JP2005245140A - モータ - Google Patents

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Shoji Oiwa
昭二 大岩
Takashi Fujii
敬 藤井
Makoto Ochiai
誠 落合
Osamu Sekiguchi
治 関口
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Nidec Advanced Motor Corp
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Abstract

【課題】プリント配線基板を保持する突起は,各分割コア毎に具備されているため,分割数12の場合には12個の突起をプリント配線基板に嵌め合わせるのは作業性が悪い。
【解決手段】巻線巻枠にプリント配線基板を支持するフックが設け,プリント配線基板外周にフックと一致する位置に,プリント配線基板固定用の取付穴と,フックとのあたりを阻止するため取付穴より大きな逃げ穴を設ける。巻線巻枠には,巻線の巻始めと巻終わりの引出線が固定できるV字溝を設け,且つフックにより位置決めされたプリント配線基板の外周には,引出線を仮固定するガイド溝をL字又はV字状に設ける。また,巻線巻枠のV字溝とプリント配線基板上のガイド溝を入り口位置が一致して配置させる。
【選択図】図1

Description

本発明は個々に分割されたステータコアを巻線後に連結し,巻線間を電気的に接続するモータに関するものである。
近年,モータの特性改善を目的として,モータを構成するステータ巻線の占積率アップを図るため,電磁鋼板を積層したステータコアを各主磁極部毎に分割して,この分割された主磁極に絶縁材を介して巻線を装巻する方法がとられている。この分割された各主磁極を以下分割コアと称する。
図4,5は特開平11−18331号公報にて従来例として開示されているものである。図4において,21が分割コアであり,22と23は絶縁材料で成型され分割コアを両端面方向から挟み込む巻枠である。また,24は装巻された巻線,25は巻枠に植設されたピン,26は巻線の引出線でピン25に絡げられている。
図5は巻線された複数の分割コア21をリング状に成形し,前記ピン25をプリント配線基板26に半田付けすることで,各分割コア間の渡り線をプリント配線により接続するものであり,27は3相モータの通電用モータ引出線である。
特開平11−332203号公報
しかしながら,前記の従来方式では下記のような問題が生じている。
(1)前記ピンがプリント配線基板の位置決めを兼ねていて,分割コア数が12の場合には,24本のピンがあり,プリント配線基板の穴は位置ずれや半田の付着量を考慮すると大きくなり,固定位置精度の問題がある。
(2)前記ピン径に対してプリント配線基板の穴が大きくなり,プリント配線基板の穴外周にある半田付けランドとピンの隙間が大きく,半田付けの際に半田内にボイドが発生して,半田の信頼性が低下する。その対策として,プリント配線基板の穴をスルーホール加工する等の対策が必要になりコストアップの原因になる。
(3)使用されるピン単価アップとインシュレータへの植設工数,さらに巻線の巻始め巻終わりをピンに絡げる工数,あるいは自動機械の設備費用が問題となる。
また,上記(1)の課題を解決するために,プリント配線基板を保持する専用のフックを各巻枠と一体に形成して,プリント配線基板に嵌め合わせる方法が考えられるが,前記フックは各分割コア毎に具備されることになり,,分割数12の場合には12個のフックをプリント配線基板に嵌め合わせる必要があり,フック数が多くフック嵌め合わせの作業性が悪い。フックの無い巻枠の型を新規に追加製作するか,不要なフックを切断するかが必要で,何れも費用が発生する。
本発明はこのような従来の課題を解決するものであり、安価で,作業性,信頼性に優れた巻線引出線の処理方法を提供するものである。
上記の課題を解決するために本発明では、プリント配線基板外周にフックと一致する位置に,プリント配線基板固定用の取付穴と,フックがあたらないように大きな逃げ穴を設け,フックがプリント配線基板を固定する数を低減し,フック嵌め合わせの作業性を向上させる。また,巻線巻枠には,巻線の巻始めと巻終わりの引出線が固定できるV字溝を設け,且つフックにより位置決めされたプリント配線基板の外周には,引出線を仮固定するガイド溝をL字又はV字状に設ける。更に,前記巻線巻枠のV字溝位置とプリント配線基板上のガイド溝位置をほぼ一致して配置する。
本発明になる分割コアされたステータコアを巻線後に連結し,巻線の引出線をプリント配線基板に半田付けする巻線端末処理には,下記のような特長を有する。
(1)フックを有する巻枠が全て同一形状であっても,プリント配線基板を固定するフック数が少なく作業性が向上する。また,フックを切断する等の追加工無しで挿入可能である。
(1)絡げピン等の余分な部品が不要である。
(2)巻線引出線のピンへの絡げ作業が不要である。
(3)絡げピン部への半田付け作業が不要である。
(4)位置決め精度が向上して,引出線の仮固定が容易で,半田付け作業性が向上する。
分割コアの巻線巻枠にプリント配線基板を支持するフックと,巻線の巻始めと巻終わりの引出線を挟込むV字状の溝を設けておく。引出線の位置を固定する。プリント配線基板の外周にはフックと一致する位置に,プリント配線基板固定用の取付穴と,フックがあたらないように大きな逃げ穴を設け,フックがプリント配線基板を固定する数を低減し,フック嵌め合わせの作業性を向上させるために,プリント配線基板を固定するために使用されるフック数が全フック数の1/4〜3/5とする。また,フックにより位置決めされたプリント配線基板の外周には,引出線を仮固定するガイド溝をL字又はV字状に設ける。更に,前記巻線巻枠のV字溝位置とプリント配線基板上のガイド溝位置をほぼ一致して配置することで半田付けの作業性を向上させる。
図1は請求項1に係わる第1の実施例を示すものである。1は電磁鋼板を積層した12個の分割コアであり,2は装巻された巻線,3は同形状の2組で構成され各分割コアを両端面方向から挟み込む巻線用の巻枠であり絶縁材料で成型されている。4はプリント配線基板を支持するフックで巻枠3と一体に成型され,7はモータ軸,8はモータ軸に固定されたロータ,9は軸7を回転自在に支持する軸受け,10は前ケースで11は後ケース,12はモータを駆動するための電源と信号の引出電線であり後ケース11側にある。
モータコアの分割の数は,モータ効率から巻線占積率を考慮すると,モータ外径寸法に比例して定される場合が多い。3相の小形モータでは分割数が6となりフック数も6である。この場合にプリント配線基板を固定び使用されるフック数は,プリント配線基板の反りや取付作業性から3又は4が良いとされている。これはフック数の1/2〜2/3に相当する。また,3相の中形モータでは分割数が9〜12となりフック数も9〜12である。この場合にプリント配線基板を固定び使用されるフック数は3〜6が良いとされている。これはフック数の1/4〜2/3に相当する。3相の大形モータでは分割数が15〜18となりフック数も15〜18である。この場合にプリント配線基板を固定び使用されるフック数は6又は9であり,これはフック数の1/3〜3/5に相当する。これらから,全てを包含するフック数とプリント配線基板を固定び使用されるフック数の比率は1/4〜3/5となる。
図2は本発明に係わるプリント配線基板13の形状を示すもので,14はフック4が挿入される取付穴,15はフック4を逃げる逃げ穴,16はL字ガイド溝,18は巻線端末を半田付けするパターンパッドである。
図3は本発明に係わる巻枠とフックの形状を示す図である。図において,1は分割コア,2はモータ用の巻線,3は絶縁材からなる巻枠,4は巻枠3と一体に形成されるフック,17は巻枠に形成されるV字溝,5は巻き始め引出線,6は巻き終わり引出線である。
次に組立手順について説明する。分割コア1を同形状の2個の巻枠3で両端面方向から挟み込む。その後,巻線機械に載せて,巻枠3のV字状の溝17に巻線の巻き始めを固定し巻線を行う。巻線完了後に巻線の引出線を巻枠3のV字状の溝17に挟んで固定しておく。12個の巻線が完了した分割コアを円環状に形成し,電子部品を実装したプリント配線基板13の固定用の取付穴14と巻枠3に形成されているフック4の位置を一致させて,プリント配線基板13を挿入する。フック部4はプリント配線基板13の固定用の取付穴14に挿入する際には,フック4先端傾斜部によりフック支持部が曲げ広がり,固定用の取付穴14に挿入完了すると支持部は真直ぐになり,先端返し部が穴エッジに引掛かかり固定される。フック4により位置決めされたプリント配線基板13の外周には,引出線を仮固定するガイド溝16をL字又はV字状に設けられていて,巻線巻枠3のV字溝17位置とプリント配線基板上のガイド溝16位置をほぼ一致して配置されているので,各分割コア1の巻線巻枠3のV字溝17に固定されている巻線の巻き始めと巻き終わりの2本の引出線を,プリント配線基板13のL字又はV字状ガイド溝16に挟んで仮固定する。プリント配線基板のL字又はV字状ガイド溝16に隣接して半田付け用のパターンパッド18があり,仮固定された引出線はそのまま半田付することが可能である。
本発明によれば,分割コアされたステータコアを巻線後に連結し,巻線の引出線をプリント配線基板に半田付けする巻線端末処理においては,フックを有する巻枠が全て同一形状であっても,プリント配線基板にフックがあたらないように大きな逃げ穴を設けておくことにより,フックがプリント配線基板を固定する数を低減し,フック嵌め合わせの作業性を向上できる。また,フックを切断する等の追加工無しで挿入可能である。更に,巻線の引出線の仮固定が容易に可能となり,半田付けの作業性が向上することが可能であり,あらゆる分割コア用モータに適用することができる。
本発明のモータの断面図である。 本発明に係わるプリント配線基板の形状を示す図である。 本発明に係わる巻枠とフックの形状を示す図である。 従来の巻線端末方法を示す図である。 従来の巻線端末方法を示す図である。
符号の説明
1:分割コア
2:巻線
3:巻枠
4:フック
5:巻始め引出線
6:巻終わり引出線
7:モータ軸
8:ロータ
9:軸受け
10:前ケース
11:後ケース
12:引出電線
13:プリント配線基板
14:取付穴
15:逃げ穴
16:L字ガイド溝
17:V字溝
18:パターンパッド
21:分割コア
22:インシュレータ
23:インシュレータ
24:巻線
25:ピン
26:巻線引出線
27:モータ引出線
28:プリント配線基板

Claims (3)

  1. 積層された電磁鋼板から成る複数の磁極ティースで個々に分割して分割コアを形成し,該分割コアに電気絶縁性を有する巻線巻枠が,前記積層とは直角方向となる端面方向から前記巻線巻枠2個で包込むように組み合わされ、前記巻線巻枠にはプリント配線基板を支持するフックが設けられ,前記分割コア毎に巻線が装巻され,前記プリント配線基板にはモータを駆動するための電子回路部品の実装と分割コア間の巻線を接続する配線を具備し,前記分割コアをリング状に合体して構成されるモータにおいて,前記プリント配線基板外周に前記フックと一致する位置に,プリント配線基板固定用の取付穴と,前記フックがあたらないような逃げ穴を設け,且つ前記取付穴数が前記フック数の1/4〜3/5とすることを特徴とするモータ。
  2. 前記巻線巻枠には,巻線の巻始めと巻終わりの引出線が固定できるV字溝が設けられ,且つ前記フックにより位置決めされたプリント配線基板の外周には,前記引出線を位置決めするガイド溝をL字又はV字状に設けたことを特徴とする請求項1に記載のモータ。
  3. 前記巻線巻枠のV字溝位置とプリント配線基板上のガイド溝位置をほぼ一致して配置されていることを特徴とする請求項2に記載のモータ。
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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2008136266A (ja) * 2006-11-27 2008-06-12 Mitsubishi Electric Corp リニアモータの電機子及びリニアモータ
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