JP2005247312A - 鉄道台車用脱輪防止ガイド - Google Patents

Abstract

【課題】内側フランジの脱輪を未然に防止するための台車を提供する。
【解決手段】鉄道用台車１の両端部分のレール５の内側及びレール５の外側4箇所に通常の横揺れでは接触しない間隔で脱輪防止用のガイド３および４を設ける。このことにより、鉄道用台車１が容易に脱輪しない構造とする。この脱輪防止ガイド３，４は従来の台車にも取り付けることもでき、比較的低コストで安全走行を確保することができる。また、このガイドは台車単位で脱輪を防止することができる。
【選択図】図１

Description

本発明は、脱輪防止用のガイドを設けた鉄道用台車の構造に関するものである。

従来の鉄道用台車の脱輪防止対策は車輪の内側にフランジをつけて脱輪を防止するだけのものであったが、これだけでは脱輪防止対策としては不十分なものであった。また、軌道自体に脱線防止用のレールを設けている箇所もあるが全長に渡ってこれを設けることはコスト等の面から難しいのが現状である。本発明は台車自体に脱輪防止ガイドを設けることにより低コストで脱輪を未然に防ぐ効果をもたせるものである。
特許公開２００５−１０４４６６

従来の鉄道用台車は車輪内側のフランジで脱輪を防止する程度の脱輪防止策であった。しかし、内側フランジが線路に乗り上げると容易に脱輪する可能性があった。本発明はこれを未然に防止するための台車の構造に関するものである。

鉄道用台車の両端部分のレール内側及び外側の4箇所に脱輪防止ガイドを設ける。このことにより、鉄道用台車が容易に脱輪しない構造とする。

鉄道用台車に本発明のガイドを取り付けることにより、従来の構造では容易に脱輪するような大きな遠心力等が台車にかかった状態においても、当発明の脱輪防止ガイドにより、台車単位で脱輪を防ぐことができる。

実施例を図１を用いて説明する。
図１は当発明の脱輪防止ガイドを適用した鉄道用台車の平面構造図である。鉄道用台車１の車輪２部分に通常の横揺れでは接触しない間隔で脱輪防止ガイド３及び４を設けることにより、車両が浮き上がった場合においても脱輪を未然に防ぐことができる。
図２は当発明の脱輪防止ガイドを適用した鉄道用台車の側面構造図である。

当発明を適用した脱輪防止用ガイド付き台車の平面構造図である。 当発明を適用した脱輪防止用ガイド付き台車の側面構造図である。

符号の説明

１ 鉄道用台車
２ 台車付属の車輪
３ 脱輪防止ガイド（レール内側）
４ 脱輪防止ガイド（レール外側）
５ レール

Claims (1)

1. 鉄道用台車に脱輪防止用ガイドを取り付け、未然に脱輪を防止する構造

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