JP2005245643A - 食器洗い機 - Google Patents
食器洗い機 Download PDFInfo
- Publication number
- JP2005245643A JP2005245643A JP2004058347A JP2004058347A JP2005245643A JP 2005245643 A JP2005245643 A JP 2005245643A JP 2004058347 A JP2004058347 A JP 2004058347A JP 2004058347 A JP2004058347 A JP 2004058347A JP 2005245643 A JP2005245643 A JP 2005245643A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- water
- electrolytic
- tank
- electrolytic cell
- cleaning
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
Links
Images
Abstract
【課題】従来のものは、電解水生成完了後に電解槽から洗浄槽へ電解水を給水する手段として弁を用いる為、コストが高いという問題があった。
【解決手段】
電解水生成装置の水を溜める電解槽の下端部が洗浄槽に溜まる洗浄水位より上方に位置させると共に、電解水生成装置にて生成した電解水を電解槽から洗浄槽へ給水するサイフォン手段を設けた。
【選択図】 図1
【解決手段】
電解水生成装置の水を溜める電解槽の下端部が洗浄槽に溜まる洗浄水位より上方に位置させると共に、電解水生成装置にて生成した電解水を電解槽から洗浄槽へ給水するサイフォン手段を設けた。
【選択図】 図1
Description
食器洗い機に関する。
近年、食器洗い機において、食器の洗浄あるいは除菌あるいは漂白に対して効果がある電解水を生成する装置の技術が開示されている。ここで電解水とは塩素イオンを含む水を電気分解することによって得られる水である。
従来の電解水生成装置を有する食器洗い機は、例えば特許文献1のように食器を収納し洗浄を行う洗浄槽と、該洗浄槽に水を給水する給水弁を有し、洗浄槽と給水弁との間に電解水生成装置を位置させ、この電解水生成装置を洗浄槽の上方に位置させた食器洗い機が提案されている。この食器洗い機では、電解水生成装置の下方に給水弁を設け、この給水弁を閉じた状態で、電解槽にて電解水を生成し、電解水生成完了後に給水弁を開いて電解槽から洗浄槽へ電解水を給水するようにしている。
従来の電解水生成装置を有する食器洗い機は、例えば特許文献1のように食器を収納し洗浄を行う洗浄槽と、該洗浄槽に水を給水する給水弁を有し、洗浄槽と給水弁との間に電解水生成装置を位置させ、この電解水生成装置を洗浄槽の上方に位置させた食器洗い機が提案されている。この食器洗い機では、電解水生成装置の下方に給水弁を設け、この給水弁を閉じた状態で、電解槽にて電解水を生成し、電解水生成完了後に給水弁を開いて電解槽から洗浄槽へ電解水を給水するようにしている。
しかしながら、特許文献1に開示の技術においては、電解水生成中には水を電解槽に貯溜し、電解水生成完了後に電解槽から洗浄槽へ電解水を給水する手段として複数個の給水弁を用いる為、コストが高いという問題があった。また、よりコンパクトな食器洗い機が求められる現状において、前記給水弁の設置スペースも問題であった。
そこで本発明の目的は、上記課題を解決し、より低コストかつ余分なスペースを要せずに、電解水を電解槽から洗浄槽へ給水することを可能にする食器洗い機を提供することにある。
そこで本発明の目的は、上記課題を解決し、より低コストかつ余分なスペースを要せずに、電解水を電解槽から洗浄槽へ給水することを可能にする食器洗い機を提供することにある。
上記目的を達成するために本発明の特徴とするところは、食器を収納し洗浄を行う洗浄槽と、該洗浄槽に水を給水する給水手段と、前記洗浄槽内の水を機外に排出する排水手段と、前記洗浄槽と前記給水手段との間に位置し、給水した水の電気分解することにより電解水を生成する電解水生成装置とを有する食器洗い機において、前記電解水生成装置の水を溜める電解槽の下端部が前記洗浄槽に溜まる洗浄水位より上方に位置させると共に、前記電解水生成装置にて生成した電解水を前記電解槽から前記洗浄槽へ給水するサイフォン手段を設けたことにある。
本発明によれば、生成した電解水を電解槽から洗浄槽へ給水するサイフォン手段を設けたので、電解槽と洗浄槽間の弁が不要となり、コストを抑えることができると共に省スペースな電解水生成装置を実現することできる。
また、電気分解に使用している電極により水位検知も行うことによって、電気分解をする際の最適な水位とサイフォン現象を引き起こすサイフォン水位を精度良く制御することができる。
以下、本発明の食器洗い機の一実施例について図面を参照しながら詳細に説明する。
図1は本発明の一実施例に係る食器洗い機の背面図であり、図2は本発明の一実施例に係る食器洗い機の正面図であり、図3は本発明の一実施例に係る食器洗い機の正面断面図であり、図4は本発明の一実施例に係る右側面図である。
図1〜4において、食器洗い機は、食器を収納し洗浄する洗浄槽1を有している。この洗浄槽1の開口部には上ドア2と下ドア3が設けられ、押ボタン4を押すことにより、内側のロックが解除され、取手5を引くことで上ドア2と下ドア3が連動して開く。洗浄槽1の下部には、洗浄槽1に貯溜した洗浄水を吸込み加圧して吐出する洗浄ポンプ6と、食器7を収納する上かご8と下かご9に向けて加圧された洗浄水を噴射する洗浄ノズル10、11が具備されている。
食器洗い機では、洗浄槽に貯溜されている洗浄水を洗浄ポンプ6により循環し、上かご8,下かご9に収納された食器7を洗浄するが、その際に洗浄槽1下部に設けた洗浄水を加熱するための加熱ヒーター12により、循環している洗浄水の温度を上昇させる。加熱ヒーター12は食器の乾燥時に送風ファン13から送られる風を加熱し温風にする際にも用いられる。
次に、本食器洗い機の運転動作について説明する。洗浄する食器7を上下かご8,9の所定の位置にセットし、専用洗剤を投入し、操作表示部14にあるスタートボタン15を押すことで運転が開始する。最初に、排水ポンプ6を一定時間動作させ、その後給水弁16を開き、水を洗浄槽1に供給し、所定の量の水が洗浄槽に貯溜すると、水位検知装置17が水位を検知し、給水弁16を閉じる。次に洗浄ポンプ6と加熱ヒーター12を動作させ、洗い工程が開始する。所定の温度及び時間まで運転した後、排水ポンプ6を動作させ、洗浄水を機外に排水し本洗い工程が終了する。図1に示す食器洗い機においては洗浄ポンプ6と排水ポンプ6が一体になった例である。
以下、複数回のすすぎ工程において、加熱ヒーター12を動作させる工程と動作させない工程があるが、組合わせは自由である。
次に、洗浄された食器を乾燥するために送風を行う送風ファン13と送風ファン13から送風された風を加熱する加熱ヒータ12を動作させることにより、食器を乾燥し一連の運転が終了する。
本洗いまたはすすぎに電解水を用いる場合は、洗浄槽1と給水弁16の間にある電解水生成装置18にて電解水を生成し、本洗い又はすすぎ工程時に電解槽19から洗浄槽1へ電解水を投入する。
以下、電解水生成装置18の構成について、図6を用いて説明する。図6は本発明の一実施例に係る電解水生成装置18の断面図である。
図6において、給水弁16を開くことにより水が電解槽給水ホース20を通り電解槽給水口21より電解槽19に流入する。電解槽給水口21は、電解電極22からずれた位置に配置されているので、水滴付着による電解槽内水位の誤検知防止を図っている。電解槽19は電解電極22を有し、電解電極22および電解電極22'を有し、電解電極間に直流電圧を印加することにより電解槽1内の水を電気分解し、洗浄、除菌に有効な酸化力のある電解水を生成する。
また、この電解電極22及び電解電極22'は電解槽への給水時に、水位検知手段としても用いるが、このとき、電解槽給水口21からは水が勢いよく出る為、電解電極22及び電解電極22'の間にはね返りの水滴が付着しないように隔壁を設けるか、電解槽給水の向きを変えるか、勢いを減速させるフィルターを付けると良い。
電解槽生成装置18は、生成された電解水を洗浄槽1に供給する手段としてサイフォン手段を設けている。サイフォン手段は、一方側が電解槽内部に挿入され、他方側が電解槽外部につながる上下方向に延びたサイフォン管23と、このサイフォン管23をカバーするサイフォンカバー24とから構成されている。電解槽19に供給された水の水位がサイフォンカバー24上端部に達するとサイフォン現象が起こり、自然に電解槽19内の水はサイフォン管23を通って流出し、洗浄槽1へ流入する。サイフォンカバー24は成形部品のため、水より軽く水に浮き易いのでサイフォン管、又は電解槽に固定されている。サイフォン管23の流路面積は給水弁による給水を十分流せるように大きく構成されており、又、サイフォン管23とサイフォンカバー24の間の流路面積及び電解槽とサイフォン管の流路面積も同様に構されている。これにより、サイフォンによる電解槽内の水の流出量は給水量を上回るようになる為、万一、給水弁が故障しても電解槽から溢れずに洗浄槽内に溢れる。
また、本実施例の構成では、幅方向を薄く出来る構成とすることができるので、食器洗い機の背面部分に配置するのに好適である。
次に電解水の生成工程について、図6〜図8を用いて説明する。図7は、本発明の一実施例に係る電解水生成動作フロー図であり、図8は本発明の一実施例に係る電解電極電流Iと時間tと水位fの関係図である。
最初に、電解電極22に水位検出用電圧を印加し、電解電極電流Iの測定を開始する。ここで電解電極22が浸水していない初期の電流値は0である。次に、給水弁16を開き電解槽19への給水を開始する。ここで、電解槽19内において水位が上昇し電解電極22の下端部が浸水すると電解電極間に電流が流れ始め、電解電極電流IがI>0となるが、その時の電解電極電流をI1とし、水位をf1とする。また、電気分解を行う水位である電解電極22上端部が浸水する水位をf2、サイフォン現象が起こる水位であるサイフォン管24上端部が浸水する水位をf3とする。水位がf3 に達すると電解槽19内の水が洗浄槽1へ流出してしまうので、電解時の水位f2はf3 より低く、f1<f2<f3とする。すなわち、電解電極22の上端部をサイフォン管23の上端部よりも下方に位置させている。このように構成することにより、電解電極22で水位を検知し、電解槽19内の水が洗浄槽1へ流出するのを防止している。 更に、給水を始めてからf1水位に達するまでの時間をT1、f1水位からf2水位に達するまでの時間をT2、f2水位からf3水位に達するまでの時間をT3とする。給水を始めると同時に時間を計測し、I=I1になった段階で水位がf1になったと検知しt1を確定する。該t1を用いて、t2、t3を予測する。水位がf1になったと検知してからt2時間後に給水弁16を閉じ、電解電極22に電気分解用の所定の電圧を印加し、所定時間電気分解を行う。電気分解終了後、給水弁16を開きt3時間給水する。水位がf3に達するとサイフォン現象により電解槽19内の水がサイフォン管23を通って洗浄槽1へ流入する。なお、電解槽19の水位は、洗浄槽に供給する洗浄水の整数分の1になるように設定しているので電解水の供給が効率よくできる。
食器洗い機を用いて食器を洗浄する一連の工程において、電解水生成装置18の動作タイミングについて図9を用いて説明する。図9は本洗いと1回目のすすぎ工程が終了した後に電解水を投入して除菌すすぎを行う場合の洗浄工程フローを示している。
本洗い工程が終了した後、すすぎ1用の洗浄水が給水弁16より洗浄槽1に給水される。ここで前記給水弁16は二方弁であり、電解水を使用しない場合は電解槽19を介さずに直接洗浄槽1に繋がる弁を動作させ、電解水を生成する場合は電解槽1へ繋がる弁を動作させる。
その後、洗浄槽1ですすぎ1工程が行われている一方で、電解槽19へ給水し1回目の電解水生成、電解1を行う。すすぎ1工程と電解1工程の終了後、電解槽19内の電解水を洗浄槽1内に給水し、続けて電解槽19で電解2工程を開始する。電解水生成工程では電解水生成を4回繰り返し、洗浄槽1内の電解水が所定の濃度、所定の水位なると洗浄ポンプ6が動作し除菌すすぎ工程が開始される。除菌すすぎ工程の洗浄水である洗浄槽1内の電解水生成工程は、所定の濃度、所定の水位になるように電解の回数を変えても良い。もしくは電解電圧、電解時間、1回の電解水量を変えても良いし、水道水で希釈しても良い。以下、除菌すすぎに続いて加熱すすぎ、乾燥工程を行う。
以上説明したように本実施例によれば、生成した電解水を電解槽から洗浄槽へ給水するサイフォン手段を設けたので、電解槽と洗浄槽間の弁が不要となり、コストを抑えることができると共に省スペースな電解水生成装置を実現することできる。
また、電気分解に使用している電極により水位検知も行うことによって、電気分解をする際の最適な水位とサイフォン現象を引き起こすサイフォン水位を精度良く制御することができる。
1…洗浄槽、16…給水弁、18…電解水生成装置、19…電解槽、22…電極、23…サイフォン管、24…サイフォンカバー。
Claims (3)
- 食器を収納し洗浄を行う洗浄槽と、該洗浄槽に水を給水する給水手段と、前記洗浄槽内の水を機外に排出する排水手段と、前記洗浄槽と前記給水手段との間に位置し、給水した水の電気分解することにより電解水を生成する電解水生成装置とを有する食器洗い機において、
前記電解水生成装置の水を溜める電解槽の下端部が前記洗浄槽に溜まる洗浄水位より上方に位置させると共に、前記電解水生成装置にて生成した電解水を前記電解槽から前記洗浄槽へ給水するサイフォン手段を設けたことを特徴とする食器洗い機。 - 請求項1において、
前記電解槽生成装置は前記電解槽の水を電気分解する電極を有し、該電極により前記電解槽内の水位を検知することを特徴とする食器洗い機。 - 請求項1又は2において、
前記電極の上端部がサイフォンカバー上端部よりも下に位置したことを特徴とする食器洗い機。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2004058347A JP2005245643A (ja) | 2004-03-03 | 2004-03-03 | 食器洗い機 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2004058347A JP2005245643A (ja) | 2004-03-03 | 2004-03-03 | 食器洗い機 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2005245643A true JP2005245643A (ja) | 2005-09-15 |
Family
ID=35026700
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2004058347A Pending JP2005245643A (ja) | 2004-03-03 | 2004-03-03 | 食器洗い機 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2005245643A (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US10206552B2 (en) | 2011-12-20 | 2019-02-19 | Samsung Electronics Co., Ltd. | Dishwasher and method for controlling the same |
-
2004
- 2004-03-03 JP JP2004058347A patent/JP2005245643A/ja active Pending
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US10206552B2 (en) | 2011-12-20 | 2019-02-19 | Samsung Electronics Co., Ltd. | Dishwasher and method for controlling the same |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
US20080302142A1 (en) | Laundry Machine and a Method for Operating the Same | |
KR20070088212A (ko) | 세탁기 및 세제공급기구의 세척방법 | |
JP3565508B2 (ja) | 食器洗浄機 | |
KR101341492B1 (ko) | 알칼리수스팀 무세제 세탁을 위한 세탁기 제어방법 및 그세탁기 | |
KR20170082034A (ko) | 식기 세척기 및 식기 세척기의 제어방법 | |
JP2005245643A (ja) | 食器洗い機 | |
JP4661001B2 (ja) | 食器洗い機 | |
JP2003135361A (ja) | 食器洗い機 | |
JP2005304619A (ja) | 食器洗浄機 | |
JP4985612B2 (ja) | 食器洗い機 | |
JP2009291496A (ja) | 電解生成アルカリ性水を洗浄水とする食器洗浄機 | |
JP4034232B2 (ja) | 食器洗浄機 | |
JP5669702B2 (ja) | 食器洗浄機 | |
JP2004216003A (ja) | 食器洗い機 | |
JP2003135359A (ja) | 洗浄機、及び電解水の生成装置 | |
JP2005102832A (ja) | 食器洗い機 | |
JP4988490B2 (ja) | 食器洗浄機 | |
JP2005329068A (ja) | 食器洗い機 | |
JP4129412B2 (ja) | 食器洗浄機 | |
JP6116537B2 (ja) | 食器洗い乾燥機 | |
JP4076943B2 (ja) | 食器洗浄機 | |
JP2012125495A (ja) | 食器洗い機 | |
JP2005237405A (ja) | 食器洗い機 | |
JP5744448B2 (ja) | 食器洗浄機 | |
JP2003284665A (ja) | 食器洗浄機 |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
RD04 | Notification of resignation of power of attorney |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A7424 Effective date: 20060509 |