JP2005249277A - 空調制御システムおよび空調制御方法 - Google Patents

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Abstract

【課題】最適なタイミングでメンテナンスを行えるようにする。
【解決手段】制御装置2にファン回転数決定部2−1、散布図作成部2−2、近似曲線算出部2−3、特性修正・更新部2−4、初期特性記憶部2−5、メンテナンス時期判定部2−6を設ける。散布図作成部2−3において、合計実風量VTpvおよび実回転数Npvを収集蓄積し、散布図を作成する。近似曲線算出部2−4において、例えば1日に1回、散布図から近似曲線を算出し、特性修正・更新部2−5へ送る。特性修正・更新部2−5は、近似曲線によって示されるファン回転数Nと合計要求風量VTspとの関係を合計要求風量−ファン回転数の実特性とし、メンテナンス時期判定部2−6へ送る。メンテナンス時期判定部2−6は、初期特性記憶部2−5に記憶されている合計要求風量−ファン回転数の初期特性と特性修正・更新部2−5からの実特性との差が所定範囲を超えた場合に、メンテナンス時期であると判定する。
【選択図】 図1

Description

この発明は、空調制御システムおよび空調制御方法に関し、より詳しくは空調機のファンからの給気を分岐し、ダンパを介して被制御エリアに供給する空調制御システムおよび空調制御方法に関するものである。
従来より、大規模な構築物において、空調機より給気ダクトを介して各部へ給気を行う場合、各空調対象部位(被制御エリア)の給気吹出口毎にVAVダンパ(可変給気量調節ダンパ)を設け、このVAVダンパの開度(ダンパ開度)をVAV制御装置により被制御エリアの負荷状況に応じて制御するようにしている。
この空調制御システムでは、VAVダンパへ適切な量の給気を行うために、被制御エリア毎に設けられたVAV制御装置からの要求風量に応じて空調機のファンの回転数を制御するようにしている。例えば、第1〜第N(≧2)のVAV制御装置から送られてくる第1〜第Nの被制御エリアへの要求風量を合計し、この要求風量の合計値から予め定められている合計要求風量とファン回転数との関係を示す特性(合計要求風量−ファン回転数特性)に従って空調機のファンの回転数を決定するようにしている。
一般に、合計要求風量−ファン回転数特性は、試運転時の短期間のデータに基づいて決定され、この決定された合計要求風量−ファン回転数特性がそのまま長く使用される。しかし、長期間の使用によるフィルタの目詰まりやダクトの汚れなどによる経年変化など(外気温湿度の変化や季節の変化なども含む)により、実際の合計要求風量−ファン回転数特性が当初ものから変化すると、最適なファン回転数制御が行えなくなる。すなわち、実際の合計要求風量−ファン回転数特性が劣化し、決定された回転数でファンを回転してもVAVダンパ側では所望の合計要求風量を得ることができなくなる
そこで、特許文献1に開示されたファン回転数制御では、ファンの回転数を実測するファン回転数検出器を設け、第1〜第Nの被制御エリアへの実風量を所定周期で合計し、この第1〜第Nの被制御エリアへの実風量の合計値とその時のファン回転数の実測値とを蓄積し、この第1〜第Nの被制御エリアへの実風量の合計値とその時のファン回転数の実測値との相関を所定のサンプリング間隔でプロットした散布図を作成し、この散布図から合計要求風量−ファン回転数の実特性を作成し、この実特性をそれまで使用していた合計要求風量−ファン回転数特性と入れ替えるようにしている。すなわち、ファン回転数の実測値をフィードバックし、定期的に合計要求風量−ファン回転数特性を修正するようにしている。
特開2002−122346号公報
上述した特許文献1の技術は、フィルタの目詰まりやダクトの汚れなどによる経年変化などに拘わらず、最適なファン回転数制御を行うことができるという点で優れている。ところが、経年変化したフィルタやダクトなどをそのまま使い続けるとエネルギーのロスとなるので、これらを適当な時期にメンテナンスすることが望ましい。
従来は、フィルタやダクトなどのメンテナンス(部品交換や清掃)を定期的に行っている。しかしながら、この場合、メンテナンスの時期が早すぎたり、遅すぎたりすることがあり、最適なメンテナンス時期を知ることができない。
本発明は、このような課題を解決するためになされたもので、その目的とするところは、最適なタイミングでメンテナンスを行うことができる空調制御システムおよび空調制御方法を提供することにある。
このような目的を達成するために本発明は、空調機のファンからの給気の供給通路に設けられたダンパと、このダンパを介して給気の供給を受ける被制御エリアの負荷状況に応じて被制御エリアへの要求風量を算出しダンパの開度を制御するダンパ制御手段と、ダンパ制御手段から送られてくる被制御エリアへの要求風量から予め定められている要求風量−ファン回転数特性に従って空調機のファンの回転数を決定するファン回転数決定手段とを備えた空調制御システムにおいて、要求風量−ファン回転数の初期特性を記憶する初期特性記憶手段と、ファンの回転数を実測するファン回転数実測手段と、被制御エリアへの給気の風量を実測する風量実測手段と、ファン回転数実測手段によって実測されたファン回転数の実測値と風量実測手段により実測された被制御エリアへの給気の風量の実測値とに基づいて要求風量−ファン回転数の実特性を作成する実特性作成手段と、要求風量−ファン回転数の初期特性と要求風量−ファン回転数の実特性との差に基づいてメンテナンス時期であるか否かを判定するメンテナンス時期判定手段とを設けたものである。
この発明によれば、合計要求風量−ファン回転数の初期特性と実特性との差に基づいて、メンテナンス時期であるか否かが判定される。例えば、初期特性と実特性との差が所定範囲を超えた場合に、すなわち実特性が劣化し限界を超えた場合に、メンテナンス時期であると判定する。また、初期特性と実特性との差が所定範囲内にある場合でも、被制御エリアの快適性を保つことができないような場合には、メンテナンス時期であると判定する。なお、本発明は、空調制御システムにおける空調制御方法としても実現することができる。
本発明によれば、合計要求風量−ファン回転数の初期特性と実特性との差に基づいてメンテナンス時期であるか否かが判定され、この判定結果をユーザに知らせることにより、最適なタイミングでメンテナンスを行うことができるようなる。
以下、本発明を図面に基づいて詳細に説明する。図1はこの発明に係る空調制御システムの一実施の形態を示す図である。
同図において、1は空調機であり、冷水CWが供給される冷却コイル1A,温水HWが供給される加熱コイル1B,スチームを発生する加湿器1Cおよび送風機1Dにより構成されている。なお、送風機1Dにおいて、Fはファン、INVはインバータである。また、送風機1Dに対しては、ファンFの回転数を実測するファン回転数検出器10が設けられている。
空調機1における冷却コイル1Aへの冷水CW、加熱コイル1Bへの温水HW、加湿器1Cのスチーム発生量およびファンFの回転数は制御装置2により制御されるものとなっており、空調機1においてそのファンFより吹き出される給気がVAVダンパ3−1〜3−nを介し被制御エリア4−1〜4−nへ供給されるようになっている。
被制御エリア4−1〜4−nには、各エリア毎にVAVダンパ3−1〜3−nからの給気の吹出量(実風量)を検出する風量検出器5−1〜5−nと、室温を検出する温度検出器6−1〜6−nと、室温を設定する温度設定器7−1〜7−nと、VAVダンパ3−1〜3−nのダンパ開度を検出するダンパ開度検出器8−1〜8−nと、VAV制御装置9−1〜9−nとが設けられている。
VAV制御装置9−1は、温度検出器6−1からの検出室温tpv1と温度設定器7−1からの設定室温tsp1とに基づき、tpv1=tsp1となるような被制御エリア4−1への要求風量Vsp1を演算し、この要求風量Vsp1と風量検出器5−1からの実風量Vpv1との差からダンパ開度の設定値θsp1を求め、この設定値θsp1とダンパ開度検出器8−1からのダンパ開度の実測値θpv1とが一致するように、VAVダンパ3−1のダンパ開度を制御する。また、風量検出器5−1からの実風量Vpv1と演算した要求風量Vsp1、検出室温tpv1と設定室温tsp1との差Δt1を制御装置2へ送る。VAV制御装置9−nも、VAV制御装置9−1と同様にVAVダンパ3−nののダンパ開度を制御し、実風量Vpvn,要求風量Vspn,検出室温tpvnと設定室温tspnとの差Δtnを制御装置2へ送る。
制御装置2は、ファン回転数決定部2−1と、散布図作成部2−3と、近似曲線算出部2−3と、特性修正・更新部2−4と、初期特性記憶部2−5と、メンテナンス時期判定部2−6とを備えている。ファン回転数決定部2−1には合計要求風量−ファン回転数特性TAが設定されている。図2に合計要求風量−ファン回転数の初期特性TAsの一例を示す。この初期特性TAsは初期特性記憶部2−5に記憶されている。ファン回転数決定部2−1には、この初期特性TAsが運用開始時の最初の合計要求風量−ファン回転数特性TAとして設定されている。
また、ファン回転数決定部2−1には、VAV制御装置9−1〜9−nからの要求風量Vsp1〜Vspnが与えられ、散布図作成部2−2には、VAV制御装置9−1〜9−nからの実風量Vpv1〜Vpvnとファン回転数検出器10からのファンFの実回転数(実測値)Npvが与えられる。メンテナンス時期判定部2−6には、VAV制御装置9−1〜9−nからの検出室温と設定室温の差Δt1〜Δtnと、初期特性記憶部2−5に記憶されている合計要求風量−ファン回転数の初期特性TAsと、後述する特性修正・更新部2−4で作成される実特性TArが与えられる。
なお、本実施の形態において、制御装置2におけるファン回転数決定部2−1,散布図作成部2−2,近似曲線算出部2−3,特性修正・更新部2−4およびメンテナンス時期判定部2−6の機能は、CPUの処理動作として実現される。
散布図作成部2−2は、VAV制御装置9−1〜9−nからの実風量Vpv1〜Vpvnを所定周期で合計し、その合計実風量VTpvを次々に記憶して行く。また、この合計実風量VTpvのサンプリングと同期して、ファンFの実回転数Npvも次々に記憶して行く。この合計実風量VTpvおよび実回転数Npvのサンプリングを一定期間T(例えば、1ヶ月、6ヶ月、1年、3年など)続ける。一定期間T経過後は古いものから順にサイクリックに上書きして行く。
また、散布図作成部2−2は、記憶した合計実風量VTpvおよび実回転数Npvに基づき、合計実風量VTpvとこの合計実風量VTpvが得られた時の実回転数Npvとの相関をプロットした散布図を作成する。図4(a)に運用開始から一定期間T経過後の散布図を示す。この散布図では、合計実風量VTpvを横軸、実回転数Npvを縦軸としている。
近似曲線算出部2−3は、運用開始から一定期間T経過後、例えば1日に1回、散布図作成部2−2が作成する散布図から近似曲線(散布図中にプロットされた点の平均値を結んだ曲線)を算出し、この近似曲線を座標軸とともに特性修正・更新部2−4へ送る。図4(b)に実線で示した線Lrがこのときの近似曲線である。
特性修正・更新部2−4は、近似曲線算出部2−3から送られてくる近似曲線Lrの縦軸をファン回転数Nとし、横軸を合計要求風量VTspとし(図4(c)参照)、合計要求風量−ファン回転数の実特性TArを作成する。そして、この作成した合計要求風量−ファン回転数の実特性TArをファン回転数決定部2−1における合計要求風量−ファン回転数特性TAと入れ替える。
この場合、ファン回転数決定部2−1には図2に示した試運転時の短期間のデータに基づいて決定された合計要求風量−ファン回転数の初期特性TAsがTAとして設定されており、この合計要求風量−ファン回転数の初期特性TAsが実特性TArに置き換えられる。合計要求風量−ファン回転数の実特性TArは、フィルタの目詰まりやダクトの汚れなどによる経年変化などによって変化した合計実風量VTpvと実回転数Npvとの相関から得られたものであり、現在の合計要求風量とファン回転数との関係をより的確に表している。
ファン回転数決定部2−1は、VAV制御装置9−1〜9−nからの要求風量Vsp1〜Vspnを合計し、この合計要求風量から置き換えられた合計要求風量−ファン回転数の実特性TAr(新たな合計要求風量−ファン回転数特性TA)に従ってファン回転数Nを決定し、このファン回転数Nに応じた0〜100%の指示値をインバータINVへ与える。これにより、空調機1のファンFがファン回転数決定部2−1で決定された回転数Nで回転し、VAVダンパ3−1〜3−nへの風量が要求された合計風量とされる。
このようなファン回転数制御中、特性修正・更新部2−4で作成された合計要求風量−ファン回転数の実特性TArは、メンテナンス時期判定部2−6へ与えられる。メンテナンス時期判定部2−6は、特性修正・更新部2−4からの合計要求風量−ファン回転数の実特性TArと初期特性記憶部2−5に記憶されている合計要求風量−ファン回転数の初期特性TAsとの差に基づいて、現時点がメンテナンス時期であるか否かの判定を行う。
図3(a)はメンテナンス時期判定部2−6においてメンテナンス時期であると判定される場合の初期特性TAsと実特性TArとの関係を示す図である。この例では、メンテナンス時期判定部2−6に、合計要求風量−ファン回転数特性の限界ラインLmが定められている。この限界ラインLmは、システムの規模などによって異なり、実験結果や経験に基づいて定められる。
メンテナンス時期判定部2−6は、図3(a)に示すように、実特性TArが限界ラインLmを上回り、初期特性TAsと実特性TArとの差が図の斜線で示される範囲を超えた場合に、メンテナンス時期であると判定する。なお、図3(a)には、実特性TArの全てが限界ラインLmを上回った例を示しているが、1箇所でも限界ラインLmを上回っていればメンテナンス時期であると判定する。
なお、図3(b)に示すように、初期特性TAsと限界ラインLmとの間に実特性TArがある場合には、すなわち初期特性TAsと実特性TArとの差が図の斜線で示される範囲にある場合には、メンテナンス時期ではないと判定する。
また、メンテナンス時期判定部2−6は、初期特性TAsと限界ラインLmとの間に実特性TArとの間に実特性TArがある場合、VAV制御装置9−1〜9−nからの検出室温と設定室温の差Δt1〜Δtnをチェックし、1つでも所定値を上回るものがあった場合には、すなわち被制御エリア4−1〜4−nのうち1つでも快適性を保つことができないエリアがあった場合には、メンテナンス時期であると判定する。これにより、簡易的な故障診断まで行うことが可能となる。
なお、被制御エリア4−1〜4−nの負荷状況の判断は、必ずしも検出室温と設定室温の差Δt1〜Δtnによらなくてもよい。すなわち、被制御エリア4−1〜4−nの温度制御が適切に行われておらず、快適性を保つことができない状況が分かればよく、要求風量Vsp1〜Vspnに基づいて被制御エリア4−1〜4−nの負荷状況を判断するようにしてもよい。
このようにして、本実施の形態では、ファン回転数制御中、メンテナンス時期判定部2−6において、合計要求風量−ファン回転数の初期特性と実特性との差に基づいてメンテナンス時期の判定が行われるものとなり、この判定結果をユーザに知らせることより、最適なタイミングでメンテナンスを行うことができるようになる。
なお、上述した実施の形態では、ファン回転数決定部2−1における合計要求風量−ファン回転数テーブルTAの修正・更新やメンテナンス時期判定部2−6におけるメンテナンス時期の判定を1日に1回としたが、2日に1回、1週間に1回とするなど、その修正・更新およびメンテナンス判定間隔は自由である。外気温度湿度の変化、フィルタの目詰まりによる差圧(ファン吸い込み抵抗の変化)などはある日突発的に変化するものではなく、徐々に変化するため、合計要求風量−ファン回転数テーブルTAの修正・更新およびメンテナンスの判定は、それほど頻繁に行わなくてもよい。
また、上述した実施の形態では、合計実風量VTpvとこの合計実風量VTpvが得られた時の実回転数Npvとの相関をプロットした散布図を作成し、この散布図から算出した近似曲線Lrによって示されるファン回転数Nと合計要求風量VTspとの関係を合計要求風量−ファン回転数の実特性TArとしたが、他の方法で合計要求風量−ファン回転数の実特性TArを求めるようにしてもよい。例えば、散布図を作成せずに、収集した蓄積データから計算によって求めるようにしてもよい。
また、上述した実施の形態では、限界ラインLmを用いてメンテナンス時期を判定するようにしたが、例えば、合計実風量VTpvを算出する毎に、その時の実回転数Npvと初期特性TAsから求められる初期の回転数Nとの差を求め、初期の回転数Nに対するその差の割合をしきい値と比較してメンテナンス時期を判定するなどとしてもよい。
また、上述した実施の形態では、VAVダンパ3が設けられた被制御エリア4を複数有するシステムを例にとって説明したが、VAVダンパ3が設けられた被制御エリア4が1つであるシステムについても同様にして適用することができる。
本発明に係る空調制御システムの一実施の形態を示す図である。 運用開始時にファン回転数決定部に設定される合計要求風量−ファン回転数の初期特性の一例を示す図である。 合計要求風量−ファン回転数の初期特性と実特性と限界ラインとの関係を例示する図である。 運用開始から一定期間T経過後の散布図、この散布図から算出される近似曲線およびこの近似曲線によって示される合計要求風量−ファン回転数の実特性を示す図である。
符号の説明
1…空調機、1A…冷却コイル、1B…加熱コイル、1C…加湿器、1D…送風機、INV…インバータ、F…ファン、2…制御装置、2−1…ファン回転数決定部、2−2…散布図作成部、2−3…近似曲線算出部、2−4…特性修正・更新部、2−5…初期特性記憶部、2−6…メンテナンス時期判定部、3−1〜3−n…VAVダンパ、4−1〜4−n…被制御エリア、5−1〜5−n…風量検出器、6−1〜6−n…温度検出器、7−1〜7−n…温度設定器、9−1〜9−n…VAV制御装置、10…ファン回転数検出器、TA…合計要求風量−ファン回転数特性、TAs…合計要求風量−ファン回転数の初期特性、TAr…合計要求風量−ファン回転数の実特性、Lr…近似曲線、Lm…限界ライン。

Claims (6)

  1. 空調機のファンからの給気の供給通路に設けられたダンパと、このダンパを介して給気の供給を受ける被制御エリアの負荷状況に応じて前記被制御エリアへの要求風量を算出し前記ダンパの開度を制御するダンパ制御手段と、前記ダンパ制御手段から送られてくる前記被制御エリアへの要求風量から予め定められている要求風量−ファン回転数特性に従って前記空調機のファンの回転数を決定するファン回転数決定手段とを備えた空調制御システムにおいて、
    前記要求風量−ファン回転数の初期特性を記憶する初期特性記憶手段と、
    前記ファンの回転数を実測するファン回転数実測手段と、
    前記被制御エリアへの給気の風量を実測する風量実測手段と、
    前記ファン回転数実測手段によって実測された前記ファン回転数の実測値と前記風量実測手段により実測された前記被制御エリアへの給気の風量の実測値とに基づいて前記要求風量−ファン回転数の実特性を作成する実特性作成手段と、
    前記要求風量−ファン回転数の初期特性と前記要求風量−ファン回転数の実特性との差に基づいてメンテナンス時期であるか否かを判定するメンテナンス時期判定手段と
    を備えたことを特徴とする空調制御システム。
  2. 請求項1に記載された空調制御システムにおいて、
    前記メンテナンス時期判定手段は、前記初期特性と前記実特性との差が所定範囲を超えた場合にメンテナンス時期であると判定することを特徴とする空調制御システム。
  3. 請求項2に記載された空調制御システムにおいて、
    前記メンテナンス時期判定手段は、前記初期特性と前記実特性との差が所定範囲内にある場合、前記第1〜第Nの被制御エリアの負荷状況に基づいてメンテナンス時期であるか否かの判定を行うことを特徴とする空調制御システム。
  4. 空調機のファンからの給気の供給通路に設けられたダンパと、このダンパを介して給気の供給を受ける被制御エリアの負荷状況に応じて前記被制御エリアへの要求風量を算出し前記ダンパの開度を制御するダンパ制御手段と、前記ダンパ制御手段から送られてくる前記被制御エリアへの要求風量から予め定められている要求風量−ファン回転数特性に従って前記空調機のファンの回転数を決定するファン回転数決定手段とを備えた空調制御システムにおいて、
    前記要求風量−ファン回転数の初期特性を記憶する初期特性記憶工程と、
    前記ファンの回転数を実測するファン回転数実測工程と、
    前記被制御エリアへの給気の風量を実測する風量実測工程と、
    前記ファン回転数実測工程によって実測された前記ファン回転数の実測値と前記風量実測工程により実測された前記被制御エリアへの給気の風量の実測値とに基づいて前記要求風量−ファン回転数の実特性を作成する実特性作成工程と、
    前記要求風量−ファン回転数の初期特性と前記要求風量−ファン回転数の実特性との差に基づいてメンテナンス時期であるか否かを判定するメンテナンス時期判定工程と
    を備えたことを特徴とする空調制御方法。
  5. 請求項4に記載された空調制御方法において、
    前記初期特性と前記実特性との差が所定範囲を超えた場合にメンテナンス時期であると判定するようにした
    ことを特徴とする空調制御方法。
  6. 請求項5に記載された空調制御方法において、
    前記初期特性と前記実特性との差が所定範囲内にある場合、前記第1〜第Nの被制御エリアの負荷状況に基づいてメンテナンス時期であるか否かの判定を行うようにした
    ことを特徴とする空調制御方法。
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