JP2005248675A - 防滴型電気錠 - Google Patents
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Abstract
【課題】 屋外に既設の門扉へ容易に取り付け可能で、防滴性のある電気錠を安価に提供する。
【解決手段】 電気錠において、錠部と、錠部を施錠開錠するために駆動する駆動部を分離して設け、駆動部からの駆動力を伝達ワイヤにより錠部へ伝え、駆動部は防滴性をもつ箱の中に収容する構成とした。これにより屋外に設置されながらも通電を受ける駆動部を雨水から容易に保護できると共に、様々な状況を持つ既設の門扉に対しても容易に施工が可能となった。
【選択図】図1
【解決手段】 電気錠において、錠部と、錠部を施錠開錠するために駆動する駆動部を分離して設け、駆動部からの駆動力を伝達ワイヤにより錠部へ伝え、駆動部は防滴性をもつ箱の中に収容する構成とした。これにより屋外に設置されながらも通電を受ける駆動部を雨水から容易に保護できると共に、様々な状況を持つ既設の門扉に対しても容易に施工が可能となった。
【選択図】図1
Description
本発明は、屋外の門扉へ取り付けるための防滴性を有した電気錠に関する。
従来の門扉へ取り付ける電気錠の例を図4を用いて説明する。この従来の電気錠は門扉Tあるいは框Kへ埋設されるが、ここでは框Kへ埋設されている。また、門扉T側にはストライク110が埋設されている。図において100は駆動力源のソレノイドであり、外部からの通電されると磁力によりプランジャ101を吸引して左方へ変位させるが、プランジャ101の右端はラッチ102を兼ねているためストライク110の開口より外れ、通電時には開錠状態となる。またソレノイド100が通電されない状態では、与圧を持つように実装された圧縮バネ103の反発力によりラッチ102は施錠位置に復帰する。
以上に述べた埋設型の電気錠では、屋外に既設の門扉Tに対して施工するにあたり門扉Tあるいは框Kに該当する錠を埋設する必要があり、その取り付けに必要な空間を確保するために門扉Tへ取り付ける場合には既存の錠を撤去して取り付けたり、または框K側へ取り付けるためには框Kの内部を切削するなどの工作が必要であり、また門扉Tや框Kの内部へ電気配線を通線する必要もあるため適用可能な物件が自ずから限定されていた。
これは、外部より電力の供給を受けることでラッチの施錠状態と開錠状態を作り出すための駆動力を発生する駆動力源と、ラッチが一体となった構成によるところであり、また通電を受ける駆動力源を埋設により雨水から保護する目的もあった。
本発明では前述した課題を解決して、風雨に直接暴露される屋外に既存している門扉に対して容易に後付けできる防滴型の電気錠を安価に提供する。
前述の課題を解決するために、本発明による防滴型電気錠は門扉や框の表面へ設置するストライクとラッチおよびカバーからなる錠部と、開錠時のみ外部から電力の供給を受けて駆動力を発生する駆動力源および駆動力源を内部に収納することにより雨水等から保護する防滴性を有する箱からなる駆動部に分離しておき、錠部のラッチと駆動部の駆動力源を可とう性のある伝達ワイヤで連結する構成として、駆動部において駆動力源と伝達ワイヤを結ぶ継ぎ手を電気絶縁性を有する材料で成し、駆動部は自在な箇所へ設置できるようにした。
上記の課題を解決するための構成により、次のような効果が得られる。まず第一に錠部と駆動部を分離したことで、門扉或いは框へは錠部のみを取り付け、駆動部は自由に任意の箇所へ取り付ける施工が可能になること、第二に通電を受ける駆動部だけを防滴性のある箱に収容すればよく、雨水からの保護が容易となり電気絶縁性の確保が図れる上に駆動部の保守点検も容易になること、第三に埋設して取り付ける必要がないため取り付けられる門扉或いは框を選ばず、また門扉の開閉方法、すなわち引き戸或いは開き戸のどちらにでも適用が可能であるという効果が得られる。
また、錠部と駆動部を分離した上で露出取り付けとした構成のため、埋設して用いられる従来の電気錠とは異なり容易に既設の門扉へ取り付けることができ、施工コストを抑える効果もある。
以下、本発明の実施の形態を図1〜図3に基いて説明する。
図1は本発明の防滴型電気錠の一つの実施の形態を表す説明図である。図1において1は錠部であり、2は駆動部で、3は伝達ワイヤである。錠部1と駆動部2は伝達ワイヤ3により連結されている。錠部1は框Kに固定され、門扉Tに取り付けられたストライク11と相対している。また駆動部2は塀Hに設置されるものとして示されているが、設置の用を成し得るならば框Kや図にはない他の建築物であっても構わない。
図2は施錠状態における錠部1を示している。錠部1はストライク11と、既知構成のラッチ10と、取り付け台座12とカバー13から構成される。ストライク11は門扉Tへ取り付けられ、取り付け台座12により框Kへ固定されるラッチ10の突出部分を受け入れる開口を持つ。また、ラッチ10には伝達ワイヤ3の一端が連結されていて、カバー13によって保護されている。
図3において駆動部2の詳細を示した。20はソレノイドで、23はプランジャで、22は継ぎ手であり、24は復帰バネであり、防滴箱21の内部へ収容されて雨水や風雪、塵埃から保護される。
ソレノイド20のプランジャ23は伝達ワイヤ3の他端と継ぎ手22によって連結されている。図3の中では駆動力源としてソレノイドを用いたとして図示されているが、他の駆動力源、例えば電動リニアアクチュエータや直動モータなどの駆動力源を用いたとしてもよい。
以下、上記構成について動作を説明する。門扉Tが閉まった状態においてストライク11の開口へラッチ10の先端が陥入して施錠状態となっている。開錠とするため、図示していない外部の電源から電力をソレノイド20へ通電すると、プランジャ23は吸引力を受けるためソレノイド20内へ引き込まれて行き、継ぎ手22とソレノイド20にはさまれた復帰バネ24を圧縮しつつ、継ぎ手22を介して伝達ワイヤ3の一端を引く。このために伝達ワイヤ3の他端が連結されているラッチ10は縮退して開錠される。また、通電が止まるとソレノイド20によるプランジャ23を引く力がなくなるために復帰バネ24によって継ぎ手22は押し戻され、かつプランジャー23および伝達ワイヤ3は施錠状態の位置へ戻る。
以上のように、本実施形態によれば屋外の既設の門扉に対して容易に後付けできる防滴型の電気錠を安価に提供することができる。
1 錠部
2 駆動部
3 伝達ワイヤ
10 ラッチ
11 ストライク
12 取り付け台座
13 カバー
20 ソレノイド
21 防滴箱
22 継ぎ手
23 プランジャ
24 復帰バネ
T 門扉
K 框
2 駆動部
3 伝達ワイヤ
10 ラッチ
11 ストライク
12 取り付け台座
13 カバー
20 ソレノイド
21 防滴箱
22 継ぎ手
23 プランジャ
24 復帰バネ
T 門扉
K 框
Claims (1)
- 門扉へ取り付ける錠部と、錠部を施錠開錠させる駆動力を発生する駆動部が分離した電気錠で、駆動部が防滴性のある箱の中に収容され、錠部と駆動部を連結する可とう性の伝達ワイヤにより門扉を施錠開錠するための駆動力が駆動部から錠部へ伝えられる構造を持つことを特徴とする屋外用の防滴型電気錠。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2004093744A JP2005248675A (ja) | 2004-03-01 | 2004-03-01 | 防滴型電気錠 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2004093744A JP2005248675A (ja) | 2004-03-01 | 2004-03-01 | 防滴型電気錠 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2005248675A true JP2005248675A (ja) | 2005-09-15 |
Family
ID=35029415
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2004093744A Pending JP2005248675A (ja) | 2004-03-01 | 2004-03-01 | 防滴型電気錠 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2005248675A (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2019210619A (ja) * | 2018-05-31 | 2019-12-12 | 株式会社Lixil | 建具 |
-
2004
- 2004-03-01 JP JP2004093744A patent/JP2005248675A/ja active Pending
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2019210619A (ja) * | 2018-05-31 | 2019-12-12 | 株式会社Lixil | 建具 |
JP7086727B2 (ja) | 2018-05-31 | 2022-06-20 | 株式会社Lixil | 建具 |
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