JP2005249181A - 無段変速装置 - Google Patents
無段変速装置 Download PDFInfo
- Publication number
- JP2005249181A JP2005249181A JP2004189261A JP2004189261A JP2005249181A JP 2005249181 A JP2005249181 A JP 2005249181A JP 2004189261 A JP2004189261 A JP 2004189261A JP 2004189261 A JP2004189261 A JP 2004189261A JP 2005249181 A JP2005249181 A JP 2005249181A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- continuously variable
- variable transmission
- input side
- connecting plate
- side disk
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Granted
Links
Images
Classifications
-
- F—MECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
- F16—ENGINEERING ELEMENTS AND UNITS; GENERAL MEASURES FOR PRODUCING AND MAINTAINING EFFECTIVE FUNCTIONING OF MACHINES OR INSTALLATIONS; THERMAL INSULATION IN GENERAL
- F16H—GEARING
- F16H37/00—Combinations of mechanical gearings, not provided for in groups F16H1/00 - F16H35/00
- F16H37/02—Combinations of mechanical gearings, not provided for in groups F16H1/00 - F16H35/00 comprising essentially only toothed or friction gearings
- F16H37/06—Combinations of mechanical gearings, not provided for in groups F16H1/00 - F16H35/00 comprising essentially only toothed or friction gearings with a plurality of driving or driven shafts; with arrangements for dividing torque between two or more intermediate shafts
- F16H37/08—Combinations of mechanical gearings, not provided for in groups F16H1/00 - F16H35/00 comprising essentially only toothed or friction gearings with a plurality of driving or driven shafts; with arrangements for dividing torque between two or more intermediate shafts with differential gearing
- F16H37/0833—Combinations of mechanical gearings, not provided for in groups F16H1/00 - F16H35/00 comprising essentially only toothed or friction gearings with a plurality of driving or driven shafts; with arrangements for dividing torque between two or more intermediate shafts with differential gearing with arrangements for dividing torque between two or more intermediate shafts, i.e. with two or more internal power paths
- F16H37/084—Combinations of mechanical gearings, not provided for in groups F16H1/00 - F16H35/00 comprising essentially only toothed or friction gearings with a plurality of driving or driven shafts; with arrangements for dividing torque between two or more intermediate shafts with differential gearing with arrangements for dividing torque between two or more intermediate shafts, i.e. with two or more internal power paths at least one power path being a continuously variable transmission, i.e. CVT
- F16H37/086—CVT using two coaxial friction members cooperating with at least one intermediate friction member
Landscapes
- Engineering & Computer Science (AREA)
- General Engineering & Computer Science (AREA)
- Mechanical Engineering (AREA)
- Friction Gearing (AREA)
- General Details Of Gearings (AREA)
Abstract
【選択図】 図1
Description
そして、これらトロイダル型無段変速機と遊星歯車式変速機とは、トロイダル型無段変速機を構成する入力側ディスクと遊星歯車式変速機を構成するキャリアとを隣接させると共に、これら入力側ディスクとキャリアとが同期して回転する状態に組み合わされている。
又、上記キャリアは、上記入力軸に支持固定された支持板と、この支持板と同心に且つ軸方向に間隔をあけた状態で配置され、その側面を上記入力側ディスクの外側面に対向させた、円輪状である連結板と、この連結板と上記支持板とにそれぞれの両端部を支持された複数の遊星軸とを備えたものである。
そして、上記遊星歯車式変速機を構成する遊星歯車を、上記各遊星軸の周囲に回転自在に支持している。
又、請求項4に記載した無段変速装置に於いては、互いに対向する上記連結板の片側面と上記入力側ディスクの外側面とを、上記キャリアのうちで軸方向に関する剛性が低い部分と軸方向に整合する部分同士を当接させると共に、同じく剛性が高い部分と軸方向に整合する部分同士は軸方向に隙間を介して対向させている。
又、請求項6に記載した無段変速装置に於いては、上記連結板の片側面と上記入力側ディスクの外側面とが互いに当接しており、これら両側面のうちの少なくとも一方の側面に、摩耗防止の為の皮膜を形成している。
更に、請求項15に記載した無段変速装置に於いては、上記連結板の片側面と上記入力側ディスクの外側面とが互いに当接しており、これら両側面のうちの少なくとも一方の側面に、これら両側面同士の間に潤滑剤を供給する為の凹部を形成している。
先ず、請求項1に記載した無段変速装置の場合には、上記入力側ディスクの外側面の外径寄り部分(トラクション面の径方向に関する中心よりも外径側部分)と上記遊星歯車式変速機のキャリアを構成する連結板の片側面とを、軸方向に隙間を介して対向させている。この為、押圧装置の発生する推力に基づいてこの入力側ディスクの外側面の外径寄り部分が上記連結板の片側面に向けて軸方向に弾性変形しても、これら各側面同士が当接する事がない。しかも、運転時に殆ど弾性変形しない(したとしても無視できる程僅かな量である)上記入力側ディスクの外側面の内径寄り部分(トラクション面の径方向に関する中心よりも内径側部分)を、上記連結板の片側面に軸方向に当接させている。この為、上記入力側ディスクと上記キャリアとの間でスラスト荷重を伝達自在な構造とし、しかも、これら入力側ディスクの外側面とキャリアの連結板の片側面とが互いに擦れ合う事によるフレッチング摩耗を防止できる。又、上記入力側ディスクの弾性変形に伴って上記連結板が弾性変形する事もなくなり、遊星歯車式変速機の伝達効率が低下する事も防止できる。
先ず、請求項6に記載した無段変速装置の場合には、連結板の片側面と入力側ディスクの外側面とのうちの少なくとも一方の側面に、摩耗防止の為の皮膜を形成している為、入力側ディスクの弾性変形に伴ってこれら両側面同士が擦れ合った場合でも、これら両側面に著しいフレッチング摩耗が発生する事を防止できる。
又、請求項15に記載した無段変速装置の場合には、連結板の片側面と入力側ディスクの外側面とのうちの少なくとも一方の側面に、これら両側面同士の間に潤滑剤を供給する為の凹部を形成している為、これら両側面同士の間に、潤滑剤の膜が形成される。この為、上記請求項6に記載した無段変速装置の場合と同様に、入力側ディスクの弾性変形に伴ってこれら両側面同士が擦れ合った場合でも、これら両側面に著しいフレッチング摩耗が発生する事を防止できる。
より具体的には、請求項3に記載した様に、上記入力側ディスクの外側面の内径寄り部分(トラクション面の径方向に関する中心よりも内径側部分)の円周方向等間隔複数個所(より好ましくは4個所)に、この外側面から軸方向に凹入する状態で、上記凹部をそれぞれ設ける。又、これと共に、上記連結板の片側面の内径寄り部分の円周方向等間隔複数個所(より好ましくは4個所)で上記各凹部と整合する位置に、この片側面から軸方向に突出する状態で上記凸部をそれぞれ設ける。そして、これら各凸部と各凹部とを凹凸係合させると共に、これら各凸部の頂部と各凹部の底部とを上記連結板及び入力側ディスクの軸方向に関して当接させる。
この様に構成すれば、上記連結板の片側面と入力側ディスクの外側面との軸方向に関する当接面積を確保しつつ、これら連結板と入力側ディスクとの間の回転力の伝達を自在にできる。言い換えれば、これら連結板の片側面と入力側ディスクの外側面との当接部分での面圧の低下(当接分での許容荷重の増大)を図りつつ、これら連結板と入力側ディスクとの間で回転力の伝達を行なえる。
そして、この場合に好ましくは、上記キャリアの連結板の側面と入力側ディスクの外側面とのうちの一方又は双方の側面のうちの円周方向の一部で上記連結部に対し軸方向に整合する部分を、座ぐり加工、或は鍛造加工等により凹ませる。この様にして凹ませた部分の円周方向に関する位相は上記剛性が高い部分と一致させ、円周方向に関する幅は、この剛性が高い部分の円周方向に関する幅よりも少し大きくする。この構成により、上記連結板の側面と上記入力側ディスクの外側面とが、上記剛性が高い部分で当接し合う事を確実に防止する。又、上記凹ませた部分と他の凹ませていない部分との境界には、クラウニング等の、曲率半径の大きな凸曲面を形成し、破損に結び付く様なエッジロードが、相手面である入力側ディスクの外側面に生じる事を防止する事が好ましい。
或は、請求項6に記載した無段変速装置を実施する場合に、摩耗防止の為の皮膜は、例えば請求項9に記載した様に、化成処理皮膜とする。又、この化成処理皮膜は、例えば請求項10に記載した様な、燐酸塩処理皮膜とする。この様な構成の場合も、連結板の側面と入力側ディスクの外側面とが強く擦れ合う事を防止して、これら両面にフレッチング摩耗が発生する事を防止できる。
又は、請求項6に記載した無段変速装置を実施する場合に、摩耗防止の為の皮膜は、例えば請求項11に記載した様な、硬質皮膜とする。又、この硬質皮膜は、例えば請求項12に記載した様な、無電解ニッケルメッキにより形成されたものとする。この様な構成の場合、上記硬質皮膜の存在により、母材である金属(軸受鋼、炭素鋼等)同士が直接接触する事を防止して潤滑性を向上させる事に加えて、硬質皮膜自体、摩耗しにくい為、フレッチング摩耗の防止を図れる。
又は、請求項6に記載した無段変速装置を実施する場合に、摩耗防止の為の皮膜を設ける為に、例えば請求項13に示す様に、キャリアを構成する連結板を、鉄系金属製の芯材の片面に非鉄系金属製の表面層を積層したクラッド材により造る。そして、この表面層を摩耗防止の為の皮膜として入力側ディスクの外側面に当接させる。この場合に上記非鉄系金属は、請求項14に記載した様に、銅又は銅系合金とする。この様な構成によれば、この非鉄系金属製の表面層の潤滑作用により、フレッチング摩耗の防止を図れる。
上記潤滑剤を供給する為の凹部をこの様に形成すれば、互いに当接する連結板の片側面と入力側ディスクの外側面と間に潤滑剤を効果的に送り込み、これら両側面同士の当接部で、フレッチング摩耗に結び付く油膜切れが発生する事を有効に防止できる。
又、請求項20に記載した様に、上述の様な凹部を設けると共に、請求項13、14に記載した発明と同様に、連結板を、鉄系金属製の芯材の片面に非鉄系金属製の表面層を積層したクラッド材により造り、この表面層を摩耗防止の為の皮膜として入力側ディスクの外側面に当接させれば、上記フレッチング摩耗の防止効果をより一層向上させる事ができる。
又、請求項1、4、6、15に記載した各発明を実施する場合に好ましくは、請求項21に記載した様に、支持板と連結板とを一体に形成する。この様に構成すれば、キャリアの強度及び剛性を確保しつつ、部品点数の低減による製造コストの低減を図れる。
その他の部分の構成及び作用は、前述した実施例2と同様であるから、図示並びに説明は省略する。
このうちの固体潤滑皮膜としては、二硫化モリブデン、ポリ四弗化エチレン(PTFE)等が使用可能である。尚、PTFEには、補強材としてガラス繊維や炭素繊維(カーボンナノチューブを含む)を混入する事もできる。
又、化成処理皮膜としては、燐酸マンガン、燐酸亜鉛、燐酸亜鉛カルシウム等の燐酸塩の処理皮膜が使用可能である。
又、硬質皮膜としては、硬質クロムメッキ等の無電解ニッケルメッキにより形成されたもの、或は、ダイヤモンドライクカーボン(DLC)等が使用可能である。
又、無電解ニッケルメッキ中にPTFEを分散させたものは、摩擦係数の低い硬質皮膜を得られる為、好ましく使用できる。
更には、前記第一連結板43bをクラッド材により造る事で、上記皮膜62bを得る事もできる。この場合にはこの第一連結板43bを、炭素鋼等の鉄系金属製の芯材の片面に、銅又は銅系合金等の非鉄系金属製の表面層を積層したクラッド材により造る。そして、この表面層を上記入力側ディスク4bの外側面に当接させる。この様なクラッド材により上記第一連結板43bを造る場合、必ずしも入力側ディスク4bの外側面に摩耗防止の為の皮膜62aを設ける必要はないが、設ける事は自由である。
尚、本実施例の場合、上記第一連結板43bを炭素鋼等の鉄系金属製の芯材の片面に、銅又は銅系合金等の非鉄系金属製の表面層を積層したクラッド材により造り、この表面層を上記入力側ディスク4bの外側面に当接させれば、仮に油膜切れが発生した場合でも、フレッチング摩耗の発生を防止できる。
本実施例の場合も、上記第一連結板43bをクラッド材製とする事で、フレッチング摩耗の防止効果をより一層向上させられる。
本実施例の場合も、上記第一連結板43bをクラッド材製とする事で、フレッチング摩耗の防止効果をより一層向上させられる。
本実施例の場合も、上記第一連結板43bをクラッド材製とする事で、フレッチング摩耗の防止効果をより一層向上させられる。
2、2a、2b 遊星歯車式変速機
3、3a 入力軸
4、4a、4b 入力側ディスク
5 出力側ディスク
6 パワーローラ
7、7a キャリア
8 遊星歯車
9 遊星歯車
10 第一伝達軸
11 太陽歯車
12 太陽歯車
13 第二伝達軸
14、14a 中空回転軸
15 太陽歯車
16 遊星歯車
17 リング歯車
18、18a 第二キャリア
19 遊星歯車
20 遊星歯車
21、21a 出力軸
22、22a 第二リング歯車
23、23a 低速用クラッチ
24、24a 高速用クラッチ
25、25a、25b 遊星歯車
26a、26b 遊星歯車
27 伝達軸
28 第一太陽歯車
29 第二太陽歯車
30、30a リング歯車
31 第三太陽歯車
32a、32b 遊星歯車
33 ハウジング
34 支柱
35 連結板
36 バルブボディー
37 支持板
38 転がり軸受
39 ボールスプライン
40 押圧装置
41 ラジアルニードル軸受
42 中間支持板
43、43a、43b、43c 第一連結板
44 第二連結板
45 第一遊星軸
46 第二遊星軸
47 第三遊星軸
48a、48b、48c ラジアルニードル軸受
49 円筒部
50 ローディングナット
51 円輪部
52 凸部
53 切り欠き
54 駆動軸
55、55a 凹部
56、56a 凸部
57 連結部
58 凸部
59 凸部
60 凹部
61 間部分
62a、62b 皮膜
63 微小凹部
64 凹溝
65a、65b 環状凹溝
66 放射状凹溝
Claims (21)
- 互いに同心に配置された、入力軸と、出力軸と、トロイダル型無段変速機と、遊星歯車式変速機とを備え、これらトロイダル型無段変速機と遊星歯車式変速機とは、トロイダル型無段変速機を構成する入力側ディスクと遊星歯車式変速機を構成するキャリアとを隣接させると共に、これら入力側ディスクとキャリアとが同期して回転する状態に組み合わされており、このキャリアは、上記入力軸に支持固定された支持板と、この支持板と同心に且つ軸方向に間隔をあけた状態で配置され、その片側面を上記入力側ディスクの外側面に対向させた円輪状である連結板と、この連結板と上記支持板とにそれぞれの両端部を支持された複数の遊星軸とを備えたものであり、上記遊星歯車式変速機を構成する遊星歯車をこれら各遊星軸の周囲に回転自在に支持した無段変速装置に於いて、互いに対向する上記連結板の片側面と上記入力側ディスクの外側面とを、この入力側ディスクの内側面で運転時にパワーローラの周面が当接するトラクション面の径方向に関する中心よりも内径側で軸方向に当接させると共に、同じく外径側では軸方向に隙間を介して対向させた事を特徴とする無段変速装置。
- 互いに対向する連結板の片側面と入力側ディスクの外側面とのうちの一方の側面に凹部を設けると共に、同じく他方の側面でこの凹部と整合する位置に凸部を設け、これら凹部と凸部とを係合させた、請求項1に記載した無段変速装置。
- 凹部の底部と凸部の頂部とを連結板及び入力側ディスクの軸方向に関して当接させた、請求項2に記載した無段変速装置。
- 互いに同心に配置された、入力軸と、出力軸と、トロイダル型無段変速機と、遊星歯車式変速機とを備え、これらトロイダル型無段変速機と遊星歯車式変速機とは、トロイダル型無段変速機を構成する入力側ディスクと遊星歯車式変速機を構成するキャリアとを隣接させると共に、これら入力側ディスクとキャリアとが同期して回転する状態に組み合わされており、このキャリアは、上記入力軸に支持固定された支持板と、この支持板と同心に且つ軸方向に間隔をあけた状態で配置され、その片側面を上記入力側ディスクの外側面に対向させた円輪状である連結板と、この連結板と上記支持板とにそれぞれの両端部を支持された複数の遊星軸とを備えたものであり、上記遊星歯車式変速機を構成する遊星歯車をこれら各遊星軸の周囲に回転自在に支持した無段変速装置に於いて、互いに対向する上記連結板の片側面と上記入力側ディスクの外側面とを、上記キャリアのうちで軸方向に関する剛性が低い部分と軸方向に整合する部分同士を当接させると共に、同じく剛性が高い部分と軸方向に整合する部分同士は軸方向に隙間を介して対向させた事を特徴とする無段変速装置。
- キャリアのうちで軸方向に関する剛性が低い部分が、各遊星軸に対し軸方向に整合する部分であり、同じく剛性が高い部分が、円周方向に関して隣り合う遊星軸同士の間に存在し、連結板と支持板とを連結する連結部に対し軸方向に整合する部分である、請求項4に記載した無段変速装置。
- 互いに同心に配置された、入力軸と、出力軸と、トロイダル型無段変速機と、遊星歯車式変速機とを備え、これらトロイダル型無段変速機と遊星歯車式変速機とは、トロイダル型無段変速機を構成する入力側ディスクと遊星歯車式変速機を構成するキャリアとを隣接させると共に、これら入力側ディスクとキャリアとが同期して回転する状態に組み合わされており、このキャリアは、上記入力軸に支持固定された支持板と、この支持板と同心に且つ軸方向に間隔をあけた状態で配置され、その片側面を上記入力側ディスクの外側面に対向させた円輪状である連結板と、この連結板と上記支持板とにそれぞれの両端部を支持された複数の遊星軸とを備えたものであり、上記遊星歯車式変速機を構成する遊星歯車をこれら各遊星軸の周囲に回転自在に支持した無段変速装置に於いて、上記連結板の片側面と上記入力側ディスクの外側面とが互いに当接しており、これら両側面のうちの少なくとも一方の側面に、摩耗防止の為の皮膜を形成している事を特徴とする無段変速装置。
- 摩耗防止の為の皮膜が固体潤滑皮膜である、請求項6に記載した無段変速装置。
- 固体潤滑皮膜を構成する固体潤滑剤が二硫化モリブデンである、請求項7に記載した無段変速装置。
- 摩耗防止の為の皮膜が化成処理皮膜である、請求項6に記載した無段変速装置。
- 化成処理皮膜が燐酸塩処理皮膜である、請求項9に記載した無段変速装置。
- 摩耗防止の為の皮膜が硬質皮膜である、請求項6に記載した無段変速装置。
- 硬質皮膜が無電解ニッケルメッキにより形成されたものである、請求項11に記載した無段変速装置。
- 連結板が、鉄系金属製の芯材の片面に非鉄系金属製の表面層を積層したクラッド材により造られており、この表面層を摩耗防止の為の皮膜として入力側ディスクの外側面に当接させている、請求項6に記載した無段変速装置。
- 非鉄系金属が銅又は銅系合金である、請求項13に記載した無段変速装置。
- 互いに同心に配置された、入力軸と、出力軸と、トロイダル型無段変速機と、遊星歯車式変速機とを備え、これらトロイダル型無段変速機と遊星歯車式変速機とは、トロイダル型無段変速機を構成する入力側ディスクと遊星歯車式変速機を構成するキャリアとを隣接させると共に、これら入力側ディスクとキャリアとが同期して回転する状態に組み合わされており、このキャリアは、上記入力軸に支持固定された支持板と、この支持板と同心に且つ軸方向に間隔をあけた状態で配置され、その片側面を上記入力側ディスクの外側面に対向させた円輪状である連結板と、この連結板と上記支持板とにそれぞれの両端部を支持された複数の遊星軸とを備えたものであり、上記遊星歯車式変速機を構成する遊星歯車をこれら各遊星軸の周囲に回転自在に支持した無段変速装置に於いて、上記連結板の片側面と上記入力側ディスクの外側面とが互いに当接しており、これら両側面のうちの少なくとも一方の側面に、これら両側面同士の間に潤滑剤を供給する為の凹部を形成している事を特徴とする無段変速装置。
- 潤滑剤を供給する為の凹部が多数の微小凹部である、請求項15に記載した無段変速装置。
- 潤滑剤を供給する為の凹部が螺旋形の凹溝である、請求項15に記載した無段変速装置。
- 潤滑剤を供給する為の凹部が同心円状の複数の環状凹溝である、請求項15に記載した無段変速装置。
- 潤滑剤を供給する為の凹部が複数の放射状凹溝である、請求項15に記載した無段変速装置。
- 連結板が、鉄系金属製の芯材の片面に非鉄系金属製の表面層を積層したクラッド材により造られており、この表面層を摩耗防止の為の皮膜として入力側ディスクの外側面に当接させている、請求項15〜19の何れかに記載した無段変速装置。
- 支持板と連結板とを一体に形成した、請求項1〜20の何れかに記載した無段変速装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2004189261A JP4715116B2 (ja) | 2003-08-27 | 2004-06-28 | 無段変速装置 |
Applications Claiming Priority (5)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2003302611 | 2003-08-27 | ||
JP2003302611 | 2003-08-27 | ||
JP2004025708 | 2004-02-02 | ||
JP2004025708 | 2004-02-02 | ||
JP2004189261A JP4715116B2 (ja) | 2003-08-27 | 2004-06-28 | 無段変速装置 |
Publications (3)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2005249181A true JP2005249181A (ja) | 2005-09-15 |
JP2005249181A5 JP2005249181A5 (ja) | 2007-07-19 |
JP4715116B2 JP4715116B2 (ja) | 2011-07-06 |
Family
ID=35029831
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2004189261A Expired - Lifetime JP4715116B2 (ja) | 2003-08-27 | 2004-06-28 | 無段変速装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP4715116B2 (ja) |
Cited By (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2006194353A (ja) * | 2005-01-13 | 2006-07-27 | Nsk Ltd | 無段変速装置 |
JP2008025677A (ja) * | 2006-07-19 | 2008-02-07 | Toyota Motor Corp | 車両用動力伝達装置 |
JP2008267420A (ja) * | 2007-04-17 | 2008-11-06 | Nsk Ltd | 無段変速装置 |
JP2013139831A (ja) * | 2011-12-28 | 2013-07-18 | Nsk Ltd | トロイダル型無段変速機 |
Citations (5)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH10169741A (ja) * | 1996-12-05 | 1998-06-26 | Nissan Motor Co Ltd | トロイダル型無段変速機 |
JP2002349658A (ja) * | 2001-05-28 | 2002-12-04 | Nsk Ltd | トロイダル型無段変速機 |
WO2003004906A1 (de) * | 2001-07-05 | 2003-01-16 | Daimlerchrysler Ag | Wechselgetriebe-anordnung mit einem stufenlosen toroidgetriebe und einem summengetriebe der planetenräder-bauart |
JP2003021210A (ja) * | 2001-07-10 | 2003-01-24 | Nsk Ltd | トロイダル型無段変速機及び無段変速装置 |
JP2003227554A (ja) * | 2001-11-27 | 2003-08-15 | Nissan Motor Co Ltd | トロイダル型無段変速機 |
-
2004
- 2004-06-28 JP JP2004189261A patent/JP4715116B2/ja not_active Expired - Lifetime
Patent Citations (5)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH10169741A (ja) * | 1996-12-05 | 1998-06-26 | Nissan Motor Co Ltd | トロイダル型無段変速機 |
JP2002349658A (ja) * | 2001-05-28 | 2002-12-04 | Nsk Ltd | トロイダル型無段変速機 |
WO2003004906A1 (de) * | 2001-07-05 | 2003-01-16 | Daimlerchrysler Ag | Wechselgetriebe-anordnung mit einem stufenlosen toroidgetriebe und einem summengetriebe der planetenräder-bauart |
JP2003021210A (ja) * | 2001-07-10 | 2003-01-24 | Nsk Ltd | トロイダル型無段変速機及び無段変速装置 |
JP2003227554A (ja) * | 2001-11-27 | 2003-08-15 | Nissan Motor Co Ltd | トロイダル型無段変速機 |
Cited By (5)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2006194353A (ja) * | 2005-01-13 | 2006-07-27 | Nsk Ltd | 無段変速装置 |
JP4513008B2 (ja) * | 2005-01-13 | 2010-07-28 | 日本精工株式会社 | 無段変速装置 |
JP2008025677A (ja) * | 2006-07-19 | 2008-02-07 | Toyota Motor Corp | 車両用動力伝達装置 |
JP2008267420A (ja) * | 2007-04-17 | 2008-11-06 | Nsk Ltd | 無段変速装置 |
JP2013139831A (ja) * | 2011-12-28 | 2013-07-18 | Nsk Ltd | トロイダル型無段変速機 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JP4715116B2 (ja) | 2011-07-06 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
JP5289746B2 (ja) | 円すいころ軸受 | |
JP4786482B2 (ja) | 円すいころ軸受 | |
US7195576B2 (en) | Continuously variable transmission apparatus | |
JP4715116B2 (ja) | 無段変速装置 | |
JP5935473B2 (ja) | トロイダル型無段変速機 | |
JP4774828B2 (ja) | トロイダル型無段変速機 | |
JP2004308814A (ja) | 無段変速装置 | |
JP4370892B2 (ja) | 遊星歯車装置 | |
JP4581562B2 (ja) | 無段変速装置 | |
JP5045805B2 (ja) | トロイダル型無段変速機 | |
JP4930249B2 (ja) | 無段変速装置 | |
JP5126206B2 (ja) | トロイダル型無段変速機 | |
JP4547968B2 (ja) | 無段変速装置 | |
JP5397216B2 (ja) | 無段変速装置 | |
JP2008275088A (ja) | トロイダル型無段変速機 | |
US6416439B1 (en) | Toroidal-type continuously variable transmission | |
JP2006009995A (ja) | トロイダル型無段変速機 | |
JP2005325971A (ja) | トロイダル型無段変速機 | |
JP2008082360A (ja) | トロイダル型無段変速機 | |
US6325740B1 (en) | Toroidal-type continuously variable transmission | |
JP2001099253A (ja) | トロイダル型無段変速機 | |
JP2008175215A (ja) | 無段変速装置 | |
JP2007240004A (ja) | トロイダル型無段変速機用パワーローラユニット | |
JP2002089646A (ja) | トロイダル型無段変速機 | |
JP6582564B2 (ja) | トロイダル型無段変速機 |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
RD04 | Notification of resignation of power of attorney |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A7424 Effective date: 20070411 |
|
A521 | Written amendment |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20070531 |
|
A621 | Written request for application examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621 Effective date: 20070531 |
|
A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20100824 |
|
A521 | Written amendment |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20101022 |
|
TRDD | Decision of grant or rejection written | ||
A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 Effective date: 20110301 |
|
A61 | First payment of annual fees (during grant procedure) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61 Effective date: 20110314 |
|
R150 | Certificate of patent or registration of utility model |
Ref document number: 4715116 Country of ref document: JP Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150 Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20140408 Year of fee payment: 3 |