JPH08205691A - 植樹帯 - Google Patents
植樹帯Info
- Publication number
- JPH08205691A JPH08205691A JP3472395A JP3472395A JPH08205691A JP H08205691 A JPH08205691 A JP H08205691A JP 3472395 A JP3472395 A JP 3472395A JP 3472395 A JP3472395 A JP 3472395A JP H08205691 A JPH08205691 A JP H08205691A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- tree
- side plate
- zone
- ground
- road
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
Links
Landscapes
- Road Paving Structures (AREA)
- Protection Of Plants (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 植樹帯の上に降った雨のみならず道路上に降
った雨も植樹帯に導き、樹木に充分な水分を与えると共
に余剰の雨水を地中に浸透させて地下水位の低下や都市
水害を防ぎ、また、樹木の根が道路下に張り出すのを防
止して道路が凸凹になるのを防ぐ。 【構成】 上端部を地上に露出して埋設した２枚の対向
する側板部２と両側の側板部２を連結して一体化する繋
ぎ部３と両側の側板部２の間に充填した土砂とからな
り、側板部２の上端部の地上露出部分に雨水を植樹帯内
部に流入させる流入孔４を形成したことを特徴とする植
樹帯である。
った雨も植樹帯に導き、樹木に充分な水分を与えると共
に余剰の雨水を地中に浸透させて地下水位の低下や都市
水害を防ぎ、また、樹木の根が道路下に張り出すのを防
止して道路が凸凹になるのを防ぐ。 【構成】 上端部を地上に露出して埋設した２枚の対向
する側板部２と両側の側板部２を連結して一体化する繋
ぎ部３と両側の側板部２の間に充填した土砂とからな
り、側板部２の上端部の地上露出部分に雨水を植樹帯内
部に流入させる流入孔４を形成したことを特徴とする植
樹帯である。
Description
【０００１】
【産業上の利用分野】本発明は、道路などに沿って設け
られる植樹帯に関する。
られる植樹帯に関する。
【０００２】
【従来の技術】図４は、従来の植樹帯の断面図である。
同図において、１１は縁石、１２は歩道、１３は車道、
１４は樹木である。従来の植樹体は、同図に示されるよ
うに、車道１３及び歩道１２との境に植樹帯用の縁石１
１を設置し、その内側を植樹帯としていた。
同図において、１１は縁石、１２は歩道、１３は車道、
１４は樹木である。従来の植樹体は、同図に示されるよ
うに、車道１３及び歩道１２との境に植樹帯用の縁石１
１を設置し、その内側を植樹帯としていた。
【０００３】
【発明が解決しようとする課題】従来の植樹帯は、上記
のごとく、両側に植樹帯用の縁石ブロック１１を設置し
たものであるから、植樹帯で吸収される雨水は、植樹帯
の上に降った雨のみで、樹木にとって必ずしも充分であ
るといえず、時には樹木に水やりをしなければならな
い。車道１３や歩道１２上に降った雨は別途配水設備で
排水されるから、雨水はほとんど地中に浸透せず、地下
水位の低下や都市水害の原因となっている。また、樹木
の根が道路下に張り出し、道路（特に歩道）の土砂を持
ち上げて舗装を凸凹にすることもある。本発明は、この
ような課題を解決するもので、植樹帯の上に降った雨の
みならず道路上に降った雨も植樹帯に導き、樹木に充分
な水分を与えると共に余剰の雨水を地中に浸透させて地
下水位の低下や都市水害を防ぎ、また、樹木の根が道路
下に張り出すのを防止して道路が凸凹になるのを防ぐも
のである。
のごとく、両側に植樹帯用の縁石ブロック１１を設置し
たものであるから、植樹帯で吸収される雨水は、植樹帯
の上に降った雨のみで、樹木にとって必ずしも充分であ
るといえず、時には樹木に水やりをしなければならな
い。車道１３や歩道１２上に降った雨は別途配水設備で
排水されるから、雨水はほとんど地中に浸透せず、地下
水位の低下や都市水害の原因となっている。また、樹木
の根が道路下に張り出し、道路（特に歩道）の土砂を持
ち上げて舗装を凸凹にすることもある。本発明は、この
ような課題を解決するもので、植樹帯の上に降った雨の
みならず道路上に降った雨も植樹帯に導き、樹木に充分
な水分を与えると共に余剰の雨水を地中に浸透させて地
下水位の低下や都市水害を防ぎ、また、樹木の根が道路
下に張り出すのを防止して道路が凸凹になるのを防ぐも
のである。
【０００４】
【課題を解決するための手段】本発明は、上端部を地上
に露出して埋設した２枚の対向する側板部２と両側の側
板部２を連結して一体化する繋ぎ部３と両側の側板部２
の間に充填した土砂とからなり、側板部２の上端部の地
上露出部分に雨水を植樹帯内部に流入させる流入孔４を
形成したことを特徴とする植樹帯である。
に露出して埋設した２枚の対向する側板部２と両側の側
板部２を連結して一体化する繋ぎ部３と両側の側板部２
の間に充填した土砂とからなり、側板部２の上端部の地
上露出部分に雨水を植樹帯内部に流入させる流入孔４を
形成したことを特徴とする植樹帯である。
【０００５】
【作用】本発明は、上記の構成であるから、道路に降っ
た雨水は流入孔４から植樹帯内部に流れ込み、樹木に充
分な水分を与えると共に余剰の雨水は地中に浸透する。
また、側板部２は樹木の根が道路下に張り出すのを防止
し、道路が凸凹になるのを防ぐ。両側の側板部２は繋ぎ
部３で一体化されているから、樹木の根の圧力に対して
充分な強度を持つことができ、また、側板部２と繋ぎ部
３をブロック化して植樹帯ブロック１とすることで簡単
に施工することができる。
た雨水は流入孔４から植樹帯内部に流れ込み、樹木に充
分な水分を与えると共に余剰の雨水は地中に浸透する。
また、側板部２は樹木の根が道路下に張り出すのを防止
し、道路が凸凹になるのを防ぐ。両側の側板部２は繋ぎ
部３で一体化されているから、樹木の根の圧力に対して
充分な強度を持つことができ、また、側板部２と繋ぎ部
３をブロック化して植樹帯ブロック１とすることで簡単
に施工することができる。
【０００６】
【実施例】以下実施例の図面を参照しつつ、本発明を詳
細に説明する。図１は実施例の植樹帯の断面図、図２は
植樹帯ブロック１の上面図、図３は図２におけるＡ−Ａ
線断面図である。図中１は植樹帯ブロック、２は側板
部、３は繋ぎ部、４は流入孔、５は導水管、６は歩道、
７は車道、８は側溝、９は樹木である。
細に説明する。図１は実施例の植樹帯の断面図、図２は
植樹帯ブロック１の上面図、図３は図２におけるＡ−Ａ
線断面図である。図中１は植樹帯ブロック、２は側板
部、３は繋ぎ部、４は流入孔、５は導水管、６は歩道、
７は車道、８は側溝、９は樹木である。
【０００７】図１に示す植樹帯は、側板部２、繋ぎ部
３、流入孔４、導水管５及び内部に充填された土砂とか
らなる。側板部及び繋ぎ部はコンクリ−ト製で、図２、
３に示すように植樹帯ブロック１として工場生産され
る。植樹帯ブロック１は２枚の対向する側板部２と側板
部２を連結して一体化する３本の繋ぎ部３とからなり、
各側板部２の上部には２個の流入孔４が開けられてお
り、流入孔４の内側には、下方に突出する塩ビ樹脂製の
導水管５が接続されている。
３、流入孔４、導水管５及び内部に充填された土砂とか
らなる。側板部及び繋ぎ部はコンクリ−ト製で、図２、
３に示すように植樹帯ブロック１として工場生産され
る。植樹帯ブロック１は２枚の対向する側板部２と側板
部２を連結して一体化する３本の繋ぎ部３とからなり、
各側板部２の上部には２個の流入孔４が開けられてお
り、流入孔４の内側には、下方に突出する塩ビ樹脂製の
導水管５が接続されている。
【０００８】植樹帯ブロック１は、図１に示すように、
流入孔４を外側に露出させて地中に埋設し、内部に土砂
を充填し植樹を行なう。植樹帯ブロック１は、必要な長
さに応じて多数連結して埋設される。植樹帯の下部に
は、雨水の浸透を良くするため、また、導水管の目詰ま
りを防ぐために、粒径が比較的大きい砂または砂利を多
く配合した土砂が充填され、上部には腐葉土が充填され
ている。
流入孔４を外側に露出させて地中に埋設し、内部に土砂
を充填し植樹を行なう。植樹帯ブロック１は、必要な長
さに応じて多数連結して埋設される。植樹帯の下部に
は、雨水の浸透を良くするため、また、導水管の目詰ま
りを防ぐために、粒径が比較的大きい砂または砂利を多
く配合した土砂が充填され、上部には腐葉土が充填され
ている。
【０００９】歩道６及び車道７に降った雨水は、流入孔
４から導水管５を通って植樹帯の下部に導かれる。導水
管５を設けることで、集中豪雨のときでも雨水が植樹帯
からあふれるおそれがなくなる。
４から導水管５を通って植樹帯の下部に導かれる。導水
管５を設けることで、集中豪雨のときでも雨水が植樹帯
からあふれるおそれがなくなる。
【００１０】
【発明の効果】本発明の植樹帯は、道路に降った雨水は
流入孔から植樹帯内部に流れ込み、樹木に充分な水分を
与えると共に余剰の雨水は地中に浸透するので、樹木に
水やりする必要がほとんどなく、地下水位の低下や都市
水害の防止に貢献する。また、側板部が樹木の根が道路
下に張り出すのを防ぐから、道路が凸凹になるのを防止
する。両側の側板部は繋ぎ部で一体化されているから、
樹木の根の圧力に対して充分な強度を持つことができ、
また、側板部と繋ぎ部をブロック化して簡単に施工する
ことができる。導水管を設けると、雨水が植樹帯の下部
に導かれるから、集中豪雨のときでも雨水が植樹帯から
あふれるおそれがなくなる。
流入孔から植樹帯内部に流れ込み、樹木に充分な水分を
与えると共に余剰の雨水は地中に浸透するので、樹木に
水やりする必要がほとんどなく、地下水位の低下や都市
水害の防止に貢献する。また、側板部が樹木の根が道路
下に張り出すのを防ぐから、道路が凸凹になるのを防止
する。両側の側板部は繋ぎ部で一体化されているから、
樹木の根の圧力に対して充分な強度を持つことができ、
また、側板部と繋ぎ部をブロック化して簡単に施工する
ことができる。導水管を設けると、雨水が植樹帯の下部
に導かれるから、集中豪雨のときでも雨水が植樹帯から
あふれるおそれがなくなる。
【図１】実施例の植樹帯の断面図である。
【図２】植樹帯ブロック１の上面図である。
【図３】図２におけるＡ−Ａ線断面図である。
【図４】従来の植樹帯の断面図である。
【符号の説明】 １ 植樹帯ブロック ２ 側板部 ３ 繋ぎ部 ４ 流入孔 ５ 導水管 ６ 歩道 ７ 車道 ８ 側溝 ９ 樹木 １１ 縁石ブロック １２ 歩道 １３ 車道 １４ 樹木
Claims (2)
- 【請求項１】 上端部を地上に露出して埋設した２枚の
対向する側板部と両側の側板部を連結して一体化する繋
ぎ部と両側の側板部の間に充填した土砂とからなり、側
板部の上端部の地上露出部分に雨水を植樹帯内部に流入
させる流入孔を形成したことを特徴とする植樹帯 - 【請求項２】 側板部の流入孔の内側に接続され、流入
雨水を下方に導くごとく下方に突出する導水管を設けた
請求項１の植樹帯
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP3472395A JPH08205691A (ja) | 1995-02-01 | 1995-02-01 | 植樹帯 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP3472395A JPH08205691A (ja) | 1995-02-01 | 1995-02-01 | 植樹帯 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH08205691A true JPH08205691A (ja) | 1996-08-13 |
Family
ID=12422253
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP3472395A Pending JPH08205691A (ja) | 1995-02-01 | 1995-02-01 | 植樹帯 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH08205691A (ja) |
Cited By (7)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| KR100352143B1 (ko) * | 2000-08-21 | 2002-09-12 | 삼성에버랜드 주식회사 | 가로수의 생육여건개선용 식수대(植樹帶) 시공방법 |
| KR100539211B1 (ko) * | 2005-09-16 | 2005-12-28 | 주식회사 선진엔지니어링 종합건축사 사무소 | 건축용 수목의 물공급 및 탈수장치 |
| KR100827361B1 (ko) * | 2006-12-19 | 2008-05-06 | 주식회사 경호엔지니어링 종합건축사사무소 | 집수부 구비 식재를 이용한 방풍림도로 구조 |
| WO2018052208A1 (ko) * | 2016-09-19 | 2018-03-22 | 이옥노 | 가로수의 급수구조 |
| KR102074736B1 (ko) | 2019-10-30 | 2020-02-12 | 이옥노 | 분산식 빗물 관리구조 |
| CN111395104A (zh) * | 2020-04-17 | 2020-07-10 | 河南四通实业有限公司 | 彩色沥青梁浇筑式商品住宅小区景观路面 |
| CN111501956A (zh) * | 2020-03-31 | 2020-08-07 | 中国建筑第八工程局有限公司 | 基于受限空间改造的海绵型植草沟及其改造方法 |
-
1995
- 1995-02-01 JP JP3472395A patent/JPH08205691A/ja active Pending
Cited By (7)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| KR100352143B1 (ko) * | 2000-08-21 | 2002-09-12 | 삼성에버랜드 주식회사 | 가로수의 생육여건개선용 식수대(植樹帶) 시공방법 |
| KR100539211B1 (ko) * | 2005-09-16 | 2005-12-28 | 주식회사 선진엔지니어링 종합건축사 사무소 | 건축용 수목의 물공급 및 탈수장치 |
| KR100827361B1 (ko) * | 2006-12-19 | 2008-05-06 | 주식회사 경호엔지니어링 종합건축사사무소 | 집수부 구비 식재를 이용한 방풍림도로 구조 |
| WO2018052208A1 (ko) * | 2016-09-19 | 2018-03-22 | 이옥노 | 가로수의 급수구조 |
| KR102074736B1 (ko) | 2019-10-30 | 2020-02-12 | 이옥노 | 분산식 빗물 관리구조 |
| CN111501956A (zh) * | 2020-03-31 | 2020-08-07 | 中国建筑第八工程局有限公司 | 基于受限空间改造的海绵型植草沟及其改造方法 |
| CN111395104A (zh) * | 2020-04-17 | 2020-07-10 | 河南四通实业有限公司 | 彩色沥青梁浇筑式商品住宅小区景观路面 |
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