。「ポインティングデバイス2の正常な向き」とは、ディスプレイ画面に正対する方向を意味する。すなわち、図3の例では、y軸の正の方向の延長線上にディスプレイがあり、その画面がy軸の正の方向から負の方向に向って向いている。このxy座標系は、角度θずれたディスプレイ画面上の座標平面に対応する。ここで、ポインティングデバイス2を基準として見た相対座標平面を、図中、一点鎖線のX軸およびY軸で示されるXY座標平面として定義する。
図5および6は、ポインティングデバイス本体の向きとポインティングデバイスが出力する操作量データとの関係を説明する図である。すなわち、図5および6は、図4で説明したようにポインティングデバイス2を正常な方向から角度θだけ傾けて使用した場合を例示するものである。
例えば、図5(a)に示すように、ポインティングデバイス2を正常な方向から角度θだけ傾けたままで、xy座標平面上をx軸方向、すなわち太字実線の矢印の方向に操作する場合を考える。この場合は、例えばユーザが、カーソルをディスプレイ画面上のx軸方向に移動させるべく、ポインティングデバイス2が置かれた操作面上のx軸方向にポインティングデバイス2を操作したが、無意識のうちにポインティングデバイス2を正常な方向から角度θだけずれていた場合が相当する。
すると、図5(b)に示すように、ポインティングデバイス2から見れば、XY座標平面上を太字実線の矢印の方向に操作されたとみなされる。このとき、ポインティングデバイス2が出力する移動量データを、角度θのずれを考慮した補正を行わずに図3のカーソル表示手段23に出力すると、ディスプレイ4の画面上には、図5(b)に示すようにXY座標平面上の第1象限を斜め方向に移動するカーソルが表示されてしまう。つまり、ユーザがポインティングデバイス2を操作した方向と実際にカーソルが移動した方向との間に角度θだけズレが生じてしまうことになる。このとき仮に、図3の表示手段に入力される移動量データが、太字点線の矢印で示されるような、XY座標平面上のX軸方向への移動を示すものであれば、ポインティングデバイス2の操作方向とカーソルの移動方向とが一致する。太字実線の矢印と太字点線の矢印との間には、ポインティングデバイス2の正常な使用方向からのズレである角度θだけのズレが存在している。図5(c)に示すように、ポインティングデバイス2が出力した図中太字実線の矢印で示される移動量データを、角度マイナスθだけ回転移動させて太字点線の矢印で示される移動量データとなるよう補正し、図3のカーソル表示手段23へ出力すれば、ポインティングデバイス2の操作方向とカーソルの移動方向とを一致させることができることがわかる。
また別の例として、図6(a)に示すように、ポインティングデバイス2を正常な方向から角度θだけずれたままで、この角度θずれた方向(すなわち、図中、太字実線の矢印の方向)にポインティングデバイス2を操作する場合を考える。この場合は、例えばユーザが、カーソルをディスプレイ画面上の第1象限の斜め方向に移動させるべく、ポインティングデバイス2が置かれた操作面上の第1象限の斜め方向にポインティングデバイス2を操作したが、無意識のうちにポインティングデバイス2を正常な方向から角度θだけずれていた場合が相当する。
すると、図5(b)に示すように、ポインティングデバイス2から見れば、XY座標平面上を太字実線の矢印の方向に操作されたとみなされる。このとき、ポインティングデバイス2が出力する移動量データを、角度θのずれを考慮した補正を行わずに図3のカーソル表示手段23に出力すると、ディスプレイ4の画面上には、図6(b)に示すようにXY座標平面上のY軸方向に移動するカーソルが表示されてしまう。そこで、図6(c)に示すように、ポインティングデバイス2が出力した図中太字実線の矢印で示される移動量データを、角度マイナスθだけ回転移動させて太字点線の矢印で示される移動量データとなるよう補正し、これを図3のカーソル表示手段23に出力し、ポインティングデバイス2の操作方向とカーソルの移動方向とを一致させる。
以上のように、ポインティングデバイス2を正常な方向から角度θだけ傾けたままで操作した場合であっても、ポインティングデバイス2が出力する移動量データを、角度マイナスθだけ回転移動させる補正を行えば、ポインティングデバイス2の操作方向とカーソルの移動方向とを一致させることができる。ここで、角度マイナスθだけ回転移動させる一次変換の行列Qは、
Figure 2005250667
で表される。
既に説明したように、本発明では、ポインティングデバイスの本体が向く方位に関する角度情報(すなわち第1の方位データ)だけではなく、コンピュータのディスプレイ画面が向く方位に関する角度情報(すなわち第2の方位データ)を得ている。これら2つの角度情報が示す角度のずれは、ディスプレイ画面の向きに対してポインティングデバイスがどの方向に向いているかを示す情報源となる。したがって、本発明では、第1の方位データが示す角度と第2の方位データが示す角度とのずれを、上述したθとみなして補正処理に利用する。
具体的な補正演算式は次のようになる。ポインティングデバイス2の操作面上のXY座標軸上におけるポインティングデバイス2の操作量のXY成分をそれぞれDxおよびDy、ディスプレイ画面のxy座標上におけるカーソルの移動量のxy成分をそれぞれCxおよびCy、第1の方位データが示す角度と第2の方位データが示す角度とのずれをθとしたとき、上記の回転行列Qを用いて、
Cx=Dx×cosθ+Dy×sinθ
Cy=−Dx×sinθ+Dy×cosθ
を演算すれば、ポインティングデバイス2の操作方向とディスプレイ画面上のカーソルの移動方向とを一致させる補正済みの移動量CxおよびCyを得ることができる。これにより、何らかの原因でディスプレイ画面の向きが変わっても、このときのディスプレイ画面が向く方位に関する角度情報を考慮に入れてポインティングデバイス2の操作量データが自動的に補正されるので、ポインティングデバイス2の操作方向とディスプレイ画面上のカーソルの移動方向との整合性が図られることになる。したがって、ユーザは、ポインティングデバイスの操作時に、ポインティングデバイスが向いている方向について気を配る必要はなくなり、ユーザの負担が軽減する。
次に、第1の地磁気センサ14および第2の地磁気センサ15の設置場所の具体例について説明する。図7〜9は、本発明における各地磁気センサの設置例を示す概略図である。
図7〜9に示すように、操作時におけるポインティングデバイスの本体が向く方位に関する角度情報である第1の方位データを出力する第1の地磁気センサ14については、ポインティングデバイス2の本体が向く方位を検知できる位置であれば、ポインティングデバイス2のどこに設けてもよい。
一方、コンピュータのディスプレイ画面が向く方位に関する角度情報である第2の方位データを出力する第2の磁気センサ15は、ポインティングデバイスが接続されたコンピュータのディスプレイ画面と共に追従する位置に設ける。
例えば、図7に示すように、第2の地磁気センサ15は、コンピュータ3に接続されたのディスプレイの本体4に設けられる。
またあるいは、図8に示すように、第2の地磁気センサ15は、コンピュータの本体3に設けられる。この場合は、コンピュータ3とディスプレイ4とは好ましくは一体化されており、あるいは分離している場合であってもコンピュータ3の向く方位とディスプレイ4の向く方位とが常に一致するのがよい。
さらに別の例として、図9に示すように、第2の地磁気センサ15は、コンピュータと着脱可能に接続される外付け装置として設けられる。この場合は、コンピュータ3およびディスプレイ4などが同一の作業机やテーブルなどに置かれて、さらに第2の地磁気センサ15もこの同一の作業机やテーブルに置かれていることが好ましい。例えば電車に乗車中、コンピュータ3、ディスプレイ4および第2の地磁気センサ15を座席近くのテーブルに全て載せて作業をする利用方法が考えられる。なお、図9に示す例については、第1の地磁気センサ14を搭載したポインティングデバイス2、第2の地磁気センサ15、および本発明によるポインティングデバイス制御装置を実現するソフトウェアを1つのパッケージにして販売すれば、従来からあるコンピュータであっても、容易に本発明の利点を享受することができる。
なお、図7〜9に示す第1の地磁気センサ14を搭載するポインティングデバイス2とコンピュータ3との接続、および、図9に示す第2の地磁気センサ15とコンピュータ3との接続は、公知の無線方式あるいは有線方式のいずれであってもよい。
また、上記の説明ではデスクトップ型のコンピュータについて説明したがノート型もしくはラップトップ型のコンピュータであってもよい。特にノート型もしくはラップトップ型のコンピュータの場合は、外付けのポインティングデバイスを用いる場合に効果的である。また、ポインティングデバイス2は、マウス、ジョイスティックあるいはトラックボールなど、いずれの場合にも適用できる。
地磁気を利用して方位を検知することで操作中のポインティングデバイスの向きを認識してカーソルの移動方向を補正する磁気方位センサ式のポインティングデバイスを、自動車、鉄道、飛行機もしくは船舶などの移動交通手段上で用いても、ポインティングデバイスの操作方向とディスプレイ画面上の移動方向とが一致する。移動交通手段上の座席でコンピュータシステムを用いる場合は、ポインティングデバイスを使用する場所に制約があることが多いが、本発明によれば、ユーザはポインティングデバイスが向いている方向に気を配る必要がなく、ユーザの負担が軽減する。
本発明によるポインティングデバイス制御装置の原理ブロック図である。 本発明によるコンピュータシステムの概略図である。 本発明の実施例によるコンピュータシステムの概略図である。 ポインティングデバイス本体が正常な方向に向いていないような使われ方をする一例を示す図である。 ポインティングデバイス本体の向きとポインティングデバイスが出力する操作量データとの関係を説明する図(その1)である。 ポインティングデバイス本体の向きとポインティングデバイスが出力する操作量データとの関係を説明する図(その2)である。 本発明における各地磁気センサの設置例を示す概略図(その1)である。 本発明における各地磁気センサの設置例を示す概略図(その2)である。 本発明における各地磁気センサの設置例を示す概略図(その3)である。
符号の説明
1…ポインティングデバイス制御装置
1−1…ポインティングデバイス制御手段
2…ポインティングデバイス
3…コンピュータ
4…ディスプレイ
4−1…ディスプレイ画面
11…第1の受信手段
12…第2の受信手段
13…補正手段
14…第1の地磁気センサ
15…第2の地磁気センサ
21…X軸操作量検知手段
22…Y軸操作量検知手段
23…カーソル表示手段
100…コンピュータシステム

Claims (11)

  1. 操作時におけるポインティングデバイスの本体が向く方位に関する角度情報である第1の方位データを受信する第1の受信手段と、
    コンピュータのディスプレイ画面が向く方位に関する角度情報である第2の方位データを受信する第2の受信手段と、
    前記第1の方位データおよび第2の方位データを用いて、前記ポインティングデバイスが接続されたコンピュータのディスプレイ画面上のカーソルの移動方向が前記ポインティングデバイスの操作方向と一致するよう、前記カーソルの移動方向を補正する補正手段と、
    を備えることを特徴とするポインティングデバイス制御装置。
  2. 前記第1の方位データは、前記ポインティングデバイスに設けられた第1の地磁気センサから得られる請求項1に記載のポインティングデバイス制御装置。
  3. 前記第2の方位データは、前記ポインティングデバイスが接続された前記コンピュータのディスプレイ画面と共に追従する位置に設けられた第2の地磁気センサから得られる請求項1に記載のポインティングデバイス制御装置。
  4. 前記第2の地磁気センサは、前記コンピュータのディスプレイの本体に設けられる請求項3に記載のポインティングデバイス制御装置。
  5. 前記第2の地磁気センサは、前記コンピュータの本体に設けられる請求項3に記載のポインティングデバイス制御装置。
  6. 前記第2の地磁気センサは、前記コンピュータと着脱可能に接続される請求項1に記載のポインティングデバイス制御装置。
  7. 前記補正手段は、
    前記ポインティングデバイスの操作面上のXY座標軸上における前記ポインティングデバイスの操作量のXY成分をそれぞれDxおよびDy、
    前記ディスプレイ画面のxy座標上における前記カーソルの移動量のxy成分をそれぞれCxおよびCy、
    前記第1の方位データが示す角度と前記第2の方位データが示す角度とのずれをθとしたとき、
    Cx=Dx×cosθ+Dy×sinθ
    Cy=−Dx×sinθ+Dy×cosθ
    を演算して前記CxおよびCyを出力する請求項1に記載のポインティングデバイス制御装置。
  8. 第1の地磁気センサを有するポインティングデバイスであって、前記第1の地磁気センサは、操作時における前記ポインティングデバイスの本体が向く方位に関する角度情報である第1の方位データを出力するポインティングデバイスと、
    ディスプレイ画面と共に追従する位置に第2の地磁気センサを有するコンピュータであって、前記第2の地磁気センサは、前記コンピュータのディスプレイ画面が向く方位に関する角度情報である第2の方位データを出力するコンピュータと、
    前記第1の方位データおよび第2の方位データを用いて、前記ポインティングデバイスが接続されたコンピュータのディスプレイ画面上のカーソルの移動方向が前記ポインティングデバイスの操作方向と一致するよう、前記カーソルの移動方向を補正するポインティングデバイス制御手段と、
    を備えることを特徴とするコンピュータシステム。
  9. 第1の地磁気センサを有するポインティングデバイスであって、前記第1の地磁気センサは、操作時における前記ポインティングデバイスの本体が向く方位に関する角度情報である第1の方位データを出力するポインティングデバイスと、
    ディスプレイの本体に第2の地磁気センサが設けられるコンピュータであって、前記第2の地磁気センサは、前記コンピュータのディスプレイ画面が向く方位に関する角度情報である第2の方位データを出力するコンピュータと、
    前記第1の方位データおよび第2の方位データを用いて、前記ポインティングデバイスが接続されたコンピュータのディスプレイ画面上のカーソルの移動方向が前記ポインティングデバイスの操作方向と一致するよう、前記カーソルの移動方向を補正するポインティングデバイス制御手段と、
    を備えることを特徴とするコンピュータシステム。
  10. 第1の地磁気センサを有するポインティングデバイスであって、前記第1の地磁気センサは、操作時における前記ポインティングデバイスの本体が向く方位に関する角度情報である第1の方位データを出力するポインティングデバイスと、
    該ポインティングデバイスが接続されたコンピュータと通信可能に接続される第2の地磁気センサであって、前記コンピュータのディスプレイ画面が向く方位に関する角度情報である第2の方位データを出力する第2の地磁気センサと、
    前記第1の方位データおよび第2の方位データを用いて、前記ポインティングデバイスが接続されたコンピュータのディスプレイ画面上のカーソルの移動方向が前記ポインティングデバイスの操作方向と一致するよう、前記カーソルの移動方向を補正するポインティングデバイス制御手段と、
    を備えることを特徴とするコンピュータシステム。
  11. 前記ポインティングデバイス制御手段は、
    前記ポインティングデバイスの操作面上のXY座標軸上における前記ポインティングデバイスの操作量のXY成分をそれぞれDxおよびDy、
    前記ディスプレイ画面のxy座標上における前記カーソルの移動量のxy成分をそれぞれCxおよびCy、
    前記第1の方位データが示す角度と前記第2の方位データが示す角度とのずれをθとしたとき、
    Cx=Dx×cosθ+Dy×sinθ
    Cy=−Dx×sinθ+Dy×cosθ
    を演算して前記CxおよびCyを出力する請求項8〜10のいずれか一項に記載のコンピュータシステム。
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