JP2005248430A - 多用途利用可能なレール構造 - Google Patents

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Abstract

【課題】 この多用途利用可能なレール構造は,庭園等の緑化部内,緑化部と路面との境界に敷設して区画部材,歩行路,走行路等を容易に確実に形成することができる。
【解決手段】 この多用途利用可能なレール構造は,地中に敷設される下レール1と下レール1上に載置された上レール2から成る。下レール1は,ベース部1,複数の支持リブ部4,及び支持リブ部4間に形成された排水溝5から成る。上レール2は,レールベース部6,地上に露出するレール部7及び支持リブ部4間に挿入される係止部8から成る。
【選択図】 図1

Description

この発明は,例えば,カート,車両等の走行車が走行できる領域,路肩,ビルの緑化される屋上,ゴルフ場の芝生コース,庭園,芝生等で緑化された緑化領域,アスファルト部やコンクリート部と緑化部との境界領域,屋上シンダ−コンクリート等の収縮目地,排水溝,側溝,縁石等の領域に敷設され,領域での区画目的だけでなく,歩行や車の走行もできる多用途利用可能なレール構造に関する。
近年,地球規模の環境問題が叫ばれ,その一環として,ビルの屋上,屋根を初め,ホテル,公共施設等のテラスやベランダにおいて,緑化が求められるようになり,各種の芝植栽マット,ルーフグリーンシート等が開発されている。一方,ゴルフ競技に関しては,プロゴルファのみならず,一般の人々が娯楽,スポーツとして大いに楽しむようになった。また,ゴルフ競技においては,ゴルフ道具は,キャディに依頼して搬送するよりも,無人走行のカートを利用して搬送するようになった。しかしながら,カートがゴルフ場内の芝生を自由に走行することはできず,ゴルフ場ではカートの走行路のルートが決められており,ゴルフ場の芝生コースにカートの誘導路が作られているのが一般的である。そして,カートの走行路は,ゴルフ場では,カートが走行する道路部分は,アスファルトやコンクリートによって作られ,その領域には芝生が生えておらず,地面がむき出しの状態になっているのが一般的である。
従来,土壌のない屋上等に対して緑化する方法が開発されている。該土壌のない部分への緑化方法は,基材に水性エマルジョンを塗布し,その上に予め混合し,均一な状態にしておいた吸水性ポリマーと植物の種を散布するものであり,植物に必要な水分は,降雨や散水等により吸水ポリマーに蓄えられた水分から摂取することで植物が成長するものである(例えば,特許文献1参照)。
また,無人搬送車誘導装置として,特開平7−98612号公報に開示されたものが知られている。上記無人搬送車誘導装置は,無人搬送車の走行する誘導路に誘導路用ブロックを設置し,誘導路用ブロックには永久磁石が設けられており,永久磁石に磁界を発生させ,この磁界により無人搬送車が誘導されている(例えば,特許文献2参照)。
特開2003−116340号公報 特開平7−98612号公報
ところで,環境緑化システムでは,屋上,屋根,ベランダ,公園,グランド等の領域に庭園,畑等の植物の植え込み領域を作り,コンクリートやアスファルト等の路面の領域と植え込み領域とを隔てるため,植え込み領域まわりにブロック,木,石等の縁石等の区画部材を敷設し,植え込み領域には土壌材を敷き込んでいる。しかしながら,上記のようなシステムであると,植え込み領域には植物のため散水したり,降雨のため,排水について考慮しなければならない。しかも,単なる区画部材では,排水ができないことは勿論のこと,人の歩行や車の走行ができず,特に,屋上,屋根,グランド等では不便さがあり,また,植え込み領域内での歩行や車の走行ができないのが一般的であり,上記のような区画部材では十分な機能を果たしていないのが現状である。しかも,従来の緑化工法では,路面と区画部材との境界,区画部材と植え込み領域との境界をバリヤフリーにすることは容易ではなく,地面や緑地との境界等をバリヤフリーに形成したとしても,水溜まりができたり,植え込み領域の水が路面側に滲み出したり,或いは,植え込み領域の排水ができず,過剰水のため植物が根腐りが発生したり,それらを恐れて植物に対して散水を控えれば,植え込み領域内の渇水のため植物が枯れたりする問題がある。
一般に,屋上等では,コンクリート材上に防水材を張り,防水材上に仕上げのシンダーコンクリートが張られているが,そのシンダーコンクリート等の収縮目地等も従来の目地材は,厚みが無く,完全に伸縮を吸収しているものではなく,長い年月が経てば,その部分が盛り上がったり,窪みができたりして,漏水の原因にもなる。また,ゴルフ場にあっては,ゴルフ場に無人搬送車の誘導路を作った場合には,ゴルフ場に芝生のみでない土壌や舗装道路がむき出しになり,余り景観のよいものではない。そこで,ゴルフ場の芝生コースにおいて,カートをスムーズに走行させると共に,景観を良くすることが望まれている。
本出願人は,上記の問題を考慮して,カート走行レール構造を開発し,先に出願した。該カート走行レール構造は,駆動手段と操舵手段とを備えたカートが走行するゴルフ場の芝生コース等の道路に設けられた走行路において,ゴルフ場の芝生コース内の芝生を傷めることなく,一面を芝生で形成すると共に,無人搬送車即ちカートの走行を可能にし,電磁誘導式のカートにはタイヤの走行振れが無く,良好な走行を可能にし,前記走行路に沿って敷設され且つ前記カートの両側のタイヤがそれぞれ通る一対の走行レール,及び前記走行レール間で前記走行路に沿って隔置して配設され且つ前記カートを誘導するための永久磁石部材を備えているものである(例えば,特願2002−250959号参照)。
この発明の目的は,上記の課題を解決することであり,芝生領域,庭園,芝生,畑等で緑化された緑化領域即ち植え込み領域,アスファルト部やコンクリート部と緑化部との境界領域,屋上シンダ−コンクリート等の収縮目地,廃水構,側溝等の領域に縁石代わりの見切りにして敷設し,車の走行や人の歩行を可能にし,上レールと下レールから構成して下レールに形成された排水溝によって排水を行って水溜まりができず,植え込み領域への散水を抑制することによる渇水を防ぎ,植え込み領域に適度の水分を保水した植物の育成を向上させることができ,しかも上レールには芝生,植物等の植栽を可能にし,また,収縮目地では空間部で完全に収縮を吸収でき,特に,庭園等の植え込み領域と路面との境界を容易にバリアフリーに敷設することができる多用途利用可能なレール構造を提供することである。
この発明は,地中に延びて敷設される下レール,及び該下レール上に載置されて前記下レールに沿って延びる上レールから成るレール構造において,
前記下レールは,予め決められた長さに延びる平らなベース部,該ベース部から立設して前記ベース部に沿って延びる複数の支持リブ部,及び該支持リブ部間に形成された排水溝から成り,また,前記上レールは,前記支持リブ部上に載置される平らなレールベース部,該レールベース部から立設して前記レールベース部に沿って延びる上面が地上に露出する複数のレール部,及び前記上レールを前記下レールに係止するため前記レールベース部から立設して前記支持リブ部間に挿入される係止部から成ることを特徴とする多用途利用可能なレール構造に関する。
前記上レールの前記レール部は,前記レールベース部の中央に位置する中央レール部,及び該中央レール部から前記レールベース部の幅方向に隔置して両側に位置する側レール部から形成され,また,前記下レールの前記支持リブ部は,前記ベース部の中央部に位置して前記上レールの前記係止部を間に挿通する一対の中央支持リブ部,及び該中央支持リブ部から前記ベース部の幅方向に隔置して両側に位置する側支持リブ部から形成されている。
また,この多用途利用可能なレール構造は,前記上レールの前記レール部間に形成された溝部には,クッション性等の透水性の下地材を敷き,該下地材上に透水性の砂利や透水性の互いに接合された粒状ウレタン等の合成樹脂及び/又は芝生等の植物を植栽されている。また,前記下レールの前記支持リブ部間に形成された前記排水溝には,排水可能な砂利や埋め土が充填され,及び/又は給水用,液肥供給用,ケーブル挿通用等のパイプが配設されている。
また,この多用途利用可能なレール構造は,前記上レールの前記レール部と前記レールベース部には,排水のため及び/又は芝生育成のための水抜き育成用孔等の孔が形成されている。
また,この多用途利用可能なレール構造は,前記下レールの前記ベース部には,排水のため及び/又は芝生育成のための水抜き育成用孔等の孔,或いは前記下レールを敷設するコンクリート,防水材等の土台への固定のための孔が形成されている。
この多用途利用可能なレール構造は,前記上レールの前記レールベース部には,前記レール部より側方に延びる延出部が設けられ,また,前記下レールのベース部には,前記支持リブ部より側方に延びる延出部が設けられている。
この多用途利用可能なレール構造は,前記上レールには,前記レールベース部より下方に延び且つ前記下レールの前記支持リブ部に沿って延びるカバー部が設けられている。また,前記下レールには,前記支持リブ部より上方に延び且つ前記上レールの前記レール部に沿って延びるカバー部が設けられている。また,前記上レールと前記下レールとの側面にはサイドカバーが取り付けられ,前記サイドカバーと前記防水材との境界部には防水のためのシール材が配置されている。更に,前記下レールと前記防水材との境界部には防水のためのシール材が配置されている。
この多用途利用可能なレール構造は,前記下レールを構成する前記支持リブ部間には,電磁波防止材で被覆された電線等のケーブルが配設されている。また,前記上レール及び前記下レールは,合成樹脂等のプラスチック,鉄,アルミニウム等の金属材料,被覆やコーティングされた金属材料及び/又はコンクリートの材料で作製されている。
この多用途利用可能なレール構造は,カートが走行するゴルフ場の芝生コース等の道路に設けられた走行路に,一対の前記下レールと前記下レール上にそれぞれ載置した前記上レールを互いに隔置して敷設し,前記上レールの前記レール部を前記カートの両側のタイヤがそれぞれ通る一対の走行レールに形成したものである。また,前記下レールと前記下レール上に載置した前記上レールとは,前記走行路に形成された路溝内に敷設され,前記支持リブ部間の領域には埋め戻し土が充填され,また,前記レール部間の領域には埋め戻し土が充填される共に芝生等の植物が植栽されている。
また,この多用途利用可能なレール構造は,庭園を備えた屋根,屋上等の領域に敷き詰められた防水材上に前記上レールを載置した前記下レールを敷設し,前記下レールは前記防水材上に接着剤等で固定状態に配設されている。前記領域は,緑化部内の領域,前記緑化部の縁石の領域,前記緑化部とコンクリート部との境界領域,前記緑化部とアスファルト部との境界領域,屋上シンダ−コンクリート等の収縮目地の領域である。また,前記緑化部内の前記領域に配設された前記下レール上に載置した前記上レールの前記レール部には,歩行や車の走行が可能である。
また,この多用途利用可能なレール構造は,カート,車両等の走行車が走行できる走行路,該走行路と路肩,側溝,植え込み部等との境界部の領域に,前記下レールと前記下レール上に載置した前記上レールが敷設されている。
この多用途利用可能なレール構造は,上記のように,下レールと該下レールに挿入固定即ち差込み固定されて載置される上レールとで二段式の構造に構成し,上レールを路面部と庭園部とを区切る区画部材,或いは直接的な歩行路や車の走行路に構成でき,また,下レールを排水溝,電線等のケーブルの挿通孔,散水用ホース等を通す通路に構成でき,下レールと上レールとを用いることで高さ調節も容易であって,例えば,路面部と庭園部とのバリヤフリーも容易に構成することができ,上レールと下レールをプラスチック等の材料で作成すれば軽量に構成することができ,場合によっては,コーティングや被覆によって金属製にも構成できて強度を確保でき,上レールと下レールとは差込み型であるので,施工も容易である。また,上レールにクッション性等の透水性の下地材を敷き,該下地材材上に透水性の砂利や透水性のウレタン等の合成樹脂を敷き詰め,庭園部との色分けをしたり,上レールに芝生等の植え込みを形成したり,歩行や走行に支障が無い状態に構成することができる。
また,この多用途利用可能なレール構造は,上記のように構成されているので,人の歩行や車の走行を可能にすると共に,路面の領域と植え込み領域とを容易にバリアフリーに構成することができ,しかも植え込み領域内に配設した場合には,歩行路や走行路として機能させることができる。この多用途利用可能なレール構造は,例えば,車椅子や車両等の二輪車の車が通る場合には,一対の上レールと下レールとを所定の間隔に隔置してそれぞれ敷設すればよく,一輪車や人の歩行では上レールと下レールとを一本敷設すればよく,見切り,縁石,目地等ではレールと下レールとを一本敷設すればよい。上レールと下レールとの長さは,使用目的によって決めればよく,真っ直ぐな直線状レール構造のみでなく,曲線状レール構造や,コーナ状レール構造に構成できることは勿論である。また,芝コース内にカート用走行路を作る場合に,カート用走行路の路肩の修理用として適用して好ましく,走行路における芝生に無人搬送車即ちカートのタイヤが入ること無く,レール部を走行でき,カートの荷重が芝生にかかることなく,芝生が剥げたりすることがなく,カートのタイヤが走行する部分のみにタイヤの走行時に支持できる複数のレール部を形成し,走行路から縁石を排除し,レール部以外の領域には芝生を植え込んだ状態にして,ゴルフ場を一面芝生で埋めつくし,極めて景観を良くすると共に,カートの走行をスムーズに行うことができる。
この多用途利用可能なレール構造は,芝生と道路部の見切りも付き,コンクリート製の縁石も必要でなくなり,区画部材,歩行路,走行路を作るのに,ローコストで工期も短縮でき,植栽,芝生等の植え込み領域をきれいに仕上げることができ,例えば,ゴルフ場,グランド等の歩行路や走行路においては,歩行路や走行路のみに下レールで基礎部を形成し,基礎部上にレール部を持つ上レールを敷設するので,専門業者に工事をさせる必要がなく,素人でも工事を行うことができ,例えば,ゴルフ場の芝生コース内にカート道路としてのアスファルトやコンクリートが剥き出しになることがなく,タイヤを芝生の中でタイヤの接地面の最小領域でレール面で受け,芝生にはカートの荷重をかけずに芝生が剥がれることなく,芝生を傷めず,カートが走行することになり,景観を一層良好にすると共に,各種の競技の支障になることがない。
この多用途利用可能なレール構造は,上レールの溝部に透水性の砂利やウレタン材を充填することによってレール部との境界がバリヤフリーになり,車椅子等の車や歩行者にとって溝部に落ち込んだりすることがない。屋上等の収縮目地に使用した場合に,下レールの排水溝に砂利等を充填せずに空洞に形成し,上レールにクッション材等の下地材を充填すると,コンクリート同士が完全に縁切りとなり,大きな面積のコンクリートの伸縮を吸収し,下レールの排水はドレーンに集めることができる。この多用途利用可能なレール構造は,屋上庭園が大きな場合でも周りだけでなく,庭園領域内にも敷き込んだ場合にも,透水性材料が上レールの溝部に蓋がわりになり,土壌を盛ったとしても流れ出すことがなく,余剰の水は下レールの排水溝に流れ落ち,植物の根腐り防止機能を果たし,庭園を区切らなくても一体化することができる。また,この多用途利用可能なレール構造を庭園に敷設した場合には,上レールと下レールとに形成する通口の位置を適正な位置に形成すれば,排水と保水との機能を併せ持ち,例えば,植物に対する理想的な排水・保水構造を提供でき,また,下レールの排水溝に吸水パイプを配設すれば,日照りの渇水時に,スプリンクラー設備や散水設備を露出状態にすることなくなり,更に,排水溝に液肥を送るパイプを配設して植物に対する肥料を供給することができる。
また,この多用途利用可能なレール構造は,下レールにピン止め用の取付け孔や接着剤の食いつき孔が形成されているので,屋上や地上の庭園でも,下に砂利等を敷き詰めて路盤,土台を作れば,下レールを釘やピン或いは接着剤で土台に固定することができ,上レールを下レールに差し込むだけで,簡単に設置することができ,下レールを排水溝として利用でき,庭園の排水もでき,歩行路の水溜まりも無くなり,手押し車,車椅子,車両等の車,子供や老人の人のつまずきも無くなり,安全な歩行路や走行路を形成できる。この多用途利用可能なレール構造は,上レールが下レールへの差込み式に固定されているので,例えば,上レールが破損したり,透水性材料で目詰まりしたとしても,上レールのみを取り換えることで,正常なものに構成でき,また,上レールに透水材料を充填しているため,下レールの排水溝にごみ等の詰まりが発生することがなく,また,樹脂材で作製すると,切断加工や接着加工が簡単にできる。この多用途利用可能なレール構造は,例えば,既存の屋上でも,シンダーコンクリートの打ち増し面積を少なくすることができ,また,打ち増しできない場合でも側面を仕上げるか専用のカバーを取り付けることによって容易に施工でき,屋上の端に設置すれば,別途の歩行路を形成することなく,歩行路の機能を果たし,屋上全面を緑化することができる。
以下,この発明による多用途利用可能なレール構造の実施例を説明する。この多用途利用可能なレール構造は,例えば,路面を形成する領域,路肩,ビルの緑化される屋上や屋根,ゴルフ場の芝生コース,庭園,芝生等で緑化された緑化領域,アスファルト部やコンクリート部と緑化部との境界領域,収縮目地,排水溝,側溝等の縁石代わりの見切り領域に敷設され,領域での区画目的だけでなく,歩行や車の走行もできるものである。この多用途利用可能なレール構造は,例えば,屋上庭園に利用した場合には,コンクリートやアスファルトと庭園との境界の縁石代わりや収縮目地代わりに適用でき,境界部を容易にバリヤフリーに構成でき,また,ゴルフ場内においてカートの走行するカート専用道路として構成でき,ゴルフ場の芝生コース内に一般的なアスファルトやコンクリートの道路を作らず,カートの走行路として,カートが走行する道路をレール構造に構成でき,芝生の中に左右のタイヤの走行部のみに堅固な走行レールを形成し,芝生の中を芝生を傷めることなく,カートを走行させ,ゴルフ競技に支障とならない芝生コースを完成させるものである。
次に,図面を参照して,この多用途利用可能なレール構造(以下,このレール構造という)の実施例を説明する。この多用途利用可能なレール構造は,図1に第1実施例,図2に第2実施例,図3に第3実施例,図4に第4実施例,図5に第5実施例,図6に第6実施例,図7に第7実施例,図8に第8実施例,及び図9に第9実施例が示されているものである。このレール構造は,地中の敷設される基礎部を構成する下レール1,及び下レール1に載置されて地上の目地や縁石としての区画部材,歩行路,走行路を構成する上レール2とから成る。下レール1と上レール2は,適用場所に応じて適正な長さに形成すればよく又は継ぎ足して形成することができ,適用場所に応じて直線構造や曲線構造に形成することができる。また,下レール1と上レール2は,屋上や屋根等で利用する場合には軽量化のため合成樹脂等のプラスチック材料で作製でき,また,強度を必要とする場合には鉄,アルミニウム等の金属材料,被覆やコーティングされた金属材料で作製でき,或いは,材料を安価にするためにはコンクリート材料で作製することもできる。
図示のように,この多用途利用可能なレール構造は,概して,地中に延びて敷設される下レール1及び下レール1上に差込み式に載置されて下レール1に沿って延びる上レール2から構成されている。下レール1は,予め決められた長さに延びる平らなベース部3,ベース部3から立設してベース部3に沿って延びる複数の支持リブ部4,及び支持リブ部4間に形成された排水溝5から構成されている。また,上レール2は,支持リブ部4上に載置される平らなレールベース部6,レールベース部6から立設してレールベース部6に沿って延びる上面が地上に露出する複数のレール部7,及び上レール2を下レール1に係止するためレールベース部6から立設して支持リブ部4間に形成された嵌挿部40に差込み即ち挿入されるリブ状の係止部8から構成されている。また,上レール2のレール部7は,レールベース部6の中央に位置する中央レール部9,及び中央レール部9からレールベース部6の幅方向に隔置して両側に位置する側レール部10から形成されている。また,下レール1の支持リブ部4は,ベース部3の中央部に位置して上レール2の係止部8を挿通するため嵌挿部40を形成する隣接した一対の中央支持リブ部11,及び中央支持リブ部11からベース部3の幅方向に隔置して両側に位置する側支持リブ部12から形成されている。
この多用途利用可能なレール構造は,上レール2のレール部7間に形成された溝部42には,埋め戻し土,砂利,緩衝材即ちクッション性等の透水性の下地材18を敷き,透水性の下地材18上に透水性の砂利や透水性の互いに接合された粒状ウレタン等の合成樹脂の表層材20(図1,図3〜図7,図9 )が配設され,また,土壌等を含む透水性の下地材18上に或いは土壌上に芝生等の植物19(図2,図8)を植栽されている。また,下レール1の支持リブ部4間に形成された排水溝5には,排水可能な砂利,埋め土,埋め戻し土17が充填され,及び/又は給水用又はケーブル挿通用のチューブ,管等のパイプ13が配設されている。下レール1の排水溝5には,必ずしも,埋め戻し土17を充填する必要はなく,空洞にしていてもよいが,埋め戻し土17を充填すると,強度上好ましいものである。上レール2のレール部7とレールベース部6には,排水のため及び/又は芝生育成のための水抜き育成用孔等の孔13が形成されている。下レール1のベース部3には,排水のため及び/又は芝生育成のための水抜き育成用孔等の孔14,或いは下レール1を敷設するコンクリート16,防水材15等の土台への固定のために機能する孔14が形成されている。防水材15上に下レール1を接着剤で固着した場合に,接着剤が孔14内に盛り上がり,突出した接着剤が固化することによって,下レール1が防水材15に対して係止され,下レール1が防水材15上に安定して固定されることになる。
図1及び図2に示すように,上レール2のレールベース部6には,レール部7より側方に延びる縁部となる延出部22が設けられ,また,下レール1のベース部3には,支持リブ部4より側方に延びる縁部となる延出部21が設けられている。上レール1の延出部22には,先端に係止部29を設けることができる(図5,図7参照)。上レール1の延出部22は,側方の埋め戻し土17に埋設して,上レール2自体の安定して敷設する機能を果たしている。また,下レール1の延出部21には,コンクリート16,防水材15等の土台にピンや釘等の固着具を通すための取付け用孔41が形成されており,下レール1を確実にずれないように安定してコンクリート16,防水材15等の土台に敷設することができる。
この多用途利用可能なレール構造では,上レール2には,図3に示すように,レールベース部6より下方に延び且つ下レール1の支持リブ部4に沿って延びる垂下部であるカバー部24が設けられている。下レール1には,図4に示すように,支持リブ部4より上方に延び且つ上レール2のレール部7の側レール部10に沿って延びるカバー部25が設けられている。また,図3及び図4に示すように,下レール1と防水材15やコンクリート16等の土台との境界部には,防水のためのシール材23が配置されている。又は,図5に示すように,上レール2と下レール1との側面には,プラスチック等で作製された一種の化粧材にも機能するサイドカバー28が取り付けられ,サイドカバー28と防水材15との境界部には防水のためのシール材35が配置されている。サイドカバー28は,カバー側部30,カバー上部31,カバーベース部32及び上レール2又は下レール1に固定するための固定用バー33から構成されている。固定用バー33は,例えば,上レール2に延出部22に形成された係止部29に嵌合する嵌合部34を備えている。上レール2の延出部22に係止部29を設ければ,コンクリート17,37への食いつきが良好になり,一種のガイドとなって収縮目地や路面の水抜き等に良好に機能する。
この多用途利用可能なレール構造は,特に,庭園を備えた屋根,屋上等の領域に敷き詰められた防水材15上に上レール2を載置した下レール1を敷設し,下レール1は防水材15上に接着剤等で固定状態に配設されていることに特徴を有する。屋上等の領域は,芝生等の植物19が植栽された緑化部内の領域,緑化部の縁石の領域,緑化部とコンクリート37との境界領域,緑化部とアスファルト部との境界領域,屋上シンダ−コンクリート等の収縮目地の領域である。屋上等の緑化部内の領域に配設された下レール1上に載置した上レール2のレール部7には,歩行や車の走行が可能な路面を構成することができる。図1,図2及び図8では,この多用途利用可能なレール構造は,植物19を植栽した緑化部内の領域に敷設された場合が示されている。また,図8では,この多用途利用可能なレール構造は,植物19を植栽した緑化部と,屋上,路面等のコンクリート16との境界領域に敷設された場合が示されている。また,図4では,この多用途利用可能なレール構造は,植物19を植栽した緑化部と,屋上等の床仕上げ材27との境界領域に敷設された場合が示されており,床仕上げ材27と下レール1との間には,シール材26が配設されている。また,図6,図7及び図9では,この多用途利用可能なレール構造は,植物19を植栽した緑化部と,屋上,路面等のコンクリート37との境界領域に敷設された場合が示されている。
この多用途利用可能なレール構造は,カート,車両等の走行車が走行できる走行路,該走行路と路肩,側溝,植え込み部等との境界部の領域に,縁石代わりの機能を果たすため,下レール1と下レール1上に載置した上レール2が敷設されており,その両側は,例えば,植物19を植栽した緑化部やコンクリート,アスファルト等の路面に接している。また,この多用途利用可能なレール構造では,図6に示すように,上レール2のレール部7間に金網等のグレーチング36を配設することもできる。或いは,図8に示すように,下レール1を構成する支持リブ部4間には,鉄板等の電磁波防止材39で覆われた電線等のケーブル38を配設することもできる。下レール1の支持リブ部4間に,電磁波防止材39を配設することによって,ケーブル38に電流を通しても,電磁波の拡散が防止され,また,他からの電磁波の影響も受けなくなり,リニア等の電磁式機器にも対応することができ,大型のプレコンに構成すれば,リニアレールに応用することもできる。
また,この多用途利用可能なレール構造は,カートが走行するゴルフ場の芝生コース等の道路に設けられた走行路に,一対の下レール1と下レール1上にそれぞれ載置した上レール2を互いに隔置して敷設し,上レール2のレール部7をカートの両側のタイヤがそれぞれ通る一対の走行レールに形成した路面に構成することができる。下レール1と上レール2とは,走行路に形成された路溝内に敷設され,支持リブ部4間の領域には埋め戻し土が充填され,また,レール部7間の領域に,砂利やクッション機能等を持つ透水性の下地材18を充填し,透水性の下地材18上に埋め戻し土が充填されると共に芝生等の植物19を植栽したり又は透水性の砂利や透水性のウレタンの合成樹脂等の表層材20を配設することができる。
この多用途利用可能なレール構造において,上レール2及び下レール1を作製する材料は,剛性があって強度を備えておればよく,材料に限定されるものではなく,例えば,産業廃棄物の圧縮材でも使用でき,或いは,鉄,鋳物,アルミニウム等の金属材で作ることができるが,地中においての腐食や錆を考慮すると,塩化ビニル等の合成樹脂で被覆したり,コーティングした材料で作ることができ,強度も十分に確保できるものである。
この発明による多用途利用可能なレール構造は,カート,車両等の走行車が走行できる領域,路肩,ビルの緑化される屋上,ゴルフ場の芝生コース,庭園,芝生等で緑化された緑化領域,アスファルト部やコンクリート部と緑化部との境界領域,屋上シンダ−コンクリート等の収縮目地,排水溝,側溝等の縁石の領域に敷設され,領域での区画部材だけでなく,歩行路や車の走行路に適用できる。
この発明の多用途利用可能なレール構造であって,植え込み領域に敷設された上レールに表層材を充填した第1実施例を示す断面図である。 この発明の多用途利用可能なレール構造であって,植え込み領域に敷設された上レールに植物を植栽した第2実施例を示す断面図である。 この発明の多用途利用可能なレール構造であって,屋上等の縁石や見切り代わりに敷設された上レールに表層材を充填した第3実施例を示す断面図である。 この発明の多用途利用可能なレール構造であって,屋上等の縁石や見切り代わりに敷設された上レールに表層材を充填した第4実施例を示す断面図である。 この発明の多用途利用可能なレール構造であって,屋上等の縁石や見切り代わりに敷設された上レールに表層材を充填すと共にサイドカバーを取り付けた第5実施例を示す部分断面図である。 この発明の多用途利用可能なレール構造であって,植え込み領域とコンクリートやアスファルトとの境界に敷設された上レールにグレーチングを配設した第6実施例を示す断面図である。 この発明の多用途利用可能なレール構造であって,植え込み領域とコンクリートやアスファルトとの境界に敷設された上レールに表層材を充填した第7実施例を示す断面図である。 この発明の多用途利用可能なレール構造であって,植え込み領域に敷設された上レールに植物を植栽すると共にケーブルを下レールに配設した第8実施例を示す断面図である。 この発明の多用途利用可能なレール構造であって,植え込み領域とコンクリートやアスファルトとの境界に敷設された上レールに表層材を充填した第9実施例を示す断面図である。
符号の説明
1 下レール
2 上レール
3 ベース部
4 支持リブ部
5 排水溝
6 レールベース部
7 レール部
8 係止部
9 中央レール部
10 側レール部
11 中央支持リブ部
12 側支持リブ部
13 パイプ
14 排水孔
15 防水材
16,37 コンクリート
17 埋め戻し土
18 下地材
19 植物
20 砂利,ウレタンの表層材
21,22 延出部
23,26,35 シール材
24,25 カバー部
27 床仕上げ材
28 サイドカバー
29 係止部
34 嵌合部
36 グレーチング
38 電線等のケーブル
39 被覆材
40 嵌挿部
41 取付け用孔
42 溝部

Claims (19)

  1. 地中に延びて敷設される下レール,及び該下レール上に載置されて前記下レールに沿って延びる上レールから成るレール構造において,
    前記下レールは,予め決められた長さに延びる平らなベース部,該ベース部から立設して前記ベース部に沿って延びる複数の支持リブ部,及び該支持リブ部間に形成された排水溝から成り,前記上レールは,前記支持リブ部上に載置される平らなレールベース部,該レールベース部から立設して前記レールベース部に沿って延びる上面が地上に露出する複数のレール部,及び前記上レールを前記下レールに係止するため前記レールベース部から立設して前記支持リブ部間に挿入される係止部から成ることを特徴とする多用途利用可能なレール構造。
  2. 前記上レールの前記レール部は,前記レールベース部の中央に位置する中央レール部,及び該中央レール部から前記レールベース部の幅方向に隔置して両側に位置する側レール部から形成され,また,前記下レールの前記支持リブ部は,前記ベース部の中央部に位置して前記上レールの前記係止部を間に挿通する一対の中央支持リブ部,及び該中央支持リブ部から前記ベース部の幅方向に隔置して両側に位置する側支持リブ部から形成されていることを特徴とする請求項1に記載の多用途利用可能なレール構造。
  3. 前記上レールの前記レール部間に形成された溝部には,クッション性等の透水性の下地材を敷き,該下地材上に透水性の砂利や透水性のウレタン等の合成樹脂及び/又は芝生等の植物を植栽されていることを特徴とする請求項1又は2に記載の多用途利用可能なレール構造。
  4. 前記下レールの前記支持リブ部間に形成された前記排水溝には,排水可能な砂利や埋め土が充填され,及び/又は給水用又はケーブル挿通用のパイプが配設されていることを特徴とする請求項1〜3のいずれか1項に記載の多用途利用可能なレール構造。
  5. 前記上レールの前記レール部と前記レールベース部には,排水のため及び/又は芝生育成のための水抜き育成用孔等の孔が形成されていることを特徴とする請求項1〜4のいずれか1項に記載の多用途利用可能なレール構造。
  6. 前記下レールの前記ベース部には,排水のため及び/又は芝生育成のための水抜き育成用孔等の孔,或いは前記下レールを敷設するコンクリート,防水材等の土台への固定のための孔が形成されていることを特徴とする請求項1〜5のいずれか1項に記載の多用途利用可能なレール構造。
  7. 前記上レールの前記レールベース部には,前記レール部より側方に延びる延出部が設けられ,また,前記下レールのベース部には,前記支持リブ部より側方に延びる延出部が設けられていることを特徴とする請求項1〜6のいずれか1項に記載の多用途利用可能なレール構造。
  8. 前記上レールには,前記レールベース部より下方に延び且つ前記下レールの前記支持リブ部に沿って延びるカバー部が設けられていることを特徴とする請求項1〜7のいずれか1項に記載の多用途利用可能なレール構造。
  9. 前記下レールには,前記支持リブ部より上方に延び且つ前記上レールの前記レール部に沿って延びるカバー部が設けられていることを特徴とする請求項1〜8のいずれか1項に記載の多用途利用可能なレール構造。
  10. 前記上レールと前記下レールとの側面にはサイドカバーが取り付けられ,前記サイドカバーと前記防水材との境界部には防水のためのシール材が配置されていることを特徴とする請求項1〜9のいずれか1項に記載のの多用途利用可能なレール構造。
  11. 前記上レール及び前記下レールは,合成樹脂等のプラスチック,鉄,アルミニウム等の金属材料,被覆やコーティングされた金属材料及び/又はコンクリートの材料で作製されていることを特徴とする請求項1〜10のいずれか1項に記載の多用途利用可能なレール構造。
  12. 前記下レールを構成する前記支持リブ部間には,電磁波防止材で被覆された電線等のケーブルが配設されていることを特徴とする請求項1〜11のいずれか1項に記載の多用途利用可能なレール構造。
  13. カートが走行するゴルフ場の芝生コース等の道路に設けられた走行路に,一対の前記下レールと前記下レール上にそれぞれ載置した前記上レールを互いに隔置して敷設し,前記上レールの前記レール部を前記カートの両側のタイヤがそれぞれ通る一対の走行レールに形成したことを特徴とする請求項1〜12のいずれか1項に記載の多用途利用可能なレール構造。
  14. 前記下レールと前記下レール上に載置した前記上レールとは,前記走行路に形成された路溝内に敷設され,前記支持リブ部間の領域には埋め戻し土が充填され,また,前記レール部間の領域には埋め戻し土が充填される共に芝生等の植物が植栽されていることを特徴とする請求項13に記載の多用途利用可能なレール構造。
  15. 庭園を備えた屋根,屋上等の領域に敷き詰められた防水材上に前記上レールを載置した前記下レールを敷設し,前記下レールは前記防水材上に接着剤等で固定状態に配設されていることを特徴とする請求項1〜12のいずれか1項に記載の多用途利用可能なレール構造。
  16. 前記領域は,緑化部内の領域,前記緑化部の縁石の領域,前記緑化部とコンクリート部との境界領域,前記緑化部とアスファルト部との境界領域,屋上シンダ−コンクリート等の収縮目地の領域であることを特徴とする請求項15に記載の多用途利用可能なレール構造。
  17. 前記緑化部内の前記領域に配設された前記下レール上に載置した前記上レールの前記レール部には,歩行や車の走行が可能であることを特徴とする請求項15又は16に記載の多用途利用可能なレール構造。
  18. 前記下レールと前記防水材との境界部には防水のためのシール材が配置されていることを特徴とする請求項15〜17のいずれか1項に記載のの多用途利用可能なレール構造。
  19. カート,車両等の走行車が走行できる走行路,該走行路と路肩,側溝,植え込み部等との境界部の領域に,前記下レールと前記下レール上に載置した前記上レールが敷設されていることを特徴とする請求項1〜12のいずれか1項に記載の多用途利用可能なレール構造。
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