JP2005245086A - ハイブリッド車両の電力変換制御装置 - Google Patents
ハイブリッド車両の電力変換制御装置 Download PDFInfo
- Publication number
- JP2005245086A JP2005245086A JP2004049313A JP2004049313A JP2005245086A JP 2005245086 A JP2005245086 A JP 2005245086A JP 2004049313 A JP2004049313 A JP 2004049313A JP 2004049313 A JP2004049313 A JP 2004049313A JP 2005245086 A JP2005245086 A JP 2005245086A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- motor
- voltage
- power
- control device
- converter
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Granted
Links
Images
Classifications
-
- Y—GENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
- Y02—TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
- Y02T—CLIMATE CHANGE MITIGATION TECHNOLOGIES RELATED TO TRANSPORTATION
- Y02T10/00—Road transport of goods or passengers
- Y02T10/60—Other road transportation technologies with climate change mitigation effect
- Y02T10/62—Hybrid vehicles
Abstract
【解決手段】 制御装置16は車両の運転状態に応じて自動的に内燃機関11のアイドル運転を停止するアイドル停止を実行し、アイドル停止の実行毎にDC−DCコンバータ19の入力電圧V1および入力電流I1および出力電圧V2および出力電流I2に基づき、DC−DCコンバータ19の電力変換動作に対する変換効率E=(V1×I1)/(V2×I2)を算出し、制御装置16に具備される不揮発性メモリ等の記憶装置に効率データとして累積的に格納する。制御装置16は、DC−DCコンバータ19の電力変換動作を制御する際に、記憶装置に格納されている効率データを参照し、変換効率が所定値以上となる車両の状態およびタイミングにてDC−DCコンバータ19を作動させる。
【選択図】 図1
Description
しかも、個々の変圧手段毎に変換効率を実際に算出して効率データを更新することから、例えば複数の車両に搭載される複数の変圧手段同士の間で変換動作のばらつきが大きい場合であっても、個々の変圧手段を適切に作動させることができる。
さらに、請求項2または請求項3に記載の本発明のハイブリッド車両の電力変換制御装置によれば、変圧手段の電力変換効率を精度良く算出することができる。
この実施形態に係るハイブリッド車両の電力変換制御装置10が搭載されるパラレルハイブリッド車両1(以下、単に、ハイブリッド車両1と呼ぶ)は、例えば図1に示すように、内燃機関(ENG)11と、モータ(MOT)12と、トランスミッション(T/M)13とを直列に直結した構造のものである。内燃機関11およびモータ12の両方の駆動力は、例えばオートマチックトランスミッション(AT)あるいはマニュアルトランスミッション(MT)等のトランスミッション13から左右の駆動輪(前輪あるいは後輪)W,W間で駆動力を配分するディファレンシャル(図示略)を介して車両の駆動輪W,Wに伝達される。また、ハイブリッド車両1の減速時に駆動輪W側からモータ12側に駆動力が伝達されると、モータ12は発電機として機能していわゆる回生制動力を発生し、車体の運動エネルギーを電気エネルギーとして回収する。さらに、ハイブリッド車両1の運転状態に応じて、モータ12は内燃機関11の出力によって発電機として駆動され、発電エネルギーを発生するようになっている。
パワードライブユニット14にはモータ12と電力(例えば、モータ12の駆動またはアシスト動作時にモータ12に供給される供給電力や回生動作時にモータ12から出力される回生電力)の授受を行う高圧系のニッケル−水素バッテリ(高圧バッテリ)15が接続されている。
そして、パワードライブユニット14は、制御装置16からの制御指令を受けてモータ12の駆動及び回生作動を制御する。例えばモータ12の駆動時には、制御装置16から出力されるトルク指令に基づき、高圧バッテリ15から出力される直流電力を3相交流電力に変換してモータ12へ供給する。一方、モータ12の回生動作時には、モータ12から出力される3相交流電力を直流電力に変換して高圧バッテリ15を充電する。
このパワードライブユニット14の電力変換動作は、制御装置16からPWMインバータの各スイッチング素子に入力されるパルス、つまりパルス幅変調(PWM)により各スイッチング素子をオン/オフ駆動させるためのパルスに応じて制御され、このパルスのデューティ、つまりオン/オフの比率のマップ(データ)は予め制御装置16に記憶されている。
制御装置16により電力変換動作が制御されるDC−DCコンバータ19は、例えば双方向のDC−DCコンバータであって、高圧バッテリ15の端子電圧(蓄電電圧VB)あるいはモータ12を回生作動または昇圧駆動した際のパワードライブユニット14の端子電圧を所定の電圧値まで降圧して12Vバッテリ18を充電すると共に、高圧バッテリ15の残容量(SOC:State Of Charge)が低下している場合には、12Vバッテリ18の端子電圧を昇圧して高圧バッテリ15を充電可能である。
このため、制御装置16には、例えばパワープラント(つまり内燃機関11およびモータ12)の状態を検出する各種のセンサ(例えば、内燃機関11の回転数を検出する回転数センサや、モータ12のロータの磁極位置(位相角)を検出する回転角センサ等)から出力される信号およびハイブリッド車両1の状態を検出する各種のセンサ(例えば、速度を検出する車速センサ等)から出力される信号に加えて、高圧バッテリ15の蓄電電圧VBを検出するバッテリ電圧センサ21から出力される信号と、高圧バッテリ15の充電電流および放電電流を検出するバッテリ電流センサ22から出力される信号と、高圧バッテリ15の温度(バッテリ温度)TBを検出するバッテリ温度センサ23から出力される信号と、パワードライブユニット14の温度(PDU温度)TPを検出するPDU温度センサ24から出力される信号と、DC−DCコンバータ19の温度(DC−DCコンバータ温度)TDを検出するDC−DCコンバータ温度センサ25から出力される信号と、DC−DCコンバータ19の高圧側の電圧(例えば、入力電圧)V1を検出する第1電圧センサ26から出力される信号と、DC−DCコンバータ19の高圧側の電流(例えば、入力電流)I1を検出する第1電流センサ27から出力される信号と、DC−DCコンバータ19の低圧側の電圧(例えば、出力電圧)V2を検出する第2電圧センサ28から出力される信号と、DC−DCコンバータ19の低圧側の電流(例えば、出力電流)I2を検出する第2電流センサ29から出力される信号とが入力されている。
また、制御装置16は、例えば電流積算法等により高圧バッテリ15の残容量を算出する。この電流積算法では、制御装置16は、電圧センサ21により検出される高圧バッテリ15の充電電流及び放電電流を所定期間毎に積算して積算充電量及び積算放電量を算出し、これらの積算充電量及び積算放電量を初期状態あるいは充放電開始直前の残容量に加算又は減算することで残容量を算出する。このとき、制御装置16は、例えばバッテリ温度TBによって変化する内部抵抗等に対する所定の補正処理や高圧バッテリ15の蓄電電圧VBに応じた所定の補正処理を行う。
なお、本実施の形態において、高圧バッテリ15とDC−DCコンバータ19とは並列に接続されていることから、第1電圧センサ26にて検出される入力電圧V1と、バッテリ電圧センサ21にて検出される蓄電電圧VBとは同等の値となり、さらに、アイドル停止の実行状態においては、第1電流センサ27にて検出される入力電流I1と、バッテリ電流センサ22にて検出される放電電流IBとは同等の値となる。つまり、入力電圧V1の代わりに蓄電電圧VBを用いて、さらには、入力電流I1の代わりに放電電流IBを用いてDC−DCコンバータ19の電力変換動作に対する変換効率Eを算出することができる。
そして、制御装置16は、DC−DCコンバータ19の電力変換動作を制御する際に、記憶装置に格納されている効率データのマップ等を参照し、変換効率が所定値以上となる車両の状態およびタイミングにてDC−DCコンバータ19を作動させるようになっている。
この判定結果が「NO」の場合には、後述するステップS03に進む。
一方、この判定結果が「YES」の場合には、ステップS02に進む。
ステップS02においては、第1電流センサ27により検出される入力電流I1またはバッテリ電流センサ22により検出される放電電流IBと、第1電圧センサ26により検出される入力電圧V1またはバッテリ電圧センサ21により検出される蓄電電圧VBとの各検出値を取得する。そして、後述するステップS04に進む。
一方、ステップS03においては、第1電流センサ27により検出される入力電流I1と、第1電圧センサ26により検出される入力電圧V1またはバッテリ電圧センサ21により検出される蓄電電圧VBとの各検出値を取得する。そして、ステップS04に進む。
次に、ステップS04においては、第2電流センサ29により検出される出力電流I2と、第2電圧センサ28により検出される出力電圧V2との各検出値を取得する。
次に、ステップS05においては、DC−DCコンバータ19の電力変換動作に対する変換効率E(例えば、E=(V1×I1)/(V2×I2))を算出する。
次に、ステップS06においては、算出した変換効率を制御装置16に具備される記憶装置(例えば、不揮発性メモリ等)に効率データとして累積的に格納し、一連の処理を終了する。
また、アイドル停止の実行毎に変換効率を算出し、制御装置16の記憶装置に累積的に格納することにより、高圧バッテリ15を含む高圧電装系の状態および各種補機類の作動状態や12Vバッテリ18の状態に応じた多様な効率データを蓄積することができ、これらの効率データに基づきDC−DCコンバータ19を効率よく作動させることができる。しかも、制御装置16に記憶している効率データを実際の車両の状態に応じて更新することから、各車両に搭載されたDC−DCコンバータ19毎に固有の効率データを蓄積することができ、例えば複数の車両に搭載される複数のDC−DCコンバータ19同士の間で電力変換動作のばらつきが大きい場合であっても、個々のDC−DCコンバータ19を適切に作動させることができる。
この変形例においては、先ず、例えば図3に示すステップS11において、第1電流センサ27により検出される入力電流I1と、第1電圧センサ26により検出される入力電圧V1またはバッテリ電圧センサ21により検出される蓄電電圧VBとの各検出値を取得する。
次に、ステップS12においては、第2電流センサ29により検出される出力電流I2と、第2電圧センサ28により検出される出力電圧V2との各検出値を取得する。
次に、ステップS13においては、DC−DCコンバータ19の電力変換動作に対する変換効率E(例えば、E=(V1×I1)/(V2×I2))を算出する。
次に、ステップS14においては、算出した変換効率を制御装置16に具備される記憶装置(例えば、不揮発性メモリ等)に効率データとして累積的に格納し、一連の処理を終了する。
12 モータ
14 パワードライブユニット(モータ制御手段)
15 高圧バッテリ(蓄電装置)
16 制御装置(自動停止始動手段)
19 DC−DCコンバータ(変圧手段)
ステップS04およびステップS05 効率データ更新手段
Claims (3)
- 車両の動力源としての内燃機関およびモータを備え、少なくとも前記内燃機関または前記モータの何れか一方の駆動力を駆動輪に伝達して走行可能なハイブリッド車両の電力変換制御装置であって、
前記モータの作動状態を制御するモータ制御手段と、前記モータ制御手段を介して前記モータと電気エネルギーの授受を行う蓄電装置と、少なくとも前記蓄電装置の端子電圧または前記モータの出力電圧を降圧して出力する変圧手段と、
前記変圧手段の変換効率を算出し、算出した変換効率を効率データとして記憶手段に累積的に格納する効率データ更新手段と
を備えることを特徴とするハイブリッド車両の電力変換制御装置。 - 前記内燃機関を車両の運転状態に応じて自動的に停止および始動させる自動停止始動手段を備え、
前記効率データ更新手段は前記自動停止始動手段によって前記内燃機関が自動的に停止する停止時毎に前記効率データを更新することを特徴とする請求項1に記載のハイブリッド車両の電力変換制御装置。 - 前記効率データ更新手段は、前記内燃機関の停止中において作動状態の前記変圧手段に対する入力電圧および入力電流および出力電圧および出力電流に基づき前記変換効率を算出することを特徴とする請求項2に記載のハイブリッド車両の電力変換制御装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2004049313A JP4472377B2 (ja) | 2004-02-25 | 2004-02-25 | ハイブリッド車両の電力変換制御装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2004049313A JP4472377B2 (ja) | 2004-02-25 | 2004-02-25 | ハイブリッド車両の電力変換制御装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2005245086A true JP2005245086A (ja) | 2005-09-08 |
JP4472377B2 JP4472377B2 (ja) | 2010-06-02 |
Family
ID=35026207
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2004049313A Expired - Fee Related JP4472377B2 (ja) | 2004-02-25 | 2004-02-25 | ハイブリッド車両の電力変換制御装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP4472377B2 (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
KR101240978B1 (ko) | 2010-11-16 | 2013-03-11 | 현대자동차주식회사 | 연료전지 전류제어를 이용한 연료전지 하이브리드 차량의 전력 분배 방법 |
US9421867B2 (en) | 2012-01-10 | 2016-08-23 | Honda Motor Co., Ltd. | Electric vehicle |
-
2004
- 2004-02-25 JP JP2004049313A patent/JP4472377B2/ja not_active Expired - Fee Related
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
KR101240978B1 (ko) | 2010-11-16 | 2013-03-11 | 현대자동차주식회사 | 연료전지 전류제어를 이용한 연료전지 하이브리드 차량의 전력 분배 방법 |
US9421867B2 (en) | 2012-01-10 | 2016-08-23 | Honda Motor Co., Ltd. | Electric vehicle |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JP4472377B2 (ja) | 2010-06-02 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
EP1319548B1 (en) | Hybrid vehicle and control method therefor | |
US20090315518A1 (en) | Power supply device and vehicle | |
JP4835383B2 (ja) | 電力供給ユニットの制御装置および制御方法、その方法をコンピュータに実現させるためのプログラム、そのプログラムを記録した記録媒体 | |
JP5152085B2 (ja) | 電動車両の電源制御装置 | |
US8922228B2 (en) | Control method and a control apparatus in a hybrid type construction apparatus | |
JP2003235105A (ja) | 負荷駆動装置、負荷駆動装置における電力貯蔵装置の充電制御方法および充電制御をコンピュータに実行させるためのプログラムを記録したコンピュータ読取可能な記録媒体 | |
JP4048787B2 (ja) | 負荷駆動装置 | |
JP2011072067A (ja) | 車両の電源システムおよびそれを備える電動車両 | |
US11400917B2 (en) | Power supply system for vehicle | |
JP2008306795A (ja) | 電源回路の放電制御装置 | |
JP2015213419A (ja) | 電動車両 | |
JP2015156761A (ja) | 車両の制御装置 | |
KR100654144B1 (ko) | 모터 구동 4더블유디 차량의 제어 장치 및 관련 방법 | |
JP2016141356A (ja) | 自動車用電源装置及び自動車用電源装置の制御方法 | |
JP2007244034A (ja) | 車両の電源装置 | |
JPH11332012A (ja) | 車両駆動システム | |
JP2016137803A (ja) | 自動車用電源装置及び自動車用電源装置の制御方法 | |
JP2004312926A (ja) | 車両の制御装置および制御方法 | |
JP4472377B2 (ja) | ハイブリッド車両の電力変換制御装置 | |
JP4384615B2 (ja) | 内燃機関の再始動制御装置 | |
JP2013133061A (ja) | ハイブリッド車 | |
JP4040587B2 (ja) | ハイブリッド車両の高圧電装部品の冷却制御装置 | |
JP4692083B2 (ja) | 車輌運休中の太陽発電によるバッテリsoc変化を補正する車輌 | |
JP4202240B2 (ja) | ハイブリッド車両の制御装置 | |
JP4122918B2 (ja) | アイドルストップ車両用電源制御装置 |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A621 | Written request for application examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621 Effective date: 20061128 |
|
A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20091201 |
|
A521 | Request for written amendment filed |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20100125 |
|
TRDD | Decision of grant or rejection written | ||
A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 Effective date: 20100223 |
|
A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 |
|
A61 | First payment of annual fees (during grant procedure) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61 Effective date: 20100303 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20130312 Year of fee payment: 3 |
|
R150 | Certificate of patent or registration of utility model |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20130312 Year of fee payment: 3 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20140312 Year of fee payment: 4 |
|
LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |