JP2005246696A - 内部が中空部となった厚肉部を有する射出成形品の成形方法及び射出成形用金型装置 - Google Patents

内部が中空部となった厚肉部を有する射出成形品の成形方法及び射出成形用金型装置 Download PDF

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秀樹 酒井
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信幸 渡邊
Takeshi Mizuno
毅 水野
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Abstract

【課題】 本体や厚肉部にピンホールや皺などが発生しないように成形する。
【解決手段】 厚肉部成形用キャビティ部7に面する対向する金型部4に移動自在なスライドコア9を形成する。金型装置5を型閉めしてキャビティ6内に樹脂成形品3の成形に使用する全量の樹脂10を射出して本体成形用キャビティ部8とこれよりも厚み方向の寸法が大きい厚肉部成形用キャビティ部7の隅々まで樹脂を充填する。次に、本体成形用キャビティ部8の厚み方向の寸法はそのままで、スライドコア9を対向する金型部4に対して離れる方向に移動して厚肉部成形用キャビティ部7の厚み方向の寸法を更に大きくすると共に厚肉部成形用キャビティ部7内に充填された厚肉の充填樹脂部分10aにガスを注入する。
【選択図】 図1

Description

本発明は、内部が中空部となった厚肉部を有する射出成形品の成形方法及び射出成形用金型装置に関するものである。
従来から中空部を有する射出成形品の成形方法が特許文献1により知られている。
この特許文献1に示される従来例にあっては、固定側金型40と可動側金型41とを型閉めしてキャビティ42を形成するものにおいて、可動側金型41の一部に可動側金型41に対して可動自在な可動金型部43を設け、図10(a)のように固定側金型40と可動側金型41とを型閉めして形成されるキャビティ42を、基板成形用キャビティ部42aとこれに連通する厚肉部成形用キャビティ部42bとにより構成し、図10(a)のように型閉めした状態で、可動金型部43のキャビティ42に対向する面を可動側金型41のキャビティ42に対向する面と面一にして厚肉部成形用キャビティ部42bの厚み方向の寸法を基板成形用キャビティ部42aの厚み寸法を同じ寸法とし、金型装置をこの図10(a)の状態にしたままで溶融した樹脂44を約70%以上注入し、その後、可動金型部を図10(b)のようにスライドさせて厚肉部成形用キャビティ部42bの厚み方向の寸法を大きくし、更に樹脂44の注入を続けることで成形品を形成するために不充分な量で樹脂44の注入を終了させ(つまり可動金型部43をスライドさせることで厚み方向の寸法を大きくした厚肉部成形用キャビティ部42bを含む全キャビティ42内の隅々まで樹脂44が十分に充填されていない状態で樹脂44の注入を終了させ)、その後、厚肉部成形用キャビティ部42bにガスを注入することで、厚肉部成形用キャビティ部42b内の厚肉部48となる樹脂部分に中空部45を形成するようにしている。
つまり、この従来例にあっては、ガスの注入前で且つ樹脂44の注入が完了した時点では、厚肉部成形用キャビティ部42bを含む全キャビティ42内の隅々まで十分に樹脂が充填されていない状態となっている。この場合、基板成形用キャビティ部42a、厚肉部成形用キャビティ部42bともゲート46に近い部分は樹脂44が充填されているが、基板成形用キャビティ部42aや厚肉部成形用キャビティ部42bのゲート46から遠い部分は樹脂44が充填されない部分が残っておっていると考えられ、この状態で、厚肉部成形用キャビティ部42b内の樹脂部分にガスを注入することで、この厚肉となる部分に中空部45を形成すると共に、中空部45の形成により増加する体積増加分に対応した樹脂44を上記基板成形用キャビティ部42aや厚肉部成形用キャビティ部42bのゲート46から遠い部分の樹脂未充填部分に流動させようとするものである。
しかしながら、このように、キャビティ42を満たすのに十分でない量の樹脂44を注入した後にガスを加圧して注入して中空部45を形成すると共にガス圧で押し流され樹脂44を未充填部分に充填するものにおいては、樹脂44よりも流動特性が優れているガスが樹脂44を突き破ってキャビティ42の樹脂44の未充填部分に至ることがあり、このような場合には溶融した樹脂44の膨張が停止され、設計通りの中空部45を有する厚肉部48が形成できないだけでなく、本体部分の一部にガスが抜けて本体の一部に樹脂が充填されない部分が生じて樹脂成形品の表面に皺がよったり、ピンホールができたり、樹脂44が充填されない樹脂充填不良部分が生じたりするという成形不良が発生する。
また、他の従来例として、キャビティ全体に沿う中空部を有する中空成形品を形成するための方法として特許文献2が知られている。この特許文献2にあっては、キャビティ内に進退自在なスライドコアを有する金型を用い、キャビティ内へスライドコアを進出させて該スライドコアの先端面をこれと対向するキャビティ面に近接させることにより隙間部を生じさせた状態でキャビティ内を溶融した樹脂を注入する注入部分と溶融した樹脂の浸入性を阻害された他方の部分とに区画し、ついで、注入部分内に溶融した樹脂を注入して充満させた後に樹脂の内部へガスを圧入することによって小中空部を形成し、更に、ガスを圧入しつつあるいはガスの圧入ととともにさらに注入部分内へ樹脂を注入補充しつつ、スライドコアを後退させることでキャビティ内の区画を解除して小中空間部を拡大させてキャビティ全体に沿う形状の中空成形品を成形するようにしたものである。
しかしながら、この特許文献2に示されるものは、成形品全体にわたって中空部を有する単純な形態の成形品を成形するための方法にすぎず、本体の一部に本体の他の部分よりも厚く且つ内部が中空部となったガス注入により形成された厚肉部を有する複雑な形態の樹脂成形品を射出成形により成形する方法ではない。
つまり、特許文献2には、本体の一部にどのようにすれば本体の他の部分よりも厚く且つ内部が中空部となった厚肉部を有する樹脂成形品を、本体や厚肉部にピンホールや皺などが発生しない状態で簡単且つ正確に成形することができるかということについては記載がない。
特開平7−60778号公報 特開平7−40424号公報
本発明は上記の従来の問題点に鑑みて発明したものであって、本体の一部に本体の他の部分よりも厚く且つ内部が中空部となった厚肉部を有する樹脂成形品を、本体や厚肉部にピンホールや皺などが発生しない状態で簡単且つ正確に成形することができる内部が中空部となった厚肉部を有する樹脂成形品の製造方法及びその射出成型用金型装置を提供することを課題とするものである。
上記課題を解決するために本発明に係る内部が中空部となった厚肉部を有する樹脂成形品の製造方法は、本体1の一部に本体1の他の部分よりも厚く且つ内部が中空部11となったガス注入により形成された厚肉部2を有する樹脂成形品3の射出成形方法であって、複数の金型部4よりなる金型装置5を型閉めすることで形成される樹脂成形品3を成形するためのキャビティ6に、厚肉部2を形成するための厚肉部成形用キャビティ部7と、該厚肉部成形用キャビティ部7に連通し且つ厚肉部2以外の本体1部分を形成するための本体成形用キャビティ部8とを設け、厚肉部成形用キャビティ部7に面する対向する金型部4のうち少なくとも一方の金型部4を対向する他の金型部4に対して移動自在なスライドコア9により構成し、金型装置5を型閉めして本体成形用キャビティ部8を形成すると共に本体成形用キャビティ部8に連通し且つ本体成形用キャビティ部8よりも厚み方向の寸法を大きくした厚肉部成形用キャビティ部7を形成した状態で、キャビティ6内に樹脂成形品3の成形に使用する全量の樹脂10を射出して本体成形用キャビティ部8とこれよりも厚み方向の寸法が大きい厚肉部成形用キャビティ部7の隅々まで樹脂10を充填し、次に、本体成形用キャビティ部8の厚み方向の寸法はそのままで、スライドコア9を対向する金型部4に対して離れる方向に移動して厚肉部成形用キャビティ部7の厚み方向の寸法を更に大きくすると共に厚肉部成形用キャビティ部7内に充填された厚肉の充填樹脂部分10aにガスを注入して大きくした厚肉部成形用キャビティ部7内において溶融した樹脂10を膨張させて内部が中空部11となった厚肉部2を形成することを特徴とするものである。
このように、金型装置5を型閉めして本体成形用キャビティ部8を形成すると共に本体成形用キャビティ部8に連通し且つ本体成形用キャビティ部8よりも厚み方向の寸法を大きくした厚肉部成形用キャビティ部7を形成した状態で、キャビティ6内に樹脂成形品3の成形に使用する全量の樹脂10を射出して本体成形用キャビティ部8とこれよりも厚み方向の寸法が大きい厚肉部成形用キャビティ部7の隅々まで樹脂10を充填するので、形成しようとする樹脂成形品3がどのような形状であったとしても、本体1部分及び内部に中空部11を形成しようとする厚肉部2部分には隅々まで樹脂10が充填されて本体1部分、厚肉部2部分に樹脂10充填不良部分が生じることがなく、本体成形用キャビティ部8の厚み方向の寸法はそのままで、スライドコア9を対向する金型部4に対して離れる方向に移動して厚肉部成形用キャビティ部7の厚み方向の寸法を更に大きくすると共に厚肉部成形用キャビティ部7内に充填された厚肉の充填樹脂部分10aにガスを注入することで、厚肉部成形用キャビティ部7が大きくなった分、厚肉部成形用キャビティ部7に充填された樹脂10を更に大きくなった厚肉部成形用キャビティ部7内で膨張させて内部が中空部11となった厚肉部2を形成することができるものであり、しかも、樹脂10充填時に本体1の他の部分よりも厚み方向の寸法が大きい厚肉部成形用キャビティ部7内に充填された厚肉の充填樹脂部分10aにガスを注入し、厚肉部成形用キャビティ部7の厚み方向の寸法を更に大きくしてガスの注入で中空部11を形成するので、ガスは厚み方向の寸法が小さい本体成形用キャビティ部8内に充填された樹脂10側に進むことなく、ガスの注入開始時点ですでに厚み方向の寸法が大きいだけでなく更に厚み方向の寸法が大きくなる厚肉部成形用キャビティ部7内に充填された厚肉の充填樹脂部分10aの内部を進んで充填樹脂部分10aを膨張させながら充填樹脂部分10a部分の内部に中空部11を形成していくものであり、特に、ガスが注入される厚肉部成形用キャビティ部7内に充填された厚肉の充填樹脂部分10aの内部は本体成形用キャビティ部8内に充填された樹脂10よりも硬化が遅いため、硬化の遅い厚肉部成形用キャビティ部7内に充填された厚肉の充填樹脂部分10aの内部を進んで厚肉部成形用キャビティ部7内に内部が中空部11となった厚肉部2を正確に形成することが出きると共に、硬化が進んでいる本体成形用キャビティ部8内の樹脂10部分にはガスが進まないので、本体1部分にピンホールや皺の発生が生じないものであり、また、ガスが注入される厚肉部成形用キャビティ部7内に充填された厚肉の充填樹脂部分10aはガスの注入開始時点で本体成形用キャビティ部8内の樹脂10よりも厚み方向の寸法が大きいので、内部が中空部11となった厚肉部2の周囲の樹脂部分の肉厚を本体1部分の肉厚に近づけることができ、バランスの良い成形ができて、ヒケや変形の生じない成形ができるものである。
また、スライドコア9を対向する金型部4に対して離れる方向に移動して、厚肉部成形用キャビティ部7の厚みを徐々に大きくしながら同時に厚肉部成形用キャビティ部7内に充填された厚肉の充填樹脂部分10aにガスを注入して厚肉部形成用キャビティ6内に充填された樹脂10を徐々に膨張させながら中空部11を徐々に大きく形成していくことが好ましい。
このような方法を採用することで、厚肉部成形用キャビティ部7を徐々に大きくしながら充填された厚肉の充填樹脂部分10aにガスを注入して内部が中空部11となった厚肉部2を正確に形成することができるものであり、特に、厚肉部成形用キャビティ部7を大きくした後にガスを注入して充填樹脂部分10aを膨張させるものに比べ、中空部11の外周の樹脂10部分が均等な厚みで且つ外面に皺などが生じることが無いように成形できるものである。
また、スライドコア9を移動して厚肉部成形用キャビティ部7の厚みを徐々に大きくしながら同時に厚肉部成形用キャビティ部7内に充填された厚肉の充填樹脂部分10aにガスを注入するに当たって、ガスの単位時間当たりの注入量よりもスライドコア9の移動による厚肉部成形用キャビティ部7の単位時間当たりの体積増加量が少し大きくなるようにスライドコア9を移動しながらガスを注入することが好ましい。
このような方法を採用することで、ガスの注入に瞬間的にばらつきが生じたり、スライドコア9の移動にばらつきが生じても、徐々に大きくなる厚肉部成形用キャビティ部7の厚み方向の寸法の増加を追うようにして徐々に厚肉部成形用キャビティ部7内に充填された厚肉の充填樹脂部分10aが膨張して内部に中空部11を徐々に形成していくことになり、これにより上記ばらつきを吸収して徐々に充填樹脂部分10aを膨張させて中空部11を有する厚肉部2を形成できるものである。
また、本発明の射出成形用金型装置は、本体1の一部に本体1の他の部分よりも厚く且つ内部が中空部となったガス注入により形成された厚肉部2を有する樹脂成形品3を成形するための金型装置5であって、金型装置5が複数の金型部4により構成され、該金型装置5の型閉め状態において形成される樹脂成形品3を成形するためのキャビティ6に、厚肉部2を形成するための厚肉部成形用キャビティ部7と、該厚肉部成形用キャビティ部7に連通し且つ厚肉部2以外の本体1部分を形成するための本体成形用キャビティ部8とを設け、厚肉部成形用キャビティ部7に面する対向する金型部4のうち少なくとも一方の金型部4を対向する他の金型部4に対して移動自在なスライドコア9により構成し、金型装置5にキャビティ6内に樹脂を射出するためのゲート13と、厚肉部成形用キャビティ部7に臨むガス注入用ノズル14とを設け、金型装置5の型閉め状態で本体成形用キャビティ部8を形成すると共に本体成形用キャビティ部8に連通し且つ本体成形用キャビティ部8よりも厚み方向の寸法を大きくした厚肉部成形用キャビティ部7を形成した状態で、ゲート13から、樹脂成形品3の成形に使用する全量の樹脂10を射出して本体成形用キャビティ部8及びこれよりも厚み寸法が大きい厚肉部成形用キャビティ部7の隅々まで樹脂10を充填する樹脂充填工程と、樹脂充填工程の後に、本体成形用キャビティ部8の厚み方向の寸法はそのままで、スライドコア9を対向する金型部4に対して離れる方向に移動して厚肉部成形用キャビティ部7の厚み方向の寸法を更に大きくすると共に厚肉部成形用キャビティ部7内に充填された厚肉の充填樹脂部分10aにガス注入用ノズル14からガスを注入して大きくした厚肉部成形用キャビティ部7内にガスを注入して内部が中空部11となった厚肉部を形成するガス注入工程とを実行するための制御部を備えて成ることを特徴とするものである。
金型装置5を上記のように構成することで、前記の本発明独自の方法を実現できる金型装置5を提供できるものである。
本発明は、本体の一部に内部が中空部となった厚肉部を有する樹脂成形品を形成するに当たり、樹脂成形品がどのような形状であったとしても、本体、厚肉部に充填不良や皺やピンホール等が生じることなく、厚肉部のみに正確に中空部を形成でき、更に、成形される内部が中空部となった厚肉部の周囲の樹脂部分の肉厚を本体部分の厚みに近づけることができ、バランスの良い成形ができて、ヒケや変形の生じない成形ができる。
以下、本発明を添付図面に示す実施形態に基いて説明する。
図1乃至図4には本発明の内部が中空部11となった厚肉部2を有する樹脂成形品3を射出成形するための金型装置5を用いた成形順序が示してある。添付図面に示す実施形態では樹脂成形品3としては図5に示すような上方が開口した容器を製造する例で示している。
金型装置5は複数の金型部4により構成してあり、本実施形態では固定金型部4a、製品の内部を成形するための移動金型部4b、製品の側面部を形成するための複数個(実施形態では4個の)移動用側金型部4cにより構成してあり、金型部4a、4b、4cを型閉めすることで、複数の金型部4によりキャビティ6を形成するようになっている。
このように複数の金型部4よりなる金型装置5を型閉めすることで形成される樹脂成形品3を成形するためのキャビティ6に、厚肉部2を形成するための厚肉部成形用キャビティ部7と、該厚肉部成形用キャビティ部7に連通し且つ厚肉部2以外の本体1部分を形成するための本体成形用キャビティ部8とが設けてあり、厚肉部成形用キャビティ部7に面する対向する金型部4のうち少なくとも一方の金型部4の一部を対向する他の金型部4に対して移動自在なスライドコア9により構成してある。
本実施形態では左右両側に位置する移動用側金型部4cの一部がスライドコア9となっており、移動用側金型部4cに形成した凹所16にスライドコア9が移動自在に内装してある。該スライドコア9は油圧シリンダ等により移動用側金型部4cに対して移動自在となっており、その移動方向は該スライドコア9と共に厚肉部成形用キャビティ部7の対向する両面を形成する他の金型部4である移動金型部4bに近づいたり、遠ざかったりする方向であり、スライドコア9を対向する移動金型部4bに対して遠ざかる方向に移動することで、厚肉部成形用キャビティ部7の厚み方向の寸法を大きくすることができるようになっている。
また、本実施形態では、固定金型部4aには溶融した樹脂10を射出するためのゲート13と、ガスを加圧して注入するためのガス注入用ノズル14とが設けてある。
しかして、内部が中空部11となった厚肉部2を有する樹脂成形品3を成形するに当たっては、まず、上記の構成の金型装置を型閉めする型閉め工程を実行して、図1の矢印方向に金型部4、スライドコア9を移動して複数の金型部4を型閉めすることにより本体成形用キャビティ部8とこれに連通する厚肉部成形用キャビティ部7とからなるキャビティ6を形成する。この場合、図1に示すように、厚肉部成形用キャビティ部7のキャビティ6の厚み方向の寸法t1が、本体成形用キャビティ部8のキャビティ6の厚み方向の寸法t2よりも大きくなるように、型閉め時におけるスライドコア9のキャビティ6方向への前進位置が規制してあり、本実施形態ではスライドコア9を前進させた状態でスライドコア9のストッパ部17がスライドコア9をスライド自在に内装している金型部4(移動用側金型部4c)の凹所16の当たり部18に当たり、この状態で、スライドコア9の前端面がスライド自在に内装している金型部4(移動用側金型部4c)の前端面(キャビティ面)よりも後方に引き込んで位置するように構成してある。ここで、後述のように厚肉部成形用キャビティ部7に充填した充填樹脂部分10aにガスを注入して充填樹脂部分10aを膨張させて内部が中空部11となった厚肉部2を形成するに当たり、中空部11の周囲の樹脂10部分の厚みを本体1部分の樹脂10の厚みに略同じにするために寸法t1を寸法t2の略2倍程度とするのが好ましい。また、厚肉部成形用キャビティ部7の巾寸法t3は、成形しようとする内部が中空部11となった厚肉部2の巾寸法と同寸法である。つまり、上記厚肉部成形用キャビティ部7の厚み方向の寸法t1のほぼ2倍にガス注入により形成しようとする中空部11の巾寸法を足した寸法となっている。
上記のような、金型装置5を型閉めして本体成形用キャビティ部8を形成すると共に本体成形用キャビティ部8に連通し且つ本体成形用キャビティ部8よりも厚み方向の寸法を大きくした厚肉部成形用キャビティ部7を形成した状態で、図2に示すようにゲート13から溶融した樹脂を射出する樹脂充填工程を実行する。
この樹脂充填工程において、キャビティ6内には樹脂成形品3の成形に使用する全量の樹脂10を射出して本体成形用キャビティ部8とこれよりも厚み方向の寸法が大きい厚肉部成形用キャビティ部7の隅々まで樹脂を充填する。したがって、上記金型装置5を型閉めして射出する状態ではキャビティ6の全容積が樹脂成形品3の成形に使用する全量の樹脂10の全体積と等しいものであり、この結果、本体成形用キャビティ部8とこれよりも厚み方向の寸法が大きい厚肉部成形用キャビティ部7には図2に示すように隙間無く隅々まで樹脂10が充填されるのである。
上記樹脂充填工程が終わると、次に、図3→図4のように、金型装置5の型閉めはそのままの状態として本体成形用キャビティ部8の厚み方向の寸法が変わらないようにしたままで、スライドコア9を対向する金型部4に対して離れる方向に移動して厚肉部成形用キャビティ部7の厚み方向の寸法を更に大きくすると共に、ガス注入用ノズル14から厚肉部成形用キャビティ部7内に充填された厚肉の充填樹脂部分10aにガスを圧力をかけて注入し、大きくした厚肉部成形用キャビティ部7内において溶融した樹脂10を膨張させて内部が中空部11となった厚肉部2を形成するというガス注入工程を実行する。
上記のように、樹脂充填工程において、キャビティ6内に樹脂成形品3の成形に使用する全量の樹脂10を射出して本体成形用キャビティ部8とこれよりも厚み方向の寸法が大きい厚肉部成形用キャビティ部7の隅々まで樹脂を充填するので、形成しようとする樹脂成形品3がどのような形状であったとしても、本体1部分にはすでに樹脂充填工程の段階で隅々まで樹脂10が充填されて本体1部分に樹脂10の充填不良部分が生じることがなく、しかも、本体成形用キャビティ部8の厚み方向の寸法はそのままで、スライドコア9を対向する金型部4に対して離れる方向に移動して厚肉部成形用キャビティ部7の厚み方向の寸法を更に大きくすると共に厚肉部成形用キャビティ部7内に充填された厚肉の充填樹脂部分10aにガスを注入するので、厚肉部成形用キャビティ部7が大きくなった分、厚肉部成形用キャビティ部7に充填された樹脂10を更に大きくなった厚肉部成形用キャビティ部7内でのみ膨張して内部が中空部11となった厚肉部2を形成することができることになる。
特に、本発明においては、ガスが注入される厚肉部成形用キャビティ部7内に充填された充填樹脂部分10aの内部は充填樹脂部分10aの寸法が厚いので、本体成形用キャビティ部8内に充填された樹脂10よりも硬化が遅くなり、硬化の遅い厚肉部成形用キャビティ部7内に充填された厚肉の充填樹脂部分10aの内部をガスが進んで厚肉部成形用キャビティ部7内に充填された充填樹脂部分10aのみを膨張させることになり、内部が中空部11となった厚肉部2を正確に形成することができると共に、硬化が進んでいる本体成形用キャビティ部8内の樹脂10部分にはガスが進まないので、本体1部分にピンホールや皺の発生が生じないものである。また、ガスが注入される厚肉部成形用キャビティ部7内に充填された厚肉の充填樹脂部分10aはガスの注入開始時点で本体成形用キャビティ部8内の樹脂10よりも厚み方向の寸法が大きいので、成形される内部が中空部11となった厚肉部2の周囲の樹脂部分の肉厚を本体1部分の厚みに近づけることができ、バランスの良い成形ができて、ヒケや変形の生じない成形ができるものである。
ところで、上記ガス注入工程において、スライドコア9を対向する金型部4に対して離れる方向に移動して、厚肉部成形用キャビティ部7の厚み方向の寸法を徐々に大きくしながら同時に厚肉部成形用キャビティ部7内に充填された厚肉の充填樹脂部分10aにガスを注入して厚肉部形成用キャビティ部7内に充填された樹脂10を徐々に膨張させながら中空部11を徐々に大きく形成していくことが好ましいものである。つまり、厚肉部成形用キャビティ部7を徐々に大きくしながら充填された厚肉の充填樹脂部分10aにガスを注入していくと、図3(a)において矢印イ方向に徐々にスライドコア9を移動することで厚肉部成形用キャビティ部7の厚み方向の寸法が徐々に大きくなっていき、厚肉の充填樹脂部分10aに注入されたガスの圧力で厚肉の充填樹脂部分10aの内部に形成される中空部11が図3(a)の矢印ロ方向及び矢印ハ方向に次第に大きくなりながら充填樹脂部分10aが次第に膨張し、内部が中空部11となった厚肉部2を正確に形成することができるものであり、特に、厚肉部成形用キャビティ部7を大きくした後にガスを注入して充填樹脂部分10aを膨張させるものに比べ、中空部11の外周の樹脂10部分が均等な厚みで且つ外面に皺などが生じることが無いように成形できることになる。
この場合、更に、上記のようにスライドコア9を移動して厚肉部成形用キャビティ部7の厚みを徐々に大きくしながら同時に厚肉部成形用キャビティ部7内に充填された厚肉の充填樹脂部分10aにガスを注入するに当たって、ガスの単位時間当たりの注入量よりもスライドコア9の移動による厚肉部成形用キャビティ部7の単位時間当たりの体積増加量が少し大きくなるようにスライドコア9を移動しながらガスを注入するようにスライドコア9の移動制御、ガスの注入制御をすることで、ガスの注入に瞬間的にばらつきが生じたり、スライドコア9の移動にばらつきが生じても、これらのばらつきを吸収して徐々に大きくなる厚肉部成形用キャビティ部7の厚み方向の寸法の増加を追うようにして徐々に厚肉部成形用キャビティ部7内に充填された厚肉の充填樹脂部分10aが膨張して内部に中空部11を徐々に形成し、内部に目的とする大きさの中空部11を有する厚肉部2を形成できるものである。
このようにして所定位置までスライドコア9を後退させながらガスを注入することにより図4に示すように本体1の一部に内部が中空部11となった厚肉部2を有する樹脂成形品3を形成するのである。
その後、移動金型部4b、移動用側金型部4cを図4の矢印のように移動して型開きして離型することで図5に示すような樹脂成形品3を取り出す離型工程を実行する。
上記、一連の型閉め工程、樹脂充填工程、ガス注入工程、離型工程は制御部(図示せず)の制御により実行するものである。
図6乃至図9には本発明の他の実施形態が示してある。すなわち、前述の図1乃至図4に示す実施形態においては、図5に示すような容器である樹脂成形品3の側面部の外側に向けてスライドコア9を後退させることで厚肉部成形用キャビティ部7の厚み方向の寸法を大きくする例を示しているが、図6乃至図9に示す実施形態においては、容器である樹脂成形品3の側面部の内側(つまり容器である樹脂成形品3の内側)に向けてスライドコア9を後退させることで厚肉部成形用キャビティ部7の厚み方向の寸法を大きくする例であり、スライドコア9は移動金型部4bに形成した凹所16’に移動自在に取付けてあり、後退方向が異なることを除けば、前述の図1乃至図4に示す実施形態と同じようにして内部が中空部11となった厚肉部2を有する樹脂成形品3を成形するものである。つまり、図6(a)(b)、図7(a)(b)、図8(a)(b)、図9(a)(b)がそれぞれ前述の図1(a)(b)、図2(a)(b)、図3(a)(b)、図4(a)(b)に相当し、前述と同じ順序で一連の型閉め工程、樹脂充填工程、ガス注入工程、離型工程を制御部の制御により実行するものであり、本実施形態においても、前述と同様の作用、効果を有している。
本発明の金型装置の型閉め状態を示し、(a)は正面断面図であり、(b)はスライドコア部分の平面断面図である。 同上の樹脂を充填した状態を示し、(a)は正面断面図であり、(b)はスライドコア部分の平面断面図である。 同上のガスを注入している途中の状態を示し、(a)は正面断面図であり、(b)はスライドコア部分の平面断面図である。 同上の中空部を有する厚肉部を形成した状態を示し、(a)は正面断面図であり、(b)はスライドコア部分の平面断面図である。 同上の樹脂成形品を示す斜視図である。 本発明の金型装置の型閉め状態を示し、(a)は正面断面図であり、(b)はスライドコア部分の平面断面図である。 同上の樹脂を充填した状態を示し、(a)は正面断面図であり、(b)はスライドコア部分の平面断面図である。 同上のガスを注入している途中の状態を示し、(a)は正面断面図であり、(b)はスライドコア部分の平面断面図である。 同上の中空部を有する厚肉部を形成した状態を示し、(a)は正面断面図であり、(b)はスライドコア部分の平面断面図である。 (a)(b)は従来例の説明図である。
符号の説明
1 本体
2 厚肉部
3 樹脂成形品
4 金型部
5 金型装置
6 キャビティ
7 厚肉部成形用キャビティ部
8 本体成形用キャビティ部
9 スライドコア
10 樹脂
11 中空部
13 ゲート
14 ガス注入用ノズル

Claims (4)

  1. 本体の一部に本体の他の部分よりも厚く且つ内部が中空部となったガス注入により形成された厚肉部を有する射出成形品の成形方法であって、複数の金型部よりなる金型装置を型閉めすることで形成される樹脂成形品を成形するためのキャビティに、厚肉部を形成するための厚肉部成形用キャビティ部と、該厚肉部成形用キャビティ部に連通し且つ厚肉部以外の本体部分を形成するための本体成形用キャビティ部とを設け、厚肉部成形用キャビティ部に面する対向する金型部のうち少なくとも一方の金型部を対向する他の金型部に対して移動自在なスライドコアにより構成し、金型装置を型閉めして本体成形用キャビティ部を形成すると共に本体成形用キャビティ部に連通し且つ本体成形用キャビティ部よりも厚み方向の寸法を大きくした厚肉部成形用キャビティ部を形成した状態で、キャビティ内に樹脂成形品の成形に使用する全量の樹脂を射出して本体成形用キャビティ部とこれよりも厚み方向の寸法が大きい厚肉部成形用キャビティ部の隅々まで樹脂を充填し、次に、本体成形用キャビティ部の厚み方向の寸法はそのままで、スライドコアを対向する金型部に対して離れる方向に移動して厚肉部成形用キャビティ部の厚み方向の寸法を更に大きくすると共に厚肉部成形用キャビティ部内に充填された厚肉の充填樹脂部分にガスを注入して大きくした厚肉部成形用キャビティ部内において溶融した樹脂を膨張させて内部が中空部となった厚肉部を形成することを特徴とする内部が中空部となった厚肉部を有する射出成形品の成形方法。
  2. スライドコアを対向する金型部に対して離れる方向に移動して、厚肉部成形用キャビティ部の厚みを徐々に大きくしながら同時に厚肉部成形用キャビティ部内に充填された厚肉の充填樹脂部分にガスを注入して厚肉部成形用キャビティ部内に充填された樹脂を徐々に膨張させながら中空部を徐々に大きく形成していくことを特徴とする請求項1記載の内部が中空部となった厚肉部を有する射出成形品の成形方法。
  3. スライドコアを移動して厚肉部成形用キャビティ部の厚みを徐々に大きくしながら同時に厚肉部成形用キャビティ部内に充填された厚肉の充填樹脂部分にガスを注入するに当たって、ガスの単位時間当たりの注入量よりもスライドコアの移動による厚肉部成形用キャビティ部の単位時間当たりの体積増加量が少し大きくなるようにスライドコアーを移動しながらガスを注入することを特徴とする請求項2記載の内部が中空部となった厚肉部を有する射出成形品の成形方法。
  4. 本体の一部に本体の他の部分よりも厚く且つ内部が中空部となったガス注入により形成された厚肉部を有する樹脂成形品を成形するための金型装置であって、金型装置が複数の金型部により構成され、該金型装置の型閉め状態において形成される樹脂成形品を成形するためのキャビティに、厚肉部を形成するための厚肉部成形用キャビティ部と、該厚肉部成形用キャビティ部に連通し且つ厚肉部以外の本体部分を形成するための本体成形用キャビティ部とを設け、厚肉部成形用キャビティ部に面する対向する金型部のうち少なくとも一方の金型部を対向する他の金型部に対して移動自在なスライドコアにより構成し、金型装置にキャビティ内に樹脂を射出するためのゲートと、厚肉部成形用キャビティ部に臨むガス注入用ノズルとを設け、金型装置の型閉め状態で本体成形用キャビティ部を形成すると共に本体成形用キャビティ部に連通し且つ本体成形用キャビティ部よりも厚み方向の寸法を大きくした厚肉部成形用キャビティ部を形成した状態で、ゲートから、樹脂成形品の成形に使用する全量の樹脂を射出して本体成形用キャビティ部及びこれよりも厚み寸法が大きい厚肉部成形用キャビティ部の隅々まで樹脂を充填する樹脂充填工程と、樹脂充填工程の後に、本体成形用キャビティ部の厚み方向の寸法はそのままで、スライドコアを対向する金型部に対して離れる方向に移動して厚肉部成形用キャビティ部の厚み方向の寸法を更に大きくすると共に厚肉部成形用キャビティ部内に充填された厚肉の充填樹脂部分にガス注入用ノズルからガスを注入して大きくした厚肉部成形用キャビティ部内にガスを注入して内部が中空部となった厚肉部を形成するガス注入工程とを実行するための制御部を備えて成ることを特徴とする射出成形用金型装置。
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CN105773916B (zh) * 2015-01-09 2018-08-03 株式会社小糸制作所 树脂成形零件用模具和树脂成形零件的制造方法

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